雇用・就業アンケート調査の結果について
平成 25 年 8 月
産業労働部政策労働局産業政策課
雇用・就業アンケート調査結果 調査対象:県内ハローワークを訪れた求職者及び県の能力開発プログラムの 受講者(職業訓練校生徒) 調査時期:平成 25 年 5 月末~6 月末(施設訪問者に協力依頼、その場で回収) 回 収 数:708 人 ~ 調査結果の概要 ~ Ⅰ 就業形態、転職等について ○失業直前の就業形態は、半数以上が正社員。非正規社員の割合は、全世代を 通じて男性より女性の方が高い。男性は 50 代以降に非正規社員割合が増加。 ○転職経験のある短大・高専卒業者で資格を持つのは 75%。大学卒では 67%。 有資格者の転職経験の多さがみられる。 ○離職理由で最も多かったのは、「賃金や労働形態への不満」。正社員だった人 に限ってみると、人間関係の不和や、会社倒産・人員整理などの勤務先の都 合も多い。 Ⅱ 労働感・職業感について ○労働目的は「収入を得るため」「生活を充実させるため」が多数。 ○職業を選択する際に重視する点は、「職種・仕事内容」「給与・賃金」が多い。 Ⅲ 今後の就業希望・就業意向について ○今後希望する業種は、製造業がトップ。職種では、技術職が多い。また、前回 と同じ業種、職種を希望する人は、全体の 3 割程度。 ○今後希望する就業形態として、全体の 9 割近くが「正社員」と回答。 Ⅳ 求職活動の状況について ○求職活動の平均期間は、4.5 ヶ月。6 ヶ月超は全体の 23%。 ○求人活動の場所、方法は、ハローワークが全体の 8 割、職業訓練校回収分のみでも 6 割強。インターネット就職専門サイトと求人広告・チラシは、それぞれ 4 割程度。 Ⅴ 職業能力開発のための取組について ○開発・習得したい職業能力のトップは「コミュニケーション能力」。それに加え、男性は内部 管理能力や専門能力を、女性は事務処理能力を求める傾向。 ○能力開発に向けた取組としては「特に何もしていない」が最多(ハローワーク集計分)。 Ⅵ、Ⅶ ひょうごの魅力、雇用支援策への意見について ○全体の 7 割は、生活、しごとの場としての兵庫県に魅力に感じている。 ○充実してほしい雇用支援策として、「求人情報や会社に関する情報提供」がトップ。 性 別:男性 376 人、女性 330 人 (無回答 2 人) 年 齢:10 代/153 人、20 代/201 人、30 代/179 人、40 代/119 人、 50 代/41 人、 60 代/12 人 (無回答 3 人) 居住地域:神戸/176 人、阪神南/73 人、阪神北/34 人、北播磨/30 人、 東播磨/98 人、中播磨/103 人、西播磨/34 人、但馬/116 人、 丹波/8 人、淡路/10 人 (無回答 26 人) 最終学歴:中学/17 人、高校/265 人、専修・専門/93 人、短大・高専/78 人、 大学/197 人、大学院/4 人、その他/49 人 (無回答 5 人)
Ⅰ 就業形態、転職等について 《就業形態の状況 ~女性は 30 代から非正規社員割合が増加~》 ○失業直前まで働いていた就業形態について、正社員と回答した人は 57.1%(260 人 /455 人(有効回答数、以下同じ)、契約社員・派遣社員が 21.1%(96 人/455 人)、 パート・アルバイトが19.8%(90 人/455 人)と、正社員はそれ以外の就業形態よ り多い。 ○年代別に見ると、20 代では正社員が 54.4%(86 人/158 人(年代別有効回答総計、 以下同じ))、30 代が正社員が 46.2%(67 人/145 人)と、30 代に入って若干正社 員割合が低下し、40 代では正社員が 53.8%(56 人/104 人)、50 代では正社員が 57.6%(19 人/33 人)と正社員割合が回復する傾向がみられた。 ○年代別・性別にみると、20 代の非正規社員割合は、男性が 45.5%(35 人/77 人)、 女性が45.7%(37 人/81 人)とほぼ同じだったのに対し、30 代にはいると男性が 48.4%(30 人/62 人)、女性が 57.8%(48 人/83 人)と、女性の非正規社員の割 合が男性を上回り、40 代以降もその傾向が続いている。なお、継続雇用の対象とな る60 代に近づくと、男性の非正規社員割合が増加し女性の非正規社員割合に近づく。 この傾向は、平成24 年就業構造基本調査(総務省)の公表結果からも見てとれた。 ○平成24 年就業構造基本調査では、『「雇用者(役員を除く)」に占める「非正規の職 員・従業員」の割合は男女共に上昇が続いているほか、過去5年間の転職就業者の 雇用形態間異動は正規から非正規への異動割合が上昇』とされており、就業者に占 める非正規社員割合の上昇は、より加速していくものと考えられる。 