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(1)

*正会員・岡山大学学術研究院環境生命科学学域(Okayama University, Graduate School of Environmental and Life Science)

**学生会員・岡山大学大学院環境生命科学研究科(Okayama University, Graduate School of Environmental and Life Science)

***正会員・東京理科大学理工学部土木工学科(Tokyo University of Science, Faculty of Science and Technology)

1.はじめに

近年,「サードプレイス」という概念が注目されている.

サードプレイスは,

1989

年にアメリカの社会学者

Ray Oldenburgの著書で提唱された概念である.第二次世界大戦

後のアメリカにおいて,孤独や孤立による幸福感の低下や コミュニティの欠如が問題視されており,

Ray Oldenburgは

自宅でも職場でもない公共の場で人が集まり会話が発生す るサードプレイスのもつ孤独感の低減や幸福感の向上が図 れる機能の必要性を提示した1).日本では近年,

NPO法人や

警察庁が,家や学校・職場で自分の居場所を見つけること ができず苦しむ子供や若者のために「家でも学校でも職場 でもない第

3

の場所」(サードプレイス)となる場所づくり に取り組んでいる2).地方創生の活動においては,まちの中 に様々な人との交流ができ,心地よい居場所として機能す る場所の整備を行う計画が全国で行われている3)

また,

2020

年に

COVID-19

(以下,コロナ)の感染が広

まり,東京を含めた7都府県が

4

7

日から,同月

16

日 からは他の道府県が

5

25

日まで,政府が緊急事態宣言 を発令し,緊急事態措置が実施された.緊急事態措置実施 中では,施設や教育機関の休業や制限,外出自粛,個人の 感染予防対策などの要請がなされた.内閣府の調査では,

東京

23

区のテレワークの実施率に関して

2019

12

月は

17.8

%であるのに対し,

2020

12

月では

42.8

%となって おり,コロナ感染拡大前に比べ増えている.一方地方圏は

2020

12

月では

14.0

%で

2019

12

月の

8.1

%よりは増え てはいるが東京

23

区ほど増えてはいない4).主要駅・繁華 街エリアにおける人流の動向は,コロナの感染拡大前に比 べ全国的に減少しており,東京都品川駅では最も減少して

おり

-50.0

%となっている5).このように緊急事態措置期間

が終了した後でも,コロナの感染が広がる前に比べ生活が

変化している人がおり,職場に行くために外出したついで に立ち寄るサードプレイスの利用や,公共の場であり人が 集まる場所となることの多いサードプレイスの利用が減少 することが考えられる.テレワークの実施率や主要駅・繁 華街エリアでの人流の減少などで東京都

23

区と地方圏で コロナの影響は異なるため,その地域差がサードプレイス の利用の変化の違いとして出るのではないかと考えられる.

また,東京と地方において主な交通手段や施設の密度で違 いがあると考えられ,これらがサードプレイスの種類や利 用時間などの利用形態の地域差に影響を与えていると考え られる.

サードプレイスに関する研究では,林田ら 6)が東京都の 品川と神田を対象地域とし,職場の周辺環境の違いからサ ードプレイスが構築される特徴について明らかにした.遠 藤ら7)は大学生の学習場所に着目し人がいる空間で

1

人に なれる場所として儀礼的無関心が成立するサードプレイス の価値を示した.畠山ら8)は東京都のカフェを対象に行動 観察によってその利用形態を行動観察し,会話中心で交流 のあるサードプレイスの他に個人作業型のサードプレイス が求められていることを示した.山田ら9)は郊外型キャン パスに通う大学生のサードプレイスに着目し,その利用行 動を示した.川村ら10)は東京

23

区を対象として,まちなか の居場所がある人は生活の質が高いこと明らかにし,また その居場所に対する心理的側面から交流のあるタイプとと もに一人で利用するタイプの必要性を示している.斎藤ら

11)12)13)は首都圏小都市と都市近郊農村地域,中心市街地の余

暇活動について調査し,農村地域においても余暇活動が都 市化,個人化していることを明らかとした.

Ray Oldenburg

の提唱したサードプレイスとは,人々が交

流し日常の一部として気軽に行けるような特徴をもつもの 地域差とコロナ前後の比較によるサードプレイスと幸福感の関連性の研究

Study on Third Place and Happiness by Comparing Regional Differences and Before and Under COVID-19 Pandemic

橋本 成仁・今村 陽子・海野 遥香・堀 裕典

Seiji Hashimoto*

Yoko Imamura**

Haruka Uno*** and Hirofumi Hori*

Recently, the concept of "Third Place" has become widespread. Third place is another place than home and work, and it was proposed in 1989 to reduce issues such as loneliness and lack of community.

