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AFactor Structure of Enjoyable Physical Education SD法による体育の楽しさの因子構造

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茨城大学教育学部紀要(教育科学)38号(1989)75−89 75

SD法による体育の楽しさの因子構造

野田洋平*・樫村いずみ**・吉沼 充**

     (1988年9月12日受理)

AFactor Structure of Enjoyable Physical Education        by Means of the SD Method

Yohei NoDA, Izumi KAsHIMuRA and Mitsuru YosHINuMA         (Received September 12,1988)

は じ め に

 昭和53年に改訂された「小学校指導書一体育編」1)では,その目標に「……運動に親しませると ともに,……楽しく明るい生活を営む態度を育てる」と示し,「運動に親しませる」とは,適切な 運動の経験を通して児童に運動の楽しさを十分に味わわせ……,「楽しく明るい生活を営む態度を育 てる」とは,運動領域,保健の領域及び学校の教育活動全体を通じて行なう体育に関する指導を通 して,運動の仕方を身につけるとともに運動の楽しさを体得し……と述べている。そして,学年の 目標構成の中に(1)として,運動の楽しさを体得すること……を位置づけ,運動領域構成を低学年で 基本の運動とゲーム(4年まで),3年から特定の運動種目を加えて(六つの領域)内容構成をし ている。その中で「……何よりも運動の楽しさ・喜びを理解させることが重要である」とし,子ど

もの立場からの体育を目指している。

 松田2)は,「楽しさ」は個人で経験される感濤であり,同じ経験をしても人によって楽しいと感 ずる人もいるし,そうでない人もいるとしながらも,一般的に,楽しいと感じ,喜びを味わうのは,

① 欲求や願望が充足されたとき,② 自由があり,自分から行動するとき,③ 価値があると考 えたことが実現したとき, ④ 創造や未知の解明 ⑤ 自分の能力に合致した行動(活動)をす るときとし,体育の授業の中で学習を促進するために用いられる「楽しさ」の原理を ③ 種目の 多様性 ⑤ 場や運動の変化性 ⑥ 競争性 @ 集団性と規定した。

 嘉戸3),沢田4),加賀5)らは,チクセントミハイのフローモデルを検討し,楽しさが自己の行為 能力(技能)と行為への機会(挑戦)の水準のバランスによるものであるとし,このフローの状態 の幅を広げていく指導過程を工夫することが大切であり,フローモデルが楽しさを求めて運動への 自発的,自主的なとりくみを可能にする理論として貴重な手掛りであると述べている。

 チクセントミハイは6),全人的に行為に没入している時に人に感ずる包括的感覚をフローと呼び,

*教育学部保健体育科.

**教育学研究科保健体育専修保健体育科教育研究室.

(2)

76 茨城大学教育学部紀要(教育科学)38号(1989)

チェスのようなゲームは,現実社会の合い間に限定的な楽しい経験を用意するために発達したもの であるとした。

 高田7)は,楽しさを阻む四条件として (1}運動する楽しさが欠落している場合 (2}進歩する 楽しさが欠落している場合 (3)友と交わる楽しさが欠落している場合 (4)発見する楽しさが欠 落している場合をあげ,楽しさを盛りあげる四つの内容を (1)授業における教師の行為,② 授 業の教材づくり (3)授業のための指導技術 (4)授業を支える生活の指導とした。

 林8)は,「楽しさということですが,探求への積極的な参加,さらに,教師から与えられたとい うよりも自分で自分に課した容易でない課題を解く努力,その努力のなかにともだちや先生も一緒 に参加してそれをやった。そしてついに糸を解いたという経験。……これが子どもにとって楽しい ということの最も本質的な内容ではないかと思うのです」と著書の中で子どもの感想文をまとめて 述べている。       

 宇土9)は,楽しい体育の虚像を ① 面白い「楽しい体育」は,その場中心の表面的な楽しさで はないか ② 手段として用いられる「楽しい体育」は,ごく単純な誤解による「まちがった楽し い体育ではないか ③ 教師が演出する授業の楽しさに包みこまれた「楽しい体育」は,楽しい体 育と混同されていないか④運動技能が支える「楽しい体育」は,技能レベルが高ければ,楽し

さが高いというものではないと指摘し,名目だけの楽しい体育に苦言を呈している。

 その他にも小林10)は,よろこびを育てることが授業の基底だとし,「よろこび」を「心がおどる ほどの楽しさ」と定義,体育の授業でのひたむきな学習活動を通じてしか生まれないものであると

している。

 著者らは,内山11)のモデル(遊び・運動行動の成立要因・条件に関するモデル)から,主体とし ての条件,環境条件,健康条件などが阻害されたとき,行動が不成立になるばかりでなく,行動の 楽しさも阻害されるという立場をとり,研究の基本的理念とした。

 SD法を用いた研究で体育の楽しさを解明した論文はほとんどみあたらず,徳永12)は質問紙法を 用いて体育の授業の「楽しさ」の因子を9因子解釈命名し,運動の好き嫌いにより差がみとめられ

