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どんなきもちかな

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Academic year: 2021

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(1)

国語科学習指導案 指導者 福山北特別支援学校 教諭 田中 ひとみ(T1) 教諭 若松 亮太 (T2) 1 日時・場所 平成 26 年 10 月 17 日(金) 3校時 10:55~11:40 小学部4年2組教室 2 学年・学級 小学部第4学年2組(6名) 3 単元名 「どんなきもちかな」(こくご☆☆ 文部科学省) 4 単元設定の理由 ○ 児童観 本学級は,単一障害学級であり,男子児童4名,女子児童2名,計6名で編制している。全員知的 障害があり,自閉症を併せ有する児童もいる。 コミュニケーションに関しては,簡単な日常会話が成立する児童,単語や2語文で意思を伝えられ る児童,発音が不明瞭であるためマカトン法なども用いて意思を伝える児童など,様々である。また, 「手伝って・・・?」などと途中まで指導者がヒントを提示すると,その続きを考えて,「手伝って ください。」と言葉で要求する力がついてきた児童もいる。その他にも,発音の不明瞭な児童が何か を伝えたくて,ツンツンと触られたときに,大きな声で「嫌な気持ちがするからやめて。」と言う児 童もいる。このように,自分の気持ちは伝えることができるが言い方が強くなり過ぎたり,相手の気 持ちを汲み取ることが難しかったりするために,トラブルになる場合もある。 国語科の授業,劇遊び「はなすもんか」では,複数の台詞例の中から自分の言いたい台詞を選び, 全員が決められた場面で自分の台詞を言う活動をした。文字を見て言うことが難しい児童も,指導者 が目の前で身振りを付けて手本を見せることで,身振りを模倣しながら言うことができた。一方,自 分の台詞を覚えて言えるようになった児童は,「分からない気持ち」や,「気持ちを奮い立たせる言い 方」が表現できるように,声の明るさや抑揚を考えて言うことができた。 本校の今年度の研究テーマである「自己肯定感をもち主体的に活動できる力」については,日常生 活の中で係の仕事を行った際に,指導者からハイタッチをすることで,指導者と共に達成感を味わう ことができ,係の仕事を,毎日,欠かさずに行う責任感が芽生え始めた児童もいる。また,3人で協 力して係を担当している児童たちは,「係,するよ。」と友だちに言葉掛けをしたり,係の仕事が終わ ったことを3人で確認し合ってからその場を離れたりするなどの姿も見られるようになってきた。自 分の係を忘れた場合は,係表を自分で見に行き,指導者と共に指差しをして確認することで,全員が 係表を手掛かりに係の仕事を思い出すことができている。しかし,係の仕事の途中で他のことが気に なり,その場を離れてしまう児童,指示を待つ児童,周りの状況を考えずにふざけながら係の仕事を してしまう児童もいる。

(2)

