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こころとからだの健康づくり指針

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Academic year: 2018

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はじめに

「浦安っ子 子どものこころとからだの健康づくり」

 浦安市では、子どもからお年寄りまで、すべての市民が、健やかでこころ豊かに過ごせるこ とを目指した「健康うらやす 21」を策定し、生活習慣病の予防、健康寿命の延伸を目的に健 康づくりの取り組みを行っています。

●健康的な生活習慣は子どもの時から・・・

健康的な生活習慣は、一朝一夕に身につくものではありません。子どもの時からの積み重 ねが大切です。人生においても幼年期は生活習慣の基礎が形づくられる最も重要な時期であ り、日々の生活はその後の健康観や行動に大きく影響を与えることになります。

本来、望ましい生活習慣は、家庭や地域での日常生活の中で自然に身につけていたもので すが、ここ数十年間の急速な社会変化により家庭や個人の問題で片付けることはできなくな りました。

そこで、「健康うらやす 21」の推進の中で重点課題としている①食育②歯科保健③思春期 保健の3つにおいては、特に、小さい頃からの食生活や規則正しい生活習慣などが基礎とな り、子どもたちが正しい知識と責任のある行動をとれるような支援を家庭・学校・地域で共 にとっていく必要性があります。

そのために、幼年期から青年期までの一貫した方針・方向性や取り組む内容、それぞれの 役割分担を検討し、子どもたちが望ましい健康行動がとれるように、成長過程に応じて必要 な学習や環境づくりが行えるよう指針を作成しました。

 

☆この冊子の活用について

この冊子は、①子どもの健康を取り巻く現状や課題②子どもの健康づくりのための目標 と具体的な取り組み③保護者に知っておいてほしい知識などを参考資料としてまとめまし た。

子どもの健康づくりのために、家庭においても生活習慣を見直し、取り組めるよう具体 的な内容を盛り込みました。少しでもよりよい生活習慣を身につけ健康的な生活を送れる よう、出来ることから始めていきましょう。

また、関係機関は本冊子を活用し、園だより・保健だより・給食だより等を通じ子ども の健康づくりについて保護者の方へ情報提供をしていきます。

(3)

はじめに 目次

1.子どもの健康を取り巻く現状と課題 ……… 1 【就寝時刻・起床時刻】

【家族とのつながり】

【悩みや心配事の相談相手】

【自己肯定感(自分のことが好き)】

参考資料(子育てアドバイス 保護者の方に知ってほしいこと)

2.「健康うらやす21」における重点課題

①食育 ……… 13 現状と課題【家庭での食事の様子】

【食生活リズムの乱れ】 【女子のやせ思考】 食育の目標

具体的な取り組み

参考資料(子育てアドバイス 保護者の方に知ってほしいこと)  

②歯科保健 ……… 35 現状と課題【むし歯のある子どもの割合とその背景】

【12 歳の永久歯の一人当たり平均むし歯数(喪失歯)の推移】 【歯周疾患及び歯周疾患要観察者の割合】

【歯の健康に関する意識】 【保護者の希望】

歯科保健の目標 具体的な取り組み

参考資料(子育てアドバイス 保護者の方に知ってほしいこと)  

③思春期保健 ……… 51 現状と課題【性に関する情報源】

【中学生の性に関する知識】 【初交経験率の年次推移】

【性行為(セックス)についての意識】 【性教育の望ましい時期】

【性教育に望ましい人】 【家庭での性教育】

【浦安市の小中学校では】 思春期保健の目標

具体的な取り組み

(4)

1.子どもの健康を取り巻く現状と課題

出典の表記のないデータ、調査については、平成 15 年 12 月「(仮称」健康うらやす 21)策定 のための市民意識調査〈小中学生の健康に関する意識調査〉によるものです。

回答数  子ども:小学校 6 年生 246 名 中学校 3 年生 310 名      保護者:小学校 6 年生 240 名 中学校 3 年生 286 名

*ここでは、3つの重点課題に密接に関係のある項目について見てみました。 【就寝時刻・起床時刻】 

 生活習慣の基礎となる就寝時刻・起床時刻について聞いてみました。

・ 就 寝 時 刻 は 夜 11 時 台 が 41.5 % と 一 番 多 く、 起 床 時 刻 は 朝 6 時 台 45.3 %、 朝 7 時 台 が 43.1%となっています。学年が上がるにつれ、就寝時刻が遅くなる傾向にあります。

就寝時刻(小中学生調査)

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

小6男子 小6女子 中3男子 中3女子

夜9時前 夜9時台 夜10時台 夜11時台 夜12時以降 無回答

起床時刻(小中学生調査)

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

小6男子 小6女子 中3男子 中3女子

(5)

・市で実施している 3 歳児健診では、夜 9 時までに就寝している子は 23.6% となっており、夜 9 時台が 45.4% と一番多くなっています。また朝 8 時までに起床している子は 71.8% となっ ており、朝 7 時台が 56.6% と一番多くなっています。

・子どもが外遊びを週にどのくらいするかを聞いたところ、週 5 日以上と答える割合が 53.9% と半数を占めています。

就寝時刻(3歳児健診)

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

女 男

夜8時台前 夜8時台 夜9時台 夜10時台 夜11時以降 不明

起床時刻(3歳児健診)

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

朝6時台前

朝6時台 朝7時台 朝8時台 朝9時台 朝10時台 不明

外遊びの頻度(3歳児健診)

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

女 男

(6)

【家族とのつながり】

コミュニケーションの基礎になる親子の会話の頻度について聞いてみました。

・「父親とよく話す」と答えた子どもは 36.6%、「母親とよく話す」と答えた子どもは 74.0% となっています。学年別にみると小学 6 年生に比べ中学 3 年生になると男女とも「よく話す」 「ときどき話す」割合が低くなっています。思春期に入り異性の親と話す割合が低くなる傾

向にあります。また、「母親とよく話す」と答えた子どもは「父親ともよく話す」と答えた 割合が高くなっています。

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

小6男子 小6女子 中3男子 中3女子

お父さんとふだん話をしていますか(小中学生調査)

よく話す ときどき話す あまり話さない 話さない

いない・いっしょに 住んでいない 無回答

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

小6男子 小6女子 中3男子 中3女子

子どもとふだん話をしていますか(父親)

よく話す ときどき話す あまり話さない 話さない

いない・同居して いない

無回答

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

小6男子 小6女子 中3男子 中3女子

お母さんとふだん話をしていますか(小中学生調査)

よく話す ときどき話す あまり話さない 話さない

(7)

・保護者の回答と比較すると子どもより保護者の方が「よく話す」と回答した割合が 5 ~ 12 ポイント高くなっています。

・また、「浦安市子育て支援総合計画策定のための基礎調査(平成 16 年 3 月)」では

  小中学生 「父親とよく話す」・・・61.5% 「父親は自分をわかってくれる」・・・61.9%        「母親とよく話す」・・・89.0% 「母親は自分をわかってくれる」・・・75.6%        となっています。

【悩みや心配事の相談相手】

・悩みや心配ごとの相談相手としては「友達」が最も高く 57.0%、次いで 「 母親 」42.6%、「父 親」15.9% の順である。「相談する人がいない」子どもも 16.8% おり、学年・性別に見ると 中 3 男子の割合が 27.0%とやや高くなっています。

