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家庭経済に於ける消費構造の考察 (第一報)

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昭 和37年6月(1962) 一47一

家 庭 経 済 に 於 け る消 費 構 造 の考 察(第 一 報)

蔚 西 田 幸._, 蕃 i 緒 言 最 近 の 物 価 騰 貴 が我 々 の 生 活 に どの よ うな 影 響 を 与 え た か に つ い て,家 庭 経 済 の 見 地 か ら消 費 構 造 の分 析 を 試 み そ の 変 動 を 考 察 し,更 に 今 後 の 家 庭 生 活 の 合 理 的 な 在 り方 に つ い て 究 明 す る こ とを 目的 とし た ・今 回 は 消 費 者 物 価 指 数,食 品 群 別食 材 料 費 及 び 食 品 群 別 摂 取 量 との 関 係,主 要 食 品 の 季 節 的 変 動 等 に つ い て年 次 的 に そ の 推 移 を 考 察 した の で報 告 す る。 懸 対 象 及 び 方 法 資 料 の 制 約 上 次 の よ うに した 。 i消 費 者 物 価 指 数 は 全 都 市 の昭 和21年 ∼37年 。 ii食 品 群 別 食 材 料 費 及 び 食 品 群別 摂 取 量 は 全 国及 び 業 態 別 の 昭 和32∼35年 。 iii主 要 食 品 の 季 節 的 変 動 は 全 部 昭 和30∼30年(当 年 9・10月 は 統 計 の 制 約 上 数 値 な し) IH 結 果 及 び 考 察 i消 費 者 物 価 指 数 近 年 に 於 け る 物 価 騰 貴 を 総 理府 統 計 局 の 家 計 調 査に よ る全 都 市 消 費 者 物 価 指 数 を 用 い,戦 後 の年 次 的 変 動 を 究 明 し た 結 果 は 第1表 の 如 くで あ る 。 わ が 国 の 物 価 は戦 時 中 か ら,か な り上 昇 した が終 戦 を 境 と し戦 後 イ ン フ レの 飛 躍 的 段階 を 辿 つた 。 この 戦 後 イ ン フ レ の 直 接 動 囚 は 生 活 必 需 物 資 の絶 対 的 不 足 に よ る もの で あ る。 又 物 価 体 系 は 公定 と闇 の 併 荏 と価 格 差 補 給 金 制 に よ る二 重 価 格 の 存 在 とに よ る も の で これ ら の問 題 点 は 第1表 で 明 らか な 如 く昭 和25年 頃 に 至 つ て 一 応 解 決 しお え た 。 大 勢的 に 云 え ば 戦 時 物 価 の 第 一 期(混 乱 期)で,こ れ 以 降 を 第 二 期(安 定 期)と 大 別 され て い る 。 そ の過 渡 期 に あ た る昭 和25年 ∼26年 に 於 け る急 激 上 昇 は 朝 鮮 動 乱 に よ る もの で あ って,そ れ ま で の 物 価 上 昇 と性 質 を 異 に した 物 価 騰 貴 で あ る。 そ の 後 昭 和33年 頃 ま で は一 上 一 下 の 小変 動 は あ つて も大 局 的 に は横 這 い の 安 定 を 示 して い る。 終 戦 直 後 の 変 動 期 に 比 較 して 第 二 期 後 の27年 ∼28年 の 「消費 景 気 」,29 菅本 学 副 手 iT..本学 別 特 研究 生 年 の デ フ レ過 程,更 に31年 か ら の 「神 武s,>c1」,33年 の 鍋 底 景 気 よ り 「数 量 景 気 」 「岩 戸 景 気 」 な どが 物 価 線 上 に もか な りの 起 伏 を 示 して い る 。最 近 の 総 合 指 数 の 動 向 は32年8月 を 境 に 下 が り始 め33年 は32年 平 均 に 比 べ(一)0・4,°0下 回 った 。 こ の 下 落 の 原 因 は 魚 介, 野 菜,乳 卵 及 び 繊 維 pllの大 巾 な 値 下 りに よ る もの で あ る。尚 家 賃,料 金(診 察 料,入 浴 料,理 容 代)の 値 上 が りに よ り住 居 費 と雑 費 は 前年 に 引 き続 き上 昇 を み た 。 食 料 指 数 に つ い て は32年 後 半 の ヤ ミ米 の続 騰 に 引 き 続 き,10月 に 配 給 米 の値 上 げ が 行 わ れ た の で上 昇 して い た が,豊 作 に よ り年 末 に はか な り下 落 した 。 そ れ 故 年 平 均 で は前 年 比(+)2・7%に 過 ぎ な か つた 。 特 に 高 騰 を 示 した の は乾 物 の(+)12.0°0で あ る。 これ は 二Fのりが 年 間 を 通 じ続 騰 し た結 果 で あ る 。 他 の 費 目は 殆 ん ど下 落 又 は 保 合 を 示 した 。 食 料 指 数 全 体 と して は 値 下 げ 費 目が 多 く前 年 に 比 べ(一)1.1,%下 回 る結 果 とな った 。34年 の 消 費 老 物 価 の 動 向 特 徴 は 年 央 を 境 に 下 落 か ら上 昇 に 転 じた 生 鮮 食料 品 を 中 心 とす る食 料 物 価 であ った 。 そ の 他 時 期 的 に は 多 少 の 差 は あ るが,被 服 物 価 も前 年 の 消 費不 振 に よ って 数 年 来 の 最 低 水 準 に まで 至 った 。 年 平 均 を 前 年 と比 較 す る と,食 料,被 服, 光 熱 は いず れ も年 の 前 半 と 後半 の 動 き が 相 殺 され,食 料 は(十)0.5,0の 微 騰 に と ど ま り,被 服(一)2.0%, 光 熱(一)1・2%は い ず れ も 下 落 した 。 一・方 住 居 は (+)3・5%と 大 巾 に 騰 貴 し,雑 費 も(+)3・1%の 上 昇 を 示 した 。 食 料 指 数 に つ い て 考 え る と,穀 類 指 数 は 豊作 に よ る ヤ ミ米 の 下 落 の 影 響 で 前 年 比(一)0.7,°'0 下 回 った 。 特 に豚 肉 が 値 上 り した 結 果,肉 類 指 数 は前 年 比(+)1・9%の 上 昇 とな った 。一 方 乳 製 品 は 生 産 の 増 加 もあ って前 年 を 下 回 った 。 生 鮮 食 料 品 の なか で は 野 菜 が 大 き く変 化 し,台 風 に よ る33年10月 の 異常 な 高 水 準 か ら年 央 まで 下 落 を 続 け,秋 に 再 び 伊 勢 湾 そ の他 の 台 風 の 影 響 な どに よ り(+)9・ $o/前 年 を 上 回 った 。 35年 に於 い て は こ こ数 年 の うち で 最 も強 い 騰 勢 を 示 し た 。 私 立 学校 授 業料 及 び料 金 関 係 の 値 上 が り,更 に 生 活 必 需 品 に も騰 貴 が み られ,総 合 指 数 は 前 年 比(+) 3.5%上 昇 し,32年 の 前 年 比(+)2.9°oを 更 に 上 回

