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献立作りと食品の選択

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Academic year: 2021

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第2学年○組 家庭科学習指導案

指導者 ○○○ ○○○ 1 単元名 「 献立作りと食品の選択 」 2 指導観 ○ 健康な日常生活を営むためには、栄養・運動・休養の調和のとれた生活が大切である。中でも食事は生命 と健康を維持し、成長を促すといった大切な働きをするなど、毎日の活動に大きな影響を与えている。しか し、今日の食を取り巻く状況をみると、社会環境の変化などに伴い、食習慣の乱れが生じている。栄養の偏 り、朝食の欠食などの不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加などの問題に加え、食の安全上の問題や、食 の海外への依存の問題が生じており、望ましい食習慣の形成は国民的課題となっている。また、食に関する 様々な情報がメディアを通して大量に流されている今日、多くの食に関する情報の中から、必要な情報を取 捨選択することが日常的に求められている。このような食をめぐる状況の中で、中学生が適切な食生活のあ り方を学び、身に付けることは、生活の自立のためにはもちろん、生涯にわたり健康な生活を送るためにも 大切なことである。従って、中学生に必要な栄養素を満たす献立を考える力、適切に食品を選択する力を身 に付けることは、大変意義がある。 ○ 本学級の実態は、素直な生徒が多く、豊かな個性が感じ取れる学級である。明るく元気があるが、集中し て課題に取り組もうとする雰囲気をつくるために、授業のめりはりのつけ方を工夫する必要がある。生徒は 小学校家庭科において、食品の栄養的な特徴とそのはたらき、1食分の献立作成のしかたについて学んでい る。事前に行った本学級(男子○名、女子○名)へのアンケート調査によると、家庭科で一番興味のある分 野は「食」「衣」「住」「家族」「保育」「消費」の中でどの分野かという問いに対し、保育分野に次いで食分野 と答えた生徒が多かった。また、家庭科は生活に必要だと思うかという問いに対し、全員が「はい」と答え ている。健康に生活するために必要なこととして、殆どの生徒が「栄養バランスの良い食事」と答えている。 食生活にかかわる家庭の仕事は○%の生徒が行っている。食品を選択する際注意していることについて、「賞 味期限」と回答した生徒が○%、○%の生徒が無回答であった。 このような実態から、生徒は家庭科の授業は日常生活で役立つと考えており、中でも食生活に関心をもち、 進んで家庭での手伝いを行っているが、食品の購入経験が少なく、食品を選択する時に具体的にどのような ことを意識して購入すれば よいかはわかっていないと い う こ と が 明 ら か に な っ た。以上のことから、自立し た食生活のために自分で計 画、実行、改善しようとする 態度を育成する必要性があ る。 ○ 本単元では、中学生に必要な栄養素を満たす献立を考え、食品を適切に選択・購入するための知識・技能 を身に付けさせることをねらう。指導にあたっては、自立した食生活のために自分で計画、実行、改善しよ うとする態度を養うために、日常生活で起こり得る場面設定をして、自分の1日分の献立を立てさせる活動 を仕組む。そのためにまず、食品に含まれる栄養素の種類とその働きについて理解させる。ここでは、視覚 に訴える教材を工夫することで、学習意欲を喚起し、学習内容の定着を図りたい。次に、生鮮食品と加工食 品の特徴を学習し、それぞれの良さを考えさせる。ここでは、学習内容に応じて班学習を取り入れることで、 異なる意見を交流し、互いの考えを深め合いながら、よりよい食生活を送るための自覚を高めていきたい。 さらに、用途に応じた適切な食品の選択と購入について考えさせる。ここでは、実際の加工食品の食品表示 を提示し、食品の購入場面を設定することで、日常生活と関連して考えさせる。最後に、まとめでは栄養の バランスを主な視点として、1日分の献立を考えさせる。その際、様々な食品の特徴や栄養素量、適切な食 家 庭 科 で 一 番 興 味 の あ る分野はどの分野か 食 衣 住 家族 保育 消費 ○% ○% ○% ○% ○% ○% 家 庭 科 は 生 活 に 必 要 だ と思うか はい いいえ ○% ○% 家 で 食 事 の 手 伝 い を し ていますか 毎日 週4~6日 週1~3日 いいえ ○% ○% ○% ○%