・また、「浦安市子育て支援総合計画策定のための基礎調査」では

小中学生  相談相手は「友だち」54.5% 「母親」36.4% 「父親」13.3%と順位は同じ 傾向になっています。反対に「相談できる人がいない」3.9%の他に、「相談し なくてもよい」13.7%「誰にも相談しない」10.4%と回答しています。

悩みの内容は、「勉強のこと」53.2%「将来や進路のこと」47.4%「自分の 性格やくせのこと」39.8%と上位を占めています。

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

小6男子 小6女子 中3男子 中3女子

子どもとふだん話をしていますか(母親)

よく話す ときどき話す あまり話さない 話さない

いない・同居して いない

無回答

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

小6男子 小6女子 中3男子 中3女子

相談相手

お父さん お母さん

おじいさん・おばあさん 兄弟姉妹

学校の先生 友達 先輩 その他

(8)

【自己肯定感(自分のことが好き)】

・自分のことが「とても好き」11.7%「まあ好き」49.5%と合わせると 61.2%が肯定的である。 男女で比べると女子の方が「あまり好きでない」という割合が高くなっています。

・「自分のことが好き」という自己肯定感と「学校は楽しいか」「親友はいるか」などの他の 意識や行動には相関関係が見られた。「自分のことが好き」な子は他の意識や行動がプラ スの回答の割合が多くなっています。

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

小6男子 小6女子 中3男子 中3女子

自分のことが好きか

とても好き まあ好き あまり好きでない きらい

無回答

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

とても好き まあ好き あまり好きでない きらい

学校は楽しいか

とても楽しい まあ楽しい あまり楽しくない 楽しくない 無回答

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

とても好き まあ好き あまり好きでない きらい

親友がいるか

(9)

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

とても好き まあ好き あまり好きでない きらい

家族といる時間は楽しいか

楽しい まあ楽しい あまり楽しくない 楽しくない 無回答

0% 20% 40% 60% 80% 100% TOTAL

とても好き まあ好き あまり好きでない きらい

悩みや心配事の相談相手

お父さん お母さん おじいさん・おばあさん 兄弟姉妹 学校の先生 友達 先輩 その他

(10)

浦安市の子どもたちの健康課題

○寝る時間が遅くなっている傾向があります。

 幼児期にとっては夜 8 時から翌朝 6 時頃までの睡眠が理想的な時間帯ですが、3 歳児の 7 割ちかくが夜 9 時以降に就寝しています。

 少年期になると学年が上がるにつれて通塾や部活動などで帰宅時間が遅くなり、就寝時 刻が遅くなっています。

 良質な睡眠が心身の体調を整えます。また、睡眠は食生活や活動などさまざまなことと 関連しているので生活全般を見直してみましょう。

規則正しい生活リズムの確立のためには、早寝・早起きの習慣を身につけましょう。  ・早く寝かせるためには、朝早く起こすようにしましょう。

 ・朝は自分で起きられるようにしましょう。  ・昼間に充分遊ばせましょう。 

 ・寝る環境を整えましょう。(寝る時はなるべく暗くしましょう)

「早寝早起き」は、子どもたちが一人で実行できることではありません。 むしろ、保護者の意識改革=自覚と努力が求められています。

「きちんと朝食をとるような規則正しい生活習慣を身につけられる家庭環境」が大切です! 子どもたちに適切な養育環境を提供することは、大人の務めです。子どもたちだけに早 寝早起きをさせるのではなくて、家族で健康なリズムをつくるように心がけましょう。   

○「両親との会話」は学年が上がるとともに低くなっています。

・家族のコミュニケーションの場として食卓を見直してみましょう。 ・あいさつをするように心がけましょう。

・家庭の味、ふるさとの味を子どもたちに伝えていきましょう。7 割の保護者は伝えた い味があると答えています。

○悩みや心配事を相談する相手がいない・相談しない生徒がいます。

・孤立化させない、身近な人以外にも相談できる相手や場所が必要です。

・市内には、さまざまな相談先があります。また、小・中学校には担任・養護教諭の他 にスクールライフアドバイザー・カウンセラーが配置されています。

○「自分のことが好き」という子どもは、6 割程度です。

・自己肯定感を育てるためには「認められること」「愛されていること」が実感できる こと、「否定されないこと」が大切です。保護者以外にも「認めてくれる」大人が身 近にたくさんいる環境が必要です。

(11)

参考資料(子育てアドバイス)

(12)

早寝・早起き生活のリズム

○規則正しい生活リズムの確立のために、早寝・早起きの習慣を身につけましょう。

 生活リズムで大切なことは「朝起きて、昼遊び、夜は寝る」という、からだにもともと備わっ た体内時計に一致した日常生活を送ることです。生活時間の夜型化により遅寝となり、" 体内 時計 " とのズレを生じて、心身に様々な不調を引き起こすと言われています。

 遅寝をしても、遅く起きればよいと思われがちですが、朝寝坊では、心身のリズムに重要な 朝の光を浴び損ねます。遅寝の分の睡眠不足を遅起きや昼寝で取り返すことはできません。睡 眠は心身を休ませたり、からだの調整や成長に必要なホルモンを分泌したり、免疫力を高め、 起きているときに神経細胞にしっかり働いてもらうために必要なのです。暗くなったら寝て、 明るくなったら起きることは、生物である人間にとって基本的なことです。

●早く寝かせるために、朝早く起こすようにしましょう。

・適切な時間帯に安定した眠りを確保することにより、成長ホルモンやメラトニンの分泌が 促進され「寝る子は育つ」というように心身ともに成長します。

・寝つきのよさは、昼間の活動が十分であったかどうかによります。 ●朝は自分で起きられるようにしましょう。

・夜早く寝る習慣がつけば、自然と朝起きられるようになります。そうなれば機嫌よく朝食 が食べられるようになります。夜更かしは以下のような悪循環につながります。

 夜更かし 朝自分で起きられない 寝起きが悪い 朝食を摂らない 排便が 不規則  

夜寝つきが悪い   イライラする 学校で腹痛、居眠り、忘れ物が多くなる  

生活リズムを調整するためには、

① 朝、早く起こし、何時に寝ても、起床時刻を大幅に変動させないこと ② 朝、目が覚めたらすぐに自然の光を浴びること

③ 日中に少し汗ばみ体温が上がるような運動をすること ④ 夜は暗くして寝る環境を整えること

などが有効です。

「早ね・早おき・朝ごはん」運動

知っていますか? こんな傾向があります。

○なかなか起きられない子ほど、就寝時間が決まっていない子が多い。 ○すっきり目覚めた子の方が朝食を摂っている子が多い。 

○朝ごはんをしっかり摂る子の方がペーパーテストの点が高い傾向。 ○しっかり睡眠をとる子の方が体力テストの結果が良い傾向。 全国的にもいろいろな動きがあります。

⇒国民運動の提唱(地域、PTA 等民間団体が主導)

(13)

