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社団法人 日本港湾協会

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Academic year: 2021

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平成26年度 事業報告

1.港湾整備・振興事業 1-1 港湾整備・振興促進運動 平成26年10月23日に砂防会館において全国港湾知事協議会、全国市長会港湾都市 協議会、港湾海岸防災協議会及び日本港湾振興団体連合会と共催で全国各地より港湾管理 者をはじめ港湾所在の市町村長、港湾関係者約1000名の参加のもと「経済と暮らしを 支える港づくり全国大会」を開催し、代表4人の意見表明などを踏まえた「今後の港湾整 備・振興に関する要望書」を採択した。 全国集会後、この要望書をもとに、主催者代表及び全国の港湾関係者がそれぞれ各地域 の整備・振興促進のため、国会議員、財政当局、国土交通省等に要望活動を展開した。 また、11月に「税制改正要望」を国会議員に提出した。 1-2 広報・啓発、振興活動 (1) 広報活動等 港湾整備・振興の必要性及び、国民生活と密接に関わる港湾の重要性について、広 く国民各層に認識を深めていただくため、港湾関係各団体とともに、平成26年度は以 下の広報・啓発活動の実施に協力した。 ・産業遺産国民会議支援 ・小中学生への啓発資料の作成、配布 ・みなと博物館ネットワーク形成支援事業 等 (2) 海の月間の行事等について 海洋国家日本の発展に資するため、平成26年7月に京都府舞鶴市等で開催された 「海フェスタ京都」に参加するとともに、海の月間(7月1日~31日)を中心に、海 事関係団体と協調して広報活動等を実施した。 (3)特別講演 「『みなと』から光のメッセージ 」の開催 平成26年7月23日アルカディア市ヶ谷において、照明デザイナーの石井幹子氏に よる講演会「『みなと』から光のメッセージ」を開催し、これまでの港を照らす取り組 み等を紹介し、意見交換を行った。 (4)「港と文化を語る集い」の開催 (一財)みなと総合研究財団と共催で、平成26年10月23日大手町ファーストスク エアカンファレンスにおいて第21回港と文化を語る集い「カリブ海の港とクルーズ」を、 平成26年12月16日ホテルグランドアーク半蔵門において第22回港と文化を語る集 い「ボスポラス海峡の歴史文化と地中海のクルーズ」を開催した。 (5)「港湾物流高度化寄付講座」開設記念シンポジウムの開催 平成27年1月26日、「港湾物流高度化寄付講座」が京都大学経営管理大学院に開設 されたのを機に、開設記念シンポジウムを(一財)みなと総合研究財団と共催で京都大学 東京オフィスにおいてシンポジウムを開催し、港湾物流における世界の潮流、最新の研究

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- 2 - 動向、今後の方向性について紹介し、産官学の最前線で活動されている関係者と意見交換 を行った。 1-3 関係団体への協賛、協力 前年度に引き続き、国際港湾協会、国際航路会議、(一社)ウォーターフロント協会、 (一社)港湾荷役機械システム協会、(一社)日本マリーナ・ビーチ協会、(公財)日本海事 広報協会、全国港湾知事協議会等の活動に協賛、協力するとともに助成した。 2.港湾政策研究等事業 平成26年度においては、港湾における海洋政策、港湾保安、港湾物流の高度化(京都大 学寄付講座による)、港湾物流BCP(京都大学防災研究所、(一財)沿岸技術研究センター 及び(一財)港湾空港総合技術センターとの共同研究による)等に関する自主研究のほか、 受託による調査を柱として政策研究を推進した。 また、前年度に引き続き港湾保安分野及び港湾における観光・交流分野に関する客員研究 員を委嘱し、研究体制の充実を図った。 さらに、港湾関係の研究への助成を行うほか、研究成果等の普及の観点から、定時総会に 併催で講演会を開催するとともに、研究所レポート等のホームページへの掲載を行っている。 2-1 港湾政策研究 平成26年度においては、以下の研究、調査を実施した。 ・港湾における海洋政策に関する研究 ・港湾保安に関する研究 ・港湾物流の高度化に関する研究 ・災害発生時の港湾における物流機能の継続性確保(港湾物流BCP)に関する研究 ・港湾における観光による地域振興方策に関する研究 ・観光立国の面から見た海洋国家日本の歩みと港湾の果たした役割に関する研究 ・旅客に視点をおいた港湾の活用に関する研究 ・港湾施策に関する調査 ・長期ビジョン、各港港湾計画に関する調査 ・港湾の物流戦略、競争力に関する調査 ・災害時などにおける港湾の事業継続計画(BCP)に関する調査 ・特定離島港湾の国直轄管理に関する調査 ・国際船舶・港湾保安法に基づく制限区域の保安規程、保安設備に関する調査 ・港湾ターミナルにおけるITを活用した出入管理の高度化に関する調査 2-2 港湾関係研究助成事業 平成26年11月13日 港湾関係研究奨励助成審査委員会を開催し、5件の助成を決 定した。

