修 理 遅 延 時 間 を 考 慮 し た 保 全 方 策 に 関 す る 研 究
防 衛 大 学 校 理 工 学 研 究 科 後 期 課 程
電 子 情 報 工 学 系 専 攻 エ レ ク ト ロ ニ ク ス 工 学 教 育 研 究 分 野 北 川 智 大
平 成 2 9 年 1 2 月
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目 次
第 1 章 序 論 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 1 . 1 保 全 と 保 全 方 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 1 . 2 ダ ウ ン タ イ ム と 修 理 遅 延 時 間 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 1 . 3 現 状 の 問 題 点 と 研 究 の 目 的 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 1 . 4 論 文 の 内 容 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3
第 2 章 基 礎 概 念 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 5 2 . 1 用 語 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 5 2 . 2 信 頼 性 解 析 の 基 礎 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 2 . 2 . 1 信 頼 度 関 数 と 故 障 率 関 数 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 2 . 2 . 2 指 数 分 布 と ワ イ ブ ル 分 布 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 1 2 . 2 . 3 直 列 ・ 並 列 シ ス テ ム の 信 頼 度 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 3 2 . 3 確 率 過 程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 5 2 . 3 . 1 定 常 ポ ア ソ ン 過 程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 5 2 . 3 . 2 非 定 常 ポ ア ソ ン 過 程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 9 2 . 3 . 3 再 生 過 程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 0 2 . 3 . 4 交 代 再 生 過 程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 4 2 . 3 . 5 再 生 報 酬 過 程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 5 2 . 4 最 適 化 手 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 8 2 . 4 . 1 傾 斜 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 8 2 . 4 . 2 黄 金 分 割 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 9 2 . 4 . 3 ア ニ ー リ ン グ 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 1 2 . 5 モ ン テ カ ル ロ 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 3 2 . 5 . 1 逆 関 数 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 3 2 . 5 . 2 モ ン テ カ ル ロ ・ シ ミ ュ レ ー シ ョ ン ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 4
第 3 章 フ ォ ー ル ト 検 出 時 間 を 伴 う シ ス テ ム へ の 小 修 理 の 適 用
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 5
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3 . 1 は じ め に ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 5 3 . 2 シ ン グ ル ユ ニ ッ ト モ デ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 8 3 . 2 . 1 記 号 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 8 3 . 2 . 2 仮 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 9 3 . 2 . 3 目 的 関 数 の 導 出 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 0 3 . 2 . 4 目 的 関 数 の 挙 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 5 3 . 2 . 5 ア ル ゴ リ ズ ム ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 7 3 . 2 . 6 数 値 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 8 3 . 2 . 7 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 0 3 . 3 2 ユ ニ ッ ト モ デ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 1 3 . 3 . 1 記 号 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 1 3 . 3 . 2 仮 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 2 3 . 3 . 3 同 時 取 替 方 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 4 3 . 3 . 4 独 立 取 替 方 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 9 3 . 3 . 5 数 値 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 1 3 . 3 . 6 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 6 3 . 4 マ ル チ ユ ニ ッ ト モ デ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 8 3 . 4 . 1 記 号 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 8 3 . 4 . 2 仮 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 9 3 . 4 . 3 解 析 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 0 3 . 4 . 4 数 値 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 4 3 . 4 . 5 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 1 3 . 5 非 定 期 点 検 モ デ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 3 3 . 5 . 1 記 号 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 3 3 . 5 . 2 仮 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 3 3 . 5 . 3 目 的 関 数 の 導 出 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 4 3 . 5 . 4 ア ル ゴ リ ズ ム ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 5 3 . 5 . 5 数 値 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 6 3 . 5 . 6 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 8 3 . 6 取 替 時 期 管 理 方 法 に 関 す る 考 察 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 0 3 . 6 . 1 記 号 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 0
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3 . 6 . 2 仮 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 0 3 . 6 . 3 数 値 実 験 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 1 3 . 6 . 4 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 3 3 . 7 お わ り に ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 5
第 4 章 一 定 の 確 率 で 補 給 遅 延 時 間 が 発 生 す る シ ス テ ム の 保 全 方 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 7 4 . 1 は じ め に ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 7 4 . 2 用 語 と 記 号 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 0 4 . 3 C F R モ デ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 2 4 . 3 . 1 仮 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 2 4 . 3 . 2 目 的 関 数 の 導 出 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 3 4 . 3 . 3 最 適 O R P の 性 質 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 5 4 . 3 . 4 数 値 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 7 4 . 3 . 5 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 9 4 . 4 I F R モ デ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 2 0 4 . 4 . 1 作 業 回 数 管 理 方 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 2 0 4 . 4 . 2 作 業 時 間 管 理 方 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 2 6 4 . 4 . 3 数 値 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 2 9 4 . 4 . 4 2 方 策 の 比 較 と 考 察 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 2 4 . 4 . 5 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 3 4 . 5 お わ り に ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 5