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第 1 表 消 費 者 物 価 指 数 (昭 和35年=100)

年 次

費 目 総 合 食 料 費 穀 類 そ食 の 他 の料 魚 介 肉 類 昭 和21年 14.0 .. 17,3 20.0 18.1 22.4 22 30.1 37.9 33.0 41.8 36.3 50.4 23 55.0 63.4 60.0 66.0 58.0 83.3 24 72.6 i9.5 69.0 88.0幽 77.9; 84.8 25 67.671.2 68.773.267.858.6 乳 卵 野 菜

加 工 食 品 調 味 料 菓 子 果 物 51.5 11.6 13.6 29.9' 15.5 ,・ 酒 類 飲 料 被 服 費 住 居 費 光 熱 費 雑 費 12・5i 12.8 17.S 11。3, 7,6 5.5 64.1' 25.4 23.8: 56.8 34.2 99.8 115.9 37.5'. 35.2 92.8 45.3 148.6 34.4' 28.6 ,・. 21.1 18.61 13.6 ・:. 66.2 91.1 35.5 41.4' 34.4 125.0 64.3' 61.1105.3'. 63.2 172.1' 117.7 90.5 123.3 46.31 52.4 52.2 96.1 46.4 51.2 I .5 129.6::・1 l 67123.0 1 91.2 97.5脚 47.3 56.9 55.1 26 78.71 82.4 77.4 85.6 79.4 74.7 27 82.6 85.11 28 :: 1 '1 _ 1

99.8___66.755.093.091.8101.71

105.0 91.4 124.1 ・ 65.6 64.1 85・ ・85・76・975・ ・,・ …664.756.389・596・2・ ・3・81 94.0 88.1 82.1 77.5 29 93.7 97.5101.6 95.3 86.9, 85.1 30 92.7

94.699.li

92.183.3

,82.8

31

93.0;93.593.9`93.3

88.8 81.4 32 95.α 96.9 98.0 96.3 95.2 33 95・595・8[ 100.7 93.6' 90.6 1 34 96.5 96.31100.0 94.0 91.1 85.1 84.2 86.1 113.0 92.3 106.2 64.31 1 77.6 74.8 i

107.0 75.4 64.5, 91.3 92.6 99.O

I 10ユ.0 92.9 105.8 71.ユ 87.1 1 ・ 1106 .9 84.0' 77.6 98.3 102.61 107.81 101.6 98.5 1. 75.1 ・ ・. 86.8 100.2 78.8 77.3 97.0 101.3 102.9' ! i96 .2].05.7 102.5 100.5 102.7 78.2 " 1 :・. 106.1 81.8 73.9 94.2 102.2 100.0 ユ02.4i 84.7 90.8 1 91.1 く 104.0 91.6 84.8 97.11 ].01.3 U9.4 1 i 102.0; 1 99.9 102.8 89.5 98.6 92.5 99.5' 81.1 96.8 95.2 99.1 98.4 ユ00.1 99.9 … 92.2 96.1! 94.3 98.6 90.9 94.7 96.1 97.6 96.91 199.7j .. 97.9 94.7 94.9 97.3 35 100・OI 100,0 1 100.0, 100.0 100.0 100.0' 100.0 100.0 100.O IOO.0 100.0 100.0

