• 検索結果がありません。

雑誌名 教科教育研究 │ 金沢大学教育学部

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "雑誌名 教科教育研究 │ 金沢大学教育学部"

Copied!
23
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

R.シューマンの歌曲に於ける発想記号の特徴につい

著者 眞田 守計

雑誌名 教科教育研究 │ 金沢大学教育学部

巻 28

ページ 25‑46

発行年 1992‑07‑10

URL http://hdl.handle.net/2297/23314

(2)

眞田守計:Rシューマンの歌曲に船ける発想記号の特徴について

25

R・シューマンの歌曲に砂ける発想記号の 特徴について

眞田守計

EigentiimlichkeitdesAusdmckzeicheniiber

RobertSchumannsLiedem

MorikazuSANADA

速度の変化,揺れを現わすRitardando(Rit.rit.

とも書く)即ち,だんだんゆっくりするという 記号とaccelerandoだんだん早くするという 記号と,それを又もとの早さにもどるという

atempoとTempol(最初の早さで)という記 号のみを取り上げ,種々の作品を歴史的にみて

ゆき,特にR、シューマンの歌曲の中で特性が あり,演奏する時に注意すべきことを述べてゆ く。歴史的とは,Rシューマンに至るドイツ古

典派の作曲家,ハイドン,モーツァルト,ベー

トーヴェンの初期までと,ドイツロマン派の ベートーヴェンの中期以後,シューベルト,

シューマンに至るせいぜい5~60年の間に同じ

ritatempoという同じ発想記号を持って歌曲

の表現の形態がどんなものであったか,種々の 曲を通して具体的に述べてゆく。

はじめに

数限りなく書き残された偉大な作曲家の作品

を歴史的にひもとき,作曲家の作品の中に意図 されたものをいかに忠実に再表現する事が演奏 家の最も大切な指命である。作曲家の作品には

絃楽器,管楽器,打楽器,ピアノ,オルガン,

人の声等々,それらが単独で扱われたり,種々 のものが混じり合ったり,時にはそれらがすべ て一緒になった演奏形態を持つものもある。交 響曲,各種協奏曲,各種トリオ,クワルテット,

各種独奏曲,オペラ,ミサ,合唱曲等々,その

形態は無数にあるが,その中の声で扱われた声

楽曲又その中の歌曲の面でそれを再表現する

時,注意すべき事について述べてゆく。ここで 注目しなければならない事は,種々の形態で作

曲された作品の中で,言葉を持って作られた唯

一の表現形態を持ったものが声楽曲である。「美 しい五月,すべての花が花開く時,私の心に愛 が芽生えました。」という内容の具体性はどんな 楽器を用いて演奏してもその明確な具体性を表

わす事が出来ない。R・シューマンの歌曲は,ド

イツロマン派の頂点に立つものであり,その音

楽のアーテイキュレイションは微に入り細に入

り最高に注意深く取り扱わなければならないも のである。表題にある発想記号とは,作品に色々 な表現を指示する音楽での約束された記号で、,

音の強弱,速度の変化の指示等を与え,より作

品が明確に表現される様指示する記号である。

その記号は数限りなくあるが,特にその中で,

ハイドンの作品について

FranzJosephHaydn(1732.3.31~1809.5.

31)は生涯に膨大な交響曲,協奏曲,合奏曲,

四重奏曲,ミサ曲等々作曲しているが,クラヴイ ア伴奏の独唱曲としてはおよそ48曲作曲してい るが,その中の35曲について調べた所,rit・a tempoの指示のある作品は,TheSpirit,s Song=DesGeistesGesang(精霊の歌)と,

TrostungliicklicherLiebe(不幸な愛の慰め)

と,DiezuspiiteAnkunftderMutter(遅すぎ

た母の到着)と,DerG1eichsinn(無関心)の4 曲の中にしか現れてこない。

平成4年4月15日受理

(3)

26金沢大学教育学部教科教育研究 第28号平成4年

譜例1のDiezuspHteAnkunftderMutter の下段より2段目のunpocorit.とatempo は,わずか2小節に現われる記号で,極めて理 解し易い形である。又次に,DerGleichsinnの

譜例2に船ても,下段より2段目のrit、a tempoはDiezusp2iteAnkunftderMutterと

全く同様の手法で大変理解し易い形である。他 の2曲についても全く同様の取り扱い方で再表 現するためには特に注意する問題はなかった。

これは,ハイドンの生きた時代はバロックの最 後の余韻が残り,テンポの揺れを余り考える事 なく器楽的要素の中で作品が書かれていった様

に思われる。

そっと彼女の胸に押しあてられる事を望んでい たが>)はモーツァルトが曲を終結きせるため の書法で,すみれの願望があきらめの中で死ん でいく様をテンポをゆるめる事により表現しよ うとしている。つまり59小節目の最後の16分音 符3つから61小節目までがrallentandoであ る。詩人ゲーテは,ここまでしか詩を書いてい ないが,最後の5小節に現れるDasarmeVeiL chen/EswareinherzigsVeeilchen.(あわれ なすみれ,でもすばらしいすみれだった。)は多 分モーツァルト自身が補って彼自身の意志を示

し,曲をしめくくったものと私は思う。

モーツァルトの歌曲の殆どのものが有節歌曲 から出来ているのに,この「すみれ」の1曲の みが形式的には,まるで劇物語的に扱われ,最 後の5小節の音楽のテンポの揺れはその後に来

るドイツロマン派歌曲のきざしさえ示している

様に思われる。全く特徴のある1曲である。

モーツァルトの作品について

WolfgangAmadeusMozart(1756.1.

