四国・本土問における客貨の流動構造
分析と将来輸送量の推計並びに瀬戸
大橋の経済効果について
、植 村 福 七
目
次Ⅰ 調査の前提条件
∬ 四国経済の規模と特異性 1区 旅客の流動構造
Ⅳ 貨物の流動構造
Ⅴ 将来の輸送需要還の推計
Ⅵ 瀬戸大橋の経済効果
(附)併用橋の経済効果
Ⅰ 調査の前提条件
本調査研究ほ次の諸事項を前提条件とする。
1小 香川一問山両県を結ぷ,瀬戸大橋の封画路線にほ.第1案坂出一・下津井 線,第2案小槌一大槌線,第3案高松一宇野線の3案があるが,本調査研 究においてほ第1案坂出一下津井線(15.5km)を基礎とした。
理由ほ(1)l■=泄打線が四国、本土を結ぶ最短距離であること,(2)技術的 に他の二つの路線よりも優位であること,(3)香川,岡山県の工業地帯に
最も近接してい
ること,(4)坂出,児島両市とも県庁所圧地である高松,岡山」両市に30キロ以内の地点にあること(自由車で30分)等である。
2.連絡橋の方式としてほ.道路単独桁と鉄道道路併用橋の2っが考えられ る。鉄道道路併用橋の技術的可能性は・一応証明されているけれども(東大
橋梁研究室「瀬戸大橋調査報告書」),前提が二重となり複雑であるので,
本調査においては道路橋の精密分析を行い,併用橋に関してほ若干の概略 的見通しをしたに過ぎない。従って∴併用橋の詳細なる経済調査ほ稿を改め て発表したい。
3.分析の精密度ほ品目分析においてこほ90度であるが,距離分析においてニ㌢よ 70歴程度である。即ち品目分析ほ5品樺,29品目に分けて\検討した。距離 分析ほ原則として地方別にみ,必要な場合にのみ県別,線別に換討した が,都市別,駅別にまでほ考慮しなかった。ただし距離的精密度も更に時 間をかければ可成りの程度まで達成することができる。
4.将来の輸送需要箋の推計方法ほ原則として.国民総生産との相関関係によ る巨視的推計によったが,他方品種別叉ほ地域別による微視的推計によっ
て:検証した。
5.転換鼠算出方式に関してほ.建設省「東京一神戸間自動.車道路建設計画,
経済調査報告書」、に採用された運賃差と時間差との相関関係に皐る転換率 を一部修正してアプライしたものを上限とし,その50%を下限とみ,中間 値をとづた。
6.本調査は瀬戸大橋のみの純然たる経済調査であって,他の連絡橋(明石 一喝門間,尾道一今治間)との経済性の比較は別途行うことにする。
Ⅱ 四国経済の規模と特異性
§1.四国経済の規模
四国における経済諸指標を全国比に.おいて看察すれば四国経済の規模を 知ることができる 。(第1表)
四国は総面積において全国比は且07%,総人口において4.58%である。
就業人口は.191.4万人(全国比487%)で産業別にみると,第1次産業100.
5万人(全国比6け23%),第2次産業33.8万人(全国比3.66%),第3次産 業57.1万人(全国比4.09%)である。原始産業部門では,耕地面積は全国
比4 24%,農家戸数6.9%,農業粗農産額5.64%,森林面積5.55%,素材
第1表 の
項 目 時 点 単 位 槍島県】香 川 県
(1)(1)総 計 積 1,859
面(2)総
人口 33年 千
方
粁
云,143〉
937積(3)就業人口(15才以上) 30年 〝 391 441 人 (イ)第1次 産 業 ノケ ノケ 211 218
口 (ロ)第 2 次 産 業 〝
69 79
打)琴β+3 次 産 業 ′′ ′ウ■ 111 144
(1)耕 地 面 桜 30年 町 46,750 48,415
(2) 戸 78,775 92,645
原 (3)農 兼 粕 生 産 額 32年度 百 方 閏 18,299 22,782 姶 (4)森 林 面 汀 膚 〟 千 町
316
95(5)森 林 蓄 積.騒 33年変
m8
27,922 3,784産 (6)素 材 生 産 鼻 ノウ■ 千 血8
660 119
業 (7)漁 東 経 常 体 数 ′′ 個 2,582 4,307
(8)漁 獲
高 ′′ ton
26,950 27,367(1J 工 業 事 業 所 数 31年 所 3,554 4,880
(3)(2)エ 巣 従 業∴者 数 〟 人 38,066 51,359 工(3)工業製晶出荷額 〃■・ 百 万 円 37,340 59,408 菜(4)工業付 加 価値 額 ′′ ′′ 11,354 15,319
●。・
1,099,512ネ=6)既開発水力(ク) 33 〝 ノケ 147,742
芸(7)火力発電力(〝) 34 ノケ ノケ 24,300 18,490
・l(8)電 力 需 要 盈 34 〝 108KWH 265,307 311,676
(9)石 炭 荷 波 高 3、3年 千 由
2,000 1,553
旦 ∴ヽ (1)道路延長(・国\県道) 33年度末 粁 1 (2)鉄道営業粁(国鉄) 34 ノリ み 228.1