ると結論している。

 本研究では,SD法を用いて, A票…体育の授業に関するイメージ, B票…主体,環境,健康に 関するイメージをとらえ,因子分析の手法による体育嫌い群,好き群の因子構造を明らかにしなが

ら体育の楽しさ解明のステップにすることをねらいとする。

研究対象 方法及び内容

1 対象,調査期間,人数

対象:茨城大学教育学部学生  341名 期間:昭和62年11月24日〜12月9日

2 内容

A票  体育授業に関するイメージ  35項目の形容詞対

(3)

野田ほか:SD法による体育の楽しさの因子構造 77

B票  主体・環境・健康に関するイメージ

a)能力・意欲など主体的要因 27項目 b)環境の要因

c)健康の要因

   14項目    8項目 計  50項目

3 方法

 SD法(Semantic Differential Method)による質問紙調査

 弁別される概念と,それによって弁別する一組の双極をなす形容詞の尺度を被験者に与え,7 段階で評定させ,それによって概念と尺度との結びつきの方向とその強度を明らかにする。

 因子分析法の中でも本論では,諸変量に共通な因子を抽出するために主因子法を,変量間の異 質性のグルーピングをするためにバリマックス法の二方法を用いた。

結 果 及 び 考 察

1 回転前の第一因子負荷量と解釈

 (1)体育授業に関するイメージ(A票):体育授業に対するイメージを鮮明にするために,35項 の形容詞対を用意した(表1).その結果を主因子法により,回転前の第1因子を抽出し解釈する。

「体育好き群一L群」 「体育嫌い群一D群」の二群間で比較検討する。

 L群では,陽気な,明るい,動的な,活発な,外向的な,強い,良いなどに高い負荷量を示し,

それらは,体育の身体的な活動性(動的,活発,強さ)とその活動を支える精神の状態(明るい,

陽気,外向性,良さ)をあらわしていて,心と身体の躍動感を感じさせられる。しかし,貢献度が 高くないことから,これらの要因でL群の活動性を予測することは困難であると思われる。

 D群では,明るい,豊かな,鋭い,良い,堂々とした,寛大な,陽気な,丁寧ななどに高い負荷 量を示し,これらは身体の活動性を支える要因にはなっているものの,身体の活動そのものに対す

る項目に負荷量は低く,心情,感情的側面で好き,嫌いを判別していることも予測される。

 両群の結果を・チクセントミハイのフローモデル13)にあてはめてみると,L群は,体育授業の楽 しさを,挑戦水準のレベルと学習者の意欲,関心,能力のレベルのある程度のバランスの上に成立 させているのに反し,D群では,後者の意欲・関心のレベルの一側面だけで楽しさを求め,それを 嫌いの要因にしていることに留意しなければならない。ただし,D群の貢献度も高くなく,D群の 特性を説明する内容の充分な条件にはなりえない。

 L群における男女間の相違は,男子ではやさしさ,寛大なに女子にない負荷量を示し,女子では 鋭い,頼もしい,激しい,堂々としたに男子にない高い負荷量がある。したがって,男女間では男 子が,人間関係へ目をむけているのに対し,女子では表象される活動性を洞察していると思われる。

 D群では,男子の第1因子の貢献度が30%をこえ,ある程度の精度で,嫌いの要因を説明できる

(4)

78       茨城大学教育学部紀要(教育科学)38号(1989)

   表1 回転前第1因子の因子負荷量(A票)

群 嫌 い 群

男 女 Tota1 男 女 Tota1 1)さわやか        じめじめした 0.71 0.51 0.59 0.60 0.50

2)情け深い        薄情な 0.73

3)立派な        粗末な 0.59 0.51

4)やさしい       むずかしい 0.50 0.50 5)慎重な        軽率な

6)個性がある      個性がない 0.57

7)優雅な        無骨 0.54

0.50」

8)おもい         かるい

9)活発な        不活発な 0.68 0.62 0.65 0.60 0.70 0.63

10)温情な         冷淡な α65: 0.55

11)しなやか        ぎこちない 0.66 0.55

12)動的な         静的な 0.64 0.77 0.73 0.66

13)派手な        地味な 0.55 0.64 0.62 0.56

14)繊細な        粗雑な 0.75

15)深い      浅い 0.60 0.54

16)柔軟な         頑固な 0.52

17)豊かな        貧しい 0.58 0.55 0.58 0.81 0.73 0.77 18)明るい         暗い

0.81

0.74 0.79 0.65 0.86 0.80 19)鋭い      鈍い 0.51 0.52 0.76 0.68

20)丁寧な         雑な 0.86 0.61

21)頼もしい       頼りない

0,501

0.63 0.56 0.57 22)冷静な        興奮しやすい

0.64

24)おだやか       卑屈な 0.67

25)良い         悪い 0.62 0.66 0.62 0.80 0.71 0.75 26)強い      弱い 0.57 0.66 0.63 0.55 27)外向的な        内向的な 0.59 0.72 0.67 0.51 0.69 0.57 28)落ち着いた       落ち着きのない 0.56

