HP Thin Client 用 Windows Embedded
Standard 7
© Copyright 2010, 2012-2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation およびその関連会社の米国また はその他の国における商標または登録商標 です。 本書で取り扱っているコンピューター ソフ トウェアは秘密情報であり、その保有、使 用、または複製には、HP から使用許諾を得 る必要があります。FAR 12.211 および 12.212 に従って、商業用コンピューター ソ フトウェア、コンピューター ソフトウェア 資料、および商業用製品の技術データは、 ベンダー標準の商業用ライセンスのもとで 米国政府に使用許諾が付与されます。 本書の内容は、将来予告なしに変更される ことがあります。HP 製品およびサービスに 対する保証は、当該製品およびサービスに 付属の保証規定に明示的に記載されている ものに限られます。本書のいかなる内容 も、当該保証に新たに保証を追加するもの ではありません。本書に記載されている製 品情報は、日本国内で販売されていないも のも含まれている場合があります。本書の 内容につきましては万全を期しております が、本書の技術的あるいは校正上の誤り、 省略に対しては、責任を負いかねますので ご了承ください。 改訂第5 版:2014 年 12 月 初版:2010 年 11 月 製品番号:636584-296
このガイドについて
このガイドでは、テキストの要素を区別するために以下のスタイルが使用されています。 スタイル 定義 <variable> 変数またはプレースホルダーは、山括弧で囲まれてい ます。たとえば、<pathname>は、C:\Windows \System などの適切なパスに置き換えます。変数の 実際の値を入力するときは、括弧は付けずに入力して ください [optional parameters] オプションのパラメーターは、角括弧で囲まれていま す。実際にパラメーターを指定するときは、括弧は付 けないでください "literal value" 引用符で囲まれているコマンド ライン テキストは、引 用符を含めて、表示されているとおりに入力する必要 があります iii目次
1 お使いになる前に ... 1 その他の情報の参照先 ... 1 初期設定のユーザーおよび管理者のアカウントへのログオン ... 2 Windows の[コントロール パネル]の表示 ... 2 2 書き込みフィルター ... 3 書き込みフィルターの管理の概要 ... 3 状態アイコン ... 4[HP Write Filter Configuration](HP 書き込みフィルター設定)ユーティリティ ... 5
コマンド ライン ... 6 変更内容を恒久的に保持するための書き込みフィルターの設定 ... 6 書き込みフィルターの無効化および有効化 ... 7 キャッシュされた書き込みデータのコミット ... 7 ファイルおよびフォルダーの除外一覧への追加(FBWF のみ) ... 8 ブート コマンドのクリア ... 9 3 設定 ... 10 ローカル ドライブ ... 10 ユーザー アカウントの管理 ... 11 アカウントのパスワードの変更 ... 11 追加のユーザー アカウントの作成 ... 11 自動ログオンの設定 ... 11 システムの日付および時刻の設定 ... 12 無線機能の無効化 ... 12 大容量のアプリケーションのインストール ... 12 4 リモート デスクトップ ソフトウェア ... 13 Citrix Receiver ... 13 Microsoft リモート デスクトップ プロトコル ... 13
VMware Horizon View ... 13
HP Remote Graphics ソフトウェア(一部の Thin Client のみ) ... 14
HP TeemTalk(アドオン、一部の Thin Client のみ) ... 14
5 管理ツール ... 15
HP Cloud Connection Manager ... 15
HP Device Manager ... 15
HP Easy Tools(アドオン、一部の Thin Client のみ) ... 16
HP Hotkey Filter(アドオンのみ) ... 16 HP Logon Manager ... 16 HP RAM ディスク マネージャー ... 16 HP ThinShell ... 17 HP ThinState ... 17 HP ThinUpdate(アドオンのみ) ... 18
HP USB Storage Local Security Options ... 18
HP Velocity ... 19
HP Write Filter Configuration ... 19
Microsoft System Center Configuration Manager ... 19
索引 ... 20
1
お使いになる前に
このガイドは、Windows®Embedded Standard 7 オペレーティング システムをベースとする HP Thin
Client モデルの管理者を対象としています。HP が提供する最新の Windows Embedded Standard 7E ま たはWindows Embedded Standard 7P イメージを使用し、設定を行うときまたは管理ユーティリティに アクセスするときには管理者としてログオンすることを前提としています。
