第2 学年 算数 科学習 指導 案
1 単元名 三角形と四角形
2 指導に あたって
こんな子 どもたち だか ら
○ 本学級の子ども達は、算数をとても好きな子・好きな子が30人中28人で、その理由に、「答
えを見つけるのが楽しい」と答えた子どもが多かった。「むずかしいから」を理由として、2
人の子があまり好きではない・好きではないと答えていた。また、27人の子どもが考えるこ
とがとても楽しい・楽しいと答えていた。抽出児R児は、家庭学習が習慣化しておらず、自
分の考えに自信がもてないが、楽しいから算数の学習は好きと答えている。
○ 本 単 元 の 学 習 内 容 に 関 す る 既 習 内 容 の 定 着 度 は 、 形 の 大 き さ ・ 方 向 な ど の 特 徴
をとらえた りすること ができてい ない子が10人程いた。そこ で、本単元では、日
頃何気 なく見てい る「さんかく」「しかく」の形を、算数の用語である「三角形」
「四 角形」へと概念形成していく過程を大切にしていきたい。
○ 自 分 の 考 え を も と う と し て い る に つ い て は 、 い つ も ・ よ く と 答 え た 子 が 全 員 、
友達の発表 を自分の考 えと比べな がら聞いているについては 、23人だった。この
ように 、自分の考 えをもち、交 流活動においても友達の考え と自分の考えを比べ
な が ら 聞 く こ と が だ ん だ ん で き る よ う に な っ て き た 。 自 分 の 考 え の 作 り 方 や 交 流
の視 点については、さらに明確にして支援をおこなっていきたい。
教材化の工夫
算数的活動
個に 応じた支 援
○ 数理 性 三 角 形や 四 角形 に ○つかむ段階
○つかむ段階
つ いて 構 成・ 分 解し た り、 観 点を結んで動物を三角や ・ 点 を 結 ん で 三 角 形 や
察 した り する 活 動を 通 して 、 四角で囲み、学習の見通し 四 角 形 を か く こ と が で
図 形の 構 成要 素 であ る 直線 や をもつ活動。 き る よ う に 、 リ ン グ 付
点 に着 目 し、 図 形の 概 念を つ き ひ も や 様 々 な 形 の 動
かむこ とができる。 物の絵を用意する。
○ 系統 性 1 年 生で は 、身 近 ○つくる段階
な 立体 の 観察 や 構成 な どの 活 動物を直線で囲む操作を
動を行 っている。本単元では、 通していろいろな三角形や
○つくる段階
平 面上 に おい て 、点 を 線で 結 四角形を構成し、三角形や ・ 多 様 な 三 角 形 や 四 角
ん だり 、 分解 し たり し て、 三 四角形の意味を理解する活 形 を か く こ と が で き る
角 形や 四 角形 の 意味 を 理解 す 動。 よ う に 、 さ ま ざ ま な 形
る 。3 年 生で は 、図 形 の構 成 の 動 物 の 絵 や 、 点 を 一
要 素に 着 目し 、 正方 形 、長 方 部 指 定 し た ヒ ン ト カ ー
形 、直 角 三角 形 につ い て学 習 ○深める段階 ドを用意する。
する。 三角形を一本の直線で分
○ 活動 性 も の の形 の 観察 や 割したり、四角形を1本の
構 成・ 分 解な ど の活 動 を通 し 直線で分割したりして、三
○深める段階
て 、図 形 の位 置 や大 き さな ど 角形や四角形についての見 ・ 三 角 形 や 四 角 形 を 多
に とら わ れず に 、三 角 形や 四 方を広げる活動。 様に分解できるように、
角 形に つ いて 知 るこ と がで き ひごや数え棒を準備し、
る 。紙 を 切っ た り、 こ れら の 一 本 の 直 線 に 見 立 て て
図 形を 作 った り 、直 線 を引 い ○生かす段階 活動できるようにする。
て 作図 し たり す る等 の 活動 を 身の回りで三角形、四角
通 して 、 理解 を 深め る こと が 形の形をしたものを探し、
できる 。 交流し合う活動。
○生かす段階
○ 目的 性 動 物 を守 っ たり 、 ・ 定 義 に 基 づ い て 、 多
動 物に 部 屋を 作 った り する た 様 な 三 角 形 や 四 角 形 を
め に、 3 本の 直 線や 4 本の 直 見 つ け る こ と が で き る
線 で囲 む 活動 を 通し て 、三 角 よ う に 、 身 の 回 り の も
形 、四 角 形の 意 味を 明 らか に の の 写 真 や 実 物 を 用 意