27~1791.12.5)はハイドン同様,膨大な作品 を書いているが,生涯にクラヴイア又はマンド リン伴奏付き歌曲を34曲書いているが,その中 の26曲について調べた所,ritatempoとして

の記譜法を取っているものは,めづらしい事に

1曲も見当たらなかった。しかし,DasVeiL chen(すみれ)KV、476に紗て速度を指定する 大変面白い特徴的な所がある。rallentandoa tempoとして作品に書かれているが,rita tempoと殆ど同義語であるので,このDas

Veilchenについて考察してみたい。譜例3の中

の53小節目から64小節目のatempoに至る速

度の設定であるが,Essankundstarbund freut,sichnoch(<踏みつけられて>倒れ死ん

だにもかかわらずそれを喜びとした)の55小節

の2拍目の八分音符までが前後の詩の内容から rallentandoとして明白である。そしてund sterbichdenn,sosterbichdochdurchsiezu

ihrenFussendoch〃(そうだ私すみれは,彼女 の足元で死のう〃)という,すみれの強い意志

をモーツァルトは曲を早める事によって表現し ていると思う。つまり55小節目の最後の八分音

符から59小節の1拍目の.U、のsieの歌詩の部

分までがstringendo(急いで)である。そして

次のzuihrenFiissendoch(彼女の足下であっ

てもよい。<本来すみれは娘さんに摘まれて,

ベートーヴェンの作品について

LudwigvanBeethoven(1770.12.17~1827.

3.26)はその作品や様式等について説明するに は余りにも膨大の質,量があり,その面での展 開は全く省略するが,歌曲の面ではAdelaide op46,SechsLiedervonGellert,op、48.N01

~No6やSechsGestinge,op,75N01~No6ま での初期の22曲の中にはハトドン,モーツァル

トの時代の余韻が残り,rit,atempoという形 は全く現れてこないが,Hoffnungop82から rit・atempoが初めて現れてくる。DreiGes2is‐

gevonGoethe(ゲーテの三つの歌)op,83.N01

~No3の中には大変はっきりした速度標示が現

れ初める。ベートーヴェン中期の,歴史的には

ドイツロマン主義音楽の始まりである。その中

で歴史的に大変大きな意義を持つAndieferne

Geliebte(はるかなる恋人に)op98について考

察してみたい。ベートーヴェンの作品は,1782

年からボン時代と1814年からのウィーン時代前

期はハイドンの影響を受けた古典期と1814年頃

のロマン期の始まりがあり,更に1817年頃から 死に至る孤高期とも言える時代を持っている が,1816年に書かれたAndieferneGeliebteは

(4)

眞田守計:R・シユーマンの歌曲に船ける発想記号の特徴について

27

音楽史上初めて現れた連作歌曲である。この連 作歌曲様式はシューベルトの連作歌曲「美しき 水車小屋の娘」や「冬の旅」へと,又シューマ ンの作品39の「リーダークライス」や作品42の

「女の愛と生涯」そして作品48の「詩人の恋」

等に強い影響を与え,その形式が受け継がれた

ものである。このベートーヴェンのロマン期の

最もみずみずしいAndieferneGeliebteはA・

Jeittelesの6つの詩に書かれた6曲から成る 歌曲集で,第1曲目のテーマを第6曲目で再度 現わす形式はシューマンの「女の愛と生涯」や

「詩人の恋」で全く同じ形式に取り入れられ,

強くシューマンに影響を与えたものと考えられ

る。

第1曲目「丘に座ると」譜例4のテンポは Ziemlichlangsam(かなりゆっくり)で始まり 42小節目でNachundnachgeschwinder(だん だん急いで)と46小節目に向ってテンポが早 まってゆき46小節目ではAllegroの大変早いテ ンポへ移ってゆくが,この4小節のアーテイ

キュレイションは明確に理解出来る。

第2曲目「山は青く」はEinweniggeschwin‐

dePocoAllegrettoで前曲よりも少な目に急い でという指示で第1曲目のテンポより遅目に奏 される。そして31小節目から33小節目にかけて テンポが上げられ,AssaiAllegroと大変早い テンポへと移行する。ここで更に34小節目の1 拍目にはtenテヌートがかかり大変早いテンポ の中でその音のみ丈を保つ様指示があるがsin‐

nig(心ある)という語をベートーヴェンは強調 し大切に扱っている。そして更に39小節目では 突然pocoAdagioが現れinnerepein(心の深 い苦しみ)という語に大きな強調を持ってきて いる。更に同様に46小節目ではewiglichsein

(永遠に)を突然テンポを落として言葉の強調 を行っている。ハイドン,モーツァルト,ベー トーヴェンの初期の古典時代に属する歌曲では この様な急激なテンポの変化は全く見当たらな いものである。古典時代の歌曲が,さらさら横 へテンポに乗って流れて行っていたがここで初 めて人の心の内部を表現させようとした特徴の

ある表現法である。

第3曲目「軽やかな雲よ」の31小節のrit・は33 小節のピアノ譜の1拍目と2拍目でatempo され,3拍目と4拍目と34小節の1拍目の計4 分音符3つ丈でrit、される。34小節目の2拍目 はatempoされ曲の初めのAllegroassaiに変

る。この形は41小節から44小節にかけて全く同

じ扱いが現れるが,この様なテンポの変化の指 示は第2曲目と同様ハイドン,モーツァルト,

初期ベートーヴェンの作品の中には全く見られ ず,ベートーヴェンのロマン期の最高に特徴の ある表現法であり,人間の心の内部の叫びを外 へ出させる表現法である。この様なテンポの微 妙な変化,アーティキュレイションは,次の時 代の歌曲の王と言われたシューベルトの中にも

