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法人税法施行令新旧対照表

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Academic year: 2021

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法人税法施行令の一部を改正する政令

平成二十三年十二月二日 政令 第三百七十九号 新 旧 目次 目次 第三節 申告及び還付(第百五十条の二―第 百五十四条の三) 第三節 還付(第百五十一条―第百五十四条 の三) 第二節 申告及び還付(第百九十一条) 第二節 申告による還付(第百九十一条) (定義) (定義) 第一条 この政令において「国内」、「国外」、「内 国法人」、「外国法人」、「公益法人等」、「協 同組合等」、「人格のない社団等」、「普通法人」、 「同族会社」、「被合併法人」、「合併法人」、 「分割法人」、「分割承継法人」、「現物出資法 人」、「被現物出資法人」、「現物分配法人」、 「被現物分配法人」、「株式交換完全子法人」、 「株式交換完全親法人」、「株式移転完全子法 人」、「株式移転完全親法人」、「連結親法人」、 「連結子法人」、「連結法人」、「支配関係」、 「完全支配関係」、「連結完全支配関係」、「適 格合併」、「分割型分割」、「分社型分割」、「適 格分割」、「適格分割型分割」、「適格分社型分 割」、「適格現物出資」、「適格現物分配」、「適 格株式交換」、「適格株式移転」、「収益事業」、 「株主等」、「役員」、「資本金等の額」、「連 結個別資本金等の額」、「利益積立金額」、「連 結個別利益積立金額」、「連結所得」、「欠損金 額」、「連結欠損金額」、「棚卸資産」、「有価 証券」、「固定資産」、「減価償却資産」、「繰 延資産」、「損金経理」、「合同運用信託」、「証 券投資信託」、「公社債投資信託」、「集団投資 信託」、「法人課税信託」、「中間申告書」、「確 定申告書」、「連結中間申告書」、「連結確定申 告書」、「修正申告書」、「青色申告書」、「更 正請求書」、「中間納付額」、「更正」、「附帯 税」、「充当」又は「還付加算金」とは、それぞ れ法人税法(以下「法」という。)第二条第一号か ら第四号まで、第六号から第九号まで、第十号か 第一条 この政令において「国内」、「国外」、「内 国法人」、「外国法人」、「公益法人等」、「協 同組合等」、「人格のない社団等」、「普通法人」、 「同族会社」、「被合併法人」、「合併法人」、 「分割法人」、「分割承継法人」、「現物出資法 人」、「被現物出資法人」、「現物分配法人」、 「被現物分配法人」、「株式交換完全子法人」、 「株式交換完全親法人」、「株式移転完全子法 人」、「株式移転完全親法人」、「連結親法人」、 「連結子法人」、「連結法人」、「支配関係」、 「完全支配関係」、「連結完全支配関係」、「適 格合併」、「分割型分割」、「分社型分割」、「適 格分割」、「適格分割型分割」、「適格分社型分 割」、「適格現物出資」、「適格現物分配」、「適 格株式交換」、「適格株式移転」、「収益事業」、 「株主等」、「役員」、「資本金等の額」、「連 結個別資本金等の額」、「利益積立金額」、「連 結個別利益積立金額」、「連結所得」、「欠損金 額」、「連結欠損金額」、「棚卸資産」、「有価 証券」、「固定資産」、「減価償却資産」、「繰 延資産」、「損金経理」、「合同運用信託」、「証 券投資信託」、「公社債投資信託」、「集団投資 信託」、「法人課税信託」、「中間申告書」、「確 定申告書」、「連結中間申告書」、「連結確定申 告書」、「修正申告書」、「青色申告書」、「中 間納付額」、「更正」、「附帯税」、「充当」又 は「還付加算金」とは、それぞれ法人税法(以下 「法」という。)第二条第一号から第四号まで、 第六号から第九号まで、第十号から第十六号ま

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ら第十六号まで、第十七号の二、第十八号、第十 八号の三から第三十二号まで、第三十六号から第 三十九号まで又は第四十一号から第四十三号ま で(定義)に規定する国内、国外、内国法人、外国 法人、公益法人等、協同組合等、人格のない社団 等、普通法人、同族会社、被合併法人、合併法人、 分割法人、分割承継法人、現物出資法人、被現物 出資法人、現物分配法人、被現物分配法人、株式 交換完全子法人、株式交換完全親法人、株式移転 完全子法人、株式移転完全親法人、連結親法人、 連結子法人、連結法人、支配関係、完全支配関係、 連結完全支配関係、適格合併、分割型分割、分社 型分割、適格分割、適格分割型分割、適格分社型 分割、適格現物出資、適格現物分配、適格株式交 換、適格株式移転、収益事業、株主等、役員、資 本金等の額、連結個別資本金等の額、利益積立金 額、連結個別利益積立金額、連結所得、欠損金額、 連結欠損金額、棚卸資産、有価証券、固定資産、 減価償却資産、繰延資産、損金経理、合同運用信 託、証券投資信託、公社債投資信託、集団投資信 託、法人課税信託、中間申告書、確定申告書、連 結中間申告書、連結確定申告書、修正申告書、青 色申告書、更正請求書、中間納付額、更正、附帯 税、充当又は還付加算金をいう。 で、第十七号の二、第十八号、第十八号の三から 第三十二号まで、第三十六号から第三十九号まで 又は第四十一号から第四十三号まで(定義)に規 定する国内、国外、内国法人、外国法人、公益法 人等、協同組合等、人格のない社団等、普通法人、 同族会社、被合併法人、合併法人、分割法人、分 割承継法人、現物出資法人、被現物出資法人、現 物分配法人、被現物分配法人、株式交換完全子法 人、株式交換完全親法人、株式移転完全子法人、 株式移転完全親法人、連結親法人、連結子法人、 連結法人、支配関係、完全支配関係、連結完全支 配関係、適格合併、分割型分割、分社型分割、適 格分割、適格分割型分割、適格分社型分割、適格 現物出資、適格現物分配、適格株式交換、適格株 式移転、収益事業、株主等、役員、資本金等の額、 連結個別資本金等の額、利益積立金額、連結個別 利益積立金額、連結所得、欠損金額、連結欠損金 額、棚卸資産、有価証券、固定資産、減価償却資 産、繰延資産、損金経理、合同運用信託、証券投 資信託、公社債投資信託、集団投資信託、法人課 税信託、中間申告書、確定申告書、連結中間申告 書、連結確定申告書、修正申告書、青色申告書、 中間納付額、更正、附帯税、充当又は還付加算金 をいう。 (法人課税信託の併合又は分割等) (法人課税信託の併合又は分割等) 第十四条の十 (省略) 第十四条の十 (同左) 2~5 (省略) 2~5 (同左) 6 受託法人に対する法及びこの政令の規定の適用 については、次の表の上欄に掲げる規定中同表の 中欄に掲げる字句は、同表の下欄に掲げる字句と する。 6 受託法人に対する法及びこの政令の規定の適用 については、次の表の上欄に掲げる規定中同表の 中欄に掲げる字句は、同表の下欄に掲げる字句と する。 法第五十二条 第一項第一号 イ(貸倒引当 金)、第五十七 条第十一項第 一号(青色申 告書を提出し 普通法人 普通法人 (第四条の 七(受託法 人等に関す るこの法律 の適用)に 規定する受

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た事業年度の 欠損金の繰越 し)及び第五 十八条第六項 第一号(青色 申告書を提出 しなかつた事 業年度の災害 による損失金 の繰越し) 託法人を除 く。) 法第六十七条 第一項(特定 同族会社の特 別税率) (省略) (省略) 法第六十七条 第五項 (省略) (省略) 法第八十一条 の九第八項第 一号(連結欠 損金の繰越 し) 普通法人 普通法人 (第四条の 七(受託法 人等に関す るこの法律 の適用)に 規定する受 託法人を除 く。) 法第八十一条 の十三第四項 (連結特定同 族会社の特別 税率) (省略) (省略) 第七十三条第 一項第二号 (一般寄附金 (省略) (省略) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左)

