2017
年1月24日
アイザワ証券投資リサーチセンター
北野ちぐさ
審査番号:170123-A1
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
トランプ新政権発足の影響
製造業を柱とした経済へ
高額紙幣刷新の影響
その他インドで注目される経済指標
インドの今後の注目スケジュール
インドルピー相場の見通し
円相場の見通し
参考データ
1主な内容
米国大統領選挙でのトランプ氏勝利とい う予想外の結果を受け、先進国では「リ スクオン」、新興国では「リスクオフ」 の動きとなった。 特に新興国では、米国長期金利の急上昇 に加えて、米国の移民抑制、保護主義的 な貿易政策、利上げペースの加速など、 負の側面が注目された。特にメキシコは 移民抑制と保護貿易主義が嫌気され、大 統領選後3日間でペソが一時20%以上下落 したほか、外需依存度の高いアジア新興 国においても資金流出が加速した。 自国通貨安が輸入インフレを促し新興国 の景気を下押しするのではないかとの懸 念や、足元新興国への資金流入が活発化 していた反動も資金流出の背景となった。 インドルピーについては、相対的に見て 輸出依存度が低いこともあり、米大統領 選の影響は限定的であったと言える。 -2.3% -24.9% -20.3% -11.1% -10.7% -7.1% -6.8% -6.0% -4.9% -4.8% -3.4% -3.4% -3.2% -2.8% -2.6% -10% -5% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% トルコリラ メキシコペソ 南アフリカランド ブラジルレアル マレーシアリンギ 韓国ウォン インドネシアルピア シンガポールドル ロシアルーブル インドルピー タイバーツ 台湾ドル フィリピンペソ 中国元 16/11/8以降最大の下落率 16/11/8~17/1/13騰落率
米大統領選以降の新興国通貨の騰落率(対米ドル)
[出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 現地通貨安 (米ドル高) (米ドル安)現地通貨高 - - --トランプ新政権発足の影響 ①トランプショック
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トランプ新政権発足の影響 ②米新政権の経済政策
3 GDP成長率を平均3.5%、4%成長も視野 10年間で2500万人の雇用創出 法人税の減税(最高税率を現行35%→15%) 海外留保利益の米国還流時に課税税率を1回限りで10%に減税 所得税の減税(最高税率を現行36.6%→33%) 所得税区分の簡素化。従来の7区分から3区分に変更 相続税の廃止 クリントン氏を上回る規模で投資拡大 米国の化石燃料(原油、天然ガス、石炭)の活用 大学の学費削減と学生ローンの負担軽減 貧困地域の児童が自由に学校を選択できるよう200億米ドルの財政支援 オバマケアの廃止、個人向け医療貯蓄口座の促進。規制緩和。 ドット・フランク法の廃止 移民枠の制限、不法移民の追放 メキシコ国境にメキシコの資金で壁をつくる TPP反対、NAFTAは再交渉 中国に「為替操作国」であることを宣言させる 中国、メキシコからの輸入品にそれぞれ最大45%、35%の関税を課す 10年間で財政赤字は5.3兆ドル拡大 財政赤字 [出所:各種資料、アイザワ証券作成] 金融 移民 貿易 インフラ エネルギー 医療 教育 トランプ氏が掲げる主な経済政策 経済 法人 個人 税制 トランプ新政権は大統領就任式後に、 公 約 通 り 、 環 太 平 洋 経 済 連 携 協 定 (TPP)からの離脱と北米自由貿易協定 (NAFTA)の再交渉を表明。 TPPは、もともと署名から2年後までの 各国法制化が想定されており時間的猶 予があるうえ、米国議会で否決された わけではない。NAFTAも、カナダ、メ キシコともに再交渉に応じる姿勢を見 せているうえ、具体的な改定までには スコーピング(専門家へのヒアリン グ)等の作業に時間を要することから、 両協定にしばらく大きな変化はないと 思われる。 今回公表された政策方針において、大 規模インフラ投資や法人税減税に関す る名言が避けられるなど、超緩和的な 政策の実現性には不透明感が残った。 具体的な政策や、政策の実現可能性が 見極められるまで時間がかかると思わ れ、しばらく世界の金融市場は神経質 な展開が予想される。 