143い2
凶 伯)貸物 輸 送 鼠 干 屯 5,827 8,147 イ 、・ 34 二 〝
227
470通 (ロ)自 〝 4,478 6,627
レ1磯 動
車 33 〝
ノブ1,122
1,050(5) (1)分 配 所 得 32年度 億 円 @¥67,939 587 @¥88,367
828
県 (2)生 産 所 循 〝 〝
597 857
民 抑 第 1 次 産 業 〝 〝
159
198 所 (ロ)第 2 次 産 業 〝 〝134
236 得 レ1琴 3 次 産 業 ノリ グ 305 423さ拝)調 整 そ の 他 ′ウ■ /グ
(6) (1)金融機関預金残高 33年度未 84,986
金財 (2) 28,200 55,481
′′
/ケ 百万円・ ′′ 59,871 8,665
規 模 昭35・4
知県1討(A)l仝(撰ト㌻%i 怪媛中高
鑑 封統現査 年訂在 局 ︶ 5,651】
7,1()4 18,757 369,6625..07
4 58 4..87 6.23 4,216 92,007
1,914 39,261 1,5371 878
1,005
16,111i
書写買ユ
_,_
;……】 1;…
219;975 398,865
87,790 1,389 97,247
3,262 20,292 172,922
5,183,0
74,790140,040 29,834 411 25,682 1,160 8,742
50,020 87,405 16,875 567 39,859
1,323 4,661 44,020
808,006 43,794 229,334 4,951,491
赤福
通所 ︵討
表統
計査 統調〃
業房 工官
31臣
S大︶
433,373 6,047,664 8,691,911
4小34 3れ40
6,938 88,125 119,672
35,176 136,700
78,650 303,200 1i667,068
355,890【9,667,137
1,4綿
46,9983,034ヨ 9,9181 146,675
道路統計年報国鉄経理局 鉄道管理局 陸 道 局 海 道 局 779.8F(S33)
164,106
20,277.5 ※ 50,254
81,693 81,693 15,333 27,679 39,068
△
38712壬;喜宝2j ……:左手≡ 財務局、日銀統計
各金融機関統計 財務局、自治庁
′′
こ、
ー 924,016
::㍉ニて二‡二 892,522
13,841 ll,494 13,391 ll,044
杏川県企画室調
(誰)※印不明
生産宣けい44%,漁業経営体数8い84%,1酢粒高3・49%である。
工業部門において−ほ,エ業事業所数ほ全国比4.34%,工業従事者数34
%,エ業製品出荷数2い79%,電力需要屈ヰ13%である。
県民所得においては,分配所得ほ.全国比3・96%,生産所得4・1%であ る。産業別生魔所得ほ第1次産業5.91%,第2次産業3・04%,第3次産 業4.09%である。
交通部門においてほ,道路延長(国,県道)′は全国比693%,鉄道営業 粁ほ3.92%,港湾数ほ路.56%である。(第2表)
交 通 施
第2表
国 鉄 湾
営業粁 国府県道適格笹島粁 今粁l改良粁i舗装粁 港 合計1重要港湾
20,167 坤,066l33可■9,897 634l 63
792 392% 9ら?昌…%l2ヲ冨2豪13ヲ…去% 1謂%〉、11.1て%
222 67
162
271
82137 52 .
§2 四国経済の特異性
四国経済の特異性は−一叔に人lコ密度が高いのに対して農耕地面硫が狭小 で,しかも鉱工業の発達が遅れていることである。
昨年7月61‡l経済企画庁発表「国民生活の地域別分析」に示された生活 水準指数によれば,全国指数な10Pとして,四国地方は83・1で,南九州,
刺ヒ,山陰地方と共に最も生活水準の低い地域に属している。四国経済の 特異性についてその主なるものをあげれば次の如くである。
(1)原始産業中心の産業構造である。
第3表 県別産業別就業人口構成
、→ 心棒可壷J・■ 愛 媛 向 知
・; ● 55 9
49い1 49 4 58・0
1J8 1.6
0.51.8
3小23,.5 3.1 32
2.5 5.557,9 60.6
52853り7 66.7
鉱 業l o..4
0、2 02 0∫.6
0‖3第2次産業 建設巣 3・8
414
2・9 3‖8 4…1製造業 12 2 10・8
13.715nl 臥4
計
16.4 15.4 16小8 19..5
12い8 ̄Ⅶ ̄一
第3次産業+義す「㌫「lo・4 26.8 20.5
【完盲軒\生、、竺「.一1平 52655.9 q 言1 い0010い00り0】100、0 1000 100.0
第3表で明らかな如く,就業人口の57.9%が第1次産業(全国構成ほ.
