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分担研究報告書 国立大学法人の安全教育の実態に関する調査

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分担研究報告書   

国立大学法人の安全教育の実態に関する調査

   

                 

研究分担者  大久保靖司

       

(2)
(3)

厚生労働科学研究費補助金(労働安全衛生総合研究事業) 

分担研究報告書 

国立大学法人の安全教育の実態に関する調査 

研究分担者  東京大学  環境安全本部  教授      大久保靖司 研究要旨: 

  平成 25 年度アンケート調査結果より、学生に対して積極的な安全教育をして いる大学を抽出し、了承が得られた5大学に対して、安全教育の実施方法等に 関するヒアリング調査を行った。大学生に対する安全教育の目的として、実験 等研究のガイダンスとしての安全教育以外に、社会人としての安全意識の素養 育成を目的とした教育カリキュラムの体系的な構築が可能であることが示され た。また、学生を介して「大学内での安全意識の向上」を図る傾向が認められ、

その結果として「社会・国民の安全意識の向上」へと繋がる可能性が示唆され た。受講に対する学生のインセンティブを高める工夫として、カリキュラムの デザインや資格制度との連動等の工夫が受講者数増加に効果的であることが示 唆された。教育の機会については①教養課程の学生を対象とした基礎教育②博 士課程等の学生を対象にした実践力養成教育③卒業までに実践力・マネジメン ト力を育成する体系的教育の 3 パターンに類別された。①については講義・実 技形式では受講者数上限は 300 名程度と考えられたが、教材の工夫および ICT の活用等により、多人数でも一定の教育効果をもたらす可能性が示唆された。

また③における教養課程から専門・博士課程までの一貫した体系的教育は、今 後の大学における安全教育のモデルになると考えられた。教育内容・方法とし ては、受講者参加型の講義が多く、またヒヤリハット事例等を題材とした Project Based Learning(PBL)を採用している講座が多数認められた。なお、実 習としてはリスクアセスメントやマネジメント等の技術対策が多く、危険体感 などに関する実習は少ない傾向であり、教材や教育手法の開発が今後の課題で あると考えられた。教育の評価としては、教育後や卒後の安全行動・意識の変 化等が検討された例は多くはなく、安全教育の効果測定方法の開発やその実施 が今後の課題であると考えられた。大学で安全教育を行う意義として、大学に は多種多様な危険有害要因が存在し、また法人化 10 年を経過して多くの安全管 理関連の事例やノウハウが蓄積されている。従って、社会人に必要な安全管理 の知識や実践力を大学をフィールドとして教育することは、卒後の危険感受性 の向上や安全リテラシーの醸成に有用であることが示唆された。なお、そのた めには教育側の人材育成や好事例の水平展開等が必要である。また、安全管理 に対する学生のインセンティブを高めるために、教育カリキュラム開発の工夫 や資格制度との連動等の工夫が必要である。これらの構築に際しては、今後学 内および学外からの支援・連携が必要であると考えられた。   

(4)

研究協力者   

山本  健也  東京大学環境安全本部   

A.背景と目的 

  近年の産業事故や労働災害の特徴とし て、若年労働者による労働災害やヒヤリ ハットが増加しているとの報告がある1)。 千人率あるいは度数率で発生状況をみる と、若年者の発生頻度が高い傾向を認め、

また事故の型別にみると、「若年労働者の 比率が高い型は「切れ、こすれ」「はさま れ、巻き込まれ」「高温・低温の物との接 触」であり、こうした若年労働者に共通 する要因として「スキルの未熟さ」「コミ ュニケーション力の未熟さ」「予測力(先 読み力)の未熟さ」であるとしている1)。   これらの背景には、事業場や若年層の 安全意識の低下や、事業場における安全 管理やリスクマネジメントが不十分であ ること等が考えられるが、特に前者につ いては、特に今日の社会では、身近に危 険を感じにくくなったことで、かえって 危険への感受性を低下させている可能性 があることも指摘されている1)。    これらの現状に対して、学校教育の中 での安全衛生教育の充実を期待する声も あり1)、また「企業における安全衛生教 育担当者が大学教育に期待すること」を 調査した結果では、学生の一般常識や生 活習慣の向上への要望と共に「基本的な 安全衛生の知識」「人格形成」「リスク感 受性向上のための教育」が挙げられてい る2)。従って、卒前教育としての安全衛 生管理の実施について、具体的な内容や 方法に関する検討が必要である。

  以上の背景から、本研究では昨年度実 施した全国国立大学における安全教育に 関する実態調査結果を基に、特に学生へ の安全教育に注力をしている大学法人を 抽出し、その方法等についてのヒアリン グ調査を行い、安全教育に対する学生の 関心を高める工夫や、具体的な教育方法 等についての検討を行った。

B.対象と方法 

  平成 25 年度の質問紙調査で解答を得 た61大学法人から、設問「安全教育に関 する工夫」において学生に対する安全教 育を積極的に行っている旨を回答した大 学を抽出し、調査依頼の承諾を得た大学 に対して、以下の内容についてヒアリン グを実施した。

