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SQL Server 構築ガイド

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CLUSTERPRO® D 1.1 for Windows

SQL Server 構築ガイド

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(3)

1 章 はじめに... 1 1.1 対象読者 ...2 1.2 本書の構成 ...2 1.3 マニュアル体系...2 1.4 表記規則 ...3 1.5 最新情報の入手先...3 1.6 お問い合わせ先...3 1.7 免責事項 ...3 1.8 商標情報 ...4 第2 章 概要... 5 2.1 機能概要 ...6 第3 章 要件... 10 3.1 構成要件 ...11 3.2 SQL Server の要件...11 3.2.1 ハードウェア・OS 要件 ...11 3.2.2 ネットワーク・IP アドレス要件 ...12 3.2.3 ソフトウェア要件 ...12 3.3 CLUSTERPRO の要件 ...13 3.3.1 ハードウェア・OS 要件 ...13 3.3.2 ネットワーク・IP アドレス要件 ...13 3.3.3 ソフトウェア要件 ...14 第4 章 構築手順... 15 4.1 構築例について...16 4.2 環境構築の事前準備...19 4.2.1 ディスクリソースが利用するパーティションを設定する(ディスクリソース使 用時は必須)...19 4.2.2 ミラーリソースが利用するディスクを確認する (ミラーリソース使用時は必 須) ...19 4.2.3 OS 起動時間を調整する (必須) ...20 4.2.4 ネットワーク設定を確認する (必須) ...20 4.2.5 パワーセービング機能をオフにする (必須) ...20 4.2.6 ファイアウォールの設定を確認する(必須) ...21

(4)

4.4 CLUSTERPRO の設定 ...22 4.4.1 インストール...22 4.4.2 クラスターの構築とライセンス登録...22 4.4.3 リソースグループの作成 ...27 4.5 SQL Server の設定...31 4.5.1 SQL Server のインストール ...31 4.5.2 ユーザーデータベースの作成 ...41 4.5.3 ユーザーデータベースのアタッチ...42 4.5.4 ログイン情報の引継ぎ ...43 4.5.5 暗号化設定の引継ぎ ...48 4.6 CLUSTERPRO のデータベースリソースの設定...53 4.6.1 データベースリソースの追加 ...53 4.6.2 データベースリソースの起動・停止設定 ...54 4.6.3 データベースリソースの監視設定...55 4.7 動作確認 ...58 第5 章 データベースの静止点の作成方法・利用方法... 63 5.1 概要 ...64 5.2 静止点の作成方法...64 5.3 静止点の利用方法...67 第6 章 注意・制限事項... 73 6.1 SQL Server の注意事項...74 6.2 CLUSTERPRO の注意事項...78

(5)

1 章

はじめに

目次

1.1 対象読者 ...2 1.2 本書の構成 ...2 1.3 マニュアル体系...2 1.4 表記規則 ...3 1.5 最新情報の入手先...3 1.6 お問い合わせ先...3 1.7 免責事項 ...3 1.8 商標情報 ...4

(6)

1.1 対象読者

本書は、CLUSTERPRO D において、Microsoft SQL Server を使用したクラスターシステムの 構築を行うシステムエンジニアを対象読者としています。 ここでご紹介するソフトウェアや設定例は、あくまで参考情報としてご提供するものであ り、各ソフトウェアの動作保証を行うものではありません。

1.2 本書の構成

1 章 はじめに 対象読者と目的、最新情報の入手先などについて説明しています。 第2 章 概要

Microsoft SQL Server と CLUSTERPRO D を連携した場合の概要について説明していま す。

3 章 要件

Microsoft SQL Server と CLUSTERPRO D のシステム要件について説明しています。 第4 章 構築手順

Microsoft SQL Server と CLUSTERPRO D を連携した環境の構築手順について例を用い て説明しています。

5 章 データベースの静止点の作成方法・利用方法

CLUSTERPRO D のデータベースリソースを利用して静止点を作成する方法とその利用 方法について説明しています。

6 章 注意・制限事項

Microsoft SQL Server と CLUSTERPRO D の注意・制限事項について説明しています。

1.3 マニュアル体系

CLUSTERPRO D のマニュアルと役割を以下に示します。 • CLUSTERPRO D 設計ガイド CLUSTERPRO D を使用したクラスターシステムの導入を行うシステムエンジニアを対 象読者とし、CLUSTERPRO D をインストールするための準備作業からクラスターシス テムの導入までについて説明します。 • CLUSTERPRO D ユーザーズガイド

(7)

CLUSTERPRO D を使用したクラスターシステムの導入を行うシステムエンジニアと、 クラスターシステム導入後の保守・運用を行うシステム管理者を対象読者とします。 CLUSTERPRO D の運用手順、各リソースの機能説明などを説明します。 • CLUSTERPRO D API リファレンス CLUSTERPRO D を使用したクラスターシステムで利用できる API の機能について説 明します。

1.4 表記規則

本書では以下の表記法を使用します。 表記 使用方法 例 []角かっこ ダイアログボックス、メニューなど であることを示します [スタート] をクリックします。 [プロパティ] ダイアログボックス モ ノ ス ペ ー ス フォント パス、コマンドライン、メッセージ、 ファイル名、ファイルパス、関数な どを示します usercmd -s [-h <host_name>] モ ノ ス ペ ー ス フォント中の[]角 か っ こ で 囲 ま れ た部分 角かっこ内の値が省略可能であるこ とを示します usercmd -s [-h <host_name>] モ ノ ス ペ ー ス フ ォ ン ト 中 の<> 山 形 か っ こ で 囲 まれた部分 山形かっこ内の値をユーザーが有効 な値に置き換えて入力することを示 します usercmd -s [-h <host_name>]

1.5 最新情報の入手先

最新の製品情報については、以下のWeb サイトを参照してください。 http://jpn.nec.com/clusterpro/d/

1.6 お問い合わせ先

本書の記述についてのお問い合わせは、以下窓口までお願い致します。 http://jpn.nec.com/clusterpro/contact.html

1.7 免責事項

本書の内容は、予告なしに変更されることがあります。 日本電気株式会社は、本書の技術的もしくは編集上の間違い、欠落について、一切責任をお いません。

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また、お客様が期待される効果を得るために、本書にしたがった導入、使用および使用効果 につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 本書に記載されている内容の著作権は、日本電気株式会社に帰属します。本書の内容の一部 または全部を日本電気株式会社の許諾なしに複製、改変、および翻訳することは禁止されて います。

1.8 商標情報

CLUSTERPRO® は日本電気株式会社の登録商標です。

Microsoft、Windows、SQL Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国に おける登録商標です。

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2 章

概要

目次

(10)

2.1 機能概要

Microsoft SQL Server(以下 SQL Server と記す)を、CLUSTERPRO D(以下、CLUSTERPRO と記 す)環境で利用する際の概要について以下に記述します。SQL Server のバージョンにより異 なる箇所については、個別に説明します。 CLUSTERPRO では、以下の構成のクラスターを構築することが可能です。 • 共有ディスク構成 • ミラーディスク構成 - マルチステージ構成 - オブジェクトストレージ構成 データベースリソースで静止点を作成する機能を利用する場合は、ミラーディスク構成とす る必要があります。データベースの静止点を作成する方法については、「第5 章 データ ベースの静止点の作成方法・利用方法(63 ページ)」を参照してください。 CLUSTERPRO 環境での SQL Server の運用は、片方向スタンバイクラスターと双方向スタン バイクラスターがあります。本書では片方向スタンバイクラスターについて記載していま す。

(11)

片方向スタンバイクラスター

Node 1

Node 2

Client

System Databases User Databases Database Engine Mirror Disk/ Shared Disk Local Disk

