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UML を用いたソフトウェア開発

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Academic year: 2021

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UML を用いたソフトウェア開発

~マルチタスクのプログラム化とデータ記憶における問題点~

情報システム工学科 3 年 73 番前田唯

1. はじめに

将来私たちが企業に就職して、行うであろうソフトウェ ア開発。大人数で一個のソフトウェアを開発するにあたり UML は意思疎通を図る為にとても便利である。今回はそ の UML を用いてソフトウェアを作成することにより UML の特性を理解し、またソフトウェア開発を実感した。

2. 研究内容

LEGO ロボットを用いて迷路の探査走行と記憶走行を 行った。まず、行き止まりが幾つもある迷路をしらみつぶ しに進みゴールまでたどり着く。次に、そこからユーター ンしてスタート地点まで戻る。ただし、帰りの分岐点では 正しい方向に進み、一度も行き止まりに衝突せずにもと の地点に戻るようにする。これらを満たすプログラムを以 下の4つの過程より作成した。

① UML の製作

② タスクを考える

プログラムの作成

実装

3. UML

UML(Unifiled Modeling Language:統一モデリング言語) とは、ソフトウェアの設計とパターンを表現するための視 覚的言語でありソフトウェア開発の用途に最も適している。

一般的な用途としては「ソフトウェアの設計」、「ソフトウェ アプロセスやビジネスプロセスの伝達」、「既存のシステ ム、プロセス、組織に関する文章化」などがある。

今回は以下の5つを作成した。

ユースケース図:機能を用件レベルで表現

クラス図:システムの静的な関係を表現

オブジェクト図:特定の時点でのクラスのインスタン ス同士の関係を表現

シーケンス図:システムの要件の実現方法を動的に 表現

ステートマシン図:要素の内部的な状態遷移を表現

4. タスク

システムが行う仕事の単位であり、プログラムの実行そ のもののことも言う。今回は図1に示すタスクを考えた。

タスク名(周期/非周期) 優先度 周期[ms]

走行タスク(周期) 10 100 タッチセンサタスク(周期) 5 200 光センサタスク(非周期) 15

図 1 システムに必要なタスク

5. 考察と反省

最初に自ら設定した課題に対して要求を満たすソフ トウェアを開発することができた。しかし、汎用性が小さく 他者にわかりにくいプログラムとなってしまった。

当初はゴールから戻ってくるときに使用する分岐デー タの管理をポインタのリスト構造を用いて行おうと試みた がうまくデータが入力できてなかった。その理由として周 期タスクは呼び出しごとにデータ領域に値が再設定され ることが考えられる。また、光センサの間隔は迷路の仕 様の関係上、仕様書よりも広くした。また、今回作成した ソフトウェアは分岐が2方向のみ実現でき、3 方向以上の 迷路に対応させるためには更に複雑なアルゴリズムを考 える必要がある。

今回は簡単なソフトウェアの開発なのでプログラムも 数百行にまとまり、UML も何とか作成できたが、今後さら に大規模なソフトウェアを開発するためには UML につい てさらに学んで理解を深める必要があると思った。

6. 参考文献

[1] Dan Plione,Neil Pitman 著「UML 2.0 クイックリファレ ンツ」 オライリージャパン

[2] 前川守 著「オペレーティングシステム」岩波書店 [3] 清水 兼多郎 著 「オペレーティングシステム」 岩 波書店

[4] 矢向研究室ホームページ

http://www.comp.sd.keio.ac.jp/~yamaoka/research/re search.html.ja.jis

参照

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