家族のコミュニケーション

○家族のコミュニケーションの場として、食卓を見直しましょう。

家族との会話のある楽しい食事の場の中で、子どもの健全育成が図られていきます。

朝食と夕食を一緒に食べると会話の機会が多くなります。食事における団らんは、家庭生活 のコミュニケーションの中心になります。

・会話のある楽しい食事は、こころが豊かになり、気持ちが落ち着きます。 ・楽しい雰囲気で食べると消化吸収も良くなります。

「家族揃っての食事」朝食が無理なら夕食で、夕食が無理なら休日で・・・

・食卓は「人との会話の中で、聴くこと・表情を読み取ること・機転の利かせ方などを学ぶ 場」「マナーや心配りなどを見て学ぶ場」になります。

○家庭の味、ふるさとの味を子どもたちに伝えていきましょう。

日本各地には、それぞれ郷土色豊かな自慢の料理や名産品があります。長い歴史を通して、 気候風土に合った伝統的な食事を先人から知恵として、子どもたちに伝承していきましょう。  グルメや飽食と言われる時代にこそ、歴史を持った伝統食品を見直す必要があります。

★浦安の味 ⇒あさり飯・ふうかし(あさり汁)・焼きあさり・のり・ぼったらなど ★千葉県の味 ⇒房総まつり寿司・落花生など

○あいさつができるようにしましょう。

朝や寝る前のあいさつの声にお子さんの気持ちが現れます、元気がない時は「どうしたの?」 と声をかけてみましょう。

食事の前の「いただきます」、あとの「ごちそうさま」 食事や食材を作ってく れた方々に対して感謝の気持ちを込めてあいさつをしましょう          

(14)

自己肯定感を高くもてるように・・・

○基本的な信頼感を育みましょう

基本的信頼感は「自分がどんな時にも受け入れられ、自分はここにいてもよい。」と感じ 取れることにより、「人を信頼すること、自分に自信をもつこと」です。それが人間関係を 作るときの土台になります。その反対は、基本的不信感です。不十分な自分を指摘されてい ると常に感じる感覚で、人を心から信頼することが難しくなります。早くから評価にさらさ れる経験が多いと、評価に敏感な感覚を身につけ子どもは相手(母親や父親)の言葉や態度 に幼くても常時、気を遣うようになります。相手に気を遣う子は大人からすると、とても扱 いやすい子であり、「良い子」になります。「良い子でいるときには周囲の人はやさしい」け れど、「いたずらや周囲を困らせるようなことをしたときは責められるばかりで誰からもか ばってもらえない」また「やっても、やってもまだ足りないと思われている。」と感じるのです。  それがありのままの自分に対する否定的な感覚、基本的不信感につながっていきます。こ の感覚が強いといつも追い立てられ、気を抜けない状態を作り出します。いろいろと優れた 面を備えていても、セルフエステーム(自己評価)が低くなってしまいます。自分が好きで 人を許せる感覚は、幼い日にそのままの自分を受け入れ愛された実感が基になるのです。

聞き上手は子育て上手

子どもが話さないうちから、「今日、どんなことをやったの? お弁当ちゃんと食べた、ケン カしなかった・・・」など矢継ぎばやに質問をあびせるお母さんがいます。お母さんの気持ちも わかりますが、かなり無口な子でも、自分の感動したことは自然と話をするものです。何も話さ ないのは、まだ緊張が強く話すところではないからです。無理をして聞き出しても単語をポツン と言うくらいです。

忙しい中から、目も見ずに聞き流してしまう場合もあります。あとで聞いてなかったと口論に なることもあります、聞き流さずに短い時間でも聞く時間を作りましょう。

子どもが話してきた時に会話を広げて引き出してあげる " 聞き上手 " になってください。

ほめ上手は叱り上手

(15)

○市の相談窓口

 ・子どもの健康に関すること………健康増進課      電話:381-9058  ・保育園子ども相談………当代島保育園     電話:721-8001 猫実保育園      電話:721-8002 入船保育園      電話:721-8003 富岡保育園      電話:350-4190 東野保育園      電話:721-8004 日の出保育園     電話:350-4191 高洲保育園      電話:721-8005  ・青少年相談………青少年センター    電話:351-1152  ・家庭児童相談………こども家庭支援センター 電話:350-7867

 ・学校教育相談………指導課        電話:351-1111(代)  ・教育相談………教育相談室      電話:351-1151

 ・いじめ 110 番………指導課        電話:380-1150  

 各小・中学校では担任・養護教諭の他に、スクールライフ

アドバイザー、スクールライフカウンセラーも相談に応じています。 

○民間の相談窓口

 ・育児電話相談………千葉県看護協会    電話:043-245-0008  ・ミッドワイフ千葉無料電話相談………日本助産師会千葉県支部

       電話:080-5039-4720  ・いのちの電話………社会福祉法人「千葉いのちの電話」

(16)

2.子どもの食を取り巻く現状と課題

出典の表記のないデータ、調査については、平成 15 年 12 月「(仮称」健康うらやす21)策 定のための市民意識調査〈小中学生の健康に関する意識調査〉によるものです。

回答数  子ども:小学校 6 年生 246 名 中学校 3 年生 310 名      保護者:小学校 6 年生 240 名 中学校 3 年生 286 名

【家庭での食事の様子】

・「家族で食事をするのは楽しいか」について「楽しい」と答えた子どもは 51.7%、保護者 の回答では 88.4% と 37 ポイントの開きがあります。

・家庭での食事場面での様子では、家族の会話の場や相談の場としている割合が子どもと保 護者での開きが大きくなっています。

食事場面の様子(%)

はい 時々 いいえ 無回答

テレビをつけている 子ども 保護者

74.8 69.0

15.9 20.9

8.0 8.7

1.3 1.3

音楽を流している 子ども 保護者

7.9 2.3

23.8 19.8

65.6 71.3

2.7 6.7

家族の会話の場としている 子ども 保護者

48.3 62.2

34.7 31.6

14.6 3.2

2.4 3.0

家族の相談の場としている 子ども 保護者

8.0 19.0

26.1 45.6

63.3 30.8

2.6 4.6 0% 20% 40% 60% 80% 100%

子ども 保護者

家族で食事をするのは楽しいか

はい いいえ

どちらともいえない 無回答

(17)

・小中学生・保護者調査とも、朝食を摂らない子どもの割合は少ないが、子どもだけで食べ る割合が学年が上がるにつれ多くなっています。

・また、「浦安市子育て支援総合計画策定のための基礎調査」では  小中学生調査 「毎日朝ごはんを食べている」75.0%

「食べない日もある」18.4%

「ほとんど食べない」5.8%(小学 6 年生 3.9% 中学 3 年生 12.3%) となっています。

家族と一緒にいる日の食事の状況(朝食฀小中学生調査)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

中3女子 中3男子 小6女子 小6男子 TOTAL

自分ひとりで 食べる

家族といっしょに 食べる

食事はとらない 無回答

家族と一緒にいる日の食事の状況(朝食฀保護者調査)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

中3女 中3男子 小6女子 小6男子 TOTAL

子どもだけで 食べる

家族といっしょに 食べる

(18)

【食生活リズムの乱れ】

・通塾や習い事等で夜食(夕食後から寝るまでの間に食べる食事やおやつ)を週に 2 回以上 摂っている割合が、3割弱を占めています。また食べている子は学年が上がるにつれ夜食を 食べる時間帯が遅くなっています。