してい く。 する。
3 単元の目標
こ んな子ども たち に
(1) 身 の 回り にあ る 三角 形 、四 角形 に関 心 をも ち、 具体 物 を用 いて いろい ろな 三角
形、 四角形を構成しながら、進んで図形を生活に生かそうとする態度を育てる。
(2) 直 線 や 点 な ど の 図 形 の 構 成 要 素 に 着 目 し て 、 大 き さ や 形 や 向 き に 関 係 な く 、 三
角形 や四角形を考察することができるようにする。
(3) い ろ い ろ な も の を 使 っ て 、 三 角 形 や 四 角 形 の 構 成 、 分 解 が で き 、 定 義 に 基 づ い
て弁 別ができるようにする。
(4) 「 ○ 本 の 直 線 で 囲 ま れ た 形 」 と い う 定 義 と 、 三 角 形 、 四 角 形 の 用 語 を 理 解 で き
るよ うにする。
4
単元計画(全5時間)
主な学習活動と学習内容
評価規準
1 点を結んで動物を囲み、学習の見通しをもつ。
点をむすんで、動物をかこもう。
つ
(1) 点を結んで、同じ動物を直線で囲み、動物が逃げない ◇ 直線で動物を囲む活動に
ようにする。 興味をもち、楽しく取り組
○ すき間がないように、線が曲がって弛まないように んでいる。
か
囲む。(すき間があったり、曲がって弛んでいると、 (関・意・態、プリント)
逃げていく。)
(2) それぞれの動物は、何本の直線で囲まれているか確か
む
める。
(3) 格子点プリントで、3つの点を直線で結んだり、4つ
の点を直線で結んだりする練習をし、単元のめあてをつ
かむ。
単元のめあて
①
ぴーんとはったまっすぐな線(直線)で、動物を囲もう。
2 動物を直線で囲む操作を通して、いろいろな三角形や
四角形を構成し、三角形や四角形の意味を理解する。 ◇ 大きさや向き、形に関係
(1) 三角形の意味(定義)を知る。 なく3本の直線で囲まれた
ねずみをねこから守って、さんかくのおりでかこもう。 形を三角形ということを知
つ
り、直線の数に着目して三
○ ねずみをねこから守るために直線で囲み、三角形を 角形を理解することができ
作る。 る。
く
○ 大きさや向き、形が違っても、どの形も3本の直線 (知・理、ノート・発言)
で囲まれていることをおさえ、3本の直線で囲まれた
形を三角形ということを知る。
る
※ 「直線」「かこまれた」「形」の用語をおさえる。
(2) 四角形の意味(定義)を知る。 ◇ 大きさや向き、形に関係
ねこを犬から守って、しかくのおりでかこもう。 なく4本の直線で囲まれた
②
○ ねこを犬から守るために、動物を直線で囲み、四角 形を四角形ということを知
形を作る。 り、直線の数に着目して四
○ 大きさや向き、形が違っても、どの形も4本の直線 角形を理解することができ
で囲まれていることをおさえ、4本の直線で囲まれた る。
形を四角形ということを知る。 (知・理、ノート・発言)
3 三角形や四角形を1本の直線で分割する活動を通し、
三角形や四角形の見方を広げる。
(1) 三角形に1本の直線を引いて、三角形を2つ作ったり、 ◇ 三角形を、三角形2つに
三角形と四角形を作ったりする。(本時) 分割したり、三角形と四角
三角形に1本の直線を引いて、それぞれのねずみの 形に分割したりする方法を
深
部屋に分けてあげよう。 考えている。
○ 三角形に1本の直線を引いて、三角形を2つ作る。 (考、ノート・発言)
○ 三角形に1本の直線を引いて、三角形と四角形を作
る。
め
※ かど(頂点)を通れば、三角形が2つできることを
見つける。
※ かど(頂点)でないところを切ると、どこを切って
も三角形と四角形になることに気づく。
る
(2) 四角形に1本の直線を引いて、三角形を2つ作ったり、 ◇ 四角形を、三角形2つ、
四角形を2つ作ったり、三角形と四角形を作ったりする。 または、四角形2つに分割
②
四角形に1本の直線を引いて、それぞれのねずみや 分割したりする方法を考え
ねこの部屋に分けてあげよう。 ている。
○ 四角形に1本の直線を引いて、三角形を2つ作った (考、ノート・発言)
り、四角形を2つ作ったりする。
○ 四角形に1本の直線を引いて、三角形と四角形を作
る。
4 身の回りのものから、いろいろな三角形や四角形を見
生
つけたり、発表したりして、三角形・四角形をまとめる。 ◇ 身の回りのものの形の中
から、三角形や四角形を見
か
つける活動を意欲的にして
※
朝の活動で
いる。
す
(関・意・態、行動)