41%)で,第2次産業は16.4%・(全国構成23.5%),第3次産業ほ25.7
%(全国構成35・5%)に過ぎない。しかも農業のウエイトが大きく,全 体の就業人口の52.6%を占めてこいる。これほ四国が気候温暖で,過剰人 口を擁しているため,自然農業が発達したためである。平野の面積は狭 いため,山山ほ殆んどそ・の裾野まで開墾され,極度に集約化せられてい る。1戸当りの耕作面積ほ僅少であるが,農村の経済状態ほ他地区に比 較して決して劣っていない。
(2)工業規模ほ」本土に比較して小さい。
四国の土着工業ほ.最初原始産業に関連して発達してきた。即ち農林水 産業の加工としての醤油,製粉,精米麦,缶詰,木竹品,製材業又は器 具製造,修理の形で農機具,漁網稟が発達してきた。これらが,約2万 に近い土着工蒐のうち5割以上を占め,しかも大部分(61.8%)ほ従事 員3人以下の家内工業的零細企業である。従事員数300名以上の大企業 は四国全体で53(0.3%),
い。(第4表)
第4表
工
業 規 模封 卜3人以下(4′、一29人130′−299】300以上
四
計ll;乙;芸l:;:;芸【3;7;≡4.;芸】。け3芸!
205,942,736
全 国
43;こ:芸2;三:.;芸1;;::芸ト2;:;芸卜二二930 6,047,66
買・全由琵l4・34% 4、82%l3…86%【3−14%i2・74%t 31・4%
以上の如く,土着工業ほ農林,水産業の需要に.応ずるエ業として:発達 した一方,本土資本による大工業即ち繊維工業及び重工業の関連産業と して下請工場的に発達したものもかなり多い。
また従事員数200名以上の企業の80%,500名以上の企業の全部が本土 資本堪よる企業で,これらの大事業場の本社ほ大阪またほ東京にある。
因みに,契約電力50kⅥ7以上の60工場の56%が大阪資本,86%が東京資 本で,残りの僅か8%が四国資本による企業である。
(3)四国は経済基盤が脆弱である。
経済基盤として,まず交通部門であるが、第5表に示す如く四国地方
の交通施設密度(悪報)ほ本土に比較して劣っている。即ち国鉄密度も
全国平均が55米であるのに対して,四国ほ45米に過ぎなく,道路延長は
全国平均よりも多いが,質的に改良率(全国23..5%に対して8.9%)も
舗装率(全国6・9。%に対して3・?%)も劣っている。
四国ほ地形的に中央を横断する山脈によって南北四国が分断せられ,
それを結ぶ内陸交通は不便である。四国にほ中心的平野なく,またこれ に応ずる大都市が形成されず,石炭,鉄綱の如き基礎産業を存立せしむ
第5表
交 通 施 設 密 度
鉄 国 府 1
遺\\、空 目 国 地域うト\、、営業粁 一▲ ̄−靂 【−這議 ̄Ⅶ ̄す−電「㌻ 舗
全 国一 55米 3呵
m
2 5%
四 国† 45 盲「「 8・9
487 12
徳荒芦
i835 14
597
64426 64
19 55
507∈
8べき資源がないため,四国には大工業地帯が生れなかった。しかも四国 四県は大体同質,伺規模の産業構造をもち,相互依存よりもむしろ分立 的に本土経済により多く依存している。
次に経済基盤としてのエネルギ一部門であるが,河川甲包蔵水力鼠ほ 約256方kwで,その開発率ほ低く,僅かに16・9%に過ぎない。残余の約 213万kwほ未開発のままになっている。・エネルギ−源の確保ほ後進性の 克服の上から言って重要な問題であるが,.更に重安なのほ電気料金の問 題である。
第6表 電 気 料 金 地 域 差 (単位銭)
】++芦 ヰ国門九州∃全国
14001 77.5 ・・・・;・・・・・・・幸
君…:;一1 ●幸・・・・・・
第6表の如く四国地方は最も高料金地帯となっている。四国の電気料 金が他地区に比して高率となる理由ほ種々あるが,その主なるものほ需
豊橋成が憩いこと,即ち料金嘩価の高い′J、ロ電力の比重が極めて高いこ とと,地勢の関係からいわゆる鉄砲水となり易いので,水力を補給する ための火力発電の割合が多いことである。しかし,いずれにしても電気 料金が高いことほ大企業が四国に立地する上に障害となるであろう。
資料:
相村福七「四国における主要物資の生産と流動状態」四国鉄道管理局,昭和31年度
生産性四国地方本部「四国地方総合開発の概況」1960.1
Ⅱ 旅客の流動構造
§1.鉄 道 旅 客
本土連絡航路として−は,宇高航路と仁掘航路がある。昭和32年度宇高航 路による旅客輸送人員ほ393.4万人,仁掘航路は.7.3万人,討400.6万人で ある。
その地域別流動構造をみると第7表の如ぐである。
第7表 四国・本土間鉄道旅客発着地別人員
(昭和32年度)
(国鉄本社船舶局調)
以上の統計によって明らかな如く,四国・本土閲鉄道旅客の47.5%が中
国地方との交通で,近畿地方28.9%,関束地方10小0%がこれに次いでいる。
次に鉄道旅客の発着地を庚二に詳細にみるため,宇高航路旅客のみにつき 実態調査の結果をみれば欝8表の如くである。
第8表 宇 高 航 路 便 別 7■ り 俊 計 (341・5‖221・23い1日平均)
\
\ 岡 広発 \、\、\ 州
・\、、\、
、、 局
高 ぬ】729】432】8l32 63 40 24い」可
予
鬼 無一多度津 亜 63 18 18 7 − 1 106 3
海岸寺〜観音寺 22 18 ・− −
7 9 −−− 64 3
