これを読めば
これを読めば
これを読めば
これを読めば
取引先が倒産した時に
取引先が倒産した時に
取引先が倒産した時に
取引先が倒産した時に
対応できる
対応できる
対応できる
対応できる
資金繰り
資金繰り
資金繰り
資金繰り対策
対策
対策
対策
平成23年1月作成① ⑭ 売掛先の会社が破産してしまった。銀行取引停止になってしまっ た。夜逃げしてしまった。結果、売掛金が回収できなくなってしま った。 この場合、予定の資金が入ってこないのだから、資金繰りが狂っ てしまいます。 このようなことが起こった場合に、貴社では、どのような対策を 立てていますか? 例えば、銀行に融資をお願いしたり、銀行に積み立てている会社 預金や社長個人の預金を取り崩したりしたとします。 銀行に使途目的を聞かれて「イヤー、取引先が倒産して200万円が 入金しなくなり資金繰りが厳しくなったので」と、言えません。 もし、貴社に融資枠があって審査が通る会社であっても、次の設 備資金、運転資金を借りるときに、銀行は二の足を踏むかも知れま せん。 仮に、銀行が融資してくれたとしても長い目でみると対銀行との 付き合いが難しくなるかもしれません。 資金繰りがピンチになったときに、銀行を頼りにしないで、自社 内で当面の資金繰りをしのぐ方法を知っておくことは、事業継続の ために必要なことです。 また、どこから資金を持ってくるかの優先順位を決めておき、事 前に予行演習をしておくことは、イザというときのために必要なこ とです。 この小冊子は、自社内の資金繰り対策、優先順位、予行演習の仕 方になるようにまとめてみました。 ご参考にしてください。 セーフティネット保証制度(1号:連鎖倒産防止)とは、民事再生 手 続 開 始 の 申 立 等 を 行 っ た 大 型 倒 産 事 業 者 に 対 し 売 掛 金 債 権 等 を 有 し て い る こ と に よ り 資 金 繰 り に 支 障 が 生 じ て い る 会 社 を 支 援 す るための融資制度のことです。 ①借りられる条件 ・ 売 掛 金 債 権 先 が 国 の 指 定 し た 事 業 者 リ ス ト ( 中 小 企 業 庁 の ホ ー ム・ページに指定事業者リストが掲載されています)であること。 ・指定した事業者に対して50万円以上売掛金債権等を有している中 小企業者。 ・指定した事業者に対し50万円未満の売掛金債権等しか有していな いが、当該事業者との取引規模が20%以上である中小企業者。 ②手続きの仕方 ・会社の所在地の市区町村の商工担当課等の窓口に認定申請書2通 を提出します。 ・認定を受けたら希望の金融機関または所在地の信用保証協会に認 定書を持参のうえ、保証付き融資を申し込みます。 ③借りられる金額 ・運転資金5,000万円まで ④返済期間と利率 ・7年以内(うち据置期間は2年以内)。保証付は年1.9% ●詳細は中小企業庁電話:03-3501-1511(代表)
セーフティネット保証制度
(1号:連鎖倒産防止)の融資で資金繰りに対応する。
。
⑬ ② 取引信用保険とは、取引先の倒産などにより売掛金・受取手形が 回収不能になった場合に、貸倒し損害に対して保険金を支払う保険 のことです。 支払われる保険金は、正味貸倒し金額×損害てん補率です。 ①保険金支払条件 ・取引先が、破産・特別清算・民事再生・会社更生法的整理を申請 し た 場 合 / 銀 行 取 引 停 止 処 分 を 受 け た 場 合 / 任 意 整 理 ( 私 的 整 理)や夜逃げされた場合。 ②保険料はどのくらいか ・売上高を基準に保険料を算出する場合は売上高の0.1~0.8%。 ・保険金支払限度額を基準に保険料を算出する場合は、支払限度額 の1~4%。 以上がおおよその基準ですが、取引先企業の業種、決済サイト、 リスク状況によって保険料が異なります。また、保険会社によっ ても保険料算出の基準も異なります。 ③契約する際に必要な情報 取 引 先 の 情 報 … 取 引 先 名 称 / 代 表 者 名 / 所 在 地 / 年 間 売 上 高 / 最大債権残高or平均債権残高/決済サイト/支払遅延の有無等。 ※ 損 害保 険 会 社 に よ っ て 取 引 信 用 保 証 保 険 を 中 小 企 業 に 販 売 し て いない場合があります。詳細内容は各損害保険会社に取り扱って いるかを尋ねてから補償内容を聞くことになります。
