第6章現任校のこれまでの計画実践と改善した授業の実際(1)
第1節これまでの現任校での全体計画
第1項これまでの現任校の全体計画の課題と改善
単元開発にあたっては、西宮市立甲武中学校(以下「現任校」とする。)での授業実践と なる。すでに、第2〜3章において、学習指導要領と先行実践から、現任校の問題点や公 立中学校特有の課題、兵庫県の実情などが明.らかになった。第5章で、総合的な学習の時 間に、ボーイスカウトの班制教育と準歩制度を取り入れた単元計画の構想を行った。現任 校の中学2年生の実態、これまでの学習活動を鑑み、単元計画を立てた。
1年生では、「校区探索ハイク」「一夏一善」「トライやる一・ウィーク事前調査」2年生で は・「トライや fウプーク」「一夏不善」の取り組みを行っている ずれも・地域を学 習対象として学習活動を行っている。2年生の1学期後半から夏休みを挟んで2学期一のは じめに社会科の地理中分野の学習で「年近な地域」の単元を学習し下いた。年間指導計画 にもあるように「地域に提言」をする単元を構想した。
第2章でも述べたが、現任校では育てようとする資質や能力および態度が明確でなかっ たため、その整理から始めた。以下の計画1)から考察する。
ミ□≡成21年唐(2009年唐)結合的ぢ学習⑦時間推進計画(案)
1,研究主題
参画と協働社会の明日を担う心豊かな人づくりを目指した総合的な学習の時間 2,主題設定の理由
21世紀は、『参画と協働』の社会になるといわれている。20世紀の「要求型民主主義」は終焉を 迎えざるを得ない。なぜなら、高度経済成長が終わり、低成長時代となった今日、国、地方の財政 は逼迫し危機的状態である。また社会の価値観は多様化し、国・地方は、もはやすべてに応えるこ とはできない。さらに人口減少時代が予測され、急激な高年齢化を迎える日本では、今までどおり の生甲は不可能であると考えられる。国および地方ではすでにその取り組みが始まっている。兵庫 県では、平成14年に「参画と協働」条例を可決し、それに基づく埣策が進められている。
21世紀を担う中学生は、Fのような世の中に対応できるべくその資質を高めなければならない。
自分たちが主体的に「地域」に参画しよう、共によりよくしていこうという気持ちが高まるには、「地 110
域」を好きになることが大切であると考えた。「地域」を好きになるには、地域をよ<知り、関わっていく 事が必要である。甲武中では、平成10〜11年度に、「地域の教育カを生かした開発的生徒指導」
をテーマにした研究発表が行われた。これをべ一スに、平成14年から「参画型民主主義」の担い手 となる資質を養うため、「地域を知り、地域に参加し(関わり)、地域に貢献する」を小テーマとし、生 徒にとって生活の場所である地域を「心のふるさと」にしたいという気持ちを込めて「ふるさと創生」と 名付けた取り組みをはじめた。兵庫県の取り組みである「トライやる・ウィーク」を最大限に活用し、
地域と関わるための機会をたくさん作ることが大切であると考え計画した。そこで地域の活性化、み ん有が地域に参画するにはi異世代交流」と「有用感(必要とされているということ)」の二つがキー ワードであると仮説を立て、このテーマを設定した。
との主題設定の理由から、(1)課題設定、(2)他との協働、(3)自己の生き方の考察 を視点に、現任校の育てようとする資質・能力および態度を分析した。
3,学年別目標と共通目標
共通目標=地域の一員である自覚を促す 1年:地域を知る
・自分たちが住んでいる地域を五感で感じる。
一「トライやる・ウィーク」事前調査を中心に地域のことを自分たちで調べる。
・「一夏一善」を通して、小学生時代とは違う地域の側面を知り、異世代の人々と交流する。
2年=地域に参加、関わる
一rトライやる1ウィーク」に主体的に参加し、多くの世代の人々と交流する。
・後輩と共に、「一夏r善」に取り組み、多くの世代の人々から多くを学ぶ。一
・「地域に提言発表会」等の取り組みを通して、色々な人々の意見の聴き自らの視野を広げる。
3年=地域に貢献する
・r一夏一善」の活動において、地域の人々と共に自分のrできることを、できるときに、で きるだけ」地域に貢献できる活動を行う。
・3年商の活動の経験から自分の進路について広い視野で切りひらく。
この主題設定から、地域を舞台に「参画型民主主義の担い手となる資質」を育てたい資 質や能力および態度であるとわかる。地域に参画していくには、地域の抱える問題や特徴 などを分析し、解決方法を探っていったり、地域の歴史や人とのつながりに代表される 強 み を探したりする必要がある。また、一人ではとうてい解決できない事柄に対して多く の人々の考えを聞いたり、協力して物事に当たったりすることの必要である。そこで、自
分白身が地域社会の中でどのように関わっていくか、ひいては自分の生き方を迫られるこ ととなる。この3点、すなわち、(1)課題設定、(2)他者との協働、(3)自己の生き方 の考察がr参画型民主主義の担い手となる資質」と整理した。学習指導要領の育てようと する資質、能力及び態度の視点、すなわち、学習方法に関すること、自分自身に関するこ
と、他者や社会とあ関わりに関することとも合致する。
今までの現任校の取り組みが、この育てようとする資質や能力及び態度に一致している かについて考察する。
(1)の課題設定では・、地域を舞台にし「トライやる・ウィーク」」の活動を生かして事前 調査をしたり体験活動を行ったりしている。また、自ら考えて活・動ずる「一夏一善」の活 動もあることから、どの活動も「課題を設定し、情報を収集、整理、今析してまとめ、新 たな課題を見つけようとする」カを育てたいカとして捉えられ・る。