【女子のやせ思考】

・生活習慣病予防健診*1(中学1年生対象、希望者のみ実施)の結果と学校健診での中学 生女子のローレル指数* 2の経年推移から、女子のやせすぎが微増している。思春期を迎え る中学3年生女子になるとやせぎみ・やせすぎの割合は減少し正常範囲に移行していくが、 自分の体型が気になりだすため、食事を減らした経験のある子どもの割合が半数ちかくを占 めるようになります。

夜食は食べるか(小中学生調査)

0% 20% 40% 60% 80% 100% 中3女子

中3男子 小6女子 小6男子 TOTAL

ほとんど食べない 1週間に1日は食べる 1週間に2~4日は食べる ほぼ毎日食べる

無回答

夜食を食べる子の時間帯(小中学生調査)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

中3女子 中3男子 小6女子 小6男子 TOTAL

(19)

生活習慣病予防健診(肥満)฀平成17年度

0 20 40 60 80 100

(%)

男子 女子

男子 2.5 6.3 3.3 86.3 1.6

女子 1.1 3.1 2.8 86.4 6.5

要医学的管理 要経過観察 要生活指導 正常 やせすぎ

ローレル指数(やせすぎ)の割合の推移 学校健診結果【中学生女子】

0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0

平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度

中学1年 中学2年 中学3年

食事を減らした経験

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 中3女子

中3男子 小6女子 小6男子 TOTAL

以前したことが ある

今している したことはない 無回答

*1生活習慣病予防健診…中学 1 年生の希望者を対象に1.身体計測、2.血液検査(①脂質 検査、②貧血検査 )、3.血圧測定、4.家族歴調査 血液検査を 実施し、生活習慣病の早期発見と予防のために実施しています。

(20)

食育の目標:①食事の時間、リズムが持てる

②食事を味わって食べる

③健康を考えて食物を選択できる

④食事づくりや準備に関わる

*太字:これから実施していくこと、充実していくこと

幼年期(0歳~5歳) 少年期(6歳~14歳) 青年期(15歳~)

子ども

① 必要な知識・技術

栄養素

食事と病気

食品管理

・食べ物や身体に興味をもつ

・ 朝 食 の 大 切 さ を 理 解 し 、 毎 朝 食 べ

る習慣を身にける。

・おやつ(間食)について理解する。

【小学生】

・3色食品群の意味を知る。

【中学生】

・6つの食品群を理解する。

・栄養バランスの取れた食事を考える。

・自分の体型について正しく理解する。

② 必要な能力

食行動

・咀嚼力(噛むこと)をつける。

・ 食 事 前 に 手 を 拭 く 、 手 を 洗 う 習 慣

を身につける。

・食事の準備や調理の手伝いをする。

・よく噛んで食事をする。

・家族や友達と楽しく食事をする。

・望ましい献立が立てられる。

・簡単な調理をし、自分で食事の用意

ができる。

・食品表示をみて食品を選べる。

・基本的な調理ができる。

保護者 ・ い ろ い ろ な 食 品 に 親 し む 機 会 を つ

くる。

・薄味に慣れるような食事をつくる

・咀嚼 そしゃく

力に合わせた食事をつくる。

・家族で楽しく食べる機会を設ける。

・朝食の大切さを理解する。

・ バ ラ ン ス の よ い 食 事 、 楽 し い 食 卓

を一緒につくる。

・食事時間のリズムを大切にする。

・無理なダイエットをしないように

伝える。

地域・学校等

食品環境

マンパワー

・ 母 子 保 健 推 進 員 に よ る 食 育 活 動 の

検討

・ 保 護 者 向 け の 園 だ よ り ・ 給 食 だ よ

り ・ 保 健 だ よ り な ど で 情 報 提 供 ・ 講

演会等の実施

・健康推進員による健康教育

(朝食の大切さ・間食について)

・安全な食品が提供される。

・ 健 康 的 な 食 生 活 を す す め る 人 ・ 場

がある。

(21)

具体的な取り組み

【食育】 ○保護者、おとな฀●子ども฀◎両者

幼年期(0~5歳)

○規則正しい生活リズムを作れるようにする。 家庭

฀・早寝早起きをし、1日の生活リズムを整える。

฀・朝食の大切さを理解する。

○お腹がすくリズムがもてるようにする。

฀・空腹を知る。

฀・食事の間隔を適正にするために、おやつ(間食)の種類や量を考えて与える。

○家族揃って楽しく食べる機会を設ける。

฀・家族全員で食事をする場面を増やす。

保育園

幼稚園

○規則正しい生活リズムの中で食事の時間を設ける。(保育園)

○健康推進員による健康教育(幼稚園・保育園など) 地域

○事業(離乳食クラス、1歳6か月健診、3歳児健診など)や出前講座、家庭 行政

教育学級などを通して生活・食事リズムの大切さを伝える。

○母子保健推進員による食育活動の検討

少年期(6~14歳)

○規則正しい生活リズムを作れるようにする。 家庭

฀・朝食を食べていけるように時間に余裕を持って声かけをする。

◎家族揃って楽しく食べる。

฀・家族全員で食事をする機会を増やす。

◎夜食の摂り方について理解する。

●規則正しい生活リズムを作る。

฀・早寝早起きをし、1日の生活リズムを整える。

฀・おやつ(間食)の種類や量を考えて食べることができる。

฀・空腹を知る。(食事の間隔を適正にする)

小学校

保護者へ情報提供する。

●児童保健委員会等による広報活動の実施

中学校

保護者へ情報提供する。

●生徒保健委員会等による広報活動の実施

○出前講座、家庭教育学級などを通して生活・食事リズムの大切さを

伝える。 地域

行政 ○食事時間、

リズムがもて

○食事時間、

リズムがもて

○園だより・給食だより、懇談会や保護者との個別面談を通じて、生活リズム・

◎早寝・早起きや朝ごはんの大切さについて理解し、一日の生活リズムに自ら気

をつけて過ごせるようにする。

◎規則正しい食事が生活リズムを作ることを理解し、自己の生活リズムと食生活

の改善を図ろうとする意欲を持たせる。

○保健だより、給食だよりにおいて生活リズム・食事リズムの大切さについて

(22)

青年期(15歳~)

●朝食の大切さを理解し、朝食を必ず食べることができる。 家庭

●規則正しい生活リズムを作る。

฀・早寝早起きをし、1日の生活リズムを整える。

◎夜食の摂り方について理解する。

◎家族揃って楽しく食べる。

฀・家族全員で食事をする機会を増やす。

地域 ○規則正しい生活リズムについての情報提供。

行政 ○バランスのよい食事についての講習会の実施。

参考になる本・冊子やホームページ

健康増進課作成の冊子

・「食べよう!朝ごはん」

・「食べよう!朝ごはん฀中学生版」

・朝食メニュー集

市の栄養士作成の冊子

・離乳食のすすめ方

厚生労働省฀

・楽しく食べられる子どもに~食から★はじまる★健やかガイド~

・食事バランスガイド

食育・食生活指針の情報センター http://www.e-shokuiku.com/index.html

ちばの食育 http://www.pref.chiba.lg.jp/syokuiku/index.html

早ね早起き朝ごはん全国協議会 http://www.hayanehayaoki.jp/ ○食事時間、

リズムがもて

(23)

