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2017/2018 シーズンバレエ ダンス 舞踊芸術監督大原永子 新国立劇場が開場 20 周年を迎える 2017/2018 シーズンのバレエは 新制作の全幕 バレエ くるみ割り人形 で開幕いたします くるみ割り人形 はバレエファンだ けでなく 世界中のお客様から絶大な人気を誇り 新国立劇場でも再演を

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Contents

※本資料中のスタッフ・キャストは全て予定であり、変更される可能性がございます。 何卒ご承知おきください。

舞踊芸術監督 大原永子

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2

2017/2018シーズン バレエ ラインアップ

・・・・・・・・・・・・・・・・・

3

くるみ割り人形

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4

シンデレラ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8

ニューイヤー・バレエ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12

ホフマン物語

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

15

白鳥の湖

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

19

眠れる森の美女

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

23

平成29年度公演

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27

平成29年度 新国立劇場こどものためのバレエ劇場

しらゆき姫

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

28

2017/2018シーズン ダンス ラインアップ

・・・・・・・・・・・・・・・・

30

舞踏の今 その1

山海塾

「海の賑わい 陸

オ カ

の静寂―めぐり」

・・・・・・・・・・・・・・

32

高谷史郎(ダムタイプ)

「ST/LL」

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34

舞踏の今 その2

大駱駝艦・天賦典式

「罪と罰」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

36

森山開次

「サーカス」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

38

公演一覧(1997.10~2017.7)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

40

2017/1/12

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2

2017/2018 シーズン バレエ・ダンス

舞踊芸術監督

大原永子

新国立劇場が開場

20 周年を迎える 2017/2018 シーズンのバレエは、新制作の全幕

バレエ『くるみ割り人形』で開幕いたします。『くるみ割り人形』はバレエファンだ

けでなく、世界中のお客様から絶大な人気を誇り、新国立劇場でも再演を重ねている

人気演目です。今回の新制作にあたっては、2014/2015 シーズンの開幕を飾った『眠

れる森の美女』の改訂振付も好評を得たウエイン・イーグリングが振付を手がけます。

振付家としての活躍のみならず、オランダ国立バレエやイングリッシュ・ナショナ

ル・バレエの芸術監督を務めた実績のあるイーグリングは、新国立劇場バレエ団の特

徴を理解し、さらにはバレエ団の将来を考えて、我々の財産となる素晴らしい作品を

創ってくれるものと確信しております。また、2015/2016 シーズン開幕公演『ホフマン物語』の舞台を彩った、装

置の川口直次、衣裳の前田文子、照明の沢田祐二といった日本人デザイナー達による美しい舞台にもご期待くださ

い。

12 月にはクリスマスシーズンの人気演目アシュトン振付『シンデレラ』を上演。1 月には『ニューイヤー・バレ

エ』と銘打って、バレエ・コンサートでも高い人気を誇る珠玉の作品群を上演します。四人の女性ダンサーによる

『パ・ド・カトル』

、テクニックと優雅な気品を楽しめる『グラン・パ・クラシック』

、バランシンらしい躍動的な

振付が光る『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』、バレエ団としての実力が問われる『シンフォニー・イン・C』、

という4演目での構成です。2 月には、ダレル振付のドラマティック・バレエ『ホフマン物語』、そして 4 月には

不朽の名作『白鳥の湖』を上演し、6 月には古典バレエの最高傑作『眠れる森の美女』で、シーズンを締めくくり

ます。

2017/2018 シーズンダンスでは、新国立劇場開場 20 周年にあたり、「舞踏の今」と題して、独自の身体表現によ

って国際的にも注目を浴びる2つのカンパニーの作品が登場します。

11 月には、洗練された美しく瞑想的な独自の

世界を創り出す山海塾による「海の賑わい 陸

オカ

の静寂―めぐり」でシーズンの幕を開けます。2 月には映像、照明、

グラフィック・アート、舞台装置デザインなど洗練された「メディア・アート」によって国内外で高い評価を得て

いる高谷史郎(ダムタイプ)による「

ST/LL」を上演。3 月には、舞踏作品の第2弾として、ユーモアを含んだス

ペクタクルな世界観で観客の支持を集める大駱駝艦・天賦典式による「罪と罰」。そして

6 月には、2014/2015 シ

ーズンに「大人も子どもも楽しめるダンス公演」として大好評を得た森山開次「サーカス」で、シーズンの最後を

飾ります。

幅広いお客様に楽しんでいただけるような多様性に富んだ、質の高い新国立劇場のバレエ、ダンス公演でありた

いと願っています。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

〈プロフィール 〉 橘秋子、牧阿佐美、アレクサンドラ・ダニロワ、イゴール・シュベッツォフに師事。橘バレエ学校を卒業後、橘バレエ団 を経て 1956年、牧阿佐美バレヱ団結成と同時に入団。62年に『白鳥の湖』の主役に抜擢され、以後同団のプリマ・バレ リーナとして古典、創作を問わず数多くの作品に主演する。71年にアメリカに留学し、74年に渡英。ニューロンドンバレ エからロンドン・フェスティバル・バレエ、さらにスコティッシュ・バレエへと移籍。77年、スイスのバーゼル・バレエ に一時在籍した後、78年に再びスコティッシュ・バレエに戻り、96年までプリンシパル・ダンサーとして活躍。72年舞踊 批評家協会賞、82年芸術選奨文部大臣賞、91年服部智恵子賞を受賞。95年よりスコティッシュ・バレエでコーチを務める。 97年には大英勲章(OBE)を日本人アーティストとして初めて授与された。 2004年紫綬褒章受章。12年橘秋子賞特別賞受賞。14年に旭日小綬章を受章。1999年より新国立劇場バレエ団のバレエ・ミ ストレスを務め、2010年に同バレエ団の監督補。14年9月新国立劇場舞踊芸術監督に就任。

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3

Ballet

新国立劇場 開場 20 周年記念

2017/2018 シーズン バレエ ラインアップ

〈計6演目 30公演〉

2017 年 10 月~11 月

新制作

くるみ割り人形

7回公演

2017 年 12 月

シンデレラ

7回公演

2018 年 1 月

ニューイヤー・バレエ

2回公演

2018 年 2 月

ホフマン物語

3回公演

2018 年 4 月~5 月

白鳥の湖

6回公演

2018 年 6 月

眠れる森の美女

5回公演

(4)

4

くるみ割り人形

The Nutcracker

オペラパレス│ 7回公演 --- 2017 年 10/28(土)14:00、 29(日)14:00、 31(火)13:30、 11/3(金・祝)13:00 / 18:00、 4(土)14:00、 5(日)14:00 ●料金 S:12,960 円 A:10,800 円 B:7,560 円 C:4,320 円 D:3,240 円

世界中の幅広いお客様に愛される名作『くるみ割り人形』。

2014年『眠れる森の美女』の改訂上演で、

気品と現代的感覚を兼ね備えた振付を評価されたウエイン・イーグリングが、日本人デザイナー達と新

国立劇場バレエ団版『くるみ割り人形』を創作します。『くるみ割り人形』は新国立劇場でも再演を重

ねている人気演目ですが、今回の新制作の特徴のひとつは、物語が‘少女クララの夢’として構成され

ており、ストーリーの展開が理解しやすい点が挙げられます。バレエ団の総合力が試される本作品で、

進境著しいダンサー達の織りなす物語をご堪能ください。

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

Music by Pyotr Ilyich TCHAIKOVSKY

振付:ウエイン・イーグリング

Choreography by Wayne EAGLING

装置:川口直次

Set Designer : KAWAGUCHI Naoji

衣裳:前田文子

Costume Designer : MAEDA Ayako

照明:沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

指揮:アレクセイ・バクラン

Conductor : Alexei BAKLAN

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra

2017 年 10/28~11/5

<新制作>

New production

●会員先行販売期間: 2017 年 7/1(土)~7/12(水) ●一般発売日: 2017 年 7/16(日)

