取扱説明書
WIRELESS LAN UNIT
SRTAP-LCXCL
シリーズ
■このたびは本機をお買いあげいただきまして、まことにありがとうございました。
■お使いになる前に「取扱説明書」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
その他基本設定
目 次 ... 2 はじめに ... 4 登録商標について ... 4 本製品の概要について ... 5 表記について ... 6 各部の名称と機能. ... 8 本体 ... 8 PoE ユニット ... 9 本製品の主な機能 ...10 無線LANユニット機能について... ...10 無線LAN セキュリティー ...12 無線ネットワーク名(SSID) ...12
PoE 機能について ...13
導入ガイド ...15 Step1. 設定に使うパソコンの用意 ...16 Step2. 設定に使用するパソコンの接続 ...16 Step3. 固定IP アドレスをパソコンに設定する ...18 Step4. 設定画面へのアクセスを確認する ...20 Step5. 無線LANを設定する ...21 Step6. 暗号化を設定する ...23本製品について
クイック導入ガイド
目 次
イーサネットクライアント機能について.. ...14
Step7. 本製品のIPアドレスを設定する ...24 Step8. パソコンのIPアドレスを変更する...24 Step9. 無線通信を確認する ...25ご参考に
設定メニュー ...37 「接続」メニュー ... ...37 「接続」画面 ...37 無線接続状態...43 IPアドレス設定... ...44 「暗号化」画面 ...45 「システム設定」メニュー ...54 「本体管理」画面 ...54 「時計」画面 ...55 「情報表示」メニュー ...57 「ネットワーク」画面 ...57 「メンテナンス」メニュー ... 58 「設定保存」画面 ... 58 「設定初期化」画面 ... 60 「ファームウェア更新」画面 ... 60 ご参考に ... 61 Telnet による接続 ... 61 オンラインヘルプ ... 61 設定内容の確認または保存 ... 63 保存された設定ファイルの書き込み ... 65 設定を出荷時の状態に戻す ... 66 ファームウェアをバージョンアップする ... 68 困ったときは ... 71 設定画面の構成について ... 73 設定項目の初期値一覧 ... 74 機能一覧 ... 75保守について
暗号化設定...45 WEPキー...49 「EAP認証」画面...50 EAP認証設定...50 証明書管理...52 証明書一覧...52 「静的MACアドレスリスト」画面...53 静的MACアドレスリスト...53 管理者ID設定...54 自動時計設定...55 本体MACアドレス ...57 インターフェース情報 ...57 設定内容一覧 ...59 設定の保存と書き込み ...58 内部時計設定...56 定格及び付属品... 76 用語解説 ... 77はじめに
このたびは、本製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。本製品は、
[IEEE802.11a(W52)]★規格と[IEEE802.11b/g]★★規格の無線LANを内蔵する屋外型ワイヤレス
LANユニットです。
ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みいただき、本製品の性能を十分発揮していただくととも
に、末長くご愛用くださいますようお願い申し上げます。
★ 本書では、[IEEE802.11a]の無線LAN規格を、次のように表記します。
[IEEE802.11a(J52)] :従来の無線LAN規格
[IEEE802.11a(W52)]:新しい無線LAN規格
本製品は、[IEEE802.11a(J52)]規格の無線LAN機器と通信できません。
★★ [IEEE802.11g]規格は、[IEEE802.11b]規格と互換性があります。
[IEEE802.11]規格(ch14)には対応していません。
電波法により、屋外で [IEEE802.11a] 規格 (5GHz 帯 ) 無線 LAN を使用することは禁じ
られています。
登録商標について
● Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商
標です。
● 本文中の画面の使用に際して、米国Microsoft Corporationの許諾を得ています。
● Adobe、Adobe Readerは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。