具体的な取り組み

【食育】 ○保護者、おとな฀●子ども฀◎両者

幼年期(0~5歳)

○いろいろな食品に親しむ機会をつくる。 家庭

○薄味に慣れるような食事をつくる。 ○家族揃って楽しく食べる。

฀・家族全員で食事をする機会を増やす。

○いろいろな運動や遊びに興味を持ち、空腹感を感じるように外遊びを増やす。 ○月齢・年齢に合ったかむ力を身につけられるようにする。

฀・しっかりかんで食べるように声をかける、見本をみせる。 ฀・調理の工夫をする。

○季節感のある食卓づくりを心がける。

●食べる心地よさを味わい、自分ですすんで食べる。

保育園 ○給食やお弁当の時間、友達と楽しく食事ができるようにする。

幼稚園 ○いろいろな運動や遊びに興味を持ち、空腹感を感じられるようにする。 ○月齢・年齢に合ったかむ力を身につけるようにする。

฀・しっかりかんで食べるように声をかける、見本をみせる。

○健康推進員による健康教育(幼稚園・保育園・健康センター) ○母子保健推進員による食育活動の検討

地域

行政 ○食物の作り手を身近に感じ、感謝する気持ちが持てるよう環境を整える。

少年期(6~14歳)

○バランスの取れた食事をつくる。 家庭

฀・季節感のある食卓づくりを心がげる。 ฀・家庭の味を伝えていく。

◎家族揃って楽しく食べる。

฀・家族全員で食事をする機会を増やす。 ●食物について正しく理解する。

฀・3色食品群を理解する。

฀・栄養バランスについて理解できる。 ●いろいろな食品の味を知る。

●家族や友達と楽しく食事をすることができる。 ●年齢に合ったかむ力を身につける。

฀・しっかりかんで食べる。

●友達と楽しく食事することが出来る。 小学校

○地域の昔ながらの食事などについて知らせ、味わうようにさせる。

○生活の中で食事が果たす役割や、健康と食事のかかわりについて理解させる。 中学校

○伝統的な食事や郷土料理に関心を持たせ、その良さを知らせる。

○食べ物の育ちを知り、感謝する気持ちを持つ機会をつくる。

○料理がどのように作られているのか理解し、感謝の気持ちを持つ機会をつくる。 地域

行政

○季節の旬の食材、伝統食、郷土食を知る機会をつくる。 ○ 食 事 を 味

わって食べる

○ 食 事 を 味

(24)

青年期(15歳~)

○バランスの取れた食事をつくる。 家庭

●バランスの取れた食事をつくることができる。 ◎家族揃って楽しく食べる。

฀・家族全員で食事をする機会を増やす。

○公民館等での調理実習の実施。

○バランスのよい食事についての講習会の実施。 地域

行政 ○ 食 事 を 味

(25)

具体的な取り組み

【食育】 ○保護者、おとな฀●子ども฀◎両者

幼年期(0~5歳)

○栄養素バランスよく食べさせる。 家庭

○薄味に慣れるようにする。

○色々な食物の味を体験できるように心がける。

○食べ物や体についての話をするなどして興味を持たせる。

●好き嫌いなく食べることができる。

保育園

幼稚園 して、食の大切さを伝える。

○薄味にして、子どもたちに食べ物の味が分かるような給食を提供する。

◎給食を通した食体験(セレクト方式の給食、行事食)を通し、異年齢児と楽

しく食べることや自分で選ぶことを学ぶ。(保育園)

○家庭や地域の親子に懇談会、試食会などを通じて情報提供をする。(保育園)

○家庭に懇談会、試食会などを通じて情報提供をする。(幼稚園)

○家庭に園だより・給食だよりや懇談会などを通じて情報提供をする。

地域

行政

食についての知識を普及していく。

○母子保健推進員による食育活動の検討。

○食事バランスガイドの活用の推進。

少年期(6~14歳)

○食卓を通じて栄養素バランスのよい食事を伝える。 家庭

○食事を薄味にし、色々な食物の味に親しめるようにする。

体験させたりする。

◎一緒に食材選びをする機会をつくる。

●体によい食品・食物が理解できる。

●好き嫌いなく食べることができる。

小学校

○食生活がテーマの学校保健委員会を実施し、保護者に情報提供する。

○保健だよりや給食だよりなどを通じて、保護者に情報提供をする。

中学校

○食生活がテーマの学校保健委員会を実施し、保護者に情報提供する。

○保健だよりや給食だよりなどを通じての保護者に情報提供をする。

○小学校3年生以上の親子を対象にした調理実習をする。

○小学生対象の子ども料理教室の実施。 地域

行政

○食事バランスガイドの活用の推進。 ○健康を考え

て食物を選択

できる

○子どもたちに栽培活動や媒体(食育カルタ、絵本など)を使った食教育を通

○事業(離乳食クラス、1歳6か月健診、3歳児健診など)を通して、

保護者や子どもたちに食の大切さを伝える。

○出前講座、家庭教育学級などを通して、保護者や子どもたちに

○健康的な食生活が身につけることが出来るように話をしたり、

○県や文部科学省から来るリーフレットや冊子を活用して食生活の知識を身に

つけさせる。

○学校と連携をとりながら、全小中学校の授業に参画し、食事と体についての

知識を普及する。

○県や文部科学省から来るリーフレットや冊子を活用して食生活の知識を身に

つけさせる。

○食品を見分け、用途に応じて適切に選択することができるようにさせる。 ○食育カルタなどを使って食の大切さを伝える。

○食品は、体内での主な働きにより、3つのグループに分けられ、それらをバ

ランスよく組み合わせて食べることが大切なことを理解させる。

○栄養素の種類と働きなどを理解させ、一日に必要な栄養を考えた、健康的な

食生活を身につけさせる。 ○健康を考え

て食物を選択

(26)

青年期(15歳~)

○バランスの取れた食事をつくる。 家庭

●安心・安全な食材選びができる。

●バランスの取れた食事をつくることができる。

○公民館等での調理実習の実施。

○バランスのよい食事についての講習会の実施。 地域

行政

○安心・安全な食材、献立についての講習会の実施、情報提供。

○食事バランスガイドの活用の推進。 ○健康を考え

て食物を選択

(27)

具体的な取り組み

【食育】 ○保護者、おとな฀●子ども฀◎両者

幼年期(0~5歳)

○家族で楽しく食べる機会つくる。 家庭

฀・食事の準備や後片付けを一緒に行う。(手を洗う、拭く。食器の準備など)

฀・食事づくりの準備に関われる機会をつくる。

◎簡単な調理を楽しむ機会をつくる。

฀・一緒におやつ作りをする。

฀・食材をちぎったり、盛り付けたりを手伝うよう声かけをする。

●すすんでお手伝いができる。

○保育園における「クッキング保育」の実施。

保育園

幼稚園 ○野菜栽培を通じて野菜の育ちを知り、食材に触れる。

◎給食を通した食体験(セレクト方式の給食、行事食)を通し、異年齢児

と楽しく食べることや自分で選ぶことができる。(保育園)