(2)の他者との蹄働ではいずれの活動も、班やグループごとで活動している点∵地域に 出かけこインタビュニを行ったり「一夏一善」では.、地域の方とともに活動したりしてい ることから下r多様な他者と協力し互いに意見を申し合い・,他者の意見を受け舎れながら問 題解決をしようとする」態度が求められている。
(3)の自己の生き方の考察では、一一個人として過ごしてきた小学生の視野から地域に目 を向け、さらに地域の大人の活動を垣間見る機会がある。rトライやる・ウィーク」r一夏 一善」では、地域の方とともに活動することで人それぞれめ価値観一や考え方、職業観など を知る。あらゆる角度か一ら地域やそこで生活する人を具ていくことで視野が広まり、自分 の生き方を考察する機会がある。「自己の生き方について多様な考え・経験を整理・分析し、
ありたい自分像を描こうとする」態度が求められている。これらのことから、現任校の育 てようとする資質や能力および態度は次の通りだといえる。すなわち、
・課題を設定し、情報を収集、・整理、分析してまとめ、新たな課題を見つけようとする
・多様な他者と協力し互いに意見を出し合い、他者の意見を受け容れながら問題解決をし ようとする
・自己の生き方について多様な考え・経験を整理・分析し、ありたい自分像を描こうとす
る。
である。
次に、一生徒の今までの実態を考察する。現任校では、おもに3小学校から入学してくる が、いずれも地域のゲストティーチャーを招いたり、「ミニトライやる」と銘打って、職場 112
見学などを総合的な学習の時間でおこなったりしている。
一1年生では、各白の興味に基づいた班を作り、職業調べ、 わたしの仕事館 でq校外学 習で学習・体験をおこなったあとで、トライやる・ウィーク事前調査をおこなった。2)
2年生の前半で「トライやる・ウィーク」一で地域の職場や、福祉施設、その他事業所や 文化活動の体験活動をおこなった。また、「一夏一善」で、1,2年生で夏休みのボランテ
ィア活動として、夏祭りの準備、運営、片づけなど、その他ボランティア活動をおこない、
地域の人々と交流している。
社会科の時間では身近な地域調査として、各自でテーマを設定し夏休みに調査をおこな い自分で諸問題を挙げ提言を考えている。調査活動についての経験はある。この社会科の 授業では、「テーマの設定」、「調査内容及び計画」、「調査活動」、「資料の整理と分析」、「地 域に向けて提言・(地域の課甲と解決方法の考察)」・「まとめ」のプロセスで行われている。
次に教材としての地域について考察する。西宮市は、NP−O法人が県で一番多いなどコ ミュニティ活動が盛んな地域である。文教住宅都市・環境学習都市一として様々な市民活動 が行われており、市民の地域に一対する関心が高いといえる。現任校の地域では、青少年愛 護協議会との連携が密であり、「トライやる・ウィーク」の活動を通じて、地域で体験活動 や学習活動を実施することに対して.協力的である。一「一夏一善」の活動を通じて、中学生を 肯定的な評価をし下もらえる奉地がある。
中学校では高校入試があるため、教科との関連がうすい学習活動や学校行事はさけられ る傾向がある。現任校の保護者の要望の中には、総合の時間より教科の時間をたくさんと ってほしいといらのもある。4〕そこで、社会科との関連を生かした単元を構想した。一社会 科の身近な地域調査の単元で作成したレポートを元に、生活班で、西宮の諸問題とその解 峠につザての提言を整理・補足調査・分析しポスターセッションで、校内で発表させる。
発表会では地域の方にも参加してもらい、評価をもらう。.次に、具体的な学習活動におい て「班制教育」を取り入れることにした。学習活動は各クラスの生活班で役割分担し、班 長を中心に調査の計画から考えさせる。班長会を中心に振り返りをさせ、次時の活動に生 かしていく。また、個人の振り返りを毎時間させて、自己・他者評価を行う。次にr進歩 制度」を取り入れる。学習活動は課題を明確に提示した。必修と選択による課題を設定し その解決を中心に進めていくこととした。教師は、アドバイザーとしての立場で全体には 班長を中心に活動できるように指導し、生徒指導面を考えて、活動中は個人の指導を中心 に幸こなう計画を立てた。若手の教師が多いことから指導に差が出ることが予想されたの
で、毎時間班長、各担任の先生がコーディネ」ター役の教師に相談できる部屋を確保し、
大きな差ができないように配慮した。
114
第2節学年での単元の計画と実践
まず、単元の目標を次のように設定し一た。
・身近な地域調査をより深め、西宮の諸問題とその解決について提言する。
・仲間と共に探究活動の計画立案。し発表する態度を養う。
・将来市民として何をすべきか、何ができるかなどを考察し、自己の生き方を考える。
いずれも、現任校の育てようとする資質や能力及び態度にあわせた。
評価規準として育てよ.うとする資質や能力及び態度の視点から次のように定めた。
(1)課題設定
西宮の諸問題とその原因を挙げ、市長に対する提言を班で話し合いまとめることがで きる。
( 2)他者との協働
西宮の諸問題に対する提言をポスターセッションで発表することができる。
(3)自己の生き方の考察
西宮の諸問題に対する提言について、自分たちが今始められることを班で話し合い 計画書を作ることができる。
西宮の未来予想図を班で話し合い根拠を2つ以上上げて発表することができる。
これにあわ一ケて、生徒に提示する課題を定めた。
A西宮の諸問題と毛の原因を挙げ、市長に対する一提言を班で話し合い、まとめる。
A西宮・の諸問題に対する提言をポスターセッションで発表する。
B西宮の諸問題手こ対する提言について、自分たちが今始められることを班で話し合い計 画書を作る。
C西官の未来予想図を班で話し合い、根拠を2つ以上上げて発表する。
・課題の成否は各クラスの担任が認定する。
・Aのみは「プチ宮つ子」、ABは「宮つ子マスター」、ABCは「宮つ子マイスター」
の称号を与える6