11 100.o loo. a Yoo. o

1100 .01 100.0 Boa. o 36 105.3106.1101.31108.3112.8108.7i102.2123.6 37年1月 111.0'113.2 102.1 117.9 124.8 112.8 i97 .1 108.5 102.8. 106.7', 102.1 1 1 101.8 103.5 106.2 [ 104.0 104.S 104.4 154.1 99.0 122.1 105.7. 115.4 103.9 104.1 XO7. s 110.2 108.4 109.6 2 110.5!12.S 102.1117.411$.2, 110.8 1 1 3 1 105.9158.4 98,7 ユ22.4 105.71 115.5: 103.9 105.0 106.1 110.3 10i.8 109.4 ・…7・ ・3・・i・・2・3・ ・7・8・17・gi・ …41・ ・4・9155・7 199 .6i 123.3 i 105.5 119.5; 103.9 1Q5.3 105.8 UO.4 107.3 ユ09.7 総 理 府 統 計 局:家 計 調 査 年 報 に よ る i 窃 i 録〉 騨 ● §d E

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昭 和37年6月(1962) った 上 昇 率 で あ る 。 又 住 居 費 も家 賃 及 び住 宅 修 繕 材 料 の 上 昇 で 前年 比(+)5・3%,光 熱(+)5.1%,食 料 (+)3.7%,雑 費(+)2.7%,被 服2.1%と そ れ ぞ れ 前 年 を 上 回 って い る 。 食 料 指 数 は34年 に 引 続 き穀 類 は 横 這 い で 推 移 した が,35年8月 に 食 パ ン の 値 上 りで か な り騰 貴 を 示 した 。 そ の 後 のM#a作の 影 響 もあ って ヤ ミ米 の 値 下 りに よ り緩 慢 な が ら微 落 が 続 い た 。 そ の他 の 肉 類 は 豚 肉 。 牛 肉 な どが 急 上 昇 した の で 前 年 よ り (+)13.9°oと 大 由 な 値 上 り とな った 。野 菜 も5月 の 異 常 乾 燥 に よ り9月 まで 騰 貴 を 続 け た が 秋 に は 出 回 り豊 富 とな り急 落 した 結 果,野 菜 は(+)9.1°oの 上 昇 と な った 。 そ の他 魚 介類 は(+)8.9%,調 味 料 は(+) 2・4%,乳 卵(+)1.4%,菓 子,果 物,清 酒,干 の り, 潰 物 類 な ど も1-1立って 値 一Lりを 示 し た 。36年 の上 昇 傾 向 は35年 よ りも更 に広 汎 に わ た って お り,大 費 日別 で み る と,食 料(1)6・1%,住 居(+)6.2"o,光 熱(+)4.0% 被 服(+)3。5%,雑 費(+)4.8%と,い ず れ もか な り上 昇 した 故 に,年 平 均 総 合 指 数 は 前 年 の(十)3.5% を 上 回 る(+)5.3°oの 上 昇 とな った 。35年,36年 の 両 年 を 通 して は 主 食,生 鮮 食 料 品 の 上 昇 が 顕 著 で あ っ た 。 食 料 指 数 の うち殻 類 は ほ ぽ横 這 い で推 移 した が 干 うどん 等 に 上 昇が み ら れ た 為,年 平 均 で は 前 年 の(+) 1・3,0上 回 る結 果 と な った 。 そ の他 野 菜 の 騰 貴 が 激 し く年 初 は供 給 不 足,後 半 か ら 日照 り,台 風 な ど天 候 の 悪 条 件 が 重 な った 為,か な りの 高 値 で推 移 し,前 年 を (+)23・6%と 大 巾 に 上 回 った。 肉 類 は 牛 肉 が 値 上 り した 為(+)8.7°oの 上 昇 とな った 。 従 来 変 動 の 小 さ か った 加 工 食 品 が 原 料,加 工 賃 の 上 昇 か ら 豆 腐,油 揚,納 豆,こ ん に や く,コ ロツ ケ等 が 値 上 りを 示 し, 前 年 を(+)8.5°oも 上回 り,叉 調 味 料 も同 じ理 由か ら(+)2.8,°0上 昇 した 。 牛 乳 バ タ ー の 上 昇 に よ り乳 卵 が(十) oQ,酒 類 で は(十)2.1%,果 物(十)13.2 %な どそ れ ぞ れ 騰 貴 を 示 して い る。 乾 物 の み は 干 の り の 下 落 に よ っ て(一)2.9°oと 前 年 を 下 回 った 状 態 で あ る。37年 は 資料 の 関 係 上3月 の指 数 を 前 年 と比 較 し て 考 え る に,総 合 指 数 は(十)5.4%,食 料(+)7.0°o , 被 月艮(十)2.3%, {主1『}(十)4.2,°0, 雑 費(十)4.9 %と い ず れ も前 年 に 比 しか な りの 上 昇 を 示 して い る。 以 上 の 結 果 よ り近年 の 所 得 増 加,生 活水 準 の 上 昇 に 伴 い 特 に 食料 指 数 及 び 雑 費 の 増 加 が 認 め られ た が,こ れ 等 は 食 生 活 の 向 上 安 定 に よ る もの と思 わ れ る。 具 体 的 な 現 わ れ の 一 つ と し て エ ン ゲル係 数 の低 下 が 問 題 と な る 。 こ の 点 に つ い て は 更 に 検 討 を 加 えた い 。 ii食 品 群 別 食材 料 費 及 び 食 品群 別 摂 取 量 経 済 の 変 動 が 食 生 活 に どの よ うな 影 響 を 及 ぽ した か 一一49一 に つ い て,厚 生 省 国 民 栄 養 調 査 の食 材料 費 及 び 摂 取 量 の 関 係 よ り考 察 す る。 1) 食 品 群 別 食材 料 費 第2表 の 如 く全 国 平 均32年 に 於 い て は 総 額 が96.86 円 で35年 は 前年 の105・64円 を6.2°o上 回 って い る状 態 で あ る。 又 総 額 中 に 占 め る 穀 類 の 比 率 は,32年37.9 %,33年37.7%,34年36.1%,35年33.4,0と,年 々 減 少 は して い るが 主 食 費 の 比 重 が 大 で あ る。 しか し戦 前 と比 較 す る とエ ン ゲ ル 係 数 が 高 い 割 合 に 主 食 費 の 割 合 は 低 い 。 副 食 費 で は 魚 介類 の 占 め る割 合 が い ず れ の 年 度 も大 き く,肉 ・卵 ・乳 な どの 畜 産 食品,野 菜 類 等 が 主 だ った もの で 調 味 嗜 好 品 の 占め る割 合 も33年 に は9.8%,34年 に は14.4°oと,年 々か な りの 増 加 を 示 して い る。 こ れ は 食 生 活 の 内 容 が 年 々 豊か に な り,又 多 分 に 奢 修 的 性 格 が 盛 り込 ま れ て 来 た こ とを 示 して い 第 一 図 食 材 料 費 の比 率 O io 10 30 qo 5り 60 9書σ 3㊨ qo 魯oo 0 (第2表 よ り算 出) る。 業 態 別 に 考 察 す る と,消 費 老 世帯 の 食 材 料 費 が 最 も高 く,次 い で そ の 他 の 世帯,生 産 者 世帯 と な って い る・ 第1図 で 明 な 如 く32年 と35年 を 比 較 す る と,消 費 者 世帯 は 総 額 で18・2%,動 物 性 食 品 は29.60/と 大 き く伸 び て い る。 これ に 対 し生 産 者 世 帯 は 総 額 で9.0% , 動 物 性 食 品 は19・8,0の 増 加 を 示 して い る。 又その他 の世 帯 は 両 世 帯 の 中 間 形 態 を と っ て い る 以 上 の 結 果 よ り近 年 に 至 っ て 主 食 費 の割 合 の減 少,