In addition, it is considered that the usage pattern of the third place is changing due to the influence of COVID-19, and it is considered that there is a large regional difference between the urban area and the rural area. This study revealed that there were differences in the ownership rate of third places, transportation, happiness, and changes in happiness before and under COVID-19 pandemic between Tokyo and rural areas. Although it was not seen in under COVID-19 pandemic Tokyo, it has shown that there is a relationship in Tokyo before COVID-19 pandemic and region.

Keywords : third place, happiness, COVID-19

サードプレイス,幸福感,新型コロナウイルス

(2)

だとしており,人と人とのつながりを提供することが幸福 感の向上を図るとしてサードプレイスの必要性を提示して いた1).一方近年の日本において,遠藤らや畠山ら,川村 らの研究から,人々の交流が行われない公共の場の利用の 必要性も求められていることが明らかとなっているとこか ら,気分転換や

1

人になるため,個人のワーキングスペー スの確保など人との交流を行わないサードプレイスの利用 に関しても幸福感に関連していると考えられる.

サードプレイスに関する既存研究は,一部地域や大学生 等の対象を絞った研究が多く,対象者を限定せずに東京と 地方の地域差を分析した研究は見受けられない.また,コ ロナによるサードプレイスの利用の変化を見た研究も見受 けられない.東京と地方でコロナ前後のサードプレイスの 利用形態の違いや幸福度との関連性の違いが明らかになる ことによって,コロナ禍のような不測の事態であっても,

地域の特徴や状況に合わせて幸福と感じる場所の特徴を得 ることができると考える.

そこで本研究では,サードプレイスと幸福感との関連性 を,東京と地方の地域差,コロナ前と現在の差に着目して 明らかにすることを目的とする.サードプレイスの定義に 関しては,人々の交流の有無に限らず家と職場以外の公共 の場での居場所とする.

2.本研究の調査概要

(1)サードプレイスの定義について

本研究では,サードプレイスの定義を①家と職場以外の 日常生活で訪れる第

3

の居場所,②居心地が良い・馴染み・

お気に入りの場所,③自ら積極的に行こうと思える場所,

④最低でも

2

3

か月程度に一度は訪れる場所,以上の

4

点 を満たす場所と定める.ただし,恋人や友人家などの私的 な場所や生活上必要不可欠な場所は除く.サードプレイス の場所の例を表-1に示す.

(2)アンケート調査の概要

本研究で行ったアンケート調査の概要を表

-2に示す.今

回実施した調査では,東京と地方の地域差を検証するため

に,東京都の

20

代から

50

代で

100

人ずつ,大都市圏(北海道,

埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,愛知県,京都府,大 阪府,兵庫県,福岡県)以外の

37

県の

20

代から

50

代で

100

人 ずつサンプリングし,Web調査を実施した.学生の割合が 多い

10

代と退職し職場を持たない人が多い

60

代以上は除い た.主な調査項目としては,コロナ前と現在のサードプレ イスに関して,生活満足度や幸福度に関して,生活の嗜好 性に関しての

3つである.

サードプレイスに関するアンケー ト項目を表-3に示す.調査期間は

2021年 1月7

日から2021年

1月 10日であり,現在の状況については, 2020年の秋から冬

12月頃の状況と定め尋ねた.コロナ前については,コロナ

の感染が拡大する前の状況として,

2019

12

月頃までとし た.

(3)幸福度,生活満足度について

本研究では,現在とコロナ前の幸福感の点数について「と ても不安」を1点,「とても幸せ」を10点として尋ねた.

本研究では,

10

点満点の幸福度を,幸福感を図る指標とし て用いることとする.

また,生活の満足度について内閣府の調査項目14)を参考 に生活満足度10項目(健康状態,家族関係,経済状況,就 業の状況,職場の人間関係,生きがい,自由な時間・充実 した余暇,友人関係,地域コミュニティ,総合満足度)の 質問を作成し,「非常に満足している」から「全く満足して いない」の

7

件法で尋ねた.また,分析において「非常に 満足している」~「やや満足している」を「満足している」

に,「全く満足していない」~「少し満足していない」を「満 足していない」に統合し,分析を行った.

(4)生活嗜好性について

本研究では,人々の生活の嗜好性を測る指標として,個 人の生活スタイルを考慮した分析をしている既存研究15)を 参考に,

7

項目

5

件法の質問を作成した.生活嗜好性とし

-1

サードプレイスの例

-2

アンケート調査の概要

-3 サードプレイスに関するアンケート項目

-4

生活嗜好性のクラスター分析の結果 サードプレイスの例

カフェ・喫茶店,居酒屋・バー,通っている教室,部活・

サークル,ジム・プール,公民館・地域活動,図書館,書 店,釣り場,アパレルショップなどの飲食店以外の店舗,

ゲームセンター・パチンコ,ネットカフェ・マンガ喫茶,公 園,ストリート,ライブ会場・観戦場,エステ・サロン 等

調査名 調査期間

回答数 有効回答数

形式

対象地域(回答数) 東京都(439人) 大都市圏以外の37県

(442人)