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品の選択についての既習内容を、個で振り返る場面を設けることで、深い学びにつなげたい。 3 目 標 ・自分の食生活に関心をもち、進んで課題を見つけ、食生活をよりよくしようとしている。 (生活や技術への関心・意欲・態度) ・自分の食生活を点検し、栄養バランスを考える活動を通して、日常食の献立と食品の選び方について課題を 見つけ、その解決を目指して工夫することができる。(生活を工夫し創造する能力) ・栄養を考えた食品の組み合わせを中心に献立を考え、食品の選び方に関する基礎的・基本的な技術を身に付 けることができる。(生活の技能) ・日常食の献立と食品の選び方についての基礎的・基本的な知識を身に付けることができる。 (生活や技術についての知識・理解) 4 計 画(11時間) 関:関心・意欲・態度 工:工夫・創造 技:技能 知:知識・理解 次 時 主な学習活動・内容 指導上の留意点 評価規準 一 (4) 2 1 食品成分表を活用し、食品に含 まれる栄養素を調べる。 (1)食品の栄養素量を調べ、1回 に食べやすい量を知る。 (2)食品成分表で調べた数値をも とに、料理に含まれる栄養素 量を計算する。 ○好きな食品に含まれる栄養 素量を調べさせることで、関 心をもたせる。 ○栄養素のとり方を考える場 合は、食品成分表の数値だけ でなく、1回に食べやすい量 を考える必要があることに 気づかせる。 ○課題をイメージしやすいよ う、カルシウムと鉄の不足す る登場人物を設定する。 関:食品成分表を使い、身 近な食品の栄養的な特 徴を調べようとしてい る。 技:食品成分表を活用し、 食品の栄養素量を調べ ることができる。 2 2 身近な食品が6つの食品群に 分けられることに気づき、食品 群別摂取量の目安について理 解する。 ○食品に含まれる栄養素の種 類とその働きに関心を持つ よう、食品シールを活用し、 食品群ごとに分類させる。 知:食品を6つの食品群に 分 類 す る こ と が で き る。 二 (5) 1 3 生鮮食品と加工食品の特徴に 気づく。 (1)加工食品を加工の仕方によっ て分類し、食品を加工するこ との目的や加工食品の特徴 を考える。 ○加工食品の良い点ばかりで なく、使用するときの注意点 も理解させる。 本 時 1 (2)スーパーの広告を季節ごとに 分類し、「入荷量」や「栄養 価」の視点から、旬の食品を 食べることの良さをまとめ る。 ○グラフを提示し、生鮮食品に は旬があるということに気 付かせる。 ○夏野菜カレーの具材を考え る活動を通して、旬の食品の 良さに気付かせる。 工:旬の食品を食べること の良さを、「入荷量」「栄 養価」の視点から記述 している。