その他の情報の参照先
このガイドでは、HP Thin Client に固有の機能の概要を説明しています。詳しい情報、およびイメージ の更新とアドオンについては、以下の表に示す参照先を確認してください。 リソース 内容 HP サポート センター http://www.hp.com/go/hpsc/ イメージの更新およびアドオン ▲ Thin Client モデルを検索し、そのモデル用のサポート ページの [ダウンロード オプション]セクションを参照してください HP ソフトウェアおよびハードウェアのドキュメント ▲ Thin Client モデルを検索し、そのモデル用のサポート ページの [マニュアル]セクションを参照してください注記:HP Device Manager および HP Remote Graphics ソフト ウェアにはそれぞれ専用のサポート ページがあるため、代わ りにアプリケーションの名前を検索し、[マニュアル]セクショ ンを参照してください Microsoft®のサポート Web サイト http://support.microsoft.com/ Microsoft ソフトウェアのドキュメント Citrix のサポート Web サイト http://www.citrix.co.jp/support/index.html Citrix ソフトウェアのドキュメント VMware のサポート Web サイト http://www.vmware.com/jp/support/ VMware ソフトウェアのドキュメント その他の情報の参照先 1
初期設定のユーザーおよび管理者のアカウントへのログオン
初期設定では、Thin Client はユーザーとしてログオンします。管理者は手動でログオンする必要があ ります。Windows へのログオンについては、以下の情報を参照してください。 ● 工場出荷時に設定されている初期設定の管理者アカウント名とパスワードはどちらも 「Administrator」です。 ● 工場出荷時に設定されている初期設定のユーザー アカウント名とパスワードはどちらも「User」 です。 ● パスワードは、大文字と小文字が区別されます。 ● セキュリティ保護のため、パスワードを初期設定値から変更することをおすすめします。詳しく は、11 ページのアカウントのパスワードの変更を参照してください。 ● 追加のユーザー アカウントの作成について詳しくは、11 ページの追加のユーザー アカウント の作成を参照してください。 ● 特定のユーザー アカウントへの自動ログオンの設定について詳しくは、11 ページの自動ログオ ンの設定を参照してください。Windows の[コントロール パネル]の表示
このガイドで説明されている管理ユーティリティのほとんどは、Windows の[コントロール パネル]に あります。 [コントロール パネル]を開くには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]→[コントロール パネル]の順に選択します。 このガイドで説明されている各種のユーティリティを探すときは、[コントロール パネル]をカテゴリ 別表示ではなく、大きいアイコン表示または小さいアイコン表示にしてください。 ヒント:[スタート]メニューの[コントロール パネル]項目をメニューとして表示するように設定する と、すべてのユーティリティにすばやくアクセスできるようになります。設定するには、[コントロー ル パネル]で[タスク バーとスタート メニュー]ユーティリティを表示し、[[スタート]メニュー]タブ→ [カスタマイズ]の順にクリックしてから、[コントロール パネル]の設定を[メニューとして表示する]に 設定します。 2 第 1 章 お使いになる前に2
書き込みフィルター
書き込みフィルターは、フラッシュ ドライブへの無許可の書き込みおよび過剰な書き込みを防止する ことによって、安全な環境を提供し、Thin Client の寿命を延ばします。書き込みデータは書き込みフィ ルターによって捕捉され、RAM ドライブにキャッシュされるため、次に Thin Client が再起動したとき に消去されます。以下の2 種類の書き込みフィルターを使用できます。 ● エンハンスド ライト フィルター(EWF):すべての書き込みデータをオーバーレイにキャッシュ することによって、ボリューム全体(初期設定ではC:)を保護します。 ● ファイル ベース ライト フィルター(FBWF):ファイルを個別にキャッシュします。これによっ て、保護から除外するファイルまたはフォルダーを指定できます(除外したファイルは常に基本 ボリュームに書き込まれるようになります)。 注記:EWF は、初期設定で有効になっています。使用できる書き込みフィルターは一度に 1 つのみで す。 書き込みフィルターを管理するさまざまな方法の概要については、3 ページの書き込みフィルター の管理の概要を参照してください。 システムへの変更内容を恒久的に保持する方法について詳しくは、6 ページの変更内容を恒久的に 保持するための書き込みフィルターの設定を参照してください。 以前に設定した書き込みフィルターの動作が、次にThin Client が起動したときに行われないようにす る方法について詳しくは、9 ページのブート コマンドのクリアを参照してください。 