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の損金算入限 度額)及び第 七十七条の二 第一項第二号 (特定公益増 進法人に対す る寄附金の特 別損金算入限 度額) 第百五十五条 の十三第一項 (一般寄附金 の連結損金算 入限度額)及 び第百五十五 条の十三の二 第一項(特定 公益増進法人 に対する寄附 金の連結特別 損金算入限度 額) (省略) (省略) 第百五十五条 の四十三第四 項第三号(連 結留保税額の 個別帰属額の 計算) (省略) (省略) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) (同左) 7~12 (省略) 7~12 (同左) 第十四条の十一 (省略) 第十四条の十一 (同左) 2 法第十条の三第二項に規定する政令で定める規 定は、次に掲げる規定とする。 2 法第十条の三第二項に規定する政令で定める規 定は、次に掲げる規定とする。 一 (省略) 一 (同左)

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二 第九十六条第六項及び第八項(貸倒引当金勘 定への繰入限度額) 二 第九十六条第二項(貸倒引当金勘定への繰入 限度額) 三 (省略) 三 (同左) 3 法第十条の三第一項に規定する特定普通法人 が、当該特定普通法人を被合併法人とし、公益法 人等を合併法人とする合併(適格合併に限る。)を 行つた場合には、当該合併は適格合併に該当しな いものとみなして、次に掲げる規定を適用する。 3 法第十条の三第一項に規定する特定普通法人 が、当該特定普通法人を被合併法人とし、公益法 人等を合併法人とする合併(適格合併に限る。)を 行つた場合には、当該合併は適格合併に該当しな いものとみなして、次に掲げる規定を適用する。 一~十一 (省略) 一~十一 (同左) 十二 第九十六条第六項及び第八項 十二 第九十六条第二項 十三~十九 (省略) 十三~十九 (同左) (株式等に係る負債の利子の額) (株式等に係る負債の利子の額) 第二十二条 法第二十三条第四項第二号(受取配当 等の益金不算入)に規定する政令で定めるところ により計算した金額は、同項の内国法人が同項の 事業年度において支払う同項に規定する負債の 利子の額の合計額に、第一号に掲げる金額のうち に第二号に掲げる金額の占める割合を乗じて計 算した金額とする。 第二十二条 法第二十三条第四項第二号(受取配当 等の益金不算入)に規定する政令で定めるところ により計算した金額は、同項の内国法人が同項の 事業年度において支払う同項に規定する負債の 利子の額の合計額に、第一号に掲げる金額のうち に第二号に掲げる金額の占める割合を乗じて計 算した金額とする。 一 当該内国法人の当該事業年度及び当該事業 年度の前事業年度(当該事業年度終了の時にお いて、当該内国法人が、連結法人でない場合に あつては法第四条の二(連結納税義務者)の承 認を受けていない期間に、連結法人である場合 にあつては当該承認を受けている期間に限る。 以下この条において同じ。)の確定した決算に 基づく貸借対照表に計上されている総資産の 帳簿価額(イからニまでに掲げる金額(当該内 国法人が連結法人である場合にあつては、イか らホまでに掲げる金額)がある場合にはこれを 減算し、ヘに掲げる金額がある場合にはこれを 加算した金額)の合計額 一 当該内国法人の当該事業年度及び当該事業 年度の前事業年度(当該事業年度終了の時にお いて、当該内国法人が、連結法人でない場合に あつては法第四条の二(連結納税義務者)の承 認を受けていない期間に、連結法人である場合 にあつては当該承認を受けている期間に限る。 以下この条において同じ。)の確定した決算(法 第七十二条第一項第一号(仮決算をした場合の 中間申告書の記載事項)に掲げる金額を計算す る場合にあつては、同項に規定する期間に係る 決算。以下この節において同じ。)に基づく貸 借対照表に計上されている総資産の帳簿価額 (イからニまでに掲げる金額(当該内国法人が 連結法人である場合にあつては、イからホまで に掲げる金額)がある場合にはこれを減算し、 ヘに掲げる金額がある場合にはこれを加算し た金額)の合計額 イ 固定資産の帳簿価額を損金経理により減 額することに代えて積立金として積み立て ている金額 イ 固定資産の帳簿価額を損金経理(法第七十 二条第一項第一号に掲げる金額を計算する 場合にあつては、同項に規定する期間に係

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る決算において費用又は損失として経理す ることをいう。以下この節において同じ。) により減額することに代えて積立金として 積み立てている金額 ロ~ヘ (省略) ロ~へ (同左) 二 (省略) 二 (同左) 2~5 (省略) 2~5 (同左) (減価償却資産の償却の方法) (減価償却資産の償却の方法) 第四十八条 平成十九年三月三十一日以前に取得 をされた減価償却資産(第六号に掲げる減価償却 資産にあつては、当該減価償却資産についての同 号に規定する改正前リース取引に係る契約が平 成二十年三月三十一日までに締結されたもの)の 償却限度額(法第三十一条第一項(減価償却資産 の償却費の計算及びその償却の方法)の規定によ る減価償却資産の償却費として損金の額に算入 する金額の限度額をいう。以下第七目までにおい て同じ。)の計算上選定をすることができる同項 に規定する政令で定める償却の方法は、次の各号 に掲げる資産の区分に応じ当該各号に定める方 法とする。 第四十八条 平成十九年三月三十一日以前に取得 をされた減価償却資産(第六号に掲げる減価償却 資産にあつては、当該減価償却資産についての同 号に規定する改正前リース取引に係る契約が平 成二十年三月三十一日までに締結されたもの)の 償却限度額(法第三十一条第一項(減価償却資産 の償却費の計算及びその償却の方法)の規定によ る減価償却資産の償却費として損金の額に算入 する金額の限度額をいう。以下第七目までにおい て同じ。)の計算上選定をすることができる同項 に規定する資産の種類に応じた政令で定める償 却の方法は、次の各号に掲げる資産の区分に応じ 当該各号に定める方法とする。 一~六 (省略) 一~六 (同左) 2~6 (省略) 2~6 (同左) 第四十八条の二 平成十九年四月一日以後に取得 をされた減価償却資産(第六号に掲げる減価償却 資産にあつては、当該減価償却資産についての所 有権移転外リース取引に係る契約が平成二十年 四月一日以後に締結されたもの)の償却限度額の 計算上選定をすることができる法第三十一条第 一項(減価償却資産の償却費の計算及びその償却 の方法)に規定する政令で定める償却の方法は、 次の各号に掲げる資産の区分に応じ当該各号に 定める方法とする。 第四十八条の二 平成十九年四月一日以後に取得 をされた減価償却資産(第六号に掲げる減価償却 資産にあつては、当該減価償却資産についての所 有権移転外リース取引に係る契約が平成二十年 四月一日以後に締結されたもの)の償却限度額の 計算上選定をすることができる法第三十一条第 一項(減価償却資産の償却費の計算及びその償却 の方法)に規定する資産の種類に応じた政令で定 める償却の方法は、次の各号に掲げる資産の区分 に応じ当該各号に定める方法とする。 一 (省略) 一 (同左) 二 第十三条第一号(減価償却資産の範囲)に掲 げる建物の附属設備及び同条第二号から第七 号までに掲げる減価償却資産(次号及び第六号 に掲げるものを除く。) 次に掲げる方法 二 第十三条第一号(減価償却資産の範囲)に掲 げる建物の附属設備及び同条第二号から第七 号までに掲げる減価償却資産(次号及び第六号 に掲げるものを除く。) 次に掲げる方法