○ 単元観 本単元は,特別支援学校小学部学習指導要領の知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援 学校における国語科の内容「話す」の観点の1段階(2)「教師などの話し掛けに応じ,表情,身振 り,音声や簡単な言葉で表現する。」,「読む」の観点の2段階(3)「文字などに関心をもち,読もう とする。」を踏まえて設定したものである。 本単元では,気持ちの言葉や表情カードを見て,言葉を使わずに気持ちを伝える活動をすることで, その気持ちに付随する表情や身振りの習得をねらうことができる。さらに,児童の身近で起こる事象 (ゲームに負けたとき,ゲームに勝ったとき,大事に作ったブロックを壊されたとき,鬼がいきなり 登場したときなど)をロールプレイや写真で提示することで,授業中だけではなく日常生活の中で般 化しやすいと考える。また,一つのロールプレイや写真の場面を提示した際にも,児童の思考力や判 断力の実態に合わせた質問が可能になると考える。例えば,自分の思いが先行して,友だちが一生懸 命作ったブロックを壊してしまう児童には,この単元の学習を通して,友だちの気持ちを考えて自分 の行動を抑制する体験を増やすことが期待される。 ○ 指導観 (1)国語科の観点 指導に当たっては,気持ちを表す言葉を学ぶだけではなく,気持ちと表情(身振りも含む)との関 連に気付くようにしたい。そのためにも,実生活の中でよく目にする場面を取り上げて,経験した状 況を思い出して,そのときの気持ちを表す言葉に置き換える指導を行いたい。その際,「口がにっこ り笑っている。」「目とまゆげが下がっている。」などの表情に注目させてから,「楽しい」「悲しい」 などの気持ちを表す言葉につなげる指導をしたい。さらに,表情以外にも「肩が落ちているから悲し い。」「両手を上に挙げているから楽しい。」などの身振りにも気付かせ,表現を豊かにしたい。その 他にも,気持ちを表す言葉は,「楽しい」などの言い切りの形ではなく,「楽しいね。」「楽しかったね。」 などのように助詞を付けて語尾を変化させ,日常的に使いやすくなるように心掛けたい。 (2)本校の今年度の研究テーマである「キャリア教育の視点に立った教育実践~自己肯定感をも ち主体的に活動できる力を育てる授業づくり~」の観点から 本研究テーマを踏まえて,①教材の工夫②役割をもたせる工夫③褒める場面の設定④友だちとのか かわりをもたせる工夫の四つの視点を重点に置いて指導したい。 「①教材の工夫」に関して,文字の理解が難しい児童には,表情イラスト付きの文字カードを使用 するなど,児童の実態に合わせて教材のパターンをいくつか用意しておく。また,ロールプレイの動 画を使用することで,実際に経験したことを想起して,そのときの自分の気持ちや相手の気持ちを振 り返ることができるようにさせたい。そうすることで,より生活の中で,友だちの気持ちになって物 事を考えることができる力を育成したい。 「②役割をもたせる工夫」に関して,いつもペアで活動する二人でテレビを運ぶ係,学習に見通し をもって取り組むためのスケジュール取り係,クイズで使用する箱を定位置に置く係,二人で分担し てプリントに書かれた名前を読んでプリントを配る係を設定する。他の授業でも機会を見つけて同じ ような仕事分担をし,繰り返し同じ係をさせて達成感を味わうことができるようにさせたい。また, 箱を机の上に置く係の児童には,毎回箱を置く位置や返す位置を固定して,必要最低限の言葉掛けで 主体的に行動できるようにしたい。

(3)

「③褒める場面の設定」に関して,できたことを振り返って思い出すことが難しい児童には,「で きた」と感じた直後にハイタッチをすることで自己肯定感をもちやすくする。褒める場面として,活 動した直後と,授業の終わりの振り返りの時間の2回を設けることで,個別場面だけではなく全体の 場で褒められて友だちから拍手を受け,より一層達成感を味わうことができるようにさせたい。 「④友だちとのかかわりをもたせる工夫」に関しては,②の役割をする場面で,二人で協力してテ レビを運ぶ活動を設定する。その際,ただ同時に運ぶだけではなく,床の印に合わせて置くことがで きたか二人で確かめるなど,常に「二人でする意識」がもてるような言葉掛けをしたい。また,「9 学習過程」で示した「5」のプリントをする際に,隣同士で一つののりを使うようにし,物の貸し借 りを通して,「貸して」や「どうぞ」の言葉のやり取りができるようにさせたい。 5 単元の目標 ・ 身近な場面や経験の話を聞いたり,絵を見たりして,そこにある気持ちを表現することに興味を もつことができる。 ・ 表情を表すカードと,気持ちを表す動作をマッチングさせたり,その動作をやってみたりするこ とができる。 6 指導計画〔全5時間〕 第1次 どんなきもちかな・・・・2時間 第2次 きもちをつたえよう・・・3時間(本時1/3) 7 本時の目標 ○ 全体の目標 ・ 友だちの演技やロールプレイ,写真を見て,「気持ちを表す言葉」と「表情カード」を一致さ せながら,どんな気持ちか答えることができる。 ・ 係の仕事に主体的に取り組むことができる。 ○ 個々の目標 児童 これまでの様子 目標 A (男) ・ 文字の理解に関しては,「りんご」の並べ替えで「ご りん」のように順序を間違えてしまうこともあった が,1動作1音声で練習を繰り返すうちに,数種類の 単語は一文字ずつ正しく並べることができるように なった。表情に関しては,「楽しい」「美味しい」「怖 い」などを言葉とジェスチャーで自ら指導者に伝える ことができる。しかし,感情が高ぶると,友だちの表 情を気にせずに,友だちに嫌な思いをさせてしまうこ とがある。 ・ いつもペアになっているB児とは,1学期の中頃か ら適度な力で手をつなぐことができてきた。しかし, 床の印を見て自分の机の位置を合わせるなどの微調 ・ 4種類の文字カードを読ん だりロールプレイを見たりし て,嫌なことをされた人の「お こっている」気持ちを,4種 類の表情カードの中から選ぶ ことができる。 ・ B児とともに床の印に合わ せてテレビを設置し,教室の 電気を消すことができる。

