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先月 10 月 27 日に 委員会を開き 消防署消防団事務局と仕上げの意見交換を行いました そこでは 消防団の広報 自治会との連携強化など 効果が上がりそうな意見が多く出され 事務局からも前向きに取り組む姿勢を感じられ 今後に期待が持てる会議となりました その後 行政内部で協議がされ 支援策をまとめ

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Academic year: 2021

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△ 小 笠 原 宏 昌 君 ○副議長(岡本徳夫君) 次に、12番 小笠原宏昌議員の質問を許します。小笠原宏昌議員。 〔12番 小笠原宏昌君登壇〕 ○12番(小笠原宏昌君) 小笠原宏昌であります。本日最後の質問ですので、ぜひよろしく お願いしたいと思います。 消防団の支援策についてお伺いいたします。 菊川市消防団は、団員350余名が、生業の仕事を持つ傍ら、市民の生命と財産を守るため、 日夜厳しい訓練を行い、活動をし、菊川市民を守ってくれております。災害は、忘れたころ にやってくると昔から言われているように、火災はもちろん、近年では、局地的に大雨を降 らすゲリラ豪雨などの気象災害を初め、さらに、東海地震の発生が危惧されることを考える と、消防団組織の充実は、地域の消防防災体制のかなめとして必要不可欠と言えます。 このように消防団の必要性は増すばかりである反面、消防団員の確保や、その運営は、多 くの課題が以前より指摘されてきました。しかし、これまで消防団の課題を中心に、議会が 議論することはありませんでしたが、市民全体の生命財産にかかわる消防団の活動を考えれ ば、行政と議会が現状認識を共有し、協議を重ね、支援策を構築していくことは大変重要で あると考え、ことし2月、総務建設委員会を開き、消防団の分団長以上の幹部と消防署消防 団事務局に出席を要請し、各分団の実情、団運営の課題、行政及び自治会に期待することに ついて各分団長から意見報告を聞き、意見交換を行いました。 そこで出された内容として例を挙げますと、市民に消防団の必要性が理解されていない、 消防団員勧誘に自治会の協力がどうしても必要である、さらには、消防団員のメリットづく りが必要であるなどの意見が出されました。委員会として、そこで出された消防団支援策の 意見を整理し、実行の可能性を、継続して協議研究することとしました。 さらに、消防団の問題は、全国的に取り組まれている課題であるので、他市の取り組みも 参考に、勉強する必要があるとして、8月9日に、岐阜県美濃市に委員会視察を行い、消防 団の抱える問題点や課題、解決策について協議してまいりました。 美濃市の取り組みでは、市民ふれあい消防祭という催しがあり、前消防団長の発案と強い リーダーシップにより自治会と連携し、各部で実施されていると、また、若者が少ないため、 団員確保が大変、そこで、団員確保は自治会に任せているというお話があり、印象的であり ました。 今回、こうして年間を通じ、委員会として消防団の支援策を研究してきました。そして、

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先月10月27日に、委員会を開き、消防署消防団事務局と仕上げの意見交換を行いました。 そこでは、消防団の広報、自治会との連携強化など、効果が上がりそうな意見が多く出さ れ、事務局からも前向きに取り組む姿勢を感じられ、今後に期待が持てる会議となりました。 その後、行政内部で協議がされ、支援策をまとめられたことと思います。行政として来年 度から短期、中期的に消防団支援に、どのように取り組むのか質問をいたします。 ○副議長(岡本徳夫君) 小笠原議員の質問が終わりました。 市長の答弁を求めます。太田市長。 〔市長 太田順一君登壇〕 ○市長(太田順一君) 小笠原議員の消防団の支援について、質問にお答えします。 消防団につきましては、議員からの御質問にもありますように、生業を持ちながらも、崇 高な郷土愛護の精神に基づき、日夜、災害に備えて地域の安心、安全の確保に大きく貢献し ているところであります。 また、地震などの広域的な災害はもとより、近年の突発的な災害に対しても地域との密着 性、要員動員力や即時対応力の面からも地域住民から大いに期待されております。 しかし、全国的に消防団員数は減少傾向にあり、これ以上減少が続くと、地域の安全確保 の面で憂慮される状況であるとのことで、国や県においても消防団員の確保に向けての推進 がされているところであり、菊川市におきましても、ここ数年、団員数が減少傾向にあるこ とは議員も御承知のことと思います。 こうした状況の中、菊川市としましては、3年前から消防団協力事業所表示制度の導入、 また、本年度は女性消防団制度の導入など、消防団の活性化に向けての取り組みを進めてき たところであり、議会でも消防団支援について年間を通じて積極的な研究、協議を重ねてい ただいたことに感謝申し上げるところであります。 市としましても、消防団への支援は重要なことと考えておりますので、地域における消防 団に対する共通な認識を持ち、理解をしていただけるよう、連合自治会などを通じて消防団 の現状を報告するとともに、消防本部の機関紙「きくしょう119」や「広報きくがわ」などで 定期的に消防団に関する紹介を行うなど、地域に消防団の活動が伝わるよう働きかけを行っ てまいります。 いずれにいたしましても、今後、消防団への支援につきましては、短期または中期的にで きることを整理するとともに、各地域の消防団の実情を分析して、地域と消防団の協力体制 の維持や活動環境の充実など、将来に向けた市の方向性について検討してまいりたいと考え

