• 検索結果がありません。

池田 和子

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア " 池田 和子"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

A.研究目的

本研究では、HIV看護の均てん化を目指し、全国 エイズ診療拠点病院の看護体制の現状や課題を把握 し、HIV/AIDS担当看護師の支援に役立てることを 目的に、平成19年度(以下、初回調査)からアン ケート調査を実施している。

B.研究方法

1.平成 28 年度 HIV/AIDS 看護体制調査

初回調査以降、2年毎に実施し、調査項目に加筆・

修正しながらこれまで計6回実施した。過去の調査 結果から、看護実務者(以下、実務者)の業務上の

課題として「後継者がいない」ことが挙げられた。

平成28年度調査では、看護管理者向け(調査A)

と実務者用(調査B)の調査票を作成し、それぞれ 以下の目的で調査を実施することとした。

調査 A 管理者向け

目的:看護師の配置や人材育成に関する意見を収集 し、看護体制整備の課題を検討する。

対象:全国エイズ診療拠点病院382施設(ブロック 14施設、中核53施設、拠点315施設)の看護管理者 本研究では、我が国のHIV看護の均てん化を目指し、全国エイズ診療拠点病院の看護

体制の現状や課題を把握し、HIV/AIDS担当看護師の支援に役立てることを目的に、平 成19年度から2年毎にアンケート調査を実施している。平成28年度は、管理者向け

(調査A)と実務者向け(調査B)に調査を実施した。調査Aでは、患者数にあわせ専従 もくしは担当として看護配置が行われていること、看護師の研修参加支援を行ってい たことが把握された。また支援課題では、「HIV看護を希望しないこと」、「症例が少 ないこと(結果として看護師が育成出来ないこと)」が挙げられた。調査Bの結果で は、ウイルス疾患指導料2施設基準加算算定に必要な職種がそろっている施設は91施 設あったが、「看護師の専従配置」が出来ず算定が難しい施設が多かった。平成18年 度に作られ、既に10年経過しても看護師の専従配置が課題で有ることが再確認された が、算定要件の検討はHIV診療体制について大きな課題である。患者ケアの実施状況 について患者数20人以上(A群)と20人未満(B群)で比較した。A群では、患者ケア は概ね看護師と医師が実施し、服薬などのより専門的な支援については薬剤師やMSW など多職種が実施したり、多職種と重ねて実施したりしていた。ブロックへ期待する ことは研修でありA群では「事例検討」、B群は「講演」であった。

看護体制整備について、管理者は実務者に多様な研修参加を支援し、実務者もブロッ クに研修を期待していることが明らかになった。ブロック拠点病院の看護師は、拠点 病院の患者数や施設の要望にあわせ、より効果的な研修を企画・提供し、看護師の後 継者育成に積極的に取り組む必要がある。

研究要旨

ブロック内中核拠点病院間における相互交流による HIV診療環境の相互評価に関する研究

研究分担者

池田 和子

国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院 エイズ治療・研究開発センター 看護支援調整職

11

(2)

調査 B 実務者向け

目的:実務者の患者ケア実施状況と課題・患者相談内 容と課題から、HIV 担当看護師への支援を検討する。

対象:調査Aの配布施設の看護実務者 調査期間:平成29年1月から2月末日

調査方法:全国エイズ診療拠点病院の看護管理者宛 に管理者用と実務者用の調査票を郵送し、管理者・

実務者それぞれの回答を依頼した。

調査項目:

調査 A

Ⅰ. 診療体制、ウイルス疾患指導料2と施設加算の 算定の有無、非算定要件、Ⅱ. 実務者の配置の有 無、立場、配置場所、配置理由、Ⅲ. 院内の看護師 に対するHIV看護の人材育成の支援と課題

調査 B

Ⅰ. 診療体制(医療区分、診療科、平成28年受診患 者数)、Ⅱ-1. 患者ケア実施職種、Ⅱ-2. ケア実施状 況(項目内容:療養8、服薬支援6、サポート7、連 携・調整9)、Ⅱ-3. 患者相談と課題その理由(項目 内容:疾患や療養生活9、打ち明け6、関係性3、社 会9)、Ⅲ. 当該ブロック看護師に期待する支援