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第 2 表 食 品 群 別 食 材 料 費 単 位e円 (1人1日 当 り) 業態 別 全 国 生 産 者 世 帯 消 費 者 世 帯 そ の 他 の 世 帯

32 33 34 総 額 ・..・ 23.731 105.64 35 103.12 32 _-1 33 34 35 32 33 34 35 32 33一一 一一1 34 112.22 ・・ 92.77' 93.71; 95.63 103.95 110.93 115.87! 122.83 90.18: 91.32 90.46 35 !} 98.13 動 物性食 品計 25・85 ,27・53i 30.96', __1 16.8・1 16.37, 17.79 植 物性食 品計 71.13: 77.28 ... ・i・ 78・11i __-81・26旨 38.13i 37.48 0.131 0.15 170 .83' 1 76.40 75.91

類 36.741 38.51' 堅 果 類 o.ii 0.13. 2.47, 42.81 20.19

29.Od

32.432 1

35.371

37,60 75.43 74.96 78.50 :1 1 i 35.35 85.23 37.52 19.2? 旨 21,97' 20,73 40.89 24.45 37.89 a.ii 36.58, 1 0.15 0.15 70.90 [' 69.41 69.74 36.34 a.la 78.03' Q.13 35.571 i 36.02 73.68 34.62 0.18 0.11' 0.12; 0.14 0.ユ7 0.14' い も 類 2.771 2.49, 2.71 2.90 2.53 2.4i 2.35 2.60 2.43 2.49 2.55

3.551

Z.43 2.61! .」 0.13 3.0 砂 糖 類 1.66 _ i 1.33:' 1 1.99, 1.671 1 1.82 1.67! 2.27 1.69 1 0; 1.65 :1 1 1.64 2.241 1.77 1.70 1.96

油 脂 類

1.63 5.it ヒ 1.71' 1.81 1 1.a4 _ -1 5.501 9.73 1.05 1.27 i 1.72 2.06 2.16 0.971 5.30 1.69' __1 1.95 1.24; 1・32i 1.34 豆 類 5.64' i5.491 13.63 . i 5.63 5.39', 10.551 5.27 5.44 5.85 5.87' 5.i4 ・!: 5.76' 17.06 15 .49j i 4.64' 魚 介 類 13.19' 13.47 15.06 10.54 11.54 15.11 16.03' 12.40' 12.36 獣 鳥 肉 類 5.44 6.29 6.93 7.90 1 2.82. 2.75 2.91 3.311 r.46 8.76 10.18 10.8 3.62 4.67