(1) 教育内容

(2) 対象学生の学年と受講者数 (3) 教育の経緯・目的

(4) 教育結果の評価 (5) 今後の計画 (6) その他 C.結果

最終的に 5 大学より本調査の承諾を得 られ、ヒアリングを実施した。

1. 愛媛大学 

(1) (2)教 育 内 容 お よ び 対 象 学 生 の 学 年・受講者数

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愛媛大学全体では、安全管理・安全 衛生管理に関して、多くのカリキュラ ムが設置されている。

ⅰ)社会力入門(正課) 

平成23 年度より、全新入生1800 人に対して実施される「社会力入門

(2単位)」の1コマで、リスクアセ スメントやヒヤリハット事例を通 して「人生を取り巻くリスクについ て学習し、リスクを分散する能力と リスクに対処できる能力を身につ ける」ことを目的とした、90分の講 義を実施している(e−ラーニング 対応)。

ⅱ)労働安全衛生入門(正課) 

2 回生以上の共通教養科目として

「労働安全衛生入門(2単位:15回)」 を設置している。労働安全衛生の歴 史的変遷から基本的な考え方、企業 におけるハザード要因に関する知 識、リスクコミュニケーション等に ついて、オムニバス形式で実施して いる。受講者は年間約30名。

ⅲ)安全衛生管理特別講義(正課) 

平成18年度より、大学院理工学研 究科博士課程(物質生命工学専攻)

の修士1回生を対象に、有害要因の 取扱い、保護具の使用方法などの実 技を通して、「社会に出た後に安全 衛生管理をする側に立った時のス キルを高める」ことを目的として実 施している。年間約30人が受講。2 単位(15回)。

ⅳ)技術者の初歩(正課) 

農学部2回生200名の必修で「環 境マネジメント」「技術者倫理」「安 全衛生マネジメントの基礎」につい ての講義。指定されたテーマに対応

したProject Based Learning(以下、

PBL)を基に、グループワーク形式で 実施される。2単位(15回)。

ⅴ)技術者・研究者倫理(正課) 

農学研究科(修士課程)生物資源 学専攻を対象に、安全管理に関する 手法や技術・研究者倫理についての 講義。指定されたテーマに対応した PBLを基に、グループワーク形式で 実施される。1単位(8回)。

ⅵ)各部局でのガイダンス教育    理学部・工学部・医学部臨床実習前、

医学部大学院生を対象に、安全ガイ ダンス教育が実施されている。

ⅶ)留学生教育 

留学生のための実験安全教育を包 含した国際ワークショップが年に 1 度開催されている。

ⅸ)サークル等学生活動に対する教育    サークルリーダーや、学生際関係学

生に対して、それぞれの活動におけ る安全・衛生への指導が実施されて いる。

(3) 教育の経緯・目的

従来は各部局や学科・研究室が必 要に迫られて独自に安全教育を実 施していたために、内容が体系的で はなく、また単発的であった。平成 16年の法人化から8年後の平成22 年に、愛媛大学は安全衛生管理規程 の対象に学生を加えることとなり、

以後、「自分の安全は自分で守る」

をコンセプトとした「大学の研究生 活での安全確保」が体系化された。

併せて、社会へ人材を送り出す大学 の役割として「安全に関する社会人 としての素養を教育」する必要があ るとの観点から、理系だけではなく

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文系の学生を含めた、全学生を対象 とした安全衛生教育が実施されて いる。

(4) 教育結果の評価

  単位の認証としてレポートと小 テストを課している。

(5) 今後の計画

  継続される予定。

(6) その他

本学の特徴は、多岐にわたる安全 教育テーマの中で、特に「労働安全 衛生」に特化した教育プログラムを 有していることである。これは、広 く「安全」を取扱うと内容が拡散す る恐れがある、という開講当初のト ップの意見があったことと、社会に 人材を送り出す大学の責任として、

「働いて生き抜く力」といった、単 に知識を教える教育とは違う次元 の「種」を学生に植えることが必要 である、との考え方が背景にある。

 

2. 岡山大学 

  岡山大学での学生を対象とした安全 教育には、以下の5つがある。大学内で の安全確保対策のみならず、卒業後の安 全衛生意識の向上を目的とした内容で 構成されている。

1)教養部「サスティナブル・キャンパ スを目指して」 

(1) 教育内容

防災知識から低炭素社会等、環境マ ネジメント等に関する部局横断的な 15 回の講義の中に、キャンパスライ フにおける安全管理に関するテーマ が4回(「安全で健康なキャンパスラ イフ」「安全で快適なキャンパスライ フを支える仕組み」「楽しい海外研究

を目指して」「野外活動における基本 的心得」)設定されている。2単位(15 回)。

(2) 対象学生の学年と受講者数

学部 1〜2 年次生を対象。年間 100 名前後の受講。

(3) 教育の経緯・目的

当初は廃棄物の処理等を主要業務 としていた環境安全管理センターの 教員・技術職員から、排出規制の厳し い地域における環境教育の必要性に ついて提案がされたことによる。