分析方法:各項目について医療区分別と患者数別 に 基本統計量を求めた。

(倫理面への配慮)

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター倫 理委員会の承認を得て実施した。

C.研究結果

1.平成28年度HIV/AIDS看護体制調査 調査 A 管理者向け結果

160施設(回収率41.8%)から回答があった(ブ ロック 11、中核 35、拠点 114)。通院患者ありは 125施設であったが、ウイルス疾患指導料2を算定 していると回答したのは85施設であった。またウ イルス疾患指導料2の施設基準加算算定施設は32施 設であり、算定が難しい要件は「専従看護師がいな い」が多かった(図1)。看護師の専従配置は36施 設で、専従配置理由は、「通院患者数」と「診療報 酬の算定の有無」が関与していた(図2)。担当配 置は54施設だった(図3)。配置する人材には、専 従・担当ともに研修受講を推進し、ブロック、中核

0 1

0

2 1

7

1

3 2

9 11

8 35

30

10 10

13

8 7

0 10 20 30 40

1-4 5-9 10-19 20-49 50-99 100

䝤 䝻 䝑 䜽(11) ୰᰾(35) ᣐⅬ(114)

ᐃᮇཷデᝈ⪅ᩘ䛾ෆヂ

81.8%

9.1% 9.1%

31.4%

51.4%

17.1%

12.4%

41.6%

12.4%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

ᑓᚑ ᢸᙜ 㓄⨨䛺䛧

┳ㆤᖌ䛾㓄⨨≧ἣ

㻤㻝㻚㻤㻑

㻢㻟㻚㻢㻑 㻣㻠㻚㻟㻑

㻟㻝㻚㻠㻑 㻠㻞㻚㻡㻑

㻝㻡㻚㻥㻑

㻜㻑 㻞㻜㻑 㻠㻜㻑 㻢㻜㻑 㻤㻜㻑 㻝㻜㻜㻑

䜴䜲 䝹䝇⑌ᝈ䠄 䡊 䠙㻤㻞㻌䠅 ᪋タຍ⟬䠄䡊䠙㻟㻢䠅

㻜㻚㻜㻑 㻞㻞㻚㻞㻑

㻜㻚㻜㻑 㻜㻚㻜㻑 㻜㻚㻜㻑

㻝㻡㻚㻠㻑 㻢㻥㻚㻞㻑

㻣㻟㻚㻝㻑

㻟㻚㻤㻑 㻝㻡㻚㻠㻑 㻞㻣㻚㻝㻑

㻥㻡㻚㻤㻑

㻝㻞㻚㻡㻑

㻞㻜㻚㻤㻑 㻝㻠㻚㻢㻑

㻜㻚㻜㻑 㻞㻜㻚㻜㻑 㻠㻜㻚㻜㻑 㻢㻜㻚㻜㻑 㻤㻜㻚㻜㻑 㻝㻜㻜㻚㻜㻑

་ᖌ ┳ㆤᖌ ⸆๣ᖌ ⚟♴ኈ ┦ㄯᐊ

デ⒪ሗ㓘⟬ᐃ≧ἣ䠄 䡊 䠙㻝㻞㻟䠅 ᪋タຍ⟬⟬ᐃ䛷䛝 䛺䛔せ௳

䠄 㻺 㻩 㻠㻢䠅

図1

2.8%

19.4% 22.2%

8.3% 8.3%

22.2%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

᪥┳┳༠༠ㄆㄆᐃᐃ䞉䞉ᑓᑓ㛛㛛 䜶䜶䜲䜲䝈䝈ᏛᏛ఍఍ㄆㄆᐃᐃ䞉䞉ᣦᣦᑟᑟ ◊◊ಟಟཷཷㅮㅮ⪅⪅

䝤䝻䝑䜽

(9)

୰᰾ (11) ᣐⅬ

(16)

