• 検索結果がありません。

英 語 ) コ ー ス 指 導 教 員 兼 重 昇

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "英 語 ) コ ー ス 指 導 教 員 兼 重 昇"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

A Study of Collaboration between Elementary and Junior High  Schools in English Language Education 

教 科 ・ 領 域 教 育 専 攻

三三? 三五

仁コ i 英 語 ) コ ー ス 指 導 教 員 兼 重 昇

瀬 部 浩 子

1.研究の目的と動機 連について整理し新学習指導要領土で小学校 平成23年度に小学校,平成24年度に中学校 と中学校において共通している概念を概観す で新学習指導要領が完全実施される。それに る。そしてこれまでの研究開発校などで,小 伴い,小学校第 56学年で外国語活動が必 中連携,小中一貫に関する研究実践を行った 修化になる。位置づけとしては領域であるが, 地域の概観をし,そこにみられる課題を明ら これまでの総合的な学習の時間で行われてき かにする。また,本年度よりはじまった「英 た英語会話等とは異なり,全ての児童が外国 語教育改善のための調査研究事業」において 語活動を体験することとなる。また,中学校 小中連携についての実態把握とそこにある課 には外国語活動を経験した生徒が入学してく 題とその対応を明らかにする。最後に,今後 ることになり,従来の指導とは異なった工夫 の小学校・中学校での連携の中での取り組み が求められてくると考えられる。 について示唆を述べることで研究のまとめと

現在,ボランティアとして参加している小 する。

学校では中学校英語教員が外国語活動に参加 し,授業運営にも大きく関わっている。しか

し,その中学校教員も小学校での授業に困難 2.論文の概要

を感じていたり,これまで、積極的に関わって 第1章では本研究の動機と目的を述べる。

いた小学校教員が遠慮するようになってしま 第2章では、小学校と中学校の新学指導要 ったりという場面も見られるようになったO 領の概観を行う。さらに2つの指導要領に また文部科学省実施の「英語教育改善のため 共通して使用されている概念の概観を行い、

の調査研究事業J(詳細後述)でも小中連携が 学習指導要領上のつながりについて考察を 中学校区での枠組みで次期学習指導要領改訂行う。次に第 3章では研究開発校などの小 へ向けた研究がはじめられている。こうした 中連携実践校の概観を行い、その課題と解 小学校・中学校の状況下で,どのように小学決方法について考察を行う。そして第4章 校と中学校が関わっていくのが良いのかにつ では文部科学省指定の2つの事業に注目し、

いて興味をもつようになった。 それについての概観を行い、本年度より始 本研究では,まず新学習指導要領に見られ まった「英語教育改善のための調査研究事 る小学校外国語活動と中学校外国語活動の関 業」における実際の取り組みを実践校にアン

‑239

(2)

ケート調査と小学校教員と中学校教員の両方 校区の枠組みの中で、も行っていく必要がある。

にインタビ、ューを行い、実態把握に努めると ともに共同で生徒、児童に対するアンケート 項目を作成した。そしてアンケートを実施し た。そしてか当該学校において明らかになっ た、課題として現在の指導では生徒は小中の つながりを感じることが難しく,中学校で新 しく始まる書くことと読むことに関して生徒 は困難を感じており小学校での英語活動を 楽しかったとしておきながら中学校では役に たたないとしているこれは小学校で、培われ たコミュニケーション能力の素地が中学校で は生かされていないと考えることができる。

そこで本論のまとめとしてコミュニケーショ ン能力の素地を中学校で生かしていくために まず小中間,同一中学校区の小学校間で情報 交換体制を整えることが必要となってくる。

お互いにどのような活動,授業を行っている かを知り児童がどのような素地を持っている か理解することが中学校側には必要になって くる。次に中学校では素地を生かした指導を 行うために小学校へ授業見学等の実態を把握 する工夫が求められる。実際の指導でも単語 だけではなく例文提示に小学校と同じ文を使 う,小学校で学んだこと文化的な内容と中学 校で学ぶものを比較するなど,生徒自身がつ ながりを実感できるような指導をする必要が ある。

3.今後の課題

今後の課題として実際にどのような内容が 中学校においても生かせるか検討し,実際に つながりを実感できるような指導方法を検討 していく必要がある。そしてそれと同時に情 報交換の体制を小中連携のみならず同一中学

‑240‑

参照

関連したドキュメント

で実施されるプロジェクトを除き、スコープ対象外とすることを発表した。また、同様に WWF が主導し運営される Gold

市内15校を福祉協力校に指定し、児童・生徒を対象として、ボランティア活動や福祉活動を

 英語の関学の伝統を継承するのが「子どもと英 語」です。初等教育における英語教育に対応でき

自然言語というのは、生得 な文法 があるということです。 生まれつき に、人 に わっている 力を って乳幼児が獲得できる言語だという え です。 語の それ自 も、 から

を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に

を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に

先行事例として、ニューヨークとパリでは既に Loop

● 生徒のキリスト教に関する理解の向上を目的とした活動を今年度も引き続き