中国、インド、ベトナムでは米国向け輸出比率が大 きい。一方で、その他のアジア諸国の輸出は、近年 中国向けが増加しているほか、ASEAN諸国はASEAN 域内向けが全体の2~3割を占めるなど、米国向けよ りもアジア向けの輸出比率の方が高い。 米国の主要な輸入先は中国、EU、カナダ、メキシコ であり、その他アジア諸国からの輸入比率は比較的 低水準にとどまる。関税率の引き上げなど、好戦的 な貿易政策の相手国は中国とメキシコが中心か。 米国による中国への報復関税等が、中国経済へ大き な影響をもたらせば、その他アジア諸国にも悪影響 が波及する可能性がある。 中国 19.9% EU28ヵ国 17.8% カナダ 14.8% メキシコ 12.5% 中南米(除 メキシコ) 6.4% ASEAN 5.8% アラブ首長 国連邦3.5% 中東 4.4% 韓国 3.0% インド 1.9% 台湾 1.7% アフリカ 1.5% その他 4.6%
米国の国・地域別輸入比率(2014年)
[出所:ジェトロ、アイザワ証券作成] 日本 5.7% 中南米(除メキシコ) 6.4% 国名 米国向け比率 最大の輸出相手国 中国 16.9% 米国 台湾 11.1% 中国(26.2%) 韓国 12.3% 中国(25.4%) シンガポール 5.6% 中国(12.6%) タイ 10.5% 中国(11.0%) マレーシア 8.4% 中国(12.1%) インドネシア 9.4% 日本(13.1%) フィリピン 14.1% 日本(22.5%) ベトナム 19.1% 米国 インド 13.3% 米国アジア主要国の米国向け輸出比率
[出所:ジェトロ、アイザワ証券作成] 米トランプ政権による保護主義的な貿易政策のアジア新興国への影響が懸念されているが、影響は限定的か?トランプ新政権発足の影響 ③米国とアジアの貿易関係
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トランプ新政権発足の影響 ④インド経済への影響
0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 140% 160%アジア各国の輸出依存度(2014年)
※GDPに占める輸出額の比率 [出所:ジェトロ、IMF、アイザワ証券作成] (%) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%アジア各国の対中国輸出依存度(2014年)
※輸出総額に占める中国向け輸出額の比率 [出所:ジェトロ、アイザワ証券作成] (%) インドでは製造業の成長停滞が長年の課題となって いる。結果として、他のアジア新興国に比べて輸出 依存度が低水準にとどまっており、トランプ新政権 による保護貿易主義の影響は限定的であると予想さ れる。 インドの対中国輸出依存度も、他のアジア新興国に 比べ極めて低水準にとどまる。近年アジア新興国の 多くが、中国経済の減速を受け自国経済を悪化させ た一方で、内需主導型のインド経済への影響は軽微 であった。農林水産業 製造業 鉱業 電力・ガス・ 水道 金融・不動産 商業・ホテル・運 輸・通信 公益・防衛 建設 第一次産業 第二次産業 第三次産業
インドの産業別GDP構成(2015/16年)
[出所:インド準備銀行、アイザワ証券作成] インドの産業別GDP構成を見ると、第3次産業がす でに6割を超え、サービス産業が経済を牽引してい ることがわかる。 新興国の経済発展においては、一般的に発展段階に 伴い、経済の牽引役が農林水産業⇒鉱工業⇒サービ ス業とシフトしていく傾向がある。一方でインドは、 農業従事者を多く残したまま、サービス産業が成長 を牽引するという独自の経済成長を遂げている。 政府は高度経済成長を持続させるため、製造業の育 成に乗り出している。製造業を柱とした経済へ
モディノミクスの柱
≪POINT!≫ メイク・イン・インディア 外国直接投資の積極的に受け入れることで製造業を新興 する。GDPに占める製造業の比率を現在の16%から25% まで引き上げ、新たに1億人の雇用を創出する。 ⇒輸出志向ではなく、雇用の創出と輸入の削減を目指し、輸 入品の国内生産を促す政策。 スキル・インディア 若年層を中心に労働者の技術訓練を実施する。 デジタル・インディア 電子行政の推進し、全土にブロードバンドを普及する。 スマートシティー構想 国内100都市を対象に近代都市の建設を加速する。 フィナンシャル・インクルージョン 貧困層を対象に銀行口座の開設を推進する。 クリーン・インディア ガンジス川の浄化をはじめ衛生環境を改善する。 インフラ投資の推進