3.7%

0.0% 1.9%

1.9%

9.3%

18.5%

1.9%

22.2% 20.4%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

᪥┳༠ㄆᐃ䞉ᑓ㛛 䜶䜲䝈Ꮫ఍ㄆᐃ䞉ᣦᑟ ◊ಟཷㅮ⪅

1 - 19

(5) 20 - 99 ே (16) 100 ௨ୖ (15)

ᑓᚑ┳ㆤᖌ䛾㈨᱁䛸◊ಟཷㅮ≧ἣ 䠄」ᩘᅇ⟅䠅

(3)

や患者数が多い施設では、専門的な知識や技術を持 つ「日本エイズ学会認定の認定者」、拠点ではHIV 看護の特質から感染症看護や慢性看護など専門の知 識を持つ「日本看護協会の専門・認定看護師の資格 者」を活用し、何らかの資格所有者を配置してい た。管理者の実務者支援上の課題は、「HIV看護希 望者がいない」、また患者数の少ない施設では「症 例がいない」という回答が多かった(図4)。

調査 B 実務者向け調査結果

156施設(回収率40.8%)から回答があった。受 診患者ありと回答した施設は127施設で「施設基準 加算算定要件に必要な職種(医師・看護師・薬剤 師・医療ソーシャルワーカー)がそろっている」と 回答したのは91施設だった。127施設を通院患者数 20 人以上(以下、A 群)、同 20 人未満(以下、B 群)に分け、患者ケア実施状況を比較した。

A群では「療養」は看護師と医師が概ね実施し、

「服薬支援」は看護師、医師に薬剤師も加わり実施 していた。B群は「療養」「服薬支援」で看護師の

実施率が低く、「療養」は主に医師が、「服薬支 援」は主に薬剤師が実施していた。

両群で「サポート」は看護師・医師・心理士が、

「連携調整」は看護師・医師・医療ソーシャルワー カーの実施率が高くなっていた。しかし、「NPOや 派遣カウンセラーと連携」において実施率の低下が 見られた(図5-8)。

患者からの相談内容について、A群では、全項目 に渡り幅広く相談を受けていた一方で、B群では、

「身体症状」「金銭」「社会資源」に相談が多かっ た。支援上の課題は、両群とも「薬物使用」「外国 人支援」「母子感染児への告知」「妊娠・出産」が 多く、課題と感じる理由として、「知識不足」「経 験不足」を上位に挙げていた。

ブロック拠点病院の看護師に期待する支援とし て、両群ともに「困難症例に対する相談窓口」や

「研修会の開催」が多かった、具体的な研修方法に ついて、A群では「事例検討」、B群では「講演」

が上位だった(図9-12)。

1.9%

6.3%

5.6%

3.8%

2.5%

3.1%

4.4%

3.1%

18.8%

6.3%

5.0%

0.0%

6.9%

1.3%

3.1%

56.3%

12.5%

5.0%

1.3%

13.8%

0.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ពྥㄪᰝ

◊ಟཧຍᨭ᥼

◊ಟ௻⏬䞉ᐇ

㈨᱁ྲྀᚓᨭ᥼

㝔ෆㄆᐃ䛺䛹

┦ㄯయไ

◊✲ᨭ᥼

72.7%

9.0%

36.6%

27.3%

0.0%

9.0%

48.6%

34.3%

8.6%

28.6%

0.0%

5.7%

2.9%

48.2%

17.5%

11.4%

69.3%

0.1%

16.7%

3.5%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ᕼᮃ⪅䛺䛧

◊ಟཧຍᅔ㞴

◊ಟཧຍᕼᮃ⪅䛜䛔䛺䛔

⑕౛䛜ᑡ䛺䛔 䜻䝱䝸䜰ᨭ᥼ᅔ㞴

┦ㄯయไ䛜䛺䛔 ㄢ㢟䛺䛧

⫱ᡂ䛾ᨭ᥼ෆᐜ

䠄」ᩘ ᅇ⟅

ᨭ᥼ୖ䛾ㄢ㢟

䠄」ᩘ ᅇ⟅

図4

2.8%

13.9%

33.3%

44.4%

11.1%

69.4%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

᪥┳┳༠༠ㄆㄆᐃᐃ䞉䞉ᑓᑓ㛛㛛 䜶䜶䜲䜲䝈䝈ᏛᏛ఍఍ㄆㄆᐃᐃ䞉䞉ᣦᣦᑟᑟ ◊◊ಟಟཷཷㅮㅮ⪅⪅

䝤䝻䝑䜽

(1)