● AtherosおよびSuper AG、Atheros XR、Total 802.11のロゴは、AtherosCommunications,
Inc.の商標です。
● その他、本書に記載されている会社名、製品名は、各社の商標および登録商標です。
● 本書の内容の一部または全部を、無断で転載することは禁止されています。
● 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
本製品の概要について
● 本製品の無線LANは、[IEEE802.11a(W52)]規格に対応していますので、5.2GHz帯の新しい無
線通信チャンネル(36ch/40ch/44ch/48ch)が使用できます。
※W53規格の無線通信チャンネル(52ch/56ch/60ch/64ch)を使用する機器とは通信できません。
※旧来の無線通信チャンネル(34ch/38ch/42ch/46ch)(J52)を使用する機器とは通信できません。
● [IEEE802.3af]規格に準拠したPoE受電機能に対応しています。
付属のイーサネット電源供給ユニット(PoEユニット)を使用して本製品に電源を供給します。
● 本体(POEユニットを除く)は、樹脂成形の防水構造JIS保護等級4相当(防まつ形)を採用していま
すので、屋内外を問わず設置できます。
● [WEP RC4]や[OCB AES]暗号化方式に加え、[TKIP]、[AES]暗号化方式に対応しています。
● ネットワーク認証は、「共有キー 」、「オープンシステム」、「WPA-PSK」、「WPA2-PSK」、
「WPA」、「WPA2」、「IEEE802.1X」に対応し、「WPA」、「WPA2」、「IEEE802.1X」を使用すると、
認証にRADIUSサーバを使用できます。
● 技術基準適合証明を取得していますので、無線局の免許は不要です。
● 本製品は、Atheros Communications社の「Super AG(無線LAN高速化技術)」と
「XR(無線伝送可能領域を拡大する技術)」を使用した通信に対応しています。
表記について
本書は、次の表記規則にしたがって記述しています。
「 」表記: オペレーティングシステム(OS)の各ウィンドウ(画面)、ユーティリティー、設定画面の各
メニューとそのメニューに属する設定画面の名称を(「」)で囲んで表記します。
[ ]表記: タブ名、アイコン名、テキストボックス名、チェックボックス名、各設定画面の設定項目名
を([ ])で囲んで表記します。
〈 〉表記: ダイアログボックスのコマンドボタンなどの名称を(〈 〉)で囲んで表記します。
※ Microsoft
®Windows
®XP Professional、Microsoft
®Windows
®XP HomeEditionは、
Windows XPと表記します。
Microsoft
®Windows
®2000 Professionalは、Windows 2000と表記します。
※ 本書は、Ver1.0Xのファームウェアを使用して説明しています。
※ 本書中の画面は、OSのバージョンや設定によって、お使いになるパソコンと多少異なる場合があ
ります。
本製品について
この章では、本製品のおもな機能などについて説明しています。
各部の名称と機能. ... 8 本体 ... 8 PoE ユニット ... 9 本製品の主な機能 ...10 無線LANユニット機能について... ...10 無線LAN セキュリティー ...12 無線ネットワーク名(SSID) ...12
PoE 機能について ...13
イーサネットクライアント機能について.. ...14
本製品について
各部の名称と機能
本体
①LANケーブル
PoEユニットの[To.Wireless.Unit]ポートと接続します。
※. 電源供給は、PoEユニット、または[IEEE802.3af]対応のHUB
を使用します。
②〈MODE〉ボタン.
本
製品の設定を初期化するボタンです。(
.
設定を出荷時の状態に戻す』)
※.押
し続けると、[PWR](緑)ランプと[MODE](緑)ランプが、約5秒間、
同時点滅して、すべてのランプが点灯したとき、ボタンから手をはな
すと、自動的に設定を出荷時の状態に戻して再起動します。
③[PWR](緑)/
[
](赤)ランプ.
[PWR](緑)ランプ
点灯:. 本製品に電源が供給されているとき
点滅:. 〈MODE〉ボタンを押しつづけているとき
[ ](赤)ランプ
点灯:. 無線アクセスポイントと通信を確立したとき
消灯:. 本製品と通信中の無線アクセスポイントが存在しないとき
④[MODE](緑)/
[LAN](赤)ランプ.
