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Microsoft Word - エンプラト07_11月修正版071127H2.doc

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(1)

-海外雑誌の主要タイトルとサブタイトル紹介による情報-

*記事の詳しい内容については、各誌をご覧ください。

〈11 月度のトピックス〉

海外プラスチック業界誌(Kunststoffe International および Modern Plastics Worldwide9 月号およびEuropean Plastics News10 月号)は、いずれも特集記事として 10 月下旬にデュ

ッセルドルフで開催されるK 2007 国際プラスチック・ゴム見本市の内容を詳しく紹介して います。 この3 誌のなかで Kunststoffe International 誌 9 月号は K 2007 で注目される汎用樹脂、 エンジニアリング樹脂、および高機能樹脂(ハイパフォーマンス・プラスチック)について詳 しく紹介しています。(82~91 ページ)このうちのエンジニアリング樹脂に関する記事(85 ~88 ページ)を以下に要約して紹介します。 この記事では海外の各エンジニアリング樹脂メーカの樹脂を自動車用途、工業用途、およ び医療用途の三用途に大別して紹介しています。 z 自動車用途 安全と軽量化に寄与するエンジニアリング樹脂の中から、Citroen CF Picaso 車の車 体に採用された Lanxess 社のガラス繊維強化 PA6 樹脂(Durethan○RBKV35H2.0)

および軽量化と歩行者の安全を目指したAudi TT 車のフロントエンド(アルミニウム

とのハイブリッド)に採用された PA6 樹脂(Durethan○RBKV30)、Smart Fortwo

車のパノラマルーフに採用されたBayer 社の PC 樹脂(Makrolon○RAG2677)、車体

向けインライン塗装が可能な BASF 社の PPA+PA66 ブレンド樹脂(Ultramid○R

Top3000)、燃料系統向けに上市された Ticona 社の帯電防止 POM 樹脂(Hostaform○R

EC140XF)などを紹介しています。 z 工業用途

工業用途では幅広い用途に対応したグレードが提案、発表されています。GE Plastics

社の PBT 樹脂(Valox○RENH)、DSM Engineering Plastics 社の ABS+PC 樹脂

(Xantar ○R C ) お よ び 高 流 動 特 性 PA6 樹 脂 ( Akulon ○R K-FKMV5 )、 Bayer

MaterialScience 社のノンハロゲン難燃性の PC/ABS ブレンド樹脂(Bayblend○R DP

3008 HR)および難燃性、耐紫外線の各種 PC 樹脂(Makrolon○R樹脂)、エアレータ ー(Neoperl 社)に採用された Ticona 社の POM 樹脂(Hostaform○RACS)、Lanxess

海外雑誌:

Modern Plastics Worldwide; Plastics Technology ; Plastics Engineering ; Kunststoffe International ;

(2)

社のIEC/EN60335-1 規格を満たす難燃性 PA 樹脂(Durethan○R DP1852/30、およ

びDP A30SFN30)、Rhodia Polyamide 社の高流動特性 PA66 樹脂 Technyl○RSi、XT

およびXCell グレード、また Degussa 社が Krauss Maffei 社と共同開発した PMMA

樹脂製の耐スクラッチ・コーティング透明樹脂板(Plexiglas○R)の製造システムを紹

介しています。 z 医療用途

医療用途では、医療器具・機器がより複雑になり、小型化が進む中で、繰り返し殺菌 に耐え、使用できることが必須となっています。Ticona 社の POM 樹脂(Hostaform○R

MT)、および PBT 樹脂(Celanex○RMT)、BASF 社のスチレン系コポリマーMABS

樹脂(Terlux○R2812)、および POM 樹脂(Ultraform○RS2320 003 PRO & W2320 00

PRO )、 Lanxess 社 と Ineos グ ル ー プ 社 の 合 弁 会 社 の 傘 下 に な っ た Lanxess Deutschland GmbH 社の医療分野向けの ABS 樹脂(Lustran○R M205FC)を紹介し

ています。

エンジニアリング樹脂の Ticona 社は、アジア市場を重視し、全従業員が市場と顧客を大

切にして成長を続けようとのスローガンを掲げている

Ticona 社(ドイツ)の 2006 年の売上高は 9 億 1500 万ドル(約 1000 億円)となってい ます。アジアでの売上高比率25%(2006 年)を 2010 年は 30~40%に、利益全体に占める アジアにおける利益は2006 年が 30%未満であったが 2010 年は 45~50%にすると報じてい ます。