第 5 章 管 理 遅 延 時 間 を 伴 う シ ス テ ム の 最 適 修 理 方 法 の 選 択 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 6 5 . 1 は じ め に ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 6 5 . 2 記 号 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 0 5 . 3 作 業 時 間 が ラ ン ダ ム の 場 合 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 1 5 . 3 . 1 仮 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 1 5 . 3 . 2 目 的 関 数 の 導 出 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 3 5 . 3 . 3 目 的 関 数 の 挙 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 5
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5 . 3 . 4 独 立 帰 投 時 間 モ デ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 5 0 5 . 3 . 5 数 値 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 5 3 5 . 3 . 6 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6 2 5 . 4 作 業 が 定 時 間 の 場 合 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6 3 5 . 4 . 1 仮 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6 3 5 . 4 . 2 目 的 関 数 の 導 出 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6 3 5 . 4 . 3 目 的 関 数 の 挙 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6 5 5 . 4 . 4 独 立 帰 投 時 間 モ デ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6 6 5 . 4 . 5 数 値 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6 8 5 . 4 . 6 ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 7 1 5 . 5 お わ り に ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 7 2
第 6 章 結 論 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 7 4 6 . 1 研 究 成 果 の 概 要 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 7 4 6 . 2 提 案 モ デ ル と そ の 拡 張 性 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 7 6 6 . 3 今 後 の 課 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 7 8
付 録 A 平 均 ア ベ イ ラ ビ リ テ ィ の 単 峰 性 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 0 A . 1 平 均 取 替 間 隔 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 0 A . 2 平 均 取 替 間 隔 の 微 分 値 の 数 値 計 算 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 2 A . 3 現 実 的 な パ ラ メ ー タ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 7 付 録 B 平 均 コ ス ト レ ー ト の 挙 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 9 付 録 C リ ス ク ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 9 0 付 録 D n2の 場 合 の 計 算 困 難 さ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 9 1 D . 1 記 号 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 9 1 D . 2 n= 2 か つ m= 2 の 場 合 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 9 1 付 録 E 近 似 式 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 9 5 E . 1 信 頼 度 関 数 の 近 似 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 9 5 E . 2 小 修 理 コ ス ト の 近 似 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 9 8 付 録 F 極 限 値 で の 解 析 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 0 0 F. 1 → 1 の と き ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 0 0
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F. 2 → ∞の と き ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 0 1 付 録 G 式( 4 . 5 )の 証 明 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 0 3 付 録 H b∞の 発 散 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 0 5 付 録 I 平 均 コ ス ト レ ー ト の 挙 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 0 7 I . 1 挙 動 分 析 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 0 7 I . 2 T)の 挙 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 11 I . 3 L(T)の 挙 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 1 2 I . 4 S( ∞ )の 発 散 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 1 2 付 録 J 平 均 コ ス ト の 挙 動 の 分 類 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 1 6 J . 1 挙 動 分 析 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 1 6 J . 2 K> 1 の 証 明 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 1 8 付 録 K 平 均 ア ベ イ ラ ビ リ テ ィ の 挙 動 の 分 類 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 2 0 付 録 L 式( 5 . 3 0 )を 満 た す 2 の 存 在 条 件 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 2 5 付 録 M 条 件 ( ハ ) を 満 た す 2 の 非 存 在 条 件 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 2 7 付 録 N 平 均 ア ベ イ ラ ビ リ テ ィ の 単 峰 性 の 証 明 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 2 9
謝 辞 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 3 2
参 考 文 献 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 3 4
研 究 業 績 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 4 3
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第1章 序 論
1.1 保全と保全方策
シ ス テ ム の 信 頼 性 を 定 量 的 か つ 客 観 的 な 方 法 に よ っ て 高 く 保 と う と する 取 り 組み は , 第 二次 世 界 大戦 後 の 米 国で 軍 用 の電 子 機 器 を対 象 とし て始 め ら れ, わ が 国 にお い て も 1960 年 代中 頃 か ら導 入 さ れ 始め た[1].
その 後 , 産業 技 術 の 発展 と と もに 信 頼 性 の概 念 は より 拡 大 さ れ, 現 在で は信 頼 性 性能 の ほ か にも 保 全 性性 能 及 び 保全 支 援 能力 を 記 述 する 包 括的 な用 語 と して デ ィ ペ ンダ ビ リ ティ と い う 単語 が 用 いら れ る . また , 対象 とな る シ ステ ム に つ いて も , 電気 , 通 信 ,機 械 , 土木 , 医 療 産業 , ある いは ソ フ トウ エ ア な ど, 非 常 に多 く の 分 野に 拡 大 され て い る .
1965年 には Barlow and Proschan が 文 献[2]で 数学 的 な手 法 を 用い た 信 頼性 の 評 価手 法 を 体 系化 し た .こ れ は 以 後多 く の 信頼 性 解 析 の礎 と なっ てい る が ,保 全 方 策 の分 野 も 例外 で は な い. こ こ で, 保 全 と は「 ア イテ ムを 使 用 及び 運 用 可 能状 態 に 維持 し , 又 は故 障 , 欠点 な ど を 回復 す るた めの す べ ての 処 置 及 び活 動 」 をい い , ど のよ う な 場合 に ど の よう な 保全 を行 う か を定 め た ル ール を 保 全方 策 と い う. 保 全 方策 研 究 で の目 標 は,
対象 と な るシ ス テ ム の保 全 を モデ ル 化 す ると と も に, 稼 働 率 や運 用 費用 等の 目 的 関数 を 最 適 化す る こ とに あ る . 具体 的 に は, シ ス テ ムの 平 均 ア ベイ ラ ビ リテ ィ を 最 大に す る ,あ る い は 単位 時 間 当た り の 期 待 費 用 を最 小に す る とい っ た 保 全計 画 を 立案 す る こ とで あ る .ま た , 近 年で は 保全 費 用 だ け でな く , 取 得・ 運 用 費 用 を 含 め たラ イ フ サイ ク ル コ スト の 最小 化へ も 関 心が 向 け ら れて い る[3].
保 全 の 管理 上 の 分 類を 図 1.1 に 示 す[4].
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図 1.1 JIS Z 8115:2000[4]に よ る保 全 の 管 理上 の 分 類
まず , 保 全は 予 防 保 全と 事 後 保全 に 大 別 され る . 予防 保 全 と は, 故障 など が 発 生す る 前 に あら か じ め計 画 的 に 行わ れ る 保全 で あ る .事 後 保全 は故 障 な どの 発 生 後 に行 わ れ る取 替 え や 修理 な ど の保 全 で あ り, シ ステ ムを 要 求 機能 遂 行 状 態に 修 復 する た め に 行わ れ る .
状態 監 視 保全 と は , シス テ ム の動 作 状 態 や劣 化 傾 向な ど の 継 続的 な監 視に 基 づ き行 わ れ る 保全 で あ る. シ ス テ ムの 潜 在 的な 故 障 を 発見 す るた め の 点 検 も状 態 監 視 保全 に 分 類さ れ る . 一方 , 時 間計 画 保 全 とは , 定め られ た 時 間計 画 に 従 って 遂 行 され る 保 全 であ る . 時間 計 画 保 全は , 定期 的に 保 全 を行 う 定 期 保全 と , 使用 時 間 が 予め 定 め られ た 値 に 達し た とき に保 全 を 行う 経 時 保 全に 分 類 でき る .