現れてこない。シューベルトはベートーヴェン

の亡くなった次の年に31歳で他界しているので 全く同時代に生きた人で,ベートーヴェンの次 の時代とは言えないかも知れないが。

第4曲目「雲よ’小鳥よ」は殆ど変化なく,

Nichtzugeschwinde,angenehmundmitviel Empfindung(急がず丁度よい速さで快く豊か な感情を持って)で曲が進み,35小節目の unverweiltの歌詩の音符から次の第5曲の

Vivaceのテンポに突入してゆく。

第5曲目「五月は戻り」ではVivaceの大変早 いテンポで始まり4,5,6小節の3小節で急 に大変ゆっくりしたテンポになるが7小節目で はすぐにVivaceに戻り55小節目まで一定の早 さで進む。60小節目のrit・は65小節目のAdagio まで5小節という永い時間をかけてテンポをお としていっているが,当然歌詩の持つ内容(我々 の恋には春がやって来ない。ただただ涙だけが 生ずるのみだ。)という暗いイメージがadagio を生み出し,心の内部の吐露を要求している事

が分る。

第6曲目「この歌に別れを告げよう」は全曲 の中でも-番ロマンの香りの高い曲であるが,

18小節目から26小節目のMoltoAdagioまで8

小節に渡りrit・をかけて大変ゆっくりしたテン

ポに持っていっているが,このsingstという言

葉にベートーヴェンは奏者の心の奥の深い感受

性と強烈な表現を要求している。singstのHの

(5)

28金沢大学教育学部教科教育研究 第28号平成4年

音から次のCの移行は,この曲全体の中で一番

心の込められた生きた音でなければならない。

この音の延び方と感情の込められた音は文章に 書き表す事は出来ない。44小節目からは除々に

早くなり48小節目でAllegroに入ってゆく様は 明確で,怒濤の如く最後に向って音楽は進んで

終りを迎える事がよく分る。ベートーヴェンの

その他の歌曲66曲すべてを調べてみたが,その 記譜法は実に厳格で,何度も何度も推敲された 高貴な深い音楽が書かれている事がよく分る。

ベートーヴェンの歌曲を歌う時には,楽譜に限 りなく忠実で詩の中にある言葉の深い理解を持 たなければ彼の意図したものを表現出来ないで あろう。

Mignon譜例6の27小節目のピアノ伴奏譜にa tempoが書かれているが,それ以前の楽譜に速 度に関する発想記号はどこにも書かれていな い。これは曲の最初から26小節目まで,歌もピ

アノも単純なリズムの進行で27小節に入ってピ アノの右手に16分音符の6連音符が現れ,急に 右手のリズムが早くなった様に感じ易い所を

シューベルトはatempoと記し,ここは「正確 な早さで」奏する様に,という指示であると思

われる。これ程明確ではないがシューベルトの

atempoという指示が「正確なテンポで」を意 味する曲が少々あった。次にGanymed譜例7 の7小節目のピアノ譜にUnpocoaccel(小し 急いで)の指示があるが,これを元に戻す記号

は矢張りどこにも現れない。詩の内容からして,

Ichkomm/ichkomme/ach/Wohin?(私 は行きます。ああ,どこへ?どこへ?)と主人 公の心の不安定要素が17小節の3拍目迄続き,

次にEsschwebendieWolkenabwiirts,(雲が

下方に漂い)の詩で主人公は上方へ上方へと 昇っていったが雲の上に来て了った所で安定す る。ピアノ譜でも7小節目から17小節目の3拍 目まではスタッカートが記され,急いでいる不 安定なものが描かれている様に思われる。ス

タッカートの無くなった18小節目は速度が安定

していなければならないと思う。その他の曲で 発想記号(テンポの)の伴断に困る曲は全くな く,泉の様に湧き出したシューベルトの歌曲の 楽想も正確な記譜がされている様思われた。

シューベルトの作品について

FranzPeterSchubert(1797.1.31~1828.

11.19)は歌曲の王と呼ばれ生涯に六百数十曲の

歌曲を書いたと言われるが,ペーター版が発行 している歌曲集には852曲が収められている。そ のすべてについて調べた所,99%がテンポを設

定する発想記号を持って正確に書かれており,

再表現する時に困る様な所は見当たらなかった

が,歌曲集「白鳥の歌」の中にあるハイネの詩 に依るDoppelgtinger(影帽子)とLiedder Mignonop64No2(ミニョンの歌)と Ganymedopl9No3(ガニメート)の3曲の

中に面白い記譜法があった。譜例5のDoppeL gangerの43小節目のピアノ伴奏部分にaccele‐

randoが書かれているが,それを元の早さに戻 す記号がどこにも書かれていない。1828年,

シューベルトの死の年の作品であるが体力も衰 えてゆき,この影帽子はシューベルト自身の姿

であったかも知れない。この歌の音の頂点は40 小節目のGの音であるが,43小節目のDu

Doppelganger,(汝,影帽子よ,青ざめた仲間よ

………この場所で私を苦しめた。)という49小節

目がこの詩の持つ結論で,51小節目で元のテン ポに戻るべきと私は解釈する。しかしこの恐 ろしい不気味さを持つ詩と音楽の前には,in

tempoやatempoの記号等は心要ないと考え

る方がきっと正しいのであろう。次にLiedder

シューマンの作品について

RobertAlexanderSchumann(1810.6.8

~1856.7.29)

シューマンが歌曲を書き初めるのは17才の頃 であるが翌年の18才にかけて書いた11曲の歌曲 が初期の作品でその後10年間は殆ど書いていな

い。クララとの結婚の年,いわゆる「歌の年」

と言われる1840年には彼の代表作がすべて書か れ,その年に彼の全生涯に作曲した250曲位の中 の140曲余り,つまり全歌曲の6割に近い歌曲が 1年の間に書かれている。その歌の年に書かれ

た26曲からなる歌曲集「ミルテの花」の第一曲

(6)