中国では南京に超高分子 PE 樹脂(GUR○R UHMW LFT)と長繊維強化 PA66 樹脂

(Celstran○R LFT)のプラントを 2008 年生産開始を目指して建設中です。なお親会社のセ

ラニーズは2005 年 1 月に、中国の事業を統括するため、上海に持株会社 Celanese (China) Holding Co. を設立しています。 (Kunststoffe International 9 月号 p.14-15)

ドイツを中心にした樹脂成形加工のための機器およびシステム業界における過去の技術

を組合わせた多数の新しい複合射出成形技術が K 2007 で発表されている

下記の 15 社の射出成形技術と成形機を取り上げて紹介しています。

(1) Engel 社(オーストリア)の射出成形と押出成形を組み合わせて肉厚が薄く長形の成形 向けに開発されたExjection 技術

(3)

(2) Krauss Maffei 社(ドイツ)の射出成形と押出成形を組み合わせて反応架橋性ポリウレ

タン樹脂を接着剤なしでガラス繊維強化 PA 樹脂などの基材に接合できる成形セルのシ

ステム

(3) 発泡体成形の Netstal Maschinen 社(スイス)の 500ml の MuCell 技術と IML(In Mold Labeling)を組み合わせた成形技術、および Incoe International Inc.社(ドイツ)と Boy GmbH & Co. KG 社(ドイツ)の技術

(4) Engel 社(オーストリア)の Dolphin 成形システムによるソフトタッチのアームレスト の成形技術

(5) Ceracon 社(ドイツ)と Demag 社(ドイツ)の SFIT(Soft Foam Injection Technology) によるフレキシブル発泡体をシール部に持つ額縁の成形技術 (6) Billion S.A.S.社(フランス)のガスアシスト射出成形およびウォータアシスト射出成形 の原理を使ったサンドイッチ成形プロセス (7) Battenfeld Kunststoffmaschinen 社(オーストリア)のガスアシスト射出成形とインモ ールド・デコレーションを組み合わせた複合成形技術 (8) Engel 社(オーストリア)のウォータアシスト射出成形を組み入れた複合成形システム (9) Dr. Boy 社(ドイツ)と Battenfeld Kunststoffmaschinen 社(ドイツ)のインサート・オ

ーバーモールディング技術

(10) Engel 社(オーストリア)が imf mold tec GmbH 社(オーストリア)と協力して開発

したRFID チップのオーバーモールディング技術

(11) Arburg 社(ドイツ)の LED デバイスのオーバーモールディング技術

(12) IKV(ドイツのアーヘン大学 RWTH の樹脂加工研究所)が開発した高精度の光学レン ズの成形技術

(13) Krauss Maffei 社が Degussa 社(ドイツ)と協力して開発した PMMA 樹脂表面に耐擦 過性を持たせるClear Molding 射出成形プロセス

(14) Demag 社(ドイツ)の据付面積が小さい自動化された射出成形

(15) Negri Bossi S.P.A.社(イタリア)の自動車ヘッドライトの反射板のメッキ工程を組み 入れたCambel 型射出成形機

(Kunststoffe International 9 月号 p.20-24)

世界の樹脂消費量は今後もアジアを中心に 2015 年まで年率 5%で伸び続け、汎用樹脂

の生産プラントへの投資は原料コストが安い中東を中心に行われる

(4)

レードを紹介しています。一例としてスチレン系樹脂(PS 樹脂)では BASF 社(ドイツ) のスチレン・ブタジエン共重合シュリンクフィルムStyrolux○RHS 70、および ABS 樹脂の新 グレードTerluran○RSP-6 を取り上げ紹介しています。 (Kunststoffe International 9 月号 p.82-84)

高機能樹脂(ハイパフォーマンス樹脂)では価格に見合う用途のほか、特定の用途に対応

したブレンド品とコンパウンド品が K 2007 で発表されている

下記の樹脂を取り上げて詳しく紹介しています。 ・Ticona 社(ドイツ)の 260℃に耐え、LED フラットパネルのインターコネクト部品など に使用される液晶ポリマーVictra○RLCP、自動車のエンジン周りの空気取り入れ口などに