୰᰾ (18) ᣐⅬ (47)

14.8%

3.7%

33.3%

5.6% 7.4%

20.4%

1.9% 3.7% 7.4%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

᪥┳┳༠༠ㄆㄆᐃᐃ䞉䞉ᑓᑓ㛛㛛 䜶䜶䜲䜲䝈䝈ᏛᏛ఍఍ㄆㄆᐃᐃ䞉䞉ᣦᣦᑟᑟ ◊◊ಟಟཷཷㅮㅮ⪅⪅

1 - 19 ே (28) 20 - 99 ே (21) 100 ே௨ୖ (5)

ᢸᙜ┳ㆤᖌ䛾 ㈨᱁䛸◊ಟ ཷㅮ ≧ἣ

䠄」ᩘ ᅇ⟅䠅

図3

(4)

1䠊ึデ䜸䝸䜶䞁

2㸬HIVᴫせㄝ

3䠊᳨ᰝ䝕䞊䝍

ㄝ᫂

4䠊యㄪほᐹ䛸

ᑐฎἲ

5䠊᪥ᖖ⏕άὀ

6䠊ᛶ⾜ື䛾┦

7䠊HIV᳨ᰝ䛾່

8䠊ᮍཷデᝈ⪅

䝣䜷䝻䞊

9.ᢠHIV⒪ἲㄝ

᫂ 10.᭹⏝䞉๪స

⏝ㄝ᫂

11.᭹⸆䝇䜿 䝆䝳䞊䝹 12.㣧䜏ᛀ䜜ᑐ

⟇ 13.┦஫స⏝

14.㚵啔䉞㱩䡢

0%

20%

40%

60%

80%

100%

᭹⸆ᨭ᥼

1 2

3

4

5

6

7 8 9 10 11 12

13 14

0%

20%

40%

60%

80%

100%

⒪㣴

᭹⸆ᨭ᥼

┳ㆤᖌ䛾䜿䜰ᐇ᪋≧ἣ䡚⒪㣴䚸᭹⸆ᨭ᥼䡚

A⩌䠖ᝈ⪅20ே௨ୖ䠄N=77䠅 B⩌䠄N=50)

⒪㣴

ᅗ䠑 図5

15䠊ᛶⓗ᥋ゐ⪅䜈 䛾ᡴ䛱᫂䛡

16䠊ᐙ᪘➼䜈䛾ᡴ 䛱᫂䛡

17䠊⫋ሙ䜈䛾ᡴ䛱

᫂䛡 18䠊ᡴ䛱᫂䛡┦ᡭ

䜈䛾ᩍ⫱䞉┦ㄯ 19䠊䝃䝫䞊䝖䜾䝹䞊

䝥⤂௓

20炽䣦Ể屯㸸䳡ṳ 21㸬NPO➼䛾⤂௓

22䠊እ᮶䞉⑓Ჷ 23䠊㝔ෆ௚⛉

24䠊ᣐⅬ⑓㝔 25䠊௚䛾་⒪ᶵ㛵 26炽⛐⬭䗪梲㨇敊

[ศ㢮ྡ]

28䠊㞀ᐖ⚟♴䞉⏕ά ಖㆤ 29䠊ὴ㐵䜹䜴䞁䝉

䝷䞊 30㸬NPO➼

0%

20%

40%

60%

80%

100%

㐃ᦠ䞉ㄪᩚ 䝃䝫䞊䝖

15 16

17

18

19

20

21 22 24 23

25 26 27

28 29

30

0%

20%

40%

60%

80%

100%

䝃䝫䞊䝖 㐃ᦠ䞉ㄪᩚ

┳ㆤᖌ䛾䜿䜰ᐇ᪋≧ἣ䡚䝃䝫䞊䝖䚸㐃ᦠ䞉ㄪᩚ䡚

A⩌䠖ᝈ⪅20ே௨ୖ䠄N=77䠅 B⩌䠄N=50)