(4)

整が難しい。日頃から,教室を出るときには電気を消 す,戻ってきたときには付ける係をし,自分から気付 いてできたときに,できたことをジェスチャーで指導 者に知らせることがある。 B (男) ・ 休暇のときにあった「うれしかったこと」「楽しか ったこと」を指導者に伝えたり,「○○くんやめて。 嫌な気持ちがする。」と友だちに注意をしたりするな ど,正の感情だけではなく負の感情も相手にその場で 伝えることができる。また,自分の思いが通らなかっ たり叱られたりすると,悔しくて泣いてしまうことが ある。しかし,今までの生活経験上,うれしくて泣い た経験はないと思われる。 ・ 普段一人遊び中心で,自ら友だちと関わることは少 ない。ペアの活動では,嫌なことがあると「やめて。」 と大きな声で伝えることがある。係の仕事に関しては 給食当番で,長机を廊下に運ぶ係を担当している。自 信がもてるまでは,「ねえ,ここに置くの?」と指導 者に何度も聞いて確かめようとするが,印があるとそ の印を手掛かりに置くことができる。 ・ ロールプレイや写真,友だ ちの表情から,うれしいとき にも涙が出ることが分かり, どうしてそのように思ったか について説明することができ る。 ・ A児と共に床の印に合わせ てテレビを設置し,四つのキ ャスターを固定することがで きる。 C (女) ・ 周りに人が多いときにはあまり話さないが,指導者 と二人になると,「○○したね。」と前の授業でした内 容を嬉しそうな表情で伝えることがある。平仮名を1 文字ずつ読むことは難しいが,イラストをヒントに指 導者と一緒に1文字ずつ指差しながら読むことがで きる単語が増えてきた。また,選択肢が三つ以上ある 場合は,適当に選んでしまうが,二つに絞ると正しい 方を選べる確率が高い。 ・ 新しい活動で見通しをもつことができないとき,教 室を出ようとしたり,集中できずに机の下に入ろうと したりすることがある。しかし,活動が終わる毎にス ケジュールカードを袋に入れることで見通しがもて, 授業の最後まで参加することができる。 ・ 指導者が読んだ文字カード や写真を見て,「うれしい」「お こっている」の表情カードを 二 者 択 一 で 選 ぶ こ と が で き る。 ・ 指導者の「おしまい。」の言 葉掛けを聞いて,一番上のス ケジュールカードをとって, 袋 の 中 に 入 れ る こ と が で き る。 D (女) ・ 人前に立つと萎縮して何もできなくなるときもある が,指導者が言葉や身振りでヒントを出すと,今日あ った授業などのことについて話すことができる。発音 は不明瞭である。また,人から何かしてもらうと,「あ りがとう。」とお礼を言うことができるが,ふざけて 意地を張ると,相手の気持ちを考えずに,相手が嫌が ることしばらく続けてしまうこともある。しかし,指 導者が痛がったり悲しんだりしていると,その表情や ・ 文字カードと表情カードを 見て,それに合った表情や態 度をしたり,ロールプレイを 見て,「かなしい」気持ちカー ドを選んだりすることができ る。

(5)