11.93

-1

4.05

卵 類 3.51 3.8r', 4.93 2.75 1

i4.441

14 .871 3.14 5.44 14.7 4.01 4.33 2.35 乳 ・乳 製 品 1.60 1.87 2.23 2.64' I l 1.75', 1: __1 1.90 _一 1.12 緑 黄色野 菜 1.85; .・ 柑 橘 類 ・ トマ ト 一 11.39' 1.55 1.72 i 2.12' 0.77 そ の 他 の果 実 類i 3.39 3.64 3.66 3,96' 3.01 2.44 3.24 5.62 ・11 2.33 3.04 3.5 1.45 1.61' 1 2.11' 2.00 2.78 3.49; 3.70 0.93 1.74 _ 11 .82 1.71 1.96. 1.82 .. 1.82 -1 1.88 1.69', __一.-1 1.72 1.72' 2.17 o.s7 1.39 1.72 1 1.11 1.89 2.06 2.411 2.75 0.76 1: 3.24 -一[ 2.95 2.86 3.79 3.95 i 1・ 1 1.51 0.42; 一一一一1 2.70 1 4.29. ! ・ 2.as 2.83! 1.00iI 2.50', 1.50 2.9 そ の 他 の 野 菜 類1 4.45; 14.5911 1.731 --Il o二431 2.95! 5.23 4.111 1 4.17 4.49 5.33", 4.05i -i 4.631 4.65; i 5.19 3.78 4.26 海 草 類 ・・ 5.12 1.59' 1.93! i.a9 1.07 1.06' 1.29 1.79 1.98' 2.26 2.32 1.58 1.16 乾燥 野菜類 0.48 a.57 Q.33; 0.41 o.2・ 0.41 a.50 0.53 0.55 1.: 0.27 d.45 野菜漬物類 2.74 3.181 __」 2.431 _II 2.36 :!1 3.08 .. 調 味嗜好 品 o.59 10.20 11.67 3.04 3.10 3.271 2.67 2.1c 12.78; 7.75 8.23 10.64 9.78' 11.01' 11.59, 12.891 14.60 8.45 .. 1.3i!

1

0.321 2.5° 9.5i 1..56 0.40 2.8 11.14 厚 生 省1:国 民 栄 養 の 現 状 に よ る

i

cn O

l

卦〉 群 ● N 掴、旦

(5)

第 3 表 食 品 群 別 摂 取 量 業 態 別1 全 国 単 位=9 _生 産 者 帯 (1人1日 当 り)

年次

食品群別\

32 33 34-一 一 世 消 費 者 世 帯 総 量 動 物性食 品量 1 1,Q97.6 1,12Q.8', 122.ユ1 131。8

i1,125.9

1 35 コ 32 1,128.4… ユ,108.9 33 i 34 1,156.5 1,157.6i i 147.4', 35 1 32 1 1-1ニーi54.1i1,088i.'4 」 116.9 140.5 33

1,098.9;

151.3'.

34135「 一 一 1 i I 1,104.31,1,116.1 - - 1. 一 一____ 159.71 166.2 i I 944.7949.9 一 32 そ の 他 の 世 帯 33 34 35 ミ

1,109.6

1,096.2

1,098.1

1,104.8

,

l l 136.11 」 97.3 103.6… 106.7, 植 物性食 品量 穀 類 975.51 -- i 458.2 ・;・ 461.1 989.9 462.41 981・q _ 1 452.6 堅 果 類 い も 芋

砂 糖 類

油 脂 類 く 1,011.5;1,052.9;1,050.9,1,037.21 --f 481.9-- 495.4'48・ ・≧i 0.6ii 1 0.511 1 78.0, 1 73.0 0.51 164 .4' f ll・ 0.6; .一_一_-1 91.3 1__._,i l 12 .6 - .一一1 4.7 1 0.5旨 _1 66.7 i 93.0 10.7j --i 78.9:

i

947.9 442.4 ト 0.61 0.5 i -一一一 一 一一 81.7; 62.9 1 一一十 一

947.6

441.4

0.

110.4 999.3' 「-120 .5! 116.1

975.71982.1

43$.5 0.4 ぞ 438.0 452.9 0.6 447.7 455.0 128.6 976.2 59.4 55.9 10.3 12.3 12.5 4.8i i 5.7 5.8 12.3; 1 13.3; 1 12.7 10.1 6.1', 71.O 3.8闘 _ ! 4.6: 1 一一5 .6i 5.5 豆 類 69.9 69.9 魚 介 類 r5.9 74.9 72.6 71.2' 65.7 --i I 65.5i 69.71 1 67.6' ・: 73.0 11.9 6.5 11.9 6.7 71.9 72.1 i O.5 5.1 ρ 437.3 1 53.1 12.1 6.4 73.0 76.9 へ 64.7j 65.3 67.81 82.8 獣 鳥 肉 類 15.Q I 17・61 卵 類 乳 ・乳製 品 12.8 i 18.4' 14.8; 18.5 16. 24.6 28.5 43.1 18.i, 8.3 __一.1 8 .71 8.9 9.a 8.7 1 13.1`. 27.1 20.1 ・ 10.3; ユ1.2 緑 黄色野 菜 一 柑橘類 ・トマ ト 16.1 49.71 i