SQL Server

System Databases Database Engine Local Disk

SQL Server

Interconnect LAN

Public LAN

2-1 片方向スタンバイクラスター 片方向スタンバイクラスターについて説明します。 図2-1 は、Node1 をアクティブノード、Node2 をスタンバイノードとした片方向スタンバイ クラスター環境を構成して動作させるときのイメージです。 アクティブノードとは1 つ以上のリソースグループが起動しているノード、スタンバイノー ドとはリソースグループが起動していないノード、マスターノードとはリソースグループが 起動するときの優先度が最も高いノードを意味します。 リソースグループとは、1 つ以上のリソースをまとめて管理するためのコンテナーです。 Public LAN はクライアントとの接続用の LAN 、Interconnect LAN はクラスターのノード間 接続用の LAN です。

(12)

SQL Server のシステムデータベース(System Databases)と CLUSTERPRO は各ノードのロー カルディスクへ格納します。 ユーザーデータベース(User Databases)は、共有ディスク構成の場合はディスクリソースの[マ ウント先ディレクトリ]、ミラーディスク構成の場合はミラーリソースの[ミラーボリューム のマウント先ディレクトリ]へ格納します。

Node 1

Node 2

Client

SQL Server

RG_A RG_A

SQL Server

Interconnect LAN

Public LAN

2-2 片方向スタンバイクラスター(フェールオーバー前) 図2-2 は、Node1 でリソースグループ(RG_A)が起動しているときのイメージです。 クライアントからは、仮想IP アドレスを使用して、ODBC などにより接続します。

(13)

RG_A RG_A

Node 1

Node 2

Client

SQL Server

SQL Server

Interconnect LAN

Public LAN

2-3 片方向スタンバイクラスター(フェールオーバー後) 図2-3 は、Node1 で障害が発生し、リソースグループ(RG_A)がフェールオーバーするときの イメージです。 フェールオーバーが完了すると、Node2 上でリソースグループ(RG_A)が起動し、それに伴い SQL Server のサービスも起動します。 仮想IP アドレスを利用して、データベースにアクセスしている場合、フェールオーバーに よって仮想IP アドレスが移動するため、クライアントはノードの切り替わりを意識するこ となく、同一の仮想IP アドレスで再接続が可能です。

(14)

3 章

要件

目次

3.1 構成要件 ...11 3.2 SQL Server の要件...11 3.3 CLUSTERPRO の要件 ...13

(15)

3.1 構成要件

CLUSTERPRO と SQL Server を組み合わせた環境の構築に必要な要件を記載します。 各製品の要件の詳細については、以下のWeb サイトを参照してください。 • CLUSTERPRO:http://jpn.nec.com/clusterpro/d/ • SQL Server 2014:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143506(v=sql.120).aspx • SQL Server 2016:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143506.aspx 本章の内容は、2017/01/25 時点での CLUSTERPRO と SQL Server の要件です。今後変更とな る可能性があるため、最新の情報については各製品のWeb サイトやマニュアルを参照して ください。 本書では、以下の製品を対象としています。

• CLUSTERPRO D 1.1 for Windows (内部バージョン: 1.1.0.22875) • SQL Server 2016 Enterprise

バージョンやエディションが異なる場合、一部の表示や設定内容が異なる可能性があります ので、注意してください。Microsoft より無償提供される SQL Server 2016 Express/Developer は、SQL Server の PP・サポートサービス対象外であるため、本書の適用対象外です。

3.2 SQL Server の要件

3.2.1 ハードウェア・OS 要件

• メモリ要件 SQL Server のメモリの最低要件は以下のとおりです。 製品 メモリの最低要件 SQL Server 2014 1GB (4GB 以上を推奨) SQL Server 2016 1GB (4GB 以上を推奨) • ディスク要件 SQL Server のインストールに必要なディスクの容量は、以下のとおりです。表中の値に 加え、作成するデータベースのサイズに応じたディスクの容量が必要です。また、 CLUSTERPRO のディスク要件(「3.3.1 ハードウェア・OS 要件(13 ページ)」)も合わせ て確認してください。 製品 ディスクの最低要件 SQL Server 2014 6GB 以上 SQL Server 2016 6GB 以上

(16)

3.2.2 ネットワーク・IP アドレス要件

既定のインスタンスの場合は、TCP/IP ポート 1433 と名前付きパイプ \\.\pipe\sql\query を使用 します。 名前付きインスタンスの場合は、TCP 動的ポートに構成され、ポート番号が OS によって割 り当てられます。 詳細は以下を参照してください。 • SQL Server 2014:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143671(v=sql.120).aspx • SQL Server 2016:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143671.aspx

3.2.3 ソフトウェア要件

• CLUSTERPRO の SQL Server の対応について CLUSTERPRO でサポートする SQL Server は以下のとおりです。 製品・エディション SQL Server 2014 Standard SQL Server 2014 Enterprise SQL Server 2016 Standard SQL Server 2016 Enterprise • SQL Server 2014 SQL Server 2014 の対応 OS は以下のとおりです。CLUSTERPRO が満たしている要件 に限り記載しています。 OS

Windows Server 2012 Standard Windows Server 2012 Datacenter Windows Server 2012 R2 Standard Windows Server 2012 R2 Datacenter Windows Server 2016 Standard Windows Server 2016 Datacenter

SQL Server 2014 は .NET Framework 3.5 SP1 が必要です。SQL Server セットアップでは インストールされません。 SQL Server 2014 は NTFS ファイルシステムでの実行を推奨しています。 • SQL Server 2016 SQL Server 2016 の対応 OS は以下のとおりです。CLUSTERPRO が満たしている要件 に限り記載しています。 OS

(17)

OS

Windows Server 2012 Datacenter Windows Server 2012 R2 Standard Windows Server 2012 R2 Datacenter Windows Server 2016 Standard Windows Server 2016 Datacenter

SQL Server 2016 は .NET Framework 4.6 が必要です。SQL Server セットアップによ り .NET Framework が自動的にインストールされます。 SQL Server 2016 は NTFS または ReFS ファイルシステムでの実行を推奨しています。 CLUSTERPRO においては、ミラーボリューム上のファイルシステムは NTFS のみ使用 できます。

3.3 CLUSTERPRO の要件

3.3.1 ハードウェア・OS 要件

• メモリ要件 CLUSTERPRO のメモリの最低要件は以下のとおりです。利用するリソース数によって 表中の値以上のメモリ容量が必要です。 製品 メモリの最低要件 CLUSTERPRO D 220MB 以上 • ディスク要件 CLUSTERPRO のインストールに必要なディスクの容量は、以下のとおりです。ミラー ディスク構成の場合は、表中の値に加え、[ミラーデータの保存先ディレクトリサイズ] に設定する値の空き容量が必要です。また、SQL Server のディスク要件(「3.2.1 ハード ウェア・OS 要件(11 ページ)」)も合わせて確認してください。 製品 ディスクの最低要件 CLUSTERPRO D 300MB 以上

3.3.2 ネットワーク・IP アドレス要件

各ノードに、Public LAN と Interconnect LAN のための NIC を 2 つ以上用意することを推奨し ます。

Public LAN と Interconnect LAN には、静的 IP アドレスが必要です。

また、仮想IP リソースを利用する場合は、仮想 IP アドレスが仮想 IP リソースごとに 1 つ必 要です。仮想IP アドレスには、クラスターと接続するために利用する Public LAN と同じ ネットワークアドレス内で、重複していないアドレスを指定します。

(18)