使用されているFortron○RPPS(Polyphenylene Sulfide)樹脂

・Quadrant 社(スイス)の半導体 CMP 装置のリング用のポリアミドイミド樹脂 Semitron○R

CMP LL5 と CMP XL 20、放射線(中性子)遮蔽効果を持つ Borotron○RPE-HD コンパウ

ンド樹脂およびPTFE 樹脂をベースにした低摩擦、耐磨耗性の Fluorosin○Rグレード

・DSM 社(オランダ)の Arnite○RXL PBT 樹脂、Akulon○R Ultraflow PA6 樹脂、Stanyl○R

PA46 樹脂、BASF 社の自動車ヘッドランプのハウジング向け PESU 樹脂 Ultrason○R E

2010(Polyether Sulfone)、および自動車用途向けの新 ABS 樹脂グレード Terluran○RSP-6

・DuPont 社(米国)の自動車イグニッションシステムのペンシルコイル向けの高耐熱ポリ

エステル樹脂 Thermx○Rおよびボンネット内の配線コネクター向けの高機能難燃 PPA 樹

脂Zytel○RHTN、液晶ポリマーの aZenite○RZE 新シリーズおよび Zenite○R 7145L

(Kunststoffe International 9 月号 p.89-91)

PC 樹脂製の自動車窓ガラスはまだ一部の車にしか採用されていないが、量産に向けた成

形加工技術が整ってきた

自動車の窓ガラスの樹脂化は長期にわたり樹脂産業界のトピックスになっていますが、こ の 10 年間に成形・加工技術と量産に向けた設備が整ったと報じています。フロント窓ガラ スは耐スクラッチ性などの特性上の問題と法規制により制約を受けていることから Smart Fortwo 車においては、フロント以外のパノラマルーフや後部窓ガラスにおいて PC 樹脂化が 進んでいます。 1.4 平方メートルの Smart Fortwo 車のパノラマルーフのコスト構成を分析すると、材料 コストが80%近くになっていると述べています。 (Kunststoffe International 9 月号 p.89-91)

(5)

示差走査熱量計が樹脂製品の品質保証と不良解析に欠かせない

示差走査熱量計による樹脂の試験法については、ISO 11357 および DIN 51007 に定めら れています。示差走査熱量計による比熱、ガラス転移温度、溶融温度特性、および結晶化度 などの測定値から多くのプラスチック材料の特性を推測できることを詳しく紹介し、示差走 査熱量計は樹脂素材と樹脂製品の品質保証と不良解析に極めて有用な解析手法を提供すると 述べています。 (Kunststoffe International 9 月号 p.142-144)

樹脂の成形加工技術の中で注目され、成長を続けているラピッド成形技術

樹脂の成型加工方法の枠組みが大きく変わろうとしていると述べ、Tangible Express 社 (米国)は3D Systems Co.社(米国)の SLA○Rシステム(ViperTM PRO)を 10 セット導

入し、DuraForm○RPA 樹脂や PERIDOT Inc.社(米国)の SLA(Stereolithography)樹脂

(Accura BluestoneTM)を用いて金型を使用せずにPA 樹脂および PC 樹脂と同等の特性を

持つ成形システムを顧客に提供すると報じています。またQuickparts 社(米国)および EOS GmbH 社(ドイツ)のラピッド成形技術(Rapid Prototyping and Manufacturing)などの 動きを紹介しています。 (Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.18)

3D プリンターによる部品製作システムが大きく伸びているという Wohlers Associates Inc.社(米国)の報告書を引用した上で、Stratasys Inc.社(米国)および Z Corp.社(米国)

およびEOS GmbH 社(ドイツ)のラピッド成形技術を詳しく紹介しています。

(Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.35-38)

印刷による電子回路が生み出すフレキシブルなディスプレイや太陽電池は多彩な用途が

期待されている

インクジェット印刷によるトランジスタと電子回路は、フレキシブルで筒状に巻けるポー

タブルな大サイズのディスプレイや PDA などを現実のものにします。またフレキシブルな

RFID による商品ブランドの保護や、電子ブック、電子新聞など、新しい多彩な用途と多く の事業機会を生み出すと述べてPolyIC 社(ドイツ)、Thin Film Electronics ASA 社(ノル ウェー)、Fraunhofer IZM 研究所(ドイツ)の Pariflex 開発における用途開発など、多く の開発事例を紹介しています。 (Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.24-27)

(6)

デュポン社は 2 種類の樹脂を同時に射出複合成形した後、片方の樹脂部分のみを選択

的に高精度にメッキする方法を開発

2 種類の樹脂の一つはエッチング処理後に静電メッキされ、他方の樹脂部分はエッチング

されずメッキされないので、高い精度で選択的に美しくメッキできるとDuPont 社(米国)

は述べています。エッチング、メッキされる部分には PA6 および PA66 樹脂(Minion○Rお よびZytel○R)が使用でき、エッチングされない部分にはZytel○RPA6/12 樹脂、Surlyn○R樹

脂、およびPOM 樹脂などが使用できると述べています。

(Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.40)