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イ (省略) イ (同左) ロ 定率法(当該減価償却資産の取得価額(既 にした償却の額で各事業年度の所得の金額 又は各連結事業年度の連結所得の金額の計 算上損金の額に算入された金額がある場合 には、当該金額を控除した金額)にその償却 費が毎年次に掲げる資産の区分に応じそれ ぞれ次に定める割合で逓減するように当該 資産の耐用年数に応じた償却率を乗じて計 算した金額(当該計算した金額が償却保証額 に満たない場合には、改定取得価額にその 償却費がその後毎年同一となるように当該 資産の耐用年数に応じた改定償却率を乗じ て計算した金額)を各事業年度の償却限度額 として償却する方法をいう。以下第七目ま でにおいて同じ。) ロ 定率法(当該減価償却資産の取得価額(既 にした償却の額で各事業年度の所得の金額 又は各連結事業年度の連結所得の金額の計 算上損金の額に算入された金額がある場合 には、当該金額を控除した金額)にその償却 費が毎年一定の割合で逓減するように当該 資産の耐用年数に応じた償却率を乗じて計 算した金額(当該計算した金額が償却保証額 に満たない場合には、改定取得価額にその 償却費がその後毎年同一となるように当該 資産の耐用年数に応じた改定償却率を乗じ て計算した金額)を各事業年度の償却限度額 として償却する方法をいう。以下この目か ら第七目までにおいて同じ。) (1) 平成二十四年三月三十一日以前に取得 をされた減価償却資産 一から前号に規 定する償却率に二・五を乗じて計算した 割合を控除した割合 (2) 平成二十四年四月一日以後に取得をさ れた減価償却資産 一から前号に規定す る償却率に二を乗じて計算した割合を控 除した割合 三~六 (省略) 三~六 (同左) 2~6 (省略) 2~6 (同左) (資本的支出の取得価額の特例) (資本的支出の取得価額の特例) 第五十五条 (省略) 第五十五条 (同左) 2・3 (省略) 2・3 (同左) 4 内国法人の当該事業年度の前事業年度又は前連 結事業年度において第一項に規定する損金の額 に算入されなかつた金額がある場合において、同 項に規定する内国法人が有する減価償却資産(第 四十八条の二第一項第二号ロ(1)に掲げる資産を 除く。以下この項において「旧減価償却資産」と いう。)及び第一項の規定により新たに取得した ものとされた減価償却資産(以下この項及び次項 において「追加償却資産」という。)についてそ のよるべき償却の方法として定率法を採用して 4 内国法人の当該事業年度の前事業年度又は前連 結事業年度において第一項に規定する損金の額 に算入されなかつた金額がある場合において、同 項に規定する内国法人が有する減価償却資産(以 下この項において「旧減価償却資産」という。) 及び第一項の規定により新たに取得したものと された減価償却資産(以下この項及び次項におい て「追加償却資産」という。)についてそのよる べき償却の方法として定率法を採用していると きは、第一項の規定にかかわらず、当該事業年度

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いるときは、第一項の規定にかかわらず、当該事 業年度開始の時において、その時における旧減価 償却資産の帳簿価額と追加償却資産の帳簿価額 との合計額を前条第一項の規定による取得価額 とする一の減価償却資産を、新たに取得したもの とすることができる。 開始の時において、その時における旧減価償却資 産の帳簿価額と追加償却資産の帳簿価額との合 計額を前条第一項の規定による取得価額とする 一の減価償却資産を、新たに取得したものとする ことができる。 5 (省略) 5 (同左) (通常の使用時間を超えて使用される機械及び装 置の償却限度額の特例) (通常の使用時間を超えて使用される機械及び装 置の償却限度額の特例) 第六十条 内国法人が、その有する機械及び装置 (そのよるべき償却の方法として旧定額法、旧定 率法、定額法又は定率法を採用しているものに限 る。)の使用時間がその内国法人の営む事業の通 常の経済事情における当該機械及び装置の平均 的な使用時間を超える場合において、当該機械及 び装置の当該事業年度の償却限度額と当該償却 限度額に当該機械及び装置の当該平均的な使用 時間を超えて使用することによる損耗の程度に 応ずるものとして財務省令で定めるところによ り計算した増加償却割合を乗じて計算した金額 との合計額をもつて当該機械及び装置の当該事 業年度の償却限度額としようとする旨その他財 務省令で定める事項を記載した書類を、当該事業 年度に係る法第七十四条第一項(確定申告)の規 定による申告書の提出期限(法第三十一条第二項 (減価償却資産の償却費の計算及びその償却の方 法)に規定する適格分割等により移転する当該機 械及び装置で同項の規定の適用を受けるものに ついてこの条の規定の適用を受けようとする場 合には、法第三十一条第三項に規定する書類の提 出期限)までに納税地の所轄税務署長に提出し、 かつ、当該平均的な使用時間を超えて使用したこ とを証する書類を保存しているときは、当該機械 及び装置の当該事業年度の償却限度額は、前二条 の規定にかかわらず、当該合計額とする。ただし、 当該増加償却割合が百分の十に満たない場合は、 この限りでない。 第六十条 内国法人が、その有する機械及び装置 (そのよるべき償却の方法として旧定額法、旧定 率法、定額法又は定率法を採用しているものに限 る。)の使用時間がその内国法人の営む事業の通 常の経済事情における当該機械及び装置の平均 的な使用時間を超える場合において、当該機械及 び装置の当該事業年度の償却限度額と当該償却 限度額に当該機械及び装置の当該平均的な使用 時間を超えて使用することによる損耗の程度に 応ずるものとして財務省令で定めるところによ り計算した増加償却割合を乗じて計算した金額 との合計額をもつて当該機械及び装置の当該事 業年度の償却限度額としようとする旨その他財 務省令で定める事項を記載した書類を、当該事業 年度に係る法第七十四条第一項(確定申告)の規 定による申告書の提出期限(法第七十二条第一項 (仮決算をした場合の中間申告書の記載事項)に 規定する期間について同項各号に掲げる事項を 記載した中間申告書を提出する場合にはその中 間申告書の提出期限とし、法第三十一条第二項 (減価償却資産の償却費の計算及びその償却の方 法)に規定する適格分割等により移転する当該機 械及び装置で同項の規定の適用を受けるものに ついてこの条の規定の適用を受けようとする場 合には法第三十一条第三項に規定する書類の提 出期限とする。)までに納税地の所轄税務署長に 提出し、かつ、当該平均的な使用時間を超えて使 用したことを証する書類を保存しているときは、 当該機械及び装置の当該事業年度の償却限度額 は、前二条の規定にかかわらず、当該合計額とす

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る。ただし、当該増加償却割合が百分の十に満た ない場合は、この限りでない。 (減価償却に関する明細書の添付) (減価償却に関する明細書の添付) 第六十三条 内国法人は、各事業年度終了の時にお いてその有する減価償却資産につき償却費とし て損金経理をした金額(第百三十一条の二第三項 (リース取引の範囲)の規定により償却費として 損金経理をした金額に含まれるものとされる金 額を除く。)がある場合には、当該資産の当該事 業年度の償却限度額その他償却費の計算に関す る明細書を当該事業年度の確定申告書に添付し なければならない。 第六十三条 内国法人は、各事業年度終了の時にお いてその有する減価償却資産につき償却費とし て損金経理をした金額(第百三十一条の二第三項 (リース取引の範囲)の規定により償却費として 損金経理をした金額に含まれるものとされる金 額を除く。)がある場合には、当該資産の当該事 業年度の償却限度額その他償却費の計算に関す る明細書を当該事業年度の確定申告書(当該事業 年度の中間申告書で法第七十二条第一項各号(仮 決算をした場合の中間申告書の記載事項)に掲げ る事項を記載したものを提出する場合には、その 中間申告書)に添付しなければならない。 2 内国法人は、前項に規定する明細書に記載され た金額を第十三条各号(減価償却資産の範囲)に 掲げる資産の種類ごとに、かつ、償却の方法の異 なるごとに区分し、その区分ごとの合計額を記載 した書類を当該事業年度の確定申告書に添付し たときは、同項の明細書を保存している場合に限 り、同項の明細書の添付を要しないものとする。 2 内国法人は、前項に規定する明細書に記載され た金額を第十三条各号(減価償却資産の範囲)に 掲げる資産の種類ごとに、かつ、償却の方法の異 なるごとに区分し、その区分ごとの合計額を記載 した書類を当該事業年度の同項に規定する確定 申告書に添付したときは、同項の明細書を保存し ている場合に限り、同項の明細書の添付を要しな いものとする。 (繰延資産の償却に関する明細書の添付) (繰延資産の償却に関する明細書の添付) 第六十七条 内国法人は、各事業年度終了の時の繰 延資産につき償却費として損金経理をした金額 がある場合には、その繰延資産の当該事業年度の 償却限度額その他償却費の計算に関する明細書 を当該事業年度の確定申告書に添付しなければ ならない。 第六十七条 内国法人は、各事業年度終了の時の繰 延資産につき償却費として損金経理をした金額 がある場合には、その繰延資産の当該事業年度の 償却限度額その他償却費の計算に関する明細書 を当該事業年度の確定申告書(当該事業年度の中 間申告書で法第七十二条第一項各号(仮決算をし た場合の中間申告書の記載事項)に掲げる事項を 記載したものを提出する場合には、その中間申告 書)に添付しなければならない。 2 内国法人は、前項に規定する明細書に記載され た金額を第十四条第一項各号(繰延資産の範囲) に掲げる繰延資産の種類ごとに区分し、その区分 ごとの合計額を記載した書類を当該事業年度の 確定申告書に添付したときは、前項の明細書を保 2 内国法人は、前項に規定する明細書に記載され た金額を第十四条第一項各号(繰延資産の範囲) に掲げる繰延資産の種類ごとに区分し、その区分 ごとの合計額を記載した書類を当該事業年度の 前項に規定する確定申告書に添付したときは、同

