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平成23年12月2日 福祉教育常任委員会|入間市公式ホームページ

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(1)

招集期日 平成23年12月2日(金曜日)

招集場所 入間市庁舎(B棟)5階第3委員会室

開 会 12月2日(金曜日)午前 9時28分

閉 会 12月2日(金曜日)午後 0時02分

出席委員 委 員 長 永 澤 美恵子 副委員長 小 島 清 人 委 員 小 出 亘 委 員 安 道 佳 子 委 員 堤 利 夫 委 員 宮 岡 幸 江 委 員 宮 岡 治 郎

欠席委員 な し

説明のため出席した職員 市民部長 福祉部長 健康福祉センター所長 教育総務部長 生涯学習部長 関係職員

(2)

△ 開会及び開議の宣告(午前 9時28分)

委員長 ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達しておりますので、これより福祉教育 常任委員会を開会いたします。

直ちに本日の会議を開きます。

△ 議事

委員長 これより議事に入ります。

当委員会に付託されました案件は、条例3件、補正予算1件の計4件であります。

審査の日程につきましては、既にご配付のとおり本日1日といたしたいと思いますが、ご 異議ありませんか。

〔(異議なし)と言う人あり〕 委員長 ご異議なしと認めます。

よって、審査の日程は、本日1日とすることに決定いたしました。

次に、議案審査の順序につきましては、既にご配付のとおり、議案第91号、92号、93号の 条例、次に議案第100号の補正予算の順で行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。

〔(異議なし)と言う人あり〕 委員長 ご異議なしと認めます。

よって、審査の順序はただいま朗読した順で行います。 ここで、関係者以外の退席を求めます。

〔関係者以外退席〕 委員長 ここで休憩いたします。

午前 9時29分 休憩

午前 9時30分 再開 委員長 会議を再開いたします。

△ 議案上程

議案第91号 入間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

委員長 議案第91号 入間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。

提案理由について、執行部の説明を求めます。 提案理由の説明

(3)

きまして提案の理由を申し上げます。

平成23年3月の地方税法施行令の一部改正に伴いまして、国民健康保険税の法定賦課限度 額が医療給付分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分とも改定されたところでございます。 現在国民健康保険の運営は高齢者や無職者など比較的保険税の負担能力の低い被保険者が多 いといった構造的な問題を抱えておりまして、収納率の向上であるとか医療費の適正化など に努めておるところでございますが、非常に厳しい財政状況でございます。また、当市の賦 課限度額を見ますと県内40市の中でも賦課限度額が最も低くなっております。このため、入 間市国民健康保険税条例においても地方税法施行令の改正の趣旨を踏まえて賦課限度額の見 直しを行いたいものでございます。これによりまして、医療給付分、現行の41万円を51万円 に、後期高齢者支援金等分、現行の11万円を14万円に、介護納付金分、現行の7万円を12万 円とし、それぞれ法定賦課限度額と同額にしたいものでございます。

なお、この条例は平成24年4月1日から施行したいものでございます。

以上で提案の理由の説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げ ます。

委員長 これより質疑に入ります。

安道委員 それでは、総括質疑でも何点かお聞きしたのですが、答えていただけていなかった点など もありますので、改めてお聞きします。

今説明にもありましたけれども、限度額を引き上げるということで18万円の引き上げとい うふうなことになりますけれども、大幅引き上げ、今県内では今まで低い水準で来たけれど もというふうなことでしたが、今回の引き上げでは県内でむしろ一番高い位置に来るのでは ないかと思うのですが、市民生活への影響についてこの限度額が大幅引き上げとなることで 対象となる方々への影響をどのようにとらえているのか。

それから、総括質疑のときに広域化を見据えたときに今のうちにこの点は引き上げておい たほうがいいという判断というふうなお話がありました。広域化した場合に、保険料は引き 上がっていくであろうという見込みだというふうな答弁があったかと思います。すると、広 域化されるとなぜ保険料が引き上がることになるのか、その点についてもお聞きしたいと思 います。

それから、収納率のほうで所得階層別を答えて…… 委員長 済みません。一問一答でお願いします。

では、今ちょっと2つあったのですけれども、今の2点についてはよろしいですか。 保険年金課長 おはようございます。よろしくお願いします。まず、影響についてということですが、

(4)

割合では2.0パーセント、同じく介護納付金では288世帯、割合で申し上げますと全体の1.1パ ーセントということの世帯の方がまず影響を受けるということでございます。

それで、ここで先ほど委員さんが申し上げましたように、広域化を見据えた保険料の引き 上げということで部長答弁があったと思うのですが、まず第一にうちのほうで今回の引き上 げの改正の趣旨といたしましては大きく3点ございます。まず、1点目といたしまして、国 保の保険事業は確かに構造的な問題によりまして、少子高齢化に伴う医療費が多くかかると いうことは当然、これは歳出の面でございます。また、それと反対に歳入の面で申しますと、 やはり社会保険から離脱した方が国保に参入、または年金受給者等によりまして比較的所得 の低い方が対象でございます。当然今回、昨今の経済状況を見ますと非常に厳しい経済状況 が続いておりますので、国保税に対しましては収納率は上がっても全体的な収納額について は低くなっているような傾向にございます。以上のことから、極めて厳しい財政の運営を強 いられているということが第1の目的でございます。

それで、第2点目といたしましては、先ほど申しましたように当市の賦課限度額は県内40市 中最低でございます。他の市町村を見ますと、これは平成23年11月18日現在でうちのほうで 県内の全市町村を対象にとらえた数字でございますが、まず40市中改定する市町村、これは 平成24年度になりますが、40市中8市が改定、そのうち法定限度額までの改正が6市、法定 限度額より1万円低く改正するところが2市ということでございます。その他現在改定を検 討中ということが17市でございます。それから、町村のほうを見ますと、24町村ございます が、既に法定限度額まで改定している町村が14町村でございます。これは、もう専決処分等 の処理によりまして、平成24年度当初から上げているという町村でございます。それから、 法定までの改定予定が2ということで、その他今現在検討中が8ということになっておりま す。以上のことから、県内の動向を見ましてもほとんどの市が法定限度額に引き上げるとい う形でございます。それは、特に埼玉県で平成22年12月に埼玉県市町村国保広域化等支援方 針の策定が行われました。これによりまして、賦課限度額の速やかな引き上げを目指すとい うことがうたわれておりまして、適宜限度額の引き上げを各市内の市町村が行っている状況 でございます。

(5)

以上3点から、今回この議案を諮ったものでございます。 以上でございます。

安道委員 そうしますと、今3点お聞きしたわけですけれども、今の説明の中で平成22年度、国保の 広域化に向けた県内全域での協議会の中で限度額を速やかに引き上げるようにというふうな 方向性が示され、それを受けてのことであるというふうなことの説明が今あったかと思いま すけれども、そういう側面もあるということですよね、そうしますと。