Lati 社は K 2007 で PA6および PA66 の新しいコンパウンド Latigloss グレードを発表

Lati 社(イタリア)は従来、PA 樹脂および POM 樹脂をベースにした帯電防止および導

電性コンパウンドを上市していますが、Latigloss グレードは均一で滑らかな光沢ある表面仕

上がりを得ることができると述べています。K 2007 では Lati 社のほか、多くの難燃性コン パウンド樹脂、自己潤滑性コンパウンド樹脂、放射線不透過性コンパウンド樹脂が登場して

います。 (Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.66)

BASF 社は K 2007 でウォータアシスト射出成形向けの PA66 樹脂コンパウンドを発表

ウォータアシスト射出成形(WIT)向けの Ultramid○RA3HG6 WIT グレードは耐加水分

解性のほか耐化学薬品性が高く、強化繊維が浸出で露出しないため、自動車の冷却配管ほか の用途に好適であると述べています。 (Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.67)

BASF 社は K 2007 で車体のオンライン塗装に対応できる PA 樹脂 Ultramid○

R

TOP 3000

を発表

BASF 社(ドイツ)によれば、Ultramid○R TOP 3000 グレードは芳香族ポリアミドを一

部含み、ミネラルをフィラーとして加えられて衝撃強度を向上させたコンパウンド樹脂であ り、車体塗装ラインの200℃に耐え、PPE/PA6 ブレンド樹脂の Noryl○Rなどより熱膨張係数 が小さく、吸水性などの点でも優れていると述べています。

(7)

Ticona 社は K 2007 で熱抵抗が異なる半結晶性ポリマーの複合成形に役立つ材料、およ

び帯電防止 POM 樹脂グレードを発表

半結晶性ポリマーのPBT 樹脂と LCP 樹脂の間にある熱抵抗のギャップを橋渡しする材料

を開発したと述べています。この材料の詳細は明らかにされていませんが、半結晶性ポリマ ーの成形加工を改善できると述べています。また、Ticona 社(ドイツ)は、自動車の燃料系 統向け帯電防止および耐ディーゼル燃料特性を持つ POM 樹脂(Hostaform○R EC140XF)

を発表します。 (Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.70)

BASF 社は K 2007 で耐スクラッチ性 PMMA 樹脂板の製造システム、紫外線劣化防止

PA12 コンパウンド樹脂、および難燃性ポリフェニルサルホン樹脂シートを発表

PMMA 樹脂への耐スクラッチ性の付与には反応性液状アクリレートを用い、金型内で 1 次キュアした後に取り出し、その後 2 次キュアとして UV 照射で最終キュアされています。 その他、耐紫外線PA12 樹脂グレード Vestamid○R LX 9020 および難燃性ポリフェニルサル ホン樹脂シートEuroplex○R PPSU も発表すると報じています。

(Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.70)

高機能樹脂事業を強化している Solvay 社は PEEK 樹脂フィルム分野に進出する

PEEK 樹脂の先駆者である Victrex 社(イギリス)は 2007 年 5 月から PEEK 樹脂フィル ムAPTIVTMを上市しています。一方、Solvay 社(ベルギー)も Ajedium Film Group 社と

契約してKetaSpire○RPEEK 樹脂、および Avaspire○RPEEK 樹脂のフィルムを発売すると報

じています。また、Solvay 社は 2006 年 5 月に Gharda Chemical 社(インド)の PEEK 樹

脂部門を買収しましたが2008 年の第 1 四半期に生産能力を年産 1000 トンに倍増すると述

べています。 (Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.17-18)

デュポン社は韓国ウルサンの PA6 および PA66 樹脂コンパウンドの製造能力を年産 2 万ト

ンに引き上げる

製造能力引き上げは、自動車用途を中心に電子部品、電子機器向けを含むPA 樹脂の需要 増に対応したものです。この他、DuPont 社(米国)はアジア地域のエンジニアリング樹脂 の需要増に対応するため、韓国やシンガポールでの高耐熱性の Zytel○R HTN 樹脂および DuPontTM Vespel○R のプラント、および中国と日本の研究開発センターなどへ投資していま

(8)

樹脂製品の使用時に発生する欠陥の 45%は素材である樹脂の選択ミスによる

樹脂関係のコンサルタント会社であるSmithers Rapra Technology 社(イギリス)の調査 結果を紹介し、樹脂部品の長期使用上での欠陥発生を防止するためにはデータシート上の特 性値のみで樹脂を選択し部品設計してはならないと指摘しています。使用環境下での欠陥発 生は各種の複合要因によるもので、事前に実使用条件下での特性試験を十分行い検討する必 要性を指摘しています。 (Modern Plastics Worldwide 9 月号 p.22-25)