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2 4 用途に応じた適切な食品の選 択と購入について考える。 (1)食事の際、生鮮食品を購入し 自分で調理するか、加工食品 を購入するかを選択する。 (2)食品表示を読み取り、食品選 択の際着目すべき情報につ いて検討する。 ○日頃から意識して食品の品 質を見分けることができる ようにするため、食品の購入 場面を設定し、気を付けるポ イントを考えさせる。 ○日常生活での食品購入場面 に生かせるようにするため に、実際の加工食品の食品表 示を提示する。 技:場面に応じた食品を選 択することができる。 技:身近な食品を選択する ために必要な情報を読 み取ることができる。 1 5 食品表示の保存方法の部分を 読み取る。 ○食品表示を準備し、食品には 適切な保存方法があること に気付かせる。 関:安全で衛生的に食品を 扱う方法について、自 分たちにできることを 進んで見つけようとし ている。 三 (2) 2 6 バランスの良い食事について まとめる。 (1)中学生に必要な栄養素を満た す1日分の献立を立てる。 (2)献立をグループで交流する。 ○料理の思いつかない生徒に は、レシピや給食の献立表を 準備し、選ばせる。 ○より良い食生活について、グ ループで交流させるため、献 立を掲示し、アドバイスカー ドを活用させる。 工:必要な栄養素を満たし た献立を立てている。 関:グループで交流し、ア ドバイスカードを基に 献立をより良いものに しようとしている。 5 本 時 平成○○年6月○○日(○曜日)第3校時 (1) 本時の指導観 生徒は、前時までに食品成分表を活用し、食品に含まれる栄養素量を計算したり、加工食品の特徴を考 えたりするといった学習を行っている。 そこで、本時は夏野菜カレーの具材を考えるという活動を通して、旬の食品の入荷量や栄養価の違いに 気づき、旬の食品を食べることの良さをまとめ、記述することができるようになることをねらう。そのた めにまず、スーパーの生鮮食品売り場の写真を掲示することで、本時の内容に興味を持たせる。次に、ス ーパーの広告を見て、その広告の季節を考えさせる。その際、ホワイトボードを活用し、「考えた視点」「選 択した理由」「気づいたこと」について、各班の意見を交流する場を設定する。次に、旬の食品の特徴を説 明し、旬の食品の利点を考えさせる。その際、季節ごとの入荷量、栄養価の違いについてのグラフを掲示 し、視覚的に比較させる。さらに、旬の食品に関心を持たせるために、フラッシュカードを使い、様々な 食品の旬を確認させる。最後に、夏野菜カレーの具材を考える活動を通して、旬の食品の良さについてま とめさせる。 (2) 主 眼 ○ 夏野菜カレーの具材を選択するという活動を通して、旬の食品を食べることの良さを、「入荷量」や 「栄養価」の視点から記述することができる。 (3) 準 備 ①学習プリント ②写真 ③ホワイトボード ④グラフ ⑤フラッシュカード ⑥教科書

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(4) 展 開 配時 学習活動・内容 指導上の留意点 評価基準・方法 形態 5 15 20 10 1 前時までの振り返りをし、本 時のめあてを確認する。 ○中学生に起こり得る事例とし て、友人が家に遊びに来た際、一 緒に夏野菜カレーを作るという 場面を設定する。 ○本時の内容に興味を持たせるた めに、夏期のスーパーの生鮮食 品売り場の写真を提示する。 個 2 生鮮食品は、収穫時期によっ て違いがあることに気づく。 (1)スーパーの広告を見て、読 み取る。 (2)「考えた視点」「選択した理 由」「気づいたこと」につい て交流する。 ・価格を見ると、きゅうりが安 いから、夏の広告だと思う。 ・どの季節にも売っている野菜 があることがわかった。 3 旬の食品の特徴がわかる。 (1)季節による食品の入荷量や 栄養価の違い、旬の食品のは たらきがわかる。 ・食品は月によって入荷量が変 わり、入荷量が多いと価格も 安いのだな。 ・旬の食品を選んだ方が、栄養 価も高いのだな。 (2)様々な食品を旬に分類する。 ・夏が旬の食品もたくさんある のだな。 ○季節の食品と生鮮食品の関係に ついて説明する。 ○話し合い活動を観察し、「掲載さ れている食品」「価格」の2つの 視点に着目するよう助言する。 ○各班の意見を交流しやすいよう にするために、ホワイトボード にまとめさせる。 ○視覚的に比較しやすいようにす るために、季節ごとの入荷量、栄 養価の違いについてのグラフを 提示する。 ○様々な生鮮食品のフラッシュカ ードを使い、リズムよく食品の 旬を予想し、発表させる。 関:班で意見を交流 し、ホワイトボー ドに まとめる こ とができる。 【行動観察】 小集団 /一斉 個/ 一斉 4 本時の学習を振り返り、夏野 菜カレーの具材を考え、旬の 食品を食べることの良さにつ いてまとめる。 ○夏野菜カレーの具材が思いつか ない生徒には、フラッシュカー ドを見ながら選択するよう助言 する。 ・入荷量が多いことから食材を安 く購入できる。 ・豊富な栄養がとれる。 工:夏野菜カレーの 具材に、夏が旬の 野菜を選択し、旬 の食 品を食べ る こと の良さを 、 「入荷量」や「栄 養価 」の視点 か ら、記述すること ができる。 【学習プリント】 個 <めあて> 夏野菜カレーの具材を考える活動を通して、 季節の食品の特徴について考えよう。

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