ここに、「進歩制度」が組み込んだ。この課題は、「進歩制度」でいう課目に当一たり、す べてをするか否かについては各班に任された。称号を「バッジ」代わりとして、生徒の士 気を高めた。
学習過程については以下の通りである。
育てようとする
時 学習内容 生徒の活動 指導上の留意点
資質、能力、態度 オリエンテーション オリエンテーション 班での活動であるこ 課題設定
1 を聞き、各班で役割 ・とを重視する。
分担をする。
2 レポート交流と提言 班長会議 班長会議で会議の進 課題設定 テ]マの設定 班会議 め方、テーマ設定の 他者との協働
3
留意点について説明
4 し、話し合う。
計画書作成 課題の 班長会議。 班長会議で計画書の 課題設定 5
項目決定 班会議 留意点を説明。問曄 他者との協働 点の洗い出しとその
6
解決をする
7 計画書に基づく班活 ・レポート分析 班会議一で決定する。 情報を収集、整理、
動 (補足調査) 毎時間リフレクショ 分析
8 ・提言検討、話し合 ンカード、会議録を 他者との協働
9 い 書く。
・発表方法のレクチ 相談コ.一ナーを作り 10
ヤー(ホスターセッ 班長、担任の相談に
11. ションのレクチャ 乗る。
一) 毎時間班長会議で活
12
・。│スターセッショ 動のふり返りをす
13 ンのサムネイル る。
14 ・ポスター作成
・発表準備、練習
15 etC
16 クラス別選考会 ホスタ]セッション 発表の前に、発表の 自己の生き方の考
にて教室で発表 評価規準を明確にし 察
!7
ておく
116
各クラス2班選ぶ
学校発表会、評価、 各クラスを周りなが 選ばれなかった班 自己の生き方.の者
18 称号認定 ら、発表・ も、掲示物にして掲 察
地域の方には、一つ 示
の教室に入っていて 称号を担任から認定
19 もらい、講評をいた してもらう。
だく
単元計画(詳細)
第1次オリエ。ソテーション
第1時オリエンテーション ○「地域に提言」単元の説明
・各クラスの生活班.単位で、ポスターセッションによる発表会を行う。
・4つの課題の」中からAは必修としてB,Cについてぽ任意で課題を各班で提言を考 え、発表する。
A西宮の諸問題とその原因一を挙げ、市長に対する提言を班で話し合い、まとめる。
A西宮の諸問題に対す乞提言をホスタ]セッションで発表する。
B西宮の諸問題に対する提言について、自分たちか今始め』れることを班で話し合 い計画書を作る。
C西宮の未来予想図を班で話し合い、根拠を2つ以上上げて発表する。
・課題の成否は各クラスの担任が認定する。
Aのみは「プチ宮つ子」・ABは「宮つ子マスーター」・一ABCは,「宮つ子マイス㌃」
の称号を与える。
・各班で協同的な学習を進めるため、各班員に役割を決め、班長を中心に学習を進め る。
・・各班での学習は探究的な学習にするため、資料から分析(比較、分類など)し結論 を班で話し合う。
・各班での学習をスムーズに進めるため、毎時間の計画書を作成する。(ひな形アリ、
書き込み式)
・毎時間、相談できるレスキュールームを学習室に設置する。
・提言につい下は、分析を中心にすすめる。時間は設定しないが、任意で補足調査を 行う。
第2次 レポ』ト交流と提言テーマの設定 第1時 レポート交流
各班員のレポート」を見ながら主となるレポートを決め・諸問題の原因を班で話し合 う。
意見をまとめたら提言につい下話し合い・テーマ・コン平ブトを決㍗
第2時 提言テ」マの設定1 第3時 提言テーマの設雫2 0提言のコンセプト決定
・班で選んだレポートを元に提言のコンセプトを話し合って決める。
・.問題点とその原因(凄因)を出し、その裏肘一(証拠、論拠、データの分析)を探 る。
・提言の内容1千れを実行す1た1㍗問題点・千の解決策1その論糾とらいて語1合
ラ。
第3次 計画書の作成
第・由一・時計画書作成課題の甲目と役割分担・
○班で9hの行動計画を立てる。
・計画書を作成する。
・課題の項目を決める。一 策4次 計画書に基づく班活動
第1時〜9時 レポート分析・補足調査・提言検討ポスターセッションによる 発・表計画・ポスター作成・発表準備
○計画書に卒づく班活動1〜9 ・レポート分析
レポートの内容をまとめる。
問題点を挙…ずる。
問題点の要因、原因を探す。
問題点の証拠、論拠、根拠を挙げる。一一 (補足調査)
118
問題点の証拠、論拠、根拠を挙げるためのデータを調査する。
・提言検討、話し合い
問題点の解決のための提言を練り直す。
提言をする理由(そうすれば良くなる理由)を話し合う。
優先順位を決める。優先順位の根拠を示す。
・発表方法のレクチャー(ポスターセッションのレクチャー)
ポスターセッションとは何かを調べる。
模造紙を使っての発表になるのでそれを念頭に置く。
班員に分かるようにポスターセッションについて説明し、作成計画を立て、班で話 し合う。
・ポスターセッションのサムネイル
いきなり模」造紙に書くのではなく、サムネイルを作り、話し合う。
・ポスター作成
・発表準備、練習 etC
役割を分担.し、発表の練習をする。
第5次 クラス別発表会
第1時〜2時 クラス別発表会 第6次 全体発表会
第1時〜2時 全体発表会
自分のクラス以外のクラスを回って発表する。
1組教室 2組教室 3組教室 4組教室 5組教室 6組教室 〜
P3:45!3:55 6一組 1組 2組 3組 4組 5組
〜P4:0014:10 5組 6組 1組 2組 3組 4組
〜P4:1514:25
4組
5組 6組 1組 2組 3組〜P4:4014:50 3組 4組 5組 6組 1組 2組 〜P4:5515:05 2組 3組 4組 5組 6組 1組
15:05〜はふりかえりシート記入
次に単元の実践についてである。
第1時はオリエンテーションである。ここでぽ全体で行った。一以下の資料を配付して概 略を説明し、役割分担をさせた。
第1時
地域へ提言発表会オ・ エンテシ目ン
☆想定.