最 も 単 純 な 保 全 方 策 は ,「 故 障 し た と き に 修 理 す る 」 方 策 で あ り , シ ステ ム の 故障 の 起 こ りや す さ を表 す 故 障 率が 一 定 の場 合 に は ,こ の 方策 が最 適 で ある こ と が 知ら れ て いる[5].故 障率 が 一 定で な い 場 合に は ,予 防保 全 を いつ 行 え ば 良い か や ,保 全 に よ って 故 障 率が ど の 程 度 減 少 す る か も 考 慮 する 必 要 が ある . 以 下に , 保 全 の代 表 例 とも い え る 点検 , 修理 及び 取 替 えに 関 す る これ ま で の 保 全 方 策 研 究 を 概 観す る .
保全
予防保全
時間計画保全
定期保全
経時保全 状態監視保全
事後保全
緊急保全 通常事後保全
3
( A ) 点 検
点 検 と は, 本 論 文 では シ ス テム の 潜 在 的な 故 障 の有 無 を 確 認す る ため に行 う 保 全を い い , 図 1.1 で は状 態 監 視 保 全 に 分 類さ れ る[4].
点 検 を どの よ う な 時期 ・ 機 会に 行 う か を決 定 す る方 策 は , 定期 点 検,
逐次 点 検 及び ラ ン ダ ム点 検 に 大別 さ れ る .定 期 点 検方 策 は 定 期的 に 点検 を行 う 方 法で あ り , 点検 に 関 する 業 務 の 管理 が 容 易で あ る と いう 特 徴が ある .Ito and Nakagawa[6]-[10] は ,2 個 ない し 3 個の ユ ニ ッ トか ら なる シス テ ム にお い て , ある 定 め られ た 信 頼 度を 下 回 るこ と な く 運用 す るた め の 定 期 点検 間 隔 を 決定 し た .一 方 , 逐 次点 検 で は, 点 検 の 間隔 を 一定 にす る 必 要は な く , シス テ ム の故 障 率 の 変化 に 合 わせ て 点 検 時期 を 決定 する こ と がで き る . 定期 点 検 は逐 次 点 検 の特 別 な 場合 と 捉 え るこ と も で きる .逐次 点 検 方策 では ,時間 と と もに 点検 間 隔 を短 く す る こと に よ り,
故障 率 が 時間 と と も に増 加 す るシ ス テ ム の故 障 の 発見 を 効 率 的に 行 うこ とが 期 待 でき る .Beichelt [11]は ,単 一 ユ ニッ ト の シス テ ム に おけ る 逐 次 点 検 の タ イミ ン グ を 最 適 化 す る研 究 を 行 って い る .ラ ン ダ ム 点検 は , 点 検 の 実 施 時刻 が 確 率 変数 で 表 され る 点 検 をい う .Nakagawaら は ,シ ス テ ムの 作 業 終了 時 等 の 機会 に 点 検を 行 う 方 策を 提 案 し, 定 期 点 検と の 比較 を行 っ た[12][13].ま た ,単 位 時間 当 た り の点 検 回 数と し て 点 検強 度 を定 義 し , 最 適 な 点 検 ス ケ ジ ュ ー ル を 近 似 的 に 求 め る 研 究[14]-[16]も 行 わ れ て い る .
シ ス テ ム の 故 障 が 点 検 で 確 実 に 検 知 で き る こ と が 前 提 と な っ て い る モデ ル も 多い が , 点 検で も 故 障が 看 過 さ れる 可 能 性を 考 慮 し た不 完 全点 検モ デ ル も考 案 さ れ てい る[17][18].ま た ,点検 す るこ と で シ ステ ム 自体 に故 障 等 のリ ス ク の 増大 を 招 く可 能 性 が ある が ,こ の よ うな 現象 は Chou and Butler[19]に よ っ てモ デ ル 化さ れ て い る. ま た ,保 全 の 質 や費 用 など が時 間 と とも に 変 化 する ケ ー スも 存 在 す る. 例 え ば, 点 検 費 用が 時 間と とも に 増 大す る モ デ ル[20]が考 案 され て いる .
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( B ) 修 理
修理 の 基 本的 な 作 用 は故 障 の 復旧 で あ る が, 修 理 後に シ ス テ ムの 故 障 率 が 改 善 する 場 合 が ある . 故 障率 が 運 用 開始 時 点 まで 回 復 す る修 理 を 完 全修 理 と いう の に 対 し, 故 障 率が 修 理 の 前後 で 変 化し な い 修 理を 小 修理 とい う . 例え ば , シ ステ ム を 構成 す る ア イテ ム が 多数 存 在 し ,そ の 一部 のみ の 取 替え に よ り 故障 が 復 旧す る 場 合 ,シ ス テ ム全 体 の 故 障率 の 変化 は 無 視 で き る[21]. 通 常 , 小 修 理 は 完 全 修 理 よ り も 安 価 で あ る た め , 特 に 複 雑 な シ ス テ ム に は よ く 用 い ら れ る . 小 修 理 の 概 念 は Barlow and Hunter[22]によ っ て 導入 さ れ ,後に Nakagawa and Kowada [23]によ っ て厳 密に 定 義 され た . 小 修理 は , シス テ ム の 劣化 が 取 替え 直 後 の よう な 新品 と同 程 度 まで 回 復 し ない と い う現 象 を 表 す 上 で 最 も基 本 的 な モデ ル とし て 用 い ら れ て い る .Nakagawa は 文 献[5]で 小 修 理 を 適 用 し た 多 く の モ デ ルを 提 案 して い る .
完 全 修 理 で も 小 修 理 で も な い 修 理 を 不 完 全 修 理 , あ る い は 一 般 修 理 (general repair)と い う.Brown and Proschan[24]は,修 理さ れ たシ ス テ ムの 故障 率 が ある 一 定 の 確率 p で 運用 開 始 時 点 ま で 回 復し ,確 率 1−p で 修 理 後も 変 化 しな い モ デ ルを 提 案 し,複 数の 故 障 分 布 に対 し て 解 析を 行 っ た.
