蛇行水路の二次流に関する基礎的研究 東京工業大学
2
0
0
全文
(2) Ⅱ− 73. 第38回土木学会関東支部技術研究発表会. 石川らは式(4), (5)のαଵ , αଶ , αସを未知数とし、 αଷとαହは省略している。後者の 2 項は横断方向 流速と水面勾配であり、単湾曲水路では比較的速 やかに最終値に漸近するので省略しても構わない。 しかし連続的な蛇行の場合は常に非平衡であり、 これらを無視できないと考えられる。実際、彼ら. 図-1,a. 単湾水路α1. 図-1,b. 単湾水路α4. の解析結果は単湾曲水路の実験結果とはよく一致 したが、蛇行水路については十分な結果を得られ なかった。そこで本研究ではαଷ とαହ を含めて一 次元方程式を求める。 式(4), (5), (7)を式(1), (2)に代入し、表-2 の重み 関数により断面内で重み付き積分を行う。また式 (3)については鉛直積分して水面の連続条件式を 代入した後、重み関数ηを乗じて横断方向に積分 する。以上からαଵ~αହに関する以下の形式の1階 の連立常微分方程式を得る。なお、具体的な方程 式は長いので紙面では割愛し講演時に示す。. 図-2, a 蛇行水路α1. 表-2 重み関数 式番号 重み関数 対応変数. η αଵ. (1) ψሺζሻ αଶ. 1 αଷ. (2) ψሺζሻ αସ. ′ fଵଵ ൫αଵ , αଶ ൯αଵ′ + fଵଶ ൫αଵ , αଶ ൯α′ ଶ + cଵଵ αହ. (3) η αହ. = gଵଵ ൫αଵ , αଶ , αସ ൯ + λgଵଶ ൫αଵ , αଶ , αଷ , αସ ൯ … … . . … . ሺ10ሻ fଶଵ ൫αଵ , αଶ ൯αଵ′ + fଶଶ ൫αଵ , αଶ ൯α′ ଶ. = g ଶଵ ൫αଵ , αଶ , αଷ , αସ ൯ + λg ଶଶ ൫αଵ , αଶ , αଷ ൯ … … . … . . ሺ11ሻ ′ fଷଵ ൫αଵ , αଶ ൯α′ ଷ + fଷଶ ൫αଵ , αଶ ൯αସ. = g ଷଵ ൫αଷ , αସ , αହ ൯ + λg ଷଶ ൫αଵ , αଶ ൯ … … … . . … . . … … . ሺ12ሻ ′ fସଵ ൫αଵ , αଶ ൯α′ ଷ + fସଶ ൫αଵ , αଶ ൯αସ. = cସଵ ሺαସ ሻ + λg ସଶ ൫αଵ , αଶ ൯ … … … … … … … . … … … … . . ሺ13ሻ. ′ fହଵ ሺαଵ ሻα′ ହ + fହଵ ሺαହ ሻαଵ + λfହଶ ሺαଷ , αହ ሻ = 4αଷ … . ሺ14ሻ. ここに、λ = Bσである。. 3.計算結果&結論 3.計算結果&結論. 図-1、図-2 に、式(10)~(15)を有限要素法により 解いた結果(実線)を、石川らの実験結果(点) とともにαଵ とαସ について示す。図中には石川ら の3変数モデルの計算結果(点線)も示している。 なお、実験方法および実験条件は参考文献を参照 されたい。. 図-2,b 蛇行水路α4. 単湾曲水路では石川らの解析でもよい結果が得 られているが、本研究の方法で若干改善されてい ることがわかる。特に湾曲開始点でαଵが負の値を とることが表現されている。一方、蛇行水路では、 石川らの解析では実験データとの間で大きな位相 差があったが、本研究ではαଵの位相が実験データ とよく一致していることがわかる。ただしαସにつ いては十分改善されていない。なお両解析とも実 験データに比べてやや大きめの値を与えるが、こ れは側壁の摩擦を考慮していないためであると考 えられる。 参考文献 1)石川忠晴、金舜範: 湾曲部の 2 次流に関する基 礎的研究, 土木学会論文集,第 375 号/II-6,1986.11, P143~149.
(3)
関連したドキュメント
事後的には売れ残りを在庫投資と呼ぶことで三面等価が実現
指導教員:横山哲郎 1 はじめに 流体力学は流体の運動を研究対象とする力学の一分野で
指導教員:横山哲郎 1 はじめに 流体力学は流体の運動を研究対象とする力学の一分野で
行なうに当たっては,入力で ある雨量とその変換過程であ る地形,地質等の流域特性が 均一である条件の下において
『 東京都の当面する第2の問題 注) は、河川ならびに港湾の 水質汚濁である。東京都の河川は、70年前にはまだきれいで
ビアードのこの報告に対し、蝋山政道は、「本書は日本の学界にとってはもちろん、世
山本敏郎の C-115(図7)は、明らかにボーエ・モーエンセンの J39の影
ディジタル IC と呼ばれているものには、大きくわけで二つのジャンルのものがある。①汎用(デ ィジタル)ロジック IC と②専用 LSI である。①は、いろいろな用途に使用できるロジック IC