(4) 教育結果の評価

単位の認証としてレポートと小テ ストを課している。

(5) 今後の計画

継続される予定。

2)薬学部「ケミカル・バイオハザード 学」 

(1) 教育内容

。薬学における化学物質のハザード の関する教育の中に、「岡山大学にお ける安全衛生」「水消火器を用いた実 施訓練」の 2 コマを取り入れ、ヒヤ リハットの取組の意義や効果、また事 故災害発生時の対応等についての実 地型教育をしている。1単位(8回)。 (2) 対象学生の学年と受講者数

薬学部薬学科・創薬科2年次生の選 択科目。薬学系 80名のうち約 40 名 を対象に実施。

(3) 教育の経緯・目的

平成 18 年の薬学分野でのカリキュ ラム改変を機に、実験の安全管理にお けるハザードに関する知識の修得を 目的とした教育を学部生に導入した。

その後、専門課程で研究室に入った学 生が、その知識をより活かせるように

(7)

する必要性が発生したことから、例え ば「ハザードを適切に怖がることが出 来る」など、ハザードについて常に意 識する態度を身につけることができ るように、現在の授業内容が構築され た。

(4) 教育結果の評価

単位の認証としてレポートと小テ ストを課している。特にレポートでは、

「事例に対するソリューション」を具 体的に提案させるPBLを用いており、

「何に気づけばよいのか」に対する学 生の創造力・企画力を併せて評価をし ている。

(5) 今後の計画

カリキュラム編成の改正に伴い、平 成27年度から、単位取得講座から「実 習の心構え」の基本実地教育へ組み込 まれ、薬学系全員に実施される予定。

(6) その他

本講座の特徴として、「経験をして おくことが、その後の発展につながる」

という考え方に基づき、学生のうちに

「ゼロを1にする」ことを目的とした 知識啓発や実地教育を、薬学分野以外 の他の分野の外部講師も招聘する等、

広く安全の分野を包含して啓発して いる点が挙げられる。

3)工学部「工学安全教育」 

(1) 教育内容

平成 23 年の工学部専門基礎科目 の設置を機に、それまで一部の課 程で実施されていた化学安全関係 のカリキュラムを部局全体に拡大 し、内容も化学に特化しない内容 に改変。2単位(15回)。

前半 10 回は、全受講生に対して 安全の基本概念や防災、機械安全、

情報セキュリティに関する講義の ほか、危険要因分析、安全対策立 案などの実技を含めた講義が設定 されている。

後半 5 回の講義は、「機械・シス テム」「電気・通信」「情報」「物質・

生物」にコースを分けて各専門分 野に関する安全管理の講座を展開 している。

(2) 対象学生の学年と受講者数 工学部1年次生160名。

(3) 教育の経緯・目的

実験や研究活動に必要な安全確 保と併せて、卒後に組織の中で「安 全管理」を担当する立場となった 際にも、社会の求める「技術の安 全」を理解し、それを活用できる 素養を身につけることを目的とし ている。

(4) 教育結果の評価

単位の認証としてレポートと小 テストを課している。特にレポー トでは、ヒヤリハット事例等を題 材にした PBL を用いて、「何が必 要か」を考えさせると共に、自分 の考え方を正しく表現するための 論理性や企画力・創造力を併せて 評価をしている。

(5) 今後の計画

継続される予定。

(6) その他

本講座の特徴としては、例えば将 来、ヒヤリハット報告を「書かせる 側」になれる人材の育成など、職場 の中で安全文化を醸成できる知識 やマインドを育成することに、目標 が置かれていることである。

具体的には、「安全に上下はない」

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という考え方を基に、専門課程や社 会に進んだ際に、自らが学んだ「安 全に対するマインド」を大学内や卒 後の社会の中で実践することで、最 終的に「組織」の安全文化を変える 又は醸成することが出来る、という 点が教育の中で意識・強調されてい る。

4)低線量放射線環境安全・安心工学研 究教育プログラム 

(1) 教育内容

平成 20 年に開講した博士課程の特 別履修コースの中で、リスク解析学、

安全設計、環境安全リスクコミュニケ ーション等、安全管理に関する専門教 育を実施している。34単位。

また、担当教員の研究室(高度シス テム安全学研究室)では、産業現場で のプラント安全等の研究と併せて、実 際 に は 体 験 が で き な い 危 険 体 験 を Virtual Reality 技術を用いて再現す る等の研究を通して、学生への啓発を 行っている。

(2) 対象学生の学年と受講者数 博士前期課程の計25名前後。

(3) 教育の経緯・目的

社会の中で安全に関わるリーダー を育成することに目的が置かれてい る。

(4) 教育結果の評価

博士課程の評価に準じて実施して いる。

(5) 今後の計画

カリキュラム改変を機に、「安全管 理のリーダー育成」を目的とした大学 院コース「耐災安全・安心に関する人 材育成プログラム大学院コース」の設 置が計画されている。