3.3.3 ソフトウェア要件

CLUSTERPRO の対応 OS、コンソールの対応ブラウザーを次に示します。 詳細は以下を参照してください。 • CLUSTERPRO D:http://jpn.nec.com/clusterpro/d/manual11.html • OS アーキテクチャは、x86_64 に対応しています。 OS Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 • 対応ブラウザー ブラウザー 言語 Internet Explorer 10 日本語/英語/中国語 Internet Explorer 11 日本語/英語/中国語 Mozilla Firefox 45 以降 日本語/英語/中国語

(19)

4 章

構築手順

目次

4.1 構築例について...16 4.2 環境構築の事前準備...19 4.3 環境構築の流れ...21 4.4 CLUSTERPRO の設定 ...22 4.5 SQL Server の設定...31 4.6 CLUSTERPRO のデータベースリソースの設定...53 4.7 動作確認 ...58

(20)

4.1 構築例について

SQL-SV2

Client

SQL Server

SQL Server

Interconnect LAN

Public LAN

SQL-SV1

hlan1 IP address 192.168.1.110 hlan2 IP address 10.0.0.110 hlan1 IP address 192.168.1.111 hlan2 IP address 10.0.0.111 IP address 10.0.0.210 POWER 図4-1 構築例のハードウェア構成 本書では、SQL Server 2016 Enterprise を使用した 2 ノードでの片方向スタンバイクラスター の構築手順を紹介します。本手順は、SQL-SV1 をマスターノードとしたミラーディスク構 成を対象としています。 SQL Server のユーザーデータベース、ユーザーデータベースログのファイルは、ミラーリ ソースのメインボリュームへ格納します。 SQL Server のバックアップのファイルは、ミラーリソースのサブボリュームへ格納します。 • クラスターの設定 設定項目 設定値 SQL-SV1 SQL-SV2 クラスター名 SQL-Cluster

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設定項目 設定値 SQL-SV1 SQL-SV2 ノード名 SQL-SV1 SQL-SV2 クラスターのライセンス 基盤製品ライセンスファイル ノードのライセンス 本 体 製 品 ラ イ セ ン ス フ ァ イ ル (Standard) 本 体 製 品 ラ イ セ ン ス フ ァ イ ル (Standard) ハートビート経路名 hlan1 IP アドレス 192.168.1.110 192.168.1.111 経路診断を行う チェックボックスをオフにする ハートビート経路名 hlan2 IP アドレス 10.0.0.110 10.0.0.111 経路診断を行う チェックボックスをオンにする 確認先IP アドレス 10.0.0.210 • リソースグループ(SQL-Group)の設定 リソース名 設定項目 設定値 仮想IP リソース 仮想IP リソース種別 仮想IP 仮想IP アドレス 10.0.0.30 NIC Link Down 監視しない

ミラーリソース ミラー方式 同期 サブボリューム 利用する メインボリューム配下の設定 ミラーボリュームのマ ウント先ディレクトリ Z:\ ミラーボリュームのサ イズ 15GB ミラーデータの保存先 ディレクトリ F:\rrpl\files\rrpl1-1 ミラーデータの保存先 ディレクトリサイズ 20GB スナップショットのマ ウント先ディレクトリ G:\rrpl\snapshot\rrpl1-1 サブボリューム配下の設定 ミラーボリュームのマ ウント先ディレクトリ Y:\ ミラーボリュームのサ イズ 15GB ミラーデータの保存先 ディレクトリ H:\rrpl\files\rrpl1-2 ミラーデータの保存先 ディレクトリサイズ 20GB スナップショットのマ ウント先ディレクトリ I:\rrpl\snapshot\rrpl1-2 データベースリソース リソース固有設定タブの設定

(22)

リソース名 設定項目 設定値 対象データベース種別 SQL Server 使用するミラーリソー ス rrpl1 静止点作成ユーザー名 TestLogin 静止点作成ユーザーの パスワードを指定する チェックボックスをオンにする パスワード PassWord0 DB 起動・停止設定タブの設定 SQL Server サービス名 MSSQLSERVER DB 監視設定タブの設定 接続設定:監視用の SQL Server ユーザー名 TestLogin 接 続 設 定:SQL Server ユーザーのバスワード を指定する チェックボックスをオンにする 接続設定:パスワード PassWord0 接 続 設 定: 監 視 対 象 の テーブル名 dbwatch 接 続 設 定: 監 視 対 象 の データベース名 TESTDB 接続設定:監視対象のイ ンスタンス名 MSSQLSERVER 接続設定:ODBC ドライ バー名

ODBC Driver 13 for SQL Server

• SQL Server インストール時の設定 設定項目 設定値 インスタンスの構成ページの設定 既定のインスタンス・名前付きインスタンス 既定のインスタンス インスタンス ID MSSQLSERVER データベース エンジンの構成ページ:サーバーの構成タブの設定 認証モード 混合モード(SQL Server 認証と Windows 認証) パスワードの入力 Password0

SQL Server 管理者の指定 SQL-SV1\Administrator (Administrator)

データベース エンジンの構成ページ:データディレクトリタブの設定

データ ルート ディレクトリ C:\Program Files\Microsoft SQL Server\ ユーザー データベース ディレクトリ Z:\MSSQL\Data

ユーザー データベース ログ ディレクトリ Z:\MSSQL\Data

(23)

4.2 環境構築の事前準備

4.2.1 ディスクリソースが利用するパーティションを設定する

(ディスクリソース使用時は必須)

CLUSTERPRO では、ディスクリソースが利用するパーティションを以下のように定義して います。 • 共有パーティション:共有データを格納するためのパーティション • 制御用パーティション:ディスクリソースが複数ノードで共有パーティションを制御す るために必要なパーティション ディスクリソースが利用する共有パーティションと制御用パーティションを共有ディスク 上に作成します。 共有パーティションと制御用パーティションは、ディスクリソースを使 用するノードのうち1 台から作成します。 制御パーティションのサイズは、ディスクリソースの数に依存します。ディスクリソース一 つにつき1MB のサイズが必要です。 共有パーティションと制御用パーティションのどちらもOS の[ディスクの管理]を使用して 作成します。 共有パーティションと制御用パーティションは、ドライブ文字を設定後、 フォーマットは実施せずRAW パーティションのまま作成してください。 共有パーティションは、クラスターを構築し、ディスクリソースを起動したタイミングで NTFS フォーマットを実施します。 制御用パーティションは、RAW パーティションのまま、 フォーマットする必要はありません。 共有パーティションのマウント先ディレクトリは、ディスクリソースが起動するタイミング で作成されるため、事前に作成しておく必要はありません。

4.2.2 ミラーリソースが利用するディスクを確認する (ミラーリ

ソース使用時は必須

)

ミラーリソースが利用するディスクを用意します。ディスクは、ミラーリソースを利用する すべてのノードで用意する必要があります。 CLUSTERPRO では、ミラーリソースが利用するディスクを以下のように定義しています。 • ミラーボリューム:ミラーリングの対象とする業務データを格納する仮想ディスク • ミラーデータの保存先ディレクトリ:ミラーボリュームを構成するスナップショットな どのファイル群を保存するディレクトリ ミラーボリュームはCLUSTERPRO が自動で作成するため、事前のパーティションの作成と ファイルシステムのフォーマットは必要ありません。 ミラーデータの保存先ディレクトリには、ドライブレター、または、ディレクトリを選択す ることができます。 ドライブレターを使用する場合は、[ディスクの管理]から、NTFS で

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フォーマットしドライブ文字を設定してください。 運用中のデータ書き込み量によって は、ミラーデータの保存先ディレクトリのサイズを超過し、ミラーデータの保存先ディレク トリを格納しているパーティションの容量が不足する可能性があります。 ミラーデータの 保存先ディレクトリに、ドライブレターではなくディレクトリを選択する場合、システムド ライブとは別のドライブの利用を推奨します。