Block et al.[25]はこ の考 え を 発展 さ せ,確率 p が 時間 に 依 存 する モ デ ルを 解析 し た.ま た,Kijima[26]は 修 理 後 のシ ステ ム の 若返 り に よ り修 理 の 一 般 化 を 表 現 し た . 以 後 , こ れ に 基 づ い た 研 究 が 盛 ん に 行 わ れ て い る [27]-[31]. ま た 近 年 で は , 技 術 革 新 等 に よ る 修 理 技 術 の 向 上 の 結 果 , 修 理 後 に 運 用 開 始 時 点 よ り 状 態 が よ く な る“better than new”修 理 に 関 す る 研究 も 行 われ て い る[32].
( C ) 取 替 え
劣化 が 進 んだ シ ス テ ムは , あ る時 点 で 取 替え を 行 う必 要 が あ る . 解析 の上 で は,シ ス テム の故 障 率 が初 期 状 態 にリ セ ッ トさ れ る と いう 意 味 で,
取替 え と 完全 修 理 は 同一 で あ る.文 献[2]では ,シ ステ ム の 使 用時 間 に応 じて 取 替 えを 行 う 年 齢取 替 , シス テ ム を 構成 す る 各ア イ テ ム の使 用 時間
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を考 慮 せ ず, 故 障 時 と予 め 定 めら れ た 時 間で シ ス テム 全 体 を 取替 え るブ ロ ッ ク 取 替, 故 障 時 には 小 修 理を 行 い , かつ 定 期 的に 取 替 え を行 う 方策 等 が 提 案 され て お り ,現 在 で もそ れ ぞ れ の取 替 方 策を 基 に し た研 究 が広 く行 わ れ てい る[33]-[35].
故障 時 に 小修 理 を 行 うモ デ ル では , 取 替 えの 時 期 を決 定 す る こと は 非 常に 重 要 であ る . な ぜな ら , 故障 率 が 時 間と と も に増 大 す る シス テ ムで は, い つ まで も 小 修 理を 続 け るの は 結 果 的に 不 経 済に な る か らで あ る.
これ は , 劣化 の 進 行 した シ ス テム は 故 障 が 頻 発 す るの で , 修 理費 用 が高 くつ き ,か つ 修 理に かか る 時 間が 長 く な るこ と に よる .そこ で,Park[36]
及 び Nakagawa[37]は ,故 障 の 際に 小 修 理 を伴 う シ ステ ム に 対 し,取 替え を行 う 最 適な 故 障 回 数 を 決 定 した .
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1.2 ダウンタイム と修理遅延時間
シ ス テ ム が 要 求 さ れ た 機 能 を 遂 行 で き な い 状 態 を ダ ウ ン 状 態 と い い , その 状 態 であ る 期 間 をダ ウ ン タイ ム と い う. こ れ には , 故 障 状態 の まま 放置 さ れ てい る 時 間 並び に 予 防及 び 事 後 保全 作 業 等を 行 う 時 間が 含 まれ る . こ の うち , 予 防 保全 は 計 画的 に 行 わ れる た め これ に 関 連 する ダ ウン タイ ム の 管理 は 容 易 であ る . そこ で , 本 論文 で は 故障 に よ り 生起 す る 計 画外 の ダ ウン タ イ ム に着 目 し , 以 後 特 に 断ら な い 限り ダ ウ ン タイ ム は 故 障発 生 後 から そ の 修 復ま で の 間 に 生 起 す るダ ウ ン 状態 で あ る 時間 を 表す こと と す る .ダ ウ ン タイ ム の 構成 要 素 を 図 1.2 に 示す( 文 献[38]一 部改 変 ).
図 1.2 ダ ウン タ イ ムの 分 類
各 時 間 の定 義 は 以 下の と お りで あ る[4].
・ 保 全 時 間
保全 作 業 が行 わ れ た 時間
・ フ ォ ー ルト 検 出 時 間
故 障の 時 点 から そ の 結 果の フ ォ ール ト ( 故 障状 態 ) が認 識 さ れ るま で の期 間
補給遅延時間 フォールト
位置特定時間
フォールト
是正時間 機能点検時間
管理遅延時間 ダウンタイム
フォールト 保全時間 検出時間
技術遅延時間 実働事後保全時間
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・ 管 理 遅 延時 間
フ ォ ー ル ト を もつ ア イ テ ム に 対 し て, 管 理 的 事 由 で 事後 保 全 作 業 が 行 われ な い 場合 の 累 積 時間
・ 実 働 事 後保 全 時 間
事後 保 全 作業 が 行 わ れた 実 働 保全 時 間
・ フ ォ ー ルト 位 置 特 定時 間
フォ ー ル ト位 置 の 特 定が 行 わ れる 時 間
・フ ォ ー ルト 是 正 時 間
フォ ー ル ト是 正 が 行 われ る 時 間
・ 機 能 点 検時 間
機能 点 検 が行 わ れ る 時間
・ 技 術 遅 延時 間
保全 作 業 その も の に 関連 す る 技術 作 業 を 行う た め に必 要 な 累 積時 間
・ 補 給 遅 延時 間
保 全資 源 を 取得 す る 必 要か ら , 保全 作 業 が 行わ れ な い時 間 の 累 積時 間 のう ち , 管理 遅 延 時 間を 除 い たも の
本論 文 で は, 修 理 遅 延時 間 を 「故 障 の 発 生か ら 事 後 保 全 作 業 に着 手す るま で の 時間 」 と 定 義し , フ ォー ル ト 検 出時 間 , 補給 遅 延 時 間及 び 管理 遅延 時 間 から 構 成 さ れる も の とす る ( 図 1.3).
図 1.3 ダ ウン タ イ ムと 修 理 遅延 時 間 の 関係 フォールト
検出時間 補給遅延時間 管理遅延時間 実働
事後保全時間 修理遅延時間 ダウンタイム
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フォ ー ル ト検 出 時 間 は, 故 障 の発 生 が 直 ちに 顕 在 化し な い シ ステ ムが 故障 し た 際に 発 生 す る時 間 で ある . 故 障 の発 生 か ら 点 検 に よ る そ の 検知 まで に 要 する 時 間 と い え る . 長期 間 倉 庫 等で 保 管 され て い る スト レ ージ シス テ ム の故 障 や , コン ピ ュ ータ へ の ウ イル ス の 侵入 等 が 発 生し た 際に 生起 す る .
