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キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用

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Academic year: 2021

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(1)

キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用

上田 浩

, 井田 寿朗, 青木 正文, 齋藤 貴英, 酒井 秀晃, 伊比 正行,

高橋 仁, 船田 博, 矢島 正勝, 久米原 栄

2010

9

10

発表の目的と概要. . . 2

なぜ FTTDなのか ? 3

FTTD ネットワークの構築 8

FTTD ネットワークの運用 12

まとめ 18

(2)

発表の目的と概要

³

多くの大学でキャンパス内 LANの老朽化が問題になっている.群馬大学荒牧地区では,キャン パス内 LAN光直収ネットワーク (Fiber to the desk, FTTD)” で刷新し平成 22 3 から運用を開始した.本ネットワークは部屋ごとに 1Gbps を「占有」できる日本で初めての構 成となる.その概要と刷新に至るまでの {技術的,政治的} 手法を包み隠さずお話しする.

µ ´

なぜ FTTD なのか ? FTTD ネットワークの構築 FTTD ネットワークの運用 まとめ

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 2 / 19

(3)

なぜ FTTD なのか ? 3 / 19

一般的な学内

LAN

多段型のレガシーネットワーク

¤ (P1) 10 年先に使えるか? ベストエフォートで 1Gbps

¤ (P2) 機器の数に比例して故障 部局スイッチの故障対応

は?

¤ (P3)部局ごとに運用がばらばら 精神的,物理的障壁の一因 統一したセキュリティレベ

ルを保つのが困難

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 4 / 19

(4)

Fiber to the desk : FTTD

各部屋まで光ファイバで直収する LAN

¤ (S1) 部屋ごとに 1Gbps 以上 将来の増速が可能

¤ (S2)故障原因が中間に一切無い 責任分界点の明確化

¤ (S2)集約による運用管理の統一 部局ルータの廃止

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 5 / 19

先行事例

千葉工大,埼玉大,琉球大など

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 6 / 19

(5)

よくある疑問

技術革新が進み,光ファイバより良い手法が出てくるのでは ?

¤ 10G Ether への対応のためには結局ネットワーク機器を全て入れ替える必要がある.

¤ 光ファイバは広帯域低損失で半永久的に使える上,さらなる増速が可能のため,長期的にはコ スト削減になる.

愛三電機担当者談

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 7 / 19

FTTD ネットワークの構築 8 / 19

予算は獲得したが…

2009 年4 月の補正予算で「施設整備補助金」の交付内定

2008 年 1 月 情報化推進室での承認により平成 22年度概算要求 2008 1 FTTDが前提の情報基盤システム調達開始

¤ 2009 年 4月運用開始

¤ 「施設整備補助金」では工事はできない スイッチとメディコンの整備のみ

別途学内予算にて光ファイバー 1,668 芯を敷設

¤ 2 つの調達を連携するコントロールが必須となった

(6)

ネットワークの概要

FTTD「2.0」:コア側のメディコンが不要

コア認証側:Alcatel-Lucent OS9800 ユーザ側機器:Transition Networks 社製

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 10 / 19

(7)

MAC

アドレスベース認証

VLAN

の採用

全学認証アカウントによる認証が全ての基礎となっている

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 11 / 19

(8)

FTTD ネットワークの運用 12 / 19

ソフトランディング

トップダウンでの変更は困難かつリスクを伴う

¤ 旧来の LAN ,FTTD両方使える構成

¤ 徐々に移行をお願いする

¤ ユーザが機器のMACアドレスを登録するシステムを構築 登録後準リアルタイムで接続可能となる

DHCPによるIP配布

紙での MAC アドレス申請はありえない

¤ センターの作業:全学認証アカウントのメンテナンスのみ

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 13 / 19

目下移行中

3 月23 日運用開始

3 23 FTTDしかない建屋の教員対象の説明会を開催 4 月 26 日 全教員対象の説明会を開催

5 6 事務系ネットワークの FTTDへの移行完了 9 3 教育学部ネットワークの FTTDへの移行完了

¤ 改修工事に便乗して旧ネットワークを停止

¤ 今のところ問い合わせは数件のみ

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 14 / 19

(9)

ユーザの声

「目に見える」物理的な変化はアピール力が高い 4 月上旬 「いつになったら光が使えるのか? 」

¤ 教訓:説明会は早めに行った方が良い 移行した大学院生 「 youtubeが早くなりました」

図書館司書 「どこでも事務ネットに接続でき便利」

事務系ネットワーク担当者 「 MACアドレス登録により全て把握でき好ましい」

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 15 / 19

管理運用側の感想

現在のところ移行率50%ていどで問題は発生していない

¤ ユーザ側メディコン故障の報告は今のところ無し

¤ トラブルがあってもどの部屋かコア側で特定でき便利

¤ 学内再編への対応が容易

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 16 / 19

(10)

今後の課題

:

ユーザとサブネットの紐付け

雇用上の所属と実際の所属が違う人

¤ 例:非常勤職員

雇用上事務局だが実際の仕事は教育学部

別キャンパスの認証 VLAN 化には綿密なグルーピングが必要

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 17 / 19

まとめ 18 / 19

まとめ

:FTTD

によるキャンパス内

LAN

の刷新

将来性の高い,柔軟な運用が可能なネットワーク

¤ (S1) 部屋ごとに 1Gbps 以上 将来の増速が可能

¤ (S2)故障原因が中間に一切無い 責任分界点の明確化

¤ (S2)集約による運用管理の統一 部局ルータの廃止

「今後他キャンパスの FTTD化を進めていく」 (センター長) ご清聴ありがとうございました

第 14 回学術情報処理研究集会 キャンパス内光直収ネットワークの構築と運用 – 19 / 19

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