精度が高く、的確にシミュレートできる最新の 3D 射出成形シミュレーションソフト

アシスト成形、複合成形、マルチショット成形、インサート成形、および繊維強化樹脂の 配向など、複雑な成形品の金型設計や成形条件の設定を精度高く、的確にシミュレートでき る3D 射出成形シミュレーションソフトについて、Moldflow 社(米国)、Vero International 社(イギリス)、CoreTech System 社(台湾)、および Sigma Engineering 社(ドイツ)の 最新の3D 射出成形ソフトを紹介しています。 (Plastics Technology 8 月号 p.42-47)

9 月に開催された国際モーターショー(乗用車)で各メーカは樹脂による一層の軽量化を主

題にしている

Plastic Omnium 社(フランス)が Renault 社(フランス)と協力し開発した SMC(Sheet Molding Compound)を使用した次期 Laguna モデルのハイブリッド・ボンネットのほか、 Volkswagen 社(ドイツ)の小型コンセプトカー、および GM 社(アメリカ)傘下の Opel

社(ドイツ)のFlextreme コンセプトカーにおける燃費向上のための軽量化について紹介し

ています。

また、Lamborghini 社(イタリア)は Reventon に、また KTM 社(オーストリア)は X-Bow に繊維強化コンポジットパネルを車体に採用し軽量化とコスト低減を図っていると報じてい

ます。 (European Plastics News 10 月号 p.14-15)

Trexel 社(米国)は電子・電気部品向けに小型 MuCell○

R システムを上市した

スクリューの径が 40 ミリメートル以下の射出成形機に対応し、射出成形機を含むシステ

ムユニットとしてMuCell○R System Series Ⅲの名で上市されました。また Engel 社(オー

ストリア)やArburg 社(ドイツ)は自社の射出成形機に MuCell○R Series Ⅲをオプション

(9)

エンジニアリング樹脂メーカは高機能で高い利益が得られる市場を目指している

Chemical Week 誌の 10 月 10 日・17 日号は汎用樹脂、エンジニアリング樹脂、高機能 樹脂(High Performance Polymers)から樹脂添加剤までをカバーストーリーとして特集し ています。この記事のなかで、エンジニアリング樹脂メーカは原料高と一部のエンジニアリ ング樹脂が汎用樹脂化する状況下に置かれており、より高機能で高い利益が得られ、成長す る領域で、顧客に密着した製品開発を目指していると述べています。 競合が激化している世界のPC 樹脂需要は 5~6%の伸び、世界の PA 樹脂需要は北米の自 動車メーカが低迷し、欧州と日本の自動車メーカが北米に進出するなどの状況下で4~6% 伸びると予想しています。また POM 樹脂の世界市場は 4~5%で伸びると予想し、Ticona 社はドイツKelsterbach に世界最大規模の年産 14 万トンの POM 樹脂製造プラントを 2010 年末に稼動させると報じています。ABS 樹脂は厳しい状況が続き、一方で高機能樹脂の PPS 樹脂やPEI 樹脂の製造プラントへの投資が進められていると報じています。 なお、汎用樹脂については、PE 樹脂,PP 樹脂、および PVC 樹脂は需要が堅調で、特に PE 樹脂と PP 樹脂は原料とエネルギーコストの上昇に係わらず好調で利益を確保している なかで、PS 樹脂は原料コスト高により利益が圧迫され需要も低減していると報じています。 (Chemical Week 10 月 10/17 日号 p.23-33)

シュワルツェネッガー知事が幼児向け玩具へのフタレート可塑剤の使用を禁止する法案に

署名した

3 歳以下の幼児向けの玩具、その他の用具を対象にしたこの法案は、2007 年 9 月にカリフ ォルニア議会を通過しており、2009 年初頭より発効します。 環境保護団体とカリフォルニア州選出の上院議員はこの禁止法を歓迎し、カリフォルニア 州以外の9 つ以上の州が同様な法律を成立させるだろうと述べています。一方、米国化学工 業協会(ACC)は科学的根拠が不十分であるとこの法案に反対しています。 (Chemical Week 10 月 24 日号 p.47)

BASF 社は 50 年ぶりにヒマシ油から PA6、10 樹脂の製造に乗り出す

再生可能な原料を使用したバイオポリマーへのニーズに応え、BASF 社(ドイツ)は 50 年以上の長期間、棚上げしていたヒマシ油からのセバシン酸を原料にしたPA6、10 樹脂を製 造して、Ultramid○RBALANCE の名で上市すると報じています。 (Chemical Week 10 月 24 日号 p.9)

参照

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