(6) その他

本講座の特徴は、社会の中で安全に 関わるリーダーを育成することに目 的が置かれていることである。実地研 修等を通して「知らない不安」からの 脱却を図ることが、それまでの組織ま たは個々人における「安全に対する意 識や経験の積み上げ」を支える基盤と なり、またシステマティックなリスク の認識または分析を基に、リスク低減 の基礎であるリスクコミュニケーシ ョンの技術を身につけることが、結果 として組織の安全文化の継続的な取 組みに繋がる、ということが教育の中 で意識されている。

5)環境安全管理センターによる「出前 講義」 

(1) 教育内容

平成 18 年より、環境管理センター スタッフが、学生による実験導入前教 育として、部局の要請に応じて60分 間の出張環境安全教育を実施。

(2) 対象学生の学年と受講者数

学部 1〜2 年生を中心に、部局の要 請に応じて実施。受講者数は年間600

〜800名。

(3) 教育の経緯・目的

試薬や廃液の管理・取り扱いが中心 だが、併せて学生生活を安全に送るた めの心構え等を啓発している。

(4) 教育結果の評価 特記事項なし (5) 今後の計画

継続される予定。

(6) その他

理系部局の大多数が当講義を利用 している。実験開始前の技術ガイダン スに留まらず、環境への配慮、災害や

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安全な生活への心構え等の安全意識 醸成に関する内容にも触れられてい る。

3. 静岡大学  (1) 教育内容

ⅰ)防災教育 

共通科目として新入生セミナー

(地震防災)、学際科目(地震防災)

「地域社会と災害」等が、防災総 合センターを主体として提供され ている。地震防災・防災科学実習 等の災害科学だけではなく、リス ク・危機マネージメント、心理学、

環境科学、測量学等、部局横断的 な学際的講義を実施している。

ⅱ)静岡大学防災マイスター称号  平成23年度より、「静岡大学防 災マイスター称号」を学内に設立 し、一定レベル(指定必修・選択 講座合計 12 単位)の防災知識を 備えた学生を養成して社会に送 り出す制度を設置している。全学 共通の選択必修科目(4単位以上 取得)の4講座(8単位)の中に

「災害時におけるリスク・危機マ ネージメント」講座が設置されて いる。また教育学部の「学校にお けるリスク管理」が必修単位とな っている(2単位)。

以下、「静岡大学防災マイスター称 号」に係るカリキュラムについて記載 する。

(2) 対象学生の学年と受講者数

平成 23 年度の開講時は教育学部の みが対象であったが、その後平成 24 年には静岡大学全体(学部生)、平成 25 年には大学院(修士)にも対象を

広げている。平成25年度までの修了 者でマイスター取得者は26名(平成 26年度単独で18名を予定)である。

制度取得コース在籍者数は通年約 70

〜80名。

(3) 教育の経緯・目的

災害についての自然科学的知識と 併せて、社会科学的知識(情報リテラ シー、リスクコミュニケーション等)

およびその実践スキルを身につける ことで、自己・他者の生命を守り、災 害後の生活保全を指導するリーダー として、卒業後にそのスタート地点に 立てる人材の育成を目的としている。

(4) 教育結果の評価

修了レポートにおいて、事例提示等 によるPBLにより「得られた知識や 技能を実務にどう活用するか」を評価 している。

(5) 今後の計画

開講後3年で静岡キャンパス全体が 対象となった。平成 28 年度に工学 部・理学部のある浜松地区への拡大が 計画されている。

(6) その他

    本学の特徴は、駿河湾や富士山等が 近くにあり自然災害に対する関心の 高い地域性を活かし、地域防災の観点 から安全管理に高いリテラシーを有 する人材を輩出する仕組みが構築さ れており、それを学内資格の「マイス ター称号」という形で資格化している ことにある。また、この「静岡大学防 災マイスター」取得者は、静岡県知事 認証の「静岡県ふじのくに防災マイス ター」の称号を取得することが可能で ある。こうした、高いスキルを獲得し た人材を求める企業側へのアピール

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となるだけではなく、「安全意識」に 対する学生のインセンティブを高め る効果も期待できる事例である。

4. 筑波大学 

筑波大学は平成25年度にヒアリング を実施したが、その後新たな取り組み が実践されたことから、本年度もヒア リングの対象とした。

(1) 教育内容

平成 20 年度より総合科目「安全衛 生と化学物質(1 単位)」および大学 院共通科目「化学物質の安全衛生管理

(1 単位)」を開講した。前者は学生 の安全意識の高揚を目指したもので あり、受講者数は漸増傾向にある。後 者は実践力の養成を目的としている。

(2) 対象学生の学年と受講者数

学類学生(学部生)1〜2 年生を対 象とした総合科目「安全衛生と化学物 質」では264名、大学院共通科目「化 学物質の安全衛生管理」では59名(共 に平成26年実績)が受講。