29)激しい        穏やかな 0.69 059

30)理性的な        感情的な 0.76

31)堂々とした      貧弱な 0.64 0.58 0.70 0.72 0.70 32)のんびりした      せわしない

33)さっぱりした      しつこい

34)陽気な        陰気な 0.78 0.69 0.74 α50 0.73 0.65

35)寛大な        かたくな 0.54 0.64 0.67 0.68 固      有      値 7.10 7.63 7.15 11.57 9.45 9.39

貢  献  度   1  (矧 20.30 2L81 20.45 33.06 27.01 26.83

貢  献  度   2  (劒 43.65 47.37 48.19 52.58 45.48 49.37

(5)

野田ほか:SD法による体育の楽しさの因子構造 79

表2 回転前第1因子の因子負荷量(B票)

女 男

−3

│3

│9 女

−9 男

−6

│。

│6

│。

(6)

80 茨城大学教育学部紀要(教育科学)38号(1989)

と思われる。女子では27%で,男子に比べ説明鮮度が低いといえよう。中味は,男子はほとんどの 項目に0.5以上の負荷量があるが,女子では,男子にない,やさしさ,しなやか,動的な,派手な,

強いなどに高い負荷量を示し,特に前述した,D群の身体的活動性の欠除に男子が主にかかわってい ると推測される。

(2)主体・環境・健康に関するイメージ(B票):L群,D群ともに0.5以上の負荷量をもつ項目 はほとんどかわらない。女子の方が貢献度が高く,説明変量として高く評価できる.(表2)。

 D群での男女間の相違はほとんどみられない。

 I」群の男子では,集団的な,責任のある,自由な,勇敢な,開放的な,美しい,社交的な,丈夫 な,浅黒い,信頼するに女子と異なる負荷量を示し,女子の器用な,友好的な,豊満な,安心な がんじょうなと異なる傾向である。すなわち,男子が女子より,集団性や人間関係,責任感をつ よくイメージしているのに,女子では心やからだの豊かさ,つよさ,スキル感をもっていると思わ れる。貢献度はほとんどかわりがなく,イメージを予測する変量として適当であると考える。

 なお,L群, D群の差異を明確にすることを試み,両群の上位25%を抽出し,同様の分析を試み た。より体育好きL群ではD群にない親しみやすい,おもしろいに0.5以上の負荷量を示し,女子 では,素早い,まとまった,清潔な,美しい,意欲的な,健康的な,静かな,元気ななどに高い負 荷量をもち男子とことなるイメージをもっている(表は略)。

2 バリマックス回転後の抽出因子の因子負荷量と解釈

(1)体育授業に関するイメージ(A票):表3はL群,表4はD群の因子負荷量を示している。

 L群では,第1因子に強さ,堂々とした,外向的な,陽気な,明るい,動的なに高い負荷量があ り,強さだけでなく,体育のもつ明るさ,陽気なそれでいて動的,活発,激しい活動性,社会性を つちかうに充分な外向性,そして,活動後の爽快感,良さをイメージしており,この因子を体育の 価値認識因子(強さ,明るさ,活動因子)と命名できる。第ll因子は,落ち着き,冷静ななどに高 い負荷量がみられ,体育の授業が約束やルールに従属しなければならないことから,自己コントロー ル因子(落ち着き因子)と解釈できる。第皿因子以下は解釈不可能である。

 D群では,第1因子に強い,外交的な,堂々とした,活発な,鋭い,頼もしいなどに高い負荷量 を示すことから活動の強さや活発さと同時に,体育に対する憧憬や社会性,一種の緊張状態として の鋭さをイメージしていることから,これらを狭義の体育の価値認識の因子(強さ,活動因子)と 命名できよう。第ll因子には, L群と同じく自己コントロール因子(落ち着き因子),第皿因子で は,しつこい,陰気な,かたくな,卑劣な,暗いに傾斜していることから,授業展開や授業内容,

技能獲得,学習,自己技能に関して,活動や遂行をマイナス方向にむける力になるイメージと思わ

れる。それをマイナスの学習者の意欲因子(暗さの因子)とする。第IV因子は,冷淡な,むずかし

い,薄情な,じめじめしたに0.5以上の負荷量を示し,嫌いな者が体育学習のむずかしさや指導

者,友達の非協力(薄情な,冷淡な),親身や陽気になれない(じめじめした)をつよくイメージ

しており,マイナスの人間関係因子(日陰の困子)。第V因子は個性がない,浅い,貧しい,無骨

(7)