保険年金課長 一因としてはあります。それは、県内でほとんどの市町村が合意のもとでつくって埼 玉県が作成した埼玉県市町村広域化等支援方針の策定の中にうたわれておりますので、それ も一因とは思っております。ただし、主たるあれは先ほど申しました厳しい財政状況という ことでございます。

安道委員 そうしましたら、今の中で所得が中程度以上の方々が対象になってくるだろうというふう なことで、税負担の公平性もあるというふうなことが今あったのですが、この間収納率のこ とでお聞きしたときに所得階層別の数字は示していただいたのですけれども、ここ数年の収 納率の動向という点では、市の収納率の動向はどのようになっていますでしょうか。

保険年金課長 ここ3年間の国保の収納率については、年々ポイント数は上がっております。収納率 につきましては。それで、ことしも西部11市ですか、そこで3位、3番目まで上がっており ます。去年が4番目、その前の年が多分5番目だったということで1段階ずつ上がっており まして、収納率については当市におきましては一応努力して、そのかいがあって収納率が上 がっているというふうには解釈しております。

安道委員 大変努力していただいているということはいつもこちらのほうでも感謝しますけれども、 数字で言うとどういうふうになっていますか。

保険年金課長 申し上げます。

平成21年度から申します。平成21年度、現年度課税88.52パーセント、22年度89.20パーセ ント、0.68ポイント上昇をしております。

安道委員 でも、やはり収納率はなかなか厳しい状況かなというふうに見られますよね。今回の限度 額引き上げによって、収納率への影響というのはどのようにとらえていますでしょうか。 保険年金課長 収納率のほうを分析いたしまして、高額所得者の部類に入りますと最終的にはほとん

ど100パーセントに近い数字で入ってくるということで推測はしております。ただ、現年度 に納められないとそれが滞納繰り越し分になりますけれども、いずれそのお金を皆さん納め ていただけるという形でほぼ、現年で申しますと約98パーセント前後でございます。

(6)

険税の改定とあわせて検討していくというふうなことがあったかと思います。今回今まで4 割、6割でずっと来ているわけですけれども、7割、5割、2割へというふうに減免を移行 させていくことが保険税の改定とセットで検討するのだというふうなことがあったかと思い ますが、こちらのほうはどのようにそうしますと今回検討されることになっているのか、そ の点についてももう一度改めてお聞きします。

保険年金課長 今現在入間市は6、4軽減を採用しております。それで、県内では確かに7、5、2 軽減を用いている市町村もかなりふえてきました。それで、そのところでひとつ状況のほう をお話ししたいのですが、この軽減措置というのは応益割に対する、均等割、平等割に対す る軽減措置でございます。それで、入間市は当然平等割、均等割につきましても県内で最低 の金額でございます。それに対して、うちのほうは6割、4割軽減を行っているのですが、 例えば一例を申しますとうちのほうは8,000円のところ、2万円のところがあります。そこ が7割軽減しても6,000円。それで、うちのほうは8,000円を6割軽減しても3,200円と。も ともと基本となる数字が低い数字でございます。まず、それが1点。

それと、あと先ほど申し上げましたように、広域化というのはこの策定のもとによります と最終的には国の一元化を目指すものでございますが、その前段として県内の統一を目指す ということが一つの大きな方針でございます。その中で今回まず県内を統一するためには、 現在賦課方式が4方式の市町村がかなりの数を占めております。その中で、まず2方式に移 行するということがとりあえずの目標でございます。その中でこれからいろいろ調査とか調 整、それから他市町村の動向、県の指導、国の指導等を見ていくわけですが、その中で2方 式に検討する時期にもう既に入っておりますので、その時点でうちのほうは先ほど言いまし たように割合6、4は応益割の分ではかなり低いので、その時期に見合わせて検討していき たいと考えております。なおかつ今回の限度額の改正によります方々につきましては、6割、 4割軽減については一切影響を受けないということでございます。

以上でございます。

安道委員 そうしますと、県下では既に7、5、2に移行している自治体もふえているというふうな 今話がありましたけれども、そうすると広域化となってくるといろいろ中が変わってくるの かなというふうなことで今お話がありました。4方式から2方式へと。この減免についても 移行するというふうな流れなのか、その辺はちょっとよくわからなかったのですけれども、 そうしますといずれにしても7、5、2へと移行していくということですか。減免について は今後。

(7)

っているところがあわせて7、5、2のほうの移行に持っていく市町村も多いということを 聞いておりますので、ですから単に7、5、2をいきなりするのではなく、うちのほうで結 局もともとの応益割が低いので、そのところはひとつ理解していただきたいと思います。 安道委員 入間は県下でも低く抑えてきたという、そこのところは認識しているところです。ただ、

そうなのですけれども、国保については全体として、しかしやっぱり重たいというのが国保 世帯の実感なのです。ですから、もちろん市に努力していただいていて、それはわかるので すけれども、でもやっぱり生活している皆さんにとっては国保は高い、重たいと、病院にも なかなかかかるのもままならないというのが実態だと思います。なので、市の一般会計から も繰り入れていただいてここまで努力して、収納率向上にもすごく努めてと対応もしていた だいているわけですけれども、根本は今国のほうの制度改革に根本原因があるのかなと思う のです、やっぱり。そういった点では、今回の広域化でどんなふうにさらに私たちに影響し てくるのか、その点についてはどういうふうにとらえているのか、どういうふうに市として もこの広域化に向かって県、国にアクションをかけていくのか、その点についてはどのよう にとらえているのかお聞きします。

保険年金課長 確かに先ほど申しましたように、国保の事業については県内市町村として非常に厳し い状況にあると思います。それで、広域化になりますと当然県内で税率等が統一されます。 それで、統一されると同時に医療を受ける環境等もいろいろ整備する必要があると思います。 その中でうちのほうといたしまして、国保の事業は一般会計、本来は税と国保、県等の負担 金等によって賄われるべきなのですが、それでも足りない分については一般会計繰入金とい うことでお願いしております。これについては、どこの市町村も同じでございます。それで、 とりあえず国保の広域化は本当にまだ案で示されている程度の未定なところがあるのです が、各市町村で危惧していることは、これは市町村会でもそうだし、国保連合会のほうを通 して国保運営協議会を通しても同じ危惧をしているのは、今までどおりの国庫負担、県負担 の割合だとやはり非常に厳しい状況がこれからも引き続き続くだろうということで、総括の ときに部長も答弁をしましたように、埼玉県国保運営協議会を通じまして国庫負担割合の引 き上げにつきまして63市町村で国のほうに要望書を提出しております。これから広域化に向 かって話し合いとかいろいろ国の財政措置等がとられると思いますが、その点についてはで きる限りうちのほうも要望してまいりたいと思っております。