45.8

32.9; 14.9 20.0 20 .3; 1 23.0 23.6 そ の 他 の 果 実 類I I 43.7 54.2 116.6 53.8 12J.5 21.3 39.01 21.5 55.41 1 _ 52.6, 14.5 ,.. 15.3 48.Oi _一.__1 45.3 25.5 そ の他 の野菜類 1ユ4・61 13.1' 5.1' 17.6 26.1 54.11 1.23.6 39.9

海 草 類

5.0… 1一 .. 56.6 181 .6ト 78.ユ1 23.7 2S.0 ・ 18.0 2$-1 20.9 34.7 144.3 1 40.9 29.2 38.2 30.6 51.6;47.751.8' ・4・.6「 ・・4.・「106.3 52.7 128.71 1 1 4.^: 1 131.4 4。41 了:ラロ 110.0 4.7 4。71

-1--2.oi 2. O I I 4.5 2.1 4.nl」1 1.5 5.4 乾燥 野菜類 1.91 2.31 1.7; 一一 一i 54.91 1 5・31 4.9 24.8 22.6 37.3 33.9 30.6 56.7 111.8 4。8 U.7! 」 121.9 10.4 4.5 i___ 90.7 85.8 14.4; 12.3 .17 68.2 78.7 51.7 74.0 11.1脚 14.2 66.7 0.5 82.3 13.0 5.3 69.4 71.9 81.2 9.0 11.6 53.Q 12.a 30.8 13.5 11.5 12.8 19.6 51.11 12.2; 14.1 18.4 40.9 17.7 45.1' 120.4 120.5 2.0 2.3 2.3 野菜漬 物類 54.0 52.7; 49.2 調味 嗜好 品 64.9 6.0 2.3 4.7 1.6' 3.0

15.8

40.5. i 138.4 65・91 70.4 49.5' 75.6 , 21.9 40.1 19.7 41.2 138.1 ト

54.4,

53.4 51.7

1i57.6;70.OI-_-68.81

5.0 55.71 53.2

58.1;

62.0 65.4 46.3 74.3 47.1 :11 1.6 54.1 63.1 40.5! } 47.5 ss. a; s7.2 5.1 1.6 44.9 78.1 厚 生 省:国 民 栄 養 の 現 状 に よ る 鵯 ⑦ 面 o 霧 N u i ヨ 1

(6)

