調整池容量計算システム
(Ver 2007A)
システムの更新・追加について ・平成17 年 11 月 Ver2.0 リリース ・平成18 年 3 月 小規模調整池の調節計算用パッチ追加 ・平成19 年 3 月 Ver2007 改 良 項 目 内 容 ① 対象行為面積の引き下げ 対象行為面積(開発面積)が 100m2までの小規模開発の 計算が可能となりました。 ② 流入条件及び許容放流量の設定 これまで、対象降雨を設定し流出計算を実施することで 流入条件及び許容放流量を自動設定していましたが、直 接放流区や流域変更も対応できるよう流入条件及び許 容放流量をユーザー自ら設定することが可能となりま した。 ③ 浸透施設条件の追加 道路管理者への申請用に「道路路面雨水処理マニュアル (案)独立行政法人土木研究所平成 17 年 6 月」に従っ た浸透計算手法を追加しました。 ※ただし、当マニュアルによる手法では、浸透トレン チ・浸透マスについては 1 つの施設にのみしか対応して いないため、本システムにおいては「雨水浸透技術方針 (案)調査・計画編」P67 以降の浸透施設の統合化によ る考え方を適用しております。 ④ 浸透施設のみによる効果の算定 これまでは、浸透施設のみの効果を確認することができ ませんでしたが、時系列の値およびグラフで確認するこ とが可能となりました。 ⑤ UI 及びマニュアルの修正 上記①~④の修正に伴い UI(ユーザーインタフェース) 及びマニュアルを修正しました。 ・平成20 年 5 月 Ver2007A 改 良 項 目 内 容 プログラムのバグの修正 プログラムのバグを修正し、浸透施設のみの調節計算が できるようになりました。 (マニュアル P.67~P.70)
目 次
1. 「調整池容量計算システム」の概要 ...1
1-1 システムの目的、利用用途 ...2 1-2 本システムの適用範囲 ...3 1-3 関係法令...4 1-4 本マニュアルの構成...52. 「調整池容量計算システム」の準備 ...6
2-1 インストール環境 ...7 2-2 インストール実行 ...8 2-3 確認事項(Microsoft Excelのセキュリティレベルの設定) ...103. 「調整池容量計算システム」に必要なデータ ...11
4. 「調整池容量計算システム」の基本操作 ...18
4-1 初期画面...19 4-2 新規にケースを設定する...21 4-3 行為前面積と行為後面積の入力(流出係数の設定)...22 4-4 降雨データの入力(流出計算の実行) ...24 4-5 浸透能力の算出...27 4-6 調整池諸元データの入力・調節計算...32 4-7 システムの終了・自動保存機能...375. 「調整池容量計算システム」
ユーザーズマニュアル ....38
5-1 初期画面...39 5-2 ケースの設定、保存...41 5-3 メニューの説明...44 5-4 流出係数の算出...45 5-5 降雨データの入力(流出計算の実行) ...47 5-6 浸透能力の算出...53 5-7 調整池容量の概算 ...60 5-8 調節計算(自然調節方式) ...61 5-9 調整池による調節計算(2段オリフィス) ...71 5-10 調節計算(ポンプ)...77 5-11 システムの終了・自動保存機能 ...84 5-12 システム画面遷移図...85 5-13 許可申請図書...866. 用 語 集...92
6-1 流出係数...93 6-2 降雨強度の推移表 ...95 6-3 浸透施設計算時の影響係数 ...96 6-4 道路管理者用の浸透計算...101 6-5 矩形調整池 ...1031-1 システムの目的、利用用途
「調整池容量計算システム(以下、本システムと表記します)」は、特定都市河川浸水被害対策 法(平成15 年法律第 77 号)の第 11 条に規定する技術的基準をふまえ、同法で指定する雨水浸 透阻害行為の許可に関する対策工事としての雨水貯留浸透施設が技術的基準を満足するか否かの 確認、またはどのような形状、性能の対策工事であれば技術的基準を満たすのかについての調整 池容量計算、を行うことが可能なシステムです。 本システムは、雨水貯留浸透施設としての調整池の規模容量、浸透施設の規模の算定に関して、 降雨、行為区域、土地利用等の諸要素を自在かつ容易に取り扱うことができ、パソコン(OS は windows)で運用可能なものとしています。1-2 本システムの適用範囲
本システムは開発に伴う流出の増加分に対応する貯留浸透施設の必要対策量を算定し、申請者 により設定された貯留浸透施設容量が十分であるか否かを判断するものであり、エンドユーザは 開発許可者であるが、申請者も使用できるような簡易なシステムとなっています。そのため、複 雑な構造をした貯留浸透施設等の特異なケースには対応しておりません。 以下に本システムの適用範囲を示します。 項 目 適用範囲・条件 対象行為面積 100m2(0.01ha)~1,000,000m2(100ha)程度 対象降雨 想定最小降雨規模:0.5mm/hr 程度 対象エリア 開発エリアを複数のエリアに分割しての計算には対応してお りません。 ※開発エリアを複数のエリアに分割して計算を行いたい場合 は、分割エリアの個数分だけ調整容量計算を行い、個々の計算 結果を足し合わせてもらうことになります。 調整池の数及び構造 調整池の数:1 個 オリフィスの数:最大2 個 ポンプの数:1 個 余水吐:非考慮1-3 関係法令
本システムに関係する法令等は以下の通りです。 ○特定都市河川浸水被害対策法(平成15 年法律第 77 号) ○特定都市河川浸水被害対策法施行令(平成16 年政令第 168 号) ○特定都市河川浸水被害対策法施行規則(平成16 年国土交通省令第 64 号) ○流出雨水量の最大値を算定する際に用いる土地利用形態ごとの流出係数を定める告示 (平成16 年国土交通省告示第 521 号)1-4 本マニュアルの構成
このマニュアルは以下の内容で構成されています。 1.「調整池容量計算システム」の概要 1-1 システムの目的、利用用途 1-2 本システムの適用範囲 1-3 関係法令 1-4 本マニュアルの構成 2.「調整池容量計算システム」の準備 ~インストール方法~ 2-1 インストール環境 2-2 インストール実行 2-3 確認事項(Microsoft Excel のセキュリティレベルの設定) 3.「調整池容量計算システム」に必要なデータ 4.「調整池容量計算システム」の基本操作 4-1 初期画面 4-2 新規ケースを設定する 4-3 行為前面積と行為後面積の入力(流出係数の算出) 4-4 降雨データの入力(流出計算の実行) 4-5 浸透施設能力の算出 4-6 調整値諸元データの入力・調節計算 4-7 システムの終了・自動保存機能 5.「調整池容量計算システム」ユーザーズマニュアル 5-1 初期画面 5-2 ケースの設定、保存 5-3 メニューの説明 5-4 流出係数の算出 5-5 降雨データの入力(流出計算の実行) 5-6 浸透施設能力の算出 5-7 調整池必要容量の概算 5-8 調整池による調節計算(自然調節方式) 5-9 調整池による調節計算(2 段オリフィス) 5-10 調整池による調節計算(ポンプ排水方式) 5-11 システムの終了・自動保存機能 5-12 システム画面遷移図 5-13 許可申請図書 6.用語集 6-1 流出係数 6-2 降雨強度の推移表 6-3 浸透施設計算時の影響係数 6-4 道路管理者用の浸透計算 6-5 矩形調整池 6-6 オリフィス2.「調整池容量計算システム」の準備
~ インストール方法 ~
本システムを利用する為には、パソコンに本システムをインストール(システムが
作動するように、パソコンにプログラムファイルを保存・設定すること)をする必要
があります。
その方法・留意点について解説します。
2-1 インストール環境
2.1.1 推奨利用環境