第12次5ヵ年計画期間中(2012~2017年)、インフラ分 野に51兆ルピー(約80兆円)を投じる計画。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
高額紙幣刷新の影響
7 高額紙幣の刷新とは 政府は2016年11月8日、突如、高額紙幣(500ルピー札、1000ルピー札)の廃止と新紙幣(500ルピー札、2000ル ピー札)の発行を発表。旧紙幣は2016年12月30日までに銀行預金するか、銀行と郵便局で新紙幣などに交換する必 要に迫られた。 実施目的 資産家による不正蓄財や汚職の防止(インドでは富裕層が隠し資産として現金を持つことが多いため、資産家に対 し事実上、資産公開を迫った)及びテロ資金の一掃(高額紙幣の偽札がテロ組織の資金となっている)。 現状と短期的な影響 旧紙幣は12月30日時点で流通額の97%が回収されたとの現地報道。政府の当初想定額を超えたもよう。 急増した預金がインド国債投資へ向かい、金利が大幅に低下した。 1日に交換できる金額や預金の引き出し額が制限されたため、一時的に個人消費が減少。消費額の少ない日常生活 への影響は比較的限定的であると見られるものの、二輪車や自動車、不動産などの高額消費が手控えられている。 中長期的な影響 新紙幣の供給逼迫は2017年2月末頃には解消し、高額紙幣廃止に伴う混乱は6月頃までには鎮静化するとの見方。 インドの地下経済の規模はGDPの2~4割に達すると見られている。ブラックマネーが実態経済へ組み込まれること でGDP成長率の上昇が期待される。 インドでは国民の預金比率が約5割にとどまる。高額紙幣の廃止に伴い銀行利用が強制されたことで、銀行預金や 銀行貸し出しの増加が予想され、銀行を通じた金融システムの発展が期待される。 インドでは所得税納税者が全人口の3%にとどまる。銀行へのアクセスにより資金の流れが表面化することから、 今後税収の増加などが期待される。これらは財政の健全化やモディノミクス推進力につながると予想される。 これまで現金決済が主流であったが、クレジットカードやオンライン決済、電子マネーなど金融インフラ近代化が 進むと予想される。さらに商慣行の改革も見込まれ、間接コスト圧縮によるインフレの抑制も期待される。 2013年のバーナンキショック時(米国で金融緩和縮 小の方針が公表され、新興国市場から資金が流出し た)、インドルピーはフラジャイル・ファイブのひ とつに挙げられた。 依然として双子の赤字は継続しているものの、GDP に占める財政赤字は縮小傾向、経常赤字は足元増加 の兆しが見えるものの、政府は「メイク・イン・イ ンディア」をはじめ多くの対策を打ち出している。 原油価格の下落等が寄与し、インフレ率は2013年 11.5%から大きく低下。2017年はGTSの導入で一時 的な上昇も見込まれるが、足元低位で安定している。
その他インドで注目される経済指標
-12 -10 -8 -6 -4 -2 0財政収支(対GDP比)
※2016年以降はIMF予想 [出所:IMF、アイザワ証券作成] (%) -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 2 3経常収支(対GDP比)
※2017年以降はIMF予想 [出所:IMF、アイザワ証券作成] (%) 5 6 7 8 9 10 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 CPI(左軸) 政策金利(右軸) [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] (%)インドの消費者物価指数と政策金利
(%)本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 9
モディノミクス実現のための重要3法案
破産法 破綻処理手続きを円滑にすることで、ビジネス環境の健 全化を見込む。また、銀行の不良債権処理が進展すれば、 銀行の信用供与能力が改善し、融資増が期待される。 ⇒2016年5月成立 ≪POINT!≫ 財・サービス税(GST)導入法 インドでは物品やサービスにかかる間接税が各州で異な るなど、複雑な税制がビジネス障壁となっている。これ らを中央政府が一本化し課税の重複を避ける目的だが、 地方政府の反発が大きく、これまで先送りされてきた。 ⇒2016年8月国会で承認→今後、州議会での承認等を経 て早ければ2017年4月施行へ 土地収用法の改正 土地取得の際の地権者による同意基準の緩和などを盛り 込む。インフラ投資の加速が期待される反面、国民の反 発も大きい。⇒2017年以降の成立か? 次回総選挙は2019年春