4.2.3 OS 起動時間を調整する (必須)

クラスターを構成する各ノードに電源を投入してから、ノードのOS が起動するまでの時間 を以下より長く設定する必要があります。 • 外部接続する共有ディスク装置を使用する場合、共有ディスク装置に電源を投入してか ら使用可能になるまでの時間 OS 起動時間を調整していない場合、以下の問題が発生する可能性があります。 • 共有ディスク装置とノードの電源の投入を同時に行った場合、クラスターシステムの起 動時に、ディスクリソースの起動に失敗する。 共有ディスク装置の起動時間を確認したあと、以下の手順でOS 起動時間を調整します。 bcdeditコマンドを利用して、起動時間を調整します。displayorder に表示される OS が 1 つ しかない場合、起動待ち時間を設定しても無視されることがあります。 この場合は、 bcdeditコマンドの/copyオプションを利用してエントリーを追加してください。

4.2.4 ネットワーク設定を確認する (必須)

ク ラ ス タ ー 内 の す べ て の ノ ー ド で ネ ッ ト ワ ー ク 環 境 の 状 態 確 認 に 利 用 す る コ マ ン ド (ipconfig、pingなど)コマンドを使用して、次のネットワークが正常に動作しているかど うかを確認します。 構築予定のクラスターで使用する仮想 IP アドレスは、OS 側に事前に設 定する必要はありません。 • Public LAN:管理用端末との接続用 • Interconnect LAN:クラスターのノード間接続用 • ホスト名:名前解決の確認

4.2.5 パワーセービング機能をオフにする (必須)

CLUSTERPRO 環境では、スリープなどのパワーセービング機能は使用できません。 この機 能は次の手順で必ずオフに設定してください。 1. [コントロールパネル]>[電源オプション]を選択します。 2. 業務を運用する際に利用する電源プランを選択し、[プラン設定の変更]を選択します。 3. [ディスプレイの電源を切る]、[コンピューターをスリープ状態にする]の項目で[なし] を設定します。

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4.2.6 ファイアウォールの設定を確認する(必須)

CLUSTERPRO はモジュール間の通信にいくつかのポート番号を使用します。 ファイア ウォールの設定を変更してCLUSTERPRO がポート番号を使用できるように設定してくだ さい。 使用するポート番号については、ユーザーズガイドを参照してください。

4.3 環境構築の流れ

環境の構築は、以下の手順で行います。 項番 手順 作業対象 参照先 1 CLUSTERPRO のインストール SQL-SV1 SQL-SV2 「4.4.1 インストール(22 ページ)」 2 CLUSTERPRO でクラスターの構築 とライセンス登録 Advanced WebConsole 「4.4.2 クラスターの構築とライセンス 登録(22 ページ)」 3 CLUSTERPRO で リ ソ ー ス グ ル ー プ、仮想 IP リソース、ミラーリソー スを作成 Advanced WebConsole 「4.4.3 リソースグループの作成(27 ページ)」 4 SQL Server のインストール SQL-SV1 SQL-SV2 「4.5.1 SQL Server のインストール(31 ページ)」 5 ユーザーデータベースの作成 SQL-SV1 「4.5.2 ユーザーデータベースの作成 (41 ページ)」 6 ユーザーデータベースのアタッチ SQL-SV1 「4.5.3 ユーザーデータベースのアタッ チ(42 ページ)」 7 ログイン情報の引継ぎ SQL-SV1 「4.5.4 ログイン情報の引継ぎ(43 ペー ジ)」 8 暗号化設定の引継ぎ SQL-SV1 「4.5.5 暗号化設定の引継ぎ(48 ペー ジ)」 9 ユーザーデータベースのアタッチ SQL-SV2 「4.5.3 ユーザーデータベースのアタッ チ(42 ページ)」 10 ログイン情報の引継ぎ SQL-SV2 「4.5.4 ログイン情報の引継ぎ(43 ペー ジ)」 11 暗号化設定の引継ぎ SQL-SV2 「4.5.5 暗号化設定の引継ぎ(48 ペー ジ)」 12 CLUSTERPRO で デ ー タ ベ ー ス リ ソースを作成 Advanced WebConsole 「4.6 CLUSTERPRO のデータベースリ ソースの設定(53 ページ)」 作業対象がSQL-SV1、SQL-SV2 の場合は、各ノードにログインして作業を行います。 作業対象がAdvanced WebConsole の場合は、クライアント、または、SQL-SV1、SQL-SV2 か らAdvanced WebConsole を起動して作業を行います。

(26)

4.4 CLUSTERPRO の設定

4.4.1 インストール

CLUSTERPRO のインストール手順について説明します。 なお、インストール作業を行うユーザーは管理者権限が必要です。 1. セットアップ媒体を準備します。 • セットアップ媒体がファイル(zip 形式)で提供されている場合 セットアップ媒体を任意のディレクトリ配下(例はC:\tmp配下)に展開します。 • セットアップ媒体が CD-ROM で提供されている場合 CD-ROM をドライブに挿入します。 2. インストールを実行します。 • セットアップ媒体を任意のディレクトリ配下(C:\tmp)に展開した場合 C:\tmp\Windows\installer配下にあるclznode-<version>.exe をダブルク リックし、インストーラーを起動します。 インストーラーの指示に従い、インス トールを行います。 • CD-ROM をドライブ(E:\)に挿入した場合 E:\Windows\installer配下にあるclznode-<version>.exeをダブルクリック し、インストーラーを起動します。 インストーラーの指示に従い、インストール を行います。 インストール完了後にマシンの再起動を指示するダイアログが表示されることを確認 し、マシンの再起動を行います。 3. CD-ROM を利用した場合は、インストールの実行後に CD-ROM を取り出します。

4.4.2 クラスターの構築とライセンス登録

Advanced WebConsole から、以下の手順でクラスターを作成していきます。 • クラスターの構築 1. ブラウザーに下記のアドレスを入力し、Advanced WebConsole を起動します。 https://<ノードのホスト名 or IP アドレス>:20000/ 2. [クラスターを構築する]を選択します。 3. [クラスター名]に SQL-Cluster を入力します。クラスター(SQL-Cluster)アイコンが 正常になることを確認し、[次へ]を選択します。

(27)

4. [ノードを追加]を選択し、ノードを 2 台にします。それぞれのノード名に SQL-SV1、SQL-SV2 を入力します。ノード(SQL-SV1)、ノード(SQL-SV2)のアイコンが 正常になることを確認し、[次へ]を選択します。 5. ライセンスの登録にはライセンスファイルを読み込む方法と手動で設定する方法 があります。 - ライセンスファイルを読み込む場合、[ファイル一覧]を選択すると、エクス プローラーが表示されます。ライセンスファイルを選択後、[追加]を選択し ます。 - 手動で設定する場合、[認証単位]、([認証単位]がノードの場合)[ノード名]を 選択、[認証コード][ライセンスキー]を設定し、[追加]を選択します。

(28)

6. 登録したライセンスを確認します。 画面下部のライセンス情報に先ほど登録したすべてのライセンスが存在すること を確認します。 [認証単位]がノードの場合は、ライセンス情報のノード名に SQL-SV1、SQL-SV2 が入力されていることを確認します。 [次へ]を選択します。

(29)