本システムの推奨利用環境は以下のとおりです。 【重要】 モニタ解像度が不足する場合は、画面の一部しか表示できないため「終了ボタン」が表示され ず、システムが終了できなくなります。解像度を確保できないモニタでは本システムを使用しな いでください。 また、使用OS が Windows2000, XP などで、利用制限等がかけられているユーザの場合には、 本システムのインストールが実行できない場合があります。その場合は、Administrator(管理者) 権限でログインをした上でインストールを行なって下さい。一度インストールされれば、どのユ ーザでも使用が可能となります。2.1.2 必要なソフトウエア
本システムを動作させるには、以下のソフトウエアが必要になります。 あらかじめ確認の上、本システムのインストールを行ってください。①OS ・・・・・・・・・・Windows98 Second Edition 以降
Windows2000 Service Pack4 以降
WindowsXP Service Pack1 以降
②CPU・・・・・・・・・・PentiumⅢ 450Mhz 以上
③モニタ解像度 ・・・・・800 × 600 以上
④ハードディスク ・・・・50MB 以上(インストール時の空き容量)
⑤メモリ ・・・・・・・・128MB 以上
Microsoft Excel 2000 以降・・・・・計算に用いる係数の入力および、グラフ表示・ 許可申請図書の作成等に利用します。2-2 インストール実行
以下の手順で、本システムのインストールを実行してください。 ■パソコンが立ち上がっている状態で他のアプリケーションを全て終了させます。 ■セットアップファイル「TYK2007ASetup.EXE」をダブルクリックします。又は、右クリック で実行します。 インストーラが起動します。 ■左図の画面が表示されたら 「次へ」ボタンをクリックします。 本システムのプログラムを保存するインストールフォルダ の選択画面が表示されます。初期値は、「C:¥Program Files¥TYK2007A Sys」となって います。 変更する場合は、「参照」ボタンをクリックし、インストー ル先を指定してください。 インストールの確認画面が表示されます。 「次へ」ボタンをクリックすることで、インストールが開 始されます。
ファイルのコピーが実行されます。 しばらくお待ちください。 左の画面が表示されればインストール完了です。 「完了」ボタンをクリックします。 デスクトップおよびスタートメニュ ーにシステムのアイコンが自動的に 登録されます。スタートメニューには 本マニュアルも登録されます。 デスクトップ上のアイコン(左図A) をダブルクリックすることにより「調 整池容量計算システム」が起動しま す。 コンピュータの環境により、再起動が必要な場合が あります。左図の画面が表示された場合は、再起動 をおこなってください。
A
2-3 確認事項(Microsoft Excel のセキュリティレベルの設定)
2.1.2 で示したとおり、本システムはMicrosoft Excelを利用しています。 流入出量-時間関係グラフおよび、許可申請図書の作成にExcel マクロを利用していますので、 マクロのセキュリティを「中」に設定する必要があります。 ※セキュリティレベルを「高」に設定した場合は、マクロが実行できないため、それぞれの結果が作成されません。 セキュリティレベルの確認と設定方法を、以下に説明します。 ①Microsoft Excel を起動します。 ②マクロのセキュリティ設定画面を表示します。 ③セキュリティレベルを確認・変更します。 メニューから「ツール(T)」 ↓ 「マクロ(M)」 ↓ 「セキュリティ(S)」 の順番で選択します。 セキュリティ画面が表示されます。 セキュリティを「中」に設定(左図 A)し、 「OK」ボタン(左図 B)をクリックしま す。B
A
3. 「調整池容量計算システム」に必要なデータ
項 目 内容 対象行為 面積 土地利用形態ごとの行為前および行為後面積(参照○A) 対象降雨 対象地域の降雨強度(10 分間隔)(参照○B) ※降雨については必ず”都道府県等により公示されている基準降雨”を使用し てください。 行為後流入 量(必要に 応じて) 対象地域の行為後流入量(10 分間隔)(参照○C) ※直接放流区や流域変更を行った場合に必要となります。 貯留浸透 施設諸元 (必要に応 じて) <一般用>(参照○D) 透水性舗装 :比浸透量、飽和透水係数、設置数量、体積、空隙率 浸透マス :比浸透量、飽和透水係数、設置数量、体積、空隙率 浸透トレンチ:比浸透量、飽和透水係数、設置数量、体積、空隙率 <道路管理者用>(参照○E) 透水性舗装 :比浸透量算定定数、飽和透水係数、設置数量、体積、空隙率、 目係数、道路層厚、空気間隙率、水拘束率 浸透マス :比浸透量、飽和透水係数、設置数量、設計水頭、体積、空隙率 浸透トレンチ:比浸透量、飽和透水係数、設置数量、設計水頭、体積、空隙率 ※「一般用」、「道路管理者用」のどちらか一方のみが必要となり、必要となる データ形式も異なります。 調整池の 構造 調整池の水深/容量データ(H-V データ)(参照○F) ポンプ規模 (必要に応 じて) 水深/ポンプ規模データ(H-Qデータ)(参照○G)本システムを利用して調整池容量計算を行うためには、事前に以下のデータをそ
ろえておく必要があります。
<行為面積> 土地利用の形態の細区分 流出係数 行為前面積(ha) 行為後面積(ha) - 0.0000 0.0000 宅地 0.90 池沼 1.00 水路 1.00 ため池 1.00 道路(法面を有しないもの) 0.90 道路(法面を有するもの) 鉄道線路(法面を有しないもの) 0.90 鉄道線路(法面を有するもの) 飛行場(法面を有しないもの) 0.90 飛行場(法面を有するもの) 不浸透性材料により舗装された土地 (法面を除く) 0.95 不浸透性材料により覆われた法面 1.00 ゴルフ場(雨水を排除するための排水 施設を伴うものに限る) 0.50 運動場その他これに類する施設(雨水 を排除するための排水施設を伴うもの に限る) 0.80 ローラーその他これに類する建設機械 を用いて締め固められた土地 0.50 山地 0.30 人工的に造成され植生に覆われた法面 0.40 上 記 第 1 号 か ら 掲 げ る 土 地 以 宅 地 等 以 外 の 土 地 宅 地 等 に 該 当 す る 土 地 第 2 号 関 連 第 1 号 関 連 区分 第 3 号 関 連 計
A
サンプルデータ:(保存先フォルダ)¥TYK2007ASys¥Excel¥Keisuu¥流出係数(サンプル).xls<対象降雨> 時 分 降雨量 (mm/h) 時 分 降雨量 (mm/h) 時 分 降雨量 (mm/h) 時 分 降雨量 (mm/h) 0 0-10 6 0-10 12 0-10 18 0-10 10-20 10-20 10-20 10-20 20-30 20-30 20-30 20-30 30-40 30-40 30-40 30-40 40-50 40-50 40-50 40-50 50-60 50-60 50-60 50-60 1 0-10 7 0-10 13 0-10 19 0-10 10-20 10-20 10-20 10-20 20-30 20-30 20-30 20-30 30-40 30-40 30-40 30-40 40-50 40-50 40-50 40-50 50-60 50-60 50-60 50-60 2 0-10 8 0-10 14 0-10 20 0-10 10-20 10-20 10-20 10-20 20-30 20-30 20-30 20-30 30-40 30-40 30-40 30-40 40-50 40-50 40-50 40-50 50-60 50-60 50-60 50-60 3 0-10 9 0-10 15 0-10 21 0-10 10-20 10-20 10-20 10-20 20-30 20-30 20-30 20-30 30-40 30-40 30-40 30-40 40-50 40-50 40-50 40-50 50-60 50-60 50-60 50-60 4 0-10 10 0-10 16 0-10 22 0-10 10-20 10-20 10-20 10-20 20-30 20-30 20-30 20-30 30-40 30-40 30-40 30-40 40-50 40-50 40-50 40-50 50-60 50-60 50-60 50-60 5 0-10 11 0-10 17 0-10 23 0-10 10-20 10-20 10-20 10-20 20-30 20-30 20-30 20-30 30-40 30-40 30-40 30-40 40-50 40-50 40-50 40-50 50-60 50-60 50-60 50-60
