数学科学習指導案
指導者 広島県立沼隈特別支援学校 教諭 藤井 絵理(T1) 高山 淳子(T2) 1 日 時 平成23年10月27日(木) 第2校時(10:25~11:10) 2 学部・学年 高等部 第2学年2組(計6名) 3 場所 2年2組教室 4 単元名 「比べて違いを知ろう」 5 単元設定の理由 ○生徒観 本学級は男子3名,女子3名の計6名の単一障害学級である。6名のうち4名は本校中学部から進学し,女子 2名は高等部から入学した。コミュニケーションについては,男子1名に構音障害があり発語による会話は難し いことがあるが,積極的に身振りを合わせたコミュニケーションをとることが多い。自閉的傾向の強い男子1名 はエコラリアがほとんどであるが,繰り返し問いかけると抑揚をつけて声を出し,本人の意思を示すことができ る。 授業参加態度については,お互いに活動を意識しており,他の生徒の様子を見て活動への意欲をもつ様子が見 られたり,「○○君,すごいね!」と声をかけ成功体験や感情を共有したりする様子が見られている。そのような 中,女子1名は教室で集団参加することが難しいことがあり,状況により授業時に別教室で同じ課題を個別に学 習することが多い。また,中学部から進学した女子1名については興味・関心の幅が狭く,少しでも難しいと思 うと活動に参加しないことがある。そして,自閉的傾向の強い男子1 名は,指示を待つ傾向にあるが,モデルを 見せて指示をすると模倣することができる。 数学科については,生徒たちは中学部・中学校までの学習の中で重さについて学習をした経験がある。「重い」 か「軽い」かの比較を手に持って感覚的に判断できる。しかし,ほとんどの生徒は日常生活の中で「重さ」を量 るという経験は少なく,はかりの正しい使い方や目盛りの読み方は十分理解していない。 本単元のはかりの使用については、女子1名は保護者と共にお菓子作りを家庭で行うことがあり,はかりの使 い方を理解している。他の生徒については,数字・量の意味の理解や,数字・記号のマッチング,言葉による理 解が難しく,視覚的な支援が必要な生徒が多い。そのため,単位の関係の理解が難しい生徒が多く,計測方法の 手順を理解するためにも繰り返し学習する必要があり,本単元の課題となっている。 ○教材観 本単元は「(1)いろいろな物の重さを量り,それらを比較する」「(2)はかりを正しく使用し,決められた重 さを量り取る」という学習内容である。計量器具として「台ばかり」を用いて学習を行う。台ばかり(以下はか りと示す)は目盛り盤に目印を示すことができるので,数量の理解や数字のマッチングが難しい生徒が「①量っ た重さを報告する際や複数の物の重さの比較する際の目印にすることができる」「②量り取る際の目標値を視覚的 に理解し見通しをもって活動できる」という2つの理由をもとに採用した。 これまでの授業では,物の重さを量り比較する活動を通してはかりの使い方を学習してきた。本授業では,は かりの使い方を理解し,決められた重さを量り取る活動である。量り取る題材を生徒に身近な食べ物であるホッ トケーキにすることで,はかりの使い方を身につけると日常生活の中で活用できるということを実感しやすい。 またはかりの使い方を覚えることで,今後の家庭技能の調理実習や農業の野菜の袋詰め等の活動の際にも,生徒 自らが主体的に活動することができると考える。 ○指導観 『特別支援学校学習指導要領解説 総則編(高等部)』では,第5章第3節 数学科の内容として「『単位の関 係が分かり,測定する』を示し,指導にあたっては,その単位の相互間の関係の指導や,測定器具の選択や使用 法について作業的・体験的活動や具体的な問題解決場面で取り扱うことが大切である」と述べられている。単位 の関係の理解が難しい生徒の実態があるため,本授業では「測定器具」の「使用法」を「作業的・体験的活動」 を通して学ぶことを重視する。 【特別支援学校:知的障害】指導にあたっては,「(1)生徒が日常生活においてはかりがどのように活用されているかを理解する」「(2) 生徒が主体的にはかりを使う」という2点を重視する。(1)は導入で写真等を使いイメージを膨らませ「ホット ケーキ作り」という日常生活の事象には,はかりを使って材料を量り取る必要があるということを意識させてか ら活動に移していく。