(8)

会はあったのかなと思うのです。18万円を一挙に上げるというよりも、そこで一度見直しと いうことはなぜされなかったのか、そこら辺をちょっとお聞きしたいのですけれども。 保険年金課長 確かに平成20年度の医療制度改革を見据えて、国では3万円、1万円、4万円ですか、

大幅に引き上げを順次行っております。その都度機会はあったと思います。それで、当初医 療制度改革が始まる前、平成18年度、平成19年度にかけまして国保運営協議会のほうにおい ても協議をいただいたわけなのですが、当面入間市は医療給付分と後期高齢者支援金等分の 賦課限度額というのを振り分けたという形で終わっております。介護納付金分についてはそ のままという形になっています。それで、以後決算状況を見て今後調整していきましょうと いうことが議事録にも書いてあります。それで、その中で平成20年度の医療制度改革におき ましては、その医療制度の改革によって各市町村がある程度財政的な余裕ができるのではな いだろうかという国の試算がございまして、それを見きわめようという形になっておりまし た。確かに前期高齢者交付金等を申し上げますと2年後に精算がありますので、平成22年度 につきましてはぼんと入ってきました。確かに前期高齢者交付金が。ただし、これがもう恒 久的に大体その数字で推移していきますと、やはり今現在も厳しい状況でございますから、 同じようにまた厳しい状況が続くと思います。その観点からも今回とりあえず限度額のほう の改定の見直しという形でご協議させていただきまして、運営協議会のほうでも法定限度額、 それは各市町村上げているので、そういう改正の見直しが必要というお答えをいただきまし て、今回もそういう方向でいったわけでございます。

(9)

形で新たに制度ができたり、いろいろそういう状況だったもので、それが今回までに来てし まったという経緯のことは確かでございます。

それと、あと一般会計繰入金の推移なのですが、特殊事情で平成22年度はちょっとありま したけれども、大体平成19、20、21年度は14億5,000万円ということで、11億円のときもあ ったのですが、かなりその点で推移しているので、うちのほうも収納率の努力とか保険事業 の充実を図りまして、それで歳入歳出ともに歳入はふやし、歳出のほうは抑えようという努 力をして乗り切っていこうということでやってきたわけですが、今回こういう改正のほうを お願いしたいということでございます。

堤委員 まず、今回77万円まで引き上げるということなのですけれども、過去の限度額の推移とい うのですか、現行59万円までになった過去の流れというのをちょっと教えてもらえますか。 保険年金課長 限度額の推移の過去の経緯ということでお答えいたします。

では、昭和57年度を申し上げますと、昭和57年度の法定限度額が27万円に対して入間市は 27万円でした。それから以後、ずっと法定限度額に合わせまして、最終的には平成4年まで 法定限度額46万円に対し、うちのほうの限度額が46万円、ここまではすべて同じでした。そ の後平成5年から法定限度額が50万円になりまして、当市では46万円でございました。平成 9年まで。それから、平成10年からになりますが、平成10年の法定限度額が53万円、それに 対し入間市の賦課限度額は52万円ということで1万円の差でございました。この平成10年か ら平成18年まで53万円に対し52万円ということで、この間約9年間は法定限度額に対して1 万円低い推移でしたということです。平成19年度に入りまして、法定限度額が56万円に対し、 当市が52万円ということで4万円の差ができました。それから、以後平成20年、平成21年、 平成22年におきましてはそれぞれ国のほうが法定賦課限度額を上げまして、医療給付分につ きましては平成20年に47万円に対して41万円、平成22年度は50万円に対して41万円、平成23年 度は51万円に対して41万円ということで、医療給付分だけで10万円の差がついたという経緯 でございます。あと後期高齢者支援金等分につきましては平成20年度からの制度でございま すが、これにつきましても今現在法定賦課限度額14万円に対し当市は11万円、介護納付金分 につきましては法定賦課限度額12万円に対し、当市は7万円という状況でございます。 堤委員 そうしますと、国が限度額を50万円、51万円にしたころに入間市としては41万円という10万

円の要するに国よりも低い限度額を採用したということなのですけれども、この一番大きな 理由というのはどういうことですか。

(10)

医療制度にいく方々につきましては、やはり75歳以上がすべて抜けてしまうわけですからそ の方の、また別個の医療制度になりましたので、国保の財政状況と国のほうの考え方で法定 限度額を引き上げていったと。それと、健保協会等の例を見ますと限度額自体がかなり国保 とかけ離れて大きな賦課限度額になっておりますので、その差をだんだん縮めていこうとい う国の考え方があったのではないかと思っております。

堤委員 そうではないのです。国が医療費分として限度額を51万円まで要するに賦課してもいいで すよということでしょう。要するに徴収してもいいと。そういう国の考え方と入間市は、い や、そこまでは拡大しませんよ、41万円で抑えますよという。それは、どういう理由で41万 円に抑えたのかということをお聞きしたのです。だから、国の考えていることと入間市の考 えていることと10万円の差異があるわけでしょう。その差異を設けたというのは、どういう 理由でそういうふうにしたのかということ。

保険年金課長 先ほど申しましたように、結局うちのほうの財政状況で法定限度額まで上げなくても 一般会計繰入金である程度は賄っていただいて、あとは収納率の向上とか、医療費の適正化 に力を入れてできる限り被保険者の負担を低くしようという考えで現在に至っているわけな のですが、ただ現在の状況を見ますと非常に厳しい状況にあること、先ほど申しましたよう にそういうことも勘案いたしまして、今回法定限度額までの引き上げをお願いしたいという ことでございます。

堤委員 入間市の考え方としては、要するに限度額を上げることによって被保険者の負担がふえる と、ふえる分をしっかり過度な負担をさせないように一般会計からの補てんでやってきたと いうことでしょう。基本的には。すると、今回国で言う限度額いっぱいまで採用するという ことは、今まで入間市がやってきた考え方を要するに根本的に改めると、ある意味では方針 転換という、そういうとらえ方でいいのか。

保険年金課長 方針転換とかそういう意味合いではないのですが、最終的には今現在の状況を見てい ただくと国保事業というのは医療費にかかる分を保険税、皆さんの被保険者からいただく受 益者負担金という形で受けるのと、国、県等からの補助金、交付金等によって本来はそれで 賄うべきものであると思います。その中で歳入歳出のバランスを図る上で不足する分につい ては一般会計繰入金でお願いしているのが現状でございます。これはどこの市町村も同じで す。ただ、その一般会計の繰入金を際限なくいただくわけにはいきません。であれば受益者 負担金である、当然税率、均等割、平等割、それから限度額の見直しが必要になります。当 面今回のお願いは、限度額の改正をお願いしたいということで上程をしたわけでございます。 堤委員 ちょっと意味がよくわからないのだけれども、要するに一般会計で際限なく支出していく