B
サンプルデータ:(保存先フォルダ)¥TYK2007ASys¥Excel¥Kouu¥降雨強度(サンプル).xls<行為後流入量> 時刻 行為後流入量 0:00 0:10 0.000000 0:20 0.000700 0:30 0.000720 0:40 0.000720 0:50 0.000720 1:00 0.000750 1:10 0.000750 1:20 0.000750 1:30 0.000780 1:40 0.000780 1:50 0.000780 2:00 0.000800 2:10 0.000800 2:20 0.000820 2:30 0.000820 2:40 0.000820 2:50 0.000850 3:00 0.000850 3:10 0.000880 3:20 0.000880 3:30 0.000900 3:40 0.000900 3:50 0.000930 4:00 0.000930 4:10 0.000950 4:20 0.000970 4:30 0.000970 4:40 0.001000 4:50 0.001000 5:00 0.001020 5:10 0.001050 5:20 0.001070 5:30 0.001070 5:40 0.001100 5:50 0.001130 6:00 0.001150 6:10 0.001180 6:20 0.001200 6:30 0.001230 6:40 0.001250 6:50 0.001280 ・ ・ ・ ・ ・ ・
C
サンプルデータ:(保存先フォルダ)¥TYK2007ASys¥Excel¥Ryunyu¥流入量定義ファイル(サンプル).Xls<浸透・貯留施設諸元(一般用)> (1) (2) (3) 内容(1) 内容(2) 内容(3) 1 1.00 1.00 1.00 1 2 1.00 1.00 1.00 2 3 1.00 1.00 1.00 3 4 1.00 1.00 1.00 4 5 1.00 1.00 1.00 5 6 1.00 1.00 1.00 6 7 1.00 1.00 1.00 7 8 1.00 1.00 1.00 8 9 1.00 1.00 1.00 9 10 1.00 1.00 1.00 10 (1) (2) (3) 内容(1) 内容(2) 内容(3) 1 1.00 1.00 1.00 1 2 1.00 1.00 1.00 2 3 1.00 1.00 1.00 3 4 1.00 1.00 1.00 4 5 1.00 1.00 1.00 5 6 1.00 1.00 1.00 6 7 1.00 1.00 1.00 7 8 1.00 1.00 1.00 8 9 1.00 1.00 1.00 9 10 1.00 1.00 1.00 10 (1) (2) (3) 内容(1) 内容(2) 内容(3) 1 1.00 1.00 1.00 1 2 1.00 1.00 1.00 2 3 1.00 1.00 1.00 3 4 1.00 1.00 1.00 4 5 1.00 1.00 1.00 5 6 1.00 1.00 1.00 6 7 1.00 1.00 1.00 7 8 1.00 1.00 1.00 8 9 1.00 1.00 1.00 9 10 1.00 1.00 1.00 10 (1) (2) (3) 内容(1) 内容(2) 内容(3) 1 1.00 1.00 1.00 1 2 1.00 1.00 1.00 2 3 1.00 1.00 1.00 3 4 1.00 1.00 1.00 4 5 1.00 1.00 1.00 5 6 1.00 1.00 1.00 6 7 1.00 1.00 1.00 7 8 1.00 1.00 1.00 8 9 1.00 1.00 1.00 9 10 1.00 1.00 1.00 10 【その他】 体積 (m3) 空隙率 (%) 【浸透トレンチ】 体積 (m3) 空隙率(%) 【透水性塗装】 体積 (m3) 空隙率 (%) 【浸透トレンチ】 体積 (m3) 空隙率(%) 【浸透マス】 影響係数 単位設計浸透能(m3/hr/m) 設置数量 (m) 比浸透量(㎡) 飽和透水係数(m/hr) 【透水性舗装】 影響係数 設置数量 (㎡) 単位設計浸透能(m3/hr/㎡) 比浸透量(㎡) 飽和透水係数(m/hr) 影響係数 【浸透マス】 設置数量(個) 単位設計浸透能(m3/hr/個) 比浸透量(㎡) 飽和透水係数(m/hr) 【その他】 影響係数 設置数量 (単位) 単位設計浸透能(m3/hr/単位) 比浸透量(㎡) 飽和透水係数 (m/hr)
D
(浸透施設諸元) (貯留施設諸元) サンプルデータ:(保存先フォルダ)¥TYK2007ASys¥Excel¥Shinto¥浸透施設_一定量(サンプル).xls<浸透・貯留施設諸元(道路管理者用)> 透水性舗装 基本諸元 12.500 a 4.500 b 400.000 C1 18.000 C2 55.500 厚さ(mm) 空気間隙率 (%) 空気間隙率 との関係 水拘束率 (%) 水拘束量 (mm) 貯留率 (%) STEP2での 貯留率 (%) STEP2での 貯留量 (mm) a b b' c a×c/100 d (=b+b') d-c a×(d-c)/100 50.0 20.0 -6.0 1.5 0.750 14.0 12.500 6.250 100.0 20.0 -6.0 1.5 1.500 14.0 12.500 12.500 150.0 20.0 -6.0 1.5 2.250 14.0 12.500 18.750 400.0 8.0 -3.0 0.5 2.000 5.0 4.500 18.000 700.0 - - - 6.500 - - 55.500 浸透マス・トレンチ 浸透能諸元 空隙貯留諸元 1.00 1.00 1 1.00 1.00 2 1.00 1.00 3 1.00 1.00 4 1.00 1.00 5 1.00 1.00 6 1.00 1.00 7 1.00 1.00 8 1.00 1.00 9 1.00 1.00 10 1.00 1.00 1 1.00 1.00 2 1.00 1.00 3 1.00 1.00 4 1.00 1.00 5 1.00 1.00 6 1.00 1.00 7 1.00 1.00 8 1.00 1.00 9 1.00 1.00 10 貯留量の合計(mm) 【浸透 マス】 【浸透 トレンチ】 貯留量 (mm) a×d/100 7.000 14.000 21.000 20.000 62.000 体積 (m3) 空隙率(%) 体積 (m3) 空隙率 (%) 10 設計水頭 (m) 影響係数 地下水位 係数 目詰まり 係数 6 7 8 9 2 3 4 5 単位設計浸透能(m3/hr/個) 単位設計浸透能(m3/hr/m) 【浸透マス】 1 2 3 4 5 6 7 影響係数 地下水位 係数 目詰まり 係数 設計水頭 (m) 【浸透トレンチ】 8 9 10 設置数量 (個) 飽和透水係数 (m/hr) 1 設置数量 (m) 比浸透量(㎡)飽和透水係数(m/hr) 上層路盤での貯留率(%) 下層路盤での貯留率(%) 下層路盤厚(mm) 下層路盤での貯留量(mm) 比浸透量(㎡) 設置数量(舗装面積) (m2) 飽和透水係数 (m/hr) 比浸透量算定定数 K=aH+b 目詰まり 係数 下層路盤 合計 貯留率と水拘束率 関係式 表層 中間層・基層 上層路盤