○保護者向けの教室・講座の開催。

○食事バランスガイドの活用の推進。 地域

行政

少年期(6~14歳)

○食事の準備(買い物を含む)や後片付けの機会を作る。

家庭

฀・買い物の際に旬の野菜や素材の選び方などを教える。

฀・配膳や後片付けをするよう声かけをする。

◎家族や仲間と一緒に食事づくりや準備を楽しむ機会を作る。

฀・公民館や児童センターなどで実施する料理教室の情報を得る。

●すすんでお手伝いができる。

●小学生高学年になったら一緒に調理する機会を持つ。

小学校

○簡単な調理ができるようにさせる。

○簡単な日常食の調理ができるようにする。 中学校

地域 ○公民館や児童センターなどでの料理教室の実施。

行政 ฀・給食センター主催の料理教室の充実を図る。

○浦安の食文化に親しむ機会をつくる。

฀・商店街、自治会などと協働での活動について検討していく。

○食事バランスガイドの活用の推進。

○食事作りや後片付けなどに積極的に関わり、自分たちを支えてくれる人々の

存在に気付く機会を持たせる。

○植物栽培や農業体験を通じて、食べ物の育ちやそれを育てる自然環境などに

関心を持たせる。 ○食事づくり

や準備に関わ

○食事づくり

や準備に関わ

(28)

青年期(15歳~)

○バランスの取れた食事をつくる。 家庭

●安心・安全な食材選びが出来る。

●バランスの取れた食事づくりができるようにする。

○公民館等での調理実習の実施。

○バランスのよい食事についての講習会の実施。 地域

行政

○安心・安全な食材、献立についての講習会の実施、情報提供。

○食事バランスガイドの活用の推進。 ○食事づくり

や準備に関わ

(29)

参考資料(子育てアドバイス)

(30)

食を通じた子どもの食べる力を育むための4つの目標

◎朝ごはんで達成できる4つの目標

1.食事のリズムがもてる ⇒ 朝食を食べることにより、1 日の生活リズムをつくります!

・朝食を食べることで、脳と身体を活性化できます。

 元気な 1 日をスタートするためにも朝食をしっかり食べましょう。

2.食事を味わって食べる ⇒ バランスのよい朝食を食べましょう!

・主食+主菜+副菜がそろえば、いろいろな食品を食べることができます。

 いろいろな食品を食べることで、さまざまな味や食感を経験することができます。

また「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをして、食事ができることに対しての 感謝の気持ちを育てましょう。

3.健康を考えて食物を選択できる ⇒ 朝食を家族みんなで食べましょう!

・ひとりで食べると、どうしても苦手なものを残しがちになります。  家族で楽しく食卓を囲むようにしましょう。

4.食事づくりや準備に関わる ⇒ 子どもができることを手伝ってもらいましょう!

・ご飯をよそう、パンにバターをつけるなど、かんたんなお手伝いから始めましょう。 子どもからご飯やパンなどを受けとる時には「ありがとう」の言葉をかけて、子どもの食 事づくりに対する意欲を育てていきましょう。

楽しく食べる子どもに

食事のリズムがもてる

食事を味わって食べる

健康を考えて食物を選択できる

(31)

『食事 ~朝ごはんを食べましょう~』   

◎ 1 日のスタートに欠かせない朝ごはん!  なぜ食べた方がいいの?

・大切な働きがあります

 1.寝ている間に下がってしまった体温を上げる働きがあります。

 2.脳を活性化する働きがあります。

 3.家族のコミュニケーションの場として大切な食事です。

◎バランスよく食べよう! そのためには?

・食卓に3つの食器を並べましょう。

*それぞれのお皿には、それぞれの働きがあります

糖質を多く含みます。体を動かすためのエネルギー源であり、脳のエネルギー源でもあり ます。

たんぱく質を多く含みます。体を作るために欠かせない栄養源であり、体温を上げる働き もあります。調理に使う脂質はエネルギー源となります。

ビタミンや食物繊維を多く含みます。体の調子を整えるために必要な働きをしています。

・さらにバランスよく食べるには?

 みそ汁やスープ、牛乳・ヨーグルト・くだものなどをプラスしましょう。 主 食

主 菜

副 菜

(32)

◎家族で食べよう、朝ごはん! おいしく食べるには?

・おいしく食べるには、前日の夜の過ごし方も大切!

1.夕ご飯をきちんと食べて、食後にはなるべく食べないようにしましょう

 

2.早く寝るようにしましょう。(寝かせるようにしましょう)

*幼児にとっては夜 8 時から翌朝 6 時頃までの睡眠が理想的な睡眠時間帯です。  学童期の子どもでは個人差はありますが、8 時間以上が望ましいといわれています。

・朝食を家族のコミュニケーションの場にしましょう

「家族そろって食べたいから」と子どもも夜遅く帰宅するお父さんを待って起きている、 そんな家庭が増えています。

でも夜型の生活に慣れてしまうのは子どもの正しい生活リズムを崩すことになります。 また心身の健やかな成長にもよくない影響を与える、といわれています。

元気に 1 日をスタートするためにも「朝食を家族そろって食べる」ようにしましょう。 忙しくても5分、10 分でも一緒の食卓に向き合うことから始めましょう。

・家族で言いましょう、食事の「いただきます」「ごちそうさま」

『朝食であいさつをする家庭では、ほとんどあいさつをしない家庭に比べ、食生活や生活 全体が良好』という調査結果があります。

具体的には「食事がとても楽しみのようだ」「食器の配膳や後片付けをよくする」「食べ物 に関する会話をよくする」など、子どもたちの食事への関心が高い場合が多いそうです。

あいさつは相手がいなければ出来ません。まずは両親から食事のあいさつを するようにしましょう。子どもが言う「いただきます」の声の調子で、 今の子どもの気持ちがわかります。

子どもの心の成長には「楽しい食卓を囲むこと」が大切です。

きちんと

食べる!!

なるべく

食べない!!

8 時はそろそろ

寝る時間

6 時はそろそろ

(33)

◎朝はとても忙しい! 時間をかけないで朝食を作るコツは?

 

1.前日に下準備をしておく  

 朝食の献立を考えておく、使う予定の野菜などを切っておく、などしましょう。

 

2.1 品を具だくさんにする

「主食+主菜+副菜」をそろえるのがバランスのよい朝食の基本ですが、忙しい朝にはな かなか大変です。そんなときには、1 品でいろいろな食品がとれるような献立にしましょ う。

(例)具だくさんのスープやみそ汁にする。

   野菜の卵とじ、ハムやチーズ、野菜をはさんだサンドイッチなどにする。

3.調理器具や冷凍食品・缶詰などを上手に利用する

・電子レンジやオーブントースターを活用する。

・買い置きをしておくと便利な冷凍食品、缶詰などを常備しておく。 (例)冷凍食品…うどん、ミックスベジタブル、南瓜など

   缶 詰 …ツナ、コーンポタージュ、コンビーフなど

・ホームフリージングをしておく。

(例)ほうれん草などの青菜 ⇒ 使いやすいように小分けにしておく。    そぼろ肉 ⇒ 味付けをして炒めておけば、解凍しただけで使える。

(注)ホームフリージングをする場合には1週間程度を目安に使い切りましょう。

   また冷凍食品は開封したら速やかに使いきり、1 度解凍したら再冷凍はやめましょう。

ゆでておく 切っておく

考えておく

色々な食品がとれる

主食と主菜などを

(34)

かんたん !! 朝食メニュー集

◎電子レンジで簡単調理できます!