声色を読み取り,「ごめんなさい。」と自分から謝るこ ともできる。 ・ 「○○をしてください。」と頼まれても,頑固に拒 むことがあるが,「お当番」「係」と言う言葉に反応し, 自分の係を責任をもって行うことができる。 ・ 文字カードが入った箱を前 の 机 の 上 に 置 く こ と が で き る。 E (男) ・ 劇遊びの際には,疑問の台詞と意思の台詞の言い方 を変えることができた。しかし,自分の思い通りにな らないと机を倒したり,物を投げたりすることがあ る。また,自分の思いが先行して,相手の気持ちを考 えずにブロックを倒してしまうこともある。 ・ 平仮名や小学校第2学年程度の漢字を読むことがで き,6人全員の名前を呼んで出席表を配ることができ る。早く配り終えたい気持ちから,向きを変えずにそ のまま配ることもあるが,指導者の言葉掛けで向きを 変えて配ることができる。 ・ 文字カードを見て,それに 合った表情や態度をしたり, ロールプレイや写真から両者 の気持ちを考えて書いたりす ることができる。 ・ プリントに書いてある名前 を見て,プリントの向きを変 えて友だちに渡すことができ る。 F (男) ・ あ行・か行・さ行の平仮名は1文字ずつでも読むこ とができるようになってきた。その他の文字について も,二者択一にすれば指導者が言った1文字目に注目 して,文字カードを選べることが多い。また,感情に 関しては,「楽しい」「美味しい」などの正の感情は適 切に使うことができる。しかし,友だちに抱きつかれ たときに,どうしてよいか分からず固まることがあ る。このように,「嫌」「びっくりした」などの負の感 情を言葉で表すことが少ない。 ・ 出席表を配るときに,指導者が「○○さん,どうぞ。」 と1度例を見せると,その後は全て同じように言いな がら配ることができる。 ・ 友だちの演技やロールプレ イ,写真を見て,「びっくりし た」気持ちを言葉や表情カー ドで答えることができる。 ・ プリントに貼ってある文字 を見て,「○○さん,どうぞ。」 と言ってプリントを渡すこと ができる。 8 準備物 移動式ホワイトボード,スケジュールカード(数字・イラスト付き文字),袋(スケジュールカー ド入れ用)係分担表,表情カード,気持ちの文字カード,箱(気持ちの文字カード入れ用),テレビ, 写真,プリント,5段階評価シート,授業の活動イラスト 9 学習過程 後掲

(6)

10 評価の観点 ○ 友だちの演技やロールプレイ,写真を見て,「気持ちを表す言葉」と「表情カード」を一致させ ながら,どんな気持ちか答えることができたか。また,そのための指導・支援方法は適切であった か。 ○ 自分の係の仕事が分かり,目印などを見ながら自分から仕事に取り組むことができたか。また, そのための指導・支援方法は適切であったか。 11 教室内配置図 注1) は,学習課程2・6の際に,指導者が教室前方の中央に移動させる。 注2) は,学習課程3で,児童 が教室中央の机の上に移動させる。 注3) は,学習課程4で,児童 が教室前方の中央に移動させる。 A B T1 T2 ホワイトボード1 入 口 ホ ワ イ ト ボ ー ド 2 F テレビ A B 教員机 カード 入りの箱 カード 入りの箱 D テ レ ビ ホワイトボード2

(7)

○お互いに印からずれた

ところに設置していたら

「全部オッケー?」と問

い,A児の印にも関心が

いくようにする。また,

コマのストッパーがか

かっていなければ,「こ

れでは動くよ」と忠告

し,自ら気づけるように

する。(T2)

☆A児と共に床の印に合

わせてテレビを設置し,

四つのキャスターを固定

することができたか。

○状況を整理させて,悲

しくて泣いているのか,

うれしくて泣いているの

か問う。(T1)

☆ロールプレイから,う

れしいときにも涙が出る

ことが分かり,どうして

そのように思ったかにつ

いても説明することがで

きる。

○「うれしい」の表情

カードも提示して,その

場面にあった気持ちを考

えやすくする。(T1)

☆ロールプレイを見て,

「びっくりした」気持ち

を答えることができた

か。

・学習過程3と関連をも

たせるために,同様の4

種類の場面のロールプレ

イの映像を提示する。そ

の映像は,日常生活でよ

くある場面を設定して,

気持ちを考えやすくし,

さらに般化しやすくす

る。

1.はじまりのあいさ

つをする。(1分)

○集中が切れているとき

にはカードに注目させ,

何番目に貼るか考えさせ

る。(T2)

☆自分で何番目に貼るの

か考えて,前のホワイト

ボードに貼ることができ

たか。

○スケジュール表に薄く

1の数字を書いておき,

マッチングできるように

する。(T1)

☆表の枠の中に,1・2

の数字カードを貼ること

ができたか。

○どうしてそう思ったか

を問い,友だちの表情を

説明させることで,表情

の理解を深める。

(T1)

☆友だちの表情を見て,

どんな気持ちか,どうし

てそう思ったかを説明す

ることができたか。

○選択肢を2種類に絞

り,気持ちを考えやすく

する。(T2)

☆ロールプレイを見て,

「かなしい」気持ちカー

ドを選ぶことができた

か。

○「お手伝いお願いしま

す」と言い,箱を指さ

す。(T1)

☆文字カードが入った箱

を前の机の上に置くこと

ができたか。

○表現が乏しい場合は,

手などを見せて,態度で

も示すように促す。

(T2)

☆文字と表情カードを見

て,それに合った表情や

態度をすることができた

か。

2.本時の学習活動を

把握する。(2分)

①気持ちクイズ

②テレビ

③プリント

④できたかな?