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くるみ割り人形

ものがたり

雪の降りしきるクリスマス・イブの日。少女クララは姉と弟と共にクリスマス・パーティーが始まる

のを待っている。パーティーには、ドロッセルマイヤーとその甥である若者も招待されてくるが、クラ

ラはそのハンサムな甥にほのかな恋心を抱く。

パーティーが終わり、ドロッセルマイヤーから贈られたくるみ割り人形を手に、自分の寝室に戻るク

ララ。彼女は眠ってしまい、夢をみる。クララの夢の中では、ネズミの王様がくるみ割り人形を襲い、

くるみ割り人形とネズミ達の戦いが始まる。傷ついたくるみ割り人形をクララが介抱すると、くるみ割

り人形は美しい王子に姿を変える。王子はクララを雪の森に誘うが、そこでもネズミの王様に追いつめ

られる。再びくるみ割り人形に姿を変えた王子がネズミの王様を倒すと、全てのネズミが消え失せ、呪

いがとける。くるみ割り人形は晴れて王子の姿に戻り、王子とクララは様々な異国の情景を見る。そこ

では、これまでに出会った人たちが、姿を変えて、次々と登場し踊るのだった。

夢から醒めたクララがベッドから抜け出して玄関へと向かうと、ドロッセルマイヤーと彼の甥は手を

振り、夜の闇の中へと消える。

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6

くるみ割り人形

スタッフ プロフィール

振付:

ウエイン・イーグリング

Choreography by Wayne EAGLING

カナダのモントリオール生まれ。ロンドンのロイヤル・バレエ学校で学び、卒業後1969年にロ イヤル・バレエに入団。1975年にはプリンシパル・ダンサーに昇進。同バレエ団のレパートリ ーの主たる古典的な役の全てを踊り、マクミラン、アシュトン、バランシン、ロビンス、ハン ス・ファン・マーネン、ノイマイヤー、ヌレエフ、ビントレーといった振付家の作品に出演。 ロイヤル・バレエ・スクール用に『R.B.Sque』(83年)、ロイヤル・バレエ公演に『フランケ ンシュタイン、現代のプロメテウス』(85年)などを創作。91年にダンサーとしての現役を引 退し、その後13年間オランダ国立バレエの芸術監督を務める。オランダ国立バレエのための振 付作品は、『Ruins of Time』(1993年)、『魔笛』(1998年)、『春の祭典』(2000年)な ど。2005年から2012年までロンドンのイングリッシュ・ナショナル・バレエの芸術監督として 『レゾリューション』(2008年)、『Men Y Men』(2009年)、『くるみ割り人形』(2010 年)、『遊戯』(2012年)の振付を行っている。新国立劇場バレエ団では2014年『眠れる森の 美女』を改訂振付、16年『Men Y Men』日本初演を手がけた。 装置:

川口直次

Set Designer: KAWAGUCHI Naoji

1962年日本放送協会に入局。大河ドラマなどテレビドラマの美術で活躍するかたわら、オペ ラ・バレエ・演劇などの舞台美術を数多く手がける。77年伊藤熹朔賞受賞。83年文化庁派遣芸 術家在外研修員として渡伊。日本放送協会を退職後、武蔵野美術大学で、舞台美術、映像美術 の教育に携わる。新国立劇場では、バレエ『パキータ』『こどものためのバレエ劇場 シンデレ ラ』、2014年バレエ『眠れる森の美女』、2015年バレエ『ホフマン物語』、オペラ『セビリア の理髪師』『トスカ』『こうもり』の美術を手がけた。バレエの代表作としては、『新 白鳥の 湖』『ロミオとジュリエット』(松山バレエ団)、『ドン・キホーテ』(牧阿佐美バレエ団) など。近年手がけたオペラ作品としては『ラ・ボエーム』『フィガロの結婚』『セビリアの理 髪師』(名古屋二期会)、新作オペラ『いのち』(長崎県オペラ協会公演)などがある。オペ ラ、バレエのほかに演劇や映画の美術を多数手がけており、代表的な映画作品に伊丹十三監督 作品『静かな生活』『スーパーの女』『マルタイの女』がある。武蔵野美術大学名誉教授。 衣裳:

前田文子

Costume Designer:MAEDA Ayako

1988年より緒方規矩子に師事。95年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてイギリス留学。新国 立劇場では演劇公演『喪服の似合うエレクトラ』『夢の痂』『ヘンリー六世』『雨』『リチャ ード三世』『アジア温泉』『ブレス・オブ・ライフ』『星の数ホド』、オペラ公演『蝶々夫人』 『鹿鳴館』、バレエ公演では石井潤『カルメン』、ダレル『ホフマン物語』、ダンス公演の伊 藤キム『close the door, open your mouth』、前田清実『きらめく背骨』の衣裳も手がけてい る。95年度伊藤熹朔賞新人賞、第10回読売演劇大賞優秀スタッフ賞、2003年度伊藤熹朔賞、06 年第5回橘秋子舞台クリエイティブ賞を受賞。

(7)

7

くるみ割り人形

スタッフ プロフィール

照明:

沢田祐二

Lighting Designer: SAWADA Yuji

東京生まれ。文化庁派遣在外研修性としてロンドン、ベルリンで演劇、オペラ、バレエの照明 法を学ぶ。現在は演劇、オペラ、バレエ、ミュージカルなど幅広いジャンルで照明デザイナー として活躍。新国立劇場におけるバレエの公演では『シンデレラ』『ロメオとジュリエット』 『ライモンダ』『白鳥の湖』『ジゼル』『マノン』『カルメン』『オルフェとエウリディーチ ェ』『椿姫』『火の鳥』や、『パゴダの王子』(2011年)『眠れる森の美女』(14年)『ホフマ ン物語』(15年)など数多くの作品の照明デザインを行っている。また、日本バレエ協会公演 『白鳥の湖』『ジゼル』『眠れる森の美女』『アンナカレニーナ』なども手掛ける。他に新国 立劇場ではオペラで『カルメン』『魔弾の射手』『黒船』『修善寺物語』『鹿鳴館』『夜叉ヶ 池』など。演劇では『城』『わが町』『アジア温泉』『ピグマリオン』。第1、10回照明家協 会賞大賞、文部大臣奨励賞。第1回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞。第33回紀伊国屋演劇賞。 第1回橘秋子舞台クリエイティブ賞を受章。 指揮:

アレクセイ・バクラン

Conductor : Alexei BAKLAN

ウクライナ国立歌劇場指揮者。1987年、キエフ国立音楽院を卒業後、ウクライナ国立歌劇場に て指揮者を務める。95年、キエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場首席指揮者に就任。ウク ライナ芸術功労活動家の称号を授与される。ウクライナ国立歌劇場では『マーメイド』『コッ ペリア』『ウィンナー・ワルツ』『海賊』また、キエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場では 『リゴレット』『ロメオとジュリエット』『ラ・バヤデール』『ジゼル』『白鳥の湖』『不死 身のカシェイ』(リムスキー=コルサコフ)、『森の詩』(スコルリスキー)などのオペラ、 バレエに指揮者・音楽監督として参加。交響曲ではベートーヴェン『交響曲第9番』、ロッシー ニ『スターバト・マーテル』、オルフ『カルミナ・ブラーナ』などを手がける。2003年、06年 にはメキシコで、世界のバレエ界のスターたちを集めて行なわれたガラ・コンサート《バレエテ ィッシモ》で指揮を務めた。06年にザグレブ国立歌劇場に招かれたほか、メキシコシティ国立 バレエ団に度々招かれ、『ロメオとジュリエット』などの指揮を務める。また、ウクライナ国 立歌劇場のドイツ、フランス、スペイン、スロベニア、ポルトガル、韓国、南アフリカ、メキ シコ公演、およびキエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場イギリス公演(05、06、07年)に 参加。新国立劇場バレエ団では08年以降、『ラ・バヤデール』『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』 『シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ』『大フーガ』『テーマとヴァリエーション』 『くるみ割り人形』で指揮を務めている。