◆簡単ミルクリゾット <材料 2人分> <材料>

冷ごはん…100g

ハム…1 枚

ミックスベジタブル…20g

牛乳…100cc

スープの素…小さじ1/2

塩…少々

ピザチーズ…大さじ2

<作り方>

①ハムは細切りにする。

②盛り付け用の器に牛乳とスープの素、塩を加え、ご飯をのせ、

さらにハム、ミックスベジタブル、チーズをのせて電子レンジ

(500 ワットなら)ラップなしで2分程度加熱する。

*電子レンジをかけるときには時間は少し短くしましょう。

*様子をみて時間を調節すると失敗は少なくなります。

◎ タマゴもひと工夫すると電子レンジで簡単に出来上がり!

◆すごもりタマゴ <材料 1人分> <材料>

卵…1個

ほうれん草…適量

バター…ひとかけ

塩…少々

コショウ…少々

<作り方>

①ほうれん草はよく水洗いしてから、水気がついたまま、電子レ

ンジで 45秒加熱する。

レンジから取り出して、すぐに水にさらしアクを抜く。水気 を

絞ってザク切りする。

②耐熱皿にバターを塗る。ほうれん草に塩・コショウし、味をつ

けたら耐熱皿に広げ、真ん中にくぼみをつける。

③くぼみに卵を割り落とし、ようじで卵黄を数ヶ所つついて穴を

あける。卵にも軽く塩・コショウをふり、ラップをかけてレン

ジで 2 分加熱する。

*卵黄には必ず穴をあけましょう。忘れると卵黄が爆発して飛び散ります。

◎温かいスープで目覚めスッキリ!

◆野菜のスープ <材料 1人分> <材料>

冷蔵庫にある野菜

…適量

ベーコン…1枚

水… 150cc

だしの素…少々

塩…ひとつまみ

<作り方>

①冷蔵庫にある残り野菜1~3種類ほど、食べやすい大きさに薄

切りにする。軽く水洗いして水気は残しておく。

②ベーコンは1cm幅に切る。

③深めの耐熱皿に野菜とベーコンを並べて、ラップをかけて、1

分加熱する。

④ ③へ水・だしの素・塩を加えて、さらにラップをかけ、1分加

熱する。

(35)

◎缶詰、レトルトも活用しましょう!

◆ミートソーストースト <材料 2人分> <材料>

食パン(8枚切り)…2 枚

ミートソース(缶)…大2

ピーマン…1/2個

ピザ用チーズ…適宜

<作り方>

①ピーマンは薄い輪切りにする。

②食パンにミートソースとピーマンをのせ、その上にピザ用チー

ズをのせる。

③オーブントースターでこげめがつく程度に焼く。

*子ども用は食パンを半分か 4 等分に切った方が食べやすいです。

*ピーマンの青臭さが苦手なら電子レンジで 1 分ほど加熱して使うか、赤・黄パプリカにしましょう。

◎ご飯にもパンにも合います!

◆きゅうりの酢づけ <材料 2人分> <材料>

きゅうり…1/2 本

酢…1/8カップ

砂糖…大さじ1

塩…小さじ1/4

<作り方>

①きゅうりは塩少々で板ずりし、3cm 長さに切って縦4つ割りに

する。

②水 1/4 カップに酢と三温糖、塩を加えてひと煮たちし、火を

止め、粗熱が取れたらきゅうりを加える。

③時々ひっくり返しながら漬け込む。

(半日くらい)

*作り置きが出来るメニューです。

*子どもはスティック状に切った方が食べやすいです。

◎レンジでチンッ!簡単にできますよ!

◆かぼちゃバター <材料 2人分> <材料>

かぼちゃ…100g

バター…ひとかけ

しょうゆ…小さじ1

<作り方>

①かぼちゃは一口大に切って耐熱容器に入れラップに入れ軟らか

くなるまで加熱する。

②しょう油をかけバターをつけて食べる。

(36)

知っていますか?「食事バランスガイド」

「好きなものばかり食べる」、「夜遅くに食事をする」、「お酒を飲み過ぎる」など食生活の乱 れや偏りが問題となっています。あなたの食生活はいかがでしょうか?

健康な体を維持して、食生活を送るためには、バランスよい食事をすることが大切です。し かし、「バランスのよい食事」といっても、どのような食事のことをいうのでしょうか、わか らない方も多いと思います。

そこで、この“バランス”をわかりやすく示すため、1日に「何を」「どれだけ」食べたら よいかイラストで示した「食事バランスガイド」が作られました。

「食事バランスガイド」は、健康で豊かな食生活の実現を目的に策定された「食生活指針」(平 成 12 年3月)を具体例に行動に結びつけるものとして、平成 17 年6月に農林水産省と厚生労 働省により決定されました。「食事の基本」を身につけるための望ましい食事のとり方やおお よその量をわかりやすく示しています。

コマのイラストにより、一日分の食事を表現し、これらの食事のバランスが悪いと倒れてし まうことを表現しています。この「食事バランスガイド」は、健康な方々の健康つくりを目的 に作られた物です。糖尿病、高血圧などで病院または管理栄養士から食事指導を受けている方 は、その指導に従ってください。

食事バランスガイド

(37)

3. 子どもの歯の健康を取り巻く現状と課題

出典の表記のないデータ、調査については、平成 15 年 12 月「(仮称」健康うらやす21)策 定のための市民意識調査〈小中学生の健康に関する意識調査〉によるものです。

回答数  子ども:小学校 6 年生 246 名 中学校 3 年生 310 名      保護者:小学校 6 年生 240 名 中学校 3 年生 286 名 

【むし歯のある子どもの割合とその背景】

むし歯のある子の割合は、乳歯期(小学校就学前)は全国平均を下回っていますが、永久歯 完成後の中学 3 年生以降では全国平均より高くなっています。

浦安市では、保護者が子どもの歯の健康を管理している小学校就学前は、歯科保健意識が高 い傾向にあると推測されます。また、幼稚園・保育園においては昼食後の歯みがきを実施して います。

乳歯から永久歯へと生えかわる時期である小学生になると、徐々にむし歯が増加し、高学年 には全国平均とほぼ同じになります。全ての乳歯が抜ける時期である小学 6 年生に、いったん 減少しますが、これは「むし歯の乳歯」が抜けたことによる一過性の現象のようです。

親知らずを除く永久歯が生えそろう時期である中学 1 年生以降に、再び増加傾向となり、中 学3年生にはついに全国平均を上回ります。

この背景には、小学生になり学年を重ねるごとに、生活習慣の管理が、徐々に保護者の手を 離れていくこと、給食後の歯みがきを実施していない児童・生徒が多いことなどによるものと 推測されます。

平成17年度むし歯有病者率<国と浦安市の比較> (国の1歳6か月、3歳児のデータは、平成16年度)