E
サンプルデータ:(保存先フォルダ)¥TYK2007ASys¥Excel¥Shinto¥浸透施設_貯留浸透(サンプル).xls<調整池の構造(水深/容量データ)> No 水深 H(m) 容量 V(m3) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 <ポンプの規模(水深/ポンプ規模データ)> No 水深 H(m) ポンプ規模 Q(m3/s) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
F
G
サンプルデータ:(保存先フォルダ)¥TYK2007ASys¥Excel¥H-v¥水深-容量データ(サンプル).xls サンプルデータ:(保存先フォルダ)¥TYK2007ASys¥Excel¥Pump¥水深-ポンプ規模データ(サンプル).xls4. 「調整池容量計算システム」の基本操作
・本章では対策工事のチェックを例として、調整池容量計算システムの基本的な使い方を説明します。 例として取り上げるケースは以下のような事例です。(この事例のデータはシステム内にケース名「サ ンプルケース」として用意されています) 行為面積 0.1ha 行為前 土地利用 林地、耕地、原野その他ローラーその他これに類する建設機械を用 いて締め固められていない土地:0.1ha 行為後 土地利用 宅地:0.1ha 降雨強度 降雨強度表で与える (降雨強度(サンプル).xls) 浸透施設 なし/あり(一般用) 調整池 自然調節方式 調整池高 1m 池の 水 深 - 容 量 データ 底面積 50m2・計画高水位(HWL)1m の矩形池 (水深-容量データ(サンプル).xls) ・ プログラムを使用するにあたり、事前に以下のことを想定しておく必要があります。(詳細は 3 章に記 述してあります) 1) 行為前後の土地の集計 2) 想定している浸透施設の計算条件 ・ 浸透機能:浸透マス(形状含む)、浸透トレンチ、浸透性舗装、空隙率 3) 想定している調整池の計算条件 ・ 想定調整池の容量(H~V) ・ 調節形式:自然調整 or ポンプ調整(ポンプ規模)4-1 初期画面
本システムでは、一連の計算処理を行う場合、検討ケース毎に条件ファイルや結果ファイルを管理す るため、上記のような初期画面においてケース名を設定または選択した上でシステムが稼動することと しています。本システムによる調整池の容量確認作業は以下の手順で行います。
A
最初に本システムを起動した際には、「Excel パス設定」ボタンを押して、Excel.exe ファイ ルを指定してください。(1度この操作を行え ば、Excel.exe のパスが自動保存されるた め、2 回目以降に設定し直す必要はありませ ん)(左図 A) Excel.exe ファイルが格納されているフォルダ を移動し、Excel.exe ファイルを指定して下さ い。(左図 B)B
(Excel.exe ファイルは、一般的に「デスクトップ」-「マイコン ピュータ」-「ローカルディスク(C:)」-「Program Files」フォ ルダ-「Microsoft Office」フォルダ-「OFFICE10 もしくは OFFICE11」フォルダ内にあります。)4-2 新規にケースを設定する
※検討ケース名に不適切な文字 No 文字 名称 1 [ 終わり大括弧,終わり角括弧 2 ] 始め大括弧,始め角括弧 3 / 斜線,スラッシュ 4 . 終止符,ピリオド 5 , コンマ 6 # 番号記号,井げた 7 ~ 波ダッシュ,チルダ 8 $ ドル記号 9 % パーセント 10 + 正符号,加算記号,プラス 11 & 論理和記号,アンパサンド 12 ! 感嘆符,エクスクラメーションマーク 13 ? 疑問符,クエスチョンマーク 14 > 不等号(より大),大なり記号 15 < 不等号(より小),小なり記号 16 = 等号,イコール 17 \ 円記号 (海外ではバックスラッシュ) 18 * 星印,アステリスク 19 : コロン 20 ; セミコロン 21 ^ キャレット,アクサンシルコンフレックス 22 | 縦線 許認可対象の事例毎に、新たにケースを作 成してください。 「新規追加」ボタンを押下します。 (左図 A) 「検討ケース名入力」画面が表示されます。 追加する検討ケース名を入力します。なお、 検討ケース名に不適切な文字は、入力でき ません。(左図B) ここでは「サンプルケース」と入力してくださ い。 検討ケース入力後、「登録」ボタン(左図 C) を押下することにより、検討ケースが登録さ れ 、 検 討 画 面 ( ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル 「5-3 メニューの説明」参照)が表示されま す。B
C
A
4-3 行為前面積と行為後面積の入力(流出係数の設定)
「流出係数の設定」タブを選択します。 (左図 A) 左図の「エクセルファイルの選択」画面が表 示されます。 「エクセルファイル表示」ボタンを押下しま す。(左図 B) 該当する Excel ファイルを選択します。 ここでは、システム内に用意されている「流 出係数(サンプル).xls」を選択し、「開く」ボタ ンを押下します。(左図 C) 「行為前面積(ha)」「行為後面積(ha)」をそれ ぞれ半角数字で入力します。(左図 D) 既に入力されている土地利用や値を変更し ても構いません。ただし行為前後の面積が 同じになるようにして下さい。 入力すると、行為前及び行為後の「流出計 数算定結果」が自動計算されます。(左図 E)E
C
A
B
D
ファイルを保存(左図 F)し Excel を閉じます。 (左図 G) このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 H)を押下し、該当する Excel ファイルを選択します。ここでは、先ほ ど編集した「流出係数(サンプル).xls」を選択 してください。(左図 K) 行為前及び行為後の「流出係数」がシステ ムへ取り込まれます。(左図 I) ※流出係数設定結果を反映させるために、 Excel ファイルを修正した場合には必ず 「参照」ボタンを押下してください。 Excel ファイルの設定が完了後、システム画 面の「設定」ボタンを押下します。(左図 J) 左図のような確認メッセージが表示され、 「はい」を選ぶと、「流出計算」画面に移動し ます。このとき、流出係数設定結果が自動
H
I
J
F
G
K
4-4 降雨データの入力(流出計算の実行)
「流出計算」タブを選択します。(左図 A) 左図の「流出計算」画面が表示されます。 行為面積および行為前後の流出係数は、 「流出係数の算出」結果が反映されています が、申請図書記載値を直接入力することも 可能です。 入力されている値が正しいかどうか確認して ください。(左図 B) 降雨量の設定は、「降雨強度の推移表」を利 用します。 「エクセルファイル表示」ボタンを押下しま す。(左図 C) 該当する Excel ファイルを選択します。 ここでは、システム内に用意されている「降 雨強度(サンプル).xls」を選択し、「開く」ボタ ンを押下します。(左図 D) ※実際に申請内容の確認を行う場合は、対 象となる地域によって雨量表の値が異な ります。都道府県知事等により公示されて いる「基準降雨」の値に変更してください。 降雨強度表が表示されます。(左図 E)E
D
A
C
B