豊 浜〜西 条 10 28 1 2 6 179 1 讃 石鎚山〜松 山 7 47 − 7
北 伊 予 以 西 6 6 −
2 3 1−
1085 線 計 93162 −J216 38 31 5 2 610 22士
金蔵寺〜琴 平 15 14 11 2 1 1・−
43 1 塩 入〜池 田 2 11 2 2 1 −1 12 1 謹 言
縄〜高 知 2 75 4 7 18 28 3 1 255 15旭 以 西
1 7 −
2 7 2 7 4 66 1 線 計 20107 7 12 28 31 11 6 376 18同 徳
線 10 65
甘 l司
徳 徳 島 線 1 7 1 14 3 7 − − 1劇・一
牟 岐 線
2 5 −
2 1 5 − − 7 ∬ 線 計 13 77 6 32 35 40 8 − 161 4合 計 t 8珂 778 23J92 164 142 48卜9い,572J53
% I19‡18Jl】2 4 3 1ト」35い
旅 客 系 統 調
国鉄四国支社調
%
21F 3】7ll呵2卜l2Fli2=■111j 4I1・913t 43 言「
■
1
32
帖帖:二
.
1,2
8 2 − 17 ∵「【+−−
3109 2
1 3 2 3 一 冊 一 一−−−1′ 一 一 ≠ − −
41
110 、4 10 87′ − 1 − − 3 1 2 −−
3829 12
8 − 一 30 − − − − … … − −−」
′1
136 327 9】2 137 − 1 − − 3 1 2 − 7
815 18
4 3
ノ
4
。1
華中7l521いi9い壬8l13l2】5トい6‡
4・472ilOO2トり十12トトトトl−ト十」」」
1叫(この外に団体旅客が−・日平均885人ある)
上 り 便 討 (34J5.2627。1日平均)
\\ 帯
/貯\→
ヽ、 匹 乱
向
絵 6叫 520】23j 蒜 珊 9j 490 56予 鬼無〜多度津 : 742
海岸寺〜観音寺 二 二 三: 123− − 70
豊 浜〜西 条 22 56 6 7 32−
185
讃
−2l
北 伊 予 以 ■西 − 21−
線 計
24123
土
金蔵寺〜琴 平
4 20 14 − 岬3 −
塩 入〜池 由 1 2 20 10 2 4 1 2 21讃 三. 純′・一高
1旭 以 西 2 2 50 − 24 8 −▲ 71 2
線 引 1
簡 明 徳 線 14 49 4 6 36 26−−
攣l徳
島 線2 、16 1 −
41牟 岐 線 1 7 − −
9−
1線 計 17 72 5 6 43 3 83 9
合 計 813 92ヰ1司 81 18乞J 「耳偏 細
% 18仁20F 3i2 4l −〜l32 2
名 局 北 海 遣 線
計 %
25 131 3170】 n 3−2 Ⅶ 13 り 3rlト 】 2,183 U ≒ 48
1− 2甲岳
5 8 5
1
184
3
331 297
1436 8 32 1,190
 ̄
122 3
5 2
75
i7 1
455
3
25
189
l
1 262 34
43
20L三 325
86
4,539
2 100
(この外に団体旅客が一唱平均899人ある)
次に団体旅客を大口団体と小口団体とに分け,そ・の流動構造をみれば 第9表の通りである。
小 口 団 体(昭和33年度)
第9表 大口団体(昭和33年度)
発
田 中 国 38,
九 州
【 体
討
1入
し
団 中 国 76,
体 州
計
2。鰯
姦竺竺」・
43 40
海 2 関東、北陸 31 団局外行 近 畿 12
中
国 11九 州 14
計 153
北 海 道 6
入 東 北 28
関 東 28
北 陸 3
田 中 部 9
近 畿 ・5
中
国35
九 州 9
計 / 123 合 計(件), 2ウ6
輸送人 畠(人) 138,228
(昭和34年版,旅客輸送概況)
(昭和34年版,旅客輸送概況)
即ち大口団体も小口団体も行先ほ関東地方(大口20%,小口19%)と近 畿地方(大口8%,小口42%)が最も多く,中国地方(大口7%,小口28
%)がこれについでいる。しかし四国へ入ってくる団体ほ中国地方(大ロ 28%,/」\口41%)が最も多い。
要するに芋高航路鹿客の40%以上(下り鱒40%,上り便43%)が岡Lh局管 内との交流で,しかも大部分が宇野線沿線(下り便37%,上り便38%)で あることがわかる。岡山局に.次いで大阪局(下り便35%,上り便32%),
東京局(上下便共12%)が多い。
§2・船 舶
船舶旅客ほ民間航路経由によるもので,主要社航路としては次のものが ある云
主要杜航路の現況
輸送実紋(1日平均上下引)川召34年7月現行 区 間
31と32l33語意憫苗愕等
﹁0 0 r 4 0
4 5
分
40
時7.〇︶
2 2
6 2 7 1
3 5
276∃ 1:9小301310 13.00:770
霊ぎ‖雲喜
2.40310
15叫660
14‖30芦550
∴
二∴.‥二∴
462566】1,121ぎ3 鱒
120;1441217 1 51; 1
■ − −
 ̄−∴
︑.〜 ﹂執﹂
2201165160ヒ 2
岡山一高桧 下津井一丸亀 船
福山岬多度津
尾道…新居浜尾道一今治 尾道【三津浜 手品鵬今治
字品一三津浜 南備海運酬 関西汽船
瀬戸内海汽 三洋汽船
__
瀬戸内海汽船
′′
石崎汽船
瀬戸内海汽船
′′
2,430】2入5582,589
820
関云.1完=ト高松【 r ; 79