《転職経験者の資格取得状況等 ~転職経験のある短大・高専卒者の 75%は有資格者、 大卒者も 66.7%が資格を持つ~》 ○「就業経験がある」と回答した人(521 人)のうち、「転職経験がある」と回答があ ったのは77.4%(403 人/521 人)。うち、ハローワーク訪問者だけでみると 79.1% (261 人/330 人(ハローワーク・「就業経験あり」総数)、職業訓練施設だけでは 74.3%(142 人/191 人(職業訓練施設・「就業経験あり」総数))となった。 ○「転職経験がある」と回答した人のうち、有資格者は60.5%(244 人/403 人(転 職ありの総数、以下同じ))、一方で「転職経験がない」と回答した人のうち、有資 男性 非正規割合 女性 非正規割合 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 50.0% 55.0% 60.0% 男性非正規割合 45.5% 48.4% 40.9% 26.7% 50.0% 女性非正規割合 45.7% 57.8% 50.0% 55.6% 57.1% 20代 30代 40代 50代 60代以上 〔年代・男女別にみた失業前の非正規社員割合〕 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 20代 30代 40代 50代 60代以上 男性 女性 〔参考 兵庫県の非正規社員割合〕 (H24 就業構造基本調査(総務省)を基に作成) (今回調査結果)
格者は51.0%(49 人/96 人)と、有資格者の転職経験の多さが見うけられる。 ○最終学歴別にみると、高校卒業者で「転職経験がある」と回答した人のうち資格を 持つ人は 50.0%(73 人/146 人)、専修・専門学校卒業者では 62.5%(35 人/56 人)、短大・高専卒業者では 75.0%(45 人/60 人)、大卒者で 66.9%(81 人/121 人)となった。 《離職理由 ~もっとも多いのは、「賃金や労働形態への不満」、 正社員に限ってみると、いじめや勤務先都合も多い~》 ○退職理由として一番多いのは「賃金・労働形態への不満」15.6%(76 人/487 人)。 就業形態別でみると、正社員では「賃金や労働形態への不満」が16.8%(42 人/250 人(有効回答総数、以下同じ))のトップ。非正規社員では「雇用期間の満了」が 27.9%(51 人/183 人)でトップだったが、「賃金や労働形態への不満」が 14.2% (26 人/183 人)と続いた。このことから、正社員、非正規社員ともに、賃金や労 働形態への不満が退職原因になっている。また、正社員については、いじめなど人 間関係の不和や、倒産、事業不振、人員整理など、勤務先の事情等に起因する退職 が目立っている。 ○その他の退職理由としては、「結婚のため」「夫の転勤のため」が多くみられ、依然、 男性を中心とした家族スタイルが主流の社会において、これらが女性の社会進出に 影響を与えているのではないかと思われる。 Ⅱ 労働感・職業感について 《労働目的・職業選択の視点 ~労働目的は、「収入を得るため」「生活を充実させるため」 が多数 職業の選択は「職種・仕事内容」「給与・賃金」を重視する傾向がある~》 ○労働の目的は、「収入を得るため」が82.9%(587 人/708 人(複数回答、以下同じ) で最も多く、「生活を充実させるため」が40.0%(283 人/708 人)、「自分自身の成 長のため」が32.8%(232 人/708 人)の順となった。この傾向は、男女別、年代 別でも同様の傾向が見られる。 29 14 20 9 5 3 19 27 42 30 24 28 13 15 9 5 5 51 2 12 15 26 12 11 7 その他 通学・スキ ルアップ 健康上の理由 出産・育児 介護・看護 雇用期間の満了 定年退職 仕事が向いていなかった いじめなど人間関係不和 賃金、労働形態への不満 事業不振や先行き不安 人員整理・勧奨退職 会社倒産・事務所閉鎖 〔正社員〕 〔正規以外〕 〔正社員・非正規社員別 退職の理由〕 ※注意:別冊のデータ集の数値と一致しない(別冊データ集は正社員・非正規社員の区分が不明な回答も含んでいるため)