眞田守計:Rシューマンの歌曲に船ける発想記号の特徴について

29

Widmung(献呈)作品25の1(譜例7)の13小

節目にピアノ譜に現れるritは次の14小節で

Edurに転調し,テンポの設定はない。ここでは

2つの解釈が可能と考えられる。1つは最初の 第1小節目のテンポに戻る事。2つ目は1小節

目から続いてきたノフフコJ、.、。のリズムの

躍動感と詩の持つ浮き立つ様な喜びが14小節目 からはピアノの右手が三連音符で現れ,そして

詩が大変心落ち着く内容になっている事で,As

durで始まった全体よりはごくわずかテンポを 遅らせた方が良いという解釈。次に25小節目の ritは次の26小節目でテンポの設定が書かれて いない。又、次の28小節目のritは29小節目の1 拍目はこの曲の第1小節目のテンポに戻ってい なければならないが,ここにもテンポの設定が 無い。そして又37,38小節目のritは39小節のピ

アノが、?]JmJフフフの躍動するリズムの中にテ ンポを戻し,40小節目のritは次の41小節目でa tempoされ42小節目のritに入ってゆかなけれ

ばならない。そうしないと,シューマンのritは

次から次へと遅くなっていって了わなければな

らない事になる。

次にミルテの第24曲DubistwieeineBlume

(汝,花の如く)譜例9の13小節目のピアノの

ritは次の14小節目ではテンポが元に戻ってい なければならない。そして16小節目のritは次 の17小節目でピアノが正しいテンポを取らなけ

ればならないが,ここでもテンポの設定記号が ない。

次にリーダークライス作品39の5曲目Mon dnacht(月の夜)譜例8はシューマンの歌曲の 中でも最もロマンの香りの高い曲であるが,4

小節目のピアノのritは5小節目で除々にテン ポを戻し,6小節目の1拍目では正しいテンポ を取らなければならない。22小節目のritは次 の小節の1拍目の16分音符までである。又26小 節目のritは27小節目で除々にテンポを戻し,

28小節目では正しいテンポの3拍子を取らなけ ればならない。又43小節目のピアノのritは次

の44小節目で除々にテンポを戻し,45小節目で

は基本に流れるテンポになっていなければなら ない。そして又48小節目のritは次の小節では

元の早さに戻されていなければならないがここ にもテンポの設定がない。

次に歌曲集「詩人の恋」作品48の第3曲,Die Rose,dieLielie,dieTaube(バラよ’ゆりよ’

鳩よ)譜例10の12小節目のritは13小節目でテ ンポを殆ど戻し,14小節目では完全に元の早い テンポに戻っていなければならない。そして17 小節目のritは,すぐ次の18小節目で完全な元 の早さに戻っていなければならないがテンポの 設定がない。又4曲目のWennichindeine

AugenSeh,(貴方の瞳を見る時)譜例11の13, 14小節目のritはichliebedich/までで,so

mussichは正しいテンポの中にあらねばなら ないが矢張りテンポの設定が書かれていない。こ

の様にシューマンの歌曲の多くはrit、atempo の記入のないものが沢山あるが,Liederkreis op39の2曲目Intermezzoの14小節目のrit は,すぐその小節にImTempoと書き込みがあ る。又4曲目のWaldesgesprachの40小節目の ritは次の41小節目でImTempoと書かれ正確

に速度設定がなされている。その他にも明確に

速度設定された曲は多々見受けられるが,

シューマン,ベートーヴェン,シューベルトの

曲が出来上るためには,その時代時代に偉大な 詩人の詩があったからこそ,その詩の持つ力が 作曲家の魂に曲を書かせた事になる。数々の名 歌曲を再表現する時,最も心掛けなければなら ない事は,作曲家の音より以前に,正しい詩の

解釈を行い,作曲家の意図したものを捜し出す 事が歌曲を歌う時の-番大切な事と言えるだろ

う。

(7)

30

金沢大学教育学部教科教育研究 第28号平成4年

Ⅲ叩ⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅧⅢⅢⅥⅢⅢⅢⅢⅡⅢⅢⅢ瑚唖川如 籠雷竈鼈熟■叩四一一一■■一

ロョ凸ロロロ凶山ロ四 目日田■ロロ助山□四

111I I

■■■■。■■■■■■■■■■■■■u■■■。■■■■■■■■■■■■■■■■■・■■■■ロ■■■■■■■■■Ⅱ■■■■■■■■■■■■■|■■■■■■■■■■,■■■『■■■z■■■■■■・■■■■■■■■■■■■■。■■■■■ロ■■■■■|■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■田■■。■■■■■■■■■■■■■■|■■■■■|■■■■■■■■■■

】【■、甲【】川】明

邑矼出四【‐【。P■目昌。m副出目Ⅱ【ロレロ筥孕目○四口【 『剥鋺○・

一m垂昌Pゴロロの■彦山回』(ロ。『・叩向山』②国産声 へ當已ご毎.日ロ呉日出掴』閃出の国旦のロロロ囚孟で一 一口目掴耳目ロ。、■①PpCロロロロロ■ロ。』毎②ロロ『pCz声 ムロロ。【角目愚日コロ箭凰毎。q山①Pロ②oQ

opU色目の⑩②ロ『由のP且。『ごロ。『ロヨ『

《.p①昌昌Phの着。■員ロ○胃ロロロ凸国P菖臼 。●昌昌の【u山国一ロ》【召廸ヘロ①pC已個】[公国②『[『 《口目①由ごロロロョロo畠二句言月刊台目①閏の国。”