総選挙が近づくにつれ、大きな改革は困難となることが 予想されるため、2016~2017年がモディノミクスの正 念場となることが予想される。インドの今後の注目スケジュール
2017年インドの主な政治経済日程
2月1日 2017年度政府予算案発表 4月1日 GST導入 ⇒7月に延期との見方も 4月~5月頃 ウッタルプラデシュ州議会選挙 7月 大統領選挙 8月15日 インド独立70周年 10月19日 灯明祭(ディワリ、インド最大の祭事) 11月 日印首脳会談 ≪POINT!≫ 州議会選挙 インド議会は、与党インド人民党(BJP)が下院で 過半数の議席を占めるものの、上院では約2割にと どまり、ねじれ国会となっている。 多くの議員が州議会から選出される上院では、州議 会選挙の結果が上院の議席構成に反映される。 2017年は5州で議会選挙が予定されているが、国政 を占う上で、人口約2億人を擁する国内最大の州、 ウッタルプラデシュ州選挙が最も注目されている。 次回総選挙(2019年)の布石となる可能性がある。インドルピー相場の見通し
インドルピーの対米ドルレートは長期下落トレンドをたどってきた。特に近年は、米国が出口戦略を模索する中、 インドの双子の赤字が嫌気され一段とルピー安が進んだ。 今年に入り、インドの高い潜在成長率や物価の安定、高水準の金利などが、ルピー安に歯止めを掛けている。財・ サービス税(GST)法案などの重要法案が成立すれば、モディノミクスに弾みがつくことが予想され、長期でのル ピー相場の反転期待が高まる。インドルピー相場
(週足、2012年1月6日~2017年1月20日) ルピー高 米ドル安・円安 ルピー安 米ドル高・円高 (ルピー) (円) [出所:ブルームバーグによる]本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 75 85 95 105 115 125 135 145 155 165 175 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2 1.3 日米マネタリーベース比(左軸) 米ドル/円相場(月足、右軸) ドル高円安 [出所:Quick、アイザワ証券作成] (倍)
日米通貨供給比較とドル・円相場
(円) ※日米マネタリベース比 =日本マネタリーベース÷米国マネタリーベース ※米国マネタリーベースは1米ドル=110円で換算 乖離 日本のマネタリーベースは2012年以降3倍以上増加 し、2016年6月に日米マネタリーベースは逆転した。 日本の経済規模は米国の3分の1以下にとどまるにも かかわらず(名目GDP比)、日本のマネーが米国を 上回る現状を鑑みると、円の価値の向上(円高)は 考えづらいのではないか。 2013年4月の日銀金融緩和(黒田バズーカ)以降、 日本のマネタリーベースは増加。今後、インフレ目 標2%を達成するまで持続すると予想される。一方 で、米国のマネタリーベースはテーパリング以降、 減少気味となっている。 11円相場の見通し ①マネタリーベースの日米逆転
マネタリーベース(2012年12月末) 米国:295兆円(2.68兆米ドル) 日本:132兆円 マネタリーベース(2016年12月末) 米国:388兆円(3.53兆米ドル) 日本:426兆円 【用語解説】 マネタリーベースとは?:中央銀行(日銀・FRB・ECBなど)が供給する通貨の量のこと。 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 米国マネタリーベース(左軸) 日本マネタリーベース(月間平均、右軸) [出所:Quick、アイザワ証券作成]日米マネタリーベース推移
(百億ドル) (兆円) QE1 黒田バズーカ 黒田バズーカ 第2弾 QE2 QE3 テーパリング 足元、米国長期金利の上昇⇒日米金利差拡大⇒ドル 高円安の流れ。 日米金利差は当面継続するとみられ、中長期での円 売りドル買い傾向が予想される。 トランプ大統領が拡張的財政政策を打ち出している ことから、米大統領選挙以降、米景気回復期待と財 政悪化への不安から債券売りにつながり、米国の長 期金利が上昇している。 日銀は2016年9月、長期金利(10年国債)をゼロ金 利で固定化し、物価が恒常的に2%を超えることが 確認できるまで金融緩和を持続する方針。日米両国 の金融政策の違いから日米金利差は拡大傾向にある。