また(2)に関しては,必要に応じて活動に参加する意欲を高める言葉かけを行う。量り 取る活動では,主体的に活動を行えるように,量り取る流れを示した手順書を生徒の手元に置く。手順書には, 「①平らなところに置く②皿を置く③針が目盛りの0(ゼロ)を指すよう調節する④目印をつける⑤量る物を載 せ,目盛りを見ながら調節する⑥できたら報告する」という6つの行程を写真で示す。失敗した場合は手順書を 見るように支援し,できるだけ手順に関する指導者の言葉かけを少なくしていく。生徒の実態に応じて,必要が ある場合には指導者がモデルを示し模倣させる。生徒が量り取ることができればすぐに褒め,活動に自信をもた せる。 また,教職経験者(2年目)研修S班の研究テーマである「自己効力感を高める授業づくりの工夫」の方法の 検証として単元を通して個別にスモールステップを意識した目標を設定する。スモールステップにすることで毎 時間成功体験を積み重ね,活動に自信をつけ,段階的に個別の単元目標に近づくよう指導を行う。個別のスモー ルステップのための目標設定シートは別紙のとおりである。 さらに「キャリア教育の視点をもった授業作り~一人一人に応じた支援の在り方~」(本校の研究テーマ)にお ける取り組みとして,本授業では能力領域における「人間関係形成能力(③意思表現)」の視点に着目する。「人 間関係形成能力(③意思表現)」では分からないことや支援を求めるときに,適切な方法でサインを出せるように 指導し,習慣づけを行う。また,活動が終わったときに「終わりました」という報告ができるように指導する。 6 単元の目標 ○ いろいろな物の重さを量り,それらを比較することができる。 ○ はかりを正しく使用し,決められた重さを量り取ることができる。 7 指導計画(全5時間 本時4/5時間) 第1次 はかりで重さを量ってみよう (1時間) 第2次 はかりの使い方を知ろう (1時間) 第3次 決められた重さを量り取ってみよう (3時間 本時2時間目) 8 本時の目標 ○全体の目標 ・はかりを自分で用意し,適切な方法で重さを量ることができる。 ・決められた重さを量り取ることができる。 ○個別の目標 ※キャリア教育の視点・・・(c) 生徒 これまでの様子 目 標 A ・ 興味のある活動については積極的に取り組むことができる が,あまり長くは継続しない。気持ちが切れてしまうとペン で紙に文字を書いたり,色塗りを始めたりする。難しい,で きないと思ったことには「やらない」と言って活動しないこ とがある。しかし少しずつ指導者の言葉かけに応じて活動に 取り組もうとする様子が見られるようになっていきている。 ・ 作業が分からなくなったり,うまくいかなくなるとイライラ し「やめた」といって途中で投げ出したり,机や機材を叩く という行動が見られることがある。 ・ できたことを具体的に褒めると喜び,次の活動にも意欲的に 取り組むことができる。 ・ 数えられるのは 50 までだが,100 や 200 など買い物等でよく ・ ホットケーキ作りを意識し,意欲的 に活動に取り組むことができる。 ・ 肯定的な言葉かけにより,自信をも たせることで,主体的に活動するこ とができる。 ・ 困ったときには「教えてください」 と言うことができる。(c) ・ 自分で量り取る分量を目盛り盤か ら見つけることができる。 ・ 目印の中に針が入るまで自分で目 盛りを見ながら砂糖を入れること ができる。
・ これまでの学習では,ホットケーキ作りを意識しはかりを使 いたいという意欲が見られた。はかりの使い方については言 葉かけが必要である。決められた数字を目盛り盤から見つけ ることはできるが,目印を正確に自分でつけることはできな い。皿に多く盛り過ぎた砂糖を,砂糖の容器に戻すことが難 しかった。 た」と報告することができる。(c) B ・ 周りの音や物に敏感で,意識がそちらに移りやすいので,作 業に集中するのが難しい。手元をよく見て作業するように言 葉かけを行っている。 ・ 分からないときに活動が止まってしまうことがある。 ・ 機械や道具を使った作業に興味をもち,繰り返し伝えること で使い方を覚えることができる。 ・ これまでの学習では,はかりを使いたいという意欲が見られ た。はかりの使い方については言葉かけが必要である。