ロ臼の[で耐[O』のロ

LLIi

IIll

鑪銅咽鵡餌罷

二學繩

。⑪」。}c」EC毎一己山

----

--へ-- --へ-- ̄~ ̄

hllll LDI

■■■■■■■■■」■■■■■■■■■■■I■|■■■■■■■rL■■■■■■■■■■■■FⅡ■■■二■囚■■■■j■h■■■■■■■■■■Ⅱ■■■■■■■■■1J■■■■■■■R■』■■■|・■■■■Ⅱ■■■■■■■■■■■■z■■。■■・・Ⅱ■■■■■■■■■■■■■■■■|■Ⅲ■■Ⅱ■■・■■・■■Ⅱ■■■|■■■■・■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Ⅱ■■■【■・■■■■■‐‐・・■円■■■■Ⅱ。■■・■■■■・■■■■■■■■l■■■■■』■■■■■■■L■■■■|■■■■■■■」■■』■■■■■L■■■■■|■■|■■■rL■■■■■Ⅱ■・■■臼■■■■■■■0■■■■■■■■■PⅡ■■■■■」■■■r■■■』■△■■■■汀L■■■一・■■■■■■■■|■■■一■■■|■■|■■■■■■■■■■■■|■■■・■■■■■■■■■■■■■■■■■|■■■■■■■■■■■■■Pu■■■■■■■・■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■』■■■ロロ■■■11■■■■■■■■

’ II

四四□凹夢FH罠四隅目■

llL

(○画2』己ロロごロ畠⑪日ロ■§君曰寓①旨.ヰ い①一凶口蔵出③夏【①P⑭山国出疸』⑭口【院因⑪回生戸 自553⑭一恩画国底”』①頂由③三□◎息⑭昌帥一 |”・ロ畠①四角③□○疸戸ロロロご■ロ心割由畠月

『酌の。『

IU

二単繩 消のぢ。冨消の己鐘ロゴ凶ロペQ漏口の言の『□ ごロ目的目具圏匡自②己 ○爬順Ⅱ胆卜順順いい垣

、遭昌の△g至己

一m。①泪畠。⑪畠【掴餌日ロ●田ロロロ

ニ①眉&》匁渇●円□出③の⑨涜圏ヨ濁山面亘 .}①自白』bか5鬮掴禺日一同的・ロ忌頭ご冑彦 占②皇【回院。、①白昌ロロ。Pロロロ風目①曰ロ。』●・”

 ̄--

--へ---  ̄へ--- ----

一11

四耳ヨムロuロ。”四百『

の。⑤←【

づぐ

阻 疋

■■

81 ■■

‐。』I↓

jlll0Ⅱ1、叩HJL価、 四雲聖彦凶で円ロロ。“恒昌。

11!口巧

◎おの吟國のヨペ

■■■$■■」■戸』■F1」■r」|■r』■所」■FII」■じ

l「I -1』L』

丘二■且■■巳、■田川n$〆⑪』■Ⅱ■■■■。二 」

、四口口」二■■■Ⅱ11Ⅱ〃■圧・征「

一公公

・調 弱 曽曾

四四。◎

q↓IⅡ

|・'1

94F出島OsPR揖鈎ヨ。、副山旦ACレロ菖孕ヨ。四・【

llIl

I、0

|I

L_q

'9 I

il

000

IFO

I’

111

111

■■■し

lⅡ J1

11

111 0

I 燈

 ̄● ̄‐

.国.関◆あ-

(I

Ⅲ}

● ̄0戸の④ロロ

瀧(

1PG

1Mと』 :§

lU '11

①で0口⑭、、出①■。⑭■①□I目②岳0桓【(

5周回u早口呵伽

ロロP→凹汗剴寓甸働lnⅡ仔

|Al 1

IDU

畠尉

-Gmの●

I1ll

■■■-

.’l』■T●LL■0クグ●hIPa

||I

111

81 ,I 咄 Ⅲ

11)I !

J1

li

0

Mt il

+|I '1

)。

)I 11

R’

-F

輻 II!

出 '1

l霊 良&.: 菖身

101.1

''1

輿 癖 糟 職

EUJII

01

ひ.M狐・山帆

1A

'1 11

IUU

Ⅵ Ⅲ

111

、Ⅱと '1

二でトヨ.届G、

iI

Ⅱ01

H’

ロ日野可【段段日②佳 ロ③臼0●口吻ロ【j』苗

(8)

眞田守計:R、シューマンの歌曲に船ける発想記号の特徴について

31

1111 !I

lllll

目的■【Np■『■■丙面】版ヨロ■

( ’1m旧旧旧旧旧旧旧旧旧日r- 「則【“吊則【‐N叫面副酌秤一・一

6.▲4..

凶刮可曰pUpu『■U夛田ロロ】■臼田

■[■胡 岡四回

し’

】⑨□百日四画

■、■【■凶】■■田

綱一

I|

|偶

-1’1

回凶11

■目:

■⑪山田

----- --マー

可・働四切刃こげヨ円目四目o)

・首③閃◎圏.弓嗜房

11!lli ! 「LiI !」 '1 |」Tli

■的■【

L’

(.、只己①。。) ・ロの『C[[の二.吻呵ロ

Ⅸ■■字 □”四口

ⅢⅢⅡⅡⅡ皿ⅡIⅢ

1-1-1,●

」j」

■山守自巨戸自【囚ロ日出・自ら

ご’ [! ;

一 ・の渭巳目白田

・の月日緒、日切

、一學瀧

一瞳&ロユ巨口剪冒四

[囚

--------- ̄--- --へ--

-0t662

I広い」I-ヨ□lⅡ日ⅡⅡ111卜『0

’し

七△し!bl1P b牢

人p巳

C『。。 』■」

二二11.二二

①。、q

」』わ

●■■■。ロゴ

叩[旨西

Ⅲ !

|'|I 目目

冒屯日団型S

-0

=~HzP

6.6du

'1I |Al

ぎ |;|’

ロ■■

PHI

且’

刺0

二&

Pb県 ]I

11m P篭

!} 111

H1 |LP

dL

ヒエ

7p_=

_。

且I

111

b-

掛 {11

U~TI ̄

llI

JLI |il

|I

&」

-0 111

'1-I

UⅡ 8

BTワI

-こ

_巴

il 釦

癖 腿

」■『|■□

11’

nF

サド1鹿トニ,『

1斤

L_

11 !