(11)

から、ある意味では方針転換ですよね。という見方ができると思います。税法上では、例え ば所得にかかる最高税率が決まっていますよね。これは最高税率を今採用していますか。 保険年金課長 国保特別会計は税率、均等割、平等割、あと資産割につきましては各市町村の条例で

制定するものでございます。ですから、その上限とかそういうのは一切ないというふうに解 釈しております。

堤委員 地方税法でこれ以上の税率をかけてはいけませんという最高税率があるでしょう。

保険年金課長 済みません、勉強不足でそこはちょっとわからないのですが、ただ税率自体を見まし ても各市町村もばらばらでございます。それで、税率から申しますと入間市は最低であり、 平等割、均等割につきましても最低であるということでございます。それで、先ほども何回 も申しましたが、結局保険事業を推移していくためには当然皆さんの被保険者の受益者負担 金と国、県からの補助金、負担金をもとに運営しなければどうにもなりません。医療費にか かるものがほとんど、98パーセントの支払いですから。ですから、それに見合った税率をか けるというのが目的税でありますから、それに合わせた、その歳入を見込める金額に最終的 にはその税率から平等割、均等割を課税するというのが原則だと思います。ただし、入間市 はいろいろな先ほどの状況から申し上げまして、こういう状況でございますので、被保険者 等になるべくご負担をかけないという形で今現在は県内で見ますと最低の税率、均等割、平 等割になっております。限度額もそうでした。

堤委員 税法上たしかこれ以上の税率をかけてはいけませんという上限があるはずです。それ以下 の税率であれば市町村の条例で定めるということになっている。国で税法上定めた税率以上 の税率をかけてはいけませんという、そういう約束になっていると思います。ですから、そ の上限の範囲であれば市町村の判断で、例えば2.5パーセントが仮に上限だとしますとその 範囲の中で税率を掛けることは自由と、そういう解釈だと私は理解しているのですけれども、 これは後でまた確認しますけれども、現在所得にかかる税率というのは何パーセントですか。 保険年金課長 まず、所得割額でございますが、医療給付分が5.5パーセント、後期高齢者支援金等

分が1.5パーセント、介護納付金分が0.8パーセントでございます。それから、資産割が、こ れは医療給付分だけにかかりますが40パーセント、それから均等割でございますが、医療給 付分が8,000円、後期高齢者支援金等分が3,000円、介護納付金分が1万円、あと世帯割とい って平等割なのですが、これが1万2,000円になっております。

以上です。

堤委員 この医療給付分にかかる税率ですよね、5.5パーセント。この数字は税法上上限の数字な のか、それともこの数字そのものが市町村単独で例えば10パーセントでもいいのか、20パー セントでもいいのか。そういう話ではないと思います。

(12)

すが、他市町村を見ますと例えばさいたま市が医療給付分につきましては7.49パーセント、 それから川越が7.35パーセント、所沢が6.5パーセント、それからもろもろ深谷が8.2パーセ ント、最高を見ましても8.2パーセントが最高ですか……草加が8.4パーセントが最高の税率 でございます。それに対し、入間市は5.5パーセントでございます。それで、先ほど言いま したように目的税ですから、先ほど国保の運営ができる範囲内での税率に当然なりますので、 これが極端に10パーセントとか12パーセントという税率は多分あり得ないということでは解 釈しております。

堤委員 それでは、今現在国保の負担割合というのは幾らぐらいなのですか。 保険年金課長 国庫負担金の割合という形でよろしいでしょうか。

〔(はい)と言う人あり〕

保険年金課長 平成22年度の決算状況の数字から申し上げます。国庫負担金の割合は、歳入総額に対 しまして歳入総額が約153億2,400万円でございます。それに対し国庫負担金は約33億7,000万 円でございまして、約22パーセントを占めております。

堤委員 その22パーセントという数字は、これは各年度一緒ですよね。要するにどんなに医療費が 上がっても国で負担する割合は22パーセントですよという、そういうことですよね。これが 毎年、例えば25パーセントになったり30パーセントになったりという数字ではないですよね、 これは。

保険年金課長 確かに委員さんがおっしゃるとおり、この国庫負担金の中には、県もその下にあるの ですが、国庫負担金に関しましては俗に言う財政調整交付金、それから医療費の一般被保険 者に対する定率国庫負担金、その2種類がございます。それで、財政調整交付金というのは 保険者が負担する医療費に対して約9パーセント、簡単に申し上げますと9パーセントの調 整交付金が出ます。それと定率国庫負担金、それは一般被保険者の医療費に対する34パーセ ントが国の負担金ということでおおむね入ってきます。ですから、当然医療費の動向によっ てその金額は毎年変わると思いますが、ただ金額自体がもう100億近くの医療費がかかって おりますので、この定率的な34パーセント、9パーセントを掛けた数字ですから、ほぼ大体 同じような金額になるのは確かだと思います。ただ、その定率の負担率を掛けた数字になり ますので、まるっきり同じ数字ではないとは思います。

以上でございます。

(13)

進めている制度ですから、根本的に構造的な問題からすれば国がもっともっと出さなければ ならないものなのです。国が定率で国庫負担をやっているものだから、医療費が上がれば上 がった分、要するに市にもしわ寄せが来るし、被保険者にも影響が出てくる。だけれども、 保険者の税率を要するに変えない限りは被保険者の負担というのはそうふえてこないですよ ね。急激にふえた分を要するに一般会計で補わなければいけないという、こういう仕組み上 のものがあるので、国保連合会で国に要望した国からの回答というのはどういう回答なので しょう。

保険年金課長 ことしも10月の終わりから11月にかけて国会議事堂関係、いろんな議員さん、代表者 のところに行ったわけなのですが、その回答については今現在はございません。ただ、今予 算編成をしている中でいろいろ今の政権下におきまして国保の医療、社会保障と税と一体と いう形で今検討しておりますが、新聞紙上を見る限りにおきましては国庫の負担の国から市 町村に対する財政調整の関係については余り芳しくないような予算措置をするような方向 に、個人的にはそう思っております。