決め られた数字を目盛り盤から見つけることはできるが,目印を 正確に自分でつけることはできない。しかし量る際に目盛り 盤をよく見る様子がみられた。 ・ ホットケーキ作りを意識し,意欲的 に活動に取り組むことができる。 ・ 自分で数字を目盛り盤から見つけ ることができる。 ・ 目盛りを確認しながら,砂糖を入れ ることができる。 ・ はかりに砂糖を載せるときは言葉 かけをきいて,手元をよく見て丁寧 に行うことができる。 ・ 量り取ることができたら「できまし た」と報告することができる。(c) C ・ 集中すると形や数字・色・文字のマッチングをすることがで きる。 ・ 機械や道具を使った作業に興味をもち,繰り返し伝えること で使い方を覚えることができる。 ・ 構音障害があり,簡単な単語を言うことはできるが言葉の判 別がつきにくい。しかし手振りや擬音語(自転車のことをり んりんと言う)を用いて,周りに積極的に思いを伝えようと する。 ・ 簡単な言葉の指示は理解できる。細かい動作や順序などは, 実際にモデルを示すことで理解できる。 ・ これまでの学習では,はかりを使いたいという意欲が見られ た。はかりの使い方については言葉かけが必要である。決め られた数字を目盛り盤から見つけることが難しいので,指導 者が支援し意識させることが必要である。 ・ 導入でホットケーキを作るための 手順であることを意識し,黒板に貼 ったレシピで何を量るか指さすこ とができる。 ・ 指導者の言葉かけや指さしによっ て目盛りの数値を確認することが できる。 ・ 目印の中に針が入るように目盛り 盤を確認しながら砂糖を載せるこ とができる。 ・ 量り取ることができたら指導者に 報告することができる。(c) ・ 困ったときや分からなくなったと きは指導者を呼び,手順書の写真や 指導者の示すモデルを見て確認す ることができる。(c) D ・ 長い文章を理解することが難しい。長さや重さの単位にどの ようなものがあるか知っているが,その大小関係の理解は不 十分である。 ・ イラストやキャラクターを好み,視覚による理解が優位であ る。 ・ AやCの発言にイライラすることがあり,気持ちが高ぶると 物を叩いたり大きな声を出すことがある。 ・ 活動が分からなくなると,活動をやめ居眠りをすることがあ る。 ・ これまでの学習では,量る作業に対して意欲的に学習に取り 組んでいた。 はかりの使い方もほぼ身についている。 ・ ホットケーキ作りを意識し,意欲的 に活動に取り組むことができる。 ・ 分からなくなったら手順書を見て 確認する。困ったときには「教えて ください」と指導者に声をかけるこ とができる。(c) ・ 目印なしで,量り取ることができ る。 ・ 量り取ることができたら手を挙げ て報告することができる。(c) E ・ 自閉的傾向が強く,興味・関心の幅が狭い。日常的な活動に ついては自分の決まったパターンにそって活動する。エコラ リアがほとんどで,自発的な発語はほとんどない。嫌いなも ・ 導入でホットケーキを作るための 手順であることを意識し,黒板に貼 ったレシピで何を量るかを指さす
のや苦手なものに対しては「いらない」と言ったり,手でバ ツ(×)マークをつくる様子が見られる。 ・ 言葉かけをすることで本人の興味・関心を向ける必要があ る。指示については日常的な事項は言葉で理解できる。 ・ 絵や文字を真似して描くことが得意だが,文字や数字は形と してとらえており,その意味は理解していない。 ・ モデルを示すと作業を模倣し,繰り返すことで身につけるこ とができる。 ・ これまでの学習では,はかりの機能や量り取る手順がまだ理 解できていない。工程の都度に言葉かけが必要である。 ことができる。 ・ 数字を見て,量る分量の数値を目盛 り盤から探すことができる。 ・ 分からなくなったら指導者のモデ ルを見て確認することができる。 ・ 目印の中に針が入るように目盛り 盤を確認しながら砂糖を載せるこ とができる。 ・ 量り取ることができたら,指導者と 確認することができる。(c) F ・ 長い文章を理解することが難しい。 ・ 自分について自信がなく,常に指導者に確認をとってから活 動を始める。 ・ 集団活動が苦手で,教室にいる時間は長くない。本人の意向 もあり,教室を離れて別教室で課題に取り組むことが多い。 