調査対象年齢

20代から50代

主な調査項目

・コロナ前と現在のサードプレイスに関して

・生活満足度や幸福度に関して

・生活の嗜好性に関して

日常的な「サードプレイス」についての

2021年1月7日~10日

888 881 Web調査

サードプレイスに関する項目 有無

行く理由

いつから訪れているか どこから訪れているか

目的地としてか何かのついでとして訪れるか 移動時間

交通手段 頻度

サードプレイスに対する満足度

交流・外出軸 個人軸 個人嗜好性(高) 263 -0.9188 0.576 集団・外出嗜好性(高) 331 0.478 -0.274 個人・集団嗜好性(低) 133 -0.2564 -1.4593 個人・集団嗜好性(高) 154 0.7594 0.8577 買物に出かけるのが好き

通信販売・ネットショッピングを利用するのが好き 質問項目

クラスター名 n 因子

人とおしゃべりするのが好き 自宅で静かに過ごすことが好き 誰かと一緒に過ごす時間が好き 1人で過ごす時間が好き

観光・行楽・レジャーに出かけるのが好き

(3)

て,各項目

5

点満点で得点化し,「交流・外出軸」「個人軸」

2

因子で回答者を

4

つのクラスターに分類した.質問項 目とクラスター分析の結果を表

-4

に示す.

3.東京と地方,コロナ前後の比較によるサードプレイスの 利用実態

本研究では,東京都の

439

名,大都市圏以外の

442

名を それぞれ「東京」と「地方」の2つにグループ化して分析 を行う.しかし,東京都内での地域差や地方内での地域差 もあると考えられるため,今回大きく

2

つにグループ化し たことは留意点であり,細かい地域の環境の違いについて は今後の課題とする.

(1)東京と地方のサードプレイス利用実態の違い

サードプレイスに関する項目について,東京と地方で地 域差があるかを検証するため,コロナ前と現在のそれぞれ において独立性の検定を行い,その結果統計的に有意な差 が見られた項目についてはクロス集計表の残差分析も行っ

た.以降,独立性の検定を行う際は同様にしてクロス集計 表の残差分析の結果も重ねて示す.分析の結果,サードプ レイスの有無とサードプレイスに関する項目において,東 京と地方で有意水準

1%と 5

%で統計的な差が見られたも のを表

-5

,表

-6

に示す.サードプレイスの有無について,

コロナ前は東京と地方で有意水準

1

%で統計的な差が見ら れ,東京がサードプレイスを持っている割合が多いことが 示された.しかし,現在では東京と地方にサードプレイス の有無の差は見られなかった.サードプレイスの場所に関 しては,コロナ前は東京で飲食店が多く,地方では娯楽施 設が多いことが示された.現在は,東京で習い事・サーク ル等をサードプレイスとする人が多いこと,地方で娯楽施 設が多いことが示された.交通手段については,コロナ前 と現在ともに公共交通と自転車・徒歩の利用が東京で多く,

自動車・原付・自動二輪車は地方で多いことが示された.

また,満足度に関してはコロナ前では有意な差は見られな かったが,現在では東京で満足度が低い割合が小さいこと が示された.

コロナ前後でサードプレイスの有無に違いがあるかを検 証するため,東京と地方それぞれにおいて独立性の検定を 行った.結果を表

-7

に示す.東京と地方ともにコロナ前後 でサードプレイスの有無と統計的に有意な差が見られ,コ ロナ前から現在にかけてサードプレイスを持つ人の割合が 東京と地方ともに減少していることが明らかとなった.

図-1 幸福度の平均値の差の検定 表-6 現在の地方差とサードプレイスとのクロス集計表

-7

コロナ前後とサードプレイスの有無とのクロス集計表

表-5 コロナ前の地方差とサードプレイスとのクロス集計表

東京 地方 P値

124(28.2%) 113(25.6%) 315(71.8%) 329(74.4%)

48(38.7%) 33(29.2%) 26(21.0%) 10(8.8%) 14(11.3%) 14(12.4%) 14(11.3%) 32(28.3%) 11(8.9%) 16(14.2%) 7(5.6%) 6(5.3%)

43(34.7%) 9(8.0%) 14(11.3%) 79(69.9%) 67(54.0%) 25(22.1%)

41(33.1%) 31(27.4%) 44(35.5%) 27(23.9%) 39(31.5%) 55(48.7%)

クロス集計の残差分析 下線 1%有意 :5%有意 サードプレイスの場所

図書館書店(n=27) 娯楽施設(n=46)

満足度低め(n=94) 満足度中程度(n=71)