・中宮市長が若い市民の率直な意見を求めて、西宮を良くするための提言をこの甲武中学校 に依頼してきた。、s、るさと創生の実績や君たちの行動から選ばれたのである。社会科で地理の レポートを作成した君たちは充分なカを持っている。班のカを結集して西宮の発展に尽くして欲 しい。なお、成果に応じて「プチ宮つ子」、「宮つ子マスター」、「宮つ子マイスター」として、認定され る。多いに頑張ってくれたまえ。
☆発表までの手順
・各クラスの班単位で、ポスターセッションによる発表会を行う。
・4つの課題の中からA埣必修としてB,Cについては任意で課題を各班で提言を考え、発表す
る。
西宮の諸問題とその原因を挙げ、市長に対する提言を班で話し合い、まとめる。
西宮の諸問題に対する提言をポスターセッションで発表する。
B西宮の諸問題に対する提言について、自分たちが今始められることを班で話し合い計画書 を作る。
C西宮の未来予想図を班で話し合い、根拠を2つ以上上げて発表する。
・課題の成否は各クラスの担任が認定する。
・Aのみはrプチ宮つ子」、ABはr宮つ手マスター」、ABCはr宮つ子マイスター」の称号を与える。
・各班で協同的な学習を進めるため、各班員に役割を決め、班長を中心に学習を進める。
・各班での学習は探究的な学習にするため、資料から分析(比較、分類など)し結論を班で話し
合う。
・各班での学習をスムーズに進めるため、毎時間の計画書を作成一する。(ひな形アリ、書き込み
式)
・各自の社会科のレポートを持ち寄り、そこから提言しやすいものを話し合ってこれを中心に話し
合う。
・提言については、社会科の夏休みの課題に出しているので、分析を中心にすすめる。時間は 120
設定しないが、任意.で補足調査を行う。
・毎時間、相談できるレスキュールームを学習牢に設置する。・
○主なスケジi一ル
・レポート交流、話し合いで提言のコンセプト作り
・調査、発表計画
・・ 言のための分析、検討
・ポスターデザイン
・発表言†画、役割分担
・ポスター作成
・発表準備、練習
・学校発表会
○役割分担
・班長→全体の総括
・提言リーダー→提言のためのたたき台になる原案作り
・発表リーダr→ポスターセッションの調査、レクチャーのリ・一ダー「
・調査リーダ →諸問題に対する補足調査の計画立案、データ収集のとりまとめ
・調達係→発表に必要な物や話し合いに必要な物の調達
・記録係→リフレクションカードの配布、回収、活坤の記録
(7人班は提言に2名)
押 班
班年 発表 調査 調達 記録 提言
・提言
想定は・生徒の‡気を島やる.のに役立ってい・る。生徒の中には・「本当に依頼にきたの?」
と質問するものもいた。「称号」がもらえることにも興味を示した。 実際はほとんどの班が、
r宮つ子マイスーター」を目指す意気込みを見せた。
第2次 第1 〜3時は社会科のレポートを持ち寄り、班で提言しやすいレポートを選び それに基づいて提言のテーマを考える時間である。
まず、班長会議で、班会議の進め方やコンセプトg決め方について説明し、今後の流れ と計画の建て方について行った。班会議をうまく進められるようにアドバイスも行った。
生徒のリフ.レクションカードからは、 班長として班員をしっかりまとめ、「宮つ子マイ スター」を目指す㍗ 役割をちゃんとがんばりたいです との意見が書かれていた。「宮っ.
子マイスター」を目指すという班の意思統」ができ気持ちが前向きになった点、また、想 定が、やる気を出す」つのポイントになっている。また、役割が与えられたことで自分の やるべきことを自覚していることが一わかった。
122
第2〜4時
班長会議 一0/30 /5、,3嘩域に提言(西宮②未来予患圃)
○コシセプトのたてかた
☆私たちのテーマは、
です。.
☆問題点として
があります。
☆テの根拠・証拠として
があります。
☆私たちがする提言は、
です。
☆そのための対策として
があります。
そのために
を補足調査する必要がありま」す。
※問題点はレポートに書かれてあるはずなのであ?たらそれ以外にないかを分析する。
※分析と埣、原因と結果、分類、比較などのことである。
※グラフ化することで分かりやすくなることもある。
※しっかり話し合わないと提言が立てることができない。問題点を挙げその解決方法と その根拠を挙げることが大切.である。
○提言のコンセプト決定。
・班で選んだレポートを元に提言のコンセプトを話し合って決める。
・問題点とその原因(要因)を出し、その裏付け(証拠、論拠、データの分析)を探る。
・提言の内容 とそれを実行するための問題点、その解決策とその論拠について話し合う。
○課題のポイントの決め方
・4つの課題の中からAは必修としてB.Cについては任意で課題を選び、各瑛で提言を考え、
発表する。
A西宮の諸問題とその原因を挙げ二市長に対する提言を班で話し合い、まとめる。
A西宮の諸問題に対する提言をポスターセッションで発表する。
B西宮の諸問題に対する提言について、自分たちが今始められることを班で話し合い計画書 を作る。
C西宮の未来宇想図を班で話し合い、根拠を2つ以上上、ザて発表する。
※レポートめ完成度によってまたテーマによってやりやすさが違うのでよく考えること と分担をしてやること。
○計画書に基づく班活動1〜9
一レポート分析(提言リーダーが原案作成)
レポートの内容をまとめる。
問題点を挙げる。
問題点の要因、原因を探す。
問題点の証拠、論拠、根拠を挙げる。
(補足調査)(調査リーダーが調査の計画、役割分担の原.案作り)
問題点の証拠、論拠、根拠を挙げるためのデータを調査する。
・提言検討、話し合い(班長が議長)(記録係が会議録をつける)
問題点の解決のための提言を練り直す。
提言をする理由(そうすれば良くなる理由)を話し合う。
優先順位を決める。優先11頃位の根拠を示す。
1発表方法のレクチャー(ポスターセッションのレクチャー)(発表リーダーが原案作成)
ポスターセッションとは何かを調べる。
模造紙を使っての発表になるのでそれを念頭に置く。
班員に分かるようにポスターセッションについて説明し、作成計画を立て、班で話し合う。
・ポスターセッションのサムネイル(発表リーダーが原案作成)
い.きなり模造紙に書くのではなく、サムネイルを作り、話し合う。
・ポスター作成
124
・発表準備、練習etC
役割を分担し、発表の練習をする。
○会議録とリフレクションカードは毎回書くこと
毎回、リフレクションカードを書いてもらうことにした。その日の評価を自己評価とた こ評価の二本立てにした。
■ 7しη.シ目ン布一ド .
