• 検索結果がありません。

協働のまちづくり体制の構築に関する研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "協働のまちづくり体制の構築に関する研究"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

北海道大学 大学院農学院 修士論文発表会,2017 年 2 月 7 日

協働のまちづくり体制の構築に関する研究

―うらほろスタイルを事例として―

共生基盤学専攻 共生農業資源経済学講座 地域連携経済学 横山茜

1.はじめに

近年,地方自治体のまちづくりにおいて協働の概念の重要性が増してきている。協働のま ちづくりがすすむ背景には,政府・地方自治体は厳しい財政状況にある一方で,多様化・個 別化の進む住民のニーズに応えなければいけないという状況がある。そこで,行政だけでは 対応できない住民のニーズを民間と協働することによって応えようというのである。行政と 市民,企業,NPOといった主体が協働することによって,各主体が単独では解決できない課 題を解決することが期待されているのである。

しかし,現実に協働事業を進める中で協働を効果的に実現することは難しい。協働は二つ 以上の主体が共通の目的のために協力することで成立するが、そのためには主体どうしが対 等な立場にあり,また十分なコミュニケーションをとることが必要である。異なる組織文化 や背景を持つ主体どうしが互いを理解・尊重ながら協力するのは簡単ではない。

そこで,本研究では協働のまちづくりを実行する事業体制に着目し,協働のまちづくりの 実現に必要な条件を探る。

2.方法

北海道十勝郡浦幌町において取り組まれているまちづくり計画「うらほろスタイルふるさ とづくり計画」を事例として取り上げ,分析する。うらほろスタイルは2006年に設立された NPO法人「日本のうらほろ」による地域活性の取り組みが基となっているが,現在に至るま でにその活動は様々な展開を見せてきた。その事業内容と事業体制の展開を整理・分析した。

3.結果と考察

うらほろスタイルは子どもたちが町に誇りと愛着を持てるようにすることを目標に,地域 への愛着を育む事業・子どもの想い実現事業・農村つながり体験事業・若者しごと創造事業・

高校生つながり発展事業の5つの事業を現在おこなっている。2007 年から町内小中学校と NPOの協働により子どもたちに地域教育を行なっていたが,町のバックアップを得て協議会 体制をつくる。2013年に若者のしごと創造事業が始まったことを契機に,事業の幅を広げ活 動の自由度をあげるために,町から独立して地域商社機能をもつ法人に移行することを決め た。

4.まとめ

うらほろスタイルには町全体が関わり,また必要に応じて町外からも協力を得ている。広 範な主体と協働を行うことで,主体間の調整はより重要になるが課題解決の手法が広がる。

少子高齢化の進む農村地域においてはまちづくりの担い手や技術・知識を地域内だけで賄う のは難しく,今後は地域の内外を問わず協働していくことが求められるだろう。まちづくり のために地域でなにが出来て,なにが出来ないか考え直さなくてはならない。

参照

関連したドキュメント

1995 年に設立された第 3 セクター「柳田食産株式会社」で果実の集荷・販売業務 を 1996 年に開始した。これは

3月には「自治体市民運動の道しるべとなりたい」という編集方針をかかげ

②事業の広報の方法について ※ 事業を周知するための広報をどのよ

1中町について 明治 30 年の大火をきっかけに花街が集約した 「中町」では、産業ともに花街文化も発達し、大 正末期には 150 名ほどの芸妓数を誇っていた。一 時は織物産業の衰退とともに芸妓数も減少した が、近年かつての花街の雰囲気を回生する気運が 地元中心で高まり、暮らしに歴史と文化の薫るま ちづくりを目指して「中町地区まちづくり協議

協働事業の実施状況 ※いつ、 どこで、

交付期間終了時に成果 の達成度を評価する (Check) とともに, 必要な改善点は速やかに改善を図り

団体や運動の主張や目標を強く印象づけるために,効果的に要約した文章。標語

三原市はすべての人が 生き生きと幸せに暮らせ るまちをめざしています。 そのためには,市を構成 する様々な主体が,