(9)

32

金沢大学教育学部教科教育研究 第28号平成4年

!! 11!

IiII-II‐Irp-111‐-‐---1-‐01110--1-I,1Ⅱ----I

I !

■■■■■■■■■■■■■■』■Ⅱ■■■■■Ⅱ』■■■■■■■■■・■■■■■■■■■■・P■■■■■■■■■■。■・■P■■]■■D・ロ・■■■■■■■■■し■・■■■0■■PL・】■F1■、■■■■・■■、■■■■■■■。Ⅱ■■■■■■■、■■■■■■・■■■■■■■■■■■・■■■■・■■■■■■■、】■■■■■■j■■』■P■■『□■|■■Ⅱ■■■■・■■■Ⅱ■■■■■■■■■Ⅱ■■■■■■■■■■■■|■■Ⅱ■P】■■Ⅱ■■■■、ⅡL■|■|■■■■■一■■・P】■■■|■■■■■■■■■■■■Ⅱ■■■■■■01ⅡⅡⅡⅡ|■■■・』■・■■■■■■■■■■■■■■■■■■|■】■■■■■■■『■■・・■■■■■■■■■■■■■■PB■■。L■■■■■■|■■■■■■■■■■■■■■■■■|■■■■|ロ■■|■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■・■■■■■ロ■■■■■』■■■■■■■■二■■■■■■曰■■■■■|■■■L■■■■■■■』■■■DJ。■■■■

℃[

1日■■■1|■■■■■■■■■■・■■■■■■■Ⅱb■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ロ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■】■■■■■|■■■■■■■■■■■■■■■F1■■■■■■■■■■Ⅱ■■■■■■-■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Ⅱ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Ⅱ■■■■■■■■■■■■u■■■■■■■■■■■PL■■■■■』■■■・■■■■■■■■■■■■■■■・■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Ⅱ|■■■■・■■■■■Ⅱ■■■■■■■■■■■■■■■■マリ■■■Ⅱ巴■■■■■』■■■■■■■■■|■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■|■■■■■■■■Ⅲ■■■■■■■■■■■■

Li

111l1I-‐‐----1-●1-‐1li-I‐--I-IIiil’’--1--1

冒息曰一口圏,①”着凹冒息溺月旦到昌ロロ①勺一口・罰

!!

06

〕■貝頃。①“0二印碧①由 ■0円い■【】戸■印Ph■Ⅷ

叩■-ⅢⅡ ■』■■■■■ニー

怠日宮己⑪凶凶痘厩C澤口◎曰ロ。シ星昌の、C『白9画』復四日のロ

ロの|の薯。『.『良。シ日の出契幽①ロの国員凹

①三①国①②①自由①』①閂ご【【『

⑭向山の

艮画僅逼も

Cl

二阜纈

凶ロ

C【

験』のぢこgご己

 ̄へ---------- ----

。■■■刀■■■■■■■■■二■■■■■■■■■■■■■■■■■■j■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□|■■■■■■■Ⅱ■■■■Z■■■■r』■■■■■■■■■■■■P|■■■■■■■■■■■王■■■■■■■■|■■■■■■■|■■|■■■■■■P■■■■P■■■■■■■■■|■■■■■。■■■■■■■。■■■■■■■■『」■Rb■■■F■」■』■■■■■■■■■■■■■・■■■■■■■】■R、凶■■「』■■|■■■■■■■■■】■■・■■ロ■■P■』『■|■。|■■■■■■■■■』■■『』■□■■■■■』■■■■■■■■■■ワ』■■■■■.■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■・■■■■■■肉昶■■■ロ■■■■■[泊』■■」■訂■|■■0■■■二■■■■■』■

■■■■■■■■0■G■■■G■■|■■■|■■

■■□L■L■■■ⅡⅡ■Ⅱ■Ⅱ■■■■■■Ⅱ■日日,■Ⅱ■■Ⅱ■■■Ⅱ■Ⅱ11Ⅱ■■ⅡⅡⅡⅡⅡI■Ⅱ8口■ⅡhIⅡ■日日■■Pu■■lⅡ0口■■■■■■■PⅡ■■1日ⅡP■■Ⅱ■日日Ⅱ■■PlⅡ■■Ⅱ■日日■P■■9口■■・■■■■■■■■■■■■Ⅱ■Ⅱ■■■ⅡⅡⅡ18日r』

I!

I--Il-i-‐1-1‐11-.111111‐-‐I‐lli●I●11‐i-----‐1-I1I10IⅡiIⅡ011111Ⅱ冒貿8ⅡIi’1-lIibr■

I! ’ I

I---Ⅱ-!

illi

訓(こ『づ三・家『・ロ①①己

11 |鐘 「! li

四円

、鈍●の.ぜ①》■。仁ロ再石山

亭酌能

--ヘーー-------  ̄--

47▲▽▲▼▲▼▲▼▲▼ワ

中話e『二・雪.s①皀昌園⑮ 竜君「←■ 二學縮

11 I’

期叫叫刈榊叫一

11 11

dO dO

''1

(10)

眞田守計:R・シユーマンの歌曲に松ける発想記号の特徴について 33

1-1lⅡ

!際!