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- 3 - 1 「北極海航路活用による欧州と北海道間の新たな相互関係創出の可能性の検討」 田村 享 (北海道大学大学院 工学研究院 教授) 2 「日本と世界の民話・伝承・地名にみる港湾防災の思想―知恵を未来に資するために」 村田 辰夫 (梅花女子大学 文学部 教授) 3 「ウォーターフロントにおけるバリアフリー環境の整備」 徳田 克己 (筑波大学 医学医療系 教授) 4 「地方港におけるクルーズ船誘致の公共経済学上の課題」 酒井 裕規 (神戸大学 海事科学研究科 准教授) 5 「港湾の管理運営における効率性とガバナンス」 寺田 一薫 (東京海洋大学大学院 教授) 2-3 情報の集積と発信 外部からの知見を求めることを目的として、客員研究員の委嘱、研究所報告の発刊、港 湾協会情報の電子化などを実施した。 (1) 客員研究員 岩崎三日子(港湾保安に関する研究) 平成24年4月1日から平成26年6月30日まで 小倉照雄(観光立国の面から見た海洋国家日本の歩みと港湾の果たした役割に 関する研究) 平成25年7月1日から平成27年6月30日まで 江口稔一(旅客に視点をおいた港湾の活用に関する研究) 平成25年11月1日から平成27年10月31日まで (2)研究所報告 ・港湾政策研究所の年報を作成し、公表した。 (3)協会情報の電子化 ・研究所年報、レポート等のホームページへの掲載 ・港湾物流サイト「港湾物流情報」の充実 2-4 交流の促進 (1)研究交流活動 平成26年度においては、以下の講演会を開催した。 ① 港湾政策研究所講演会の開催 開 催 日 :平成26年5月29日(木) 開催場所 :ひたちなか市文化会館 テー マ :「復興」は現場から 参 加 者 :240名 ② 港湾講演会の開催 開 催 日 :平成27年1月21日(水)

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- 4 - 開催場所 :発明会館(東京都港区) テ - マ :「パナマー拡張される運河と物流のハブ」 参 加 者 :160名 (2) 国際交流活動 ① 国際会議への参加 平成26年11月25日、中国・南京市で開催された第13回北東アジア港湾協 会長会議及び第15回北東アジアシンポジウムに参加した。 北東アジア港湾協会長会議は、日本、韓国、中国の港湾協会の友好と情報交換を 通じ北東アジア地域の港湾の発展を目指して平成14年より開催されている。平成 26年度会議は以下により開催され、3港湾協会の情報交換の重要性などをまとめた 覚書が取り交された。 開 催 日 :平成26年11月25日(水) 開催場所 :中国・南京市 議 題 :「港湾と都市が共存できる開発戦略」 参 加 者 :日本 川嶋副会長ほか7名