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ております。 以上、小笠原議員への答弁といたします。 以上でございます。ありがとうございました。 ○副議長(岡本徳夫君) 答弁が終わりました。小笠原議員、再質問がありますか、小笠原議 員。 ○12番(小笠原宏昌君) ありがとうございました。 とにかく、総務建設委員会として、以前にも余り例がない年間を通じての取り組みをさせ ていただいたものでありますので、一つの区切りとして、今質問の中で活動を、行政と意見 交換をして、ひとつはっきりさせていきたいということが、私の質問の意図であります。 そういう中で、問題の共有はあるわけですけれども、具体的に、じゃあ何をって言ったと きに、もう少し具体的なものが出てくるかなという期待はあったんですが、なかなか難しい という内容もあって、抽象的な表現になったのかもしれませんが、そういうことは察しつつ も、少し確認をさせていただきたいわけですが、1つは、消防団に対する行政の役割、責任 というのは、必要で当たり前だと言われながら、その辺というのは、あまり会話、表立って 議論されたりする機会がないものですから、せっかくの機会ですので、消防団について、行 政はどういう役割、また責任を持っているかということを、まず確認をさせていただきたい と思います。 ○副議長(岡本徳夫君) 答弁を求めます。横山消防総務課長。 ○消防総務課長(横山克喜君) 消防総務課長です。市消防本部としまして、御質問の中の消 防団への責任ということでございますが、消防団は、災害に対しまして重要な組織であると いう使途、消防本部としましても、位置づけしております。また、消防の責任ということに おいては、消防の組織法からいっても、市町は消防責任を有するということでありまして、 これは運営上のことも含めているということの認識でおります。 また、消防活動、その中で消防団活動や支援は、地域や自治会、こういった御理解が大前 提となりますので、こういう中で、地域の実情、意見を確認しながら、市消防本部としても 整理して、できることを行っていきたいというような考えでおります。 以上です。 ○副議長(岡本徳夫君) 再質問ありますか。小笠原議員。 ○12番(小笠原宏昌君) もう1点お伺いしたいのは、今市長の答弁の中で、全国的に消防 団の団員の確保が難しくなっているし、減少傾向に歯どめがなかなかかからないというよう