注意:標準的な方法でThin Client を使用するときは、書き込みフィルターを適切に使用することを強 くおすすめします。適切な使用とは、標準ユーザー(管理者以外)が操作している間は書き込みフィ ルターを有効にし、システムに対して必要な変更や更新を行うときのみ、管理者が一時的に書き込み フィルターを無効にすることです。管理者は、更新が完了次第、すぐにフィルターを有効にしなおす 必要があります。 さらに、この機能によって発生する大量の書き込みに対応できる十分な容量のフラッシュ ドライブで システムが構成されていない限り、Windows のページ ファイル機能を有効にしないことをおすすめし ます。容量の少ないドライブでWindows のページ ファイル機能を使用すると、ドライブの消耗が早ま り、パフォーマンスが低下し、Thin Client の寿命が短くなります。 標準的ではない方法でThin Client を使用する必要がある場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせに なり、Thin Client が正しく構成されていることを確認してください。
書き込みフィルターの管理の概要
書き込みフィルターは以下の3 つの方法で管理できます。 ● 状態アイコン● [HP Write Filter Configuration](HP 書き込みフィルター設定)ユーティリティ ● コマンド ライン
状態アイコン
書き込みフィルターの状態アイコンはWindows の通知領域にあり、使用中の書き込みフィルターの現 在の状態を表示します。状態アイコンを右クリックして目的の操作を選択することによって、以下の コマンドを実行できます。
● [Enable](有効にする):次に Thin Client が再起動したときに、書き込みフィルターを有効にしま す。
● [Disable](無効にする):次に Thin Client が再起動したときに、書き込みフィルターを無効にしま す。
● [Commit](コミット)(EWF のみ):次に Thin Client が再起動したときに、ボリューム オーバーレ イ内のキャッシュされた書き込みデータが基本ボリュームにコミットされます(恒久的に保持さ れます)。
● [Clear Command](コマンドをクリア):現在のブート コマンドをクリアします。
注記:状態アイコンを使用して、1 つの Thin Client が再起動したときに書き込みフィルターを切り替 えることはできません。切り替えるには、[HP Write Filter Configuration](HP 書き込みフィルター設定) ユーティリティまたはコマンド ラインを使用します。 以下の表に、状態アイコンのさまざまな状態、およびその状態が適用される書き込みフィルターの種 類を示します。 アイ コン EWF FBWF 定義 √ √ 書き込みフィルターが有効になっています √ √ 次にThin Client が再起動したときに、以下のどれかの操作が有効になります ● 書き込みフィルターが無効になります ● ボリューム オーバーレイがコミットされます(EWF のみ) ● 書き込みフィルターがEWF から FBWF または FBWF から EWF に切り替わりま す √ √ 書き込みフィルターが無効になっています √ √ 次にThin Client が再起動したときに、書き込みフィルターが有効になります √ FBWF キャッシュのメモリ使用量が警告レベルに達しています √ FBWF キャッシュのメモリ使用量が警告レベルに達しており、次に Thin Client が再 起動したときに以下のどちらかの操作が有効になります ● 書き込みフィルターが無効になります ● 書き込みフィルターがFBWF から EWF に切り替わります √ FBWF キャッシュのメモリ使用量が重大なレベルに達しています √ FBWF キャッシュのメモリ使用量が重大なレベルに達しており、次に Thin Client が 再起動したときに以下のどちらかの操作が有効になります ● 書き込みフィルターが無効になります 4 第 2 章 書き込みフィルター
アイ
コン EWF FBWF
定義
● 書き込みフィルターがFBWF から EWF に切り替わります √ √ 書き込みフィルターが壊れており、使用できません
[HP Write Filter Configuration](HP 書き込みフィルター設定)ユーティリティ
[HP Write Filter Configuration]ユーティリティは、EWF および FBWF に関する情報を表示したり、これら のフィルターでよく使用される機能を実行したりできるグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI)です。[HP Write Filter Configuration]ユーティリティを起動するには、以下の操作を行います。