[MODE](緑)ランプ
点滅:
〈MODE〉ボタンを押しつづけているとき
[LAN](赤)ランプ
点灯:. 有線LANへの接続が正常なとき
本製品について
PoE ユニット
①[To.Wireless.Unit]ポート
本体のLANケーブルと接続します。
②[極性反転スイッチ]
[To.Wireless.Unit]ポートの極性を反転させるスイッチです。
本体の[LAN](赤)ランプが点灯する位置に切り替えます。
③[PWR](黄)ランプ
点灯:.本体と接続したとき
点滅:.本体と未接続のとき
④壁面固定用ネジ穴
PoEユニットを固定するときの穴です。
⑤[DC.IN]ポート
付属のACアダプターと接続します。
⑥[To.Hub]ポート
有線LANと接続します。
注意
PoEユニットの設置場所についてのご注意
・ 本製品の通気口をふさいだり、極端に狭い場所や壁とのすき間など、風通しの悪い場
所に設置しないでください。
強力な磁界(電磁波)や静電気の発生する場所、温度、湿度が、取扱説明書に定めた使
用環境を超えるところでは使用しないでください。
発熱して故障の原因になることがあります。
本製品について
本製品の主な機能
無線LAN
ユニット
機能について
1.概要・特長
本製品は、周波数 2.4GHz 帯を使用する直接スペクトラム拡散(DS-SS)方式/直交周
波数分割多重(OFDM)方式、5GHz 帯を使用する直交周波数分割多重(OFDM)方式による近
距離用超高速データ伝送が可能な、ワイヤレス LAN ユニット(クライアント)です。
また、筐体は、耐候性に優れた防水・防塵構造のため、屋外に設置することが可能で
す。
[無線 LAN 関連]
■IEEE802.11b/g、IEEE802.11a(W52)が使用可能
IEEE802.11b/g、IEEE802.11a(W52)の規格に対応し、切り替えて使用することが
できます。
※電波法令により、5GHz 帯(W52)を使用する場合は屋内専用となります。
■54Mbps(理論値)の高速通信(2.4GHz/5GHz 帯)
2.4GHz/5GHz 帯ともに、54Mbps(理論値)の伝送速度を実現します。マルチパスの
影響を受けにくい直交周波数分割多重変調(OFDM)方式を採用し、高速で安定したデ
ータ通信が可能です。また、2.4GHz 帯においては、IEEE802.11b での変調方式であ
る 直 接 ス ペ ク ト ラ ム 拡 散 方 式 (DS-SS) お よ び CCK( ※ 1) 変 調 方 式 も 採 用 し 、
IEEE802.11b のアクセスポイントとの通信も可能です。
※1 CCK(Complementary Code Keying)
■WMM(Wi-Fi Multimedia)相当機能
Wi-Fi アライアンスが規定する WMM 機能に相当する QoS 機能を搭載しています。
音声、ビデオ、ベストエフォードおよびバックグランドの 4 種類の順位に応じた優
先機能制御により、マルチメディアネットワーク機能が向上します。
※通信する双方の機能が WMM 相当機能に対応している必要があります。
※WMM 相当機能と Super AG 機能は併用できません。
■XR 対応
Atheros Communications 社の XR モードを搭載しています。通信可能距離の拡大
が可能です。
※通信する双方の機器を XR モードにて使用する必要があります。
11
本製品について
■高レベルなセキュリティ機能(IEEE802.1X/WPA)
新しいセキュリティ規格である IEEE802.1X に対応しています。洗練されたアクセ
ス制御とユーザー識別により、高いセキュリティでの運用が可能です。
従来の MAC アドレスセキュリティ機能、また、WPA 機能(TKIP/AES)を搭載するこ
とにより高度なセキュリティを実現しています。
■グループ通信機能
SSID を搭載し、部外者が無断で無線ネットワークグループに接続するのを防止す
ることができます。
■送信出力可変機能
複数のアクセスポイントを設置している環境で、電波干渉による速度低下を緩和
します。
■免許不要
本製品は特定無線設備の工事設計認証を受けているため、無線局の免許は不要で
す。
[その他]
■各種設定方法
各種設定はパソコンから Web ブラウザを利用して簡単に行う事ができます。
LAN を使用したファームウエアのバージョンアップやデータの初期化も可
能です。
管理者 IP アドレスの設定により、設定変更をできる端末を指定することが可能
です。
■ 屋外設置が可能な防水仕様
ボディには高強度樹脂を採用し、耐候性に優れた防水・防塵構造 JIS 保護等級 4 相
当を実現しています。
屋内外のあらゆる場所に設置が可能です。
※電波法令により、5GHz 帯を使用する場合は屋内専用となります。
■PoE 機能対応(IEEE802.af 準拠)
SA-3(電源供給ユニット)を使用して給電できることにより、ケーブル 1 本で配
線が可能です。
■設定が簡単なイーサネットクライアント
接続インターフェースにイーサネットを使用しているため、PCへのドライバイン
ストールが不要です。
さらに各種設定、ファームウェアのバージョンアップやデータ初期化は、パソ
コンからWebブラウザを利用して行うことができます。
設定画面へのアクセスはパスワードよる制限が設定可能です。
本製品について
無線 LAN セキュリティー
( ※出荷時は、設定されていません。)
本製品は、無線LAN通信に必要なセキュリティーとして、次の機能を搭載しています。
WEP RC4/OCB AES.