(3) 教育の経緯・目的

安全に関する知識のみならず、実践 力・指導力まで一貫したスキルを持つ 人材の育成を目的としている。また、

学生に対して、自身の行動を安全に行 うための知識と技術を啓発すること で、学生自身を守るだけではなく、大 学全体の安全意識の向上を図る狙い もある。

(4) 教育結果の評価

受講後の満足度調査を実施してい る。平成25年度講座の満足度は85% であり、また 84%が「日常生活での 安全意識に変化があった」と回答した。

(5) 今後の計画

平成 27 年度より大学院共通科目と して「EHSマイスター養成講座(注:

EHS=Environmental Health and Safety)」を開講予定。20単位。

また、平成 28 年度より学類の総合 科目として「実践・安全衛生と化学物 質」を開講予定。

(6) その他

  本学の特徴は、以下に挙げられる。

① 啓発・教育教材の充実

185 ページのテキスト「安全衛生 と化学物質」に加えて、100 件以上 の事例を掲載した「事故・ヒヤリハ ット事例集」の冊子を作成している。

また、事故・ヒヤリハット事例は 学内webで公開されており、事故の 型別に閲覧が可能となっている。併 せて、安全管理に関する多数のビデ オ教材が作成され、一部は音声ガイ ダンス付きで、学内で公開されてい る。

② 安全情報へアクセスしやすくする 工夫

前述のwebでのコンテンツ提供と 併せて、実験室内のリスクコミュニ ケーションツールとして、有害性表 示のフォーマットを設定するなど の「見える安全活動」を推進してい る。

また受講者による安全啓発ポスタ ーの作製を行い、インパクトのある デザインで作成されたポスターを 2000枚作成して学内頒布する等、成 果物の活用を実践している。

③ 人材育成

平成 27 年度より開講する大学院 共通科目「EHSマイスター養成講座」

は、作業場において環境安全衛生管

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理の中核となる人材を養成するこ と を 目 的 と し た 講座 で あ り 、「 危 険・有害物質の安全な使用法」「局 排の適切な使用法」「環境汚染を起 こさない化学物質の使用法」「救急 処置」「保護具の適切な使用と管理」

「ヒューマンエラー防止の」「教材 作成実習」等について、実習のみの 実技教育で構成されている。

また、平成 28 年度より学類の総 合科目として「実践・安全衛生と化 学物質」が予定されており、これら を含めた4講座で、安全意識の基礎 知識から実践力・指導力まで一貫し たスキルを持つ人材育成を目指し ている。

5. 広島大学  (1) 教育内容

安全衛生担当教員が、学内外の事 故事例を通して、その発生リスクと再 発防止について学生に考えさせる教 育を実施。

(2) 対象学生の学年と受講者数

新入生ガイダンス、専門課程移行 時の機会に約 30 分〜60 分の安全教 育を、計3000名を対象に実施してい る。

(3) 教育の経緯・目的

学生は労働安全衛生法の対象外で はあるが、学内での活動における安全 衛生の確保、および卒業後の社会人と しての安全衛生意識を持つためには、

教職員同様に安全衛生教育が必要と 判断したため。

(4) 教育結果の評価

特に評価は行っていない。

(5) 今後の計画

法人化以後10年間で、広島大学ヒ ヤリハット報告・事件事故報告システ ムにより多くの事例が蓄積された。教 育に際しては、一般的な啓発よりは実 際に学内で発生した事故事例等を用 いるほうが、受講者の関心を高めるこ とが出来ることから、これらの事例を 分析し、その結果に基づく安全衛生教 材(冊子等)の開発を検討している。

(6) その他

広島大学の安全衛生教育で特筆す るべきことは、大学本部部門に在籍す る専属の教員が学内の安全衛生管理 を一元的に統括していること、また、

その教材の内容の卓越さとその頒布 方法にある。

ⅰ)教材の内容

① 「広島大学安全衛生マニュアル」 

本マニュアルは、研究や野外活動 等の大学特有の各種安全対策の紹 介に留まらず、「安全衛生の基本」

「安全衛生の基礎用語」「ヒヤリハ ット報告書の提出手順フローチャ ート」「事件・事故報告書の様式」

等、基本的な安全知識の紹介から、

実際に事故が起きた際の対応が速 やかに実施できるようにデザイン されている。

また、すべての文章が英語対訳で 記載されており、外国人留学生へ の安全衛生教育教材としても利用 が可能である。

52ページながらA5版であること から、活用しやすいデザインであ り、併せてA4見開き8ページのダ イジェスト版も英語対訳で作成さ れている。

② 動画コンテンツの作成・公開 

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学内のオンライン学習システム に安全衛生教育コースが設置され、

現時点で以下の内容についての講 義内容が動画コンテンツとして掲 載され、学内学生のみならず教職 員が常時閲覧可能な環境が提供さ れている。

  ⅰ.新規採用者向け教育   ⅱ.高圧ガスに関する講演会   ⅲ.薬品管理システム説明会   ⅳ.その他

ⅱ)頒布方法

動画教材のみならず、印刷物につ いてもすべて学内Web上で公開され ており、教職員および学生から安全衛 生関連の教材および情報に対してア クセスしやすい環境が提供されてい る。