○文字に注目させ,よく

聞いて貼りに行くことが

できたら称賛する。

(T2)

☆自分に配られたカード

を読み上げられたら,前

のホワイトボードに貼る

ことができたか。

3.気持ちクイズをす

る。(10分)

①気持ちの文字カード

を見て,それに合った

表情カードを表に貼

る。

②友だちの表情や態度

を見て,どんな気持ち

か答える。

○迷っているときには,

選択肢を減らして選びや

すくする。(T1)

☆気持ちの文字カードを

読んで,4種類の文字

カードの中から正しい表

情カードを選んで貼るこ

とができたか。

4.ロールプレイの動

画をテレビで観る。

(14分)

○印に注目して設置でき

ていなければ,「ピタッ

となっている?」と擬態

語で分かりやすく知らせ

る。また,仕事を忘れい

て忘れていたら,「電気

はどうする?」と電気を

指さして問う。(T1)

☆B児と共に床の印に合

わせてテレビを設置し,

教室の電気を消すことが

できたか。

○迷っているときには,

2択の表情カードから選

ばせる。(T1)

☆ロールプレイを見て,

嫌なことをされた人の

「おこっている」の表情

カードを選ぶことができ

たか。

・「うれしい」「かなし

い」「おこっている」

「びっくりした」の4種

類の文字カードを提示し

て,それぞれの表情カー

ドとマッチングする活動

を設定する。

・②の活動では,くじ引

き方式にすることによ

り,意欲的に取り組むこ

とができるようにする。

○困っているときには,

C児が貼った数字を指差

して「1・2…」と一緒

に読み上げるように促

し,次に3を並べたらよ

いことに気付かせる。

(T1)

☆表の枠の中に,3・4

の数字カードを貼ること

ができたか。

全体

・学習活動の流れ表を提

示し,学習内容をナンバ

リングしたり,活動ごと

に矢印のマグネットをず

らしたりすることで,見

通しをもちやすくする。

また,移動式のホワイト

ボードに本時のめあてを

提示し,めあてを意識し

て活動できるようにす

る。

・本時に担当する係の表

を提示し,それぞれの係

を確認させる。

・何時間目カード,教科

名カードをホワイトボー

ドに貼り,授業の始まり

を意識させる。

・当番の児童を前に呼

び,他の児童には当番に

注目させ,よい姿勢をす

るように言葉掛けをす

る。

○迷っているときには,

表情カードを2枚提示

し,どちらの表情に近い

か考えることができるよ

うにする。(T2)

☆友だちの表情や態度を

見て,どんな気持ちか言

葉や表情カードで答える

ことができたか。

○迷っているときには,

2択の表情カードから選

ばせる。(T2)

☆写真を見て,「うれし

い」の表情カードを選ぶ

ことができたか。

※同様

○表情イラストの付いた

文字カードを使用するこ

とで,二者択一で選ぶこ

とができるようにする。

(T1)

☆指導者が読んだ文字

カードを見て「うれし

い」「おこっている」の

表情カードを二者択一で

選ぶことができたか。

○他のカードを取ろうと

した場合は,一番上の

カードを手で取るふりを

して,そのカードに手が

向かうようにする。

(T1)

☆指導者の「おしまい」

の言葉掛を聞いて,一番

上のスケジュールカード

を取って袋の中に入れる

ことができたか。

別紙資料1

学習活動

指導上の留意点(□課題,○支援,☆評価)

A

B

C

D

E

○ふざけて足音を立てな

がら前に出ていたら,

「今の何点?」と問い,

やり直しをさせる。

(T1)

☆自分で何番目に貼るの

か考えて,静かに前のホ

ワイトボードに貼ること

ができたか。

○言葉を出してしまった

ときには,口を閉じる身

振りをして,表情や態度

だけで表現するように促

す。(T1)