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存している場合に限り、同項の明細書の添付を要 しないものとする。 項の明細書を保存している場合に限り、同項の明 細書の添付を要しないものとする。 (一般寄附金の損金算入限度額) (一般寄附金の損金算入限度額) 第七十三条 法第三十七条第一項(寄附金の損金不 算入)に規定する政令で定めるところにより計算 した金額は、次の各号に掲げる内国法人の区分に 応じ当該各号に定める金額とする。 第七十三条 法第三十七条第一項(寄附金の損金不 算入)に規定する政令で定めるところにより計算 した金額は、次の各号に掲げる内国法人の区分に 応じ当該各号に定める金額とする。 一 普通法人、協同組合等及び人格のない社団等 (次号に掲げるものを除く。) 次に掲げる金額 の合計額の四分の一に相当する金額 一 普通法人、協同組合等及び人格のない社団等 (次号に掲げるものを除く。) 次に掲げる金額 の合計額の二分の一に相当する金額 イ 当該事業年度終了の時における資本金等 の額(当該資本金等の額が零に満たない場合 には、零)を十二で除し、これに当該事業年 度の月数を乗じて計算した金額の千分の 二・五に相当する金額 イ 当該事業年度終了の時における資本金等 の額(当該資本金等の額が零に満たない場合 には、零)を十二で除し、これに当該事業年 度の月数を乗じて計算した金額の千分の 二・五に相当する金額 ロ 当該事業年度の所得の金額の百分の二・五 に相当する金額 ロ 当該事業年度の所得の金額の百分の二・五 に相当する金額 二 普通法人、協同組合等及び人格のない社団等 のうち資本又は出資を有しないもの、法別表第 二に掲げる一般社団法人及び一般財団法人並 びに財務省令で定める法人 当該事業年度の 所得の金額の百分の一・二五に相当する金額 二 普通法人、協同組合等及び人格のない社団等 のうち資本又は出資を有しないもの、法別表第 二に掲げる一般社団法人及び一般財団法人並 びに財務省令で定める法人 当該事業年度の 所得の金額の百分の二・五に相当する金額 三 (省略) 三 (同左) 2 前項各号に規定する所得の金額は、次に掲げる 規定を適用しないで計算した場合における所得 の金額とする。 2 前項各号に規定する所得の金額は、次に掲げる 規定を適用しないで計算した場合における所得 の金額とする。 一~十の二 (省略) 一~十の二 (同左) 十の三 租税特別措置法第六十一条第一項及び 第四項(認定研究開発事業法人等の課税の特 例) 十の三 租税特別措置法第六十条の三第一項及 び第四項(認定研究開発事業法人等の課税の特 例) 十一 租税特別措置法第六十一条第一項及び第 三項(商工組合等の留保所得の特別控除) 十一 (省略) 十二 (同左) 十二 (省略) 十三 (同左) 十三 (省略) 十四 (同左) 3~6 (省略) 3~6 (同左) (公益社団法人又は公益財団法人の寄附金の損金 算入限度額の特例) (公益社団法人又は公益財団法人の寄附金の損金 算入限度額の特例)

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第七十三条の二 (省略) 第七十三条の二 (同左) 2 前項の規定は、確定申告書、修正申告書又は更 正請求書に同項に規定する財務省令で定める金 額及びその計算に関する明細を記載した書類の 添付がある場合に限り、適用する。 2 前項の規定は、確定申告書に同項に規定する財 務省令で定める金額及びその計算に関する明細 の記載がある場合に限り、適用する。 3 (省略) 3 第一項の場合において、法人が公益社団法人又 は公益財団法人に該当するかどうかの判定は、各 事業年度終了の時の現況による。 (特定公益増進法人に対する寄附金の特別損金算 入限度額) (特定公益増進法人に対する寄附金の特別損金算 入限度額) 第七十七条の二 法第三十七条第四項(寄附金の損 金不算入)に規定する政令で定めるところにより 計算した金額は、次の各号に掲げる内国法人の区 分に応じ当該各号に定める金額とする。 第七十七条の二 法第三十七条第四項(寄附金の損 金不算入)に規定する政令で定めるところにより 計算した金額は、次の各号に掲げる内国法人の区 分に応じ当該各号に定める金額とする。 一 普通法人、協同組合等及び人格のない社団等 (次号に掲げるものを除く。) 次に掲げる金額 の合計額の二分の一に相当する金額 一 普通法人、協同組合等及び人格のない社団等 (次号に掲げるものを除く。) 次に掲げる金額 の合計額の二分の一に相当する金額 イ 当該事業年度終了の時における資本金等 の額(当該資本金等の額が零に満たない場合 には、零)を十二で除し、これに当該事業年 度の月数を乗じて計算した金額の千分の 三・七五に相当する金額 イ 当該事業年度終了の時における資本金等 の額(当該資本金等の額が零に満たない場合 には、零)を十二で除し、これに当該事業年 度の月数を乗じて計算した金額の千分の 二・五に相当する金額 ロ 当該事業年度の所得の金額の百分の六・二 五に相当する金額 ロ 当該事業年度の所得の金額の百分の五に 相当する金額 二 普通法人、協同組合等及び人格のない社団等 のうち資本又は出資を有しないもの、法別表第 二に掲げる一般社団法人及び一般財団法人並 びに財務省令で定める法人 当該事業年度の 所得の金額の百分の六・二五に相当する金額 二 普通法人、協同組合等及び人格のない社団等 のうち資本又は出資を有しないもの、法別表第 二に掲げる一般社団法人及び一般財団法人並 びに財務省令で定める法人 当該事業年度の 所得の金額の百分の五に相当する金額 2~5 (省略) 2~5 (同左) (特定公益信託の要件等) (特定公益信託の要件等) 第七十七条の四 (省略) 第七十七条の四 (同左) 2~4 (省略) 2~4 (同左) 5 法第三十七条第六項の規定により同条第一項 (寄附金の損金算入限度額)の規定の適用を受け ようとする内国法人は、確定申告書に同条第六項 に規定する特定公益信託の信託財産とするため に支出した金銭の明細書及び当該特定公益信託 5 法第三十七条第六項の規定により同条第一項 (寄附金の損金算入限度額)の規定の適用を受け ようとする内国法人は、確定申告書(当該事業年 度の中間申告書で法第七十二条第一項各号(仮決 算をした場合の中間申告書の記載事項)に掲げる