補給 遅 延 時間 及 び 管 理遅 延 時 間は , 保 全 資源 の 取 得に 時 間 を 要す る場 合に 発 生 する . こ の 時間 が 発 生し て い る 要因 に よ り, 補 給 遅 延時 間 か管 理遅 延 時 間に 分 類 さ れる . 例 えば , 部 品 等の 発 注 から 実 際 に 手元 に 届く まで の 時 間で あ る リ ード タ イ ムは 補 給 遅 延時 間 に 分類 さ れ , 修理 作 業の 発注 の 際 に行 う 入 札 手続 き に 必要 な 時 間 は管 理 遅 延時 間 に 分 類 さ れ る . 修 理 遅 延時 間 の 削 減は , 実 働事 後 保 全 時間 の 削 減同 様 , シ ステ ム の稼 働率 向 上 に寄 与 す る .し か し , 本 研 究 で は実 働 事 後保 全 時 間 と修 理 遅延 時間 は 異 なる 性 質 を もつ こ と に着 目 し た .即 ち , 実働 事 後 保 全時 間 は 故 障の 程 度 や修 理 施 設 の保 全 能 力等 に よ っ てあ る 程 度決 ま る 不 可避 な 時間 であ り , その 削 減 は 効率 的 な 手法 ・ 工 程 の開 発 や 現場 の 人 的 ある い は物 的資 源 の 配置 改 善 等 の工 夫 に よっ て 行 わ れる こ と が多 い( 例 えば[39][40])
が, 修 理 遅延 時 間 の 削減 は , 点検 ま た は 状態 監 視 の高 頻 度 化 や, 船 便に 代え て 航 空機 輸 送 に より 保 全 資源 を 取 得 する 等 , 追加 の 費 用 が必 要 とな る場 合 が 多く , そ れ ゆえ 費 用 と稼 働 率 に 関す る ト レー ド オ フ の関 係 の中 で遅 延 時 間が 決 定 さ れる と い う点 で あ る .
前 節 で 紹介 し た 先 行研 究 に はダ ウ ン タ イム の 発 生を 無 視 で きる と 仮定 し た も の が少 な く な いが , そ のよ う な 仮 定を 置 い たモ デ ル で あっ て も,
ダウ ン タ イム を 考 慮 する モ デ ルに 拡 張 す るこ と は , そ れ を 既 知の 分 布 ま た は 定 時 間 で 与 え る こ と に よ り 容 易 に 行 う こ と が で き る[41]-[43]. し か し , こ れ まで の 修 理 遅延 時 間 に関 す る 研 究は , そ れぞ れ 次 節 で述 べ るよ うな 不 十 分な 点 が あ り, 理 論 に基 づ く 効 率的 な 保 全が 行 わ れ てい る とは 言 い 難 い 例 が あ っ た .
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1.3 現状の問題点 と研究の目的
1.1 節 で 紹 介 し た 保 全 方 策 研 究 は い ず れ も 現 実 の 問 題 を 単 純 化 し た モ デル で あ るた め , 比 較的 汎 用 性が 高 く , 様々 な シ ステ ム に 適 用す る こと がで き る .し か し , 時代 の 変 化や シ ス テ ムの 複 雑 化, あ る い は一 般 的で ない 運 用 方法 の た め 容易 に 適 用で き な い シス テ ム も存 在 す る . 以 下 で,
修理 遅 延 時間 を 構 成 する 3 種 類 の 時 間 そ れぞ れ に 対し , こ れ まで の 研究 の問 題 点 を述 べ る .
( A ) フ ォ ー ル ト 検 出 時 間
フォ ー ル ト検 出 時 間 を伴 う シ ステ ム の 代 表例 は , ミサ イ ル 等 のワ ンシ ョッ ト シ ステ ム と 呼 ばれ る シ ステ ム で あ る. シ ス テム の 寿 命 の中 で 一度 しか 使 用 され な い こ と か ら こ のよ う に 呼 ばれ る . ワン シ ョ ッ トシ ス テム の故 障 は 点検 で の み 発見 さ れ るた め , 一 般的 に 故 障の 発 生 か ら次 回 の点 検ま で の 間フ ォ ー ル ト検 出 時 間が 発 生 す る. こ の よう な シ ス テム に 関す る研 究 で は, こ れ ま で点 検 で 故障 が 発 見 され た 際 に取 替 え を 行う こ とが 主に 想 定 され て い た ため , い かに 初 め の 故障 を 効 率よ く 発 見 する 点 検ス ケジ ュ ー ルを 立 案 す るか に 重 点が 置 か れ てい た[6]-[10].これ は ,故障 発 見問 題 自 体は 歴 史 が 古く , 当 初は 故 障 の 発生 に 指 数分 布 を 仮 定す る こと が多 く , その た め 取 替え と 修 理を 区 別 す る必 要 が なか っ た た めと 推 測す る . ま た , シ ス テ ム が現 代 ほ ど複 雑 で は なか っ た とい う 背 景 もあ る .し かし , 現 代の ミ サ イ ル等 の シ ステ ム は 複 雑化 ・ 高 価格 化 し て おり , 故障 が 発 見 さ れた 際 に は シス テ ム を丸 ご と 交 換す る よ りは , 故 障 した ユ ニッ ト あ る い はよ り 小 さ い基 板 等 の ア イ テ ム を 交 換 す るこ と で 修 復す る 方法 が主 流 で ある . こ の よう に , 複雑 な シ ス テム の ご く一 部 の み を取 替 えて 修復 す る 場合 , 理 論 的に は 小 修理 と 考 え て差 し 支 えな い . し かし , 故障 が発 見 さ れた 際 に 小 修理 を 行 う ワ ン シ ョ ット シ ス テム の 保 全 モデ ル はこ れま で 提 案さ れ て お らず , 現 実の 運 用 と 保全 モ デ ルに 齟 齬 が あっ た . な お ,1.1 節 ( C ) で 述 べ た 通 り , 故 障 率 が 時 間 と と も に 増 大 す る シ ス テ
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ムに 対 し 小修 理 を 適 用す る 場 合, 取 替 時 期も 考 慮 する 必 要 が ある .