 

D.考察とまとめ 

1)大学生に対する安全教育の目的につ いて 

今回のヒアリング調査から、実験ガイ ダンスとしての安全教育等は以前から 単発的には存在はしていたが、体系的 な安全教育が各大学で開始されたのは 概ね平成18年度以降であることから、

その背景には平成16年度の法人化の 影響が関与している可能性がうかがわ れた。しかしながら、それまでの学内 での研究面の安全管理における潜在的 な危機感が露わになった大学は多く、

特に「学生を守る」という観点から安 全衛生管理規程の変更や、新たな教育 カリキュラムを構築した大学も複数見 られた。 

こうした、大学生活に直接関連した安

全教育と併せて、社会に人材を輩出す る大学としての責任から、社会人の素 養としての安全意識醸成を目的とした カリキュラムが、今回ヒアリングを行 ったすべての大学で実践されているこ とが確認された。 

以上のことから、大学において、社会 人の安全意識の素養育成を目的とした 教育カリキュラムを体系的に構築する ことが可能であることが示された。 

2)安全教育受講に対する学生のインセ ンティブ向上について 

受講生が増加傾向にあるカリキュラ ムや、安全管理に関する新たな講座開 講をしている大学での傾向をみると、

講座運営者による教材研究や成果物の 公開など、講座の魅力を高めるための 様々な工夫がその背景にあることが認 められた。また、受講者数増加の背景 として、マイスター制度や公的資格取 得と連動させることも、インセンティ ブ向上の一要因と考えられた。 

こうした取り組みは、受講者へのイン センティブに対してのインパクトだけ ではなく、受講者数増加に伴い「学生 の安全意識」の向上が「大学全体の安 全意識」の向上へと反映されることが 期待され、併せて「社会・国民の安全 意識」の高揚へと繋がることも期待さ れる。 

なお学生のインセンティブを高める ためには、教育効果の高い教材の開発 や、安全衛生管理に係る公的資格等の 取得に関与するなどの工夫が効果的で あるが、そのためには学内・学外から の支援・連携を図ることが必要である と考えられた。 

3)教育の機会について 

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今回の調査から、教育の介入方法は① 新入生等、主に教養課程の学生を対象 とした教育、②博士課程等の学生を対 象に、安全管理の実践力の育成を目的 とした教育、③在学期間中に安全管理 の技術的な実践力およびマネジメント 力の育成を目的とした体系的な教育、

の 3 パターンに類別された。①につい ては、社会や企業に輩出されてから初 めて「安全」に触れるということにな らないように、素養としての知識や考 え方を啓発するものが多数を占めた。

①の実施に際しては、その受講状況か ら、熟練した講師であっても、講義・

実技形式では受講者数の上限は 300 名 程度であると考えられ、教養課程の段 階で高い安全意識やスキル獲得を広く 学生に教育することの難しさが示唆さ れた。その一方で、学年全体など多数 の生徒を対象とする際の手段として、

冊子等の頒布物、安全衛生教材や動画 教材コンテンツ等の ICT 上での配信、

e‑ラーニング等の形式の採用、等の事 例が確認された。受講者からのアクセ シビリティの高いこうした情報環境を 提供することで、安全管理の素養の育 成等に係る一定の教育効果が得られる 可能性が示唆された。 

②では、卒後に各方面における安全管 理を担当すること等を目的とした、安 全管理の専門的技術・実践力を身につ ける内容が多く組み込まれていた。 

③については、教養課程での基礎教育 と博士課程での実践教育を連動した体 系的な人材育成プログラムが構築され ている大学が認められた。これらは、

社会に対して安全管理に優れた人材を 輩出する手段としてモデルとなるケー

スであると考えられた。 

なお、静岡大学においては、防災とい う分野に特化した形ではあるが、修 士・博士課程以前の学部 4 年間を通し て、安全意識や実践力を獲得するプロ グラムが構築されている。テーマが多 岐に渡る安全管理の分野において、テ ーマを特化した形であれば短期間で人 材養成が可能となる例として、労働安 全衛生等のテーマにおいても参考にな るケースであると考えられた。 

4)教育内容・方法について 

今回のヒアリング対象の選択に際し て、座学講義以外の取り組みをしてい る大学を対象としたこともあり、防災 体験学習やリスク分析実習、事故事例 等を用いたグループディスカッション、

安全管理ポスター等のツール作成など、

受講者参加型の多様な教育が認められ た。また、単位取得講座の教育では、

レポート提出等においてヒヤリハット 事例や事故事例等を題材とした PBL を 採用している講座が多数認められ、特 に「安全のために何が必要か、に気づ ける力を身につける」ことを目的とし た指導が重点的に実施されていた。 