字湖1烏運輸別府一−、宇和島 740
(八幡浜) 254 456 477 467 2 500 −360
関 汽し檎_新居浜 1 1820 関 汽.別府−校山 60 1 62 70 Ⅶ 75 2 ∴510
主 184】185
【
/【
1,046 ; ;● ● l●;
 ̄】】i
(国鉄四国支社調)
次に航路別輸送状況をみると次の如くである。
第11表
民間航路別旅客人員(昭和3?年度)
地 域 別 輸 送 人∩員 】 比 率 %
阪 神 2,141,090
60
紀 和 206,590 6
中
国 933,67026
九 州 266,815 8
引
3,54■8,165 100
(国鉄四国支社の推計による)
民間航路利用旅客ほ京阪神地方が最も多く全体の60%を占あ,中国地方 26%,九州地方8%,紀和地方6%がこれについでいる。
民間航路旅客の最近の趨勢を昭和29年度より航路別にみると第12表の如 ぐであるも
第12未
年度別航路別旅客人.員計
\\\ 年度別\\
\、.\航路別 ヽ・ヽ 四国対阪神 人員い旨数 【四国対中国 ∃人員い旨数 四国対九州 人員Ⅰ指数 合 人
昭和29
100 398 100 7,046 100
112 2,127 123 612 154 8,238 117
30 5,4991 31 6,139 125 2,430 141 682 171 9,251 131
32 6,432 131 2,558 148 731 736
184 壷・;●(国鉄四国支社「旅客市場調査」)
航路別にみれば四国対九州航路の伸張率が最も高く,昭和29年を100と して昭和33年には185を示している。これについて四国対中国航路の伸び が高く指数150を示し,、ついで,四国対阪神航路は149である。民間航路合 計の伸張率ほ151で,芋高航路の120に対してはるかに上回/つている。
§3 淡路島経由フェリ−ポート旅客
昭和29年以降のフェリーポ−・ト利用の旅客人員をみるに第13表の如ぐで ある。
第13表
フ.エリー・ポート旅客数年 度
昭 和 2 9 年
14,168 14,629 28,7973 0 ノγ
35,427 35,125 70,5523 1 〝
35,427 35,12770,.554
47,474
3 2 〝
49,543 97,0173 3 〝
56,740 58,834 115,57434〝 53,277 54,224 107,501
(1月まで)
(徳島県阪神連絡路事務所謂)
§4.旅 客 総 計
以⊥鉄道旅客,船舶旅客,フェリーボ「ト旅客を総計して地域別に、これ を分析すれは第14表の如くである。
第14表
四国・本土間地域別機関別旅客人員 (昭和32年度)四国,本土問旅客総数ほ.765.1万人で,その44%が京阪神地方との交流 で最も多く,中国地方の37%がこれについでいる。
Ⅳ 貨物の流動構造
§1.鉄道貨物の品目構造
昭和25年度以降の鉄道貨物を移出入別に品目構造をみれば第15表の如く である。
即ち昭和32年度に.ついてみれほ,移出貨物は木材類(28・3万トン)が最 も多く,果物類(12u6万トン)がこれについでいる。他方移入貨物ほ肥料
(11小9万トン)が最も多く,米穀類(9.1トン)がこれについでいる。
第15表 鉄道貨物年度別,
昭和25年l26 年 【■一▼
窟完丁盲「石盲石一首丁
27年
】
㌃盲「盲天
4,618t 4,709】6,741】7,523l4,453【7,407
動 物
米
類i
小 引
・
鉱 油
そ の 他 池 小 封
l
薬
小 討
土 石
石 灰 石 その他鉱砿石
小 計
、1− ̄ −● ∴‥ _、_ ̄:
セ メ ン ト
鉄 鋼
その他金属製品 小 計 人造 肥料 その他肥料
小 引
相
木木 製 品 小 討
獲 物
329,47。
60,796133,8061268,798l20,046
1・415l16,150ll,351!19,715i3・822j
移出入別品目構冶
年
29
年 30 年 31 年H .32 年 移 入 移 出】移入 り 日 移 出巨移入 】移 山移㌃ 宵山i移㌃
8,158 5,441
31,901 68,684 485 78,763 6,82亭 14,175 279 65,275 44,721 87,995 42,825 77,049 35,203 75,213 30,576 65,287 25,415 76,622 88,178 111,509 77,534113,966 82,036 44,751 65566 90690
寧,354 93 6,690 1,503 6,658
414 5,923 515 5,344 1,138 220 682 1,195 1,116 1,445 1,471 1,EO2 2,084 9,492 313 7,372 2,698 7,774 1,8599,666 1,222 10,0野 895 12,072 202 8,826 742 6,682
9,869 252 9,060 139 5,733
5∠ 6,932 152 ■ 9,822
25;206 15 19,068ユフ 5小266
−17,913 142 11,9348,069 3,180 7,644 5,254 7,492 5,170 8,955 5,317 9,4鱒 33,275 3,195 26,712 5,271 12,758 5,170 26,868 5,459 21,419