       野田ほか:SD法による体育の楽しさの因子構造

表3 体育の授業に関するイメージ(A票)回転による因子負荷量・貢献度因子名

81

体  育  好  き  群 1 2 3 4 5

1)さわやか        じめじめした Q)情け深い       薄情な R)立派な        粗末な S)やさしい       むずかしい T)慎重な        軽率な U)個性がある      個性がない V)優雅な        無骨な W)おもい         かるい X)活発な        不活発な P0)温情な        冷淡な P1)しなやか        ぎこちない P2)動的な        静的な P3)派手な        地味な P4)繊細な        粗雑な P5)深い      浅い P6)柔軟な         頑固な P7)豊かな        貧しい P8)明るい         暗い P9)鋭い      鈍い Q0)丁寧な         雑な Q1)頼もしい       頼りない Q2)冷静な        興奮しやすい Q3)謙虚な         傲慢な Q4)おだやか       卑屈な Q5)良い         悪い Q6)強い      弱い Q7)外向的な        内向的な Q8)落ち着いた      落ち着きのない Q9)激しい      穏やかな R0)理性的な       感情的な R1)堂々とした      貧弱な R2)のんびりした      せわしない R3)さっぱりした       しつこい R4)陽気な        陰気な R5)寛大な        かたくな

0.50

O.59

O.66 O.60

O.65

O.53

O.57 O.71 O.66

O.59

O.67

O.65

0.63 O.54 O.53

O.62

O.55

0.57 O.60

0.54

O.65

固      有      値 6.10 3.07 2.10 2.22 1.34 貢   献  度   1  (% 17.43 8.79 6.01 637 3.84 貢  献  度   2  (% 41.07 20.71 14.51 15.01 9.05

因      子      名

価値・認識 セるさ。活 子(強さ ョ性)

自己コントロール因子

i落ちつき 子)

解釈 s可能 解 釈 s可能 解釈

s可能

(8)

82、      茨城大学教育学部紀要(教育科学)38号(1989)

   表4 体育の授業に関するイメージ(A票)回転による因子負荷量・貢献度因子名

体  育  嫌  い  群 1 2 3 4 5

1)さわやか        じめじめした Q)情け深い       薄情な R)立派な        粗末な S)やさしい       むずかしい T)慎重な        軽率な U)個性がある      個性がない V)優雅な        無骨 W)おもい         かるい X)活発な        不活発な P0)温情な         冷淡な P1)しなやか        ぎこちない P2)動的な        静的な P3)派手な        地味な P4)繊細な         粗雑な P5)深い         浅い P6)柔軟な         頑固な P7)豊かな        貧しい P8)明るい         暗い P9)鋭い         鈍い Q0)丁寧な        雑な Q1)頼もしい       頼りない Q2)冷静な        興奮しやすい Q3)謙虚な         傲慢な Q4)おだやか       卑屈な Q5)良い      悪い Q6)強い         弱い Q7)外向的な        内向的な Q8)落ち着いた      落ち着きのない Q9)激しい        穏やかな R0)理性的な       感情的な R1)堂々とした      貧弱な R2)のんびりした      せわしない R3)さっぱりした       しつこい R4)陽気な        陰気な R5)寛大な        かたくな

0.65

O.58 O.57 O.55

ソ50

O.64

O.63

O.81 O.71

O.67

0.52

O.51

O.68 O.50

O.71

O.70

一α52

│0.57

黹ソ66

│0.61

│0.62

一〇.51

│0.52

│0.66.

@ ●

@ ■

│0.50

一〇.52

│0.54

│0.50

│0.57

│0.51

固      有      値 6.07 3.99 3.55 2.38 3.01 貢  献  度   1  (矧 17.36 11.42 10.16 6.80 8.61 貢  献  度   2  囲 31.93 2LO1 18.69 12.51

因      子      名

狭義の価値 F識の因子 i強さ・活 ョ性)

自己コント 香[ル因子

i落ちつき 子)

マイナス学 K意欲因子 i暗さの因 q)

マイナスの l間関係因 q(日陰の

子)

 15.85

ц迥w習のレ

fィネスの因 q(貧因。粗

@・無個性)

(9)

野田ほか:SD法による体育の楽しさの因子構造 83

な,粗雑なに0.50以上の負荷量を示し,嫌いな者が体育に対してもつイメージを,マイナスの体育 学習のレディネスの因子(貧困,粗野な無個性の因子)とした。

 これまでについてみるとL群が活動の質量をとらえ,明るい雰囲気で,爽快感を感覚しているの に対して,D群では,人間関係,活発・強い活動性,体育自体に何か頼もしさをみとめていながら もある種の緊張を感じさせる鋭さをイメージしており,L群とことなるイメージ構造をもっている ものと思われる。両群ともに第皿因子に自己コントロールを意図している項目が抽出されているが,

D群では,体育授業に暗さや構え,レディネスの不足を指摘し,体育の時間が暗く,陰気で粗雑 なイメージが多く認められる(貢献度が全分散に対して10%程度みとめられる)。したがって,体 育の価値認識にかなりの欠落部分があり,さらに体育学習で経験した暗い,陰気な粗雑な心情が大 きい部分を占めていると考えられる。それらは,無個性な自己のスキルや教師・友達との人間関係 の冷淡さ,薄情さを強く感じ,松田14)のいう「へたなものをのけ者にしたり,避けたりすることは 運動を楽しむことにはならない」と軌を一にするものと考えられる。