無線ネットワーク間で送受信するデータを、設定された文字列を元に暗
号化して安全性を確保します。
※. 通信相手と暗号化方式や鍵(キー )の設定が異なるときは、通信でき
ません。
TKIP/AES.
「TKIP」は、「WEP.RC4」より強力な暗号化方式です。
「AES」は、「TKIP」より強力な次世代の暗号化方式です。
WPA/WPA2.
「TKIP」、「AES」暗号化方式を使用して、RADIUS認証します。
※. 「WEP.RC4」、「OCB.AES」暗号化方式では使用できません。
WPA-PSK/WPA2-PSK.
RADIUSサーバを使用しない簡易的な認証方式で、共有鍵を使用します。
IEEE 802.1X.
RADIUSサーバを使用して、ユーザー認証を設ける機能です。
※. 「WEP RC4」以外の暗号化方式では使用できません。
無線ネットワーク名 (SSID)
本製品と
アクセスポイント
には、通信するお互いを識別するための無線ネットワーク名とし
て、SSID(もしくはESS.ID)が設定されています。
無線ルータや無線アクセスポイントが無線伝送可能領域に複数存
在しているような場合、個々の無線ネットワークグループを異なる
SSID.
※出荷時は、LG〈半角大文字〉 に設定されています。13
本製品について
PoE 機能について
イーサネットを使用して本製品に電源を供給する機能です。
本製品に直接電源ケーブルを接続する必要がありませんので、設置場所の近くにコンセントや
[IEEE802.3af]規格に準拠するHUBがないような場所でも設置できます。
〈接続概念図〉
※.電波法により、屋外で [IEEE802.11a] 規格 (5GHz 帯 ) の無線 LAN を使用することは禁じられています。本製品について
イーサネットクライアント機
能について
[LAN]ポート搭載のパソコンと接続することで、無線(IEEE802.11a(W52)/b/g)クライアントとして、
無線アクセスポイントと通信できます。
※出荷時や全設定初期化時は、パソコンを本製品に1台だけ接続して、下記のどちらかのネットワーク形態
に設定してください。
※出荷時、本製品のIPアドレスは、「192.168.0.254」に設定されています。
既存のネットワーク機器に割り当てられたIPアドレスとの重複にはご注意ください。
※電波法により、屋外で[IEEE802.11a]規格(5GHz帯)の無線LANを使用することは禁じられています。
■ シングルクライアント接続(1台のパソコンを接続する場合)
■ マルチクライアント接続(2台以上のパソコンを接続する場合)
クイック導入ガイド
この章では、本製品をご使用いただくために必要な基本設定について、その手順を説明していま
す。 Step1. ~ Step9.の手順にしたがって設定してください。
導入ガイド ...15 Step1. 設定に使うパソコンの用意 ...16 Step2. 設定に使用するパソコンの接続 ...16 Step3. 固定IP アドレスをパソコンに設定する ...18 Step4. 設定画面へのアクセスを確認する ...20 Step5. 無線LANを設定する ...21 Step6. 暗号化を設定する ...23 Step7. 本製品のIPアドレスを設定する ...24 Step8. パソコンのIPアドレスを変更する...24 Step9. 無線通信を確認する ...25クイック導入ガイド
Step1. 設定に使うパソコンの用意
最初に本製品の設定に使用するパソコンを用意します。
本製品を設置する前に、本章を参考に基本設定してください。