○職業選択で重視する点については、「職種・仕事内容」が58.2%(412 人/708 人) で最も多く、「給与・賃金」が 35.9%(254 人/708 人)、「やりがい・面白さ」が 35.0%(248 人/708 人)の順となった。また、男女別、年齢別でも同じ傾向がみ られた。 ○しごとと生活の調和について、「しごとと生活のバランスを取りながら、両方とも充 実させたい」と回答した人が、年代、性別問わず一番多く、続いて「しごと内容に 関わらず、しごとより自分の生活を充実させたい」と回答する人が多かった。 Ⅲ 今後の就業希望・就業意向について 《希望する業種、職種、就業形態 ~今後希望する業種は、製造業がトップ、職種では 技術職、事務職が多い。前回と同じ業種、職種を希望する人は全体の3割~》 ○今後希望する業種については、製造業が37.4%(265 人/708 人(複数回答、以下 同じ))、医療・福祉・介護が18.2%(129 人/708 人)、卸売・小売が 15.4%(109 人/708 人)の順となった。 ○また、今後希望する職種については、製造系技術職(研究・開発・設計、生産工程・ 労務管理、技能・技術)が68.6%(486 人/708 人)と最も多く、ついで事務系職 (経理・財務、管理・企画、その他事務)が57.2%(405 人/708 人)となった。 ○前回と同じ業種、職種への希望について、同じ業種を希望する人は 32.6%(231 人 /708 人)、職種は 37.9%(268 人/708 人)となり、3割~4割程度の人が、直前 まで働いていた業種、職種を希望していることがわかった。 ○なお、前回と同じ業種を希望されるものとしては、製造業が32.5%(75 人/231 人) のトップ。医療・福祉・介護が19.5%(45 人/231 人)、卸売・小売が 13.0%(30 人/231 人)が続いた。職種では、事務系職種が 39.2%(105 人/268 人)のトッ プで、製造系技術職の27.2%(73 人/268 人)を上回った。 ○今後希望する就業形態としては、「正社員」が86.2%(610 人/708 人)で、「パー ト」は7.6%(54 人/708 人)となった。 ○希望する業種等に就職できなかった場合の対応としては、「希望業種等を諦めて、他 の業種の正社員を目指す」が37.7%(267 人/708 人)とトップ。「しばらくアルバ イトをしながら希望業種等を探し続ける」が29.2%(207 人/708 人)と続いた。 建設 7% 製造 33% 情報通信 3% 運輸 4% 卸売・小売 13% 医療・福祉・介護 19% 宿泊・飲食 4% 教育・学習支援 4% 生活関連、娯楽 3% その他 10% 事務職系職種 40% 営業・販売職 14% 製造系技術職 27% 接客サービス 5% 介護・福祉職 8% IT・システム職 2% その他 4% 前回と同業種を希望 〈回答総数231 人〉 前回と同職種を希望 〈回答総数268 人〉
ハローワーク 558 ひょうご・しごと情報広場 24 女性 就業 相談 センター 100 シルバー 人材センター 7 学校 への 求人 120 地域の商工会議所 商工会 3 求人広告 情報誌 チラシ 269 インターネット 就職専門サイト 278 ダイレクトメール 7 知人 友人 の 紹介 91 民間の職業紹介所 80 人材 派遣 会社 90 企業の ホーム ページ 97 合同就職説明 面接会 47 張り紙など直接求人 30 その他 5 Ⅳ 求職活動の状況について 《活動期間、場所、方法 ~活動期間は平均 4.5 ヶ月、 活動場所はハローワークがトップ~》 ○求職活動期間は、平均で4.5 ヶ月。6 ヶ月を超えて活動しているのは、10~20 代が 27.1%(96 人/354 人(20~30 代回答総数))、そのうち 56.3%(54 人/96 人)は 職業訓練校等で訓練中であった。また、30~40 代では 18.1%(54 人/298 人(30 ~40 代回答総数))が 6 ヶ月を超えて求職活動をしており、うち 31.5%(17 人/54 人)が職業訓練校等で訓練中であった。 ○職業訓練校で訓練を受けていない人で、求職活動が6ヶ月を超える人について、そ の原因は、「こだわりを持って就職活動をしている」、「業種、就業形態を絞りすぎて いる」など求職者の活動スタンスによるもののほか、「妊婦になって雇用されにくく なった」「年齢が合わない」「勤務地条件があわない」「育児、介護、仕事との両立可 能な条件がない」など、雇用条件とのミスマッチについての意見が多かった。また、 「やりたい仕事が見つからない」「自分の性格に問題がある」など、求職活動におけ る悩みも垣間見えた。 ○求職活動の場所・方法としては、ハローワークを利用した人が全回答者の78.8%(558 人/708 人(複数回答、以下同じ))、職業訓練校回収分のみでも 63.5%(233 人/ 367 人)と一番多く、インターネット就職専門サイトが 39.3%(278 人/708 人)、 求人広告・チラシが38.0%(269 人/708 人)と続いた。 ○求職活動の場所・方法に関し、公的機関と民間機関の利用割合をみると、回答総数 (1806(複数回答))の 45%(812/1806)は公的機関を、40.1%(724/1806)は 民間機関を利用しており、公的機関、民間機関ともに利用されている状況がうかが える。 《求職上の悩み ~「企業側から職務経験が求められる」がトップ ついで「条件にあう求人がほとんどない」~》 ○求職活動にあたっての困ったことや悩んでいることについて、「企業が職務経験を求 めること」が 31.2%(221 人/708 人)とトップとなった。企業が即戦力を求めてい 〔求職活動の場所、方法に関する公的機関と民間機関の利用状況〕 公的機関を利用(812) 民間機関を利用(724) (回答総数 1806(複数回答)〕
る実態が垣間見える結果といえる。なお2位は、29.2%(207 人/708 人)の「条件 にあう求人がほとんどない」となった。 Ⅴ 職業能力開発のための取組 《開発・習得したい職業能力 ~1 位は「コミュニケーション能力」、2位は「パソコン能力」、男性は 内部管理・専門技術系能力を、女性は事務処理、語学、医療・介護系能力を重視~》 ○就職やスキルアップのために開発・習得したい職業能力については、「コミュニケーション能 力」が43.1%(305 人/708 人(複数回答))と最も多く、「パソコン処理」38.7%(274 人/708 人)、「事務処理能力」24.9%(176 人/708 人)が続いた。 ○性別で見ると、男性は「コミュニケーション能力」に加え、「経営・企画能力」「調査分析能力」 の内部管理能力と、CAD や特殊技能、資格・検定などの専門技術能力を重視する傾 向がみられる。一方、女性では「事務処理能力」「経理・簿記能力」「パソコン処理」の 内部事務処理能力と医療・介護関係能力を重視する傾向がみられる。 ○また、年代別に見ると、若年者ほど「コミュニケーション能力」を重視する傾向が見られる。 一方で、中高年齢者に なるほど「パソコン処理」 の必要性を高く感じる 傾向が見られる。 また、「事務処理能力」 についても、若年者よ り中高年齢者の方が重 視する傾向が見られる。 〔性別でみた、就職やスキルアップのために開発・習得したい職業能力(複数回答)〕 76 80 35 186 59 48 34 27 39 106 82 10 95 96 14 33 28 49 119 60 17 142 83 24 168 33 51 21 43 6 0 50 100 150 200 250 300 350 経 営 ・ 企 画 能 力 調 査 ・ 分 析 能 力 外 国 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 ビ ジ ネ ス マ ナ ー 管 理 ・ マ ネ ー ジ メ ン ト 力 事 務 処 理 能 力 経 理 ・ 簿 記 能 力 デ ザ イ ン 力 パ ソ コ ン 処 理 製 図 ・ C A D 医 療 ・ 介 護 関 係 資 格 専 門 技 術 ・ 特 殊 技 能 資 格 ・ 検 定 ・ 認 定 特 に な し 女性 男性 (人) 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 経 営 ・ 企 画 能 力 調 査 ・ 分 析 能 力 外 国 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ビ ジ ネ ス マ ナ ー 管 理 ・ マ ネ ー ジ メ ン 事 務 処 理 能 力 経 理 ・ 簿 記 能 力 デ ザ イ ン 力 パ ソ コ ン 処 理 製 図 ・ C A D 医 療 ・ 介 護 関 係 資 格 専 門 技 術 ・ 特 殊 技 能 資 格 ・ 検 定 ・ 認 定 特 に な し 10~ 20代 30~ 40代 50代以上 〔年代別でみた開発・習得したい職業能力に関する割合〕