満足度高め(n=72) サードプレイスに対する満足度

その他(n=13) サードプレイスへの交通手段

公共交通(n=52) 自動車・原付・自動二輪車(n=93)

自転車・徒歩(n=92) 飲食店(n=81) 習い事・サークル等(n=36)

公共の場・外(n=28)

青字:期待度数より実測度数が高い 独立性の検定  **:1%有意 *:5%有意

サードプレイスの有無 持つ(n=237) 持たない(n=644)

赤字:期待度数より実測度数が低い 0.0000 **

0.0214 * 0.4116

0.0035 **

東京

コロナ前 現在 P値 191(43.5%) 124(28.1%) 248(56.5%) 315(71.3%)

地方

コロナ前 現在 P値 152(34.6%) 113(25.6%) 290(66.1%) 329(74.4%)

クロス集計の残差分析 下線 1%有意 :5%有意 青字:期待度数より実測度数が高い

独立性の検定  **:1%有意 *:5%有意 持たない(n=563)

持つ(n=315) サードプレイスの有無

0.0000 **

0.0053 **

持たない(n=619) 持つ(n=265) サードプレイスの有無

赤字:期待度数より実測度数が低い

東京 地方 P値

191(43.5%) 152(34.4%) 248(56.5%) 290(65.6%)

94(49.2%) 50(32.9%) 28(14.7%) 13(8.6%)

17(8.9%) 18(11.8%) 24(12.6%) 44(28.9%) 19(9.9%) 21(13.8%) 9(4.7%) 6(3.9%)

71(37.2%) 22(14.5%) 20(10.5%) 100(65.8%) 100(52.4%) 30(19.7%)

66(34.6%) 51(33.6%) 64(33.5%) 41(27.0%) 61(31.9%) 60(39.5%)

クロス集計の残差分析 下線 1%有意 :5%有意 赤字:期待度数より実測度数が低い 飲食店(n=144)

青字:期待度数より実測度数が高い 独立性の検定  **:1%有意 *:5%有意

自転車・徒歩(n=130) 自動車・原付・自動二輪車(n=120)

公共交通(n=93) サードプレイスへの交通手段

その他(n=15) 図書館書店(n=40)

娯楽施設(n=68) 公共の場・外(n=35) 習い事・サークル等(n=41)

サードプレイスに対する満足度 満足度高め(n=117)

満足度中程度(n=105) 0.2769 サードプレイスの有無

持つ(n=343) 持たない(n=538) サードプレイスの場所

満足度低め(n=121)

0.0068 **

0.0188 *

0.0000 **

(4)

(2)東京と地方の幸福度の違いの把握

コロナ前と現在の幸福度について差があるか,また,東 京と地方で差があるかを検証するために,それぞれ平均値 の差の検定を行った.その結果を図-1に示す.コロナ前と 現在の幸福感の差について,地方では統計的に有意な差は 見られなかったが,東京は有意水準

1

%で統計的な差が見 られ,現在の東京の幸福感がコロナ前と比較して低いこと が示された.次に,東京と地方の幸福感の差については,

コロナ前と現在ともに,東京と地方で統計的に有意な差が

見られ,東京が地方よりも幸福感が高いことが示された.

4.幸福感に関連する要素の分析

本章では,幸福感に関連する要素の把握を行う.その際,

東京と地方のそれぞれコロナ前と現在で

4

パターンの分析 を行うこととする.また,幸福度の分布にばらつきが見ら れたため,独立性の検定ではサンプルが約

1/3

ずつになる ように「幸福度低い」を

1

4

点,「幸福度中程度」を

5

6

点,「幸福度高い」を7~10点として分類した.

-10

コロナ前の地方の幸福感と各項目とのクロス集計表(一部 抜粋)

-11

現在の地方の幸福感と各項目とのクロス集計表(一部抜 粋)

-9

現在の東京の幸福感と各項目とのクロス集計表(一部抜粋)

-8

コロナ前の東京の幸福感と各項目とのクロス集計表(一部抜 粋)

高い(n=152) 中程度(n=160) 低い(n=130) 性別

男性(n=227) 64(42.1%) 96(60.0%) 67(51.5%) 女性(n=215) 88(57.9%) 64(40.0%) 63(48.5%)

職種

正規社員(n=210) 76(50.0%) 76(47.5%) 58(44.6%) 非正規社員(n=95) 27(17.8%) 43(26.9%) 25(19.2%) 専業主婦・主夫・学生(n=63) 37(24.3%) 14(8.8%) 12(9.2%)

無職(n=47) 5(3.3%) 17(10.6%) 25(19.2%) 自営業・自由業+その他(n=27) 7(4.6%) 10(6.3%) 10(7.7%)

サードプレイスの有無

持つ(n=152) 68(44.7%) 51(31.9%) 33(25.4%) 持たない(n=290) 84(55.3%) 109(68.1%) 97(74.6%) 就業状況の満足度