1,931 6.200 ノ 2,017 4,842 21607 6,223 4,034 6,163 4,143 4,304 360 4,725 390 5,030 425 4,906 318 5,767
945 49;592 2,984 41,461 3,302 42,402 2,785 37,139 3,356 7,180 56,152 9,726 46,693 10,939 49,050 11,725 43,620 13,2タ6 11,701 30 13,938
109 125
55 19,350730 1,736 3,672 3,212
15,303 15,541
11.337
15,460 16,547 62,31729,304 3,866 27,315 4,595 28,416 3,630 26,969 1,937 30,328 91,621 71,443 106,321 83 826 121,463 66,496 129,271 62133 119,232 17,305 246,842 23,406 241,139 23,660 240,259 20,916 206,702 23,120
1,由4 60,908 1,570 55,520 2,6′72 62,522 3,456 76,5 73 1,573 19,159 307,750 24,976 296,659 26,332 302,7飢 24,373 283,275 24,663 19,345 2,843 23,944 4,224 25,205 4,982 22,229 3,651 23,887
28
目昭和25年 盲Tて云丁靂【㌃ 移出
品
680 1,930 2,330 5,532 7,690 1,955 41,952
舘レ 粉
果 物 62,05715,811 76,374 13,466 76,741 そ 食 その他 13,588 9,595 1′5,384 27,131 9,089
物 小 計 94,718 30,554 128,328 48,287
の
3,150−
31,474 他
布吊、同製品 23,733 4,105 39,154 10,345 雑
機械、車両 7,820
飼 12,690
貨
15,975 25 42,620 95 44,940 65 29,417 そ の 他 451,446
討
610,125総
計 773,032 764,叫 965,叫883,て42 960,232〜852・328ヨ 1,059,351
年 29 年
30
年年 31 年 32 移 入 移 出!移入 移 出重森入 移 出】移入 移 出】移入
1,731 4,310 2,953 2,691 1,982 2,651 1,546 3,290 2,277 7,000 31,032 8,673 36,263 7,657 37,392 7,404 40,145 8,333 20,589 96,894 16,704 108,003 14,813 100,639 28,577 125,671 36,469 41,314 8,404 29,221 10.156 36,014 12,639 37,532 13,839 39,80 68,903 136,330 54,598 154,422 58,484 150,636 73,513 179,655 84,61
3,388 5,062 4,601 5,000 4,278 6,073 4,120 3,557 4,881
30,961 23,931 28,594 22,957 25,870 24,672 29,727 31,368 31,11も
65,415 57,988 59,627 58,040 66,268 65,101 71,188 72,249 62,584 7,048 20,721 5,728 16,914 5,718 16,964 5,845 21,041 4,18 20,582 6,377 18,1モ汀 8,328 18,、319 10,052 ・21,284 13,914 37,315 14,478 7,302 25,736 13,310 20,597 19,914 27,854 22,491 44,414
168 14,902 249 9,080
80 11,238 135 10,280 120 280,168 211,656 275,619 312,221286,145 344,524 325,259 383i576 367,21 492,842 488,579 475,892 602,963487,741 651,825 568,471 741,421 638,722 804,233§2.海上貨物の品目構造
昭和25年度以降の海上貨物を移出入別に品目構造をみれほ第16表の如く である。
即ち昭和32年度についてみれば,移出貨物ほ鉱砿石及び同製品(舗8.8 万トン)と木材類(233.5万トン)が最も多い。移入貨物ほ雑貨類(249.8 万トン)と石炭類(251.0万トン)が最も多い。
第16表
[llコ
28 移出 軌 移 出≡移 入1 移 出1移 入
米
物 28,268 7,203 41,733 8,781 45,221
紺小討 動 5,712 39,891 頬 10,019L56,638】 6,802
一油
120,235
薬 品 51,362 73,671 18,739 119,719 198,766 112,806 338,185