 作表はしていないが,L群の男女の差をみると,男子は,体育の動的,活発な活動性と個性,明 るさとさわやかさを含むものもイメージしているのに,女子では,個性を含めず,その個性を派手 な,頼もしい,強い,激しいなどと同じにグルーピングしている。男女ともに温和をイメージし,

女子が落ち着きの因子をもっているのに男子ではほとんどみとめられない。そして女子が体育を無 骨,粗雑,雑,浅いをイメージし,運動のもつ一面性をとらえており,それに比して男子では,体 育を,悪い,弱いとイメージしている点に違いがみられる。

 D群では,明るい・温和さを一つのグループとしているのに女子では,寛大さやのんびりした,

を含めおだやかな,温情ななかにも心のゆとりをイメージしている。マイナス面では,男子が第IV 因子に不活発,静的,暗さをイメージし,女子はそれに重さ感をもっている。そして,嫌いな男子 は,無個性,無骨な,冷淡な,粗雑な,興奮しやすい,卑屈な,感情的なに高い負荷量を示し,感 情をコントロールできない,得意な技能もない,無味乾燥な人間関係などがイメージされていると 思われる。

②主体・環境・健康に関するイメージ(B票):L群では第1因子に,信頼する,協力的な,まっ すぐな,気分の良い,綿密な,晴ればれしいなどに高い負荷量があり,加えて責任感のある,意欲 的なにも0.5以上の負荷量を示し,これらは,主体の意欲,心的充実,爽快感をあらわすことにな り,社交性・心的充実の因子といえる。第H因子では,上手な,素早い,機敏な,自信がある,得 意な,有能ななどにまとまりがみられ,これは体育の技能の上手や有能性,格好良さ,器用性を あらわし,素早い,機敏を伴なっていると推察できる。したがって主体の能力をあらわす,運動技 能の因子といえる。第皿因子は解釈不可能,第IV因子は元気な,頑丈な,丈夫な,健康的ななどが まとまりをみせ,主体を支える健康要因,即ち,健康の因子といえる。第V因子は面白い,愉快な,

賑やかな,社交的な,気さくながまとまっていて,環境的要因をあらわす仲間因子といえる。

 D群では,第1因子に上手な,器用な,自信のある,得意な,機敏な,生き生きした,格好良い,

支配的ながグルーピングされ,それらは主体の能力をあらわす言葉であり,被支配性につながりを

もつ技能の因子といえる。第II因子は,愉快な,面白い,自由な,綿密な,親密な,解放的ななど

にまとまり,主体の心的自由性・解放感・親密感・くつろぎ感と社交性をイメージし,仲間とのく

(10)

茨城大学教育学部紀要(教育科学)38号(1989>

表5 主体・環境・健康に関するイメージ(B票)回転による因子負荷量・貢献度因子名

体      好  き 1 2 3 4 5

1)とっつきやすい     とっつきにくい 2)集団的な       個人的な 3)上手な        下手な

4)素早い        のろい 0.79 5)生き生きした     生気のない 0.71 6)まとまった        ばらばらな

7)打ちとけた      よそよそしい 8)支配的な       従属的な 9)清潔な        不潔な

10)器用な        不器用な 0.59 11)快い      不快な

12)にぎやか        さびしい

0.57

13)責任感のある      無責任な 0.56 14)自由な        不自由な

15)勇敢な         臆病な 16)友好的な       闘争的な

17)自信がある      自信がない 0.72 18)複雑な         単純な

19)解放的な       束縛的な 20)美しい         醜い

21)得意な         不得意な 0.72

22)社交的な        閉鎖的な 0.53

23)自主的な        強制的な 24)親しみやすい     親しみにくい

25)有能な        無能な 0.68 26)協力的な       排他的な 0.68

27)意欲的な       無気力な 0.53 28)気分の良い      気分の悪い 0.64

29)積極的な        消極的な 0.52 30)機敏な        鈍重な 0.75 31)充実した       空虚な

32)格好よい       不格好な α71

33)丈夫な         虚弱な 0.71

34)健康的な       不健康的な 0.71

35)豊満な         貧相な 0.50

36)安心な        不安な

37)がんじょうな      きゃしゃな 0.71

38)元気な        病弱な 0.60

39)浅黒い        色白な 40)くつろいだ       堅苦しい

41)満足な        不満な 0.55 42)晴れ晴れしい      うっとうしい 0.61 43)信頼する       裏切る 0.73 44)親密な        疎遠な α62 45)まっすぐな       歪んだ 0.69

46)気さくな       気どった 0.50

47)愉快な         不愉快な 0.65

48)おもしろい        つまらない 0.66

49)効率の良い      効率の悪い

50)静かな        騒々しい 0.51

固     有      値 6.76 7.24 2.07 3.63 5.39 貢  献  度   1  (%} 13.50 14.48 4.15 7.27 10.80 貢  献  度   2  囲 26.93 28.84 8.26 14.48 2L50 因      子      名 社交性・心・ [実の因

運動技能の因子

解釈

s可能

健 康の因子

仲 間

 子

(11)