I I ill

■■■‐--‐‐I’I---0h●・’01IIuII‐-’’’11 ■II1lIIIII■旧ⅢⅢⅢ胆旧ⅢⅢⅢⅢⅢ-■■日日ⅡⅡⅡⅡⅡⅡ■ⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡ口0.0■しⅡPbⅡI■■Ⅱ■日日Ⅱ■ⅡⅡIⅡⅡⅡⅡⅡ

■10Ⅱ.。■’四四■■しⅡh■■■ⅡⅡⅡⅡⅡI

ⅡⅡ

(§Ip、.p■Ⅱ■0砠仙叩仙叩LMⅢ比企山印■叩Ⅱ □■■■■■・■■■■■■

岬叩・臨口、ⅢⅡ川

I1i 、|沖 富・農や前 鵜ベノ、くas :'1 ;)|(! llIi

’|I 浄。

のご日」員。、の印、臼の注●属国・目

山岡田ロ

il &怠閂、の目『(ごC凸

111

。□P』壱二一①』声 雛・P,国

写O1

lp、、 〔 輯

画」C》①△亡ロー営已]

--ヘーー

---

----

111

llII II

-‐--‐-1.‐-‐1-‐‐‐‐‐‐‐-1‐‐‐-‐i‐‐-‐11‐IilIIl--1‐.,,‐’’-1---111-

鞘。06

■層、

鰯1111棚Ⅲ

‐「‐-1‐‐‐IIll■『ロ④]■■四石三彦ll1lI‐‐‐

ii

■Ⅵ■曰

lLiii

凸【】0m ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■凶■■■■■■■D』■■■し■■■P■|■■】■■■■■0】■■■、■■■■■P】■|■■■■且■D■■、』FⅡ■P二■■■■、』F■■、■し■■■■■且■■■■』■P』■■■■■P】■■巴■、』■F且■■L■■巳■F■△■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■▲■|■■■▲■■■■■■■■・■■■ ⅡIⅡⅡⅡⅢI■■

|■■■■■■■r|■■■■■■■■■凸■■■■■ 己同]0曲

iil

皿■肥⑪

曰田園■

ご好 的」ロ]②α亡□再一口]

》函

---

「「「「’1鬘1薑

卜」1 eq

R q

朴一

Ⅲ巾、NN

●■

。』

◆示

01ユ

。Ⅲ、、。、仲↑●△■),● [『

」、

。餃

I 11 ''1 ;IlI(;

DO D

I 11

Dq DO

圖o

0

'1 |’

:ll 1l(;

'1

1W、■■

向團層&

Odq

Ⅱ『

II

|’ 1W

§

111

11

111

11

:I

|: |($

11 !

▲一口■▼二■■■『0-

●■□

1-11I

、いゆ巾叩巾

Ⅱ1

仲仲悼悼仲

11、 111

|I 11

鐘 )( ]⑥

( 洲

111

10

、0 0

'& 111

ご盟理反垈

■。p、

-n

I0111

'1 11

00⑳己。、&

I’

||’

11 ''7

0s

v10

II IrI

:!’ lH

ニーⅡⅡⅡ卜 岸“仲

Ib

(11)

金沢大学教育学部教科教育研究 第28号平成4年

34

LlIII

■■■■■■■■■■■■■■」■■■■■■■■■」■■■■■■■■■■■■|■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■0■■Ⅱ』■■■】■』■|■■■■■■ロ■■

1 I

■ⅡⅡⅡ■■■Ⅱ■■■■。■■■■■。■□■。■■■。■■■■■■■■■■■■■■■■・■■■■■■■■Ⅱ■■■■■・■■■■■■■ⅡL■■■■・■■■■・■■■■■■|■F・■■■■■■■■■■■■■且■■■■■Ⅲ■■■■■■■■■■■■Ⅱh・■Ⅱb・■可。■■■■■■■■■■1J■■■■■■■■・■■■■■Ⅱ■■■Ⅱ■■■1■■■■■Y■』■■■■■|■■■■』且■■■PR■■■■■■■FⅡ■■■■■■■■■■■■■■■■■1.■■■J■■■■■■■■■■|■■■■■■■■|■■■■且■』■■■Ⅱ■■■■

--‐

---‐‐●‐I--IIIIli‐●‐‐●‐I!‐101‐‐l‐’l‐1-’-111●‐1--‐

lljii

←5ヨー掴』、,息白一5号‐念一ヨローの日盲目園 {一⑪(■pUm己屋。巨一①一ユ !I

】■岸呵□的

!I

由、凹囮

。閂閂閂

li

m」■。』,f》一一m

w」四一③ユEC|]一向〕

----- ---

----

I lUlIijl

-

LliI

ili

111

11 §

IDI 、屋冒鴛鬮四如肴昌艮砦国

】□■国正安■①凸 □■11 】一日●記

§

q几

凸‐11 '|

if |圏I

11

四雨四の

〃グロロⅡ■■uHu、日日ロロロ■、叩皿Ⅲ血皿叩叩印加印叩u■■■0

■■|■■

『 11

芒の忘已巨口事這山

『【

---

uう 月

○ 厘

GCev曰

函 Cr

詐什 旬諭

lll

lⅡ

10 肴

: l+I

↑H且二0

0N

旦二駒

11~I,

IDU

H0l H1}

l-Hl IIJ

lmIl }( 倉印 」’ Ill

BHU 1円

租 d1T

1円

'1

仗帥

CcQR 66

'1 軒

+11

110屯

し.▽し芭了。D増

} I

位、 ・・・国I

LOl

。i寺 ヨ|,

1斤

L」

'(1 )瀞

、’

! 蝋

Dq

Ii

ヨ), 蝉

常 !’