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の第二項の証明に係る書類の写しを添付しなけ ればならない。 事項を記載したものを提出する場合には、その中 間申告書。次項において同じ。)に法第三十七条 第六項に規定する特定公益信託の信託財産とす るために支出した金銭の明細書及び当該特定公 益信託の第二項の証明に係る書類の写しを添付 しなければならない。 6 税務署長は、前項に規定する明細書及び書類の 写しの添付がない確定申告書の提出があつた場 合においても、その添付がなかつたことについて やむを得ない事情があると認めるときは、当該明 細書及び書類の写しの提出があつた場合に限り、 法第三十七条第六項の規定により同条第一項の 規定を適用することができる。 6 (省略) 7 (同左) (貸倒引当金勘定への繰入限度額) (貸倒引当金勘定への繰入限度額) 第九十六条 法第五十二条第一項(貸倒引当金)に 規定する政令で定める事実は、次の各号に掲げる 事実とし、同項に規定する政令で定めるところに より計算した金額は、当該各号に掲げる事実の区 分に応じ当該各号に定める金額とする。 第九十六条 法第五十二条第一項(貸倒引当金)に 規定する政令で定める場合は、次の各号に掲げる 場合とし、同項に規定する政令で定めるところに より計算した金額は、当該各号に掲げる場合の区 分に応じ当該各号に定める金額とする。 一 法第五十二条第一項の内国法人が当該事業 年度終了の時において有する金銭債権に係る 債務者について生じた次に掲げる事由に基づ いてその弁済を猶予され、又は賦払により弁済 されること 当該金銭債権の額のうち当該事 由が生じた日の属する事業年度終了の日の翌 日から五年を経過する日までに弁済されるこ ととなつている金額以外の金額(担保権の実行 その他によりその取立て又は弁済(以下この項 において「取立て等」という。)の見込みがあ ると認められる部分の金額を除く。) 一 法第五十二条第一項の内国法人が当該事業 年度終了の時において有する個別評価金銭債 権(同項に規定する個別評価金銭債権をいい、 当該内国法人との間に連結完全支配関係があ る連結法人に対して有する金銭債権を除く。以 下この項において同じ。)につき、当該個別評 価金銭債権に係る債務者について生じた次に 掲げる事由に基づいてその弁済を猶予され、又 は賦払により弁済される場合 当該個別評価 金銭債権の額のうち当該事由が生じた日の属 する事業年度終了の日の翌日から五年を経過 する日までに弁済されることとなつている金 額以外の金額(担保権の実行その他によりその 取立て又は弁済(以下この項において「取立て 等」という。)の見込みがあると認められる部 分の金額を除く。) イ~ニ (省略) イ~ニ (同左) 二 当該内国法人が当該事業年度終了の時にお いて有する金銭債権に係る債務者につき、債務 二 当該内国法人が当該事業年度終了の時にお いて有する個別評価金銭債権に係る債務者に

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超過の状態が相当期間継続し、かつ、その営む 事業に好転の見通しがないこと、災害、経済事 情の急変等により多大な損害が生じたことそ の他の事由により、当該金銭債権の一部の金額 につきその取立て等の見込みがないと認めら れること(当該金銭債権につき前号に掲げる事 実が生じている場合を除く。) 当該一部の金 額に相当する金額 つき、債務超過の状態が相当期間継続し、かつ、 その営む事業に好転の見通しがないこと、災 害、経済事情の急変等により多大な損害が生じ たことその他の事由が生じていることにより、 当該個別評価金銭債権の一部の金額につきそ の取立て等の見込みがないと認められる場合 (前号に掲げる場合を除く。) 当該一部の金額 に相当する金額 三 当該内国法人が当該事業年度終了の時にお いて有する金銭債権に係る債務者につき次に 掲げる事由が生じていること(当該金銭債権に つき、第一号に掲げる事実が生じている場合及 び前号に掲げる事実が生じていることにより 法第五十二条第一項の規定の適用を受けた場 合を除く。) 当該金銭債権の額(当該金銭債権 の額のうち、当該債務者から受け入れた金額が あるため実質的に債権とみられない部分の金 額及び担保権の実行、金融機関又は保証機関に よる保証債務の履行その他により取立て等の 見込みがあると認められる部分の金額を除 く。)の百分の五十に相当する金額 三 当該内国法人が当該事業年度終了の時にお いて有する個別評価金銭債権に係る債務者に つき次に掲げる事由が生じている場合(第一号 に掲げる場合及び前号に定める金額を法第五 十二条第一項に規定する個別貸倒引当金繰入 限度額として同項の規定の適用を受けた場合 を除く。) 当該個別評価金銭債権の額(当該個 別評価金銭債権の額のうち、当該債務者から受 け入れた金額があるため実質的に債権とみら れない部分の金額及び担保権の実行、金融機関 又は保証機関による保証債務の履行その他に より取立て等の見込みがあると認められる部 分の金額を除く。)の百分の五十に相当する金 額 イ~ホ (省略) イ~ホ (同左) 四 当該内国法人が当該事業年度終了の時にお いて有する金銭債権に係る債務者である外国 の政府、中央銀行又は地方公共団体の長期にわ たる債務の履行遅滞によりその金銭債権の経 済的な価値が著しく減少し、かつ、その弁済を 受けることが著しく困難であると認められる こと 当該金銭債権の額(当該金銭債権の額の うち、これらの者から受け入れた金額があるた め実質的に債権とみられない部分の金額及び 保証債務の履行その他により取立て等の見込 みがあると認められる部分の金額を除く。)の 百分の五十に相当する金額 四 当該内国法人が当該事業年度終了の時にお いて有する外国の政府、中央銀行又は地方公共 団体に対する個別評価金銭債権につき、これら の者の長期にわたる債務の履行遅滞によりそ の経済的な価値が著しく減少し、かつ、その弁 済を受けることが著しく困難であると認めら れる事由が生じている場合 当該個別評価金 銭債権の額(当該個別評価金銭債権の額のう ち、これらの者から受け入れた金額があるため 実質的に債権とみられない部分の金額及び保 証債務の履行その他により取立て等の見込み があると認められる部分の金額を除く。)の百 分の五十に相当する金額 2 内国法人の有する金銭債権について前項各号に 掲げる事実が生じている場合においても、当該事 実が生じていることを証する書類その他の財務 省令で定める書類の保存がされていないときは、

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当該金銭債権に係る同項の規定の適用について は、当該事実は、生じていないものとみなす。 3 税務署長は、前項の書類の保存がない場合にお いても、その書類の保存がなかつたことについて やむを得ない事情があると認めるときは、その書 類の保存がなかつた金銭債権に係る金額につき 同項の規定を適用しないことができる。 4 法第五十二条第一項第二号ハに規定する政令で 定める内国法人は、次に掲げる内国法人とする。 一 無尽業法(昭和六年法律第四十二号)第二条 第一項(免許)の免許を受けて無尽業を行う無 尽会社 二 金融商品取引法第二条第三十項(定義)に規 定する証券金融会社 三 長期信用銀行法(昭和二十七年法律第百八十 七号)第二条(定義)に規定する長期信用銀行 四 長期信用銀行法第十六条の四第一項(長期信 用銀行持株会社の子会社の範囲等)に規定する 長期信用銀行持株会社 五 銀行法第二条第十三項(定義等)に規定する 銀行持株会社 六 貸金業法施行令(昭和五十八年政令第百八十 一号)第一条の二第三号又は第五号(貸金業の 範囲からの除外)に掲げるもの 七 保険業法第二条第十六項(定義)に規定する 保険持株会社 八 保険業法第二条第十八項に規定する少額短 期保険業者 九 保険業法第二百七十二条の三十七第二項(少 額短期保険持株会社)に規定する少額短期保険 持株会社 十 債権管理回収業に関する特別措置法(平成十 年法律第百二十六号)第二条第三項(定義)に規 定する債権回収会社 十一 株式会社商工組合中央金庫 十二 株式会社日本政策投資銀行 十三 株式会社企業再生支援機構 十四 前各号に掲げる内国法人に準ずる法人と して財務省令で定める内国法人