ᅗ䠓

図6

1 2

3

4

5

6 8 7

9 10 11 12 13

14

0%

20%

40%

60%

80%

100%

་ᖌ ┳ㆤᖌ ⸆๣ᖌ SW ᚰ⌮⒪ἲኈ

᭹⸆ᨭ᥼ ⒪㣴 1䠊ึデ䜸䝸䜶䞁

2㸬HIVᴫせㄝ

3䠊᳨ᰝ䝕䞊䝍

ㄝ᫂

4䠊యㄪほᐹ䛸 ᑐฎἲ

5䠊᪥ᖖ⏕άὀ 6䠊ᛶ⾜ື䛾

┦ㄯ

7䠊HIV᳨ᰝ䛾

່䜑 8䠊ᮍཷデᝈ⪅

䝣䜷䝻䞊 9.ᢠHIV⒪ἲㄝ

᫂ 10.᭹⏝䞉๪స

⏝ㄝ᫂

11.᭹⸆䝇䜿 䝆䝳䞊䝹 12.㣧䜏ᛀ䜜ᑐ

⟇ 13.┦஫స⏝

14.㚵啔䉞㱩䡢

0%

20%

40%

60%

80%

100%

⒪㣴

᭹⸆ᨭ᥼

⫋✀ู䛾䜿䜰ᐇ᪋≧ἣ䡚⒪㣴䚸᭹⸆ᨭ᥼䡚

A⩌䠖ᝈ⪅20ே௨ୖ䠄N=77䠅 B⩌䠄N=50)

ᅗ䠒

図7

(5)