一52一 肉 乳 卵 類 費 の 割 合 の 増 加及 び 各 食 品 費 の割 合 の 差 異 の 縮 少 な どの 傾 向 に あ る。 これ らは 家 庭 経 済 に於 け る所 得 の 増 加 と生 活 水 準 の 向 ヒ,更 に食 品 生 産 量 の 増 加 が 起 因 した と考 え られ る。 2) 食 品群 別 摂 取 量 わ が 国 の摂 取 状 況 は 昭 和28年 頃 まで は 戦 争 に よ って 破 壊 され た 食 生 活 の 量 的 復興 の 過 程 で あ った 為,食 糧 は 量 的 確保 に あ り穀 類,い も類 等 の澱 粉 性 食 品 を 中心 と した 消 費 形態 で あ った。 しか し29年 頃 か ら31年 頃 に か け て食 糧 の 消 費 水 準 は停 帯 の 傾 向 を み せ た 反 面,米 の =豊作 の 影 響 等 もあ って 主 食 に 於 け る 米 の 占 め る割 合 が 増 加 し,そ の 為 ビ タ ミンB1欠 乏 癌 候 が 多 発す る結 果 を 来 す 等 大 きな 幣 害 を 招 い た 。 しか し 第3表 の 如 く 32年 度 で は 穀 類 に於 い て31年 と比 較 す れ ば3.4%減 景 し,そ の 後 は 停 滞 状 態 で あ る,動 物 性 食 品 は 漸 次 増 加 の 傾 向 に あ るが,欧 米 諸 国 と 比 較 す る と ま だ 相 当 の 隔 りが あ る。35年 の 動 物 性 食品 の 摂 取 量 は147.49で, 前 年 比(+)8.3%の 増 加 を 示 して い る。 こ の 中 特 に 大 き く伸 び た の は34年 ま で減 少 状 態 で あ っ た 魚 介 類 が,前 年 比(十)5.9%と 上 昇 し て い る 。これ は 最 近 国 際 的 に 漁 獲 制 限 が 年 々 きび し くな り,魚 船 の 活 動 範 囲 は 縮 め られ て きて い るが,し か し漁 船 装 備 の 近 代 化,技 術 の進 歩 に よ って 漁 獲 量 は 戦 前 よ りも増 加 し て お り, 摂 取 量 は 動 物 性 食 品 中50%以 上 を 占め て い る 。 摂 取 形 態 は 食 生 活 の 簡 素化 の 影 響 で 畜 産 食 品 の 伸 び が 大 き く 魚 介 類 は調 理 に 手 間 の か か る こ と,余 り貯 蔵 で き な い こ と,嗜 好 の 変 化 等 に よ って 特 に 生 鮮 形 態 で の 消 費 は 減 少 す る傾 向 に あ る。 そ の反 面,各 種 煉 製 品,加 工 品 の 消 費 は増 加 し て い る。 この 傾 向 は今 後 更に 強 くな る も の と考 え られ る。 卵 類(+)4.6°o,乳 及 び 乳 製 品 が(+)15.4°o'の 上 昇 を 示 して い る。 乳 類 の 中 で そ の 大 半 は 生 乳 と し て 消 費 し て お り35年 に は 動 物 性 食 品 中 に 占め る乳 類 の割 合 は22・3%と な って い る。 植 物 性 食 品 は34年 は 微 量 で は あ るが 上 昇 傾 向 を 辿 って い る。 しか し35年 に は 減 少 を 示 し て い る。 こ の変 動 は 野 菜 類 の 摂 取 量,特 に 緑 黄 野 菜 の 摂 取 量が39.99で,前 年比 (一)9.5%と 大 き く減 少 した 為 と考 え られ る。 楯 橘 類,ト マ トに 於 い て25.59の 摂 取 量を 示 し,前 年 比 (+)8.1°oと 大 き く伸 び て い る が,そ の他 の 果 実 は 停 滞 気 味 とな って い る。 業 態別 に 摂 取 量 を 一 見 す れ ば 生 産 者世 帯 に あ って は 自家 生 産 物 に 依 存 す る 割 合 が 高 く,食 品 の 種 類,質 的 内容 が 消 費者 世 帯 に 比 べ て 著 し く低 水 準 に あ る。 し か し35年 度 に於 い て は穀 類 が 若 干 減 少 し動 物 性 食 品,油 脂 類 も多 く増 加 し て 来 た 。 こ れ に 対 し 消 費 者 世 帯 は 魚 介 類 ・卵 ・乳 類 は増 加 して い 食 物 学 会 誌 ・第12号 るが,前 年 まで 上 昇 を続 け て来 た 肉 類 が減 少 し,又 緑 黄 色 野 菜 が 前 年 に 引続 き大 巾 に 減 少 し て い る。 これ 等 の 結 果 よ り食 材 料 費 及 び 摂 取 量 は 近 年 薯 し く増 加 した が,そ の 増 加 状 態 は 相 対 的 で あ る。 しか し,い も類, 緑 黄 野 菜,海 草 類 等 は 摂 取 量 が 減 少 し た に もか かわ ら ず,こ れ らの 食 材 料 費 は逆 に 増 加 し て い る,こ れ は 前 述 の如 く嗜 好 の 変 化 及 び 食 生 活 の簡 素 化 に よ る 調 理 の 簡 素 化,更 に 需 要 と供 給 の 関 係 等 に よ る もの と考 え ら れ る。 iii主 要 食 品 の 月 別 に よ る価 格 の 変 動 最 近 の 消 費 者 物 価 騰 貴 の 中 で圧 例 的 に 大 き な 比 重 を しめ て い る の は第1表 か ら も明 らか な よ うに 生 鮮 食 品 で あ る。 そ こ で 今 回 は 植 物 性 食 品(き ゅ う り,キ ヤ ベ ツ,ほ うれ ん 草,ね ぎ,に ん じん,大 根,玉 ね ぎ,馬 鈴 し よ,廿 し よ,り ん ご,ト マ ト),動 物 性 食 品 と して 魚 類(い わ し,あ じ,さ ば,い か,ま ぐろ,た い), 鶏 卵 等 の 月別 の価 格 変 動 け第2図 の 如 くで あ る、,単位 は100 第2図 主 要 食 品 の 月 例 に よ る価 格 変 動 き ゅ う り ト マ ト

(7)

食 物 学 誌 会 ・第12号 ほ うれ ん 草 ね ぎ 一53 置 馬 鈴 し ょ キ ャ ベ ツ 甘 し よ 玉 ね ぎ り ん ご に ん じん

大 根

い わ し

(8)

一 一一54一 食 物 学 会 誌 ・第12号 あ じ た い さ ば 鶏 卵 い か ま ぐろ 切 身 9に 対 す る価 格 で 表 わ し た 。 1㌔果 菜 類 の き ゆ う り,ト マ トに 就 い て は 大 体 同 様 な こ とが 云 え る 。 生 鮮 食 品 で あ る こ れ ら の 食 品 は 月 別 に よ る 価 格 の 変 動 が 顕 著 で あ る 。 き ゆ り は2月,ト マ トは 1月 頃 に 最 も 高 値 を 示 し,夏 期 に 向 つ て 次 第 に 安 く な り,6月 頃 か ら 急 に 値 下 り し,例 え ば35年 で は1・2 月 に は16.29円(1009),19.73円 と な り,春 か ら夏 に か け て 徐 々 に 安 値 と な り7・8月 で は3.39円,4.16円 と な り,そ れ ぞ れ79.3,°0,79.0%の 値 下 りを 示 し,ほ うれ ん 草,キ ヤ ベ ツ,に ん じ ん,大 根,ね ぎ,玉 ね ぎ,甘 し よ,馬 鈴 し よ,り ん ご 等 に 於 い て は き ゆ う り,ト マ トほ ど に 月 別 変 化 は 認 め ら れ な い 。35年 を み れ ば,ほ うれ ん 草 で は9月 に5.67円 と な り高 値 を 示 し,4月 に は2.92円 と な り48.8%の 値 下 りを 示 し た 。 文 玉 ね ぎ は12月 に 最 高 値4.12円 に な り6月 に は2・11円 と安 く な り,51.2%の 値 下 りを 示 し た 。 甘 し よ で は7 月 に5・15円 と な り11月 ∼1月 に か け て59・2joの 値 下 りを 示 し,馬 鈴 し よ に 比 べ て 顕 著 で あ る 。 これ は 馬 鈴 し よ の 保 存 性 が 強 い こ と が 原 因 し て い る と 考 え ら れ る 。 り ん ご で は6∼7月 頃 が 最 も 高 く な り,35年 で は 6月 に7.63円 と な りそ の 後 徐 々 に 値 下 り12月 に は5・66 円 と な り,25・9%の 値 下 りを 示 し て い る 。 魚 類 に つ い て は,い わ し,さ ば 等 は 夏 期 か ら 徐 々 に 値 上 り し は じ め,12月 に は そ れ ぞ れ9.41円,11・73円 の 高 値 を 示 し,又2月 に も割 高 を 示 し て い る が,い わ し は5月 に 6.96円,さ ば は3月 に9.01円 と な り,そ れ ぞ れ29°o, 23・3°oの 値 下 りを 示 し て い る 。 い か は5月 頃 に 高 値 を