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5 法第五十二条第一項第三号に規定する政令で定 める内国法人は、次に掲げる内国法人とする。 一 法第六十四条の二第一項(リース取引に係る 所得の金額の計算)の規定により同項に規定す るリース資産の売買があつたものとされる場 合の当該リース資産の対価の額に係る金銭債 権を有する内国法人 二 金融商品取引法第二条第九項に規定する金 融商品取引業者(同法第二十八条第一項(通則) に規定する第一種金融商品取引業を行うもの に限る。)に該当する内国法人 三 質屋営業法(昭和二十五年法律第百五十八 号)第一条第二項(定義)に規定する質屋である 内国法人 四 割賦販売法(昭和三十六年法律第百五十九 号)第三十一条(包括信用購入あつせん業者の 登録)に規定する登録包括信用購入あつせん業 者に該当する内国法人 五 割賦販売法第三十五条の三の二十三(個別信 用購入あつせん業者の登録)に規定する登録個 別信用購入あつせん業者に該当する内国法人 六 次に掲げる内国法人 イ 銀行法第二条第一項に規定する銀行の同 条第八項に規定する子会社である同法第十 六条の二第一項第十一号(銀行の子会社の範 囲等)に掲げる会社のうち同法第十条第二項 第五号(業務の範囲)に掲げる業務を営む内 国法人 ロ 保険業法第二条第二項に規定する保険会 社の同条第十二項に規定する子会社である 同法第百六条第一項第十二号(保険会社の子 会社の範囲等)に掲げる会社のうち同法第九 十八条第一項第四号(業務の範囲)に掲げる 業務を営む内国法人 ハ イ又はロに規定する会社に準ずるものと して財務省令で定める会社のうちイ又はロ に規定する業務に準ずる業務として財務省 令で定める業務を営む内国法人 七 貸金業法(昭和五十八年法律第三十二号)第 二条第二項(定義)に規定する貸金業者に該当

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する内国法人 八 信用保証業を行う内国法人 6 法第五十二条第二項に規定する政令で定めると ころにより計算した金額は、同項の内国法人の当 該事業年度終了の時において有する一括評価金 銭債権(同項に規定する一括評価金銭債権をい う。以下この項において同じ。)の帳簿価額の合 計額に貸倒実績率(第一号に掲げる金額のうちに 第二号に掲げる金額の占める割合(当該割合に小 数点以下四位未満の端数があるときは、これを切 り上げる。)をいう。)を乗じて計算した金額とす る。 2 法第五十二条第二項に規定する政令で定めると ころにより計算した金額は、同項の内国法人の当 該事業年度終了の時において有する一括評価金 銭債権(同項に規定する一括評価金銭債権をい い、当該内国法人との間に連結完全支配関係があ る連結法人に対して有する金銭債権を除く。以下 この項において同じ。)の帳簿価額の合計額に貸 倒実績率(第一号に掲げる金額のうちに第二号に 掲げる金額の占める割合(当該割合に小数点以下 四位未満の端数があるときは、これを切り上げ る。)をいう。)を乗じて計算した金額とする。 一 当該内国法人の前三年内事業年度(当該事業 年度開始の日前三年以内に開始した各事業年 度又は各連結事業年度をいい、当該内国法人が 適格合併に係る合併法人である場合には当該 内国法人の当該事業年度開始の日前三年以内 に開始した当該適格合併に係る被合併法人の 各事業年度又は各連結事業年度を含むものと し、当該事業年度が次に掲げる当該内国法人の 区分に応じそれぞれ次に定める日の属する事 業年度である場合には当該事業年度とし、ロ又 はハに定める日の属する事業年度前の各事業 年度を除く。以下この項及び第八項において同 じ。)終了の時における一括評価金銭債権の帳 簿価額の合計額を当該前三年内事業年度にお ける事業年度及び連結事業年度の数で除して 計算した金額 一 当該内国法人の前三年内事業年度(当該事業 年度開始の日前三年以内に開始した各事業年 度又は各連結事業年度をいい、当該内国法人が 適格合併に係る合併法人である場合には当該 内国法人の当該事業年度開始の日前三年以内 に開始した当該適格合併に係る被合併法人の 各事業年度又は各連結事業年度を含むものと し、当該事業年度が次に掲げる当該内国法人の 区分に応じそれぞれ次に定める日の属する事 業年度である場合には当該事業年度とし、ロ又 はハに定める日の属する事業年度前の各事業 年度を除く。以下この項において同じ。)終了 の時における一括評価金銭債権の帳簿価額の 合計額を当該前三年内事業年度における事業 年度及び連結事業年度の数で除して計算した 金額 イ 新たに設立された内国法人(適格合併(被 合併法人の全てが収益事業を行つていない 公益法人等であるものを除く。)により設立 されたもの並びに公益法人等及び人格のな い社団等を除く。) 設立の日 イ 新たに設立された内国法人(適格合併(被 合併法人のすべてが収益事業を行つていな い公益法人等であるものを除く。)により設 立されたもの並びに公益法人等及び人格の ない社団等を除く。) 設立の日 ロ・ハ (省略) ロ・ハ (同左) 二 当該内国法人のイからハまでに掲げる金額 の合計額からニに掲げる金額を控除した残額 に十二を乗じてこれを前三年内事業年度にお ける事業年度及び連結事業年度の月数の合計 数で除して計算した金額 二 当該内国法人のイからハまでに掲げる金額 の合計額からニからトまでに掲げる金額の合 計額を控除した残額に十二を乗じてこれを前 三年内事業年度における事業年度及び連結事 業年度の月数の合計数で除して計算した金額

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イ 前三年内事業年度において売掛金、貸付金 その他これらに準ずる金銭債権(法第五十二 条第九項各号に掲げるものを除く。以下こ の号において「売掛債権等」という。)の貸 倒れにより生じた損失の額の合計額 イ 前三年内事業年度において売掛金、貸付金 その他これらに準ずる金銭債権(当該内国法 人との間に連結完全支配関係がある連結法 人に対するものを除く。以下この号におい て「売掛債権等」という。)の貸倒れにより 生じた損失の額の合計額 ロ 法第五十二条第一項又は第五項の規定に より前三年内事業年度に含まれる各事業年 度の所得の金額の計算上損金の額に算入さ れた金額(売掛債権等に係る金額に限る。) の合計額 ロ 前三年内事業年度において法第五十二条 第一項及び第五項の規定により各事業年度 の所得の金額の計算上損金の額に算入され た貸倒引当金勘定の金額(ニ及びヘにおいて 「個別評価貸倒引当金額」という。)及び同 項に規定する期中個別貸倒引当金勘定の金 額(ヘにおいて「期中個別貸倒引当金額」と いう。)の合計額(売掛債権等以外の金銭債権 に係る金額を除く。) ハ 法第八十一条の三第一項(法第五十二条第 一項又は第五項の規定により法第八十一条 の三第一項に規定する個別損金額(以下この 号において「個別損金額」という。)を計算 する場合に限る。)(個別益金額又は個別損金 額の益金又は損金算入)の規定により前三年 内事業年度に含まれる各連結事業年度の連 結所得の金額の計算上損金の額に算入され た金額(売掛債権等に係る金額に限る。)の合 計額 ハ 前三年内事業年度において法第八十一条 の三第一項(個別益金額又は個別損金額の益 金又は損金算入)の規定により各連結事業年 度の連結所得の金額の計算上損金の額に算 入された同項に規定する個別損金額(以下こ の号において「個別損金額」という。)のう ち連結個別評価貸倒引当金額(個別損金額を 計算する場合の法第五十二条第一項に規定 する貸倒引当金勘定の金額をいう。ホ及び トにおいて同じ。)に係る部分の金額及び連 結期中個別貸倒引当金額(個別損金額を計算 する場合の法第五十二条第五項に規定する 期中個別貸倒引当金勘定の金額をいう。ト において同じ。)に係る部分の金額の合計額 (売掛債権等以外の金銭債権に係る金額を除 く。) ニ 法第五十二条第十項若しくは第十一項の 規定により前三年内事業年度に含まれる各 事業年度の所得の金額の計算上益金の額に 算入された金額又は法第八十一条の三第一 項(法第五十二条第十項又は第十一項の規定 により法第八十一条の三第一項に規定する 個別益金額を計算する場合に限る。)の規定 により前三年内事業年度に含まれる各連結 事業年度の連結所得の金額の計算上益金の ニ 前三年内事業年度において各事業年度の 所得の金額又は各連結事業年度の連結所得 の金額の計算上益金の額に算入された貸倒 引当金勘定の金額(ヘに掲げる金額を除く。) のうち、当該各事業年度又は各連結事業年 度の直前の事業年度の所得の金額の計算上 損金の額に算入された個別評価貸倒引当金 額の合計額(当該各事業年度においてイに規 定する損失の額が生じた売掛債権等又は法