それと、先ほど申しましたように、委員さんが言ったように税のほかに確かに国庫負担金 もありますし、そのほかに県の調整交付金とか県の負担金もあります。それから、退職者の 医療に係るのは、退職被保険者につきましては保険税を納めた以外はすべて国のほうで補て んする制度になっておりますから、その分についてはすべて入っております。ただ、平成20年 度の医療制度改革によって退職被保険者の範囲がすごく狭められたという感じになりまし た。65歳以上はすべて一般被保険者に移行したもので、65歳までの退職被保険者というのは 今は存在しているのですが、その点大きな収入は減っております。ただし、前期高齢者医療 制度という制度ができまして、それによって補てんするという形で毎年入ってきますので、 細かく計算しないとわからないのですが、確かに税とそれらの負担金、補助金関係を除いた 分が一般会計の繰入金としてお願いしているということで、通常この3年間、4年間につい ては大体同じような金額で推移をしているというような状況でございます。

(14)

から不公平感があるという、そういうイメージですけれども、定率で課税するというのはむ しろ逆進性の強い、そういう要素を持っている賦課制度ですから、本来であれば所得税みた いな形で累進性を持たせる、そういった賦課制度にするのが一番公平感のある制度だという ふうに思うのですけれども、累進制を採用するということは何か制約があるのですか。 保険年金課長 埼玉県内どこも課税方式は……単純に給与であれば給与所得、営業だったら営業所得、

所得額から33万円を引いて、その額に対して累進ではなくて定率の医療分が5.5パーセント という形で行っておるのがすべてでございます。これは全国的にすべてでございます。ただ、 埼玉県も住民税方式とかいろいろあるのですが、その方式を使っているのは埼玉県は統一さ れておりまして、所得に対して33万円を控除した後に定率の税率を掛けるということになっ ております。

堤委員 現状はそうですけれども、これは累進制に移行するなんていう論議というのは国保運営協 議会なんかでもないのですか。

保険年金課長 いろいろ本関係とか国の関係、また連合会関係のことを見てもそういうのは一切あり ませんでした。累進課税ということの意見もありませんし、そういうあれはないというふう に解釈しております。

堤委員 それは、要するに制約があって議論がないということですか。それとも、ただ議論がない という、そういう意味ですか。

保険年金課長 国民健康保険法自体に累進制という形で書いていなくて、所得に対する税率という形 になっておりますので、それが1つと、あと議論は今のところ私がここに配属してからは一 切ございませんでした。

堤委員 個人的な理由を言わせてもらえれば、やっぱり累進課税になっていないというその辺にい ろんな問題があるような背景が感じられてならないのですけれども、ちなみに今回抑えてき た限度額を18万円まで一気に国に合わせるということですけれども、例えば今現在でもかな り滞納理由というのはさまざまな理由で滞納されている方がありますよね。納税相談でいろ いろと相談をされていると思いますけれども、その最も大きなというか、全体を占める割合 が大きい理由というのはどういう理由でしょうか。

(15)

以上でございます。

堤委員 やはり今言われたような背景が現実に存在するわけです。というのは、景気のいいときに 所得がふえてそれに課税される。支払いをする年度になったら急激に所得が予想どおりにい かなかったということだってあり得るわけですよね。特に自営とか、そういう決まった所得 の保証がない、そういう立場の人たちというのは景気の動向でやっぱりよくなったり悪くな ったりというのはあるわけですから、今回18万円引き上げる状況においても高額所得階層だ からということだけで私は判断できない部分があると思うのです。こういう所得がある人だ って、支払い年度になったら経済状況の変化だってあり得るわけです。これは、所得の多い 少ないということだけで片づかない問題ですから、仮にこれが77万円まで限度額が引き上げ られることによって、この対象となる人たちの中に思わぬ経済事情の変化、そういったもの がないとも言えないですよね。これは推移してみなければわかりませんから、そうなった場 合に対応としてはどういう対応を今考えていますか。

保険年金課長 1つその前に高額所得者だからいいからということで、うちのほうは改定額を変更す るという考えではなくて、先ほど申しましたように影響を受ける方の世帯等の状況について お話をいたしました。それと、あとそれは固定資産は別といたしましても、市県民税につい てもやはり同じだと思います。保険税も同じです。昨年度課税でございますから、当然所得 が景気のいいときに営業されていて、それでことしになって少し落ち込んだ。それは、前年 度課税に対しましてうちのほうも課税をするわけですから、当然そういうのは起こります。 それは、うちのほうではその被保険者に対しましてはいろいろ状況等をお聞きいたしまして、 分納とか、それから納税計画を一緒に立てまして無理のないお支払いをお願いしていきたい とは考えております。

堤委員 その辺は十分配慮して、事情によってはやっぱり分納ということも一つの方法でしょうけ れども、場合によってはその事情をしんしゃくして何か別な審査、そういったものもケース としてはあるかなというふうな感じがするのです。その辺は、やはり丁寧な運用をしてもら いたい。相手の事情で所得が急激に変わってくるというのは、これは仕方のないことであっ て、だからといって、ではずっと尾を引いて、例えば5年間でやってくださいよと。仮に翌 年度もそういった動向が続いていったときには、要するに過年度分を支払いするだけで現年 度分も全く手につかないという、こういう例だってあり得るわけです。ですから、単に期間 だけを延長するというのも一つの方法かもわからないけれども、その辺は事情の配慮という のがケースによっては必要なのかなという、そういう温かい運用をぜひお願いしたいなとい うふうに思うのです。

(16)

保険年金課長 確かにここで思わぬ本当に悲しい東北大震災が起きまして、それでいろんな企業等に おいてそれにお勤めになっている従業員の方の影響も出てきている。その下請等も出てきて いる。それと、加えて福島第一原発の関係がありまして、非常に厳しい状況にあるのは確か でございます。リーマンショックからようやく足踏み状態から少しよくなってきたなと考え たところでございますけれども、その出鼻をくじかれたような感じとは受け取っております。 ただ、ここで全体的な収納率関係を見ますと、ことしも去年よりも若干同じぐらいに推移す るか、もしかすればよくなるかなという、これはあくまでも今現在の推測ですけれども、そ ういう感触があるということを徴収員関係の方々からは聞いております。

以上でございます。

堤委員 県の国保運営協議会でも国に要望していると先ほど話がありましたけれども、やはりそう いう事情があるのです。国保を取り巻く市町村の財政事情というのは。これがやっぱり国で しっかりしかるべき回答が出てこないとこの厳しい状況というのは今後も続いていくと。市 のほうからの一般会計からの繰り入れもいよいよ限度に近いような状況になってくると。そ うすると、ではそういう背景の中で医療費は自然に減りますか。減りませんよね。ふえるは あっても。では、その分どこにしわ寄せが来るかというと、最終的には税率の改正とか、そ ういう方向にいかざるを得ない。そうすると、ますます厳しい国保の経済状況にさらに追い 打ちをかけるような方向に流れていかざるを得ないですよね。そういう背景から考えて、や はりもっともっと国に対して国庫負担の割合を引き上げるということをやはり市もそうです し、我々議員サイドもそうだと思うのですけれども、地方からそういう国に対しての声をも っともっと大きくしていかないと抜本的な解決にはつながっていかないのかなと。そういう こともぜひ今まで以上に強い声を出してほしいなと、そういうふうに思います。