(8)

8

シンデレラ

Cinderella

オペラパレス│ 7回公演 --- 2017年12/16(土)13:00 / 18:00、 17(日)14:00、 22(金)19:00、 23(土・祝)13:00 / 18:00、 24(日)14:00 ●料金 S:12,960 円 A:10,800 円 B:7,560 円 C:4,320 円 D:3,240 円

新国立劇場バレエ団のクリスマス定番演目として多くの観客に愛されている作品。アシュトン振付に

よるこの作品は、数あるバレエ『シンデレラ』の中でも最高傑作として英国ロイヤル・バレエを始め、

世界中で一流のバレエ団によって上演されています。日本では唯一、新国立劇場バレエ団だけが持つ貴

重なレパートリーです。

プロコフィエフが作曲した音楽は、色鮮やかなメロディーとリズム感にあふれ、

本作の大きな魅力の一つとなっています。豊かな四季を奏でる音楽とそれを踊る春夏秋冬の妖精たち、

12 時を告げる時計にシンデレラの魔法がとける瞬間の驚くような仕掛け、それに意地悪な姉妹が見せる

愉快なマイムの数々に彩られたシンデレラの物語は、誰をも幸せな気分に包みこむクリスマスシーズン

に相応しいバレエ作品です。

音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

Music by Sergei PROKOFIEV

振付:フレデリック・アシュトン

Choreography by Sir Frederic ASHTON

監修・演出:ウェンディ・エリス・サムス

Production Director & Supervisor : Wendy Ellis SOMES

装置・衣裳:デヴィッド・ウォーカー

Set & Costume Designer : David WALKER

照明:沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

指揮:マーティン・イェーツ

Conductor : Martin YATES

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra

2017 年 12/16~24

<レパートリー>

Repertoire

●会員先行販売期間: 2017 年 7/23(日)~8/15(火) ●一般発売日: 2017 年 8/19(土)

(9)

9

2014 年公演より(撮影:瀬戸秀美)

シンデレラ

ものがたり

シンデレラは、父親と二人の義理の姉と暮らしている。姉たちは好き勝手に振る舞い、シンデレラを召使のよう

に扱っている。汚れた灰色の服で家中を掃除するシンデレラ。それでも笑顔を絶やさず、物乞いの老婆にも優しく

接する。

宮殿の舞踏会に招かれている姉たちは、派手に着飾り、ダンスのレッスンを受け、父親とともに出かけていく。

一人残されたシンデレラのもとに、先ほどの老婆、実は仙女が現れる。仙女が春夏秋冬を出現させる間に、かぼち

ゃは馬車に、シンデレラは美しいドレス姿に変身。12 時の鐘が鳴り終わる前に戻ってくるようにと念を押す仙女

に見送られ、シンデレラは期待に胸を膨らませ、お城へと向かう。

宮殿の舞踏会。シンデレラが広間に入ってくると、輝くばかりの気品、軽やかな足どりが人々を魅了、王子まで

もが心を奪われる。踊りながら距離を縮めていく王子とシンデレラ。しかし

12 時を告げる鐘が鳴りはじめ、シン

デレラは大慌てで立ち去り、ガラスの靴を片方落としてしまう。

家に戻ったシンデレラは、夢のような時間を思い返している。そこに王子一行がやってくる。片方残った靴を手

掛かりに、舞踏会で出会った女性を探しているのだ。小さな靴に無理やり足を入れようとする姉たちを見かねたシ

ンデレラが飛び出したとき、ポケットから転がり落ちたのは、もう片方の靴。王子は、身なりは貧しくとも、彼女

こそが自分が探している女性だと悟り、その手を取る。

仙女の祝福を受けた二人は永遠に結ばれるのだった

(10)

10

シンデレラ

スタッフ プロフィール

振付:

フレデリック・アシュトン

Choreography by Sir Frederick ASHTON

1904年、南エクアドルに生まれる。英国人ダンサー、振付家。アンナ・パブロワの舞台を見て バレエを志し、英国に戻って学業を終えた後レオニード・マシーンに入門。さらに、マリー・ ランベールほかの著名教師に師事して種々の舞台に立つ一方、26年に処女作『ファッションの 悲劇』を発表する。28年にはパリのイダ・ルビンスタインの舞踊団にダンサーとして参加し、 ブロニスラヴァ・ニジンスカの作風に強い影響を受ける。35年英国ロイヤル・バレエの前身で あるヴィック・ウェルズ・バレエにダンサー兼首席振付家として招かれる。同時期に入団しや がて英国最高のバレリーナに成長するマーゴ・フォンテインに多くの新作を振り付け、バレエ 団発展の原動力となるとともに、英国バレエ独自の気風を確立した。63年には設立者ニネッ ト・ド・ヴァロワの後を継いでロイヤル・バレエの芸術監督に就任。70年の退任後も80年代半 ばまで創作を続け、88年に英国サセックスにて永眠。主な作品として、『シンデレラ』『ラ・ フィーユ・マル・ガルデ』『二羽の鳩』『真夏の夜の夢』『田園の出来事』などがある。 監修・演出:

ウェンディ・エリス・サムス

Production Director & Supervisor : Wendy Ellis SOMES

ランカシャー州ブラックバーンに生まれる。地元のバレエ学校で学んだ後、奨学金を得てロン ドンのホワイトロッジおよびロイヤル・バレエ学校に進む。1970年にロイヤル・バレエに入団、 75年にソリスト、79年にはプリンシパルに昇格する。『ロメオとジュリエット』『眠れる森の 美女』『シンデレラ』『エリート・シンコペーション』『ファサード』『ライモンダ』『ゼン ツアーノの花祭り』『ジャズ・カレンダー』『ジゼル』『エニグマ・ヴァリエーションズ』『レ・ パティヌール』『レ・シルフィード』『ラ・バヤデール』『真夏の夜の夢』『シンフォニック・ ヴァリエーションズ』『誕生日の贈り物』などの主要な役を踊り、90年に引退。ロイヤル・バ レエでマーゴ・フォンテインをパートナーにアシュトンの傑作を多く踊ってきたマイケル・サ ムスはアシュトンから『シンデレラ』と『シンフォニック・ヴァリエーションズ』の著作権を 譲られたが94年に死去したため、彼女が夫の仕事を引き継ぎ、ロイヤル・バレエをはじめ世界 中の多くのバレエ団に同作品の指導を行っている。 装置・衣裳:

デヴィッド・ウォーカー

Set & Costume Designer : David WALKER

セントラル・スクール・オブ・アーツ・アンド・クラフトで学んだ後、リバプール・シアター・ ワークショップにてジョアン・リトルウッドとともにデザインの仕事を始める。1964年アシュ トン振付英国ロイヤル・バレエ初演『夏の夜の夢』の衣裳デザインをはじめ英国ロイヤルオペ ラ、ストックホルム・ロイヤル・オペラ、エジンバラ・フェスティバル、テアトロ・マッシモ、 フェニーチェ劇場、メトロポリタン・オペラ、ジョフリー・バレエ、ボストン・バレエ、カナ ダ国立バレエ、シュトゥットガルト・バレエなどに招かれ、世界中の多くの劇場でオペラ、バ レエ作品の舞台美術や衣裳デザインを手がけた。2008年死去。