7. ネットワークの設定画面が表示されます。 [ハートビート経路を追加]を選択し、ハートビート経路を 2 つにします。 それぞ れのハートビート経路名がhlan1、hlan2 になることを確認します。 - ハートビート経路(hlan1)の設定 SQL-SV1 の IP アドレスに192.168.1.110を入力します。 SQL-SV2 の IP アドレスに192.168.1.111を入力します。 [経路診断を行う]のチェックボックスをオフにします。 - ハートビート経路(hlan2)の設定 SQL-SV1 の IP アドレスに10.0.0.110を入力します。 SQL-SV2 の IP アドレスに10.0.0.111を入力します。 [経路診断を行う]のチェックボックスをオンにし、[確認先 IP アドレス]に 10.0.0.210を入力します。 ハートビート経路(hlan1)、ハートビート経路(hlan2)のアイコンがそれぞれ正常に なることを確認し、[次へ]を選択します。

(30)

8. 構成情報の確認画面が表示されます。

設定した情報を確認し、[完了]を選択します。[完了]を選択すると自動的にクラス ターの運用管理画面へと遷移します。

(31)

以上で、クラスターの作成は終了です。

4.4.3 リソースグループの作成

仮想IP リソースとミラーリソースを含むリソースグループを作成します。 Advanced WebConsole から、以下の手順でリソースグループを作成していきます。 1. [Top]画面から、[リソースグループを作成する]を選択します。 2. [リソースを追加]から[仮想 IP リソース]を選択します。 3. [リソース固有設定]タブの[仮想 IP リソース種別]、[仮想 IP アドレス]を設定します。 仮想IP リソース(rvipl1)のアイコンが正常になることを確認し、[次へ]を選択します。 なお、クライアントから仮想IP アドレスではなく仮想ホスト名でアクセスしたい場合 は、仮想IP リソースの代わりにダイナミック DNS リソースを追加してください。ダ イナミックDNS リソースの詳細は、ユーザーズガイドの「B.5 ダイナミック DNS リ ソースについて」を参照してください。

(32)

4. [リソースを追加]から[ミラーリソース]を選択します。 5. [リソース固有設定]タブ内の[メインボリューム]タブと[サブボリューム]タブに値を設 定します。ミラーリソース(rrpl1)のアイコンが正常になることを確認し、[次へ]を選択 します。なお、共有ディスク構成の場合は、ミラーリソースの代わりにディスクリソー スを追加してください。ディスクリソースの詳細は、ユーザーズガイドの「B.6 ディ スクリソースについて」を参照してください。

(33)

6. [リソースグループ名]を設定し、[完了]を選択します。 以上で、リソースグループの作成は終了です。 共有ディスク構成の場合は、ミラーリソースの代わりにディスクリソースを使用してくださ い。 次に以下の手順でクラスターを起動します。 1. Advanced WebConsole を起動します。 2. [Top]画面から、[クラスターを運用する]を選択します。

(34)

3. クラスターの運用管理画面が表示されます。ツリーペインから[運用管理]を選択しま す 。 メ イ ン ペ イ ン に 作 成 し た ク ラ ス タ ー (SQL-Cluster)とリソースグループ(SQL-Group)のアイコンが表示されます。

4. SQL-Cluster を選択し、操作ボタンから[クラスター基幹サービス起動]を選択します。 確認画面が表示されるので[OK]を選択します。

(35)

5. クラスターが正常に起動すると クラスター(SQL-Cluster)とリソースグループ(SQL-Group)のアイコンが正常になります。リソースグループ(SQL-Group)は、マスターノー ドである SQL-SV1 で起動します。

4.5 SQL Server の設定

4.5.1 SQL Server のインストール

SQL Server 2016 Enterprise をセットアップ インストール ウィザードからインストールする 手順を説明します。 詳細な手順、他の手段によるインストール方法(例:コマンドプロンプトからのインストー ル)、個々のコンポーネントをインストールする方法、SQL Server 2014 のインストールなど については、以下のWeb サイトを参照してください。

(36)

• SQL Server 2014:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb500395(v=sql.120).aspx • SQL Server 2016:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb500395.aspx ローカルからインストールする場合は、セットアップ インストール ウィザードを管理者と して実行する必要があります。 リモート共有からインストールする場合は、そのリモート共有に対する読み取り権限と実行 権限を持つドメイン アカウントで実行する必要があります。 本章の内容は、SQL Server 2016 の以下のバージョンを対象としています。画面など今後変 更となる可能性があるため、最新の情報については各製品のWeb サイトやマニュアルを参 照してください。 • SQL Server 2016 Enterprise: 13.0.4001.0

• SQL Server Management Studio(以降、SSMS と表記): 13.0.16000.28

1. SQL Server のインストール メディアを挿入します。ルートフォルダーの Setup.exe を ダブルクリックします。 2. インストール ウィザードで SQL Server インストール センターが実行されます。 SQL Server を新規にインストールするには、左側のナビゲーション領域の [インストール] をクリックし、[SQL Server の新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存 のインストールに機能を追加]を選択します。左側のナビゲーション領域の選択順に より、以降の順序は前後する可能性があります。 3. [Microsoft Update]、[製品の更新プログラム]ページを順に設定していきます。[次へ] を選択します。

(37)

インターネットに接続されていない環境の場合、[製品の更新プログラム]ページでエ ラーが表示されますが、無視して[次へ]を選択します。インターネットに接続後に、 更新プログラムを適用してください。

(38)

5. [ライセンス条項]ページを設定し、[次へ]を選択します。

6. [機能の選択]ページで、インストールするコンポーネントを選択し、[次へ]を選択しま す。共有コンポーネントには絶対パスを指定する必要があります。フォルダーを圧縮 または暗号化しないでください。マップされたドライブはサポートされていません。 選択したコンポーネントにより、以降の手順の設定内容が変わる可能性があります。

(39)

7. [機能ルール]ページに進みます。SQL Server のインストール条件を満たしている場合 は、自動的に次のページへ進みます。

8. [インスタンスの構成]ページで、既定のインスタンスまたは名前付きインスタンスを インストールするかどうかを指定し、[次へ]を選択します。

(40)

9. [サーバーの構成]ページで、SQL Server サービスのログインアカウントを設定します。 データベースリソースからSQL Server サービスを起動するため、SQL Server データ ベース エンジンの[スタートアップの種類]を[手動]にしてください。[次へ]を選択し ます。 10. [データベース エンジンの構成 - サーバーの構成]ページにて、[認証モード]、[SQL Server 管理者の指定]を設定します。[Windows 認証モード]になっている場合、SSMS にログインするとエラーになるため、その場合は[混合モード(SQL Server 認証と Windows 認証)]に設定してください。[次へ]を選択します。 インストール完了後に SSMS から設定することも可能です。

(41)

11. [データベース エンジンの構成 - データ ディレクトリ]ページを設定します。ミラー ディスク構成の場合、[ユーザー データベース ディレクトリ]、[ユーザー データベー ス ログ ディレクトリ]、[バックアップ ディレクトリ]は、ミラーリソースの[ミラーボ リュームのマウント先ディレクトリ]配下のフォルダを指定してください。[次へ]を選 択します。 12. [インストールの準備完了]ページが表示されます。続行するには[インストール]をク リックします。

(42)

13. インストールが完了したら、[完了]ページが表示されます。各機能の状態がすべて成 功と表示されていれば、インストールは成功です。状態を確認し、[閉じる]を選択し ます。再起動を求めるメッセージが表示された場合は、ノードを再起動してください。 Advanced WebConsole からノードを再起動する場合、以下の手順でノードを再起動し ます。 a. [Top]画面から、[クラスターを運用する]を選択します。