┦ㄯෆᐜ

䡚⑌ᝈ䜔⒪㣴⏕ά䡚

ᵔᵕᴾ ᵔᵖᴾ ᵔᵑᴾ ᵔᵕᴾ ᵕᵏᴾ ᵔᵕᴾ

ᵒᵗᴾ ᵓᵑᴾ ᵓᵖᴾ

0 20 40 60

௳80

㻭⩌⩌䠄䠄ᝈᝈ⪅⪅㻞㻞㻜㻜ேே௨௨ୖୖ䠅䠅㻣㻣㻣㻣᪋᪋タ

┦ㄯㄯ䛒䛒䜚

ᵐᵔ ᵐᵑ ᵐᵑ ᵐᵎ

ᵐᵖ ᵐᵓ

ᵏᵎ ᵏᵔ ᵏᵕ

0 25

௳50 㻮⩌⩌䠄䠄ᝈᝈ⪅⪅㻞㻞㻜㻜ேேᮍᮍ‶‶䠅䠅㻡㻡㻜㻜᪋᪋タ

┦ㄯㄯ䛒䛒䜚

ᅗ䠕

図9

┦ㄯෆᐜ

䡚ᡴ䛱᫂䛡䞉㛵ಀᛶ䡚

ᵓᵏᴾ ᵓᵕᴾ ᵓᵕᴾ ᵓᵒᴾ

ᵏᵔᴾ

ᵓᵓᴾ ᵓᵒᴾ ᵓᵗᴾ

ᵓᵑᴾ

0 20 40 60

௳80

㻭⩌⩌䠄䠄ᝈᝈ⪅⪅㻞㻞㻜㻜ேே௨௨ୖୖ䠅䠅㻣㻣㻣㻣᪋᪋タ ┦ㄯㄯ䛒䛒䜚

ᵏᵒ ᵏᵕ ᵐᵑ ᵐᵎ

ᵏᵖ ᵏᵗ ᵐᵐ

ᵏᵏ

0

25

௳ 50

㻮⩌⩌䠄䠄ᝈᝈ⪅⪅㻞㻞㻜㻜ேேᮍᮍ‶‶䠅䠅㻡㻡㻜㻜᪋᪋タ ┦ㄯㄯ䛒䛒䜚

ᅗ䠍䠌

図10

15䠊ᛶⓗ᥋ゐ⪅䜈䛾ᡴ

䛱᫂䛡16䠊ᐙ᪘➼䜈䛾ᡴ䛱᫂

17䠊⫋ሙ䜈䛾ᡴ䛱᫂䛡

18䠊ᡴ䛱᫂䛡┦ᡭ䜈䛾 ᩍ⫱䞉┦ㄯ 19䠊䝃䝫䞊䝖䜾䝹䞊䝥

⤂௓

20炽䣦Ể屯㸸䳡ṳ 21㸬NPO➼䛾⤂௓

22䠊እ᮶䞉⑓Ჷ 23䠊㝔ෆ௚⛉

24䠊ᣐⅬ⑓㝔 25䠊௚䛾་⒪ᶵ㛵 26炽⛐⬭䗪梲㨇敊

27䠊ಖ೺ᖌ 28䠊㞀ᐖ⚟♴䞉⏕άಖ

29䠊ὴ㐵䜹䜴䞁䝉䝷䞊

30㸬NPO➼

0%

20%

40%

60%

80%

100%

┳ㆤᖌ ་ᖌ ⸆๣ᖌ SW ᚰ⌮⒪ἲኈ 䛭䛾௚

㐃ᦠ䞉ㄪᩚ 䝃䝫䞊䝖

15 16

17

18

19

20

21 23 22

24 25 26 27

28 29

30

0%

20%

40%

60%

80%

100%

䝃䝫䞊䝖 㐃ᦠ䞉ㄪᩚ

⫋✀ู䛾䜿䜰ᐇ᪋≧ἣ䡚䝃䝫䞊䝖䚸㐃ᦠ䞉ㄪᩚ䡚

A⩌䠖ᝈ⪅20ே௨ୖ䠄N=77䠅 B⩌䠄N=50)

ᅗ䠔

図8

(6)

D.考察

調査A管理者の調査結果から、看護師の専従配置 には患者数が関与していたが、他職種からの要望に より担当看護師を配置されている施設もあった。こ のことは、国の平成5年拠点病院の整備、平成9年 のブロック拠点病院の整備、平成18年中核拠点病 院の整備によりチーム医療体制整備が図られるよう に通知されていることや平成16年に実施した同様 の看護体制調査で「HIV担当看護師を配置が院内職 員の意識改善や患者満足度への向上につながってい る」との結果からHIV患者の対応ができる看護師配 置に至ったのではないかと考える。

またウイルス疾患指導料の施設基準に必要な職種 がそろっていても「施設基準加算算定」が難しい理

これまでの調査結果と同様だった。施設基準は平成 18年度に開始され10年以上が経過している。既に チームでHIV診療が提供されていても診療報酬の算 定が難しい状況が続いているため、施設基準要件の 見直しに向けた取り組みを行う必要がある。

管理者は配置する人材に対し、専従・担当ともに 研修受講を支援し、「日本エイズ学会認定の認定 者」や「日本看護協会の専門・認定看護師の資格 者」を活用し、HIV看護やその関連の知見を持つ看 護師を配置することで質の担保を確保していると考 えられた。