(11)

11

シンデレラ

スタッフ プロフィール

照明:

沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

※7ページ『くるみ割り人形』を参照

指揮:

マーティン・イェーツ

Conductor: Martin YATES

20年余りにわたり多彩なジャンルで活躍してきた、英国人指揮者。ピアノ、作曲、指揮を学ん だ後、イスラエル・ナショナル・オペラで指揮者としてデビュー。以降、英国内のロンドン交 響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市 立交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー、ハレ管弦楽団などのオーケストラ に客演し、ヨーロッパ各地の管弦楽団に招かれている。スウェーデン室内管弦楽団ではマーク =アンソニー・タネジの『A Prayer Out of Stillness』の世界初演を指揮。また一流の伴奏者 としても評価が高く、ホセ・カレーラス、バーバラ・ヘンドリックス、ブリン・ターフェル、 モンセラート・カバリエ、ロベルト・アラーニャ、アンジェラ・ゲオルギュー、ヨーヨー・マ ら世界的に有名な芸術家と共演している。一方ではミュージカル指揮者としても知られており、 ウェスト・エンドのミュージカルのヒット作の音楽監督を多数務めている。バレエは音楽活動 の中心的位置を占めており、英国ロイヤル・バレエとは、2004年2月にストラヴィンスキー作 曲『アゴン』でデビューして以来、これまでに『マノン』『ロメオとジュリエット』『うたか たの恋』『七つの大罪』『白鳥の湖』を指揮したほか、同団の公演に同行している。ノルウェ ー国立バレエ団、フィンランド国立バレエ団にもたびたび客演し、成功を収める。新国立劇場 では、12年『マノン』、14年『シンデレラ』、16年『ドン・キホーテ』『ロメオとジュリエッ ト』『シンデレラ』を指揮している。

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新国立劇場 開場20周年記念特別公演

ニューイヤー・バレエ

New Year Ballet

オペラパレス│ 2回公演 --- 2018年1/6(土)18:00、 7(日)14:00 ●料金 S:10,800 円 A:8,640 円 B:6,480 円 C:4,320 円 D:3,240 円

個性豊かな作品が揃い、多彩なバレエの世界をご堪能いただける公演です。プリマ・バレリーナの技と個性の競演

の妙味を味わえる『パ・ド・カトル』、華麗なテクニックと風格を楽しめる『グラン・パ・クラシック』、バラン

シンの爽快な振付が特徴の『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』、テクニックとフィナーレに向けた独特の高揚感

を楽しめる『シンフォニー・イン・C』を一挙に上演します。作品に応じて自在に変容するダンサー達の身体と表現

力にご注目ください。

指揮:ポール・マーフィー

Conductor : Paul MURPHY

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra

パ・ド・カトル

Pas de quatre

音楽:チェーザレ・プーニ

Music by Cesare PUGNI

原振付:ジュール・ペロー

Original Choreography by Jules PERROT

復元振付:アントン・ドーリン

Reconstruction by Anton DOLIN

1845 年の初演時、タリオーニ、グリジ、チェリート、グラーンという当時の最高のバレリーナである四人が一堂

に会して踊った、あらすじのないバレエ作品です。オリジナル版の振付は現在残っておらず、今日上演されるのは

1941 年のドーリンによる復元版ですが、ロマンティック・バレエのスタイルでの四人のスターダンサーによる競

演という見どころは同じです。初めてトゥシューズで『ラ・シルフィード』初演を踊り当時最も有名であったタリ

オーニの風格、デンマーク出身のグラーンのジャンプを活かした踊り、『ジゼル』初演で主演したグリジのゆった

りとした回転技、華やかな雰囲気で観客を魅了したチェリートの茶目っ気、といったそれぞれの技と個性の競演を

お楽しみください。

2018 年 1/6~7

●会員先行販売期間: 2017 年 9/2(土)~9/13(水) ●一般発売日: 2017 年 9/17(日) 協賛:

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ニューイヤー・バレエ

グラン・パ・クラシック

Grand pas classique

音楽:フランソワ・オーベール

Music by François AUBER

振付:ヴィクトル・グゾフスキー

Choreography by Victor GSOVSKY

1949 年パリのシャンゼリゼ劇場で初演。古典バレエのグラン・パ・ド・ドゥの形式で構成され、難度の高い動き

を散りばめた華麗な小品です。優雅なアダージオで始まり、堂々とした男性ヴァリエーション、ポワントでのバラ

ンスを見せながら気品に溢れた女性ヴァリエーションが続き、華麗なコーダで締めくくられます。高度なテクニッ

クと音楽性を楽しめる、バレエ・コンサートで非常に人気の高い演目です。

チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ

Tchaikovsky Pas de Deux

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

Music by Pyotr Ilyich TCHAIKOVSKY

振付:ジョージ・バランシン

Choreography by George BALANCHINE

1960 年にバランシンが振付した作品で、チャイコフスキー作曲の『白鳥の湖』から長い間使用されずにいた楽譜

が発見されたことが、作品誕生のきっかけと言われています。舞台に走り込んでくる若い男女の出会いから始まり、

男女の各ヴァリエーション、そしてコーダへとアレグロのスピードにのって疾風の如く一気に駆け抜ける爽快な

パ・ド・ドゥです。回転や跳躍の超絶技巧がふんだんに盛り込まれ、バランシン独特のスピードにのったスリリン

グな踊りを堪能できます。

シンフォニー・イン・C

Symphony in C

音楽:ジョルジュ・ビゼー

Music by George BIZET

振付:ジョージ・バランシン

Choreography by George BALANCHINE

1947 年パリ・オペラ座に客員振付家として招かれたバランシンが、フランス人作曲家ビゼー作曲「交響曲第1番

ハ長調(in C)」に振付けた、筋のない1幕バレエ作品です。パリ・オペラ座バレエ団では『水晶宮』というタイ

トルで初演され、翌年ニューヨーク・シティ・バレエが上演した際、女性ダンサーが全員白いクラシック・チュチ

ュを着て踊り、『シンフォニー・イン・C』と改題されました。変化する曲想にあわせて、4つの楽章ごとにプリ

ンシパル一組、ソリスト二組、コール・ド・バレエが登場します。軽快な第1楽章、叙情的な第2楽章、躍動的な

第3楽章、そして第4楽章から出演者全員が勢揃いする華やかなフィナーレへと続きます。バランシン特有の素早

く美しい動きを駆使し、最後は独特な高揚感に包まれる名作です。

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ニューイヤー・バレエ

スタッフ プロフィール

『パ・ド・カトル』 “

Pas de quatre”

原振付:

ジュール・ペロー

Original Choreography by Jules PERROT

1810年フランス・リヨン生まれ。フランスのダンサー、振付家であり、ロマン主義時代の最も 重要な振付家の一人。30年にパリ・オペラ座で初舞台を踏み、タリオーニの良きパートナーと して活躍。その後ヨーロッパ各地の劇場ダンサー、振付家として活躍した。代表作としては、 『ジゼル』『エスメラルダ』『オーロラ』『オンディーヌ』『パ・ド・カトル』ほか。振付家 としての最大の功績は、舞踊をドラマに統合することによって、単にマイムだけでなくムーヴ メントそのものによって物語が語られたことである。

『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』『シンフォニー・イン・C』 “

Tchaikovsky Pas de Deux” “Symphony in C”

振付:

ジョージ・バランシン

Choreography by George BALANCHINE

1904年、サンクトペテルブルグ生まれ。帝室バレエ学校に学ぶ。21年にキーロフ記念レニング ラード国立オペラ・バレエ(現マリインスキー劇場バレエ)に入団、前衛振付家として頭角をあ らわす。併行して、ペトログラード音楽院で、音楽理論とピアノを学んだ。24年、同僚ダンサ ーと巡業中だったパリで、ディアギレフのバレエリュスに入団する。29年に同団が解散するま で、『アポロ』『放蕩息子』など10作を振付けた。33年に渡米、リンカン・カースティン等と ニューヨークで、スクール・オブ・アメリカン・バレエを開校する。48年に発足したニューヨ ーク・シティ・バレエを終生の活動拠点とし、アブストラクト・バレエを主体とする、スピー ド感溢れる清新なスタイルを確立した。アメリカを代表する振付家であるだけでなく、20世紀 の最も重要な振付家の一人。1983年ニューヨークにて死去。

『グラン・パ・クラシック』 “

Grand pas classique”

振付:

ヴィクトル・グゾフスキー

Choreography by Victor GSOVSKY

1902年サンクトペテルブルク生まれ。ロシアのダンサー、教師、振付家。ドイツ国立歌劇場、 マルコワ・ドーリン・カンパニー、パリ・オペラ座、バレエ・デ・シャンゼリゼのバレエ・マ スターを務め、ヨーロッパ各地で振付家およびバレエ・マスターとして活躍した。また、バレ エ教師としても、非常に影響力を持ち、数多くのダンサーを育てた。振付作品として最も有名 な作品が『グラン・パ・クラシック』で、今日も世界中のガラ公演で踊られている。

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ホフマン物語

Tales of Hoffmann

オペラパレス│ 3回公演 --- 2018年2/9(金)19:00、 10(土)14:00、 11(日)14:00 ●料金 S:12,960 円 A:10,800 円 B:7,560 円 C:4,320 円 D:3,240 円

本作では、主人公ホフマンの恋愛遍歴を通じて濃密な人間ドラマが描かれ、演じるダンサー達は極め

て高度な表現力と芸術性を要求されます。

2015/2016シーズンのカンパニー初演では、日本人スタッフの

デザインによる気品溢れた美術、衣裳、照明、そして名作に新たな息吹を吹き込んだバレエ団の実力等

を高く評価されました。青年期から初老に至るまでの主人公ホフマン、ホフマンが心奪われる魅力的な

女性三人、様々な役柄に姿を変えて登場する悪魔、といった個性豊かな登場人物達が織りなす恋愛模様

は、実に多彩で魅力的です。オッフェンバック作曲の流麗で多様な美しい音楽にのせて舞台で繰り広げ

られる、ロマンティックで豪華でありながらも一抹の寂しさも感じさせる幻想的な物語にご期待くださ

い。

音楽:ジャック・オッフェンバック

Music by Jacques OFFENBACH

振付:ピーター・ダレル

Choreography by Peter DARRELL

装置:川口直次

Set Designer : KAWAGUCHI Naoji

衣裳:前田文子

Costume Designer : MAEDA Ayako

照明:沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

指揮:ポール・マーフィー

Conductor : Paul MURPHY

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra

2018 年 2/9~11

<レパートリー>

Repertoire

●会員先行販売期間: 2017 年 10/8(日)~10/18(水) ●一般発売日: 2017 年 10/22(日)

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2015 年公演より(撮影:鹿摩隆司)

ホフマン物語

ものがたり

<プロローグ>初老の詩人ホフマンは,劇場前のカフェで恋人のオペラ歌手ラ・ステラを待っている。彼女が現れ

彼への手紙を言付けるが,議員リンドルフ(実は悪魔)がその手紙を取り上げてしまう。ホフマンは友人たちに求

められて,過去の恋愛遍歴を話し始める。

<第1幕 オリンピアの幕>人形師スパランザーニ(実は悪魔)がホフマンに魔法の眼鏡をかけさせると,機械じ

かけの人形オリンピアが可憐な少女に見える。彼は恋に落ち,結婚を申し込む。ホフマンは彼女と踊るが,最後に

は人形は彼の手の中でバラバラに崩れ落ちる。

<第2幕 アントニアの幕>10年後。ピアノ教師の娘アントニアは心臓が弱いにもかかわらず恋人ホフマンのピ

アノに合わせて踊るので,心配した父はホフマンを去らせ,医師を呼ぶ。ミラクル医師(実は悪魔)は,アントニ

アに催眠術で自分はバレリーナだと思い込ませ、ミラクル医師はホフマンにピアノを弾き続けるように強制し,彼

女は踊り続ける。ついに、アントニアはホフマンの腕の中で息絶える。

<第3幕 ジュリエッタの幕>年齢を重ね、今では宗教に帰依したホフマンがダーパテュート(実は悪魔)のサロ

ンを訪れる。そこで、高級娼婦ジュリエッタがホフマンを誘惑する。十字架を奪われ一時的に影を失ったホフマン

が、神に赦しを乞うと影を取り戻し、ダーパテュートとジュリエットは消え失せる。

<エピローグ>語り終えたホフマンは,酔いのため眠ってしまう。恋人ラ・ステラが現れるが,酔いつぶれた彼の

姿と丸めて捨てられた手紙を見つける。ホフマンに失望した彼女はリンドルフと一緒に去ってしまう。目覚めたホ

フマンは事情を悟り、1人立ち尽くすのだった。

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ホフマン物語

スタッフ プロフィール

振付:

ピーター・ダレル

Choreography by Peter DARRELL

英国リッチモンド生まれ。サドラーズウェルズ・バレエ学校に学び、1944~46年サドラーズウ ェルズ・バレエ学校に学び、46~47年サドラーズウェルズ・シアター・バレエで踊る。同団を 離れ、ミュージカル、及びロンドン・フェスティバル・バレエ他のカンパニーに出演、51年に 初の振付作品『ミッドサマー・ウォッチ』をバレエ・ワークショップで発表。57年エリザベス・ ウェストと共にウェスタン・シアター・バレエを設立。62年のウェストの死後は単身で監督を 務め、69年本拠地をグラスゴーに移し、スコティッシュ・シアター・バレエと改名。(現在の スコティッシュ・バレエ)。設立当初からダレルの作風により同団の独特のイメージが形成さ れる。『囚人』(1957年)では、ダンスによって社会問題を真正面から取り上げた。また、ビ ートルズの音楽を使用した『モッズ・アンド・ロッカーズ』など多彩な作品を創作した。本拠 地がグラスゴーに移ったあとには、作品の幅を拡げ『ジゼル』(71年)、『ホフマン物語』(72 年)、『白鳥の湖』(77年)、『シンデレラ』(79年)といった作品を生み出した。また、様々 な小品も振付しており、作品はオーストラリア、チェコスロバキア、日本、香港、アメリカで も上演されている。84年にCBE(大英帝国勲章)受勲するも、87年、58歳で死去。 装置:

川口直次

Set Designer: KAWAGUCHI Naoji

※6ページ『くるみ割り人形』を参照

衣裳:

前田文子

Costume Designer : MAEDA Ayako

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ホフマン物語

スタッフ プロフィール

照明:

沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

※7ページ『くるみ割り人形』を参照

指揮:

ポール・マーフィー

Conductor : Paul MURPHY

バーミンガム・ロイヤルバレエとそのオーケストラ、ロイヤル・バレエ・シンフォニアの首席 指揮者。英国ロイヤルバレエとロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団で定期的に仕事をしている。 その他、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ハレ管弦楽団、ロイヤル・リヴァプール・フ ィルハーモニー管弦楽団、BBCナショナル・ウェールズ管弦楽団ほか英国の優れたオーケス トラを多数指揮している。また、ニューヨーク・シティ・バレエ、ライン・バレエ、ロイヤル・ フランダース・バレエ、オランダ国立バレエ、最近ではオーストラリア・バレエのゲスト指揮 者を務めている。新国立劇場には2008年デヴィッド・ビントレー振付『アラジン』初演、10年 『カルミナ・ブラーナ』『ガラントゥリーズ』『火の鳥』『シンフォニー・イン・C』『ペン ギン・カフェ』『パゴダの王子』『ファスター』『アラジン』を指揮している。