ファイルを保存(左図 F)し Excel を閉じます。 (左図 G) このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 H)を押下し、該当する Excel ファイルを選択します。ここでは、先ほ ど編集した「降雨強度(サンプル).xls」を選択 してください。(左図 I) ※降雨データ設定ファイルを変更、修正した 場合には、これを反映させるために必ず 「参照」ボタン(左図 H)を押下して下さい。
F
G
I
H
K
J
「計算実行」ボタンを押下すると、流出計算 が行われます。(左図 J) 計算結果として、行為前及び行為後の「ピー ク流入量」が表示されます。(左図 K) 「流入量-時間関係結果表示」ボタン(左図 L)を押下すると、流出計算結果が Excel ファ イルとして一覧表及びグラフ表示されます。 (左図 M)M
L
4-5 浸透能力の算出
「浸透能力の算出」タブを選択します。 (左図A) 浸透施設条件を「浸透施設なし」、「浸透施 設あり」、「浸透施設あり(貯留浸透モデル、 道路管理者用)」より選択します。 (左図B、C、D) ※本システムでは、必ず B,C,D のいずれか を選択して下さい。また、新規選択・選択 変更した場合など、これらを次のステップ に反映させるために、必ず「計算実行/再 設定」ボタンを押下して下さい。 <浸透なしを選択した場合> 「浸透なし」を選択した場合(左図E)、「計算 実行/再設定」ボタンを押下すると計算が実 行されます。(左図F) ピーク流量の中の「浸透考慮後」、「浸透考 慮前」に計算結果が表示されます。(左図G) 「浸透なし」を選択しているので、この場合は 「浸透考慮前」と「浸透考慮後」で同じ値とな ります。E
F
A
D
C
B
L
K
<浸透ありを選択した場合> 「浸透あり」を選択した場合(左図 H)、「エク セルファイル表示」ボタンを押下します。(左 図 I) 該当する Excel ファイルを選択します。 ここでは、システム内に用意されている「浸 透施_一定量(サンプル).xls」を選択してくだ さい。(左図 J) 浸透施設諸元として「浸透マス」「浸透トレン チ」「透水性舗装」「その他」について、「比浸 透量、飽和透水係数」「設置数量」「影響係 数」をそれぞれ入力します。(左図 K) また、空隙貯留がある場合は、空隙貯留量 諸元として「体積」、「空隙率」をそれぞれ入 力します。(ここに入力する体積は全数量に 対する値です) 既に入力されている値を変更しても構いま せん。 入力した値に応じて「浸透施設能力算定結 果」、「空隙貯留量算定結果」が自動計算さ れます。(左図 L)J
I
H
ファイルを保存(左図 M)し、Excel を閉じま す。(左図 N) このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 O)を押下し、該当ファイ ルを選択します。(左図 P) ※浸透施設能力算定結果、空隙貯留量算 定結果を反映させるために、Excel ファイ ルを修正した場合には必ず「参照」ボタン を押下してください。 Excel ファイルの設定後、システム画面の 「計算実行/再設定」ボタンを押下します。 (左図 Q)
O
M
N
P
Q
ピーク流量の中の「浸透考慮後」、「浸透考 慮前」に計算結果が表示されます。(左図 R) ※「浸透施設_一定量(サンプル)」には値が 入っていないため「浸透考慮前」、「浸透考慮 後」で同じ値が表示されます。 システム内に用意されている「浸透施設_一 定量(サンプル値入り).xls」を選択すると(左 図 S)、浸透を考慮した後の値が表示されま す。(左図 T)
R
T
S
「流入出量-時間関係結果表示」ボタンを押 下すると、浸透能力の算出結果が、Excel フ ァイルとして一覧表及びグラフ表示されま す。(左図 U,V)
U
V
4-6 調整池諸元データの入力・調節計算
「調節計算(自然調節方式)」タブを選択しま す。(左図 A) 「調節計算(自然調節方式)」画面が表示さ れます。 放流口形状(口径,管底位置)及び水深-容 量データを設定します。(左図 B) まず水深-容量データを設定します。 「エクセルファイル表示」ボタンを押下しま す。(左図 C) 該当する Excel ファイルを選択します。 ここでは、システム内に用意されている「水 深-容量データ(サンプル).xls」を選択し、 「開く」ボタンを押下します。(左図 D) 水深-容量データを任意の値に修正できま す。なお水深の最大値は、調整池の計画高 水位(HWL)として下さい。(左図 E)A
B
C
D
(=HWL)とする E
ファイルを保存(左図 F)し、Excel を閉じま す。(左図 G) このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 H)を押下し、該当ファイ ルを選択します。「水深-容量データ」がシ ステムに取り込まれます。 ※水深-容量データを反映させるために、 Excel ファイルを修正した場合には必ず 「参照」ボタンを押下してください。 次に放流口の形状を設定します。 口径と管底位置を入力してください。(左図 I) 管底位置については、通常は池底に設ける ので位置は 0 となります。 放流口の口径については、円管と矩形管か ら選択できます。円管の場合は直径を矩形 管の場合は高さ、幅を入力してください。
H
I
F
G
「計算実行」ボタン(左図 J)を押下すると、調 節計算が行われます。計算結果として、「最 大放流量」「池内最大水深」「池内最大ボリュ ーム」が表示されます。また、これらの結果 に応じ、「総合評価」、「放流量評価」、「池の 容量不足」も表示されます。(左図 K) 対策工事の申請確認を行う場合に、総合評 価が「N.G」となった場合は、申請された対策 では調節効果が不十分ということになりま す。「放流量評価」が許容放流量以下、「池 の容量不足」が無となれば「総合評価」が 「O.K」となり、申請内容通りで問題は無いこ とになります。 開発行為に対して必要な池の容量を調べる 場合は、放流口形状や水深-容量関係を変 化させて、総合評価が「O.K」となるまで繰り 返してください。 「流入出量-時間関係結果表示」ボタンを押 下すると、調節計算結果が、Excel ファイルと して一覧表及びグラフ表示されます。 (左図 L,M)
J
K
L
M
「許可申請図書の表示」ボタン(左図 N)を押 下すると、許可申請図書用の参考資料画面 が表示されます。(左図 P) 表示された参考資料は、このまま Excel のフ ァイルとして保存可能です。保存された参考 資料は Excel での編集・利用が可能です。 なお、この時、「マクロを有効にする」を選択 してください。(左図 O)
N
O
P
R
Q
「電子ファイルの保存」ボタンを押下すると、 算出結果が任意の場所に保存されます。 (左図 Q) 保存先のフォルダを指定します。(左図 R) ※フロッピーディスクでもかまいません。 保存したデータをエクスプローラで確認しま す。(左図 S) 選択したケース名のフォルダが作成されて います。 ※保存したデータを他のコンピュータにコピ ーすることで、再現計算を行うことができ ます。 コピーする際は、保存されたフォルダの中 にある全てのファイルとフォルダを、システ ムがインストールされている\TYK2007A Sys フォルダ内の\Case フォルダにコピー してください。S
4-7 システムの終了・自動保存機能
流出係数の算出や調整池による調節計算を 行っている状態からシステムを終了させる場 合は、画面右下の「戻る」ボタンを押下しま す。(左図 A) この操作により初期画面に戻ります。同時に 計算中のデータがシステム内部に自動的に 保存されます。流出係数の算出のみなど、 途中までしか計算していなくてもその状態で 保存されます。 従って、初期画面で同じケース(今回の場合 は「サンプルケース」)を選択すると、続きの 計算を行うことができます。 初期画面でシステムを終了させる場合は、 画面右下の「システム終了」ボタン(左図 B) を押下してください。 システム終了確認メッセージが表示されます (左図 C)。ここで「はい」を選ぶとシステムが 終了します。「いいえ」を選ぶと初期画面に 戻ります。A