損害保険会社の
取引信用保証保険の保険金で
資金繰りに対応する。
資金調達方法 資金調達の簡単な内容 頁 生命保険・損害保険の 契約者貸付制度 ・解約返戻金があれば申込から入金までは5~7日ぐらい ・返済は死亡した場合に死亡保険金で返済。そうでない 場合は契約終了時に 満期金あるいは返戻金で返済。 ・利息は予定利率に1%程度上乗せ。 3 小規模企業共済の 契約者貸付制度 ・12ヵ月以上掛金を納付していること。 ・借りられる金額は10~1,000万円まで。 ・返済しなければならない。返済方法は一括あるいは 元金均等返済。 ・申込から入金までは即日あるいは翌日 5 売掛債権担保融資保証制度 ・売掛金を担保にしているので返済は必要ないが、 売掛金は自社に入金されない。 ・借りられる金額は売掛債権額に掛け目を掛けた 金額になる。 ・根保証方式をすれば借入のために保証の申し込み をする必要がない。 7 中小企業倒産防止共済 ・事前に中小企業倒産防止共済に加入し、共済掛金を 払っていないと借りられない。 ・借りられる条件が満たされていれば申込から入金まで 5から7日ぐらい。 ・利息はないが、借りた金額の10%が掛金共済額から 控除される。 ・借りた金額は返済しなければならない。6ヵ月据置、 54ヵ月均等返済 9 取引企業倒産対応資金 ・倒産した取引先に売掛債権が50万円以上、該当 取引先の取引額が全取引額の10% 以上あること。 ・返済しなければならない。返済期間は最長8年。 ・利率は信用リスク、融資期間によってきまる。 11 損害保険会社の 取引信用保証保険 ・保険料は売上高あるいは保険金支払い限度額に よってきまる。 ・保険料は保険会社によって異なる。 ・売掛債権に損害てん補率を掛けた金額を保険金 として支払ってくれる。 ・契約する場合には、契約会社と取引先の信用調査 をされる。 13 セーフティネット保証制度 (1号:連鎖倒産防止) ・国が指定した倒産企業と取引していた企業が借り られる。 ・会社の所在地の市区町村の商工担当課等の窓口に 認定申請書を提出する。 ・認定を受けたら希望の金融機関または所在地の 信用保証協会に認定書を持参し 融資を申し込む。 14 ●資金調達のいろいろな方法③ ⑫
生命保険、損害保険の
契約者貸付制度を利用し、
資金繰りに対応する。
生 命 保 険 や 損 害 保 険 の 契 約 を も と に 各 保 険 会 社 か ら お 金 を 借 り られる制度を「契約者貸付制度」といいます。 この制度でお金を借りても、生命保険会社、損害保険会社は使途 目的など聞きません。仮に聞かれたとしてももともと自分が貯めた お金ですから応える必要はありません。 契約者貸付制度で借りられる金額、申込から入金までの期間など 保険会社によって異なる場合があります。事前にお客様相談室に詳 細を聞きましょう。 ①契約者貸付制度を利用できる生命保険と損害保険 ・生命保険は「養老保険」「終身保険」「個人年金保険」「こども保 険」などがあります。 ・損害保険は「積立型」の「傷害保険」「火災保険」「年金」保険な どがあります ②契約者貸付制度を利用するために必要な書類 ・個人契約……保険証券/契約届け印/会社指定の申込書/会社指 定の「契約者貸付」の請求書など ・生命保険会社などで発行している「生保カード」であればATM やCDでも引き出せます。 ・法人契約……保険証券/契約届け印/会社指定の申込書/会社指 定の「契約者貸付」の請求書/会社の登記簿抄本/印鑑証明証/ 本人確認証明証(例:運転免許証) ③借りられる金額の限度額 ・緊急に必要な長期運転資金で1億5,000万円 ④利率 信用リスク・融資期間等に応じて所定の利率が決まります。 ⑤借りられる期間 運転資金8年以内(うち据置3年以内) ⑥担保条件 ・保証人(経営責任者の方)が必要です。 ただし、一定の要件を満たす場合については、経営責任者の方の 個人保証を免除または猶予する制度もあります。 ●詳細は日本政策金融公庫相談センター 電話0120-868121⑪ ④