安道委員 今の保険税の件でですけれども、先ほど4方式から2方式へと移行していく流れであると いうふうな話があったのですが、保険税も引き上がっていくであろうという見込みのような こともありました。今2方式をとっているところをばっと見ますと、所得割と均等割という ふうな形で出てきて、均等割がかなり高いですよね、どこも。びっくりして。今入間市は 8,000円で均等割を持っていますけれども、川越で2万1,800円、さいたま市で2万9,200円、 もっと高いところだと吉川市なんかは3万8,000円、久喜市で3万5,300円とか、均等割が一 気に物すごい額になっているのでびっくりしたのですが、そうしますと2方式に移行してい くと保険税は引き上がっていくというふうなことになるのでしょうか。

(17)

一般会計繰入金でプラス・マイナス・ゼロになればいいわけですから、それに見合った税率 を考えるということになります。それで、今現在も例えば入間市で申しますと当然均等割 8,000円がふえる。平等割はなくなるし、ふえなくては今の税収には追いつかないわけです。 資産割もなくなるわけですから、当然それは税率のほうに調整をとるような形になりますか ら、ですからそこのところで全体の今の推移から、4方式から2方式にいってふえる可能性 はありますということは言えると思います。

安道委員 そうしますと、今お話もありました。やっぱり非常に生活が厳しくなっている状況です。 これから大きな好転というのも見込めません。国保世帯もふえていくであろうと、医療給付 もふえていくという見込みです。そうした中で国は広域化をするようにというふうな方向性 も示して、今その準備に皆さん頑張っていらっしゃるわけなのですが、どうも話を聞いてい ますとこの広域化で、では本当に医療はよくなるのだろうかといったときに、医療費は上が るわ、そして国保世帯も負担がふえる、医療を受けられるのも難しくなっていくというふう な方向性も見えてきているように思います。そうしたときにきちんとしたものはまだ示され ないと言いながらも準備しているわけです。この広域化についてむしろ問題が多いというふ うなことで、市のほうとしてはそういった問題提起というのはできないものなのですか。 保険年金課長 広域化の関係につきましては、今現在県のほうが策定書をつくったという段階には来

ています。それで、その策定の中で今後、では県内はどういうふうな広域化を目指すのだろ うということで、その中で4方式から2方式とか、それから医療費の共同安定化事業の充実 とか、それから保険事業の統一というようなことで、その内容の具体的な細部についてはこ れからいろいろ各市町村意見とかそういう機会がありますので、当然その中で入間市として 不利益になるようなこととか被保険者に対して余計環境が悪くなるようなことについては今 後も言っていきたいと思っております。

安道委員 そうしますと、先ほど国庫負担金の話がありました。入間の先ほどのでいきますと22パー セントということで、国庫負担金22パーセントしか入ってきていないということですよね。 さっきの話でいきますと。22パーセントという現状はお粗末だなと思ったわけです。かつて は50パーセントぐらいは国庫負担金があったということからいうと22パーセントしか入って きていないと、これはやっぱり国の責任は大きいのかなというふうに思います。広域化の中 で国庫負担金、広域化になるか、ちょっとなかなか難しいと思いますが、どの程度増額が見 込まれるのでしょうか。仮に広域化になった場合に、国庫負担金というのは総体として大き く引き上がるのかどうなのか、そこのところをお願いします。

(18)

保険者の医療を抜いた部分に対して、だから一般被保険者だけの医療費に対する国庫の負担 金の割合を申しますと約30パーセントです。

〔(全部トータルで)と言う人あり〕

保険年金課長 そうです。退職被保険者含まれているので、総体的には下がっているということです。 その分療養給付費交付金という国からの補助金があるのですが、その分はふえております。 安道委員 いずれにしましても、今の中で明らかになってきているのは、やはり国が国庫負担金を引 き下げてきている状況もいま一つ見えてこないので、過去5年くらいの国庫負担金の推移を ぜひお願いしたいと思いますので、後で資料を提示して……

〔(今わかります)と言う人あり〕 安道委員 わかりますか。では、お願いします。

保険年金課長 確かにこれは、平成16年までは国庫の調整交付金は10パーセントでした。それで、定 率国庫負担金は40パーセントということでございます。それで、これは三位一体の関係なの ですが、平成17年度から三位一体の改革によりまして調整交付金が9パーセント、それから 定率国庫負担が36パーセントに減額でございます。それで、平成18年度には定率国庫負担が 34パーセントに減額、2パーセントまた減額です。それを補てんするために県の調整交付金 というのができたのです。それで、平成17年度は減額された5パーセント、さらに平成18年 度は減額された7パーセントが県の調整交付金として新たな制度ができました。結局国の調 整交付金の一部を県のほうに持ってきたという形でございます。

以上でございます。

委員長 要するに全体のそういうものは変わらないということでよろしいですか。国と県が分かれ たという解釈でよろしいですか。

保険年金課長 先ほど申しましたように、国の調整交付金と定率国庫負担金の両方ありました。今両 方のことを一緒に話してしまったのですが、まず調整交付金については全体的には県のほう に移行したということで変わらないという解釈でお願いします。それと、定率国庫負担金は 確かに当初40パーセントございましたので、それが34パーセントに減額されました。その減 額された6パーセントが県のほうに移行したということでございます。県の調整交付金がで きたということです。

委員長 全体でどうなのか。要するに国と県を足したときに16年度のときと変わっているのか、変 わっていないのか、そこが……

安道委員 どうなったのか。だって、平成16年には両方合わせたら50パーセントあったということで すよね。10パーセントと40パーセントで、調整交付金のほうと。10パーセントと40パーセン トとさっきお話ありました。

(19)

