3.改良型ボルトの開発
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(2) IV‑080. 土木学会第58回年次学術講演会(平成15年9月). 抜き強度は、14.7KN であり、木マクラギの. (4)耐久試験. 犬クギ最低引抜き力基準である6KNを全変位量. 改良型ボルトを敷設したマクラギで振動耐久試. に対してクリアすることがわかり引抜き力が十分. 験を実施した。敷設した状態で 2,000 万回の荷重. であることが確認できる。. 振動(6 年以上の通過トン数)を与えた。その後. (2) 試験施工. の状態確認で改良型ボルトはまったく緩みが発生. 改良型ボルトを実際の分岐器に敷設した。イン. しておらず、その後の引き抜き強度も十分確保で. サート挿入による補修と今回考案した改良型ボル. きている。. トでの補修結果を保守周期で比較してみると、イ ンサート挿入による補修では施工3ヶ月後で再度. 5.まとめ. 緩み補修を必要とするが、改良型ボルトでは1年. 今回の改良型ボルトについての知見は以下のと. 後も緩みがみられず、補修を必要としていない。. おりである。. 将来的な保守からみても、インサート補修ではネ. 改良型ボルトのメリット(インサート補修との. ジクギ穴を傷めるためにマクラギ更換を余儀なく. 比較). されるが改良型ボルトならば、締め直し又はゴム. ① 施工時間の短縮(60分→5分). の更換のみでありマクラギ更換の延伸にも繋がる。. ② コストの削減(7,800円→1,900円). (3) コスト面削減効果. ③ 保守周期の延伸(締直し 3 ヶ月ごと→1年以. インサ−ト挿入による補修と今回考案した改良. 上で変化なし). 型ボルトでの補修結果をコスト面で比較してみる. ④ 長期的な使用にも適用できる。. と表−1のようになり、支区全体では約700万. 今後、現場の分岐器において多くの箇所で施工. 円の大幅なコスト削減となる可能性がある。. して進捗を確認したい。. 表−1 ボルト 1 本当りのコスト比較表(試算) 材料費 施工費. 計. 図―1原構内 10#分岐器マクラギ別の平均浮き割合. 補修回数 年補修費. インサート補修. 30. 3,870. 3,900. 2回/年. 7,800. 改良型ボルト. 900. 1,000. 1,900. 1回/年. 1,900. 差. 20. △ 5,900 15. 図−2 改良型ボルト形状. 10. 5. 0 1. 第1ナット. 5. 9. 13. 17. 21. 25. 29. 33. 37. 41. 45. 49. 53. まくらぎNo.. 拡大図寸法. 引抜き強度試験結果(木まくらぎ). 168mm. ボルト. 図−4 引抜き強度試験結果. 床 板. 第2ナット. 引抜き強さ (kN) 40.0. ゴム. 35.0. 98.5mm. ネジクギ 30.0 25.0 20.0. 第3ナット. 15.0. 逆ネジ 3.5. 16 24. 改良型新ボルト. 犬クギ. 10.0. 65.0 kN. 3.5. 24mm 図3−①. 0.0 0.0. 図3−②. ‑160‑. 5.0. 10.0. 15.0. 20.0. 変形量 (mm). 25.0. 30.0. 35.0.
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