※. 出荷時や全設定初期化時、本製品のIPアドレスは、「192.168.0.254」に設定されています。Step2. 設定に使用するパソコンの接続
パソコンと本製品を次頁の図に示すように1対1で、番号(①~③)の順に接続します。
導入ガイド
本製品をご使用いただくために必要な基本設定について、その手順を説明しています。
Step1. ~ Step8.の手順にしたがって設定を行ってください。
注意
PoEユニットについて
・ PoEユニットおよびACアダプターは、防水構造ではありませんので、雨水などでぬ
れやすい場所に設置しないでください。
・ 本製品の通気口をふさいだり、極端に狭い場所や壁とのすき間など、風通しの悪い場
所に設置しないでください。
強力な磁界(電磁波)や静電気の発生する場所、温度、湿度が、取扱説明書に定めた使
用環境を超えるところでは使用しないでください。
発熱して故障の原因になることがあります。
クイック導入ガイド
パソコンと接続する場合
1. 接続後、約10 ~ 15秒経過してもPoEユニットの[POWER]ランプが点滅を繰り返すときは、
LANケーブル(下図①)の接続を確認してください。
2. パソコンを起動後、本製品の[LAN](赤)ランプが点灯していることを確認します。
点灯していないときは、PoEユニットの極性反転スイッチを切り替えてください。
17
クイック導入ガイド
Step3. 固定 IP アドレスをパソコンに設定する
本製品の設定に使用するパソコンに、固定IPアドレス(192.168.0.10)を設定する手順について、
Windows.XPを例に説明します。
〈接続の手順〉
① 設定に使用するパソコンを起動します。
・. 「ログオン」画面を表示します。
② 管理者のユーザー名でログオンします。
③ マウスを〈スタート〉→[コントロールパネル(C)]の順に操作します。
④ コントロールパネルから、[ネットワークとインターネット接続]をクリックします。
⑤ [ネットワーク接続]アイコンをクリックします。
⑥ ご使用のEthernetカードの名称が表示された[ローカルエリア接続]アイコンを右クリックすると
表示されるメニューから、[プロパティ (R)]をクリックします。
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クイック導入ガイド
Step3..固定IPアドレスをパソコンに設定する
〈接続の手順〉(つづき)
⑦ 「インターネットプロトコル(TCP/IP)」をクリックして、
〈プロパティ (R)〉をクリックします。
⑧ [次のIPアドレスを使う(S)]のラジオボタンをクリックして、チェックマークを入れます。
[IPアドレス(I)](192.168.0.10)と[サブネットマスク(U)](255.255.255.0)を入力して、〈OK〉を
クリックします。
クイック導入ガイド
Step4. 設定画面へのアクセスを確認する
接続したパソコンのWWWブラウザから本製品を設定する画面にアクセスする手順について説明し
ます。
※. 本製品と1対1で接続されたパソコンのWWWブラウザは、Microsoft. Internet. Explorer6.0以降、またはNetscape6.0 以降をご用意ください。
〈設定画面の呼び出しかた〉
① WWWブラウザを起動します。
※. 本書では、Internet.Explorer6.0を使用して説明しています。② 本製品に設定されたIPアドレスをWWWブラウザのアドレスバーに指定します。
「http://192.168.0.