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なお話がありましたが、それについて、どうしてかという幾つかの要因があるかと思います が、特に、特徴的に、減少が、なかなか歯どめがかからないという点について、どのように とらえているか、伺いたいと思います。 ○副議長(岡本徳夫君) 答弁を求めます。横山消防総務課長。 ○消防総務課長(横山克喜君) 消防総務課長です。今言った団員不足の根本的な要因という ことでございますが、一般的に言われるのが、社会的要因ということで、少子化、また若者 の地域への意識への希薄化、また、サラリーマンの雇用者が多くなっているというような状 況が絶対的なものとは思っております。 菊川市の状況を見ましてもサラリーマンが90%以上占めております。そういったところで もって、非常に若者の消防団への入団が、非常に要因があるじゃないかというふうに考えて おります。 以上です。 ○副議長(岡本徳夫君) 再質問ありますか。小笠原議員。 ○12番(小笠原宏昌君) 今お話がありました対象となる若い人たちの就業形態が大きく変 わってきたと、サラリーマンが多くなったというのは、一つの大きな理由だと思います。私 も全くそうだと思うんですが、ただ、もう一つ大きな理由として考えられるのが、私も消防 団活動をやってきた経験からすると、以前は、最近、菊川は、特に広報でも取り上げてくれ たりということで、行政でもほかにないぐらい努力してくれているというのは、私も理解し ております。ただ、そのことを考えても、以前、私のときとか、先輩の皆さんの中にも消防 団をされた方、たくさんいらっしゃると思うのですが、以前は、そういう特別な行政の広報 がなくて、じゃあ、どうやって確保していたかというと、地域の人間関係の中で、口伝えで そういうもんだということでつながってきたと思うんですね。そのそういうもんだで、かな り、それで何とかなってきたんですが、いつの間にか、そういうもんだが、そういうもんだ で、口伝えでうまく意識がつながらなくなってきたというのが、もうもしかしたら10年とか 15年前ぐらいから、もう口伝えで団員確保の機能っていうのは、できなくなってきたという 状況があったと思うのですが、なかなかそういうことを分析して、参考に意見をくれるとこ ろもないものですから、何となく来てしまったと思うんですね。でも、先駆けて、菊川では、 やっぱり公的に消防団の必要性を啓蒙しなきゃいけないということで、広報とかやってくれ ておるわけですが、それでも、全国的には、まだそれができていないところなどは、もっと 団員確保が厳しくなっているっていうふうに思うんです。

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で、何を言いたいかというと、消防団の確保については、もう口伝えっていう手法は、も う全くある程度、機能的には弱くなってしまっているので、もうはっきり言って、公的な立 場の人とか、機関が必要性とかを担っていかないと、もう歯どめは当然かからないという状 況になってきていると思うんです。逆に言うと、そういう取り組みが全国的におくれたもの ですから、この団員の確保がどんどん厳しくなっているんではないかなというふうに、私は 感じています。 そういったことを考えたときに、この間、意見交換のときにも団員の幹部の皆さんからあ りましたのは、基本的には、消防団は、その該当する団員の皆さんが自主的にやることが基 本だけども、幾ら団員が努力してもかなわないところについては、やはりしっかり行政なり、 自治会なりで、フォローしてほしいという話がありました。その中で、一つ特徴的だったの が、やはり団員確保のときには、やはり、自治会の皆さんが前に出るとか、行政が何か、事 前に広報を徹底していただくとか、何か要所要所は、行政なり自治会が前に出てきてくれな いと、自主的な消防団の活動だからって言われても、それはちょっと無理がある、困難だと いうような意見がありました。 ですから、なかなか明言は難しいかもしれませんが、そうした団員の切実な、大変切実な 意見を我々も聞いておりますので、その点について、もう少し何か内部で検討しているお話 を聞かせていただければと思うのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(岡本徳夫君) 答弁を求めます。横山消防総務課長。 ○消防総務課長(横山克喜君) 消防総務課長です。ただいまの消防団確保の関係なんですが、 議会との意見交換会という場でも申し上げましたが、やはり地域の力っていうのは大きいも のですから、こういったところから働きかけをしていくという中で、早速、12月に、連合自 治会のほうへ、定例会の方へまいりまして、消防団の現状の御理解と、そういった団員が不 足状況、減少傾向にあるというお話をさせていただきました。そういう中でも、連合自治会 のほうからもいろいろな御意見をいただきまして、連合自治会の取り組みの中でも、既に消 防団との意見交換をされたというところがありまして、そこが今回の団員確保についても、 自治会と協力してやっていこうじゃないかというような意見を聞きました。非常に団の本部 としてもありがたいお話だと思って聞いておりました。 そういったことで、少しずつ連合を通じまして、自治会のほうに御理解をいただくという 形で進もうということで思っております。 以上です。