なお、全体的には、リスクアセスメン トやマネジメント等の技術的な対応策 に関する内容が多く、体験学習や危険 体感などを取り入れた講座は少なかっ た。Virtual Reality などによる模擬 体験システムが構築されている研究室 もあるが、その汎用的な教育コンテン ツとしての活用は、まだごく一部に留 まっている。危険に接する機会が減っ た現代社会においては、実際に危険を 体感する機会が減ったことが却って危 険感受性を低くしているとの指摘もあ

(14)

1)、今後こうした体験教育等に関す る教材や教育手法の開発が課題である と考えられた。 

5)教育の評価について 

講座受講者への満足度調査や、レポー トでの理解度の確認といた評価が実施 されているものの、教育後の安全行動 の変化や卒後の安全意識の比較等につ いての調査や検討がされている大学は 多くはなかった。教育効果測定手法の 開発やその評価の実施が、今後の課題 であると考えられた。 

6)大学で安全教育を行う意義について  大学には化学的要因・物理的要因をは じめ多種多様な危険有害要因が存在し ている。また法人化 10 年を経過して、

安全管理に関する多くの事例やノウハ ウが蓄積されてきた。こうしたことか ら、ガイダンス教育等の従来の安全教 育カリキュラムを活用しつつ、社会人 に必要な安全管理の知識や実践力を、

大学をフィールドとして教育・育成す ることは、社会が求める「危険感受性 の向上」や「安全リテラシーの醸成」

に有用であることが示唆された。 

なお、現在の講座運営は、その多くは 兼務でありながらも安全教育に対して 熱意のある教職員等により運営されて いる。他学においても同様な教育体系 を構築するためには、教育側の人材育 成や好事例の水平展開等が必要である。

また、安全管理に対する学生のインセ ンティブを高めるためには、教育カリ キュラム開発の工夫や資格制度との連 動が効果的であることが示唆されてい る。こうした課題に対して、学内のみ ならず学外からの支援・連携が必要で

あると考えられた。 

 

E.研究発表 

【口頭発表(国際学会・シンポジウム)】 

1)Y.Okubo.A survey on the health and safety education in universities.21st Asian Congress of Occupational and Health (ICOH 2015).

2)K.Yamamoto, R.Kuroda, Y.Okubo.

Investigation into undergraduate safety education at Japanese Universities and colleges (Results of Interview). 1st Asian Conference on Safety and Education in Laboratory (ACSEL2014).

3)K.Yamamoto, R.Kuroda, Y.Okubo.

Investigation into undergraduate safety education at Japanese Universities and colleges (Results of Interview). 31st International Congress of Occupational and Health (ICOH 2015).

 

【口頭発表(国内学会等)】    特記事項なし 

 

【論文発表】 

  特記事項なし   

【参考文献】 

1)若年労働者の労働災害防止のための安全衛 生管理手法の開発に関する調査研究報告書

(平成 25 年)中央労働災害防止協会 

2)安全文化醸成のための方策等に関する調査 研究報告書(平成 18 年)  中央労働災害防止 協会

 

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(16)

     

(17)

     

(18)

     

(19)

     

(20)

 

図1.愛媛大学「労働安全衛生入門」講義

回数

10 11 12 13-

14 15

図1.愛媛大学「労働安全衛生入門」講義

回数    日 曜日 1 10月23日 木

2 10月24日 金

3 10月30日 木

4 10月31日 金 5 11月6日 木

7 11月13日 木

6 11月20日 木 8 12月5日 金 9 12月12日 金 10 12月18日 木 11 12月19日 金 12 1月9日 金 13-

14 1月16日 金 15 1月22日 木

平成26年度 教養教育科目 「現代社会の諸問題」 労働安全衛生入門 講義日程担当   

図1.愛媛大学「労働安全衛生入門」講義

曜日 時間 場  所 5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

5時限 M24(予定)

未定

5時限 M24(予定)

平成26年度 教養教育科目 「現代社会の諸問題」 労働安全衛生入門 講義日程担当   

図1.愛媛大学「労働安全衛生入門」講義内容

場  所    項  目 M24(予定) 講義のガイダンス

M24(予定) 労働安全衛生総論

M24(予定) 安全と法令

M24(予定) 日常の危険 M24(予定) 化学物質と安全衛生

M24(予定) 放射線、高圧ガス、電気、酸 欠、ガラス器具と安全衛生 M24(予定) 粉じん、騒音、温度、気圧、環

境汚染と安全衛生 M24(予定) 留学生と安全衛生 M24(予定) 学校における安全衛生 M24(予定) 大学での事故例 M24(予定) 労働災害 M24(予定) 放射線と安全

企業における労働安全衛生 の実態

M24(予定) まとめ・アンケート

平成26年度 教養教育科目 「現代社会の諸問題」 労働安全衛生入門 講義日程担当   

内容 

   項  目 講義のガイダンス

労働安全衛生総論

安全と法令

日常の危険

化学物質と安全衛生 放射線、高圧ガス、電気、酸 欠、ガラス器具と安全衛生 粉じん、騒音、温度、気圧、環 境汚染と安全衛生 留学生と安全衛生 学校における安全衛生 大学での事故例