(43)

b. クラスターの運用管理画面が表示されます。ツリーペインから[運用管理]を選 択します。メインペインにクラスター (SQL-Cluster)とリソースグループ(SQL-Group)のアイコンが表示されます。 c. ツリーペインで[ノード一覧]を選択します。メインペインの該当するノードの アイコンを選択し、操作ボタンから[リブート]を選択します。確認画面が表示さ れるので[OK]を選択します。

(44)

d. ノードが正常に起動するとノードのアイコンが正常になります。

14. 続けて SSMS をインストールするには、SQL Server インストール センターを再度起動 し、左側のナビゲーション領域の [インストール]をクリックし、[SQL Server Management Tools のインストール]をクリックします。インストールが完了したら、 Advanced WebConsole からノードを再起動してください。

(45)

4.5.2 ユーザーデータベースの作成

1. SQL-SV1 での作業 フェールオーバー対象のユーザーデータベースの作成は、SQL-SV1 で行います。 ユーザーデータベースは、ミラーディスク上に作成します。 以下の例では、ミラーリソースのメインボリュームの[ミラーボリュームのマウント先 ディレクトリ]に TESTDB という名前のデータベース(データファイル初期サイズ 10MB、ログファイル初期サイズ 10MB)を作成しています。 以下のクエリを SSMS から実行します。 /* TESTDB_Data、TESTDB_Log の 2 つのファイルから TESTDB という DB を作成 */ create database TESTDB on PRIMARY (

name = 'TESTDB_Data', filename = 'Z:\MSSQL\Data\TESTDB_Data.mdf', size = 10 ) LOG ON ( name = 'TESTDB_Log', filename = 'Z:\MSSQL\Data\TESTDB_Log.ldf', size = 10 ) go CHECKPOINT go メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。 コマンドは正常に完了しました。

(46)

「透過的データ暗号化」機能を使用して対象のデータベースの暗号化を行いたい場合、 ここではまだ暗号化設定を行わないようにします。暗号化設定を行う手順について は、「4.5.5 暗号化設定の引継ぎ(48 ページ)」を参照してください。 データベースは、SSMS による GUI 操作から作成することもできます。ユーザーデー タベース、ユーザーデータベースログ、バックアップをミラーディスク上に作成する 以外は、通常のデータベース作成と違いはありません。 2. SQL-SV2 での作業 SQL-SV2 では、データベースの作成を行う必要はありません。

4.5.3 ユーザーデータベースのアタッチ

1. SQL-SV1 での作業 SQL Server の利用を開始する前に、フェールオーバー対象のユーザーデータベースの アタッチが必要です。 以下のクエリを SSMS から実行します。 フェールオーバー対象のユーザーデータベースが複数存在している場合は、それぞれ について "create database for attach"/"sp_detach_db" を実行する必要がありま す。

create database [<ノード SQL-SV1 上のフェールオーバー対象のユーザーデータベース名>] on (filename='<物理ファイル名>'), (filename='<物理ファイル名>') for attach

例)TESTDB を使用する場合

create database [testdb] on (filename = 'Z:\MSSQL\Data\TESTDB_Data.mdf'), (fil ename = 'Z:\MSSQL\Data\TESTDB_Log.ldf') for attach

メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。

(47)

2. SQL-SV2 での作業 a. リソースグループ SQL-Group を SQL-SV2 に移動してください。 b. リソースグループの移動後、SQL Server サービスを起動してください。 c. SQL Server サービス起動後に SQL-SV2 でデータベースにアタッチを行ってくだ さい。アタッチの方法は「1. SQL-SV1 での作業」と同様です。

4.5.4 ログイン情報の引継ぎ

SQL-SV1 で作成した SQL Server 認証ログインを、リソースグループ(SQL-Group)が SQL-SV2 で起動しているときにも有効にするためには、以下のいずれかの方法を実施する必要があり ます。 1. SQL-SV1 と SQL-SV2 で同じログインを作成する 2. 包含データベースを使用する 各方法の手順を以下に記載しています。

1. の手順 a.、c. および 2. の手順 a.、c.、e.、f. については SSMS からの GUI 操作でも実施可 能です。ただし、1. の手順 b.、d.については、クエリによる実行が必要です。

1. SQL-SV1 と SQL-SV2 で同じログインを作成する a. SQL-SV1 でログインを作成します。

ここでは、ログイン名を「TestLogin」、パスワードを「PassWord0」、既定のデー タベースを「TESTDB」としてログインを作成する例を示します。

create login TestLogin with password = 'PassWord0', default_database = TE STDB

メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。

(48)

b. a. で作成したログインの SID を記録します。この SID は、SQL-SV2 で同一のロ グインを作成するために必要です。 ログインの SID は以下のクエリを実行することで確認することができます。 select SUSER_SID('TestLogin') 結果タブに SID が表示されると成功です。 c. SQL-SV1 にて、フェールオーバー対象のユーザーデータベース上にユーザーを 作成します。 ここでは、a.で作成したログイン「TestLogin」 に対するユーザー「TestUser」を データベース「TESTDB」に作成する例を示します。「TestUser」にテーブル作成 のための「db_owner」スキーマ、「CREATE TABLE」権限の付与が必要です。 use TESTDB go

create user TestUser for login TestLogin alter role db_owner add member TestUser

(49)

grant create table to TestUser go メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。 コマンドは正常に完了しました。 d. 対象のデータベースが存在するリソースグループ SQL-Group を SQL-SV2 へ移 動します。 移動完了後、SQL-SV2 で対象のデータベースへアクセスできることを確認して ください。 e. SQL-SV2 にて、SQL-SV1 と同一のログインを作成します。

create login TestLogin with password = 'PassWord0', SID = 0x820C5A39B110D 840A66964F143718ABD, default_database = TESTDB

上記 create login ステートメントの第 2 引数は、ログインの SID を示します。 「0x820C5A39B110D840A66964F143718ABD」と記載している箇所については、b. で確認した SID に置き換えて実行してください。 上記のとおり同一のログインを作成するには、ログインの SID を一致させてロ グインを作成する必要があります。SID 以外の項目の設定が同じであっても、 SID が一致していない場合は異なるログインと認識されてしまうため、注意して ください。 メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。 コマンドは正常に完了しました。

(50)

2. 包含データベースを使用する

a. SQL-SV1 で包含データベースを有効化します。

sp_configure 'contained database authentication', 1 reconfigure

go

メッセージタブに指定した値に変更されたと表示されると成功です。本書の例 では以下のメッセージが表示されます。

構成オプション 'contained database authentication' が 0 から 1 に 変更されました。

b. 対象の SQL Server 用のリソースグループ SQL-Group を SQL-SV2 へ移動します。 c. SQL-SV2 で包含データベースを有効化します。

sp_configure 'contained database authentication', 1 reconfigure

go

メッセージタブに指定した値に変更されたと表示されると成功です。本書の例 では以下のメッセージが表示されます。

(51)

構成オプション 'contained database authentication' が 0 から 1 に 変更されました。 d. 対象の SQL Server 用のリソースグループ SQL-Group を SQL-SV1 へ移動します。 e. SQL-SV1 で、フェールオーバー対象のユーザーデータベースを部分的包含に設 定します。 ここでは、データベース「TESTDB」 に対して設定する例を示します。 use master go

alter database TESTDB set containment = partial go メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。 コマンドは正常に完了しました。 f. SQL-SV1 でフェールオーバー対象のユーザーデータベース上に包含データベー ス ユーザーを作成します。 ここでは、ユーザー名「TestUser」、パスワード「PassWord0」としてデータベー ス「TESTDB」上にユーザーを作成する例を示します。