本人が意欲をもてる活動がないと教室に入ることは難しい。 ・ 細かい作業は苦手だが,集中すると根気よく取り組むことが できる。道具を扱った作業に特に苦手意識をもっており,常 に指導者の支援や見守りを本人は必要としている。 ・ これまでの学習では,第3時に教室で授業に参加した。ホッ トケーキ作りを意識し,はかりに対して意欲的に学習に取り 組んでいた。数値の書いていない目盛りの読み方に課題があ った。 ・ ホットケーキ作りを意識し,意欲的 に活動に取り組むことができる。 ・ 分からなくなったら手順書を見て 確認する。困ったときには「教えて ください」と指導者に声をかけるこ とができる。(c) ・ 目印なしで,量り取ることができ る。 ・ 量り取ることができたら報告する ことができる。(c) 9 準備物 台はかり・皿・スプーン・レシピ・砂糖・はかり方の手順書・課題カード・目印(ペン)・ホットケーキの写真・ホ ットケーキのレシピ 10 本時の学習過程(別紙参照) 11 評価の観点 数学の評価の観点 ○生徒は授業の目標を理解して活動に取り組むことができたか。 ○はかりの使い方を理解し,適切な方法で重さを量ることができたか。またそのための支援・指導の方法は 適切であったか。 「自己効力感を高める授業作りの工夫」の観点 ○設定したスモールステップの内容は適切であったか。 ○スモールステップを達成するための支援は適切であったか。 「キャリア教育の視点をもった授業作り」の観点 ○「人間関係形成能力(③意思表現)」 ・分からないことや助けが必要なときに適切な方法で意思表示をすることができたか。 ・活動が終わったときに報告をすることができたか。
12 年間指導計画 ○ねらい ・生活の中から課題を設定し,数学的な思考・数量的な感覚を養う。 ・就労や生活自立に向けて必要な「時間・時刻・金銭」についての理解を深める。 ・数学的活動を通して,数学の良さを確認し,それらを積極的に活用して生活や学習をしようとする態度を 育てる。 ○計画 4 月~6 月 お金について知ろう(4.5) 4 月~8 月 生活の中から数を学ぼう(5.4) 7 月~9 月 買い物練習(3.6) 9 月 図形や長さの単位を知ろう(1.8) 10 月~1 月 生活の中から数を活かそう,買い物学習①(4.5) 比べて違いを知ろう(4.5) 1 月~3 月 生活の中から数を活かそう,買い物学習②(3.6) 時間や金銭の感覚を養おう(3.6) 13 教室内の配置図 黒 板 D 黒 板 流 し C F E B A T1 T2
10 本時の学習過程 学習活動 指導上の留意点(■課題 ○支援 T1,T2 ☆評価) A(T1) B(T1) C(T2) D(T2) E(T1) F(T1) 全体における留意点 1 挨拶をする ・日直が号令をかける。 2 本時の説明(8分) ・ホットケーキの写真・レシ ピを黒板に貼る。 ・活動内容を確認する。 (台ばかりを使ってホット ケーキのレシピの分量を量 り取る) <課題>砂糖 100g ・ルールの確認 ■姿勢を正し,大きな声で挨拶をす る。 ○声をかける。 ☆手を膝に置き,胸をはり,足を床に つけて大きな声で挨拶ができたか。 ■黒板とT1に注目し,何を量り取る のか分かる。 ○必要に応じて注目するように声を かける。何のレシピか分かるように写 真を見せて確認する。 ☆ホットケーキ作りの為に砂糖の分 量を量ることを答えられたか。 ■姿勢を正し,大きな声で挨拶をす る。 ○気づくまで見守る。 ☆手を膝に置き,胸をはり,足を床に つけて大きな声で挨拶ができたか。 ■黒板とT1に注目し,何を量り取る のか分かる。 ○必要に応じて注目するように声を かける。何のレシピか分かるように写 真を見せて確認する。 ☆ホットケーキ作りの為に砂糖の分 量を量ることを答えられたか。 ■姿勢を正し,大きな声で挨拶をする。 ○声をかける。 ☆手を膝に置き,胸をはり,足を床につ けて大きな声で挨拶ができたか。 ■黒板とT1に注目し,量る物をレシピ の中から指さすことができる。 ○必要に応じて注目するように声をかけ る。何のレシピか分かるように写真を見 せて確認する。 ☆黒板のレシピを見て何を量るか指さす ことができる。 ■姿勢を正し,大きな声で挨拶をす る。 ○気づくまで見守る。 ☆手を膝に置き,胸をはり,足を床に つけて大きな声で挨拶ができたか。 ■何を量り取るのか分かる。 ○何のレシピか分かるように写真を 見せて確認する。 ☆ホットケーキ作りの為に砂糖の分 量を量ることを答えられたか。 ■姿勢を正し,挨拶をする。 ○声をかけ,モデルを示す。 ☆手を膝に置き,胸をはり,足を床に つけて挨拶ができたか。 ■黒板とT1に注目し,量る物をレシ ピの中から指さすことができる。 ○指をさし,注目するところを示す。 何のレシピか分かるように写真を見 せて確認する。 ☆黒板のレシピを見て何を量るか指 さすことができるか。 ■姿勢を正し,挨拶をする。 ○気づくまで見守る。 ☆手を膝に置き,胸をはり,足を床に つけて挨拶ができたか。 ■何を量り取るのか分かる。 ○何のレシピか分かるように写真を 見せて確認する。 ☆ホットケーキ作りの為に砂糖の分 量を量ることを答えられたか。 ・緊張しないよう,参観者のことを 朝の時間で予告しておく。 ・授業の始まりを意識するため,全 員の姿勢が揃ってから挨拶をする。 ・黒板にホットケーキの写真とレシ ピ,活動内容を提示し,身振りをつ けて説明する。 ・生徒の様子を見ながら,何を量る のか個別に復唱させる。 ・ルールは「①砂糖は食べない」「② 待つときは座って待つ」の二点を確 認する。 3 はかりの準備(3分) ・はかりセットを準備する。 ・今日の目標を伝える。 (SS) 4 砂糖を量り取る。 (24分) <手順> ①平らな場所にはかりを置 く。 ②空の器をはかりに載せる。 ③針を0に合わせる。 ④量る分量の数値を見て,目 盛り盤に目印をつける。 ⑤針が目印にぴったりにな るまで器に入れる。 ⑥目盛りを確認し,量り取る ことができたら報告する。 ・量り取ったら皿にフタをす る。 ■量る分量の数字を見て,目盛り盤か ら探す。 ○言葉かけをし,目盛り盤に注目させ る。T1が目盛りに目印を示す ☆自分で数値を探し,指さすことがで きたか。 ■針が目印に入るまで砂糖を皿に入 れる。 ○必要に応じて量が多いか少ないか を尋ね,確認させる。 ☆目盛り盤の目印を見ながら砂糖の 量を調節することができたか。 ■目盛りを確認し,できたら報告す る。 ○活動が終わったときに報告できる か見守る。 ☆「できました」と報告することがで きたか。 ■空のタッパーをはかりに載せ,針を 0に合わせる。 ○目盛りを正面から見るように声を かける。 ☆目盛りを正面から見て,針を0に合 わせることができたか。 ■量る分量の数字を目盛り盤から探 す。 ○目盛り盤を指さし,注目させる。探 すことができたら目印を示す。 ☆自分で数値を探し,指さすことがで きたか。 ■針が目印にぴったりになるまでタ ッパーに入れる。 ○砂糖を入れるときにゆっくりと集 中して行うように言葉かけをする。 ☆手元を見て砂糖を入れることがで きたか。目印の中央に針が入っている か。 ■目盛りを確認し,できたら報告す る。 ○活動が終わったときに声をかける。 ☆「できました」と報告することがで きたか。 ■目盛り盤の目印を確認する。 ○言葉かけを行い,目盛りの数値を指さ す。T2が目盛りに目印を示す。 ☆目盛り盤の数値を意識することができ たか。 ■針が目印の中に入るまで砂糖を皿に入 れる。 ○必要に応じて量が多いか少ないかを尋 ね,確認させる。 ☆目印の中に針が入っているか。 ■目盛りを確認し,できたら報告する。 ○活動が終わったときに報告できるか見 守る。 ☆手を挙げて終わったことを報告するこ とができたか。 ■正しいはかりの使い方で,決められ た分量を量り取ることができる。 ○分からなくなったら手順書を見て 確認するように伝える。 ☆手順書を見ながら,正しくはかりを 使い,決められた分量を量ることがで きたか。 ■量り取ることができたら,手を挙げ て報告する。 ○活動が終わったときに報告できる か見守る。 ☆「できました」と手を挙げて報告す ることができたか。 ■70gと150gを量る。 ○分からなくなったら手順書を見て 確認するように伝える。 ☆手順書を見ながら,正しくはかりを 使い,決められた分量を量ることがで きたか。 ■すべて量り取ることができたら,手 を挙げて報告する。 ○活動が終わったときに報告できる か見守る。 ☆「できました」と手を挙げて報告す ることができたか。 ■目盛り盤の中から数値を探す。 ○言葉かけを行い,目盛りの数値を指 さす。T2が目盛りに目印を示す。 ☆目盛り盤の数値を意識することが できたか。 ■針が目印の中に入るまで砂糖を皿 に入れる。 ○活動を見守る。目印を過ぎても砂糖 を入れ続けた場合は,手順書の写真や モデルを示し,目印シールの中で止め るように言葉かけをする。 ☆目印の中に針が入っているか。 ■目盛りを確認し,できたら活動を確 認する。 ○活動が終わったときに指導者と終 わりのサインと共に「できました」と 復唱する。 ☆活動の終わりを理解できたか。 ■正しいはかりの使い方で,決められ た分量を量り取ることができる。 ○分からなくなったら手順書を見て 確認するように伝える。 ☆手順書を見ながら,正しくはかりを 使い,決められた分量を量ることがで きたか。 ■量り取ることができたら,手を挙げ て報告する。 ○活動が終わったときに報告できる か見守る。 ☆「できました」と手を挙げて報告す ることができたか。 ■70g・150gを量る。 ○分からなくなったら手順書を見て 確認するように伝える。 ☆手順書を見ながら,正しくはかりを 使い,決められた分量を量ることがで きたか。 ■すべて量り取ることができたら,手 を挙げて報告する。 ○活動が終わったときに報告できる か見守る。 ☆「できました」と手を挙げて報告す ることができたか。 ・机のペアで協力して,台ばかり・ 量り取る砂糖・スプーン・手順書・ タッパーの入ったバット(はかりセ ット)を持ってくる。 ・一つのはかりを二人で交互に使用 する。はかりを使わない生徒は,は かりを使っている生徒を見て,手順 書でどの活動かを確認して待つ。 ・A,C,Eに関しては,目盛り盤 から数値を見つけることができた ら,指導者が目印をつける。B・D・ Fは目印を用いない。 ・順番を待っているときや活動をし ていときの姿勢を正すように言葉 かけをする。 ・肯定的な言葉かけを続け,生徒が 失敗を恐れず,自信をもって取り組 めるように雰囲気づくりをする。 ・はかりを使う手順に関しての言葉 かけは少なくし,指さしや手順書を 見るように促し,生徒が主体的に活 動できるよう支援する。 5 片づけ ・はかりセットを前の机に返 す。 6 ふりかえり(10分) ・活動の感想 ・先生の評価(SS) ・ホットケーキの写真を見 て,活動の意欲づけを行う。 7 挨拶をする ■活動の感想を言い,達成できたこと を確認する。 ○T1が活動の良かった点と課題を 具体的に付け加える。 ☆達成感を味わい,できたことと次の 目標を理解することができたか。 ■姿勢を正し,大きな声で挨拶をす る。 ○声をかける。 ■活動の感想を言い,達成できたこと を確認する。 ○T1が活動の良かった点と課題を 具体的に付け加える。 ☆達成感を味わい,できたことと次の 目標を理解することができたか。 ■姿勢を正し,大きな声で挨拶をす る。 ○気づくまで見守る。 ■活動の感想を言い,達成できたことを 確認する。 ○T2が活動の良かった点と課題を具体 的に付け加える。 ☆達成感を味わい,できたことと次の目 標を理解することができたか。 ■姿勢を正し,大きな声で挨拶をする。 ○声をかける。 ■活動の感想を言い,達成できたこと を確認する。 ○T1が活動の良かった点と課題を 具体的に付け加える。 ☆できたことと次の目標を理解する ことができたか。 ■姿勢を正し,大きな声で挨拶をす る。 ○気づくまで見守る。 ■活動の感想を言い,達成できたこと を確認する。 ○T2が活動の良かった点と課題を 具体的に付け加える。 ☆達成感を味わい,できたことと次の 目標を理解することができたか。 ■姿勢を正し,挨拶をする。 ○声をかけ,モデルを示す。 ■活動の感想を言い,達成できたこと を確認する。 ○T1が活動の良かった点と課題を 具体的に付け加える。 ☆できたことと次の目標を理解する ことができたか。 ■姿勢を正し,挨拶をする。 ○気づくまで見守る。 ・一人一人に感想を発表させる。量 り取った物を全員に見せ,活動の成 果を共有する。 ・担当した指導者が,生徒の感想の 後に活動の中の成果と次回の課題 を伝える。(SS) ・授業の終わりを意識するため,全 員の姿勢が揃ってから挨拶をする。