( 月 日)
組 班氏名(・ )
☆次の項目ができた人は班員にサインをもらおう
○自分の役割を精一杯果たせたか
しっかりできた。サイン( )( )( . )
○班に対して協力的であった
.し?かりできた。サイン( )( )( 一 )
○自分の意見をしっかり言えたか
しっかりできた。サイン( )( )( )、
☆次ρ項目を中心に千日の授業を振り返手う
○今日の自分の課題が分かり、情報を自分で分析・整理できたか
○発表までの工程が自覚でき、協力できたか。
○今日の授業の中で、考えさせられるところがあったか。
うまく話し合いが行える弧とそうでない班があるが、うまく話し会えていない班に対し ての個別の対応が教師にできる余裕があるため、ある程度のゆとりを持って取り組めた。
話し合いの筋道がわかりやすいように、ワークシートとモデル(見本)を用意することに
よって、あきらめて何もしなくなる生徒集団に対してもやろうという気を起こさせること ができた。展開g見通しがきくということで、安心して取り組めるということである。そ れ以上にやりにくい班に存して蓼師は個別指導の対応がで」きるのである。
隼徒のリフレクションカードでは、
・やり方がよくわからなくてあまり進まなかった。自分の意早を言ったり一、他人の意見を 聞くことができたからよかった。人がそろっていなかったから意見に限りがあった。(班 の欠席が多かった)
・自分の意見は言えたけど、あまり版画まとまらなくて進まなかった。今度は反全員で話 し合いたいです。
・どういった提言をしたいかなどは、話し合うことができた。みんなも意見を出してくれ て会議はスムーズに運んだ。しかし、たまに話がそれてしまうことがあった。
・楽 オく真剣一にでき、たと思います。班の人だ.ちが自分の意見を出して進んでいきましたが、
後半は女子で進んでいったのかなと思いました。
・自分の役割を果たせたし、協力できたし、自分の意見をしっかり言えた。少し、遊んだ りだらけてしまうこともあった。
という意見があった。リフレクションカード記入の際に項目ごとにできたかどうかを班 員にサインをしてもらうことにしていたか、この記入の際自然と班全体であ振り返りがで きていた。ただし、担任教師ρ意識の差によって教師のアドバイるには大きな差ができて
いた。
次の時間のリフレクションカードでは、
・残りの7時間で発表まで、だと.り着けそうだと思一つた。コンセプト完成に時間がかかっ だけど。これからがんばっていけると思う。.
・今回はしっかりやることができたと思う。
・土日の間に「ポスターセッション」について完壁に調べてくる。次からもっと大事にな るから意見をしっかり言う。
・前回より協力できた。次もこの調子でがんばります。
などの意見がある一方で、やはり、話し合いがまとまらないという班もあった。これを 元!こ次の班長会で、教師の指導方針としてある程度のモデルを用意しなければならないと
感じた。、
126
地域に提言コンセフト(概念・中心ζ俗う観点・発想)
☆私たちのテーマは、
です。
☆問題点として
があります。
一☆その根拠1証拠として
があります。
☆私たちがする提言は、
です。
☆そのための対策として
があります。
そのために
を補足調査する必要があります。
組 番氏名(
地域に提言コンセマト(見本)
☆私たちのテーマは、
「西宮の福祉」〜バリアフリーについて〜
です。
☆私たちがする提言は、
幹細道路の歩道を広くじょラ
です。
☆その問題点と裏付けとして
西宮g幹線道路の歩道は大変狭い現状がありますJ面・駅†今共機関のバリヤフリーは進 んでいます。特に、田近野地区は福祉施設も多いのに、歩道が大変狭いです。また、歩道が 完備しているところでも自転車が止めてあった}して通りにくくなっています。。このことも 含めて、歩道を広くしたらいいのではないム・と思います。
があります。
☆そのための対策として
歩道を大きくして、地域のみんなで、自転車を置かないように呼びかける事が大切だと思い
ます。
また、市役所を通して、この問題についてしっかり話し合ってもらう事が大切だと思います。
みんなが、このことについて考えてもらえるように、ポスターを貼ったり、 呼びかけ隊 というボランティア活動したりしたいです。
そのために
田近野地.域幸はじめとする歩道の現状や今行われている市民の活動
を補足調査する必要があります。
☆私たちのメンバーは、
甲連 木村
酒向 高田
花井 久保
伴
組 番氏名(
128
見本を作ることによって、生徒はイメージができた。一部で班長以下数人だけが取り組 んでいたり、話し合いに参加できてなかったりした生徒もいた。
教師側では、期間巡視をしながら様子を見る教師もいたが、全く期間巡視をしない教師 もいて・取り組みに差が出ていた。
第3次1〜2時は計画書の作成である。【まず、班長会議を開きこれからの流れ、提言発 表までに手順をモデルとして示した。全9時間を当て計画をさせ、1時間ごとに何をすべ
きかを考えさせた。
第5〜6時
( )取看寿言 1 葭国書
組 班氏名(
テ マ
プヲ
ト セ○研究課題と方法・分担
課 題
具体的方法
主担当A西宮の諸問題とその原因を挙げ、
市長に対する提言を班で話し合い、
まとめる。
A西宮の諸問題に対する一提言をポ
スターセッションで発奉する。
B西宮の諸問題に対する提言一つ いて、自分たちが今始められること を班で話し合い計画書を作る。
C西宮の未来予想図を班で話し合い、
根拠を・2つ以上上げて発表する。
小課題 具体的方法 担当
提言原案作り 提言リ・ダー
ポスターセッションの調査、レクチャ