放射線と安全

企業における労働安全衛生

まとめ・アンケート

平成26年度 教養教育科目 「現代社会の諸問題」 労働安全衛生入門 講義日程担当   

         

      内       容 履修方法と講義の概要説明

労働安全衛生の歴史と考え方

大学の実験室や企業活動での安全衛生に係るさまざまな法律とそ の内容を学ぶ

日常生活の危険と有害を取り上げ、それを回避する方法(ヒヤリハッ ト、危険予知訓練、リスクアセスメント)について学ぶ

化学物質の危険とう有害について具体的に学ぶ。また、取り扱う際 の注意点について学ぶ。

高圧ガス、電気、酸欠、ガラス器具の危険について学ぶ。また、取 扱う際の注意点について学ぶ。

粉じん、騒音、温度、気圧、環境汚染の危険と有害について学ぶ 学生とのリスクコミュニケーションについて学ぶ。

子どもの安全・教職員の安全衛生について学ぶ

大学での事故例を紹介する。事故に起因する危険源(ハザード)の 種類について学ぶ。

労働災害、職業病、健康診断について学ぶ。

放射線の種類と安全な取り扱いについて学ぶ

本講義のレポートを作成する。

平成26年度 教養教育科目 「現代社会の諸問題」 労働安全衛生入門 講義日程担当   

 

      内       容 履修方法と講義の概要説明

労働安全衛生の歴史と考え方

大学の実験室や企業活動での安全衛生に係るさまざまな法律とそ

日常生活の危険と有害を取り上げ、それを回避する方法(ヒヤリハッ ト、危険予知訓練、リスクアセスメント)について学ぶ

化学物質の危険とう有害について具体的に学ぶ。また、取り扱う際 の注意点について学ぶ。

高圧ガス、電気、酸欠、ガラス器具の危険について学ぶ。また、取 扱う際の注意点について学ぶ。

粉じん、騒音、温度、気圧、環境汚染の危険と有害について学ぶ 学生とのリスクコミュニケーションについて学ぶ。

子どもの安全・教職員の安全衛生について学ぶ

大学での事故例を紹介する。事故に起因する危険源(ハザード)の 種類について学ぶ。

労働災害、職業病、健康診断について学ぶ。

放射線の種類と安全な取り扱いについて学ぶ

本講義のレポートを作成する。

平成26年度 教養教育科目 「現代社会の諸問題」 労働安全衛生入門 講義日程担当   

   

大学の実験室や企業活動での安全衛生に係るさまざまな法律とそ

日常生活の危険と有害を取り上げ、それを回避する方法(ヒヤリハッ ト、危険予知訓練、リスクアセスメント)について学ぶ

化学物質の危険とう有害について具体的に学ぶ。また、取り扱う際

高圧ガス、電気、酸欠、ガラス器具の危険について学ぶ。また、取

粉じん、騒音、温度、気圧、環境汚染の危険と有害について学ぶ 学生とのリスクコミュニケーションについて学ぶ。

子どもの安全・教職員の安全衛生について学ぶ

大学での事故例を紹介する。事故に起因する危険源(ハザード)の

労働災害、職業病、健康診断について学ぶ。

放射線の種類と安全な取り扱いについて学ぶ

平成26年度 教養教育科目 「現代社会の諸問題」 労働安全衛生入門 講義日程担当   2014.10.19

大学の実験室や企業活動での安全衛生に係るさまざまな法律とそ

日常生活の危険と有害を取り上げ、それを回避する方法(ヒヤリハッ 化学物質の危険とう有害について具体的に学ぶ。また、取り扱う際

高圧ガス、電気、酸欠、ガラス器具の危険について学ぶ。また、取

粉じん、騒音、温度、気圧、環境汚染の危険と有害について学ぶ

大学での事故例を紹介する。事故に起因する危険源(ハザード)の

(21)

図2.静岡大学防災マイスター制度の概要

 

図2.静岡大学防災マイスター制度の概要

 

図2.静岡大学防災マイスター制度の概要

 

図2.静岡大学防災マイスター制度の概要とカリキュラム

 

とカリキュラム  

(22)

図3.筑波大学の安全衛生教育体系プログラム

       

図3.筑波大学の安全衛生教育体系プログラム図3.筑波大学の安全衛生教育体系プログラム 図3.筑波大学の安全衛生教育体系プログラム 図3.筑波大学の安全衛生教育体系プログラム 

(23)

図4.筑波大学の受講生による安全ポスター  

     

図5.  筑波大学の実験室の有害要因表示フォーム

     

図4.筑波大学の受講生による安全ポスター

筑波大学の実験室の有害要因表示フォーム

 

図4.筑波大学の受講生による安全ポスター

筑波大学の実験室の有害要因表示フォーム

 

図4.筑波大学の受講生による安全ポスター 

筑波大学の実験室の有害要因表示フォーム

 

 

筑波大学の実験室の有害要因表示フォーム 

  

  

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図6.広島大学の安全衛生マニュアル(表紙・背表紙と目次). 

参照

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