( B ) 補 給 遅 延 時 間
補給 遅 延 時間 に 関 し ては , 待 ち行 列 や マ ルコ フ 連 鎖 を 用 い た 解析 が広 く 行 わ れ て い る[44]. 例 え ば , シ ス テ ム の 稼 働 率 を 評 価 す る 手 法[45]や , 最 適 な 予 備 ア イ テ ム の 数 を 決 定 す る 問 題[46]が 研 究 さ れ て い る . 待 ち 行 列に お い ては , 客 の 到着 が 故 障の 発 生 , 窓口 が 保 全を 行 う 施 設を 意 味す る. こ の とき , 修 理 等の サ ー ビス を 受 け るシ ス テ ム の 数 が 同 時に サ ービ スを 受 け るこ と が で きる 窓 口 の 数 を 超 え たと き に 補給 遅 延 時 間が 発 生す る .
一方 , 現 実で は シ ス テム が 一 定の 確 率 で 補給 遅 延 時間 が 発 生 する 場合 もあ る . 例え ば , 取 得す る 保 全資 源 と し て, 保 全 施設 で は な く予 備 品等 のア イ テ ムや 工 具 を 考え る と , 必 要 な ア イテ ム 等 がシ ス テ ム の運 用 現場 に存 在 す るか 否 か で 補給 遅 延 時間 の 存 否 が決 ま る . こ の よ う な例 は ,船 舶に 搭 載 され て い る レー ダ や ソナ ー 等 の シス テ ム に当 て は ま る. 通 常,
船舶 に は 搭載 ス ペ ー スが 限 ら れて お り , 事後 保 全 に必 要 に な るで あ ろう 全て の 保 全資 源 を 搭 載す る こ とは で き な い. 一 部 の資 源 の み 搭載 さ れて いる の で ,故 障 時 に 必要 な 資 源が 搭 載 さ れて い る かど う か は 搭載 量 に依 存す る 一 定の 確 率 で 表 す こ と が可 能 で あ る .
故 障 が 発 生 し た 際 に 補 給 遅 延 時 間 が 発 生 す る 確 率 が 時 間 に 依 存 し な いと い う 意味 で , 一 定の 確 率 によ る 補 給 遅延 時 間 の発 生 は , 確率 過 程に よ る 発 生 の単 純 化 と も 言 え る が, 待 ち 行 列を 含 む 確率 過 程 を 用い た 解析 で は こ の よう な 場 合 は 明 示 的 には 扱 わ れ てい な か った . よ っ て, 船 舶に 搭載 す る べき 保 全 資 源の 決 定 に際 し 理 論 で裏 打 ち され た 手 続 きを 経 るこ とが 困 難 であ っ た .
( C ) 管 理 遅 延 時 間
管理 遅 延 時間 に 関 す る先 行 研 究で は ,Kang and Sanchez[47]の よう に シ ミュ レ ー ショ ン 上 の パラ メ ー タの 一 つ と して 管 理 遅延 時 間 を 扱っ て いる
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も の の 他 , 文 献[48]-[50]の よ う に , 対 象 シ ス テ ム の 管 理 遅 延 時 間 を 見 積 もっ た ケ ース ス タ デ ィが 大 半 であ る . 保 全方 策 研 究に 限 る と ,管 理 遅延 時間 は「 無 視で き る 」や ,「 保全 時 間 に 含ま れ る 」との 仮 定 で十 分 だ と考 えら れ て きた .
しか し , 管理 遅 延 時 間 に は , 前節 で 述 べ たよ う に 実働 事 後 保 全時 間と は 異 な る 特徴 , 即 ち 稼働 率 と 費用 に 強 い トレ ー ド オフ の 関 係 があ る .例 とし て 官 公庁 が シ ス テム の 修 理を 外 注 す る場 合 を 考え る と , 競争 入 札 に は公 募 期 間等 に 比 較 的長 い 時 間が 必 要 だ が, う ま く機 能 す れ ば費 用 の 節 約 に つ な が る[51]. 対 し て , 随 意 契 約 で は 受 注 業 者 の 提 示 金 額 で 契 約 す るこ と に なる が , す ぐに 契 約 を結 ぶ こ と が で き , 修理 が 早 期 に完 了 する こと で シ ステ ム の 稼 働率 に 与 える 影 響 を 局限 で き ると い う 利 点が あ る.
管理 遅 延 時間 の も つ この よ う なト レ ー ド オフ 性 に 着目 し た 研 究は こ れま で 行 わ れ てこ な か っ た .
保全 方 策 にト レ ー ド オフ 性 を 考慮 す べ き シス テ ム とし て , 船 舶に 搭載 され て い るシ ス テ ム があ る .船 舶 搭 載シ ステ ム が 航海 中 に 故 障し た 場 合,
修理 に 複 数の 手 段 が 選択 可 能 で あ り , そ の選 択 の 結果 と し て 異な る 期 間 の管 理 遅 延時 間 が 生 起し 得 る.例 え ば,出 航し た 港 に戻 り 修 理 する 方 法,
航空 機 等 で保 全 資 源 を輸 送 し 洋上 で 修 理 する 方 法 及び 故 障 を 放置 し 航海 を続 け 航 海終 了 後 に 港で 修 理 する 方 法 が ある . そ れぞ れ の 方 法で 発 生す る 管 理 遅 延時 間 と 費 用は 異 な るが , ど の 修 理 方 法 を選 択 す る べき か と い う問 題 に 対し , ト レ ード オ フ の考 慮 な し には 明 確 な基 準 を 示 すこ と が 不 可能 で あ る .