円相場の見通し ②日米金利差が拡大傾向
-0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 米国国債利回り 日本国債利回り [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] (%)米国及び日本の10年国債利回り
金利差拡大 傾向 80 90 100 110 120 130 140 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 2.2 2.4 2.6 2.8 日米金利差(左軸) 米ドル/円(右軸) [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] (%)日米金利差とドル・円相場
(円)本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 13 足元、米国大統領選挙以降の円安急進が修正傾向。テクニカル的に見て、短期的な円高のメドは109円~111円程度 か。ただし、今年はドル高円安の材料が多いため、中長期的にはドル高円安基調が持続すると思われる。 [出所:チャートはブルームバーグによる]
ドル・円相場
(週足、2011年1月7日~2017年1月13日) (円) 円安幅 50円 2011年10月 76円 2015年6月 126円 2016年6月 99円 2016年12月 119円 円安幅 20円 半値戻し 円高メド(短期) ①黄金比:111円 ②半値戻し:109円 ※黄金比とは、1:1.618 などと表される比率で、 自然界に数多く存在する。 また、人間にとって最も 安定した美しい比率とも 言われ、芸術などに広く 用いられている。円相場の見通し ③短期的な円高のメド
【参考データ】インドの基本情報
インドの首都 商業・工業・政治の中心地 国内最大の工業都市圏を形成 主力産業は自動車・電機 世界最大の人口過密都市 証券取引所がある 映画産業も盛ん インド最大の港 主力産業は貿易・金融・サービス インド文化の中心都市 鉄鉱石・銅・ボーキサイトなど産出 工業団地も多く、近年中間層向けに ニュータウンやショッピングモールの 建設が相次ぐ 南インドの玄関口、国内第2位の港 主力産業はIT・自動車 首都圏に次ぐ日経企業の集積地 [出所:各種情報、アイザワ証券作成] 人口 12.93 億人 面積 329 万平方キロ 首都 言語 宗教 政体 元首 首相 実質GDP成長率 7.6 % 名目GDP総額 20,740 億米ドル 1人あたりGDP 1,617 米ドル 消費者物価上昇率 4.9 % 外貨準備高 3,325 億米ドル 経常収支 ▲ 222 億米ドル 対円為替レート 2015年 ニューデリー 共和制 ナレンドラ・モディ首相 ヒンディー語 ※対円為替レートは2017年1月20日現在 [出所:日本国外務省、ジェトロ、アイザワ証券作成] プラナーブ・ムカジー大統領 ヒンドゥー教(80%)、イスラム 教(14%)、キリスト教(2%)、 シク教(2%)など 1 ルピー = 1.68 円本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
【参考データ】世界の中のインド
インドのGDPは2008年に日本を抜き世界3位に浮上 した。IMFはインドの中期的な潜在成長率を6.75% と推計。国内規制など経済成長を阻害する多くの要 因を抱えているものの、成長速度は日本の10倍、米 国の2倍以上となると予想している。 インド経済の成長の源泉となっているのは豊富な人 口である。国連予想によると、インドの総人口は 2022年に中国を超え世界最大となり、さらに2030年 には15億人を突破すると見られている。 15 国名 (兆国際ドル) 1 中国 20.85 2 米国 18.56 3 インド 8.64 4 日本 4.90 5 ドイツ 3.93 6 ロシア 3.68 7 ブラジル 3.11 8 インドネシア 3.01 9 英国 2.76 10 フランス 2.70購買力平価に基づく
GDPランキング(2016年)
