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PSoC による漢字表示時計の製作 名列番号:

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Academic year: 2021

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平成20年度自主課題研究

PSoCによる漢字表示時計の製作

名列番号:41 氏名:能島 正行 担当教員:秋田純一 1. はじめに

本研究では、マイコンを用いた電子工作を行うこ とにより、ソフトウェアだけでなくハードウェアを 含めたシステムの設計・制作方法を学ぶことを目的 とする。

2. 研究概要

 PSoC とはCypress Semiconductor社の、内蔵さ れたアナログ・デジタルモジュールを組み合わせる ことによって様々な機能を実現することが出来るワ ンチップ・マイコンである。従来のマイコンと違い、

外部にアナログ回路を付ける必要が無い。このPSoC マイコンを使い、電子時計を製作することにした。

3. 研究内容詳細

・ テーマ設定

 初めての電子工作ということもあり、比較的製作 が簡単で回路構成が分かりやすい電子時計を製作す ることにした。また、従来の時計では西暦・元号を表 示する電子時計はあったが、干支を表示する時計は 無かった。そこで西暦・元号・干支と、漢字が表示で きる機能を実現するシステムを考えた。

・ 全体構成

 全体構成は以下の図1の通り。

1:ブロック図

 時計としての基本機能はRTCが行い、I2Cバスを 用いたシリアル通信でマイコンと通信する。また 、 PSoCの信号では蛍光表示管を動作させることが出 来ないので、RS232ドライバによって、CMOSレベ ルの信号をRS232レベルの信号に変換する。時刻の 表示は蛍光表示管が行う。時刻設定などのPCとマ イコンとの間の通信やマイコンと蛍光表示管との間 の通信にはUARTを用いる。

 電源については5Vの外部電源を用いる。これは電 池にすると、蛍光表示管の消費電力が大きいため、時 計の動作時間が短くなるためである。

・ 実装

 実装については大きく分けて次の3つの作業を行 った。1)外部結線

 基板と素子の配線作業である。素子の配置によっ て基板全体の大きさが決まる。

2)内部結線

 内部モジュールを結線する作業である。これは PSoC特有の作業である。

3)プログラミング

 マイコンに対してプログラミングを行う。RTC 時刻を設定して読み込み、蛍光表示管の表示コード に変換する作業である。

4. 結果

 完成した基板を図2に、時刻の表示例を図3に示 す。

2:完成基板

3:表示例 5. まとめ

 今回使用したRTCにはアラーム機能が実装され ていたので、工夫すればアラーム機能も付けること が出来た。また、時刻の設定を基板上で行う予定であ ったが、PCからしか行えなかった。スイッチのON- OFFで時刻設定が可能であると考えられる。そして、

完成した基板ではRTCの電源が独立しておらず、電 源を落とすと時刻がリセットされてしまう。これは 、 RTC用の電源を別に設けることによって解決でき ると考えられる。独立電源にコンデンサを用いると 電池交換も不必要となる。

 今回の研究では、マイコンや周辺機器の制御、実装 に至るまで、様々なことを学ぶことが出来てよかっ た。

RTC (時計機能

IC) RS232

ドライ PSoC (マイコ

)

PC

蛍光表示管

矢印はデータの流れ。 線はCMOSレベルの信 号。実線はRS232レベル の信号。

RTC PSoC

電源へ PC RS232

ドライバ

蛍光表示管へ

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