発表リーダー 一
諸問題.に対する補足調査の計画立
調査リーダー
案、データ収集
発表に必要な物や話し合いに必要
調達係 な物の調.達
リフレクションカードの配布、回収、
記録係
活動の記録
130
○予定
時
項 目 具体的内容
主担当1
2
3
4
5
.6
7
8
9
○課題認定
A西岸の諸問干とその原因を挙げ・市長に対する提言を班で話し合い・まとめる・
担任認定( )
。西宮の諸問題に対する提言をホスタ_セッションでふ表する。
担任認定.( ) 1=宮の諸問題に対する提言にっし、て 1分㌃ちが今始めら㌃ることを班で話し戸い計画書を作
担任率定( ) C西宮の未来予想図を班で話し合い、根拠を2つ以上上げて発表する。
担任認定( )
称号認定 ( .)の称号を与える。
(宮つ子マイスタ )取得富十匝国書
組 班氏名(
テ マ
.西宮の福祉
〜バリアフリーについて〜
コブ ・
ト 幹線導路の歩道を広くじょう
○研究課題と方法・分担
課 題
具体的方法
主担当A西官の諸問題とその原因を挙げ、市 レポート分析を表1こまとめる。
酒向・花井 長に対する提言を班で話し合い、まとめ 田近野地区の歩道を劇や。
(提言リーダI〕
る。 自転車の放置状況の調査
A西宮g諸問題に対する提言をホスタ ポスターセッションを調べる。. 木村
■セッションで発表する。 ポスターセッションの作成計画・役割分担を作る。 (発表リーダー〕
B西宮の.諸問題に対する提言につ≒、 現在の歩道拡張計画の調査と自転車放置状況の調査
吉田・久保 で、自分たちが今始められることを班で 地埣の活動調査
(班長)
話し合い計画書を作る。 広報;芦動の調合
C西宮の未来予想図を班で話し合い、 西宮のバリヤフリーの進捗状況調査 伴 根拠を2つ以上上げて発表する。 最新のバリアフリーの調査 (調査リーダー〕
小課題
具体的方一@
担当提言原案作り .レポート分析を表1こまとめる。 提言リーダ
原因、根拠のまとめ 一
ポスターセッションの調査、レクチャー ポスターセッションを調べる。 発表リーダ ポスターセッションの作成計画・役割分担を作る。 ,
諸問題に対する補足調査の計画立 田近野地区の歩道を測る。現在の歩道拡張計画の調査
調査リーダ 案、データ収集 と自転車放置状況の調査地域の活動調査
広報活動の調査自転車の放置状況の調査
I
発表1こ必要な物や話し合いに必要な物 模造紙、マジックの調達。メジ÷一の調達。
調達係 の調達
リフレクションカードの配布、回収、活動 会議録の作成整理。リフレクションカードの管理
記録係
の記録 活動の記録
(その他) (虹独自に必要な項目を書く)
(班長)
132
○予定
時 項 目
具体的内容
主担当・レポート分析 問題点、原因、要因、根拠を表にまとめる。狭い歩道と広い歩道を計測する。 酒向・高田
一1
歩道の駐輪状況など現在の工夫 自分たちが今始められることの根拠と計画の作成
(補足調査) 田近野地区の歩道を測る。現在の歩道拡張計画の調査と自転車放置状況の調査地域の活動調査 伴・高田 2
広報活動の調査自転車の放置状況の由査
・提言検討、話し合い 歩道を広/する理由と駐輪状況の証虹をどのよう11説明するか。
高田・久保 3
広/なったときのメリットは?未来予想図のコンセプトを決める。(最先端バリアフリー化計画)一
・」 言検討、話し合い 歩道を広くする理由と駐輪状況の証拠をどのよう1こ説明するか。 高田・久保 4
広くなったときのメリットは?未来予想図のコンセプトを決める。(最先端バリアフリー化計画〕
・提言検討、話し合い 歩道を広くする理由と駐輪状況の証拠をどのように説明するか。 高山・久保 5
広くなったときのメリットは?未来予想図のコンセプトを決める。(最先端バリアフリー化計画)
・ポスターセッションのレク ポスターセッションを調べる。 木村
6
チャー ポスターセッションの作成計画・役割分担を作る。
・ポスターセッションのサ 紙を分けて、どこに何をまとめるかを話し合う。 酒向・花井
7
ムネイル テーマと提言はレタリング
・ポスター作成一 サムネイルに基づいて作成 花井1
8
木村・田邊
9 ・発表準備、練習 役割分担をして相互に発表してみて互い■評価し合う。一 高田・酒向
○課題認定
・西宮の諸問題とその原因を挙げ、市長に対する提言を平で話し合い、まとφる。
担任認定(
A西宮の諸問題に対する提言をポスターセッションで発表する。
担任認定(
B西宮の諸問題に対する提言1こついて、自分たちが今始められることを班で話し合い計画書を作る。
担任認定(
C西宮の未来予想図を班で話し合い、根拠を2つ以上上げて発表する。
担任認定(
呼号認定 ( 一)の称号を与える。
モデルを作ることによって、班長はイメージができるようになる。発表までの見通しが できることで取り組みやすくなった。
以下が生徒の計画書である。
1営つ一
^マ何一
)喩掲書十ii:一1【う網 級跳(実測右ギ
腿1、榊iしデ、誰1陣ミこ「
◎i■寛調1■と方法・分,三
幕蔦康図を業
身体動秀銭Iゴj天竺三豊蔓頁層べき 州クμ=一津1姉ス竜ギれ 竜畿^㌣三,
主握業
市長に対する膿量を遂で8し合
まと絶る.
^画書のI1局■1二鮒る授■をポス 体成計画竜立て、考蔓琴篶穆{す乏
青木
.筆ツ竺棚卒
8竈富のI●lIII1−Iに対する獲量につ一、 双在の藺竜布の嚇杉1喜淋潟⑳調春
山口
8巨富のI■間1■に対㌻る提貫につ一、
ト、8分だちが今業絶られる二と書騎 ナ崎し合い数D○蛛各
双往の Sミ廻痩
g醐㈱瑚繋邸し合二、.棚銭歓つ以上上豚て業書する.