実務者の調査結果から、患者数の多い施設では、

支援に携わる職種がそろっている割合が高かった。

A群では、基本的には患者ケアは看護師・医師が実

┦ㄯෆᐜ

䡚♫఍䡚

62 64

42 42

53

37 42

58 43

0 20 40 60

௳80

㻭⩌⩌䠄䠄ᝈᝈ⪅⪅㻞㻞㻜㻜ேே௨௨ୖୖ䠅䠅㻣㻣㻣㻣᪋᪋タ

┦ㄯㄯ䛒䛒䜚

25 26

9 8 14

8 10

18 7

0

25

௳50 㻮⩌⩌䠄䠄ᝈᝈ⪅⪅㻞㻞㻜㻜ேேᮍᮍ‶‶䠅䠅㻡㻡㻜㻜᪋᪋タ

┦ㄯㄯ䛒䛒䜚

ᅗ䠍䠍

図11

䝤䝻䝑䜽䛾ᢸᙜ┳ㆤᖌ䛻ᮇᚅ䛩䜛ᨭ᥼ 䠄」ᩘᅇ⟅䠅

‧
‗

…•‗

…‪‗ …
‗

‥․‗

․…‗

‣•‗ ‣•‗

0%

50%

100%

ᵠ፭ίधᎍᵏᵋᵐᵎʴச฼ὸᵓᵎ଀ᚨ

‧‪‗ ‧
‗

…‪‗

…․‗ ‥‫‗ ‥
‗

․
‗

‪‗

0%

50%

100%

ᵟ፭ίधᎍᵐᵎʴˌɥὸᵕᵕ଀ᚨ


‪‗

‧
‗

…
‗

․…‗

‥‗

0%

50%

100% ࠎஓↈ↺ᄂ̲↝૾ඥ

‥‪‗

‣
‗

…․‗

․‧‗

•‗

0%

50%

100%

ᅗ1䠎

図12

(7)

援についてはその領域の専門職と協働して実施して いた。このように多職種がそろっていることで支援 が重なって提供されていることが考えられ、多職種 との連携により、支援のさらなる充実が図られてい くことが期待される。B群の看護師も「初診時のオ リエンテーション」「症状の観察、対処法」「未受 診者のフォローアップ」などHIV看護の基本は実施 されており、今後患者数の増加にともないチーム構 成が変化していくことが期待される。

「サポート」や「連携・調整」に関する支援は、

患者数や医療区分などの施設背景に関係なく、患者 の状態や治療方針などにより必要なケアであり、ケ ア提供されていたと考えられる。

NPOや派遣カウンセラーとの連携については、患 者数だけでなく、地域別の整備状況が異なるため、

実施率に影響したと予測された。特に NPO との連 携については後天性免疫不全症候群に関する特定感 染症に関する予防指針にも記載があり、医療/看護 体制整備とともに「出来る」内容から取り組むべき 内容である。相談内容については、看護師配置の課 題とも関係していることが予測された。特に外来業 務を行いながらの患者相談対応については、個人の 知識習得とあわせ、相談対応できる業務分担、配 置・部屋などの環境整備も必要となる。外来看護を 計画的に行うためにもカンファレンスでの多職種と の情報交換/共有や看護師業務実施(診察前後に看 護師の面接を組み込む、患者に面接を提案し効率的 な外来診療を支援するなど)の協力依頼を行うなど 支援の連続性を発揮できる体制整備が望ましい。

看護師配置について研修受講の前後は不明である が、管理者は研修参加支援を行っていた。ブロック 拠点病院では多様な研修を企画しており、実務者か らも研修の希望は多い。今後も地域の実情、患者数 にあわせた研修内容及び方法を工夫して提供し、効 率的な人材育成を強化していく必要がある。

E.結論

1.管理者向け調査では、160施設から回答があった。

看護師の専従配置は36施設、担当配置は54施設 だった。様々な研修受講を支援していた。支援 課題は「HIV看護の希望者がいない」「症例が ない」が多かった。

2.実務者向け調査について、A 群・B 群で比較し た。「療養」「服薬支援」について、A群では 看護師と医師が概ね実施し、より専門的支援が 必要な項目では薬剤師も加わり実施していた。

両群で「サポート」は医師・看護師・心理士 が、「連携調整」は医師・看護師・SWの実施率 が高かった。A群の患者から受ける相談内容は 多岐にわたっていた。支援上の課題は、両群と も「薬物使用」「外国人支援」「母子感染児へ の告知」などが多かった。ブロック看護師への 期待は研修であり、A 群は「事例検討」B 群は

「講演」を希望していた。

F.健康危機情報 なし

G.研究発表 1.論文発表

なし

2.学会発表 口演

1) 渡部恵子、大野稔子、藤田和華子、佐々木晃 子、伊藤ひとみ、須藤美絵子、川口 玲、高山 次代、羽柴知恵子、東 政美、丸山栄子、長與 由紀子、杉野祐子、大金美和、池田和子.全国 エイズ診療拠点病院のHIV/AIDS看護体制に関 する調査(1)~患者ケア実施の現状と課題に 対する検討~第31回日本エイズ学会学術集 会、2017年、東京