日本政策金融公庫の
取引企業倒産対応資金借りて、
資金繰りに対応する。
取引企業倒産対応資金とは、取引先の倒産に伴って資金繰りなど 会社経営に困難になった場合に運転資金を借りる制度のことです。 ①借りられる条件(いずれかの条件を満たすこと) ・倒産した取引先に売掛債権等を50万円以上あること。 ・倒産取引先との売上額が全取引額の10%以上を占めること。 ・倒産取引先に貸付金、前払金、差入保証金等の債権を有すること。 ・倒産取引先の債務を保証していること。 ・倒産取引先の設置する商業施設等に入居し、倒産取引先の業況悪 化の影響を受けるおそれがあること。 ・倒産取引先から受注予定の商品、役務等が取引先倒産により取り 消された方。 ②倒産の定義 以下のいずれかに該当する会社をいいます。倒産取引先は、原則 として借入申込み受付前1年以内に倒産したものに限ります。 ・手形交換所より取引停止処分を受けた会社。 ・会社整理開始、民事再生手続開始または会社更正手続開始の申立 があった会社。 ・特別清算開始または破産手続開始の申立があった会社。 ・債権者会議を開催して内整理に入ったものまたは経営者の行方不 明等により事実上事業の継続が困難となった会社。 ③借りられる場合の金額は ・解約返戻金の70~90%。保険料払込期間によっては解約返戻金が なくて借りられない場合があります。 ④申込から入金までの期間 ・通常書類到着から4~5営業日後に着金。保険会社の窓口に申込 めば100万円まで即日現金で貰える場合もあります。 ⑤返済方法 ・返済はいつしてもかまわない。 ⑥借入利率 ・契約当時の生命保険の予定利率+1%程度。 ・ 例 え ば 平 成 11 年 4 月 2 日 契 約 の 生 命 保 険 の 予 定 利 率 は 2 % な の で、貸出利率は3%程度になります。100万円を借りたら1年後 の返済額は103万円。翌年は103万円に3%の利率が掛かります。 ⑦その他 ・積立金、積立配当金、お祝い金などはいつでも引き出せます。ま た、借入利率は掛かりません。 ・借りても保障は継続されます。借りている期間に万一死亡したら 保険金と相殺します。 ●詳細は各保険会社、損害保険会社のお客様相談室 保険会社の電話番号がわからない場合は 財団法人生命保険文化センター 相談専用電話(直通) 03-5220-8520⑤ ⑩
小規模企業共済の
契約者貸付制度を利用し、
資金繰りに対応する。
小規模企業共済とは、個人事業主が事業をやめた場合や法人会社 の社長や役員が退職した場合に、それまで積立てた掛金に応じた共 済金を受け取る退職金制度のことです。 この積立金から借りる制度を利用します。 ①契約者貸付制度を利用するための条件 ・下記表の貸付資格判定時期に12か月以上の掛金を納付しているこ と。ただし、前納掛金は含みません。 ・掛金の納付月数に応じて算定される貸付限度額が貸付資格判定時 に10万円以上あること。 ・例えば、2010年4月1日に借入を申込んだ場合には、2009年の10 月末日までに貸付限度額が10万円以上あること。 ②借りられる金額と借りられる期間 ・10万円以上1,000万円まで。納付月数によりますが、おおよそ掛 金の7割~9割以内となります。 借入申込期間 貸付限度額の算定基準日 4月1日~9月30日 前年10月末日 10月1日~3月31日 当年4月末日 貸付資格 判定時期 借りられる金額 借りられる期間 100万円以下 6ヵ月、12ヵ月 105 ~300万円 6ヵ月、12ヵ月、24ヵ月 305万円~500万円 6ヵ月、12ヵ月、24ヵ月、36ヵ月 505万円~1000万円 6ヵ月、12ヵ月、24ヵ月、36ヵ月、60ヵ月 ④借りられる金額と限度額 ・回収が困難となった売掛金債権額と、掛金総額の10倍に相当する 額とのいずれか少ない額の範囲内の金額。 ・借りられる金額は原則として50万円以上で5万円刻み。 例:売掛債権額 200万円 掛金総額 30万円×10倍=300万円 少ない金額は200万円なので50万円~200万円で借りられる。 ・借りられる最高限度額は、3,200万円。 ⑤返済期間 ・共済金を借りてから6か月据置した後に、54か月の均等分割によ り毎月返済します。 ⑥利息 ・無利子ですが、借りた共済金額の10分の1に相当する額が、納付 した掛金から控除されて、控除された額に相当する掛金の権利が 消滅します。 例:借りた金額 200万円 共済掛金総額 30万円/借りた金額の 10分の1の20万円が掛金消滅額になり、掛金残額は10万円。 その後、別の取引先が倒産したことにより共済金を借りる場 合には掛金総額から引かれます。 ⑦加入窓口 商工会議所、市町村の商工会、中小企業団体中央会、中小企業の 組合などの委託団体または銀行、信用金庫、信用組合、商工組合 中央金庫などの金融機関。 ●詳細は独立行政法人中小企業基盤整備機構 共済相談室 電話:050-5541-7171⑨ ⑥
中小企業倒産防止共済で
加入し、借りて、
資金繰りに対応する。
中小企業倒産防止共済制度とは、取引先の倒産で売掛債権が回収 できなくなり資金繰りが苦しくなって、連鎖倒産を防止するための 共済制度のことです。いわば、「取引先に不測の事態が生じたとき の資金」を借りる制度です。 ①共済に加入するために払う毎月の掛金 ・毎月の掛金は5,000円~80,000円で、5,000円単位で選択します。 ・掛金の積立最高限度額は320万円です。 ・掛金は、法人の場合損金。個人の場合必要経費に算入できます。 ②借りられる条件 ・共済制度に加入してから6ヵ月以上経過していること。 ・取引先が倒産して売掛金債権等の回収が困難となった場合に共済 金を借りることができます。 ※借りられる「取引先の倒産」とは:破産手続開始、再生手続開 始、更生手続開始又は特別清算開始の申し立てがされた場合。 手形交換所に参加する金融機関によって、取引停止処分を受け た場合。「夜逃げ」、「内整理」は倒産には含まれません。 ③借りられない場合 ・借りようとする金額が50万円未満あるいは全取引先の月間取引額 の 20 % に 相 当 す る 額 の い ず れ か 少 な い 額 を 借 り よ う と す る 場 合 は借りられません。 ③返済方法 ・小規模共済の契約者貸付制度は、生命保険の契約者貸付制度と異 なり、借りられる期間を過ぎたら返済しなければなりません。 例えば、100万円を12ヵ月借りたら、12ヵ月後に一括返済します。 また、360万円を24ヵ月借りたら、24ヵ月後から6ヵ月ごと90万 円を4回で返済します。 ④必要な書類 ・独立行政法人中小企業基盤整備機構から受け取った「貸付限度額 のお知らせ」または「借入資格取得通知書」/これらの書類を紛 失し て い る な ら 共 済 手 帳 / 借 入 窓 口 と し て 登 録 し て い る 金 融 機 関にある「貸付金借入申込書」と「金銭消費貸借契約証書」/発 行後3か月以内の印鑑証明書とその印鑑/収入印紙。 尚。借入窓口の登録を行っていない方は、最寄りの商工組合中央 金庫の本店又は支店の窓口で借入れ手続きが行えます。 ⑤申込から入金までの期間 ・取引銀行に申込みした場合に即日あるいは翌日。 ⑥借入利率 ・1.5%(平成16年4月1日以降。借入利率は金利情勢によって変更 されます)。 ●詳細独立行政法人中小企業基盤整備機構 共済相談室 電話:050-5541-7171 借りた期間 返済方法 6ヵ月、12ヵ月の場合 期限に一括返済 24ヵ月、36ヵ月、60ヵ月の場合 6ヵ月ごとの元金均等割賦返済⑦ ⑧