《能力開発に向けた取組 ~「特に何もしていない」が最多、「独学」も同様に多い~》 ○ハローワークを訪れた人を対象に、職業能力開発のために取り組んでいる内容を聞 いた結果、「特に何もしていない」が39.0%(133 人/341 人(ハローワーク回収総数、複数 回答、以下同じ))、「知人に教わったり、自宅で独学であるが、能力開発に努力している」 が 34.6%(118 人/341 人)となった。一方で、職業訓練・講座を受けている人は 12.0%(41 人/341 人)に留まった。 Ⅵ ひょうごの魅力について 《生活の場としての兵庫県 ~兵庫県で暮らしたいと考える人は全体の7割以上 ただし、前回調査から低下~》 ○生活をする場、仕事をする場としての兵庫県についての考えを伺った結果、「兵庫県 で暮らし、しごともしたい」と回答した人が59.7%(423 人/708 人)と最多とな ったが、前回調査(H22 年度)の結果である 63.0%からは低下している。 また、「兵庫県で暮らし、しごとは他府県でもよい」が14.5%(103 人/708 人)で、 前回調査の21.6%から低下している。これらを総合的に見ると、前回調査では回答 者の84.6%が「兵庫県で暮らしたい」と回答しているが、今回調査では 74.3%(526 人/708 人)と約 10 ポイント低下する結果となった。 ○兵庫県で暮らしたいと考える理由として、「生まれ育った街で安心感がある」「神戸 が好き」「住み慣れた場所だから」「物価が安く住みやすい」「都会と自然の両方があ るから」といった兵庫県の居住環境の良さに関する意見が見られる。 ○一方、反対の意見としては、「大阪のほうが職場に近い」「希望職種を優先するため」 など仕事と居所の近さにこだわる意見や、「独身なのでこだわりがない」「閉鎖的な 地域だから」などの意見がみられた。 ○生活の場、しごとをする場として回答のあった他府県は、隣接近隣府県の大阪府、 京都府、岡山県であった。 Ⅶ 行政が実施している雇用支援策について 《充実してほしい雇用支援策 ~トップは、求人情報や会社に関する情報 スキルアップ講座やキャリアカウンセリングへのニーズも高い~》 ○充実してほしい雇用支援策として「求人情報や会社に関する情報」が 39.0%(276 人/708 人)のトップで、「スキルアップ講座」34.0%(241 人/708 人)、「キャリ ア・カウンセリング」30.5%(216 人/708 人)と続いた。 ○年代別に見ると、10~20 代では「就職セミナー」や「企業と就職希望者とのマッチ ングの機会」へのニーズが高くなる傾向が見られる。30~40 代では「教育訓練プロ グラム」へのニーズが高くなっているほか、50 代以上では「求人情報や会社に関す る情報」へのニーズが高くなっている。 ○公的支援策の改善点、新たに望むことに関する意見については、「仕事と子育て、介 護の両立にむけた支援策の充実」や「シングルマザーが子育てしながら仕事ができ る支援」「女性が正社員として一生働くことのできる社会の実現」など、女性の社会 進出への支援充実を求める声が多く見られた。
○また、「企業調査機関の調査内容の閲覧」や「ブラック企業に関する情報提供」など 多様な企業情報の提供に関する意見があった。さらに、「起業を目指す人に対する教 育支援」「求人トレンドにあわせた職業訓練メニューの充実」といった求職者の多様 なニーズにあわせた支援の充実に関する意見も寄せられた。 なお、「公的機関の支援策は案外知られていないので、普及啓発すべき」と広報周知 の不十分さを指摘する意見もあった。 13 6 30 13 10 80 30 59 63 39 73 60 170 30 34 13 79 55 55 78 60 74 75 57 57 38 37 82 36 49 52 58 69 48 49 2 1 7 特に必要なし その他 民間企業の誘致・育成 公的支援策の情報 起業に関する支援 スキルアップ講座 イ ン ターンシップ・トラ イ ヤル雇用 経済的な支援 教育訓練プ ロ グラ ム 就職セミナー キャリア・カ ウンセリング 企業と就職希望者とのマッチン グの機会 求人情報や会社に関する 情報 13 6 45 29 27 108 70 74 89 104 104 93 151 61 46 25 118 46 79 93 48 102 81 107 10 10 7 14 5 9 10 5 9 9 18 5 4 3 特に必要なし その他 民間企業の誘致・育成 公的支援策の情報 起業に関する 支援 スキルアップ 講座 イ ン ターン シップ ・トラ イ ヤル雇用 経済的な支援 教育訓練プ ロ グラ ム 就職セミナー キャリア・カ ウン セリン グ 企業と就職希望者とのマッチン グの機会 求人情報や会社に関する 情報 〔充実してほしい雇用支援策(優先順位分け)(複数回答)〕 〔充実してほしい雇用支援策(年代別)(複数回答)〕 <優先順位1> <優先順位2> <優先順位3> <10~20 代> <30~40 代> <50 代~>