(52)

use TESTDB go

create user TestUser with password = 'PassWord0' go メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。 コマンドは正常に完了しました。 g. 対象の SQL Server 用のリソースグループ SQL-Group を SQL-SV2 へ移動します。 正常にデータベースがアタッチされ、f. で作成したユーザーがログインできるこ とを確認します。

4.5.5 暗号化設定の引継ぎ

「透過的なデータ暗号化」機能を使用する場合、SQL-SV1 と SQL-SV2 で同じサーバー証明 書が作成されている必要があります。SQL-SV2 に SQL-SV1 と同じサーバー証明書が存在 していない状態でフェールオーバーが発生すると、エラー 33111 が発生してデータベースの アタッチに失敗しますので、注意してください。 SQL-SV1 と SQL-SV2 で同じサーバー証明書を作成し、正しくフェールオーバーが行われる ようにデータベースを構成するには、以下の手順を実行します。 「透過的なデータ暗号化」機能を使用しない場合、本設定は不要です。 1. SQL-SV1 でマスターキーを作成します。 ここでは、パスワードを「PassWord0」に設定してマスターキーを作成する例を示しま す。 use master go

create master key encryption by password = 'PassWord0' go

(53)

メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。

コマンドは正常に完了しました。

2. SQL-SV1 でサーバー証明書を作成します。

ここでは、証明書名を「TestCert」、サブジェクトを「Server Certificate Test」としてサー バー証明書を作成する例を示します。

create certificate TestCert with subject = 'Server Certificate Test' go

メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。

コマンドは正常に完了しました。

(54)

ここでは、2.で作成したサーバー証明書の秘密キーをパスワード「##pa$sS$」で暗号 化して「C:\temp\TestCertKey」に保存し、サーバー証明書を「C:\temp\TestCert」 へバックアップする例を示します。

backup certificate TestCert to file = 'C:\temp\TestCert' with private key (fil e = 'C:\temp\TestCertKey', encryption by password = '##pa$sS$')

メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。 コマンドは正常に完了しました。 4. 対象の SQL Server 用リソースグループ SQL-Group を、SQL-SV1 から SQL-SV2 へ移動 します。 また、あわせて3.でバックアップしたサーバー証明書(バックアップファイル、秘密 キーファイル)を SQL-SV2 へコピーします。 ここでは、SQL-SV1 と同じフォルダー(C:\temp)配下にサーバー証明書をコピーし、 以降の手順を実施するものとします。 5. SQL-SV2 でマスターキーを作成します。 マスターキーの作成時に指定するパスワードは SQL-SV1 と同じパスワードとする必 要があります。 ここでは、1.で指定したパスワード「PassWord0」を指定してマスターキーを作成する 例を示します。 use master go

create master key encryption by password = 'PassWord0' go

メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。

(55)

6. SQL-SV2 で 4.でコピーしたサーバー証明書のリストアを行います。「decryption by password」に指定するパスワードは、3.で指定したパスワードと同じパスワードを指定 します。

create certificate TestCert from file = 'C:\temp\TestCert' with private key (f ile = 'C:\temp\TestCertKey', decryption by password = '##pa$sS$')

メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。 コマンドは正常に完了しました。 7. 対象の SQL Server 用リソースグループ SQL-Group を、SQL-SV2 から SQL-SV1 へ移動 します。 8. フェールオーバー対象のユーザーデータベース上に暗号化キーを作成します。 ここでは、データベース「TESTDB」に、2.で作成したサーバー証明書「TestCert」と、 暗号化アルゴリズム「AES_256」を使用して暗号化キーを作成する例を示します。

(56)

use TESTDB go

create database encryption key with algorithm = AES_256 encryption by server certificate TestCert

go 暗号化アルゴリズムに指定可能な値は、以下の4 つです。推奨値はないため、環境に 応じて選択してください。 • AES_128 • AES_192 • AES_256 • TRIPLE_DES_3KEY メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。 コマンドは正常に完了しました。 9. フェールオーバー対象のユーザーデータベースに対して、暗号化設定を有効化します。 ここでは、8.で暗号化キーを作成したデータベース「TESTDB」の暗号化設定を有効化 する例を示します。

alter database TESTDB set encryption on go

メッセージタブに以下のメッセージが表示されると成功です。

(57)

10. 対象の SQL Server 用リソースグループ SQL-Group を、SQL-SV1 から SQL-SV2 へ移動 します。SQL-SV2 で正しくアタッチが行われることを確認します。

4.6 CLUSTERPRO のデータベースリソースの設定

4.6.1 データベースリソースの追加

データベースリソースをリソースグループ SQL-Group へ追加します。

Advanced WebConsole の[Top]画面から[クラスターを運用する]>[(リソースグループ SQL-Group を選択し)設定変更]>[戻る]>[リソースを追加]より[データベースリソース]を選択し ます。 ここでは、データベースの静止点の作成の設定も行います。[使用するミラーリソース]、[静 止点作成ユーザー名]、[静止点作成ユーザーのパスワードを指定する]、[パスワード]が、デー タベースの静止点に関するパラメーターです。データベースの静止点を作成する方法につ いては、「第5 章 データベースの静止点の作成方法・利用方法(63 ページ)」を参照してく ださい。 [リソース固有設定]タブを選択し、以下を設定してください。 • リソース固有設定 設定項目 本書での設定値 対象データベース種別 SQL Server 使用するミラーリソース rrpl1 静止点作成ユーザー名 TestLogin 静止点作成ユーザーのパスワードを指定する オン パスワード PassWord0

(58)

静止点作成ユーザーは sysadmin ロールが必要です。

4.6.2 データベースリソースの起動・停止設定

SQL Server サービスの起動・停止は、データベースリソースで実行します。[DB 起動・停止 設定]タブを選択し、以下を設定してください。 • DB 起動・停止設定 設定項目 本書での設定値 SQL Server サービス名 MSSQLSERVER

(59)

4.6.3 データベースリソースの監視設定

フェールオーバー対象のデータベースを監視するため、データベースリソースの監視を設定 します。[DB 監視設定]タブを選択し、以下を設定してください。 • DB 監視設定 設定項目 本書での設定値 接続設定:監視用の SQL Server ユーザー名 TestLogin 接続設定:SQL Server ユーザーのバスワードを指定する オン 接続設定:パスワード PassWord0 接続設定:監視対象のテーブル名 dbwatch 接続設定:監視対象のデータベース名 TESTDB 接続設定:監視対象のインスタンス名 MSSQLSERVER

接続設定:ODBC ドライバー名 ODBC Driver 13 for SQL Server

仮想IP リソース(rvipl1)、ミラーリソース(rrpl1)、データベースリソース(rdb1)のアイコンが すべて正常であることを確認したら[次へ]を選択します。

(60)

[リソースグループ名] は変更せず、 [完了] を選択します。

以上で、リソースグループへのデータベースリソースの追加は終了です。

次に Advanced WebConsole から、以下の手順でデータベースリソースを起動します。 1. [Top]画面から、[クラスターを運用する]を選択します。

(61)

2. クラスターの運用管理画面が表示されます。ツリーペインから[運用管理]を選択しま す。メインペインにクラスター(SQL-Cluster)とリソースグループ(SQL-Group)のアイ コンが表示されます。この時点で rdb1 は起動していないため、リソーグループ(SQL-Group)のアイコンは警告になります。 3. ツリーペインからリソースグループ SQL-Group を選択し、メインペインの[リソース一 覧]タブからデータベースリソース(rdb1)のアイコンを選択します。操作ボタンから [起動]を選択します。確認画面が表示されるので[OK]を選択します。

(62)