B
C
5. 「調整池容量計算システム」
ユーザーズマニュアル
・ プログラムを使用するにあたり、事前に以下のことを想定しておく必要があります。(詳細は 3 章に記 述してあります) 1) 行為前後の土地の集計 2) 想定している浸透施設の計算条件 ・ 浸透機能:浸透マス(形状含む)、浸透トレンチ、浸透性舗装、空隙率 3) 想定している調整池の計算条件 ・ 想定調整池の容量(H~V) ・ 調節形式:自然調節 or ポンプ調整(ポンプ規模) ・ オリフィス形式:円形、矩形、2 段5-1 初期画面
本システムでは、一連の計算処理を行う場合、検討ケース毎に条件ファイルや結果ファイルを管理す るため、上記のような初期画面においてケース名を設定または選択した上でシステムが稼動することと しています。なお、本システムで具備する機能は以下のとおりです。 具備機能 概 要 ①流出係数の算出 ・開発前後の土地利用別面積から(合成)流出係数を算出することが できます。 ②流出計算 ・合理式合成法により、行為前後のピーク流出量及び流入量-時間 関係データを算出することができます。 ③浸透能力の算出 ・浸透能力は浸透トレンチ、浸透マス、透水性舗装を対象とし、概略 諸元及び単位能力を入力することにより、浸透による流出抑制効 果量を算出することができます。 ・空隙貯留を考慮し、体積、空隙率を入力することで流出抑制効果量 を算定することができます。 ・なお、浸透能力の算出方法は「一定量を差し引く方法」と「貯留浸透 モデルによる方法」の 2 種から選択できます。 ④調整池容量の概算 ・矩形調整池を想定し、トライアル計算により概算の必要容量を算出 することができます。 ⑤調節計算 (自然調節方式) ・実際の調整池の水深-容量関係を入力することにより、設定調整池 の効果量を算出することができます。 ・浸透施設の浸透能力、空隙貯留量を入力することにより、浸透併用 時の容量も算出できるようにすることができます。 ⑥調節計算(2 段) ・2 段オリフィスによる調整池必要容量の概算を行うことができます。A
最初に本システムを起動した際には、「Excel パス設定」ボタンを押して、Excel.exe ファイ ルを指定してください。(1度この操作を行え ば、Excel.exe のパスが自動保存されるた め、2 回目以降に設定し直す必要はありませ ん)(左図 A) Excel.exe ファイルが格納されているフォルダ を移動し、Excel.exe ファイルを指定して下さ い。(左図 B)B
(Excel.exe ファイルは、一般的に「デスクトップ」-「マイコン ピュータ」-「ローカルディスク(C:)」-「Program Files」フォ ルダ-「Microsoft Office」フォルダ-「OFFICE10 もしくは OFFICE11」フォルダ内にあります。)5-2 ケースの設定、保存
5.2.1 ケースの新規追加
※検討ケース名に不適切な文字A
「新規追加」ボタンを押下します。 (左図 A) 「検討ケース名入力」画面が表示されます。 追加する検討ケース名を入力します。なお、 検討ケース名に不適切な文字は、入力でき ません。(左図B) 検討ケース入力後、「登録」ボタン(左図 C) を押下することにより、検討ケースが登録さ れ、検討画面(「5-3 メニューの説明」を参照) が表示されます。 No 文字 名称 1 [ 終わり大括弧,終わり角括弧 2 ] 始め大括弧,始め角括弧 3 / 斜線,スラッシュ 4 . 終止符,ピリオド 5 , コンマ 6 # 番号記号,井げた 7 ~ 波ダッシュ,チルダ 8 $ ドル記号 9 % パーセント 10 + 正符号,加算記号,プラス 11 & 論理和記号,アンパサンド 12 ! 感嘆符,エクスクラメーションマーク 13 ? 疑問符,クエスチョンマーク 14 > 不等号(より大),大なり記号 15 < 不等号(より小),小なり記号 16 = 等号,イコール 17 \ 円記号 (海外ではバックスラッシュ) 18 * 星印,アステリスク 19 : コロン 20 ; セミコロンB
C
5.2.2 ケースの削除
削除するケースを選択し、「削除」ボタンを押 下します。(左図 D) 確認メッセージが表示されるので、「はい」を 押下することで、選択したケースが削除さ れ、リストから消去されます。 ※「いいえ」ボタンをクリックすることで、削除 処理が解除されます。D
5.2.3 電子ファイルの保存
「電子ファイルの保存」ボタンを押下すると、 検討ケースにおけるデータを任意の場所に 出力することができます。(左図 E) 保存先のフォルダを指定します。(左図 F) ※フロッピーディスクでもかまいません。 保存したデータをエクスプローラで確認しま す(左図 G)。選択したケース名のフォルダが 作成されています。 ※保存したデータを他のコンピュータにコピ ーすることで、再現計算を行うことができ ます。 コピーする際は、保存されたフォルダの中 にある全てのファイルとフォルダを、システ ムがインストールされている\TYK2007A Sys フォルダ内の\Case フォルダにコピー してください。E
G
F
5-3 メニューの説明
(1)流出係数の算出 流出係数の算出を行います。 「5-4流出係数の算出」を参照して下さい。 (2)流出計算 流出計算を行います。 「5-5降雨データの入力(流出計算の実行)」を参照して下さい。 (3)浸透能力の算出 浸透施設能力の算出を行います。 「5-6浸透能力の算出」を参照して下さい。 (4)調整池容量の概算 調整池必要ボリュームの概算を行います。 「5-7調整池容量の概算」を参照して下さい。 (5)調節計算(自然調節方式) 調整池による調節計算(自然調節方式)を行います。 「5-8調節計算(自然調節方式))」を参照して下さい。 (6)調節計算(2段オリフィス) 調整池による調節計算(自然調節方式、2段オリフィス)を行います。(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
5-4 流出係数の算出
「流出係数の算出」タブを選択します。 (左図 A) 左図の「エクセルファイルの選択」画面が表 示されます。 「エクセルファイル表示」ボタン(左図 B)を押 下します。 ※「流出係数」の意味は用語集「6-1 流出係 数」を参照してください 該当する Excel ファイルを選択し、「開く」ボタ ンを押下します。(左図 C) 「行為前面積(ha)」「行為後面積(ha)」をそれ ぞれ半角数字で入力します。(左図 D) 土地利用や面積を入力する場合は、行為前 後の面積が同じになるようにして下さい。 告示外の流出係数を用いる場合は、表の際 下段に追加してください(最大5種類まで)。 ※Q&A を参照してください 入力すると、行為前及び行為後の「流出計 数算定結果」が自動計算されます。(左図 E)A
B
C
E
D
ファイルを保存(左図 F)し Excel を閉じます (左図 G)。 このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 H)を押下し、該当する Excel ファイルを選択します。(左図 K) 行為前及び行為後の「流出係数」がシステ ムへ取り込まれます。(左図 I) ※流出係数設定結果を反映させるために、 Excel ファイルを修正した場合には必ず 「参照」ボタンを押下してください。 Excel ファイルの設定が完了後、システム画 面の「設定」ボタンを押下します。(左図J) 左図のような確認メッセージが表示され、 「はい」を選ぶと、「流出計算」画面に移動し
H
I
J
K
F
G
5-5 降雨データの入力(流出計算の実行)