254/
」(出荷時の場合)と入力して、[Enter]キーを押します。
•
[ユーザー名(U):]と[パスワード(P):]を求める画面を表示します。
③ 「admin」を[ユーザー名(U):]欄に入力し、[パスワード(P):]欄には何も入力しない(出荷時の設定)
で、
〈OK〉をクリックします。
•
「ネットワーク設定」メニューの「LAN側IP」画面を最初に表示します。
※. 出荷時や設定初期化時、[パスワード(P):]欄は、何も設定されていません。■ 「LAN側IP」画面(※最初に表示される設定画面です。)
21
クイック導入ガイド
Step
5
. 無線
LANを
設定する
本製品が無線で通信するための基本設定です。
※無線アクセスポイント側の設定については、SRTAP-LCXAP-DS54(弊社製)の設定例を参考に、本書の内容と対比 しながら設定してください。クイック導入ガイド
Step5.の[接続端末MACアドレス]欄で「自動」を設定したときは、下記の登録をします。
本製品に接続する複数のパソコンのIPアドレスとMACアドレスを登録しておくことで、
本製品の再起動や電源を入れなおした直後の無線アクセスポイント側からのアクセスに
対応できます。
〈登録のしかた〉
2台のパソコンを本製品に接続する場合についての登録例です。
各パソコンに装着されたLAN(Ethernet)カードのMACアドレスとそのMACアドレスの
パソコンに割り当てるIPアドレスを登録します。
①本製品の設定画面から、「接続」メニュー→「静的MACアドレスリスト」の順にクリック
します。
●「静的MACアドレスリスト」画面を表示します。
②本製品とLANケーブルで接続されたパソコンに割り当てるIPアドレスを、[登録の追加
(IPアドレス)]欄に入力します。(入力例:192.168.0.14)
③そのパソコンに装着されたLANカードのMACアドレスを、[登録の追加(MACアドレ
ス)]欄に半角英数字で入力します。
(入力例:00-90-c7-6e-00-14、0090c76e0014)
④[登録の追加(MACアドレス)]欄の右にある〈追加〉をクリックします。
●登録されたMACアドレスとIPアドレスの組み合わせを[現在の登録]欄に表示します。
⑤登録を追加するときは、上記のw~rの手順を繰り返し操作します。
■ マルチクライアント接続するるパソコンのMACアドレスを登録する
23
クイック導入ガイド
Step
6
. 暗号化を設定する
無線LANで送受信するデータを暗号化する設定です。
下記の条件を設定する場合を例に説明します。
●[暗号化方式]
:「WEP.RC4.128(104)」ビット
●[ネットワーク認証]. :「オープンシステム・共有キー 」(出荷時の設定)
●[キーインデックス]. :「1」(出荷時の設定)
●[入力モード]
〈設定のしかた〉
:「16進数」(出荷時の設定)
※「ASCII文字」や[キージェネレータ]で暗号鍵(キー )を入力する方法については、
本書「その他基本設定」のページをご覧ください。
クイック導入ガイド
Step
7
.
本製品のIPアドレスを設定する
本製品を既存のネットワークに接続したとき、すでにほかの機器に設定されているIPア
ドレスと重複しないように、本製品のIPアドレスを変更する手順について説明します。
〈設定のしかた〉
Step
8
.
パソコンのIPアドレスを変更する
本製品に接続されたパソコンのIPアドレスを、接続する無線アクセスポイント側のネッ
トワークに合わせて変更します。
Step7にて設定した本製品のIPアドレス体系に合わせてパソコンのIPアドレスを変更します。
変更する場合は、無線アクセスポイントのL A N 側と「ネットワーク部( 例:192.168.0.×××)」
25
クイック導入ガイド
Step
9
.
無線通信を確認する
その他基本設定
この章では、そのほかに設定が必要と思われる機能について説明しています。
設定画面の名称と機能 ...28
本製品の内部時計を設定するには ...36 設定画面へのアクセスを制限するには. ...35 [WEP RC4/OCB AES] 暗号化を設定するには...29 [WPA-PSK(TKIP)/(AES)] 暗号化を設定するには ...34 設定メニュー ...37 「接続」メニュー ... ...37 「接続」画面 ...37 無線通信状態...43 IPアドレス設定... ...44 「暗号化」画面 ...45 「システム設定」メニュー ...54 「本体管理」画面 ...54 「時計」画面 ...55 「情報表示」メニュー ...57 「ネットワーク」画面 ...57 暗号化設定...45 WEPキー...49 「EAP認証」画面...50 EAP認証設定...50 証明書管理...52 証明書一覧...52 「静的MACアドレスリスト」画面...53 静的MACアドレスリスト...53 管理者ID設定...54 自動時計設定...55 インターフェース情報 ...57 内部時計設定...56
27
その他基本設定
ご参考に ... 61 Telnet による接続 ... 61 オンラインヘルプ ... 61