交付金が7パーセントで合わせて50パーセントでございます。 委員長 ほかにございませんか。

〔(なし)と言う人あり〕 委員長 なければ質疑を終結いたします。

これより討論に入ります。反対の方から願います。

安道委員 議案第91号 入間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の立場から 討論します。

今回の条例改正は、国民健康保険税の賦課限度額を59万円から77万円に大幅に引き上げる もので、医療給付分で831世帯、後期高齢者支援金等分で497世帯、介護納付金分で288世帯 の人たちに影響が出ることになります。市民生活が厳しさを増す中、大幅な負担増は認める ことができません。保険税の限度額の引き上げは、国民健康保険の広域化を見据えてのこと であることが質疑の中で明らかになりました。国保の広域化でさらなる保険税の引き上げが 見込まれています。長引く景気の低迷、円高不況が続く中、市民生活は厳しさを増していま す。国保税が高過ぎて払えないという世帯がふえているにもかかわらず、さらなる保険税の 引き上げへとつながる今回の限度額の引き上げは認めることができません。国保は社会保障 です。国民健康保険法では「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって 社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と定めています。社会保障と明 記し、国民の健康と命を守るための制度がゆがめられようとする動きの中で今回の限度額の 引き上げが行われます。今求められているのは、憲法25条に基づいてだれもが安心して医療 を受けられるように国が責任を果たすことです。国保会計に占める国庫負担金は、1984年当 時は50パーセントであったものが、今は大きく引き下げられています。日本の医療費の水準 は世界最低水準です。公費をもっと投入することこそ国に求めていくべきです。国の医療制 度改革が市民の健康と命を守ることにならないのであるならば、入間市として市民の健康を 守る立場に立ち、国に反対の声を上げていくべきです。さらに、国の対策待ちでは市民の救 済をすることはできません。市独自での対策として減免制度の改善と法定減免の7割、5割、 2割への移行を直ちに進めることを求め反対討論とします。

委員長 次に、賛成の方願います。

宮岡幸江委員 議案第91号 入間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、保守系クラ ブを代表して賛成の討論を行います。

(20)

市の賦課限度額も法定限度額と同額とするものと理解をしております。この改定内容を考察 いたしますと、先ほど冒頭で申し上げましたが、国民健康保険の財政状況が非常に厳しいこ とであります。国は、平成20年度の医療制度改革を見据えて、平成19年度、平成20年度、平 成21年度と法定賦課限度額の引き上げを実施してきました。その間当市では、平成10年から 賦課限度額を改定をせずに現在に至り、県内市町村の中で最も低い賦課限度額となっていま す。国民健康保険特別会計は目的税である国民健康保険税と国等からの補助金等で賄うのが 本来の姿でありますが、現状では不足分を一般会計繰入金の手当てをもって歳入歳出のバラ ンスを保っております。今回の改正に伴う対象世帯は、主に賦課限度額に達している高額所 得者等の階層における被保険者世帯が対象と理解しています。国民健康保険税は他の目的税 と同じように応能原則の適用にかんがみ、全被保険者からの公平性と加入者の相互扶助を図 る社会保障制度から、今回の措置はやむを得ないものと考えます。しかしながら、国民健康 保険事業の運営は各被保険者からご負担をいただいている貴重な国民健康保険税が主な財源 となっております。このことからも当事業を効率的かつ健全に維持するために、歳入の根幹 である国民健康保険税の収納率の増加に努めるとともに、医療費の適正化や保険事業の強化 等を図り、医療費の削減等に努力されることを期待いたしまして、賛成の討論といたします。 委員長 次に反対の方。なければ、賛成の方願います。

堤委員 議案第91号 入間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、公明党入間 市議団を代表して賛成の立場から討論を行います。

(21)

委員長 ほかにありませんか。

〔(なし)と言う人あり〕 委員長 なければ、これより採決いたします。

議案第91号 入間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は原案のとおり決すること に賛成の諸君の起立を求めます。

〔起立多数〕 委員長 賛成多数であります。

よって、議案第91号 入間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は原案のとおり可 決いたしました。

ここで休憩いたします。 午前10時55分 休憩

午前11時07分 再開 委員長 会議を再開いたします。

△ 議案上程

議案第92号 入間市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例

委員長 議案第92号 入間市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を議題といた します。

議案の朗読は省略いたします。

提案理由について、執行部の説明を求めます。 提案理由の説明

福祉部長 議案第92号 入間市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について、提 案の理由を申し上げます。

本条例案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、災害弔慰金を支給する 遺族の範囲を改正しようとするものであります。具体的には災害弔慰金の支給対象となる遺 族の範囲に死亡した者の死亡時における兄弟姉妹を加えるものであります。

なお、この条例の適用は平成23年3月11日以後に生じた災害により死亡した市民の遺族に 対する災害弔慰金の支給について適用するものであります。

以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 委員長 これより質疑に入ります。ありませんか。

(22)

これより討論に入ります。

〔(なし)と言う人あり〕 委員長 なければ討論を終結いたします。

これより議案第92号 入間市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例につ いて採決いたします。

本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔(異議なし)と言う人あり〕

委員長 ご異議なしと認めまして、本案は原案のとおり可決いたしました。 ここで休憩いたします。

午前11時09分 休憩

午前11時10分 再開 委員長 会議を再開いたします。

△ 議案上程

議案第93号 入間市スポーツ振興審議会条例及び入間市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び 費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例

委員長 議案第93号 入間市スポーツ振興審議会条例及び入間市特別職の職員で非常勤のものの報 酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。

議案の朗読は省略いたします。

提案理由について、執行部の説明を求めます。 提案理由の説明

生涯学習部長 議案第93号 入間市スポーツ振興審議会条例及び入間市特別職の職員で非常勤のもの の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、提案の理由を申し上げ ます。

本条例案は、昭和36年に制定されたスポーツ振興法が全部改正され、新たにスポーツ基本 法として平成23年8月24日に施行されたことに伴い、入間市スポーツ振興審議会条例等にお ける審議会の名称及び内容の一部を改正するものであります。改正の内容につきましては、 関連条文を見直し、あわせて字句の整理を行い、スポーツ基本法に合致した内容とするもの であります。

第1条は、スポーツ振興審議会をスポーツ推進審議会に改め、当該審議会の任務の表現を 見直すものであります。

(23)

改正の詳細につきましては、別添資料をご参照いただきたいと思います。 なお、この条例は公布の日から施行したいものであります。

以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げま す。

委員長 これより質疑に入ります。ありませんか。 〔(なし)と言う人あり〕 委員長 なければ質疑を終結いたします。

これより討論に入ります。

〔(なし)と言う人あり〕 委員長 なければ討論を終結いたします。

これより議案第93号 入間市スポーツ振興審議会条例及び入間市特別職の職員で非常勤の ものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について採決いたします。

本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔(異議なし)と言う人あり〕

委員長 ご異議なしと認めまして、本案は原案のとおり可決いたしました。 ここで休憩いたします。

午前11時12分 休憩

午前11時13分 再開 委員長 会議を再開いたします。

△ 議案上程

議案第100号 平成23年度入間市一般会計補正予算(第3号)のうち所管のもの

委員長 議案第100号 平成23年度入間市一般会計補正予算(第3号)のうち所管のものを議題と いたします。

議案の朗読は省略いたします。

まず、健康福祉センター所管のものについて健康福祉センター所長より説明を求めます。 概要説明

健康福祉センター所長 それでは、議案第100号 平成23年度入間市一般会計補正予算(第3号)の うち健康福祉センター所管のものについて提案の理由をご説明申し上げます。