「流出計算」タブを選択します。(左図 A) 左図の「流出計算」画面が表示されます。 <降雨強度の推移表を用いて流出計算を実 施する場合> 行為面積および行為前後の流出係数は、 「流出係数の算出」結果が反映されています が、直接入力することも可能です。 入力されている値が正しいかどうか確認して ください。(左図 B) 「エクセルファイル表示」ボタン(左図 C)を押 下します。 該当する Excel ファイルを選択し、「開く」ボタ ンを押下します。(左図 D) ※実際に申請内容の確認を行う場合は、対 象となる地域によって雨量表の値が異な ります。都道府県知事等により公示されて いる「基準降雨」の値に変更してください。 降雨強度表が表示されます。(左図 E)E
A
C
B
D
ファイルを保存(左図 F)し Excel を閉じます (左図 G)。 このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 H)を押下し、該当する Excel ファイルを選択します。(左図 I) ※降雨データ設定ファイルを変更、修正した 場合には、これを反映させるために必ず 「参照」ボタン(左図 H)を押下して下さい。
F
G
H
I
「計算実行」ボタンを押下すると、流出計算 が行われます。(左図 J) 計算結果として、行為前及び行為後の「ピー ク流入量」が表示されます。(左図 K) 「流入量-時間関係結果表示」ボタンを押下 すると、調節計算結果が、Excel ファイルとし て一覧表及びグラフ表示されます。 (左図 L,M)
M
J
K
L
<既に計算された流出計算結果等を用いる 場合> 本システムでは既に計算された流出計算結 果等を用いて浸透施設計算、調整池計算を 行うことも可能です。 既に計算された流出計算結果等を用いる場 合は以下の手順に従ってください。 「流出計算結果の指定」を選択します。(左 図 N) 「エクセルファイル表示」ボタン(左図 P)を押 下します。 行為後流入量を入力する表が表示されま す。(左図 Q) ※既に入力されている値を変更して使用し てください。
N
O
P
Q
ファイルを保存し(左図 R)Excel を閉じます。 (左図 S) この時、別のファイル名で保存しておけば変 更したデータを別のケースの計算を行うとき にも利用できます。 「参照」ボタン(左図 T)を押下し、該当する Excel ファイルを選択します。(左図 U) ※流入量定義ファイルを変更、修正した場 合には、これを反映させるために必ず「参 照」ボタン(左図 T)を押下して下さい。
R
S
T
U
許容放流量を入力します。(左図 V) 「ファイル選択」ボタン(左図 W)を押下すると 計算結果として許容放流量、行為後のピー ク流量が表示されます。(左図 X)
V
W
X
5-6 浸透能力の算出
「浸透能力の算出」タブを選択します。 (左図A) 浸透施設条件を「浸透施設なし」、「浸透施 設あり」、「浸透施設あり(貯留浸透モデル、 道路管理者用)」より選択します。 (左図B、C、D) ※本システムでは、必ず B,C,D のいずれか を選択して下さい。また、新規選択・選択 変更した場合など、これらを次のステップ に反映させるために、必ず「計算実行/再 設定」ボタンを押下して下さい。 <浸透なしを選択した場合> 「浸透なし」を選択した場合(左図E)、「計算 実行/再設定」ボタンを押下すると計算が実 行されます。(左図F) ピーク流量の中の「浸透考慮後」、「浸透考 慮前」に計算結果が表示されます。(左図G) 「浸透なし」を選択しているので、この場合は 「浸透考慮前」と「浸透考慮後」で同じ値とな ります。B
C
D
A
E
F
L
K
<浸透ありを選択した場合> 「浸透あり」を選択した場合(左図 H)、「エク セルファイル表示」ボタンを押下します。(左 図 I) 該当する Excel ファイルを選択します。(左図 J) 浸透施設諸元として「浸透マス」「浸透トレン チ」「透水性舗装」「その他」について、「比浸 透量、飽和透水係数」「設置数量」「影響係 数」をそれぞれ入力します。(左図 K) また、空隙貯留がある場合は、空隙貯留量 諸元として「体積」、「空隙率」をそれぞれ入 力します。(ここに入力する体積は全数量に 対する値です) 既に入力されている値を変更しても構いま せん。 入力した値に応じて「浸透施設能力算定結 果」、「空隙貯留量算定結果」が自動計算さ れます。(左図 L)J
I
H
ファイルを保存(左図 M)し、Excel を閉じま す。(左図 N) このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 O)を押下し、該当ファイ ルを選択します。(左図 P) ※浸透施設能力算定結果、空隙貯留量算 定結果を反映させるために、Excel ファイ ルを修正した場合には必ず「参照」ボタン を押下してください。 Excel ファイルの設定後、システム画面の 「計算実行/再設定」ボタンを押下します。 (左図 Q)
O
M
N
P
Q
ピーク流量の中の「浸透考慮後」、「浸透考 慮前」に計算結果が表示されます。(左図 R)
浸透能を設定した Excel ファイルを選択する と浸透を考慮した後の値が表示されます。
<浸透あり(貯留浸透モデル、道路管理者 用)を選択した場合> 「浸透あり(貯留浸透モデル、道路管理者 用)」を選択した場合(左図 U)、「エクセルフ ァイル表示」ボタンを押下します。(左図 T) ※本メニューは道路管理者が浸水性舗装に よる浸透計算を行うためのものです。一般 向けの浸透施設設定 Excel ファイルとはフ ァイル形式が異なるので注意して下さい。 該当する Excel ファイルを選択します。(左図 U) 浸透施設諸元として「透水性舗装」について は基本諸元「設置数量、飽和透水係数、比 浸透量算定定数、目詰まり係数」、貯留率と 水拘束率「道路の厚さ、空気間隙率、水拘 束率」を入力します。(左図 V,W) 「浸透マス」「浸透トレンチ」について、「比浸 透量、飽和透水係数」「設置数量」「設計水 頭」「影響係数」をそれぞれ入力します。(左 図 X) また、空隙貯留がある場合は、空隙貯留量 諸元として「体積」、「空隙率」をそれぞれ入 力します。(ここに入力する体積は全数量に 対する値です)(左図 Y) 既に入力されている値を変更しても構いま せん。
T
S
U
V
W
X
Y
ファイルを保存(左図 Z)し、Excel を閉じま す。(左図 AA) このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 AB)を押下し、該当ファ イルを選択します。(左図 AC) ※浸透施設能力算定結果、空隙貯留量算 定結果を反映させるために、Excel ファイ ルを修正した場合には必ず「参照」ボタン を押下してください。 Excel ファイルの設定後、システム画面の 「計算実行/再設定」ボタンを押下します。 (左図 AD)
Z
AA
AB
AD
AC
ピーク流量の中の「浸透考慮後」、「浸透考 慮前」に計算結果が表示されます。(左図 AE) 「流入出量-時間関係結果表示」ボタンを押 下すると、浸透能力の算出結果が、Excel フ ァイルとして一覧表及びグラフ表示されま す。(左図 AF,AG)
AE
AF
AG
5-7 調整池容量の概算
調整池容量の概算を行う場合は、以下の方 法により計算して下さい。本タブで概算計算 を行わずに 5-8 以降の調整池調節計算を行 うことも可能です。 なお、ここでの調節方式は自然調節方式で 放流口は円管となります。 「調整池容量の概算」タブを選択します。(左 図 A) 「調整池容量の概算」画面が表示されます。 行為後ピーク流入量(浸透考慮後)および許 容放流量(行為前ピーク流入量)は、「5-5 降 雨データの入力(流出計算の実行)」で算出 された値が表示されます。(左図 B,C) 浸透施設条件は、「5-6 浸透能力の算出」で 設定した条件が選択されます。(左図 D) 調整池高を設定します。(左図 E) 実際に設置する池の構造を考慮して値を入 力してください。入力された値は、本システ ムでは調整池の計画高水位(HWL)として扱 われます。 「計算実行」ボタンを押下すると、調整池必 要容量の概算が行われます。(左図F) 計算結果として、「必要容量」「オリフィス径」 が表示されます。(左図 G)C