※GDPは各国の物価の違いを修正した購買力平価GDPを使用 [出所:IMF、アイザワ証券作成] ※数値はIMF予想 国名 (億人) 1 中国 13.81 2 インド 13.09 3 米国 3.24 4 インドネシア 2.58 5 ブラジル 2.06 6 パキスタン 1.89 7 ナイジェリア 1.83 8 バングラデシュ 1.61 9 ロシア 1.46 10 メキシコ 1.28 ※数値はIMF予想 [出所:IMF、アイザワ証券作成]総人口ランキング(2016年)
0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000 45000 50000 0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000 45000 50000 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 (年)
日本の1人当たりGDPの推移とアジア諸国・地域の1人当たりGDP
日本の1人当たりGDP 日経平均 1964年 東海道新幹線開通 東京オリンピック 1970年大阪万国博覧会 1989年 日経平均株価最高値 日経平均 (円) 1人当たりGDP (米ドル) 日本の高度経済成長期 (1955年~1973年) 1964年 東海道新幹線開通 東京オリンピック 1970年大阪万国博覧会 1989年 日経平均株価最高値 日本の高度経済成長期 (1955年~1973年) 韓国 (28180米ドル) 香港 (39871米ドル) イスラエル (36991米ドル) シンガポール (56319米ドル) インド (1613米ドル) ベトナム (2052米ドル) フィリピン (2851米ドル) インドネシア (3531米ドル) タイ (5445米ドル) 中国 (7589米ドル) マレーシア (11055米ドル) 台湾 (22598米ドル)【参考データ】アジアの中のインド
※日本の1人当たりGDPは1960~1979年までは国内総支出(GDE)を人口で除した値を使用し(1970年以前の米ドル換算レートは1米ドル=360円、それ以降はIMFデータを使用) ※アジア諸国・地域の1人当たりGDPは2014年のデータ [出所:内閣府、日本銀行、IMF、ジェトロ、アイザワ証券作成]本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
【参考データ】中国とインドを比較する(1)
インドの経済成長率は2015年に中国を超えた。 IMFは中国の経済成長率を2015年の6.9%から2016年 は6.5%、2017年は6.2%と減速を予想する一方で、 インドについては2015年の7.3%から2016年は7.5%、 2017年も7.5%と加速を予想した。両国の成長速度の 差は今後緩やかに拡大していくと見られる。 国連予想によると、インドの総人口は2022年に中国 を超え、以後両国の差は拡大していく見通し。 17 4 5 6 7 8 9 10 11 実質GDP成長率の推移 中国 インド ※2016年以降の数値はIMF予想 [出所:IMF、アイザワ証券作成] (%) 10 11 12 13 14 15 16 17 18 総人口の推移 中国 インド [出所:米国勢調査局、アイザワ証券作成] (億人) 国連予想によると、中国は生産年齢人口(15~64歳)が2012年に減少を始め、高齢化が加速しているのと対照的に、 インドの生産年齢人口は2040年まで増加傾向が見込まれている。 インドの豊富な労働力は外資製造業の設備投資と現地生産を促すとともに、所得向上により消費市場の拡大が見込 まれ、今後、経済成長の加速が期待される。 国際協力銀行が日本の製造業を対象に実施する調査において、長期的(今後10年程度)に有望な投資先で、インド が2010年以降6年連続で1位となっている。また、中期的(今後3年程度)に有望な投資先でも、インドが2014年に 1位に浮上し、2015年もトップを維持した。一方、中国は調査が開始された1992年以降、中期的に有望な投資先と して常にトップを維持してきたものの、2013年に陥落している。 インド(2016年) [出所:米国勢調査局による] 中国(2016年) [出所:米国勢調査局による]
【参考データ】中国とインドを比較する(2)