花 13,121 52,063 12,175 114,090 7,164 96,530 11,093 綿
71,839 688,513r 72,915 1,563、300 114,741 1..499,414 .127,551
酢二訝
376,216
l
1,199,707 1,375,752
149,011
628,3とi5
658,23667,803 64,661 157,431 382,971
593,030 153,080
セ メ ン ト 40,739 109,768 46,024 2鋸,793 95,644 347,284 ■16,104
11,120 12,177 11,004 16,745 159,380 138,125
83,469
【
64,504 218,336 24,575 ′ 35,637 ′279,870 108,616 301,587
椚製計盃 688,819 89,967 1・,533J136 ′j、
漁 獲 物 12852 13,221 43,406 22,与23 82,〇75 18,068 53,548
阻
37,895 31,208 31,743
22,843弓 28,113 64,489
44,09619,191
の 水 藤 加 1山
陶磁器ガラス製品
− ■ u L ′
布吊・同製品雑 ̄高城・車両
貸 旦L一−札 ー l
159,996 176,516 232,352 その他
討
21,1,
ーーーー・・▲=▼−一
計 2,013,933 3,965,118 ,901,153 8,381,572
3
移 出 入 別 品 日 構 造 一入
29 年
移 た鳥 移 入
30咋
垂:互[亘亘 49,300l6.545
31年
垂二重工垂
32年 薮::亘:1:亘=を
50,696r 22,451
 ̄
−
____
50,907 18,661 415,096
241,022 232,360 525,688 268,518 421,876 252,274 12,243138,531 23,1021,840,663
1,445,030
571,416 433,173
631,680 453,827 12,786 藤ホ扁242,3再
115.37 1,328,438 685,740 299,686
62,313,864 30,615
21,760
12,353 1,482,746
675,832− 54,756 軍≡箪写軋選孝
337,211 404,214 450,112
219,564
394,44 138,534 676,405
28 874
135,258312,807
212,776
203,719124,563 17,311
228,856
21。,445 223,586】159,027
338,647 87.729
2,308,845l195,5511l2,405i853l328,7671l2,335,339ト 426,376 82,796
2,156,943
24,950 61,401 1,686 2,222
170,699 28,594
84,156132,4叫【86,176l43,74馴113,617「 70,180 21,727 39,433 39,44966,889 586,901
693,239 384,954 芸‡莞fl芸芸
234,114貞 277,069
一
ー ー
こ二ニー
202,325
0≡【
1,026,61
0 1,377,850 5,216,317
4.759、929 9,7 97,3 8,606,233
§3.移出入別海陸比率
海陸比率をみれほ,大体移出入費物とも海88対陸12の割合である○羊・れ を昭和25年度からの趨勢をみれほ,移出人貨物とも海上比重が増加してく る傾向を看取することができる。(第17表)
移出入別海陸比率 (除輸出入)
笥17表
0
0
12,503,629
2
15,684,149
3
6
3
2,778,44
100%4,848,86
100%4,753,481 100%
5,564,16
100%6,986,391 100%
6,430,55
100%8,123,68
100%8,606,23
100%764,507 28%
883,742 18%
852,328 18%
804,233 14%
840,521 25%
862,297 13%
894,9う9
11%998,883 12%
2,638,634 77%
5,805,065 86%
6,789,916 88%
8,381,572 89%
8,672,180 89%
9,208,939 89%
9,734,111 84%
§4.品目別,移出入別海陸比率(主要品)
次に昭和32年度の主要品について,品目別,移出入別,海陸比率をみる と第18表の如くである。
海陸あわせて最も多い移出貨物ほ材木(691・1万トン)であり,最も多 い移入貨物は石炭(237.8万トン)である。
第18表 品目別穆用■.入別海匪比率(主要品)
移 入
壷二「L
移 出
品 目
53,397 2,812
94,647 628,216
5,481 454,569 10,009 12,93S
7,803 1,488,909
676,150 567,357 138,589
96,297 85,373 267,818
8,760 6,911,356 707,476 117,268