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○副議長(岡本徳夫君) 続きまして、地域での支援について、地域支援課長。 ○地域支援課長(佐藤甚平君) 地域支援課長です。今、消防の総務課長のほうから話があっ たように、先般の金曜日、先週ですね、連合自治会の定例会において、消防団活動に対する 自治会との関係について会議が持たれました。その話を正式な議事録はここに持っていませ んのであれですけれども、聞いていたイメージを、まず話をさせていただくと、すべての地 区、一つの地区の中に分団が二つ分かれているとか、地区によっては、ここの分団だけじゃ ないですよ、こっちの分団もありますよという地区も確かにあるわけでして、なおかつ、一 つの分団、何分団何部、その部で基本的に、今まで消防団を集めたり、消防団の会費を自治 会からもらったり、協力金、ああいうのをやっていたもんですから、地区単位というよりも、 部の単位で動いていたと。そうすると、一つの地区でも極端な話、やり方が違いますよと、 部で違いますよと、それが長いこと続いているものですから、いきなり、じゃあ、自治会が、 今後こうしてあげましょうとか、こういうふうに一緒にやりましょうとか、それを統一した 考え方を持つことは、当然まだできませんよと、ただ、消防団が困っているのは、自治会も 十分理解できるという話の中で、協力に対しては惜しまないという意見が、非常に強かった という記憶を持っておりますので、今後、それぞれの消防団と、自治会の関係者とは話し合 う機会を、今まで以上に持ちたいという結論だったんじゃないかなというふうに思っていま すので、まだ具体的にこうしますよっていうのは言えませんけども、そういった話があった ということだけ、お伝えしたいと思います。 ○副議長(岡本徳夫君) 小笠原議員。 ○12番(小笠原宏昌君) ぜひ、そういう取り組みを進めていただきたいと思います。啓蒙 活動が、すごく市民全般に必要だと思いますし、特に、消防団の該当する若い人たちに、こ れからの消防団に入ってもらうには、その前の段階で、例えば、10代の学校に通う時期から、 そういうことを何か耳にしたりする機会も大事だと思いますし、また、場合によっては、成 人式の場面で、何かそういう消防活動について、一つの節目ですから、地域のそういう防災 の担い手を知っていただくとか、何かいろいろ、市民全般に、いろいろなところで消防団活 動の紹介とか、啓蒙っていうは、いろいろ工夫次第でできるんじゃないかなというふうに感 じています。ですので、一足飛びにはできないでしょうけれども、それを計画的にできれば、 やっていただければなと思います。 私も経験があるので申し上げますと、消防団のほうは、どうしても日常の生業の傍ら団活 動をやっているっていうのもありますし、また幹部も短い間にかわっていくもんですから、

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こういう課題について取り組むのは、もともと難しい面もあるし、幹部も早くかわっていっ ちゃうもんですから、なかなかこういう長期的なっていうか、重たい課題は団内では当然難 しい、重ねて申し上げますが難しいと思いますので、ぜひ努力をお願いしたいと思います。 最後になりますけども、今回消防の広域化という話も、もう目の前に来て進んでおります。 消防団の関係も、広域化の中で、お互いに、菊川だけじゃなくて、周辺もやっぱりしっかり していただかないと困るというふうに思いますので、ぜひ消防団の支援策、委員会の中では、 若干予算も絡むような提案もございましたので、ぜひ、そういうことも、予算も多少絡むこ とも含めて、消防団の支援策について、広域化も目の前に来る中で、菊川の消防団に見習え というようなぐらいの消防団の取り組みが生まれることを期待しておりますので、その点、 市長の前向きなお考えを伺えればというふうに思います。 ○副議長(岡本徳夫君) 太田市長。 ○市長(太田順一君) 前向きな発言の前に、まさに、この消防団というのは、市民の安心、 安全を守るために、非常に重要な組織でありますので、まず、今後もその認識を忘れること なく、消防団活動への支援をしてまいりたいと思います。 それから、もう一つは、広域化につきましても、当然、今度は、掛川、菊川、御前崎3市 の組合が立ち上がるわけでありますが、消防団は、それぞれの地域の特色を持っていいと思 います。 したがって、菊川市には菊川市の消防団活動という中で、情報を共有化する中で、さらに、 消防団に対する魅力とか、あるいは、団員が一人でも多く入れるような体制づくりというも のは、これからも考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(岡本徳夫君) 再質問はありますか。 ○12番(小笠原宏昌君) 終わります。 ○副議長(岡本徳夫君) 以上で、12番 小笠原議員の質問を終了します。 ──────────────────────────────────────── ◎散会の宣告 ○副議長(岡本徳夫君) 以上で、本日予定しました7人の方の一般質問が終わりました。残 る6人の方の一般質問は、明日お受けいたします。明日午前9時までに本議場へ御参集くだ さいますようお願いします。

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ふなれな議長ではありましたが、皆様方の御協力をいただく中で、無事議事を進めること ができました。感謝申し上げます。

本日は、これをもって散会といたします。お疲れさまでした。

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