株式投資のリスクおよび 外国株投資の主なリスクと留意点 ■ 株価・為替の変動リスク : 株式は株価の変動等により、損失 が生じるおそれがあります。外国 株式は、為替の変動等により、損 失が生じるおそれがあります。詳 しくは契約締結前交付書面をご覧 ください。 ■ 時価総額リスク : 時価総額による企業の社会的信用 度、規模の把握をお勧めします。 小型株は、流動性の低さ/企業の 情報開示/コーポレートガバナン ス等に問題がある場合があります。 また、客観的投資情報が不足して いるため、投資対象として安全な のは、情報量が豊富で、時価総額 の大きな代表企業と思われます。 ■ 政策リスク : 突発的な政情変化や政策変更など、 また、各国の慣習や文化などの違 いにご注意ください。 ■ 会計基準変更リスク : 国や企業により会計基準が違いま すので、ご注意ください。 お客様にご負担いただく手数料等について 国内株式 取引口座に応じて以下の委託手数料(税込)をいただきます。 対面口座:約定代金に対し、最大1.2420%(最大147,150円、2,700円に満たない場合は2,700円) インターネット口座「ブルートレード」:インターネット発注 最大1,620円 コールセンター発注 約定代金に対し、最大0.621%(最大73,575円、約定代金が260,869円以下の場合は1,620円) コンサルティングネット口座「アイザワプラス」:インターネット発注 最大4,860円 コールセンター発注 約定代金に対し、最大0.9936%(最大117,720円、約定代金が489,130円以下の場合は4,860円) 外国株式 ① 委託取引の場合 外国証券の外国取引にあたっては、取引口座に応じて以下の委託手数料(税込)をいただきます。 対面口座:売買代金に対し、最大0.8640%(2,700円に満たない場合は2,700円(買付けの場合のみ)) インターネット口座「ブルートレード」:インターネット発注 2,160円/コールセンター発注 4,320円 コンサルティングネット口座「アイザワプラス」:インターネット発注 6,480円/コールセンター発注 12,960円 ② 国内店頭取引の場合 外国証券の国内店頭取引の場合は、所定の手数料相当額を含んだお客様の買付け及び売却の単価を当社が提示いたし ます。 ※ 外国証券の外国取引にあたっては、外国金融商品市場等における売買手数料及び公租公課その他の賦課金が発生 します。外国取引に係る現地諸費用の額は、その時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、本書 面上その金額をあらかじめ記載することができません。 ※ 外国証券の売買、償還等にあたり、円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定し た為替レートによるものとします。 投資家の皆様へ 本資料に掲載されている情報は、信頼できると思われる情報に基づいて作成時点での見解で作成しておりますが、 これらによって生じるいかなる損害や不利益について、当社では責任を負いかねます。 本資料は証券投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終決定は、情報の被提供者自 身による判断でお決め下さい。本資料は企業取材等に基づき作成していますが、その正確性・完全性を全面的に 保証するものではありません。結論は作成時点での執筆者による予測・判断の集約であり、その後の状況変化に 応じて予告なく変更されます。 本資料に掲載されている外国株の情報は、日本の金融商品取引法に基づく企業内容の開示は行われておりません。 本資料に掲載されている事項は、目的や手段の如何に関わらず、当社の許可なく、転用、複製、販売することを 禁じます。 執筆担当者またはアイザワ証券と本レポートの対象企業との間には、重大な利益相反の関係はありません。 本資料等でご紹介する商品等の勧誘を行う場合があります。 契約締結前交付書面をよくお読みください。 金融商品取引法に基づく表示事項 本資料等をお客様にご提供する金融商品取引業者名等 商 号 等 : 藍澤證券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第6号 (本社)東京都中央区日本橋1-20-3 加 入 協 会 : 日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会 当社が契約する特定第一種金融商品取引業務に係る指定紛争解決機関 : 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター(略称:FINMAC) 19