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白鳥の湖

Swan Lake

オペラパレス│ 6回公演 --- 2018年4/30(月・祝)14:00、 5/3(木・祝)13:00/18:00、 4(金・祝)14:00、 5(土・祝)14:00、 6(日)14:00 ●料金 S:12,960 円 A:10,800 円 B:7,560 円 C:4,320 円 D:3,240 円

古典バレエ作品の中でも絶大な人気を誇る『白鳥の湖』。牧阿佐美・元舞踊芸術監督が

2006 年に改

訂振付した新国立劇場オリジナル版では、オデットの哀しい運命が浮かび上がるプロローグを付け加え

たことにより、愛の物語がより陰影深く描かれ、第3幕ではカットされることの多いロシアの踊り・ル

ースカヤのシーンが主役級のダンサーのソロによって踊られます。また、美術家カザレットによる現代

的で洗練された色彩豊かな舞台は、より一層、この作品の持つ普遍的魅力を際立たせます。何度観ても

新しい発見があると言われる本作は、主役ダンサーたちの高いテクニックと深い表現力、コール・ド・

バレエのアンサンブルの完成度など、バレエ団としての真価が問われる作品です。

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

Music by Pyotr Ilyich TCHAIKOVSKY

振付:マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ

Choreography by Marius PETIPA / Lev IVANOV

演出・改訂振付:牧阿佐美

Production : MAKI Asami

装置・衣裳:ピーター・カザレット

Set & Costume Designer : Peter CAZALET

照明:沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

指揮:アレクセイ・バクラン

Conductor : Alexei BAKLAN

管弦楽:東京交響楽団

Orchestra : Tokyo Symphony Orchestra

2018 年 4/30~5/6

<レパートリー>

Repertoire

●会員先行販売期間: 2017 年 11/19(日)~12/5(火) ●一般発売日: 2017 年 12/9(土)

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●●年公演より(撮影:瀬戸秀美) 2015 年公演より(撮影:瀬戸秀美)

白鳥の湖

ものがたり

ジークフリード王子の城では、王子の誕生日が祝われている。王子の母、この国の王妃が登場、成人したのだ

から、明日の舞踏会で妻を選ぶよう告げる。「結婚か…」現実を突きつけられ、物憂い気持ちの王子は、気晴らし

にと弓を手に森に向かう。

湖のほとりで王子が見たのは、信じられない光景だった。一羽の白鳥が美しい女性に姿を変えたのだ。悪魔に

さらわれたオデットは、夜の間だけ人間の姿に戻ることができる。清楚なオデットを愛するようになった王子は、

愛を誓い、舞踏会に彼女を招く。

翌日の舞踏会。各国から花嫁候補の姫が招かれているが、王子の心は動かない。新たなゲストの到着が告げら

れる。父親に連れられたオディールと名乗る女性は、オデットに瓜二つだが、彼女とは異なる妖艶な魅力を振り

まき王子を翻弄。窓の外には悲し気なオデットの姿があるが、王子は気が付かぬまま、オディールを妻にすると

宣言してしまう。王子を陥れるためにやってきた悪魔の娘の本性を現すオディール。

湖のほとり、オデットのおつきの白鳥の娘たちがその帰りを待っていると、涙に濡れたオデットが戻ってくる。

王子が愛の誓いを破ったため、もう人間には戻れない。深い絶望が広がる。駆け付けた王子は自分の過ちを心か

ら詫び、オデットは王子を許す。試練を経て強く結ばれた真実の愛は、悪魔に打ち勝った。朝日の中、オデット

は、王子にそっと寄り添う。

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白鳥の湖

スタッフ プロフィール

振付:

マリウス・プティパ

Choreography by Marius PETIPA

1818年フランス・マルセイユ生まれ。舞踊家、舞踊教師、振付家。13歳のときに父の作品で舞 台デビューを果たし47年にサンクトペテルブルグの帝室ボリショイ劇場に招かれた。55年から は父の後任として、劇場附属バレエ学校で、踊りと得意としていたマイムの教師を兼任してい る。62年に振り付けた『ファラオの娘』が大成功し、副バレエマスターに就任。69年にはサン =レオンが退任したため、首席バレエマスターとなる。以後『ドン・キホーテ』(1869)、『ラ・ バヤデール』(1877)、『眠れる森の美女』(1890)、『白鳥の湖』(1895、イワーノフと 共作)、『ライモンダ』(1898)など、数々の傑作を残しロシア・バレエの伝統を確立した。 1903年初演の『魔法の鏡』まで、改訂振付を加えれば70以上の作品をロシアで振り付けている。 10年、クリミア地方グルズフで亡くなった。 振付:

レフ・イワーノフ

Choreography by Lev IVANOV

1834年モスクワ生まれの舞踊家、舞踊教師、振付家。モスクワとぺテルブルグで学び、在中16 歳頃から、ペテルブルグ帝室劇場バレエのコール・ド・バレエに加わる。キャラクター・ダン サーとして高い評価を受け、後にプリンシパルに昇格した。85年第二バレエマスター任命され 首席バレエマスターのマリウス・プティパと共に働き、1892年病気のため途中降板したプティ パに代わり『くるみ割り人形』初演を振り付けることとなった。また1895年『白鳥の湖』改訂 上演では、第2幕・第4幕「湖畔の場面」の振付を担当して大成功を収めたが、1901年ペテルブ ルグで亡くなった。 演出・改訂振付:

牧阿佐美

Production: MAKI Asami

橘秋子の長女として生まれる。橘と共に牧阿佐美バレヱ団を設立し、プリマ・バレリーナとし て活躍。橘の没後は、牧阿佐美バレヱ団主宰者、橘バレエ学校校長となり、日本を代表する舞 踊手を数多く世に送りだす。振付家としての主な経歴は、1965年『火の鳥』、67年『眠れる森 の美女』をイゴール・シュヴェッツオフと共同振付して主役を踊り、衣裳デザインも自ら手が けて上演した。68年には振付家として本格的にデビューし、黛敏郎作曲『ブガク』、芥川也寸 志作曲『トゥリプティーク』、團伊玖磨作曲の『シルクロード』を振付して注目された。95年 『ロメオとジュリエット』、98年『椿姫』をアザーリ・プリセツキーと共同振付。新国立劇場 バレエ団への全幕物の演出・改訂振付第1作目として2000年『ラ・バヤデール』を手掛け好評 を博した。04年『ライモンダ』全幕改訂振付し、この作品で朝日舞台芸術賞を受賞。06年『白 鳥の湖』を改訂振付・演出、07年には新国立劇場完全オリジナルの『椿姫』の振付・演出にあ たり、第7回朝日舞台芸術賞を受賞。1999年から2010年まで新国立劇場舞踊芸術監督を務め、 ワシントン・ケネディーセンター公演(「ジャパン・フェスティバル」参加)とモスクワ・ボ リショイ劇場公演『椿姫』の海外公演を成功に導くなどバレエ団の育成と発展に大きく寄与し た。ニムラ賞、芸術選奨文部大臣賞、東京新聞舞踊芸術賞、舞踊批評家協会賞、橘秋子賞特別 賞を受賞。96年紫綬褒章、2004年フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを受章。08年文 化功労者に選ばれる。現在、新国立劇場バレエ研修所長。

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白鳥の湖

スタッフ プロフィール

装置・衣裳:

ピーター・カザレット

Set & Costume Designer : Peter CAZALET

中央アフリカ、ザンビアに生まれる。ケープタウン大学建築学科卒業。ウエスタン・シアター バレエ、ロンドン・フェステイバル・バレエ、スコティッシュ・バレエ、バレエ・ランベール で踊る。また、これらのバレエ団のバレエ作品のデザインに携わり、『ジゼル』『白鳥の湖』 『ナポリ』『ラ・シルフィード』などのほかに、数々の現代創作作品のデザインを行う。1972 年に南アフリカに戻り、同地のニコ・オペラ・ハウスにある、ケープタウン・アーツ・ボード の主任デザイナーに就任。同劇場のオペラ、バレエ、演劇のデザインを行う。アメリカ、ニュ ージーランド、オーストラリアでもバレエ、オペラのデザイナーとして活躍している。新国立 劇場では『白鳥の湖』『ラ・シルフィード』のほか、『リラの園』の装置・衣裳デザインも手 がけている。 照明:

沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

※7ページ『くるみ割り人形』を参照

指揮:

アレクセイ・バクラン

Conductor : Alexei BAKLAN

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眠れる森の美女

The Sleeping Beauty

オペラパレス│ 5回公演 --- 2018年6/9(土)14:00、 10(日)14:00、 16(土)13:00 / 18:30、 17(日)14:00 ●料金 S:12,960 円 A:10,800 円 B:7,560 円 C:4,320 円 D:3,240 円

本作品は2014年11月に新国立劇場バレエ団のシーズン開幕を飾り新制作されたグランド・バレエです。

古典のスタイルを守りながらも現代的な感覚を活かしたウエイン・イーグリングによる振付、元ダンサ

ーとしてのセンスが光るトゥール・ヴァン・シャイクの洗練された色彩豊かな衣裳、川口直次による格

調高く豪華絢爛な美術は「シンプルにして豪華」な舞台として絶賛されました。また、主役級のダンサ

ーが次々とソリストとして登場し、新国立劇場バレエ団ダンサーの層の厚さを実感していただけます。

チャイコフスキー作曲の3大バレエの一つとして世界中で愛されている古典の最高傑作で、総合芸術と

してのバレエの醍醐味をご堪能ください。

音楽

:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

Music by Pyotr Ilyich TCHAIKOVSKY

振付:ウエイン・イーグリング

Choreography by Wayne EAGLING

(マリウス・プティパ原振付による)

( after Marius PETIPA )

装置:川口直次

Set Designer : KAWAGUCHI Naoji

衣裳:トゥール・ヴァン・シャイク

Costume Designer : Toer van SCHAYK

照明:沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

指揮:未定

Conductor : TBA

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra

2018 年 6/9~17

<レパートリー>

Repertoire

●会員先行販売期間: 2018 年 1/21(日)~1/31(水) ●一般発売日: 2018 年 2/4(日)

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2014 年公演より(撮影:鹿摩隆司)

眠れる森の美女

ものがたり

栄華を誇るフロレスタン王の宮廷は、一人娘オーロラ姫の誕生に湧き上がり、幸せに包まれている。リラの精

はじめ妖精たちも招かれた晴れやかな祝祭のさなか、突然雷鳴がとどろき、激怒した悪の精カラボスが登場。手

違いで、ただ一人招かれなかったことを恨んだカラボスは、「姫は編み針を刺して死ぬだろう」と、不吉な予言を

する。リラの精は、姫を守ることを約束、一同は安堵する。

時は流れ、芳しく成長したオーロラ姫

16 歳の誕生日。盛大な宴が開かれている。そこに見知らぬ老婆が現れ、

姫に花束を渡す。花を手に無邪気に踊る姫が突然倒れた!花束の中に針が隠されていたのだ。老婆の正体はカラ

ボスだ。姫は死んでしまったのか…、宮廷の人々は悲しみに沈む。リラの精が現れ、姫と王国全体を長い眠りに

つかせる。

100 年の歳月が流れた森に、デジレ王子と狩りの一行がやってくる。一人憂鬱な気持ちにとらわれた王子のもと

に現れたリラの精は、その前にオーロラ姫の幻影を浮かび上がらせる。姫に魅せられた王子は、リラの精ととも

に姫が眠る森の奥の城へと向かう。城を見張っていたカラボスと手下だが、知と勇気を持つ王子を伴ったリラの

精の前ではもはや無力だ。王子の優しい口づけで目覚めた姫は、愛をこめて彼を見つめる。姫もまた夢の中で王

子に恋していた。時間を取り戻すように愛を育む二人。

100 年ぶりに目覚めた宮廷では、オーロラとデジレの結婚式が盛大に行われ、幸せに満ちた若きロイヤル・カッ

プルの門出を皆が祝福する。

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眠れる森の美女

スタッフ プロフィール

振付:

ウエイン・イーグリング

Choreography by Wayne EAGLING

※6ページ『くるみ割り人形』を参照

原振付:

マリウス・プティパ

Original Choreography by Marius PETIPA

※21ページ『白鳥の湖』を参照

装置:

川口直次

Set Designer: KAWAGUCHI Naoji

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眠れる森の美女

スタッフ プロフィール

衣裳:

トゥール・ヴァン・シャイク

Costume Designer : Toer van SCHAYK

アムステルダム生まれ。1955年~1959年までネザーランド・バレエで踊るが、ハーグ王立芸術 アカデミーにて彫刻を学ぶために一時、ダンサーとしてのキャリアを中断する。1965年ダンス の世界に戻り、オランダ国立バレエでソリストとして活躍。 1971年に振付家としてデビュー。1976年、オランダ国立バレエの常任振付家に指名され、30 を超えるバレエ作品を創作。作品は、世界的なバレエ団でレパートリーとして上演されている。 また、著名な視覚芸術家でもあり、世界各地で展覧会を開催している。 1996年『くるみ割り人形とねずみの王様』の舞台美術と衣裳をデザインして賞賛を浴びる。本 作品ではウェイン・イーグリングと共に振付けも担当し、ヘルシンキとワルシャワで上演され た。1999年、再びこのコラボレーションでノーカット版バレエ『魔笛』を創作。同年、演出家 ヨープ・ファン・デン・エンデによる、ミュージカル『エリザベート』の振付を担当。2003年、 アシュトン『シンデレラ』の新制作を担当し、英国ロイヤル・バレエでの舞台美術デザイナー としてデビューを果たした。また、『ロミオとジュリエット』の舞台美術デザインを行い、2009 年にオランダ国立バレエの新制作バレエ『ジゼル』の舞台美術デザインを担当した。2011年、 振付家および舞台美術・衣裳デザイナーとしての業績で、ブノワ賞を受賞。 照明:

沢田祐二

Lighting Designer : SAWADA Yuji

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Ballet

平成 29 年度 バレエ公演

〈1演目8公演〉

2017 年 7 月

平成 29 年度

新国立劇場 こどものためのバレエ劇場

しらゆき姫

8回公演

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平成29年度 新国立劇場 こどものためのバレエ劇場

しらゆき姫

Ballet for Children

Snow White

オペラパレス│ 8回公演 --- 2017年7/27(木)11:30 / 15:00、 28(金)11:30 / 15:00、 29(土)11:30 / 15:00、 30(日)11:30 / 15:00 ●料金 こども(4 歳から小学 6 年生):2,160 円 / 大人(中学生以上):3,240 円