野田ほか:SD法による体育の楽しさの因子構造 85

表6 主体・環境・健康に関するイメージ(B票)回転による因子負荷量・貢献度因子名

い 1 2 3 4 5

1)とっつきやすい     とっつきにくい 2)集団的な       個人的な

3)上手な        下手な 0.79 4)素早い        のろい 0.67

5)生き生きした     生気のない 一〇.63

6)まとまった       ばらばらな 一〇.68

7)打ちとけた       よそよそしい 一〇.70

8)支配的な        従属的な 0.60

9)清潔な        不潔な 0.62

10)器用な        不器用な 0.75

11)快い      不快な 一〇.52

12)にぎやか        さびしい 一〇.50

13)責任感のある     無責任な

14)自由な        不自由な 0.72 15)勇敢な         臆病な 0.57

16)友好的な        闘争的な

17)自信がある      自信がない 0.79 18)複雑な         単純な

19)解放的な        束縛的な 0.63 20)美しい         醜い

21)得意な        不得意な 0.71

22)社交的な        閉鎖的な 0.62 23)自主的な       強制的な 0.57 24)親しみやすい      親しみにくい 0.54 25)有能な         無能な 0.60

26)協力的な       排他的な

27)意欲的な       無気力な 一〇.58

28)気分の良い      気分の悪い

29)積極的な        消極的な 一〇.51

30)機敏な         鈍重な 0.67

31)充実した       空虚な 一〇,65

32)格好良い        不格好な 0.65

33)丈夫な         虚弱な 0.66

34)健康的な        不健康的な 0.66

35)豊満な        貧相な 0.51

36)安心な        不安な 0.54

37)がんじょうな      きゃしゃな 0.63

38)元気な        病弱な 0.74

39)浅黒い         色白な

40)くつろいだ       堅苦しい 0.68 41)満足な        不満な

42)晴れ晴れしい      うっとうしい 0.54 43)信頼する       裏切る 0.54 44)親密な        疎遠な 0.69 45)まっすぐな       歪んだ 0.57 46)気さくな       気どった 0.50 47)愉快な        不愉快な 0.76 48)おもしろい       つまらない α69 49)効率の良い      効率の悪い

50)静かな        騒々しい 0.50

固      有      値 8.27 8.72 4.19 2.29 6.43 貢  献  度   1  (% 16.55 17.45 8.39 4.59 12.87 貢  献  度   2  (瑚 27.65 29.16 14.02 7.67 21.50 因      子      名 技能の  子

仲閤とのくつろぎ因子

健康の  子

解 釈 s可能

無気力因 子

(12)

86 茨城大学教育学部紀要(教育科学)38号(1989)

つろぎ因子とした。第皿因子は,元気な,頑丈な,健康的な,丈夫な,豊満ながまとまり,L群と 同項目で健康をあらわす群であり,健康の因子といえる。第IV因子は解釈不可能。第V因子は,よ そよそしい,ばらばらな,空虚な,生気のない,無気力な,不快な,さびしいに0.50以上の負荷量 があり,主体に意欲,欲求,動機,信念が欠落していることをイメージしている。したがってこれ を無気力因子とした。

 両群の間で,主体の能力とりわけ技能に関するイメージはほとんどかわりがないし,貢献度も同程 度である。健康の因子も同様であり,項目,貢献度ともにかわりがない。L群の社交性・心的充実 因子とD群の仲間とのくつろぎ因子では,項目にかさなりはみられるが,L群が責任感や協力,気 分が良い,意欲的なになどが含まれているのに,D群では,解放性,くつろぎ,安心さ,親しみや すいなどを含み,意欲,能力,健康を安易に捉えていると言えなくもない。L群では,、環境要因の なかでの人的環境を示す仲間因子がみられるのにD群ではなく,さらに無意力因子が全分散に対し て13%の貢献度をもち,嫌いの要因の重要なファクターになっていると思われる。内山15)のモデル で指摘されている,環境要因としての人的要因,親密な,協力的な仲間関係が不在であるというD 群は,運動の成立条件,要因に欠け,林16)の言う,…その努力のなかにともだちや先生と一緒に参 加してそれをやった…。という楽しさの条件を欠いていることになる。

 L群のなかでの男子と女子ではB票でのイメージがかなりことなるといえる。心的快充実の因子 の内容が男子では,意欲的,積極的,自主的な認知をされているのに対し,女子では,くつろぎ感,

安心感,自由性,清潔感を含んでいて,その構造がことなっている。技能の因子が男子では,自信 のある,得意なものであるのに,女子では,負の技能の動作の因子としてでている。また,男子に 清潔・温和の因子,仲間の因子がみとめられるが,女子では負の健康の因子,そして,さびしい,

生気のない,親しみにくい,うっとうしいなど一人ぼっちの孤独感がイメージされている。

 D群の男女では,いずれも仲間の因子,健康の因子はみとめられ0.50以上の負荷量を示した項目 もかなり重なっている部分がある。しかし,男子では健康と意欲や積極さがまとまってみとめられ るのに,女子では,健康に直接関係ある項目のみのまとまりとしてグループ化されているのがこと なる。仲間の因子も男子が快感情や賑やかさ,愉快さなどを含む仲間としてイメージしているのに,