以 上 の よう に , 修 理遅 延 時 間の 各 構 成 時間 に つ いて の 研 究 には 不 十分 な点 が あ り, 保 全 方 策に 関 し て現 実 の シ ステ ム へ 理論 的 枠 組 みを 提 供で きて い な い. こ れ は ,合 理 的 な判 断 に 基 づか な い 保全 方 策 に より 運 用さ れて い る シス テ ム の 存在 を 示 唆す る . こ のよ う な 非合 理 的 あ るい は 直感 的 な 運 用 方法 は , 過 剰な 保 全 によ る 費 用 の増 大 に つな が り 非 効率 で ある だけ で な く, 保 全 間 隔等 の パ ラメ ー タ の 変更 が , シス テ ム の 稼働 率 及 び
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費 用 に ど のよ う な 影 響を 及 ぼ すか 不 明 で あり , 予 期せ ぬ 故 障 や, そ れに 伴う 事 故 を引 き 起 こ す可 能 性 もあ り , 危 険で も あ る.
本 論 文 では , 修 理 の際 に 修 理遅 延 時 間 の各 構 成 時間 が 発 生 する シ ステ ムを そ れ ぞれ 考 え , 各時 間 の 問題 点 に 対 処す る た めの 保 全 モ デル を 提案 する . 費 用等 の 目 的 関数 を 定 式化 し , 考 察を 加 え るこ と で , これ ま での 枠組 み で は解 決 で き なか っ た 保全 方 策 上 の諸 問 題 に対 し , 意 思決 定 に資 する 情 報 を提 供 す る こと を 目 的と す る .
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1.4 論文の内容
修理 遅 延 時間 を 構 成 する , フ ォー ル ト 検 出時 間 , 補給 遅 延 時 間及 び管 理遅 延 時 間の 特 徴 を 考慮 し た 現実 的 な 保 全モ デ ル を提 案 す る . な お ,基 本的 に は シス テ ム の 稼働 率 及 び費 用 と い う 2 種 類 の目 的 関 数 から な る多 目 的 最 適 化 問 題 を 考 える が , 実運 用 に お いて 多 く の場 合 , シ ステ ム に要 求さ れ る 稼働 率 が 予 め決 め ら れて い る こ とを 踏 ま え, 稼 働 率 の制 約 を満 たし つ つ 費用 が 最 小 とな る 解 を最 適 解 と する .
フォ ー ル ト検 出 時 間 につ い て は, 故 障 が 発見 さ れ た際 に 小 修 理を 行う ワン シ ョ ット シ ス テ ムを 考 え る. 故 障 の 発生 か ら 次の 点 検 ま でフ ォ ール ト検 出 時 間が 発 生 す るも の と し, シ ス テ ムの 故 障 率は 時 間 と とも に 増加 する と 仮 定す る . 最 適な 点 検 間隔 及 び 取 替時 期 を 議論 す る .
補給 遅 延 時間 に つ い ては , そ れが 一 定 の 確率 に よ って 発 生 す る, 船舶 等 の ビ ー クル に 搭 載 さ れ て い るシ ス テ ム を考 え る .船 舶 は 期 間が 指 数分 布に 従 う 航海 等 の 作 業に 従 事 して お り , 搭載 さ れ てい る シ ス テム の 故 障 が即 座 に 修理 可 能 か 否か は 一 定の 確 率 に 従う .即座 に 修 理で きな い 場 合,
ビー ク ル の作 業 終 了 後に 修 理 され る も の とす る . この 確 率 と 船舶 へ 搭載 する 保 全 資源 の 費 用 が既 知 の 関数 で あ る と仮 定 し ,確 率 を 通 じた 搭 載 保 全 資 源 の 最適 化 を 行 う. ま た ,シ ス テ ム の故 障 率 とし て , 一 定の 場 合と 時間 と と もに 増 加 す る場 合 を 考え る . 後 者で は 故 障に 対 し て 小修 理 が行 われ る と 仮定 し , 取 替時 期 に つい て も 議 論す る .
管 理 遅 延 時 間 に 関 し て も 同 様 に ビ ー ク ル に 搭 載 さ れ て い る シ ス テ ム を 考 え る .故 障 に 対 して 意 思 決定 者 の 判 断で 修 理 時期 を 含 む 修理 方 法を 決定 で き る場 合 を 考 える . 故 障 は 指 数 分 布に 従 い 発生 す る も のと し ,各 修理 方 法 の費 用 と そ れに よ り 発生 す る 管 理遅 延 時 間 の 長 さ が 既知 の と き,
故障 が 発 生し た 時 刻 に応 じ て 最適 な 修 理 方 法 を 選 択す る . 本 論 文 の構 成 は 図 1.4 に 示す と お り であ る .
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図 1.4 本 論文 の 構 成
まず , 第 2章 で は 本 研究 で 使 用す る 用 語 ,信 頼 性 解析 の 基 礎 的事 項及 び最 適 化 手法 等 , 3 章以 降 の 議論 の 背 景 とな る 理 論に つ い て 説明 す る.
続い て , 第3 , 4 及 び5 章 で ,フ ォ ー ル ト検 出 時 間を 伴 う シ ステ ム への 小修 理 の 適用 , 一 定 の確 率 で 補給 遅 延 時 間が 発 生 する シ ス テ ム, 管 理遅 延時 間 を 伴う シ ス テ ムに 対 す る最 適 な 修 理方 法 の 選択 を 取 り 上げ る .第 3, 4 及 び5 章 の 内 容は そ れ ぞれ 独 立 し てお り , 各章 で 実 用 的な モ デル を提 案 し ,議 論 す る .最 後 に 第6 章 で は ,こ れ ら の結 果 を ま とめ た 結論 とし て 本 論文 の 成 果 を述 べ る .
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第 2 章 基 本 概 念
本 章 で は , 本 論 文 で 用 い る 数 理 的 な 概 念 を 主 に 説 明 す る . ま ず ,2.1 節 に て 本 論 文 で 用 い る 用 語 を 定 義 す る . 次 に ,2.2 節 で 故 障 率 や 信 頼 性 の 基 礎 を 説 明 し ,2.3 節 で 確 率 過 程 等 の 信 頼 性 解 析 に 欠 か せ な い 数 理 的 事 項 を 整 理 す る .2.4, 2.5 節 で は ,本 研 究 で 用 い た 最 適 化 の 手 法 及 び モ ン テ カ ル ロ ・ シ ミ ュ レ ー シ ョ ン に つ い て そ れ ぞ れ 説 明 す る .
2.1 用 語
本 論 文 で 用 い ら れ る 用 語 の 定 義 を 以 下 に 示 す .