25,017 863,814 117,664 512,401 306,363 215,946
43.420 39,487 333,145
7,105 1;;器:仁65,㌘5
100,708 25,415
393.354 5,384
7,595 2,0朗
378,706 6,682 2,366,974 11,934
134,950 9,822 121,756 9,485 182,527 4,143
22,451 72,836 126,123 398,738 9,679 385,388 2,378,908
144,772 131,241 186,670
54,756 323,511 676,405 238,227 123,13 294,816
44,437 338,647 87,729 70,180 39,433 384,945 29,777 4,306
279
49,091 2,534
動 物 米 憩 類 鉱 油 油 脂 共 晶 石 炭 ̄
棉 花
コー・ク ス
土 石石 灰 石
鉱 石 鉱物製品セメント 鉄 その他金属
人造肥料
その他肥料材水 木 製 品 漁 狂 物
殻 粉
飲 食 物 水産加工品陶 磁 器 硝 子 製紙原料 布綿及製品
.車輌機械
飼 料塩
48,989 320,155
65」7,055
221,680 123,138 205,912 14,109 315,527 86,156 46,293 37,156 300,344 24,896 214,485 102,256 100,6685,767 3,356 19,350 16,547 88,904 30,328 23,120 1,573 23,88L7
2,277 84,601 4,881 31,119 62,584
4,184 21,041
13,914 22,491 10,280 194,905
29,506 16,596 322,865
125,0811 37,315 62,536
54,160
§5.地 域 構 造
主要貨物について海道,鉄道別に・地域構造をみれほ第19表の如ぐである。
第19表
四 国・本 土 間 発 着雫
量
輸こ城別 送
徳 川
、、忘\ぞ
地男l二竺 ヽ−→、 島 香 海 道l鉄 道 海 運巨鉄 道
北 海 道 3,835 48,004 6,868
d
東 北
507
7,530 81,759 19,869関 東 18,233 47,463 112,122 37,902
北 陸 23,051 12,844 18,634
qコ 部 3,248 23,641 19,735 33,330 幽 西
1,542,406
48,355 1,647,559 70,383中
国 223,463 40,177 1,680,316 70,504 九 州 237,263 31,517 ,518,505 55,482合 計 2,025,110
これによると四国・本土間貸物流動違の47%が関西地方との交流で最も 次に移出貨物と移入貨物に分けて,地域構造をみると第20表の如くであ
地 域 別 輸 送 数 昂(移〜.11入合討)
(昭和32年度)
数
計
ー㌫ホ肯iぷ∴
蓮一鉄知ホ肯
l
52,190 11,967 3,925 5,126 104,119l 【 27,796
34,024 33,746 11,464
116、290
】72,609
97,317151,129
63,937台35,929 300,43ト
19,648と48・462 32,141 32,492 122,288
51,43171,6。8 90,535
205′517
219,1142,526,。92,・1。2,539
7,B71,874
380,63552,633 50,090 3,739,485
213,40.4 2,772,906
29,087 17,541 3,809,891 133,6277,205,849531,171 1,469,904
(香大交通研究室調)
多く,九州地方(24%)..巾国地方(24%)からこれについでいる。
る。
第20簑
\ \ \\\
島
川道 香 甘h  ̄ −豆丁哀】高一
着 地、、\\→−\、 地 徳 海道!鉄
北 海 道 1,227 47,954
3l.103
束 北
969
54,631 7,233関 東 14,320 36,622 96,388 27,920
北 陸 7,099 8,118 7,830
中
1,365 16,154 4,821 17,855 関西
1,009,569 20,823 1,033,372 33,967中
国 3,574 6,414 1,068,836 25,620 九 州 9,036 36,919 33,389合 計 1,028,828 98,344 2,351,039 156,917
地 徳 川
着 島 香 発 地 ∵\\\\ 海 道l鉄 道 梅 遥l鉄 道
北 海 道 2,608 50 3,765
東 北
507
6,561 27,128 12,636関 東 3,903 10,841 15,734 9,982
陛 15,952
4,ヤ26
10,804中
野 1,883 7,487 14,914 15,475 関 西 532,837 27,532 614,187 36,416中
国 219,889 33,763 611,480 44,884 九 州 237,263 22,481 481,586 22,093合 計 996,282 127,225 1,769,805 156,055