新国立劇場では、次世代を担うこどもたちが優れたバレエ芸術に触れられる機会を提供する目的で、

2009 年より「新国立劇場 こどものためのバレエ劇場」を実施し、現在まで『しらゆき姫』

『シンデレラ』

『白鳥の湖』をレパートリー作品として上演しています。今回上演する『しらゆき姫』は、グリム童話

の同名作品を元にしており、初めてバレエを鑑賞する低年齢層の方にもわかりやすいよう工夫した構成

となっております。また新国立劇場バレエ団ダンサーによって踊られる舞台は、お子様だけでなく大人

の方にも十分見ごたえがあり、

「バレエ鑑賞デビュー」を考えておられるご家族に自信を持ってお勧めで

きるプロダクションです。

音楽:ヨハン・シュトラウスⅡ世

Music by Johan STRAUSS II

振付:小倉佐知子

Choreography by OGURA Sachiko

監修:牧阿佐美

Production Supervisor : MAKI Asami

音楽構成:福田一雄

Music Compilation by FUKUDA Kazuo

構成・演出:三輪えり花

Directed by MIWA Erika

装置・衣裳:石井みつる

Set & Costume Designer : ISHII Mitsuru

照明:杉浦弘行

Lighting Designer : SUGIURA Hiroyuki

音響:渡邉邦男

Sound Designer : WATANABE Kunio

2017 年 7/27~30

<レパートリー>

Repertoire

●会員先行販売期間: 2017 年 4/9(日)~4/19(水) ●一般発売日: 2017 年 4/23(日)

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2014 年公演より(撮影:鹿摩隆司)

しらゆき姫

ものがたり

あるところにしらゆき姫というとても美しい王女がいました。彼女の継母の王妃(魔女)は、自分が

世界で一番美しいと信じており、彼女の持つ魔法の鏡もそう言ってくれるので満足な日々を送っていま

した。美しく成長したしらゆき姫は隣の国の王子に出会い、二人は恋に落ちます。ある日王妃が魔法の

鏡に「世界で一番美しい女性は?」と聞くと、しらゆき姫だという答えが返ってきて、王妃は怒りのあ

まり、猟師にしらゆき姫を森に連れて行き、姫を殺すよう命令します。しかし姫を不憫に思った猟師は

彼女を殺せず、代わりに森の中に置き去りに。姫は、森の中で

7 人のこびとたちと出会い暮らします。

しかし、王妃が魔法の鏡に「世界で一番美しいのは?」と聞くと、鏡が「しらゆき姫」と答えたため姫

がまだ生きていることがわかります。王妃は、姫を殺そう何度も試みますが失敗します。さて今度は毒

リンゴを作り、リンゴ売りに化けて姫に食べさせると姫は倒れてしまいます。姫は死んでしまった、と

悲しみに暮れたこびとたちは、姫をガラスの棺に入れ毎朝毎晩お参りをし、3 年の月日が流れます。あ

るとき、あの王子がそこに通りかかり、棺に入った、生きていた時のまま美しいしらゆき姫をくれるよ

うにこびとたちに頼みますが、彼らはそれを断ります。双方が棺の奪いあいをしたため、棺の中から姫

が転がり落ちます。その拍子に姫は喉に詰まっていたリンゴのかけらを吐き出して息を吹き返し、二人

はめでたく結ばれます。

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Dance

新国立劇場 開場 20 周年記念

2017/2018 シーズン ダンス ラインアップ

〈計4演目14公演〉

2017 年 11 月

舞踏の今 その1

山海塾

「海の賑わい 陸

オ カ

の静寂―めぐり」

2回公演

2018 年 2 月

高谷史郎(ダムタイプ)

「ST/LL」

2回公演

2018 年 3 月

舞踏の今 その2

大駱駝艦・天賦典式

「罪と罰」

2回公演

2018 年 5 月

森山開次

「サーカス」

8回公演

(31)

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「舞踏の今」

「日本のダンス」は世界に類を見ない独特の発展を遂げてきました。100 年前、日本のダンス黎明期当

初から、非凡な才能を持つダンサーや振付家を輩出し、世界的に高い評価を得ていたジャンルでもあり

ます。新国立劇場ダンス公演では、

2014 年および 2015 年に日本の洋舞 100 年を捉えた企画「ダンス・

アーカイヴ

in JAPAN」を上演して彼らの足跡を辿り、ご好評を得ました。

そして、2017/2018 シーズンには、日本の現代舞踊に独自の身体表現を提示してきたばかりでなく国際

的に大きな注目を浴び続ける「舞踏の今」に焦点をあてます。

西洋舞踊を移植・受容して発展した日本の洋舞への反発から、自己の身体に降り立つものにひたすら対

峙してきた舞踏は、今や「BUTOH」として国際的に知られるようになりました。舞踏誕生から半世紀

以上が経過した現在、第一線で舞踏のスペクタクルを国際的に発信し続け、その頂点に立つのが、二つ

の対照的なカンパニー;大駱駝艦・天賦典式(1972 年創立)と山海塾(1975 年創立)です。

開場

20 周年を迎える 2017/2018 シーズンに新国立劇場は、世界で最も評価の高い二つのダンス・カン

パニーを改めてご紹介いたします。

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舞踏の今 その1

山海塾「海の賑わい 陸

オ カ

の静寂―めぐり」

Sankai Juku “MEGURI―Teeming Sea, Tranquil Land”

中劇場│ 2回公演 --- 2017年11/25 (土)14:00、 26(日)14:00 ●料金 A:5,400 円 B:3,240 円

「舞踏の今」第一弾公演には、洗練された美しく瞑想的な独自の世界を創り出す山海塾が登場します。

山海塾の作品は、演出・振付のほか、空間や衣裳のデザインも総合的に天児牛大が創作しており、彼は舞

踏を一貫して「重力との対話」と捉え、「誕生」「死」といった普遍的な人間の内的本質に迫る作品を

発表しています。また、身体言語に基づく独自のアートフォーム(表現形態)を創りあげ、世界45カ国のべ

700都市といったあらゆる文化圏で支持を得ており、作品の普遍性と芸術的強度を極め、高く評価されて

います。

『海の賑わい 陸(オカ)の静寂―めぐり』は2015年3月に世界初演した最新作です。現在までにフラン

ス、ブラジル、オーストリア、シンガポール、日本の5カ国7都市で上演を重ね、さらに2017年にはフラ

ンス、スイス、スロベニアの9都市での公演を予定しています。

「めぐり」は、「めぐる」 回 の漢字があてられ

水の回流する形やすべて回転するものの象形文字であることから

ある順序に従っての移動や循環することにも用いられる

時の移り変わり、四季の循環、環境の変遷などである

舞台美術に使用した壁は、古生代のウミユリの化石をデフォルメした

ものである

天児牛大

演出・振付・デザイン:天児牛大

Directed, Choreographed, and Designed by AMAGATSU Ushio

音楽:加古

隆 YAS-KAZ 吉川洋一郎

Music by KAKO Takashi, YAS-KAZ, YOSHIKAWA Yoichiro

出演: 山海塾

Cast: Sankai Juku

天児牛大

AMAGATSU Ushio

蟬丸 岩下 徹 竹内 晶

SEMIMARU, IWASHITA Toru, TAKEUCHI Sho,

市原昭仁 松岡 大 石井則仁 百木俊介

ICHIHARA Akihito, MATSUOKA Dai,

ISHII Norihito, MOMOKI Shunsuke

初演:2015年3月北九州芸術劇場

共同プロデュース:パリ市立劇場 / 北九州芸術劇場 /エスプラネイド・シアターズ・オン・ザ・ベイ / 山海塾

World Premiered at Kitakyushu Performing Arts Center in March 2015

Co-produced by Théâtre de la Ville, Paris (Paris, France), Kitakyushu Performing Arts Center (Fukuoka,

Japan), Esplanade – Theatre on the Bay (Singapore) and Sankai Juku (Tokyo, Japan)

2017 年 11/25~11/26

●会員先行販売期間: 2017 年 8/27(日)~9/6(水) ●一般発売日: 2017 年 9/10(日)

参照

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