韓国 Lee, Sang Moon会長ほか6名 中国 Chen,Yingming 副会長ほか7名 その他、下記の国際会議に出席し、各国代表者との交流を行った。 ・国際航路協会年次総会及び第33回国際航路会議(米サンフランシスコ) 平成26年5月31日~6月6日 須野原理事長が出席 ・国際航路協会執行委員会及び第72回Council(仏パリ) 平成26年10月9日~10月10日 須野原理事長が出席 ・国際航路協会執行委員会及び第73回Council(ベルギー・ブリュッセル) 平成27年2月5日~2月6日 須野原理事長が出席 ② 海外港湾調査 平成27年2月18日~2月24日 オーストラリア・ニュージーランド港湾視察 を実施した。 3.出版・講習会等事業 3-1 研修・講習会等事業の実施 港湾に関する知識の向上、普及、啓発を図るため会員及び港湾管理者の職員や港湾関係 者を対象に次に掲げる研修・講習会を実施した。 また、港湾保安管理士試験の実施と同管理士の認定、さらに、特定非営利活動法人港湾 保安対策機構と共催で「港湾施設保安職員講習」を実施した

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- 5 - (1) 港湾行政実務研修 日 時:平成26年6月25日~6月27日 会 場:全国都市会館 2階 受 講 者:208名 (2) 港湾行政セミナー 日 時:平成26年11月12日~13日 会 場:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター ホール6階 受 講 者:100名 (3) 物流講座 日 時: 平成27年1月26日(月)~27日(火) 於:日本港湾協会会議室 受 講 者 : 22名 (4) 港湾施設保安職員講習 合計285名が受講した。 日 時:第34回(平成26年 4 月15日~17日) 受講者 88 名 第35回(平成26年 6 月25日~27日) 受講者 100 名 第36回(平成26年10月 1 5 日~17日) 受講者 97 名 会 場:自動車会館 (5) 平成26年度港湾保安管理士の認定 1級港湾保安管理士認定証発行 55名 2級港湾保安管理士認定証発行 116名 3-2 情報誌「港湾」及び港湾関係出版物等の編集・発行 (1) 情報誌「港湾」の編集・発行 平成26年度情報誌「港湾」編集方針(第316回理事会報告)に従い、毎月開催 する編集委員会の審議を経て第91巻4~12号及び第92巻1~3号を発行した。 (2)「豊かなウォーターフロント」フォトコンテストの実施 「海とみなと-その役割・防災・歴史・観光」のテーマのもとに港湾に対する認識と 啓発を図るため、港湾海岸防災協議会との共催により、国土交通省後援、富士フィルム ㈱外6団体協賛のもとに、「2014 豊かなウォーターフロント」フォトコンテスト を実施した。 全国より491点の応募があり、国土交通大臣賞(最優秀賞)1点、港湾局長賞(優 秀賞)1点、日本港湾協会長賞1点、港湾海岸防災協議会長賞1点、景観部門賞3点、 仕事部門賞3点、観光・イベント部門賞2点、運河部門賞1点、防災部門賞1点、歴史 部門賞1点、小学生部門賞1点、中学生部門賞1点、優秀賞40点を選定、表彰した。 (3)「ポート・オブ・ザ・イヤー」の選定 情報誌「港湾」では読者の投票を行い、港湾の物流、人流、産業、観光、みなとまち づくり等の各種の港湾活動その他みなとに関する話題づくりにその年で最も優れ、わが 国の港湾・臨海部の活性化に寄与し、「みなとの元気」を高めた港湾を選定し、「ポート・ オブ・ザ・イヤー」として顕彰している。

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- 6 - 2014年の「ポート・オブ・ザ・イヤー」は、各地方から推薦された港の中から兵庫 県の福良港が選定された。 (4) 港湾関係出版物の編集・刊行 下記の刊行物の編集・発行を行った。 ・港湾土木請負工事積算基準 2,500部 ・港湾関係災害事務必携 5,000部 ・数字でみる港湾2014 5,000部 4.日本港湾協会賞等の表彰事業 平成26年5月28日開催の第87回定時総会(日立市)において、港湾の整備・振興、 管理運営等に関して特にすぐれている者や事業に対し、表彰状並びに賞品等を贈呈した。 (1)日本港湾協会賞 ・論 文 賞 2件 ・技 術 賞 1件(2団体) ・企 画 賞 6件(6団体) ・鮫 島 賞 2名 (2)港湾功労者 126名

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