満足している(n=156) 86(56.6%) 51(31.9%) 19(14.6%) どちらともいえない(n=184) 55(36.2%) 82(51.3%) 47(36.2%) 満足していない(n=102) 11(7.2%) 27(16.9%) 64(49.2%)

生活嗜好性

個人嗜好性(高)(n=148) 32(21.1%) 55(34.4%) 61(46.9%) 集団・外出嗜好性(高)(n=153) 66(43.4%) 50(31.3%) 37(28.5%) 個人・集団嗜好性(低)(n=78) 15(9.9%) 40(25.0%) 23(17.7%) 個人・集団嗜好性(高)(n=63) 39(25.7%) 15(9.4%) 9(6.9%)

クロス集計の残差分析 下線 1%有意 :5%有意 赤字:期待度数より実測度数が低い

幸福感 P値

0.0000 **

0.0068 **

0.0188 *

0.0000 **

青字:期待度数より実測度数が高い

0.0000 **

独立性の検定  **:1%有意 *:5%有意 †:10%有意

高い(n=145) 中程度(n=161) 低い(n=136) 性別

男性(n=227) 60(41.4%) 93(57.8%) 74(54.4%) 女性(n=215) 85(58.6%) 68(42.2%) 62(45.6%)

職種

正規社員(n=210) 69(47.6%) 83(51.6%) 58(42.6%) 非正規社員(n=95) 28(19.3%) 34(21.1%) 33(24.3%) 専業主婦・主夫・学生(n=63) 36(24.8%) 16(9.9%) 11(8.1%) 無職(n=47) 5(3.4%) 17(10.6%) 25(18.4%) 自営業・自由業+その他(n=27) 7(4.8%) 11(6.8%) 9(6.6%)

サードプレイスの有無

持つ(n=113) 48(33.1%) 39(24.2%) 26(19.1%) 持たない(n=329) 97(66.9%) 122(75.8%) 110(80.9%) 家族関係の満足度

満足している(n=222) 120(82.8%) 69(42.9%) 33(24.3%) どちらともいえない(n=142) 22(15.2%) 65(40.4%) 55(40.4%) 満足していない(n=78) 3(2.1%) 27(16.8%) 48(35.3%)

就業状況の満足度

満足している(n=135) 73(50.3%) 50(31.1%) 12(8.8%) どちらともいえない(n=188) 53(36.6%) 78(48.4%) 57(41.9%) 満足していない(n=119) 19(13.1%) 33(20.5%) 67(49.3%)

生活嗜好性

個人嗜好性(高)(n=148) 29(20.0%) 55(34.2%) 64(47.1%) 集団・外出嗜好性(高)(n=153) 62(42.8%) 52(32.3%) 39(28.7%) 個人・集団嗜好性(低)(n=78) 16(11.0%) 39(24.2%) 23(16.9%) 個人・集団嗜好性(高)(n=63) 38(26.2%) 15(9.3%) 10(7.4%)

クロス集計の残差分析 下線 1%有意 :5%有意 赤字:期待度数より実測度数が低い

幸福感 P値

0.0000 **

0.0115 *

0.0000 **

0.0000 **

0.0241 *

青字:期待度数より実測度数が高い

0.0000 **

独立性の検定  **:1%有意 *:5%有意 †:10%有意 高い(n=183) 中程度(n=136) 低い(n=120)

性別

男性(n=213) 79(43.2%) 65(47.8%) 69(57.5%) 女性(n=226) 104(56.8%) 71(52.2%) 51(42.5%)

職種

正規社員(n=242) 100(54.6%) 80(58.8%) 62(51.7%) 非正規社員(n=63) 14(7.7%) 20(14.7%) 29(24.2%) 専業主婦・主夫・学生(n=76) 48(26.2%) 18(13.2%) 10(8.3%) 無職(n=26) 5(2.7%) 9(6.6%) 12(10.0%) 自営業・自由業+その他(n=32) 16(8.7%) 9(6.6%) 7(5.8%)

サードプレイスの有無

持つ(n=124) 62(33.9%) 36(26.5%) 26(21.7%) 持たない(n=315) 121(66.1%) 100(73.5%) 94(78.3%) 経済状況の満足度

満足している(n=154) 114(62.3%) 34(25.0%) 6(5.0%) どちらともいえない(n=118) 32(17.5%) 67(49.3%) 19(15.8%)

満足していない(n=167) 37(20.2%) 35(25.7%) 95(79.2%) 地域コミュニティの満足度

満足している(n=94) 65(35.5%) 18(13.2%) 11(9.2%) どちらともいえない(n=267) 103(56.3%) 98(72.1%) 66(55.0%) 満足していない(n=78) 15(8.2%) 20(14.7%) 43(35.8%)