女子では社交性やくつろぎ,愉快,おもしろい,親密さを中心とする仲間であり,一種独特の賑か さはない。男子では他に自律,自発の因子もみとめられるが,女子では,比較的自由性をもつ打ち とけた雰囲気をイメージしている。また,女子では男子に比べ,多少被支配性をもっていることも,

うかがえる。

3 楽しさの要因との整合性

 これまでの検討の結果を「はじめに」で紹介した研究者の結論と比較してみる。

 松田17)の楽しさの原理種目の多様性,場や運動の変化性,競争性,集団性にあてはめてみると,

形容詞対での調査であるため明確に区分できないものの,集団性にL群・D群間に違いがみられ,

L群で責任感や意欲,協力をその集団にもっているのに,D群では,体育指導での集団をくつろぎ 感,解放感ととらえている。また松田18)の楽しいと感じるときの条件として,自分の能力に合致し

た行動をするとき,価値があると考えたことが実現したとき,自由があり自分から行動するときに

(13)

野田ほか:SD法による体育の楽しさの因子構造 87

は・1・群が合致し,D群は,価値感の認識が安易であり,自由・解放・くつろぎで自分の行動をす るという傾向もみられる。

 高田の19)楽しさの四条件 進歩するたのしさ,友と交わる楽しさ,発見するたのしさ,運動する たのしさを認識することは出来なかったが友と交わる楽しさが両群でことなる構造をもっているこ とが指摘できる。また他の条件を押しあげる条件としての意欲,積極さ,充実,信頼,価値などは L群に顕著でありより楽しさを深いものにしていると思われる。

 徳永2°)が指摘した「楽しさ」の因子の運動の好き嫌いによる差をみとめた9因子とでは,運動の 基本的欲求充足の因子,挑戦の因子,集団活動の因子,自主的活動の因子と同質ではないにしても,

本調査でもあてはまるいくつかの項目がみとめられ,いずれもL群・D群間に差はみとめられる。

 内山21)のモデルとの整合性では,主体の意欲,信念,欲求にL群がより意欲的,積極的,価値観 も高いが,D群ではそれが低い。運動のデキル,デキナィに関連する能力,技能はL群が自主的活 動を伴って獲得する意欲がみとめられるが,D群ではそれが被支配性を伴っている点が注目できる。

環境としては,仲間,教師との関係しかみることは出来ないが,L群はより向上的に積極的な協力 関係者としてイメージしているのに,D群では,くつろぎゃ安心,解放感としての仲間関係をもっ ていると想像できる。主体や環境を支える条件としての健康は両群とも同様である。またD群では,

無気力の要因となる項目に高い負荷量を示し,それらが孤独感をも内包している点,子ども達が運 動や遊び行動をみずから拒否していると思われる点も問題となろう。それに重なるように,体育の 授業に対するイメージが,L群では,活動性を爽快感や良さを認知しながらイメージしているのに,

D群ではかなり緊張感を鋭敏にさせる要素があるとして受けとめている。価値意識もレディネスも D群が浅く・体育を陰気で粗雑,暗いとうけとめている。無個性とうけとめている傾向もつよく,

身体活動の良さ,自分に至適の体育活動が充分に行なわれていない。或いはそれを認識できないな どの問題ものこりそうである。

ま  と  め

これまでの検討から次のような知見をえた。

1 体育の授業に関するイメージとしては,主因子法による第1因子の解釈からは,高い負荷量  を示す項目,貢献度からみて共通に説明する変量としては不充分であると思われる。しかし,

 L群における男女差は,男子が人間関係に力点をおき,女子が活動性に依拠していることに差 がみられる。D群では,男子で共通に嫌い群の特性を説明できる貢献度を示している。女子は 男子に比べて説明変量としての鮮明度に少し欠けている。

  バリマックス回転後の因子負荷量から解釈,命名を加えてみると,L群では,活動の質量や 明るい雰囲気,爽快感を感覚しているのに,D群では,人間関係,活発な強い活動性,頼もし  さをイメージしていながら,緊張を感じさせる鋭さをイメージしていて心的ストレスを意識し

ていることがうかがえる。両群とも自己自制の要因をイメージしているが,D群では, L群に

 ない暗さ,陰気さ,粗雑さを含む因子が10%の貢献度を示している。体育の授業の無個性さや

教師・友達との人間関係の冷淡さ,薄情さを強くイメージしている。これらが,楽しさを欠如

(14)

茨城大学教育学部紀要(教育科学)38号(1989)

させる要因と考えられる。

両群の男女差は前述した通りかなりみとめられる。

2 主体・環境・健康に関するイメージについては,回転前の第1因子はL、・D両群ともに同傾 向を示し,貢献度も高くみとあられ,共通の説明変量として高く評価できる。D群での男女差  はみとめられないが,L群では,男子の方が女子に比べ集団性や人間関係,責任感をよりつよ  くイメージしているのに女子では,心や身体の豊かさ,つよさ,スキル感を表している。