去 駈臥
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一 一 一 一
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t樹二如榊や跳1帥に必誠
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リフレクションカ・トの塗務、回収、活
ョの記録
.榊似糾コ 裂磁
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ウい帥・ 一・一一■■一■。三鍬⑪え
†一山一…一一
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治動⑪証多気.名き藁多象備竃亨艮
「F一^ 一… ■■一一
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}一⊥山」134
◎予是
ユ、調日ジ 一 貫域内書
1
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s妙わダー. ;一
手㍗ ■■一一一山 一 ]帖
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...1b.跳
班長によって取り組みの差は開くが各担任が適切に指導する余裕ができた。後に班長に振 り返りをきちんとさせるためにも話し合いが行われることに会議録を書かせた。
リフレクションカードでは、
・後数時間しかないけどその数時間で自分の課題がわかった。
・発表までの行程がよくわかったし、班に協力できた。
・班長がしっかり動いてくれて予定はちゃんと決まった。協力できたと思う。
・予定を立てることができたのでこれから忙しくなってくると思います。ですが、この班 なら何とかやってい1才そうな気がします。これからもっとがんぱっていきます。
・前の時に任された課題をしっかり果たすことができた。自分たちが調べることを深く考 えて話し合いができたからよかった。
・補足調査に行かないとい一 ッないことがわかった。発表まで時間が足りないのに自分の班 は遅れている気がした。次の時間までには、家で何をしてくるべ一きか.を考えてこようと 思う。
」という意見がある一方で、
・全然できなかったです。やろうとしている人としてい」ない人の差が激しいので、次.から は班全員で協力できるようにしたいです。
とい.うような振り返りもあった。やはり、同級生ということもあ.り、班長のリーダーシッ プは発揮しにくい部分はある。各教師のフォ・ローが重要である。.
7〜1−5時は、班活動の時間である。計画書に基づい一でまずレポート分析を行った。
提言のための分析シートを三種類作成し、一番使いやすいもので分析していくよ.うに班長 会で指示した。同時に、各班の提言リーダーにも同じように指導した。班皐が全体を把握
し、提言リーダー牟流れを作っていく形となった。
以下が、分析シートである。
136
第7〜9時
提言のだω②分析シト1
☆私たちのテーマの問題点は
です。
☆なぜなら
と言う理由です。
☆その根拠・証拠として
があります。
☆データには
があります。
☆この問題点を解決するために
と言うことが必要です。
そのため新たに、
と言うデータが必要です。
組 番氏名(
提言◎たω②分桁シ
ト (,)○西宮の問題点
☆問題点についての自分のイメージはこんな感じです。
☆一言で問題点をあらわすとこんな風にいえます。
☆絵で描くとこんな感じです。
☆みんなと話し合うとこんな意見が聞けました。
☆データを見るとこんな事に気付きました。
☆表をグラフにしたらこんな事に気付きました。
☆レポー一トでは、こんな解決方法が書いてありました。
☆これを実行する問題点はこんな事があげられます。
☆.みんなの意見や新たなデータからこんな事がわかりました。
☆提言のキーワードは次の通りです。(3つ)
138
提言のだω②分析シ
ト (2)○西宮の問題点
問題点1こついての自分のイメージはこんな感じです。 みんなと話し合うとこんな意見が聞けました
@ ㌔
一言で問題点をあらわすとこんな且にいえます。 データを見るとこんな事1こ気付きました口
絵で描くとこんな飢です。 表をグラフ1こしたらこんな事に気付きました。
レポートで1ま、こんな解決方法が書いてあリました。
」二」
こ机を実行する問題点1士こんな事があげられます みんなの意見や新たなテータからこんな事がわかリました。
今
提言のキーワードは表の通リ1ミす口(3つ〕
提言0握ω②分桁シトl11
○提言までの構造図を書く
(例)
行政の環境対策 環境に優しい街づくり
3Rの活動
空きかん拾いの運動
環境学習都市
エコファミリー、アースレンジャーの 活動
空きかんを拾って生計を立て
る人々
この分析シートで、一番生徒がわかりやすく使いやすいという意見が多かったのが、分 析シートのIlである。構造化している分析シートIlは 何を書いたらいいのかわからない
という意見が多かった。順番に考えていく方がわかりやすいということと複眼的に考える のは苦手であるといえる。以下は生徒の分析シートである。
140
(惚冒の開場虚 i服洲舳山
棚眺㈱払M
一餉ムー
・砒舳. 凹r 扇蘂L++
提意碗お㈱締 令切
(湖邊軸冒露点
出養礎伽ん鯉蛙重県.. II ■■ 一一一一一一山 出 一[ 」0I 一一1IIII…^ 一一一一一一一I一一一
、i■一 II=一 I一
瞬榊撒㈹舳 岬
__一….・=@ 一J
㎜州・棚脚.。饅 一一一一
分析.においては、分析シート皿(1)の方が使いやすいという意見が多かった。いろん な角度からみるとIいうことは難しく、順を追って考える方が考えやすいようである。 何を 書けばいいのですか という質問が多く聞かれた。
リフレクションカードからは、
・資料がたくさんあったので、順序よく進んでよかったです。
・前より参加でいました。次々と進んでいくのが楽しいので、次が楽しみです。
・どこを調べたら良いかの見通しがついた。意見がたくさん出て良かった。
・今回は班全体でまとまってはなせた。みんながたくさん意見を出してくれて良かった。
・前よりはみんなで話し合えた。男子ががんばって計算をしてくれた。次はもっと資料を 持ってきたいと思います。
という意見がある一芳で、あまり進まなかったなどの意見も出てきた。見通しをつけられ るように支援する必要がある。
この後は、班での活動で進んでいくことになるが、発表できるように仕上げていく過程 で、新たな課題を見つける斑もあった。
・ポスターセッションの下書きができたのですが、途中で西宮市と他の市の現状を比較し てみようということになりました。
この班は早速手分けして調査に入り、発表に盛り込んでいくことになった。こうして順調 に進んでいく班があるが、どうしていいのかがわからない斑もあり、ポスターセッション については、発表リーダーを集めてモデルを示した。しかし、そのままやろうとして こ こには何を書くのですか というような質問が出たりして自分のものにはなり得なかった。
クラス別の発表会には、評価表を配布して発表を聞かせた。以下が評価表である。
地域に提言」発表会評価表
言平{面0)名見点 清点
①ポスターセッションの発表1ま適切でわかりやすかったですか
4
発表態度②班員が協力して発表していましたか
4
①・テーマ設定理由をはっきりしていましたか?