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額に算入された金額のうち、次に掲げる金 額に係るもの(当該各事業年度若しくは各連 結事業年度においてイに規定する損失の額 が生じた売掛債権等に係る金額又は当該各 事業年度若しくは各連結事業年度において 売掛債権等につき法第五十二条第一項若し くは第五項の規定(個別損金額を計算する場 合のこれらの規定を含む。)の適用を受ける 場合の当該売掛債権等に係る金額に限る。) の合計額 (1) 法第五十二条第一項の規定により当該 各事業年度若しくは各連結事業年度開始 の日の前日の属する事業年度の所得の金 額の計算上損金の額に算入された金額又 は法第八十一条の三第一項(法第五十二条 第一項の規定により個別損金額を計算す る場合に限る。)の規定により当該前日の 属する連結事業年度の連結所得の金額の 計算上損金の額に算入された金額 (2) 法第五十二条第一項の規定により適格 合併若しくは適格現物分配(残余財産の全 部の分配に限る。)に係る被合併法人若し くは現物分配法人((2)において「被合併法 人等」という。)の当該適格合併の日の前 日若しくは当該残余財産の確定の日((2) において「合併前日等」という。)の属す る事業年度の所得の金額の計算上損金の 額に算入された金額又は法第八十一条の 三第一項(法第五十二条第一項の規定によ り個別損金額を計算する場合に限る。)の 規定により被合併法人等の合併前日等の 属する連結事業年度の連結所得の金額の 計算上損金の額に算入された金額 (3) 法第五十二条第五項の規定により同項 に規定する適格分割等((3)において「適格 分割等」という。)に係る分割法人、現物 出資法人若しくは現物分配法人((3)にお いて「分割法人等」という。)の当該適格 分割等の日の属する事業年度の所得の金 額の計算上損金の額に算入された金額又 第五十二条第一項若しくは第五項の規定の 適用を受ける売掛債権等に係るもの及び当 該各連結事業年度においてイに規定する損 失の額が生じた売掛債権等又は個別損金額 を計算する場合の同条第一項若しくは第五 項に規定する個別評価金銭債権(売掛債権等 に限る。以下この号において同じ。)に係る ものに限る。)

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は法第八十一条の三第一項(法第五十二条 第五項の規定により個別損金額を計算す る場合に限る。)の規定により分割法人等 の適格分割等の日の属する連結事業年度 の連結所得の金額の計算上損金の額に算 入された金額 ホ 前三年内事業年度において各事業年度の 所得の金額又は各連結事業年度の連結所得 の金額の計算上益金の額に算入された貸倒 引当金勘定の金額(トに掲げる金額を除く。) のうち、当該各事業年度又は各連結事業年 度の直前の連結事業年度の連結所得の金額 の計算上損金の額に算入された個別損金額 のうち連結個別評価貸倒引当金額に係る部 分の金額の合計額(当該各事業年度において イに規定する損失の額が生じた売掛債権等 又は法第五十二条第一項若しくは第五項の 規定の適用を受ける売掛債権等に係るもの 及び当該各連結事業年度においてイに規定 する損失の額が生じた売掛債権等又は個別 損金額を計算する場合の同条第一項若しく は第五項に規定する個別評価金銭債権に係 るものに限る。) ヘ 前三年内事業年度において法第五十二条 第八項の規定により引継ぎを受けて各事業 年度の所得の金額又は各連結事業年度の連 結所得の金額の計算上益金の額に算入され た貸倒引当金勘定の金額(適格合併に係る被 合併法人又は適格現物分配(残余財産の全部 の分配に限る。)に係る現物分配法人の当該 適格合併の日の前日又は当該残余財産の確 定の日の属する事業年度の所得の金額の計 算上損金の額に算入された個別評価貸倒引 当金額に限る。)及び期中個別貸倒引当金額 の合計額(当該各事業年度においてイに規定 する損失の額が生じた売掛債権等又は同条 第一項若しくは第五項の規定の適用を受け る売掛債権等に係るもの及び当該各連結事 業年度においてイに規定する損失の額が生 じた売掛債権等又は個別損金額を計算する

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場合の同条第一項若しくは第五項に規定す る個別評価金銭債権に係るものに限る。) ト 前三年内事業年度において法第八十一条 の三第一項に規定する個別益金額を計算す る場合の法第五十二条第八項の規定により 引継ぎを受けて各事業年度の所得の金額又 は各連結事業年度の連結所得の金額の計算 上益金の額に算入された貸倒引当金勘定の 金額(適格合併に係る被合併法人又は適格現 物分配(残余財産の全部の分配に限る。)に係 る現物分配法人の当該適格合併の日の前日 又は当該残余財産の確定の日の属する連結 事業年度の連結所得の金額の計算上損金の 額に算入された個別損金額のうち連結個別 評価貸倒引当金額に係る部分の金額に限 る。)及び連結期中個別貸倒引当金額の合計 額(当該各事業年度においてイに規定する損 失の額が生じた売掛債権等又は同条第一項 若しくは第五項の規定の適用を受ける売掛 債権等に係るもの及び当該各連結事業年度 においてイに規定する損失の額が生じた売 掛債権等又は個別損金額を計算する場合の 同条第一項若しくは第五項に規定する個別 評価金銭債権に係るものに限る。) 7 (省略) 3 (同左) 4 内国法人の有する金銭債権について第一項各号 に規定する事由が生じている場合においても、当 該事由が生じていることを証する書類その他の 財務省令で定める書類の保存がされていないと きは、当該金銭債権に係る同項の規定の適用につ いては、当該事由は、生じていないものとみなす。 5 税務署長は、前項の書類の保存がない場合にお いても、その書類の保存がなかつたことについて やむを得ない事情があると認めるときは、その書 類の保存がなかつた金銭債権に係る金額につき 同項の規定を適用しないことができる。 8 次の各号に掲げる場合における第六項(第一号 に掲げる場合にあつては同項第二号ロ及びハに 係る部分に、第二号から第四号までに掲げる場合 にあつては同項第二号ニに係る部分に、それぞれ

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限る。)の規定の適用については、第一号若しく は第二号に規定する内国法人、第三号に規定する 被合併法人等又は第四号に規定する分割法人等 が当該各号に規定する時において法第五十二条 第一項第一号イからハまで又は第二号イからハ までに掲げる法人(以下この項において「貸倒引 当金対象法人」という。)に該当するものとして 当該各号に定める事業年度又は連結事業年度に おいて同条又は法第八十一条の三第一項(法第五 十二条の規定により同項に規定する個別損金額 又は個別益金額を計算する場合に限る。以下この 項において同じ。)の規定を適用した場合に法第 五十二条の規定により各事業年度の所得の金額 の計算上損金の額若しくは益金の額に算入され ることとなる金額又は法第八十一条の三第一項 の規定により各連結事業年度の連結所得の金額 の計算上損金の額若しくは益金の額に算入され ることとなる金額は、それぞれ法第五十二条の規 定により当該各事業年度の所得の金額の計算上 損金の額若しくは益金の額に算入された金額又 は同項の規定により当該各連結事業年度の連結 所得の金額の計算上損金の額若しくは益金の額 に算入された金額とみなす。 一 第六項の内国法人(当該内国法人が適格合併 に係る合併法人である場合には、当該適格合併 に係る被合併法人を含む。次号において同じ。) が前三年内事業年度に含まれる各事業年度又 は各連結事業年度終了の時において貸倒引当 金対象法人に該当しない場合 当該各事業年 度又は各連結事業年度 二 第六項の内国法人が同項第二号ニ(1)に規定 する開始の日の前日の属する事業年度又は連 結事業年度終了の時において貸倒引当金対象 法人に該当しない場合 当該前日の属する事 業年度又は連結事業年度 三 第六項第二号ニ(2)に規定する被合併法人等 が同号ニ(2)に規定する合併前日等の属する事 業年度又は連結事業年度終了の時において貸 倒引当金対象法人に該当しない場合 当該合 併前日等の属する事業年度又は連結事業年度