生活嗜好性

個人嗜好性(高)(n=115) 43(23.5%) 29(21.3%) 43(35.8%) 集団・外出嗜好性(高)(n=178) 86(47.0%) 57(41.9%) 35(29.2%) 個人・集団嗜好性(低)(n=55) 7(3.8%) 26(19.1%) 22(18.3%) 個人・集団嗜好性(高)(n=91) 47(25.7%) 24(17.6%) 20(16.7%)

クロス集計の残差分析 下線 1%有意 5%有意 赤字:期待度数より実測度数が低い

0.0596

幸福感 P値

0.0000 **

0.0498 *

0.0000 **

0.0000 **

青字:期待度数より実測度数が高い

0.0000 **

独立性の検定  **:1%有意 *:5%有意 †:10%有意 高い(n=188) 中程度(n=151) 低い(n=100) 性別

男性(n=213) 81(43.1%) 73(48.3%) 59(59.0%) 女性(n=226) 107(56.9%) 78(51.7%) 41(41.0%)

職種

正規社員(n=242) 102(54.3%) 86(57.0%) 54(54.0%) 非正規社員(n=63) 16(8.5%) 25(16.6%) 22(22.0%) 専業主婦・主夫・学生(n=76) 48(25.5%) 21(13.9%) 7(7.0%)

無職(n=26) 6(3.2%) 11(7.3%) 9(9.0%) 自営業・自由業+その他(n=32) 16(8.5%) 8(5.3%) 8(8.0%)

サードプレイスの有無

持つ(n=191) 96(51.1%) 55(36.4%) 40(40.0%) 持たない(n=248) 92(48.9%) 96(63.6%) 60(60.0%) 経済状況の満足度

満足している(n=202) 129(68.6%) 55(36.4%) 18(18.0%) どちらともいえない(n=127) 40(21.3%) 62(41.1%) 25(25.0%) 満足していない(n=110) 19(10.1%) 34(22.5%) 57(57.0%) 職場の人間関係の満足度

満足している(n=183) 110(58.5%) 50(33.1%) 23(23.0%) どちらともいえない(n=168) 60(31.9%) 72(47.7%) 36(36.0%) 満足していない(n=88) 18(9.6%) 29(19.2%) 41(41.0%)

生活嗜好性

個人嗜好性(高)(n=115) 43(22.9%) 36(23.8%) 36(36.0%) 集団・外出嗜好性(高)(n=178) 93(49.5%) 55(36.4%) 30(30.0%) 個人・集団嗜好性(低)(n=55) 13(6.9%) 24(15.9%) 18(18.0%) 個人・集団嗜好性(高)(n=91) 39(20.7%) 36(23.8%) 16(16.0%)

クロス集計の残差分析 下線 1%有意 :5%有意 赤字:期待度数より実測度数が低い

幸福感 P値

0.0000 **

0.0365 *

0.0000 **

0.0000 **

0.0188 *

青字:期待度数より実測度数が高い

0.0012 **

独立性の検定  **:1%有意 *:5%有意 †:10%有意

(5)

(1)幸福度とサードプレイスの有無との関連性の把握 幸福度とサードプレイスの有無,個人属性,生活満足度,

生活嗜好性との関連性を明らかにするために,独立性の検 定を行った.有意水準

1

%,

5%で統計的に有意な差があっ

た項目を表-8~

11

に示す(生活満足度に関して一部抜粋). サードプレイスの有無に関して,コロナ前の東京,コロナ 前と現在の地方で有意水準

5%で統計的に有意な差が見ら

れ,サードプレイスを持つ人の幸福感が高いことが明らか

となった.現在の東京では,サードプレイスの有無と幸福 感の関連性の

p

値を見ると

0.0596

であり

10%有意水準で

は統計的に差があると言え,サードプレイスを持つ人が幸 福感が高いことが示されている.

また,全パターンで女性と専業主婦・主夫,学生の幸福 感が高いことが示された.生活嗜好性に関しては,全パタ ーンで集団・外出嗜好性(高)の幸福感が高く,個人・集 団嗜好性(低)の幸福度が低いことが示された.生活満足 度に関しては全パターンの全ての項目で有意な差が見られ,

満足しているほど幸福度が高いことが示された.