2) 佐々木晃子、須藤美絵子、伊藤ひとみ、渡部恵 子、大野稔子、藤田和華子、川口 玲、高山次 代、羽柴知恵子、東 政美、丸山栄子、長與由 紀子、杉野祐子、大金美和、池田和子.全国エ イズ診療拠点病院のHIV/AIDS看護体制に関す る調査(2)~患者相談内容とその課題からみ るHIV 担当看護師への支援に関する検討~.第 31回日本エイズ学会学術集会、2017年、東京 3) 横幕能行 、伊藤俊広、山本政弘、岡 慎 一、

豊嶋崇徳、田邊嘉也、渡邉珠代、白阪琢磨、藤 井輝久、宇佐美雄司、池田和子、吉野宗宏、本 田美和子、葛田衣重、小島賢一、内藤俊夫、安 藤 稔.拠点病院定期通院者の抗HIV 療法によ るHIV 複製制御の達成度評価 − 我が国のHIV 感染症/ エイズ診療体制整備の成果 −第31回日 本エイズ学会学術集会、2017年、東京

4) 阿部直美、大金美和、久地井寿哉、岩野友里、

柿沼章子、大平勝美、紅粉真衣、小山美紀、池 田和子、田沼順子、菊池 嘉、潟永博之 、岡 慎一、木村 哲.HIV 感染血友病患者の新たな サポート形成とコミュニティ構築の必要性、第 31回日本エイズ学会学術集会、2017年、東京 5) 小山美紀、大金美和、阿部直美、谷口 紅、紅

粉真衣、鈴木ひとみ、久地井寿哉、岩野友里、

(8)

柿沼章子、大平勝美、池田和子、田沼順子、潟 永博之、菊池 嘉、岡 慎一、木村 哲.HIV 感染血友病等患者の効果的な社会資源利用につ いての検討、第31回日本エイズ学会学術集 会、2017年、東京

6) 紅粉真衣、大金美和、小松賢亮、近江峰子、久 地井寿哉、岩野友里、柿沼章子、大平勝美、阿 部直美、鈴木ひとみ、池田和子、渡辺恒二、田 沼順子、菊池 嘉、潟永博之、岡 慎一.遺族 健診受診支援事業におけるHIV 感染血友病患 者の遺族の現況と課題、第31回日本エイズ学 会学術集会、2017年、東京

7) 三宅 慧、神楽岡 澄、鈴木裕子、山中 晃、

生島 嗣、池田和子、佐藤知恵、藤平輝明、荒 木順子、カエベタ亜矢.新宿区HIV/AIDS 関係機 関ネットワーク連絡会の活動報告、第31回日 本エイズ学会学術集会、2017年、東京

8) 大野稔子、杉野祐子、本間美恵、佐藤富貴子、

寺西正美、伊藤文代、山本雅子、石橋薫、木村 弘江、大金美和、池田和子.HIV/AIDS看護体制 に関する実態調査-配置状況、育成について

-、第48回 日本看護学会-看護管理-学術集

会、2017年、北海道

H.知的財産権の出願・登録状況(予定を含む)

1.特許取得 なし

2.実用新案登録 なし

3.その他 なし

参照

関連したドキュメント

目的 今日,青年期における疲労の訴えが問題視されている。特に慢性疲労は,慢性疲労症候群

(ページ 3)3 ページ目をご覧ください。これまでの委員会における河川環境への影響予測、評

今回、子ども劇場千葉県センターさんにも組織診断を 受けていただきました。県内の子ども NPO

(a) ケースは、特定の物品を収納するために特に製作しも

、「新たに特例輸入者となつた者については」とあるのは「新たに申告納税

◎ペルー特恵税率が新たに適用され、それと同時に一般特恵 一般特恵( (GSP GSP) )税率 税率

検討対象は、 RCCV とする。比較する応答結果については、応力に与える影響を概略的 に評価するために適していると考えられる変位とする。

 売掛債権等の貸倒れによ る損失に備えるため,一般 債権については貸倒実績率 により,貸倒懸念債権等特