(24)

利用者のご理解とご協力をいただきながら各種照明をおおむね50パーセント消灯、エレベー ター2基のうち1基を停止及び冷房の設定温度を28度に徹底するなど、節電対策に取り組ん だ結果、上半期の電気量及びガス代金が節約できましたので、減額補正するものであります。

以上、概要説明とさせていただきます。よろしくご審査賜りますようお願いを申し上げま す。

委員長 これより質疑に入ります。

堤委員 ただいまの説明で、239万8,000円の内訳は夏期の節電による効果といいますか、必要なく なった経費ということですけれども、これは全体通年を通しての何パーセントぐらいになり ますか。

健康管理課長 ガスが前年対比で62.77パーセントです。それから、電気については前年対比72.56パ ーセントという形で節電のほうの効果が上がっております。

堤委員 ということは、通年の要するに62.77パーセントしか使用がなかったと、その差額がこの 金額と、そういうことですか。

健康管理課長 今回の減額した金額につきましては、4月から10月までの6カ月分の減額分をさせて いただいたということで、あとの6カ月分については当初の予算どおり見込んでおります。 小島委員 夏の節電の対策はわかりましたけれども、国のほうでも冬のほうの対策もするようにとい うことで、きのうあたりからもテレビ等で出ておりますが、それに関してはまた継続して節 電等をお考えになっているのかどうか。

健康管理課長 市の基本計画どおりに実施をさせていただきたいというふうに考えております。 小出委員 何か利用者の方の声とかがあればお聞きしたいのですけれども。

健康管理課長 節電のことということで、前回のことでよろしいですね。 〔(はい)と言う人あり〕

健康管理課長 特に苦情等はありませんでしたが、ただ会議室等人が集まるときには若干空調の温度 を下げていただきたいとか、それからトレーニング室の利用機器のほうにもちょっと若干制 限を加えさせていただいたので、その辺で要望等があった程度でございます。

委員長 ほかにございませんか。

〔(なし)と言う人あり〕 委員長 なければ質疑を終結いたします。

以上で健康福祉センター所管のものについての質疑は終了いたしましたが、各部所管のも のについての質疑が終了するまで討論、採決は保留いたします。

(25)

午前11時19分 再開 委員長 会議を再開いたします。

次に、市民部所管のものについて、市民部長より説明を求めます。 概要説明

市民部長 議案第100号 平成23年度入間市一般会計補正予算(第3号)の中から市民部所管のもの につきまして、その概要をご説明申し上げます。

補正予算説明書の14ページから17ページ、14、15で大丈夫かと思いますが、ごらんいただ きたいと存じます。款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費359万 1,000円の増額は、市民課職員の人事異動に伴う人件費の調整分と住民記録システムを改修 するための時間外勤務手当分でございます。

同じく目2支所費1,424万円の増額につきましても各支所職員の人事異動に伴う人件費の 調整分でございます。内容的には21人が22人に1人ふえたということが大きな要因でござい ます。

以上で市民部所管の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 委員長 これより質疑に入ります。

宮岡治郎委員 今のご説明でシステム改修の時間外給与ということが触れられましたけれども、どの ような改修なのでしょうか。

市民課長 現在住民基本台帳ネットワークシステムで、日本人のみに住民票を発行しているわけです けれども、その中に外国人住民も記載され発行できる関係が入りますので、その変更のため の、システム改修等を今実際委託で行っているのですけれども、それに伴って今度それが打 ち出した後、職員のほうで突き合わせ等ありますので、その分の時間外手当となっておりま す。

宮岡幸江委員 支所費のほうで、職員手当等の420万8,000円の内訳がわかりましたら教えてください。 市民課長 支所費の職員手当等の内訳ですけれども、ちょっと細かくなりますけれども、扶養手当で

79万2,000円の増となります。それと住居手当、これが6万円の減となります。それと通勤 手当、これが16万5,160円の増となります。それと時間外手当が12万6,000円の増となります。 それと管理職手当が1万5,480円の増となります。それと期末手当、これが184万7,811円の 増となります。それと勤勉手当、これが84万9,404円の増となります。それと地域手当、こ れが47万4,892円の増となります。それを精算しましてこの金額となります。それが手当の 総計となります。

委員長 ほかにございませんか。

(26)

以上で市民部所管のものについての質疑は終了いたしましたが、各部所管のものについて の質疑が終了するまで討論、採決は保留いたします。

ここで休憩いたします。 午前11時23分 休憩

午前11時24分 再開 委員長 会議を再開いたします。

次に、福祉部所管のものについて、福祉部長より説明を求めます。 概要説明

福祉部長 議案第100号 平成23年度入間市一般会計補正予算(第3号)のうち、福祉部所管のもの について概要をご説明申し上げます。

まず、歳入についてご説明いたします。予算説明書10から11ページをお開きいただきたい と思います。初めに、款13分担金及び負担金、項1負担金、目2民生費負担金、節1社会福 祉費負担金、説明欄、後期高齢者健康診査広域連合負担金740万円の増額は、歳出における 後期高齢者健康診査の受診者の増に伴い、埼玉県後期高齢者医療広域連合から負担金として 受け入れるものであります。なお、負担金については1件につき事務費を含んで7,400円を 見込んでおります。

次に、款15国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金、節6生活保護費等負担 金、説明欄、生活保護費負担金2,460万円の増額は、歳出における生活保護扶助の増に対す る4分の3を国庫負担金として受け入れるものであります。

同じく節10子ども手当負担金、説明欄、子ども手当負担金3億1,099万1,000円の減額は、 歳出において子ども手当が当初見込みより転入、出生等による対象児童数の増はありました が、国民生活等の混乱を回避するための平成22年度における子ども手当の支給に関する法律 の一部を改正する法律、いわゆるつなぎ法及び平成23年度における子ども手当の支給等に関 する特別措置法、いわゆる特別措置法に基づき減額となったことに伴うものであります。

次に、款16県支出金、項1県負担金、目2民生費県負担金、節10子ども手当負担金、説明 欄、子ども手当負担金360万8,000円の増額は、歳出において当初見込みより転入、出生等に よる対象児童数が増加したことによる県負担金の増額であります。

次に、同じく項2県補助金、目2民生費県補助金、節1社会福祉費補助金、説明欄、障害 者自立支援法特別対策事業補助金382万5,000円の減額は、歳出の特別対策事業の減に伴うも のであります。なお、県の補助率は4分の3であります。

参照

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