(2)サードプレイスを持つ人に着目した幸福感とサードプ レイスとの関連性

サードプレイスの利用形態と幸福感に関連性があるかを 検証するために,サードプレイスを持つ人を対象としてサ ードプレイスについての項目と幸福感について独立性の検 定を行った.有意水準

1

%と

5

%で統計的な差が見られた ものを表

-12

に示す.関連性が見られたものは,現在の地方

図-3 現在の東京の幸福感予測モデル 図-5 現在の地方の幸福感予測モデル 図-4 コロナ前の地方の幸福感予測モデル 図-2 コロナ前の東京の幸福感予測モデル

-12

幸福感とサードプレイスについてのクロス集計表

-1.0 -0.8 -0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 女性

男性 専業主婦・主夫、学生 自営業・自由業+その他 正規社員 非正規社員 無職 持つ 持たない 満足している どちらともいえない 満足していない 満足している どちらともいえない 満足していない 満足している どちらともいえない 満足していない 個人・集団嗜好性(高)

集団・外出嗜好性(高)

個人嗜好性(高)

個人・集団嗜好性(低)

0.2776

0.9791

アイテムレンジ

1.7359 性別

生活嗜好性

0.1046

1.1668 職種

自由な時間・充実した余 暇の満足度

経済状況 の満足度

幸福感が高い 幸福感が低い

サードプレイスの有無

2.1792

地域コミュニティ の満足度

0.7252

n=439 定数項 5.7608 重相関係数の二乗 0.4627

-1.0 -0.8 -0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 女性

男性 専業主婦・主夫、学生 自営業・自由業+その他 非正規社員 正規社員 無職 持つ 持たない 満足している どちらともいえない 満足していない 満足している どちらともいえない 満足していない 個人・集団嗜好性(高)

集団・外出嗜好性(高)

個人・集団嗜好性(低)

個人嗜好性(高)

0.2924

1.4825

アイテムレンジ

1.3047 性別

生活嗜好性

0.1618

0.6849 職種

就業状況の満足度 サードプレイスの有無

幸福感が高い 幸福感が低い

2.1109 家族関係の満足度

n=442 定数項 5.4140 重相関係数の二乗 0.3760 -1.0 -0.8 -0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 男性

女性 専業主婦・主夫、学生 非正規社員 正規社員 自営業・自由業+その他 無職 持つ 持たない 満足している どちらともいえない 満足していない 個人・集団嗜好性(高)

集団・外出嗜好性(高)

個人・集団嗜好性(低)

個人嗜好性(高)

0.3999

2.5890

アイテムレンジ

1.5339

性別

生活嗜好性

0.0553

0.9697

職種

就業状況の満足度 サードプレイスの有無

n=442 定数項 5.4774 重相関係数の二乗 0.3182 幸福感が高い 幸福感が低い

-1.0 -0.8 -0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 女性

男性 専業主婦・主夫、学生 自営業・自由業+その他 正規社員 非正規社員 無職 持つ 持たない 満足している どちらともいえない 満足していない 満足している どちらともいえない 満足していない 集団・外出嗜好性(高)

個人・集団嗜好性(高)

個人嗜好性(高)

個人・集団嗜好性(低)

幸福感が高い 幸福感が低い

0.5108

1.3128

アイテムレンジ

1.4029

性別

生活嗜好性

0.0768

0.5284

職種

職場の人間関係 の満足度 経済状況

の満足度 2.0521

サードプレイスの有無

n=439 定数項 5.9203 重相関係数の二乗 0.3421 現在の地方

高い 中程度 低い 目的地としてか何かのついでとして

訪れるか

目的地として(n=50) 22(84.6%) 28(66.7%) 25(55.6%) 何かのついでとして(n=18) 4(15.4%) 14(33.3%) 20(44.4%) サードプレイスに対する満足度

満足度高め(n=16) 9(34.6%) 7(16.7%) 15(33.3%) 満足度中程度(n=21) 11(42.3%) 10(23.8%) 6(13.3%) 満足度低め(n=31) 6(23.1%) 25(59.5%) 24(53.3%)

クロス集計の残差分析 下線 1%有意 1%有意 :5%有意 青字:期待度数より実測度数が高い 赤字:期待度数より実測度数が低い

幸福感 P値

独立性の検定  **:1%有意 *:5%有意

0.0097 **

0.0442 *

(6)

のパターンだけであった.関連性が見られた項目は,目的 地としてか何かのついでとして訪れるか,サードプレイス に対する満足度の

2

つであり,目的地として訪れた人は幸 福感が高く,満足度が低い人は幸福感が高い人の割合が小 さいことが示された.

5.幸福度の予測モデル分析

4

章で明らかとなった幸福度と関連する項目とサードプ レイスの有無の項目を説明変数とし,目的変数を幸福度と して数量化Ⅰ類分析を行い,幸福度の予測モデルを作成し た.その際,予測モデルの整合性を高めるために,説明変 数間で相関係数が

0.4

以上の項目は,より幸福度と相関係 数が高いものを残しそれ以外を除いた.結果を図

-2~5

に 示す.生活総合満足度と生きがいに関しては,幸福度との 相関係数が高く,幸福度と同義とみなし説明変数から除い た.

4

章と同様に東京と地方のコロナ前と現在でそれぞれ 分析し,

4

パターン作成した.