4. データベースリソース rdb1 が正常に起動すると データベースリソース(rdb1)のアイコ ンが正常になります。

4.7 動作確認

構築した環境が正常に動作するかを、監視異常を発生させリソースグループがフェールオー バーすることにより確認します。 以下で使用している sqlcmd コマンドは、SSMS をインストールすると同時にインストールさ れます。sqlcmd コマンドの詳細は以下の Web サイトを参照してください。 • SQL Server 2014:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms180944(v=sql.120).aspx • SQL Server 2016:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms180944.aspx 確認手順は以下のとおりです。既にクラスターが正常に起動している場合は、手順6 から実 行してください。

(63)

1. Advanced WebConsole を起動します。 2. [Top]画面から、[クラスターを運用する]を選択します。クラスターの運用管理画面が 表示されます。 3. ツリーペインから[運用管理]を選択します。メインペインにクラスター(SQL-Cluster) とリソースグループ(SQL-Group)のアイコンが表示されます。 4. メインペインからクラスター(SQL-Cluster)のアイコンを選択し、操作ボタンから[クラ スター基幹サービス起動]を選択します。確認画面が表示されるので[OK]を選択しま す。

(64)

5. クラスターが正常に起動すると クラスター(SQL-Cluster)のアイコンが正常になりま す。 6. リソースグループ(SQL-Group)が、マスターノードの SQL-SV1 で起動します。メイン ペインのリソースグループ(SQL-Group)のアイコンを選択し、詳細情報の[起動済ノー ド名]が SQL-SV1 になっていることを確認してください。[起動済ノード名]が異なる 場合は、リソースグループ(SQL_Group)を SQL-SV1 に移動してください。

(65)

7. クライアントから仮想 IP アドレスを指定して、データベースに接続できることを確認 します。以下は sqlcmd コマンドによる確認例です。コマンドプロンプトから sqlcmd コマンドを実行してください。SQL Server インスタンスへの接続が確立されると 1> という sqlcmd プロンプトが表示されます。 sqlcmd -S 10.0.0.30 1> 8. ノード SQL-SV1 において、SQL Server を手動で停止します。これにより、データベー スリソース rdb1 は監視異常を検出します。

net stop MSSQLSERVER

9. リソースグループ(SQL-Group)が異常になり、ノード SQL-SV2 へフェールオーバーし ます。リソースがすべて正常に起動すると、リソースグループ(SQL-Group)が正常にな ります。メインペインのリソースグループ(SQL-Group)のアイコンを選択し、詳細情報 の[起動済ノード名]が SQL-SV2 になっていることを確認してください。

(66)

10. クライアントから仮想 IP アドレスを指定して、データベースに接続できることを確認 します。以下は sqlcmd コマンドによる確認例です。コマンドプロンプトから sqlcmd コマンドを実行してください。SQL Server インスタンスへの接続が確立されると 1> という sqlcmd プロンプトが表示されます。 sqlcmd -S 10.0.0.30 1> 以上で、SQL Server サービス停止時におけるフェールオーバーの動作確認は完了です。その 他の障害発生時の動作確認については適宜実施してください。

(67)

5 章

データベースの静止点の作成方法・利用方

目次

5.1 概要 ...64 5.2 静止点の作成方法...64 5.3 静止点の利用方法...67

(68)

5.1 概要

データベースリソースでは、任意のタイミングで静止点を作成することができます。 静止点を作成しておくことで、障害が発生した場合でもデータベースを障害発生前の状態に 戻すことが可能です。 また、静止点はミラーリソースのスナップショットの形で作成されるため、データベースを 止めることなく、過去に作成した静止点を確認することが可能です。 データベースの静止点を作成する方法の詳細については、ユーザーズガイドの「B.7.1.2 静止 点」を参照してください。

5.2 静止点の作成方法

SQL Server のデータベースのバックアップと復元の方法については、以下の Web サイトを 参照してください。 • SQL Server 2014:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187048(v=sql.120).aspx • SQL Server 2016:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187048.aspx データベースの静止点の作成は、データベースリソースで実行します。「4.6.1 データベー スリソースの追加(53 ページ)」で設定した値になっていることを確認してください。 確認手順は以下のとおりです。

1. Advanced WebConsole の[Top]画面から[クラスターを運用する]を選択し、ツリーペイ ンからリソースグループ SQL-Group を選択します。

2. メインペインの[リソース一覧]タブからデータベースリソース(rdb1)のアイコンを選 択し、詳細情報が「4.6.1 データベースリソースの追加(53 ページ)」で設定した値に なっていることを確認します。ただし、[パスワード]にはマスクされた文字列を表示 します。

(69)

静止点作成手順

静止点は、データベースリソースを含むリソースグループが正常に起動している状態で作成 します。Advanced WebConsole から静止点を作成する手順は以下のとおりです。

1. Advanced WebConsole の[Top]画面から[クラスターを運用する]を選択し、ツリーペイ ンからリソースグループ SQL-Group を選択します。

2. メインペインの[リソース一覧]タブからデータベースリソース(rdb1)のアイコンを選 択し、操作ボタンから[静止点作成]を選択します。

(70)

定 期 的 に 静 止 点 を 作 成 す る に は 、 API リ フ ァ レ ン ス の 「 3.2.7.1 CreateQuiescentDatabaseSnapshot」を参照し、タスクスケジューラにてタスクを作成してくだ さい。

静止点の確認方法

作成された静止点はミラーリソースのスナップショットとして保存します。

スナップショットは Advanced WebConsole の[Top] 画面から[クラスターを運用する]>[デー タ同期]>[すべてのスナップショット]を選択することで確認できます。

(71)

5.3 静止点の利用方法

SQL Server のデータベースのバックアップと復元の方法については、以下の Web サイトを 参照してください。 • SQL Server 2014:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187048(v=sql.120).aspx • SQL Server 2016:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187048.aspx 作成した静止点(スナップショット)を利用したリストアの手順を説明します。 ノードで障害が発生し、両系活性などにより作成された分岐スナップショットに関してもリ ストアの手順は同様です。 分岐スナップショットからデータベースのリストアをする場合は、最新データがどのスナッ プショットであるかを、スナップショットの作成日時より判断してください。

静止点の利用方法

1. Advanced WebConsole の[Top]画面から[クラスターを運用する]を選択し、ツリーペイ ンからリソースグループ SQL-Group を選択します。

(72)

2. データベースリソース rdb1 を停止します。メインペインの[リソース一覧]タブから データベースリソース(rdb1)のアイコンを選択し、操作ボタンから[停止]を選択しま す。

(73)

4. ツリーペインから[データ同期]を選択します。

5. 静止点をマウントさせたいノード SQL-SV1 を選択し、[スナップショット履歴]よりマ ウントしたい作成日時のDB 静止点を選択し、操作ボタンから[マウント]を選択しま す。

(74)

6. マウントが成功すると、詳細情報の[スナップショット履歴]タブの[マウント状態]がマ ウント中になります。 7. マウント完了後、[スナップショットのマウント先ディレクトリ](G:\rrpl\snapshot \rrpl1-1)から[ミラーボリュームのマウント先ディレクトリ](Z:\)に全ファイルをコピー します。 8. ファイルのコピー完了後、上記でマウントした DB 静止点を選択し、操作ボタンから [アンマウント]を選択します。

(75)

9. アンマウントが成功すると、詳細情報の[スナップショット履歴]タブの[マウント状態] が空白になります。 10. コピーしたフォルダーやファイルに対し、SQL Server サービスの起動アカウントへの アクセス権限を付与します。 11. データベースリソース rdb1 を起動します。メインペインの[リソース一覧]タブから データベースリソース(rdb1)のアイコンを選択し、操作ボタンから[起動]を選択しま す。

参照

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