A
B
D
F
E
G
5-8 調節計算(自然調節方式)
調整池構造を自然調節方式とする場合は、 以下の方法により計算して下さい。 「調節計算(自然調節方式)」タブを選択しま す。(左図 A) 「調節計算(自然調節方式)」画面が表示さ れます。 行為後ピーク流入量および許容放流量(行 為前ピーク流入量)は、「5-5 降雨データの 入力(流出計算の実行)」で算出された値が 表示されます。(左図 B,C) 浸透施設条件は、「5-6 浸透能力の算出」で 設定した条件が表示されます。(左図 D) まず水深-容量データを設定します。 「エクセルファイル表示」ボタンを押下してく ださい。(左図E) 該当する Excel ファイルを選択し、「開く」ボタ ンを押下します。(左図F) 水深-容量データを任意の値に修正します。 なお水深の最大値は、調整池の計画高水位 (HWL)として下さい。(左図G) 「水深-容量データについて」ボタンを押下す ると、作成方法(ガイダンス)画面が表示され ます。(左図H)A
E
B
C
D
H
G
(=HWL)とする
F
ファイルを保存し(左図 I)、Excel を閉じます。 (左図J) このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図K)を押下し、該当ファイ ルを選択します。「水深-容量データ」がシ ステムに取り込まれます。 ※水深-容量データを反映させるために、 Excel ファイルを修正した場合には必ず 「参照」ボタンを押下してください。
I
J
K
L
次に放流口の形状を設定します。 口径と管底位置を入力してください。 (左図 M) 管底位置については、通常は池底に設ける ので位置は 0 となります。 放流口の口径については、円管と矩形管か ら選択できます。円管の場合は直径を矩形 管の場合は高さ、幅を入力してください。 「計算実行」ボタンを押下すると、調節計算 が行われます。(左図 N) 計算結果として、「最大放流量」「池内最大 水深」「池内最大ボリューム」が表示されま す。またこれらの結果に応じ、「総合評価」、 「放流量評価」、「池の容量不足」も表示され ます。(左図 O) 総合評価が「N.G」となった場合は、申請され た対策では調節効果が不十分ということに なります。 「放流量評価」が許容放流量以下、「池の容 量不足」が無となれば総合評価が「O.K」とな り、申請内容通りで問題は無いことになりま す。 開発行為に対して必要な池の容量を調べる 場合は、放流口形状や水深-容量関係を変 化させて、総合評価が「O.K」となるまで繰り 返してください。 ※Q&A を参照してください
M
N
O
「流入出量-時間関係結果表示」ボタンを押 下すると、調節計算結果が、Excel ファイルと して一覧表及びグラフ表示されます。 (左図 P,Q)
Q
P
「許可申請図書」ボタン(左図 R)を押下する と、許可申請図書用の参考資料画面が表示 されます。(左図 T) 表示された参考資料は、このまま Excel のフ ァイルとして保存可能です。保存された参考 資料は Excel での編集・利用が可能です。 なお、この時、「マクロを有効にする」を選択 してください。(左図 S)
T
R
S
「電子ファイルの保存」ボタンを押下すると、 算出結果が任意の場所に保存されます。 (左図 U) 保存先のフォルダを指定します。(左図 V) ※フロッピーディスクでもかまいません。 保存したデータをエクスプローラで確認しま す。(左図 W) 選択したケース名のフォルダが作成されて います。 ※保存したデータを他のコンピュータにコピ ーすることで、再現計算を行うことができ ます。 コピーする際は、保存されたフォルダの中 にある全てのファイルとフォルダを、システ ムがインストールされている\TYK2007A Sys フォルダ内の\Case フォルダにコピー してください。
W
U
V
対策施設が浸透施設のみで調整池を設け ない場合には、以下の手順で調節計算を実 施して下さい。流入出量一時間関係結果表 示、許可申請図書の表示等が行えます。 水深-容量データを設定します。 「エクセルファイル表示」ボタンを押下して下 さい。(左図 X) 該当する Excel ファイルを選択します。ここで は、システム内に用意されている「水深-容 量データ(サンプル_0m3).xls」を選択し、「開 く」ボタンを押下します。(左図 Y) 水深 H=0.001(m)、容量 V=0.00(m3)が入 力されていることを確認します。(左図 Z) ファイルを保存し(左図 AA)Excel を閉じま す。(左図 AB)
X
Y
Z
AA
AB
「参照」ボタン(左図 AC)を押下し、該当ファ イルを選択します。「水深-容量データ」がシ ステムに取り込まれます。 ※水深-容量データを反映させるために、 Excel ファイルを修正した場合には必ず 「参照」ボタンを押下して下さい。 放流口の形状は変更の必要がありません。 (「口径」、「管底位置」ともに 0 を入力して下 さい。)(左図 AE) 「計算実行」ボタンを押下すると調節計算が 行われ、計算結果の総合評価が「O.K」とな ります。 ※「最大放流量」、「池内最大水深」「池内最 大ボリューム」は 0 と表示されます。
AC
AD
AE
AF
AG
「流入出量-時間関係結果表示」ボタンを押 下すると調節計算結果が Excel ファイルとし て一覧表及びグラフ表示されます。(左図 AH,AI)
AH
AI
「許可申請図書」ボタン(左図 AJ)を押下する と許可申請図書用の参考資料画面が表示さ れます。(左図 AL) 表示された参考資料はこのまま Excel ファイ ルとして保存可能です。保存された参考資 料は Excel での編集・利用が可能です。 なおこの時「マクロを有効にする」を選択して 下さい。(左図 AK)
AJ
AK
AL
5-9 調整池による調節計算(2段オリフィス)
調整池構造を自然調節方式(2 段オリフィス) とする場合は、以下の方法により計算して下 さい。 「調節計算(2 段)」タブを選択します。(左図 A) 「調節計算(2 段オリフィス)」画面が表示され ます。 行為後ピーク流入量(浸透考慮後)および許 容放流量(計)(行為前ピーク流入量)は、 「5-5 降雨データの入力(流出計算の実行)」 で算出された値が表示されます。(左図 B,C) 浸透施設条件は、「5-6 浸透能力の算出」の Excel で算出された値が表示されます。(左 図 D) 許容放流量(上段)を設定すると、許容放流 量(下段)が自動算定されます。(左図 C) 次に水深-容量データを設定します。 「エクセルファイル表示」ボタンを押下してく ださい。(左図 E) 該当する Excel ファイルを選択し、「開く」ボタ ンを押下します。(左図 F) 水深-容量データを任意の値に修正します。 なお水深の最大値は、調整池の計画高水位 (HWL)として下さい。(左図 G) 「水深-容量データについて」ボタンを押下す ると、作成方法(ガイダンス)画面が表示され ます。(左図 H)A
B
D
E
C
G
(=HWL)とする
F
ファイルを保存し(左図 I)、Excel を閉じます。 (左図 J) このとき、別のファイル名で保存しておけば 変更したデータを別のケースの計算を行うと きにも利用できます。 「参照」ボタン(左図 K)を押下し、該当ファイ ルを選択します(左図 L)。「水深-容量デー タ」がシステムに取り込まれます。 ※水深-容量データを反映させるために、 Excel ファイルを修正した場合には必ず 「参照」ボタンを押下してください。