●■▲■▼△■テ01

00000

'1 |’

#1

1月

|(!

o■

111

Do

li1

''1

00 ▲■ロ■■ql

11

■■△■r▲■▼印△■了’

0,

、、 11

DUl 11

Iill

111

111

111

111 ''1

DUl '1

|I

111

111 111

DLH

l’

111 Ill.

H1

二 愚

』』L■P

,010

11

6lb

JlA

11

IⅡ

卦’

▼lP RI

RlU

UDI

,{且 (l

11 11

(12)

眞田守計:Rシューマンの歌曲に船ける発想記号の特徴について 35

Ili

」’!

■■■■■■■■■■■|■■■■■■■■】■■■百■■、』■■■■■■|■■■]■■■』■■■、』■■■■■■■n0h■■|■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■・■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■z■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■|■■■■且■■■■■。■■■■

iI

Pい■ 』■■■■■■■■・■■■■■■■餌■■■■■■■■■■■

叩珀閉門、国尼Ⅲ昭一、ロⅢ宅川叩咀、粗□Ⅲ拍肥‐Ⅲ旧‐田・卍皿Ⅲ、旧m3

■■■■■■■■■|■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■、】■■■■■血叩叩印狙珀Ⅲ■■■■■■■mmm■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

’!

Tpj-

iii ア石]①旦匡ロ二壱〕

⑭⑤四②

ミケ

 ̄---------へ--

----

I 11

1111

il

四円

|I

Ⅱ!Ⅱ-- ---1‐‐ 出呂『

li §

幻哺⑭②

§ _91 ■』■]四匹■ロ■『己山

 ̄ヘー

------~ ̄ ---

い』』

‐泪仏曰渭kC》’■ 、噌穗 ⑤P●

oC

。⑤』△ニロマロ

jll

hbト

、lJH

11

F1

pllI

、 坦

ih

&0t

ミ11

q上

籍 錨

d己?一二山〒▲7二0

.民画置福面I」

11

I’

iI

111

「6。、

111

H1 1N

鼎 11

I '1

111

b: 齢・

』’ 』’

11

帥山1Nトーー脳

|Ⅱ

111

lⅡ

ii) {i:)‐

1,1 DII

(13)

金沢大学教育学部教科教育研究

36

第28号平成4年

|]

|■■■■・■■■■■■■■■。■■巳■■■■■■■■■■■■■』■■■■■■■■■■、』■■■■■■、■乙二■

Ⅱ口ⅡⅡⅢⅡⅡⅢ111曲。ⅡⅡロⅢⅢⅡnⅡⅡ叩ⅡⅡⅡI‐IppIIuⅡ0-口.ⅡロⅡⅢⅡ一》》・蘓旙

■■』■■■■■■■■■■■■■ロ■P|■■■■■■■■■■■■P・■■■■■■|■■■■

!!! LlllI

-

‐1-1‐1‐-‐-‐-‐I’‐111‐‐‐‐‐‐--ⅡⅡⅡⅡⅢⅡⅡ--ⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅢ1且--1-

11 JllI

。凹珀山LuIⅡNⅡⅢⅡⅡ

卜四已民贄冨曇画團騏函起。■償、届曽ペロ鐘亀

円I

|]

■。

戸0四

暉両山の

iLi |製 IJI

-」

い」⑭】①已廷□|】一己山

---- --------

hlii II TII

! I

11■Ⅱ■I--..1-1--1‐』.‐---‐-‐‐‐-‐---‐‐lid

jll

‐11--------11‐‐-●-1,-1-1‐‐‐--11-‐--‐‐1-‐,‐,‐‐.-11.‐‐‐1I‐‐-‐1-!…11-1‐-1‐I-1・3‐’1l‐1

三 ljl ll

if

,'三 [

'--

四m山②

kl '1 lili

■」の』四匹こ□一一一つ四

------

--- --

四国、く

り口■■、、幻■・■ロロロロ01J■ 弘一エ

---1、

林中lDlD1D巾‐、‐Dl04B

■。]■■■■Ⅱ←[・屯

印皀二で皀垣P[臣国【自シ君自己ロ

11

ゴロ『二のロ①切目口Fの己巨目」湊昌。、①如口国

三昌湾

11‐「‐n0Ⅱ6,9

、国’』ぐ

lH

lH

ⅡI

lH 梢

印&’

'、0 llL

-.

L-i、 ⅡI

I lH

ヨノ

|I

#1 」|’ i(

lH

山中◆1

iI

ill 回印 鴬 !

iiI l1

ごq

ii‘

0

軸 lll

「「6

''1

iI

OO

I ||’

! ’

lH

H1

Rq

'1

】『二一ユ

・・

}’

''''1

'1

dT6TI6Ta…鳥屋閏

GI

。 II

qⅡ

111

''''1

'1

印印

60 卓.

60

,中 111

qH111

Gar

猯 ||’

111

111

‐06q

pⅢ

ILL

。」

HlI

OL

lll

凰玲 ].]..『巨

+11

(14)
(15)
(16)
(17)
(18)
(19)
(20)
(21)
(22)
(23)

参照

関連したドキュメント

専攻の枠を越えて自由な教育と研究を行える よう,教官は自然科学研究科棟に居住して学

大学は職能人の育成と知の創成を責務とし ている。即ち,教育と研究が大学の両輪であ

 大正期の詩壇の一つの特色は,民衆詩派の活 躍にあった。福田正夫・白鳥省吾らの民衆詩派

[r]

記述内容は,日付,練習時間,練習内容,来 訪者,紅白戦結果,部員の状況,話し合いの内

本報 で は,布 の曲 げ振 動特 性 を支配 す る摩擦 機構 *金 沢大学教育学部,金 沢市 角間町, Faculty Member,同... Models of yarn contacting at the cross-—over point

バックスイングの小さい ことはミートの不安がある からで初心者の時には小さ い。その構えもスマッシュ

大学教員養成プログラム(PFFP)に関する動向として、名古屋大学では、高等教育研究センターの