☆文字カードを見て,そ

れに合った表情や態度を

して,言葉を出さずに,

友だちに問題を出するこ

とができたか。

○「もしEくんが同じこ

とをされたから,どんな

気持ち?」と問い,自分

のことに置き換えること

で気持ちを考えやすくす

る。(T1)

☆写真を見て,ブロック

を壊された人の気持ちと

壊した人が言うべき言葉

を考えて答えることがで

きたか。

○読み上げる直前に児童

に視線を送り,文字に注

目させる。(T2)

☆指導者が指差す文字に

注目して読み,前のホワ

イトボードに貼ることが

できたか。

9 学習過程

B児と共に床の印に合わ

せてテレビを設置し,教

室の電気を消す。

ロールプレイを見て,

「かなしい」気持ちカー

ドを選ぶ。

ロールプレイを見て,

「うれしい」の表情

カードを選ぶ。

ロールプレイを見て,

「びっくりした」気持

ちを答える。

4種類の気持ちの文字

カードの中から,正し

い表情カードを選んで

貼る。(①)

文字カードが入った箱を

前の机の上に置く。

友だちの表情を見て,

どんな気持ちか,どう

してそう思ったか説明

する。(②)

「うれしい」,「お

こっている」の表情

カードを二者択一で選

ぶ。(①)

友だちの表情や態度を見

て,どんな気持ちか言葉

や表情カードで答える。

(②)

自分で何番目に貼るの

か考えて,前のホワイ

トボードに貼る。

表の枠の中に,1・2

の数字カードを貼る。

表の枠の中に,3・4

の数字カードを貼る。

文字カードを見て,それ

に合った表情や態度をし

て,言葉を出さずに,友

だちに問題を出す。

自分で何番目に貼るの

か考えて,静かに前の

ホワイトボードに貼る。

自分に配られたカード

を読み上げられたら,

前のホワイトボードに

貼る。

指導者が指差す文字に

注目して読み,前のホ

ワイトボードに貼る。

A児と共に床の印に合

わせてテレビを設置し,

四つのキャスターを止

める。

ロールプレイを見て,

ブロックを壊された人

の気持ちと壊した人が

言うべき言葉を考えて

答える。

ロールプレイを見て,

「おこっている」の表情

カードを選ぶ。

ロールプレイを見て,

「うれしい」表情や気

持ちを答える。

※指導者の「おしま

い」の言葉掛けを聞い

て,一番上のスケ

ジュールカードを取っ

て袋の中に入れる。

文字と表情カードを見て,

それに合った表情や態度

をし,友だちに問題を出

す。(②)

(8)

6.目標に対する評価

をする。(5分)

○児童が頑張ったことを

思い出すのを待ち,肯定

的に評価する。(T1)

☆頑張った活動イラスト

を選び,評価シートを操

作して発表することがで

きたか。

○評価シートを操作した

後に何も言わなかった

ら,「どうして…(評価

の数字)?」と問い,具

体的に言葉で発表できる

ように促す。(T1)

☆どんな気持ちが分かっ

たか具体的に発表するこ

とができたか。

・当番の児童を前に呼

び,当番の方を注目して

よい姿勢をするように言

葉掛けをする。

○「どうぞ」と言わずに

渡そうとした時は,「ど

…」と一文字目のヒント

を出す。(T1)

☆プリントに貼ってある

文字を見て,「○○さ

ん,どうぞ

」と言って

プリントを渡すことがで

きたか。

○一文字目に注目させて

指導者と一緒に音読させ

ることで,文字と表情を

マッチングしやすくす

る。

(T1)

☆文字を見て,それに

合った表情カード(指導

者の顔写真カード)を貼

ることができたか。

・A・B・Eの児童のプ

リントには,学習過程4

で使用したロールプレイ

の画像の写真を使うこと

で,動画を思い返しなが

ら静止画の写真で,気持

ちを考えることができる

ようにする。

・C・D・Fの児童のプ

リントには,児童の実態

に応じて,文字と指導者

の顔写真をマッチングさ

せる。

・プリントにはスタンプ

を押す枠を設けておき,

できた児童は,「できま

した」と挙手をしてT1

に伝え,確認した後にス

タンプを押す。そのこと

で,できたことを指導者

と共感し達成感を味わう

ことができるようにす

る。

5.プリントをする。

(12分)