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四 第六項第二号ニ(3)に規定する分割法人等が 同号ニ(3)に規定する適格分割等の直前の時に おいて貸倒引当金対象法人に該当しない場合 当該適格分割等の日の属する事業年度又は 連結事業年度 9 法第五十二条第九項第一号に規定する政令で定 める金銭債権は、同号に規定する内国法人の次の 各号に掲げる区分に応じ当該各号に定める金銭 債権(当該各号のうち二以上の号に掲げる区分に 該当する場合には、当該二以上の号に定める金銭 債権の全て)とする。 一 第五項第一号に掲げる内国法人 同号に規 定する金銭債権 二 第五項第二号に掲げる内国法人 当該内国 法人が行う金融商品取引法第三十五条第一項 第二号(第一種金融商品取引業又は投資運用業 を行う者の業務の範囲)に掲げる行為に係る金 銭債権 三 第五項第三号に掲げる内国法人 質屋営業 法第十四条(帳簿)の帳簿に記載された質契約 に係る金銭債権 四 第五項第四号又は第五号に掲げる内国法人 割賦販売法第三十五条の三の五十六(基礎特 定信用情報の提供)の規定により同法第三十五 条の三の四十三第一項第六号(業務規程の認 可)に規定する基礎特定信用情報として同法第 三十条の二第三項(包括支払可能見込額の調 査)に規定する指定信用情報機関に提供された 同法第三十五条の三の五十六第一項第三号に 規定する債務に係る金銭債権 五 第五項第六号に掲げる内国法人 商業、工 業、サービス業その他の事業を行う者から買い 取つた金銭債権(次号ロにおいて「買取債権」 という。)で当該内国法人の同項第六号イから ハまでに掲げる区分に応じそれぞれ同号イか らハまでに規定する業務として買い取つたも の 六 第五項第七号に掲げる内国法人 次に掲げ る金銭債権 イ 貸金業法第十九条(帳簿の備付け)(同法第

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二十四条第二項(債権譲渡等の規制)におい て準用する場合を含む。)の帳簿に記載され た同法第二条第三項に規定する貸付けの契 約に係る金銭債権 ロ 買取債権 七 第五項第八号に掲げる内国法人 当該内国 法人の行う信用保証業に係る保証債務を履行 したことにより取得した金銭債権 (貸倒実績率の特別な計算方法) (貸倒実績率の特別な計算方法) 第九十七条 内国法人を分割法人若しくは分割承 継法人又は現物出資法人若しくは被現物出資法 人とする適格分割又は適格現物出資(以下この条 において「適格分割等」という。)が行われた場 合において、当該内国法人が当該適格分割等の日 の属する事業年度及び当該事業年度の翌事業年 度開始の日以後二年以内に終了する各事業年度 (以下この条において「調整事業年度」という。) における前条第六項に規定する貸倒実績率(以下 この条において「貸倒実績率」という。)を当該 適格分割等により移転する事業に係る貸倒れの 実績を考慮して合理的な方法により計算するこ とについて納税地の所轄税務署長の承認を受け たときは、当該内国法人のその承認を受けた日の 属する事業年度以後の当該調整事業年度におけ る貸倒実績率は、その承認を受けた方法により計 算した割合とする。 第九十七条 内国法人を分割法人若しくは分割承 継法人又は現物出資法人若しくは被現物出資法 人とする適格分割又は適格現物出資(以下この項 において「適格分割等」という。)が行われた場 合において、当該内国法人が当該適格分割等の日 の属する事業年度及び当該事業年度の翌事業年 度開始の日以後二年以内に終了する各事業年度 (以下この項において「調整事業年度」という。) における前条第二項に規定する貸倒実績率(以下 この項及び第六項において「貸倒実績率」とい う。)を当該適格分割等により移転する事業に係 る貸倒れの実績を考慮して合理的な方法により 計算することについて納税地の所轄税務署長の 承認を受けたときは、当該内国法人のその承認を 受けた日の属する事業年度以後の当該調整事業 年度における貸倒実績率は、その承認を受けた方 法により計算した割合とする。 2~5 (省略) 2~5 (同左) 6 第一項の承認を受けた内国法人(前条第五項各 号に掲げる内国法人に該当するものに限る。)が その承認の基因となつた適格分割等に係る調整 事業年度において法第五十二条第一項第一号イ からハまで又は第二号イからハまでに掲げる法 人に該当しないこととなつた場合又は該当する こととなつた場合(既にこの項の規定によりその 承認を取り消されたものとみなされた場合を除 く。)には、その該当しないこととなつた日又は その該当することとなつた日においてその承認 を取り消されたものとみなす。 7 第四項の処分があつた場合にはその処分のあつ 6 第四項の処分があつた場合には、その処分のあ

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た日の属する事業年度以後の各事業年度の所得 の金額を計算する場合のその処分に係る貸倒実 績率の計算についてその処分の効果が生ずるも のとし、前項の規定により第一項の承認を取り消 されたものとみなされた場合にはその取り消さ れたものとみなされた日の属する事業年度以後 の各事業年度の所得の金額を計算する場合の貸 倒実績率の計算についてその取消しの効果が生 ずるものとする。 つた日の属する事業年度以後の各事業年度の所 得の金額を計算する場合のその処分に係る貸倒 実績率の計算についてその処分の効果が生ずる ものとする。 8 内国法人は、第六項の規定により第一項の承認 を取り消されたものとみなされた場合には、その 承認の基因となつた適格分割等に係る調整事業 年度における貸倒実績率の計算の方法について は、再び同項の規定による承認を受けることがで きる。この場合において、第二項中「同項の適格 分割等の日」とあるのは、「第六項に規定する該 当しないこととなつた日又は該当することとな つた日」とする。 (適格分割等に係る期中個別貸倒引当金勘定の金 額の計算) (適格分割等に係る期中個別貸倒引当金勘定の金 額の計算) 第九十八条 法第五十二条第五項(貸倒引当金)の 内国法人が同項に規定する適格分割等によりそ の有する同一の債務者に対する個別評価金銭債 権(同条第一項に規定する個別評価金銭債権をい う。以下この条において同じ。)の一部のみを当 該適格分割等に係る分割承継法人、被現物出資法 人又は被現物分配法人に移転する場合には、当該 個別評価金銭債権の金額のうちその移転する一 部の金額以外の金額はないものとみなして、法第 五十二条第五項の規定を適用する。 第九十八条 法第五十二条第五項(貸倒引当金)の 内国法人が同項に規定する適格分割等によりそ の有する同一の債務者に対する個別評価金銭債 権(同条第一項に規定する個別評価金銭債権をい い、当該内国法人との間に連結完全支配関係があ る連結法人に対して有する金銭債権を除く。以下 この条において同じ。)の一部のみを当該適格分 割等に係る分割承継法人、被現物出資法人又は被 現物分配法人に移転する場合には、当該個別評価 金銭債権の金額のうちその移転する一部の金額 以外の金額はないものとみなして、法第五十二条 第五項の規定を適用する。 (適格合併等による欠損金の引継ぎ等) (適格合併等による欠損金の引継ぎ等) 第百十二条 法第五十七条第二項(青色申告書を提 出した事業年度の欠損金の繰越し)に規定する政 令で定める要件は、同項の適格合併又は残余財産 の確定(第一号において「適格合併等」という。) に係る同項に規定する被合併法人等(以下この項 第百十二条 法第五十七条第二項(青色申告書を提 出した事業年度の欠損金の繰越し)に規定する政 令で定める要件は、同項の適格合併又は残余財産 の確定(第一号において「適格合併等」という。) に係る同項に規定する被合併法人等(以下この項

参照

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