飯沼二郎さんが書いているよ」と教えてくれた。『地主王政の構造』(未来社、1962 年)のことで ある。もっとも、飯沼氏はその著書で展開した現存ソ連中国に関する見解を『風土と歴史』(岩 波新書、1970 年)で撤回していた。飯沼氏と河野健二氏の二冊の共編著の世界資本主義論(岩波 書店)も読んだ。その研究の一端をわたしが編集した経済学史学会英文論集シリーズの一冊、 Marx for the 21st Century に寄稿した。
専修大学社会科学研究所に思う
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