4
調査内容 ③テーマについて十分調査した内容でしたか?4
④提言の根拠となる表やグラフが示されていましたか?
4
合 言十 20
※4点大変良い 3点よい 2点やや不十分 1点不十分 0点よくない
B提言の発表で自分もやってみようという気になりましたか 3
課題B,C
C提言の発表は西宮をよくすると感じられましたか
3
※3点よい(その気1:なる、感じられる)2点音通(発表者の意図は伝わった〕1点悪い(発表者の意図が伝わらない)
142
班の人に感想やメッセージを送ろう
生徒は、発表の仕方を中心に見ている傾向があったが、内容については、感想メッセー ジの欄でコメントがあった。
続いて代表が各クラスを回って発表する準備に入った。同時にB4サイズにまとめさせ掲 示した。これもモデルを作り作成させた。要約を英語で書かせた。
ふるさζ創生 地域に提言発表会(見本)
〜私違②調べ忘事〜
題名 メンバー
表題を分かりやすく書く メンバー全員の名前を書く
☆Summary(要約)
≡英≡言尽てミニ書=く
r西宮には〜の問題点があります。」r私たちは〜することで解決できると提言します」
このような形で英訳して書く
西宮市はリ†イクルがあまり行われ七いないことが問題点です。
デポジット制を取ればよいと提言します。
:lll:業1∴1∴lllll11線11二1∵㎞㏄㎞
☆私たちのテーマは
一ラF マと一ラF
マ設定の理由を書く
☆問題点とその根拠
問題点を根拠を挙げて書く。
☆私たちの提言とその根拠
提言を根拠を示して書く 図示したりしてもキい
☆感想とこれから自分たちがやっていこうム思う一事
全員の感想と自分がやっていきたいことを書く。
実際に取り組ませると、英語による要約は、できる生徒ぽ自分で簡単な日本文に直し、
中学生程度の英語に直していたが、できない生徒は、インターネットの自動翻訳機を使っ たりALTに訳し十もらったりしていた。この時に、できるだけ自分たちで訳せるように簡 単な文に直そうという場面がみられ、短い文でわかりやすく書こうという努力がみられた。
144
一方・で、興味がでたのか全文を英訳した斑もあった。
蟻裏書窪包顧工壁一難姜塑鐡菱義嚢富馨嚢嚢蔓嚢妻 〜暑色譲産笏裏書ぺ鰺望竃〜
1雛 1_魚掌クニ呪タグ皇勘笠工弘・て、.
!純鴻肺良 砧冒姉 》修晦姶 胴 奴涼メ勅苗鋼砕廿
爾㍗㌧㌻耐.竺㍗㌧手1竺竺ヴ.芒坐ゴ午批.r竺 啄
1酵鳩叙一パ/附岬て一で鳴 .∵
≡鮮鴨・脇裾紐伽梢倫似う帆 。 i
L ___」.、慧豪血ク2弼題成廷 茎ん蜜工婁蓉ヱえ重1コ曲 _. _ .川」
三・誰戻.四種1璽二............川...…、....、_一、 .._、一 _ .、、.. 、..
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1根拠 一 1
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一1無稽と、これから自分たちが やっていこうと恩鴻
一ふるさと副生一地域に提官曇事会
__ 〜紙運⑦2■べた構〜
1脇1ルニ.,{・、、甘、、ハ、=、㍗ツ∫。1。。1。しい.フ!l、。エバ/1パ、、、・i一,。い
十 ヒlj二.1(1〕・㌧㌧坐坐グ1竺坐二=二二9坐二L二j二一二ニニ ㌧灯・・1Il//−1・・
曲Su蛆1冊。一・y一 ̀一義一病〕
llll㌧∵、ソ1、㌦ご㌦∴ト仏∵;ζ1 ぴ、γ;哩.!二ご.;ン、∴;二∵■㍍、、∵;:1㍗㌫
1二1州・出血・レ、寸冊ヒ、一り1ミー虫〆{、廿,、三、メ畑、、一、,、.、川。阯沽。.、。、、■、叫、、,/,、』。。1王.
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。⊥舳.寸 1舳W 舳 いn〃十^帆i加・1
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舳・ぢ・・ノ1;・』舳㌧
☆私たちの捷一宮とその櫨拠
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( 引り㍗弓七州 一1,ギncギ州
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一9州。
次^パ σn .州α』・t^叶バz嘗■
.」
(; 仙・・{ゲ 〜㍗pピ・{伽㌻』舳w。』。川寸訊、、、、、田阯、。』。、、、且αノ
一しけ1;ゼヒーソ 言(』亡1}1∫.
rべ 川/ c』T1一十〇ト ■on.一十
☆雇鯉とこれから自分たちがやっていこうと鯉ラ高
「■■ ■
王山・佃r・伽吐い吋・舳1川〜旧1・・州一メ・Ml
o1一一・1耳 U一{{=ヒ.
舳†け 小 {以ア h・げ∫肘/
■ ■ ■ ■ o ■ 」 一
〇.〔 」一1no.バ^引r;之。− hμ1・畑r/小レlo・」1=i o r定
」.」
全体での発表は、 クラスを回る形で行われた。
146
単元全体のリフレクションカードの内容は次の通り。(一クラス分をまとめた。)
地。に提8発表会〜掘 1遍 Iシ ト〜
1. 提…を決めるまでに工夫したか
( 4, 3. 2. 1 )
集計1
ノ。一3%2
0%
※どんなことか?
・データ収集・分析、グラフ化、
・〜だから〜したらいいということを考えて決めていった。
・聞く立場になってやった。
2, 発表で頑張ったことや工夫したか ( 4, 3, 2. 1 )
集計
2・:.芋榊
※どんなことか?
・聞きやすいようにした
・できるだけ現行を見ずに発表
・クイズを作った
・指し棒を作った。
・現地に行って写真を撮った。
・文字の強調、レタリング