  バリマックス回転後の因子負荷量・貢献度を検討してみると,主体の能力とりわけ技能に関 するイメージ,健康の因子は,L・D両群とも同傾向を示している。 L群が責任感や協力,意 欲を社交性・心的充実因子としてもっているが,D群では,解放性,くつろぎ,安心さなどと 意欲・能力・健康をやや安易に把えているといえる。L群では,人的環境としての仲間因子が 認められるが,D群にみとめられず,無気力因子が全分散に対し13%の貢献度をもっている。

 したがって,D群では,親密な,協力的な仲間関係が不在であると思われる。 L群の男女間に  は,男子は積極的,意欲的,自主的なのに,女子ではくつろぎ,安心,清潔などが中核であり,

心的充実の中味がことなっている。また,技能の因子が男子では高くみとめられているのに,

女子では,負の因子負荷量を示し,ほとんど技能の程度を気にしていないといえる。そして,

 孤独感をイメージしている。D群の男女間では,仲間の因子,健康の因子が同傾向であり,男  子で自律・自発性がみとめられるが,女子では自由性をイメージしている。また,男子には快  感,賑やかさ,愉快さを含む仲間をイメージしているのに対し女子では,くつろぎ,おもしろ  さ,親密さを中心とする仲間関係であって賑かさにイメージされていない。そして,女子では・

 男子に比べ被支配性が強くイメージされていると推察できる。

3 諸研究者による「楽しさ」の内容,条件,原理,因子等との整合性をみてみたが,本論で  用いたSD法では,それらの諸要因に対して明確な整合性を認めることは出来なかった。

  しかし,集団性,能力に合致した行動,価値があると考えたことの実現自由があり自分か  ら行動する,友と交わる楽しさ,基本的欲求充足の因子,挑戦の因子,集団活動の因子,自主  的活動の因子の各要素に触れるイメージをもっていると推察できる。

  また,内山のモデルへの整合をみると,D群では運動行動を成立させる意欲,欲求,動機に  低いイメージをもち,人的環境としての仲間・教師を有用に生かせない暗さ,冷淡さ,薄情さ,

 無個性,無気力さをもっている。そしてこれらは運動行動成立へのマイナスの働きをすると考  えられる。当然そのとき,交友,挑戦,集団性,自主性,自由性などの行動やそれによって生  まれる「楽しさ」も分断されるに違いない。

4 これらから,「体育の楽しさ」を求める場合は,仲間関係の改善,体育授業に関する明確な  価値感の醸成,被支配性を感じさせない教師の指導力,無気力をもたらす条件・要因の排除,

 技能向上への積極的意欲,学習の自律・自発性,身体活動の快感・充実,賑かな,愉快な,親  密な・責任感,協力がある集団性と集団活動。個性を豊かに伸ばす指導とそれへのとり組み,

 健康の維持・増進,自己自制の態度,授業での指導・人間関係での暗さ・陰気さ・粗雑さの排

 除,活発な・強い活動性の確保などの条件・要因の整備や改善が必要と考えられる。

(15)

      野田ほか:SD法による体育の楽しさの因子構造       89

      注

1)文部省  r小学校指導書 体育編』 1978, pp.6−9.

2)松田岩男 「なぜ体育授業は楽しくなければならないか」r体育科教育』 32.1984,pp.9−13 3)宇土正彦編 嘉戸修 「運動の楽しさ」r体育科教育入門』 (大修館 1983)pp.40−48.

4)沢田和明 「授業の中の楽しさの構造」r体育科教育』32.1984,pp.57−60.

5)加賀秀夫 「楽しさの構造を考える」r体育科教育』32.1984,pp.17−19.

6)M.チクセントミハイ 今村浩明訳 r楽しみの社会学』(思索社 1979)pp.65−92 7)高田典衛r体育授業研究』3 (明治図書 1979)pp.5−29.

8)林竹二 r授業 人間にっいて』 (国土社 1973)p.7.

9)宇土正彦 「楽しい体育の実像・虚像」r体育科教育』32.1984,pp.14−16.

10)小林篤.r体育の授業』(一董書房)pp.27−43

11)内山源 『健康のための生活管理』(家政教育社 1983)p.32.

12)徳永幹雄吉川和利 橋本公雄 「体育授業における楽しさの因子構造」r日本体育学会第29回大会号』

 (日本体育学会 1978)p.166

13)宇土正彦編 嘉戸修  「体育の学習」 r体育科教育入門』 (大修館 1983),pp.53−75.

14)松田岩男 『体育心理学』(大修館書店 1979)pp.239−242.

15)内山源 前掲書 p.32.

16)林竹二 前掲書 p.7.

17)松田岩男 2) 前掲書 p.13.

18)松田岩男 前掲書 p.13.

19)高田典衛前掲書 pp.5−29.

20)徳永幹雄 吉川和利 橋本公雄 前掲書 p.166.

21)内山源 前掲書 P.32.

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