・ ア イ テ ム
部 品 , 構 成 品 , デ バ イ ス , 装 置 , 機 器 等 の 総 称
・ シ ス テ ム
所 定 の 任 務 を 達 成 す る た め に , 選 定 さ れ , 配 列 さ れ , 互 い に 連 携 し て 動 作 す る 一 連 の ア イ テ ム ( ハ ー ド ウ ェ ア 及 び ソ フ ト ウ ェ ア ) の 組 み 合 わ せ
・ ユ ニ ッ ト
シ ス テ ム を 構 成 す る ア イ テ ム で , 保 全 実 施 単 位 の も の
・ フ ォ ー ル ト 検 出 時 間
故 障 の 時 点 か ら そ の 結 果 の フ ォ ー ル ト が 認 識 さ れ る ま で の 期 間
・ 管 理 遅 延 時 間
フ ォ ー ル ト を も つ ア イ テ ム に 対 し て , 管 理 的 事 由 で 事 後 保 全 作 業 が 行 わ れ な い 場 合 の 累 積 時 間
・ 補 給 遅 延 時 間
保 全 資 源 を 取 得 す る 必 要 か ら , 保 全 作 業 が 行 わ れ な い 時 間 の 累 積 時 間 の う ち , 管 理 遅 延 時 間 を 除 い た も の
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・ 修 理 遅 延 時 間
故 障 の 発 生 か ら 事 後 保 全 作 業 に 着 手 す る ま で の 時 間 ( フ ォ ー ル ト 検 出 時 間 , 補 給 遅 延 時 間 及 び 管 理 遅 延 時 間 の 和 )
・ ダ ウ ン 状 態
要 求 機 能 遂 行 不 能 に よ っ て 特 徴 付 け ら れ る ア イ テ ム の 状 態
・ ダ ウ ン タ イ ム
故 障 発 生 後 に 発 生 す る , ア イ テ ム が ダ ウ ン 状 態 に あ る 期 間
・ 信 頼 度
ア イ テ ム が 与 え ら れ た 条 件 の 下 で , 与 え ら れ た 時 間 間 隔 に 対 し て , 要 求 機 能 を 実 行 で き る 確 率
・ 信 頼 度 関 数
信 頼 度 を 表 す 時 間 の 関 数
・ 故 障
ア イ テ ム が 要 求 機 能 達 成 能 力 を 失 う こ と
・ 故 障 分 布 関 数
ア イ テ ム の 故 障 寿 命 を 確 率 変 数 と み な す と き の 分 布 関 数
・ 一 般 分 布
一 般 的 な 故 障 分 布 関 数
・ 故 障 率
当 該 時 点 で ア イ テ ム が 可 動 状 態 に あ る と い う 条 件 を 満 た す ア イ テ ム の 当 該 時 点 で の 単 位 時 間 当 た り の 故 障 発 生 率
・ 故 障 率 関 数
故 障 率 を 表 す 時 間 の 関 数
・ 累 積 故 障 率 関 数
故 障 率 関 数 を 累 積 し た 関 数
・ 保 全
ユ ニ ッ ト を 使 用 及 び 運 用 可 能 状 態 に 維 持 し , ま た は 故 障 , 欠 点 な ど を 回 復 す る た め の す べ て の 処 置 及 び 活 動
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・ 修 理
規 定 の 要 求 仕 様 を 満 足 し な く な っ た ユ ニ ッ ト を 再 び 使 え る よ う に す る 保 全
・ 取 替 え
ユ ニ ッ ト を 新 品 と 交 換 す る こ と に よ り 行 わ れ る 保 全
・ 平 均 ア ベ イ ラ ビ リ テ ィ
要 求 さ れ た 外 部 資 源 が 供 給 さ れ る と き , 与 え ら れ た 時 間 間 隔 に 対 し , シ ス テ ム が 与 え ら れ た 条 件 の 下 で 要 求 機 能 遂 行 状 態 に あ る 確 率
・ 平 均 ア ン ア ベ イ ラ ビ リ テ ィ
平 均 ア ベ イ ラ ビ リ テ ィ を A と 表 し た と き に , 1−A で 表 さ れ る 値
・ 平 均 コ ス ト レ ー ト
単 位 時 間 当 た り の 期 待 費 用
・ リ ス ク
あ る 事 象 が 発 生 す る 確 率 と , そ れ が 発 生 し た と き の 損 失 コ ス ト の 積
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2.2 信 頼 性 解 析 の 基 礎( 文 献[52][53]に よ る )
本 節 で は , 信 頼 性 に 関 わ る 基 礎 的 な 数 理 分 野 に つ い て 説 明 す る .
2.2.1 信 頼 度 関 数 と 故 障 率 関 数
シ ス テ ム を 時 刻 0 で 使 い 始 め て か ら 故 障 す る ま で の 時 間 を 表 す 確 率 変 数 を X と す る(X > 0).シ ス テ ム の 故 障 分 布 関 数 を F(t)と す る と ,F(t)は X の 累 積 分 布 関 数 で あ る の で ,あ る 時 刻t (t 0)ま で に 故 障 が 起 こ る 確 率 は ,
) ( )
Pr(X t F t (2.1)
で 表 さ れ る . 式(2.1)を 故 障 分 布 関 数 と い う . 逆 に , 時 刻 t ま で に 故 障 が 発 生 し て い な い 確 率 は ,
) ( )
Pr(X t F t (2.2)
で あ り , こ れ は 信 頼 度 関 数 で あ る . た だ し , 本 論 文 で は 任 意 の 関 数に 対 し て 1と 表 記 す る .
故 障 分 布 関 数 が 微 分 可 能 な と き ,
t t t F
f d
) ( ) d
( (2.3)
を 故 障 確 率 密 度 関 数 と い う .こ れ を 用 い て ,時 間 間 隔(t1,t2)で 故 障 が 発 生 す る 確 率 は ,
) ( ) ( d ) ( )
Pr(1 2 2 2 1
1 f t t F t F t
t X
t t
t
(2.4)
で 表 さ れ る .ま た ,明 ら か に ,故 障 確 率 密 度 関 数 と 信 頼 度 関 数 の 間 に は ,