7.おわりのあいさつ

をする。(1分)

○プリントを相手の方に

向けずに渡そうとした時

には,「向きは?」と最

低限度の言葉掛けをす

る。(T1)

☆プリントに貼ってある

文字を見て,プリントの

向きを変えて友だちに差

し出すことができたか。

○考えにくそうにしてい

たら,一人ずつ注目さ

せ,両者の気持ちの違い

に気付けるような言葉掛

けをする。(T1)

☆写真を見て,被害者と

加害者の気持ちを考えて

書くことができたか。

○本人が選んだ活動イラ

ストを指差し,その文字

を読み上げて,ハイタッ

チを促す。(T1)

☆頑張った活動イラスト

を選び,指導者とハイ

タッチをすることができ

たか。

※同様

○ガッツポーズのジェス

チャーを促し,自分から

「頑張りました」と発表

できるまで待つ。

(T1)

☆頑張った活動イラスト

を選び,ジェスチャーを

付けて「頑張りました」

と発表することができた

か。

○具体的にどんなところ

がよかったか,本人の言

葉に付け足して肯定的に

評価する。(T1)

☆評価シートを操作した

後に,「僕は~を頑張り

ました」と発表すること

ができたか。

○何を頑張ったか想起に

困っているときには,2

つの活動を提示し,どち

らを頑張ったか考えやす

くする。(T1)

☆頑張った活動イラスト

を選び,「僕は~を頑張

りました」と発表するこ

とができたか。

・学習過程2で使用した

ホワイトボードを移動さ

せて提示し,本時の目標

に注目させ,このことに

ついて頑張ったことを発

表することを伝える。

・「気持ちクイズ」「テ

レビ」「プリント」の活

動が分かるイラスト付き

のカードの中から,頑

張った活動を選べるよう

にする。

・5段階評価シートを用

いて,自己評価をさせ

る。特に何を頑張ったか

振り返ることができる児

童には言葉掛けをして,

言葉でも評価できるよう

に促す。自己評価が難し

い児童には,その他の児

童が他者評価をする場を

設定する。

・発表後には,指導者と

ハイタッチをしたり,全

員で拍手をしたりして,

達成感を味わうことがで

きるようにする。

○気持ちの文字カードを

選択肢として提示し,そ

の中から考えられるよう

にする。(T2)

☆写真を見て,その人の

気持ちに合った文字カー

ドを見ながら模写するこ

とができたか。

○状況を一緒に確認し

て,その人の立場になっ

て考えられるような言葉

掛けをする。(T1)

☆写真を見て,その人の

気持ちを考えて書くこと

ができたか。

○表情イラストも印刷し

ておくことにより,その

イラストと指導者の顔写

真をマッチングして答え

やすくする。また,選ぶ

ことが難しい場合は,2

択に絞って考えやすくす

る。(T2)

☆文字と表情イラストの

欄の下に,それに適した

表情カードを貼ることが

できたか。

※同様

○一文字目に注目させて

指導者と一緒に音読させ

ることで,文字を読みや

すくする。(T2)

☆文字を見て,それに

合った表情カード(指導

者の顔写真カード)を貼

ることができたか。

頑張った活動イラストを

選び,評価シートを操作

して発表する。

どんな気持ちが分かっ

たか具体的に発表する。

頑張った活動イラスト

を選び,指導者とハイ

タッチをする。

評価シートを操作した

後に,「僕は~を頑張

りました」と発表する。

写真を見て,その人の気

持ちに合った文字カード

を見ながら模写する。

頑張った活動イラスト

を選び,ジェスチャー

を付けて「頑張りまし

た」と発表する。

頑張った活動イラスト

を選び,「僕は~を頑

張りました」と発表す

る。

写真を見て,その人の気

持ちを考えて書く。

文字と表情のイラストの

欄の下に,それに適した

表情カード(指導者の顔

写真カード)を貼る。

文字を見て,それに合っ

た表情カード(指導者の

顔写真カード)を貼る。

プリントに貼ってある文

字を見て,プリントの向

きを変えて友だちに差し

出す。

写真を見て,被害者と

加害者の気持ちを考え

て書く。

プリントに貼ってある文

字を見て,「○○さん,

どうぞ。」と言ってプリ

ントを渡す

文字を見て,それに

合った表情カード(指

導者の顔写真カード)

を貼る。

参照

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