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0%

浦安 国

2.6% 23.3% 34.7% 48.2% 58.6% 60.4% 71.3% 71.7% 63.2% 59.3% 54.6% 58.5% 69.1%

3.2% 29.8% 54.3% 63.3% 69.4% 73.0% 73.1% 68.7% 60.9% 59.5% 61.8% 66.8% 68.6%

1歳

6ヶ月児 3歳児 幼稚園年少 幼稚園年長 小学1年 小学2年 小学3年 小学4年 小学5年 小学6年 中学1年 中学2年 中学3年 高校1年 高校2年 高校3年

乳歯が生え揃う時期→全 国平均よりやや低め

永 久 歯 が 生 え は じめる時期

乳 歯 か ら 永 久 歯 へ 生 え か わ り の 時 期 → 徐 々 に アップ

むし歯の乳歯が抜けきる時期 →いったんダウン

永 久 歯 が 生 え そ ろ う 時 期 → 全 国 平 均 よ り ア ッ プ

(38)

【12 歳の永久歯の一人当たり平均むし歯数(喪失歯を含む)の推移】

【歯周疾患および歯周疾患要観察者の割合】

【歯の健康に関する意識】

・自分の口の中のことで気になることがあると答えた子どもは 72.8% を占めています。歯肉 炎の症状である「歯ぐきから血がでる」と答えた子どもは男子 29.2%、女子 22.4%と多く、 予防についての知識を学ぶ必要があります。

0 1 2 3 4 本

浦安市 全国

浦安市 3.30 1.58 2.14 2.59 2.62 1.80 1.66 全国 2.92 2.62 2.51 2.28 2.09 1.91 1.82 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0%

平成16年度฀浦安市学校歯科健診結果より

割合 5.0% 5.0% 10.6% 12.8% 19.2% 23.2% 22.0% 23.0% 20.0% 小学1年 小学2年 小学3年 小学4年 小学5年 小学6年 中学1年 中学2年 中学3年

口の中で気になること(小中学生)

0 5 10 15 20 25 30 35 40 � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � (%)

男子 女子 29.2

25.6

20.6 20.6 19.9

10.3

4.3 4.3 2.1 2.8 32.7 4.6 30.8 37.3 27.8 22.4 7.6

3.0 4.6 3.8 4.6 2.3

(39)

歯みがきの頻度(%)(小中学生調査)

・歯みがきを毎日している子どもは「朝食後」66.0%、「昼食後」10.8%、「寝る前」73.9% となっ ています。

・夜を含み 1 日 2 回以上みがいている子どもは、小学 2 年生 69.4%、小学 5 年生 64.6%となっ ています。

・給食後の歯みがきをしている子どもは、小学 2 年生では 16.2%いますのが、学年が上が り小学5年生では 3.4%になっています。

   N 毎日している 毎日はしていない していない 無回答

朝食後 547 66.0 22.3 9.7 2.0

昼食後 547 10.8 33.5 51.9 3.8

寝る前 547 73.9 17.7 5.5 2.9

歯みがきをいつしますか 小学 2 年生 小学 5 年生

①朝のみ 63 4.4% 51 4.4%

②昼のみ 7 0.5% 1 0.1%

③朝と昼 12 0.8% 1 0.1%

④夜のみ 306 21.4% 260 22.4%

⑤昼と夜 47 3.3% 5 0.4%

⑥朝と夜 791 55.4% 714 61.5%

⑦毎食後 153 10.7% 31 2.7%

⑧全くみがいていない 31 2.2% 46 4.0%

⑨無回答 19 1.3% 52 4.5%

給食後の歯みがきを 小学 2 年生 小学 5 年生

①している 231 16.2% 39 3.4%

②していない 1,076 75.3% 1,047 90.2%

③無回答 122 8.5% 75 6.5%

(40)

【保護者の希望】

・学校における歯科衛生教育や給食後の歯みがきの実施が求められています。

浦安市の子どもに対する歯科保健サービス

・現在、市立の保育園・幼稚園では、給食・昼食後の歯みがきは習慣として行なわれています が、小中学校では全校的には実施されていない現状にあります。

市の歯科保健事業に望むこと(小中学生保護者) 56.8 56.5 2.1 8.6 25.7 15.0 4.4 0 10 20 30 40 50 60 � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � (%)

  対象 事業名

胎 生 期

初妊婦 ウエルカムベイビークラス

妊婦 妊婦のための歯と歯ぐきの健診

歯と歯ぐきのフレッシュアップレッスン

乳 幼 児 期

0 ~未就学児 育児相談

1 歳児 1 歳児むし歯予防ビーバー教室 1 歳 6 か月児 1 歳 6 か月児健診+フッ素塗布

2 歳児 2 歳児フッ素塗布事業

2 歳~未就学児 幼児歯科健診

3 歳 6 か月児 3 歳児健診

保育園児 保育園「ぴかぴかキッズ歯のすこやか教室」 幼稚園児 幼稚園「ぴかぴかキッズ歯のすこやか教室」 学

童 期

(41)

歯科保健の目標:食べたらみがこう!!

*太字:これから実施していくこと、充実していくこと。

幼年期(0歳~5歳) 少年期(6歳~14歳) 青年期(15歳~)

子ども

①�必要な知識・技術

むし歯の原因とその予防

・年齢に合ったむし歯の原因と予防につ

いて理解する。

【小学生】

・むし歯の原因と予防について理解す

る。

・歯肉炎の原因と予防について理解す

る。

・おやつや食事との関係を理解する。

【中学生】

・食事と健康・病気との関係がわかる。

・生涯にわたる健康づくりにおける歯の健

康の重要性を理解できる。

・歯周病の予防の意義を理解する。

②�必要な能力

歯みがき行動・噛むこと

・食後にお茶・水を飲む、うがいをする。

・自分で歯をみがく。

・好き嫌いなく食べる。

・正しい食習慣を身につける。

・歯みがき習慣の確立ときれいにみが

ける。

・適切な歯ブラシを選べる。

・よく噛んで食事をする。

・歯間清掃用具を使用できる。

・歯みがきで歯肉炎の予防ができる。

・定期歯科健診に行き、自分の口腔内の状

況を知る。

・口腔ケアの自己管理ができる。

・歯みがきの習慣が身につくようにする。

・仕上げみがきの実施。

食後の歯みがきが定着できるようにす

る。 保護者

健康的な生活習慣や

食生活

・咀嚼 そしゃく

力に合わせた食事をつくる。

・おやつ(間食)の与え方に注意する。

・偏りなく食べることができるように

する。

・朝食の欠食、間食、夜食の摂り方な

どに配慮する。

地域・学校等

むし歯予防の環境整備

・保育園・幼稚園での定期健診の実施

・保育園・幼稚園でのはみがき指導の実

・保護者向けの保健だよりなどで情報提

供・講演会等の実施

・かかりつけ歯科医の推進

・ヘルシーライフカムカムフェア

・学校での定期健診の実施とその活用

・小学校での歯みがき指導の実施

・小学校での給食後の歯みがきの実施

・学校歯科医による児童・生徒・保護

者を対象にした講演の実施

・中学校での歯みがき指導の実施

参照

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