(9)

昭 和37年6月(1962) 一55一 示 しそ の 後 秋 へ か け て 安 価 とな り,9月 頃 に は7.96円 と な り15%程 度 の 値 下 りが 認 め られ た 。 ま ぐろ 切 身 は 年 次 的 に は 大 分 異 な つ た 曲 線 を 示 し て居 り,36年 を 除 き余 り変 動 を 認 め な い 。35年 で は12月 に27.50円 とな りや や 高 値 と なつ て い る。 又 た い は12月 ∼1月 。5月 頃 に 割 高 とな り,35年 では12月32.04円 と な り,11月 頃 に は21.a%程 度 の 値 下 りを 示 し て い る 。 これ 等 高 級 魚 は,野 菜 類 とは逆 に 旬 時 に 返 つ て 高 値 を 示 し で い る こ とが 認 め られ,魚 類 の 旬時 と漁 獲 量 の 問 題 が 考 え られ る。 年 次 的 に み て も,あ じ,さ ば を 除 い て は35年, 36年 と続 い て100g当 りの価 格 は 著 し く値 上 りし て い る こ とが 認 め られ る。 鶏 卵 は寡 産 期 の8・9・10月 頃 は 高 値 を 示 し,年 末,年 始 の需 要 増 加 に よ り12・1月 も割 高 を 示 し,35年1月 に は1個13・62円 と な り,当 年5月 に は11.59円 に な り14・1°oの値 下 りを 示 した 。 以 上 を 総 括 す れ ば,き ゆ り ・トマ ト ・りん ご 等 に於 い て は 最 高 価 格 と最 低 価 格 の 差 が や や 小 さ くな り,年 間 平 均 化 の 傾 向 に あ る。 こ れ は ビ ニ ー ル 栽 培 の よ うな 栽 培 技 術 の 進 歩,貯 蔵 方 法 の 発達 等 に よ り出 荷 期 間 が 著 し く延 長 した 事,又 食 生 活 の洋 風 化 や 生 食 で 簡 単 に 食 さ れ る こ とな どが 起 因 して,そ れ 等 の 増 加 が 価 格 に 影 響 した もの と考 え られ る。 魚 類 に つ い て は 前 述 した 如 く最 近 漁 場 に 国 際 的 な制 約 が 加 え られ た に も拘 らず,魚 獲 方 法 の 発 達 に よ り魚 獲 量 は増 加 して い るが,加 工 品 と し て の 需 要 が 増 加 し た 為,一 般 市 場 へ の鮮 魚 出 廻 の 大 幅 な減 少 等 に よつ て 価 格 が 騰 貴 した と考 え られ る。 更 に 鶏 卵 は 季 節 的 変 動 は可 成 り大 き か つ た が,年 次 平 均 化 の 傾 向 が あ る。 こ れ は飼 育 技 術 の 向 上,養 鶏 経 営 の 合 理 化,取 引 の 改 善 ・進歩 更 に 飼 料 の 質 の 向 上 等 が 影 響 し て い る と考 え られ る。 w 結 ぴ 家庭経済 の見地か ら戦 後 の家庭 生活 が回復 向上 した か ど うか は今 回 だけでは速 断 出来難 い。 しか し食生 活 の安定 向上の傾 向は物的,貨 幣的 の両 側面 よ り理 解 で きる。今 後階層別 並びに地 域差 な ど比較 検討 す る予定 であ る。

V

1. 2・ 3. 4. 5, 6. 7. 8.

家計調 査年報 消費者 実態調査 国民栄 養の現 状 日本経済統 計 家庭経 済学 消費経済学 日本の食糧 戦後経済10年 史 9. 日本 人 の 食 料 10. 国 民 生 活 白書 総 理府統 計局 総 理府統 計局 厚 生省 一橋 大学経 済研究所 大 河内一 男 ・籠 山京 安 永 武巳 科学 技術庁 資源調査 会 通商 産業 省大臣官房 調 査課 国民経 済研究協 会 経 済企 画庁

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