-2

,図

-3

より,東京ではコロナ前と現在ともに経済状 況の満足度が最もレンジが大きく,サードプレイスの有無 は生活嗜好性の次に大きいことが示された.また,東京の コロナ前と現在を比べた際,サードプレイスの有無のレン ジ幅が相対的に小さくなっており,他の項目のレンジ幅が 相対的に大きくなっているように見て捉えられる.コロナ 前の地方では就業状況の満足度が最もレンジが大きいが,

現在の地方では家族関係の満足度が最も大きく,次に就業 状況の満足度となっている.また,コロナ前と現在の地方 ともに生活嗜好性の次にレンジが大きいことが示された.

全体的な傾向としては,生活満足度が最も幸福感に与える 影響が大きく,次に職種,生活嗜好性,サードプレイスの 有無,性別であることが明らかとなった.また,東京と地 方で比較すると,東京では経済状況の満足度が幸福度と相 関係数が強く予測モデルの説明変数として残っているが,

地方では経済状況の満足度よりも就業状況や家族関係の満 足度が残っており,東京では経済状況の満足度の影響が高 く,地方では就業状況,家族関係の満足度が強く影響する ことが示された.

6.結論と今後の課題

本研究は,東京と地方の地域差をコロナ前と現在のそれ ぞれで分析することにより,地域差によるサードプレイス の利用形態の違いと,サードプレイスを持つことと幸福感 との関連性の検証を行った.

第3章では,サードプレイスを持つ人がコロナ前から現 在にかけて少なくなっており,東京と地方のサードプレイ スの違いは,サードプレイスの場所や交通手段,サードプ レイスに対する満足度であることが示された.コロナ前は,

東京で飲食店が多く,地方で娯楽施設が多かったが,現在 は,東京で習い事・サークル等が多く,地方で娯楽施設が 多いことが示された.このことから,コロナ禍において東 京では飲食店よりも習い事やサークル等のような活動を伴

うサードプレイスの利用がより求められていることが考え られる.また,サードプレイスに対する満足度に関して,

コロナ前は地方と東京で差が見られなかったが,現在は東 京で満足度が低い人が少なかった.

4

章では,サードプレイスの有無と幸福感に関連性が あることが示され,サードプレイスを持つ人は幸福感が高 いことが明らかとなった.また,現在の地方において,サ ードプレイスを目的地として訪れる人は何かのついでとし ていく人よりも幸福感が高いことが示された.このことか ら,職場の帰りに寄れるような飲食店ではなく,娯楽施設 のような目的がしっかりあるような場所の方が地方では求 められていることが示唆される.

5

章では,幸福度の予測モデルを作成し,幸福度を構 成する項目と,幸福感に与える影響の大きさの比較を行っ た.全体的な傾向としては,生活満足度,職種,生活嗜好 性,性別の順で幸福感に与える影響は大きく,サードプレ イスの有無は生活嗜好性の次に影響が大きいことが示され た.また,東京のコロナ前と現在を比較した際,相対的に 経済状況の満足度や職種などのサードプレイスの有無以外 の要素の影響が大きくなり,サードプレイスの有無の影響 は小さくなっていることが見てとれた.

以上より,人々の幸福感を向上させるための措置として,

サードプレイスとなりうる場所の提供を行うことが重要だ と考えられる.今回の調査においては東京の方がコロナの 影響に左右されやすいことが伺え,サードプレイスの利用 についても変わってきているため,それに合わせたサード プレイスの提供を考える必要がある.また,地方では娯楽 施設をサードプレイスとしている人が多いため,地域に合 わせたサードプレイスの提供が求められると考えられる.

本研究では「東京」と「地方」のように大きく地域差を 捉え,サードプレイスと幸福感の関連性についての分析を 行った.今後はより詳細な地域の環境の違いなどを考慮し,

サードプレイスと幸福感の因果関係についても明らかにす る必要がある.

【参考文献】

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みすず書

2)

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2

年版 子供・若者白書 第

4

章 第

1

節 家 庭,学校及び地域の相互の関係の再構築

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r02honpen/pdf/b1_04_01 _01.pdf, 2021

年8

3)

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づくりに関するガイドライン~新たな全世代・全活躍型のコ ミュニティづくり~

https://www.chisou.go.jp/sousei/about/ccrc/shienmenu/pdf/202007 _shougai_guideline.pdf, 2021

年8

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(7)

https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/result2_covid.pdf

2021

年8

5)

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(2020/12/1(火 )15

時台の増減率

(%))

https://corona.go.jp/toppage/pdf/area-transition/20201201_agoop- daytime.pdf, 2021

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8)

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「立地環境および利用者傾向が行動分布に与える影響行動 観察調査からみたカフェのサードプレイス利用分析‐その 1‐」,日本建築学会計画系論文集,

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711

号,

1067

1073

9)

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13)

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51

3

p.728-734

参照

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