▲ [コントロール パネル]で、[HP Write Filter Configuration](HP 書き込みフィルター設定)をクリッ クします。 ヒント:または、通知領域にある書き込みフィルターの状態アイコンをダブルクリックすること もできます。 このユーティリティで実行できるタスクは以下のとおりです。 ● 使用中の書き込みフィルターに関する情報の表示 ● EWF と FBWF のどちらかの有効化、または両方の無効化 ● キャッシュされた書き込みデータをボリューム オーバーレイ(EWF)または個々のファイル (FBWF)からコミット ● 現在のブート コマンドのクリア ヒント:このユーティリティではEWF に対してのみこのオプションを提供していますが、FBWF の現在のブート コマンドは状態アイコンを使用してクリアできます。 ● キャッシュ用に割り当てるメモリ容量の設定(FBWF のみ) ● 警告または重大メッセージが表示されるキャッシュ使用量の割合、および重大な状態に達したと きにThin Client を自動的に再起動するまでの待機時間の設定(FBWF のみ) ● 除外一覧の編集(ここで指定したファイルおよびフォルダーが無視されます)(FBWF のみ) 書き込みフィルターの管理の概要 5
コマンド ライン
以下の表に、コマンド プロンプトから実行可能な、よく使用されるコマンドを示します。
EWF の構文の例 FBWF の構文の例 説明
ewfmgr -disable fbwfmgr /disable 次にThin Client が再起動したと きに、書き込みフィルターを無 効にします
ewfmgr -enable fbwfmgr /enable 次にThin Client が再起動したと きに、書き込みフィルターを有 効にします
ewfmgr c:
-commit fbwfmgr /commit c: \Folder\File.txt EWF:次に Thin Client が再起動したときに、ボリューム オー バーレイをコミットします FBWF:指定したファイルをすぐ にコミットします
ewfmgr c: -nocmd n/a 現在のブート コマンドをクリ
アします
n/a fbwfmgr /restore c: \Folder\File.txt 指定したファイルを復元しま す
n/a fbwfmgr /addexclusion c: \Folder
\File.txt 指定したファイルを除外一覧に追加します
n/a fbwfmgr /setthreshold <size> 次にThin Client が再起動したと きのキャッシュのしきい値の 最大サイズをMB 単位で設定し ます すべてのコマンドの一覧については、以下のサイトを参照してください。 ▲ EWF:http://msdn.microsoft.com/en-US/library/ff794092(v=winembedded.60).aspx (英語サイト) FBWF:http://msdn.microsoft.com/en-US/library/ff794500(v=winembedded.60).aspx (英語サイト)
変更内容を恒久的に保持するための書き込みフィルターの設
定
注意:標準的な方法でThin Client を使用するときは、書き込みフィルターを適切に使用することを強 くおすすめします。適切な使用とは、標準ユーザー(管理者以外)が操作している間は書き込みフィ ルターを有効にし、システムに対して必要な変更や更新を行うときのみ、管理者が一時的に書き込み フィルターを無効にすることです。管理者は、更新が完了次第、すぐにフィルターを有効にしなおす 必要があります。 さらに、この機能によって発生する大量の書き込みに対応できる十分な容量のフラッシュ ドライブで システムが構成されていない限り、Windows のページ ファイル機能を有効にしないことをおすすめし ます。容量の少ないドライブでWindows のページ ファイル機能を使用すると、ドライブの消耗が早ま り、パフォーマンスが低下し、Thin Client の寿命が短くなります。 標準的ではない方法でThin Client を使用する必要がある場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせに なり、Thin Client の資産が正しく構成されていることを確認してください。 以下の表に、変更内容を恒久的に保持できるように書き込みフィルターを設定するためのさまざまな 方法を示します。 6 第 2 章 書き込みフィルター注意:1 の方法を使用することを強くおすすめします。2 および 3 の方法を使用すると、不要な変更 がシステムに対してコミットされ、フラッシュ ドライブの消耗が激しくなる場合があります。 方法1 方法2 方法3(FBWF のみ) 1. 書き込みフィルターを無効に します 2. Thin Client を再起動します 3. 必要な設定を行います 4. 書き込みフィルターを有効に します 5. Thin Client を再起動します 1. 必要な設定を行います 2. EWF:ボリューム オーバーレイ をコミットし、Thin Client を再 起動します FBWF:キャッシュされたファ イルを個別にコミットします。 この操作はすぐに有効になり ます
▲ [HP Write Filter Configuration] (HP 書き込みフィルター設定) ユーティリティまたはコマン ド ラインを使用して、ファイル またはフォルダーを除外一覧 に追加してから、Thin Client を 再起動します これらの各タスクの実行について詳しくは、以下のセクションを参照してください。 ● 7 ページの書き込みフィルターの無効化および有効化 ● 7 ページのキャッシュされた書き込みデータのコミット ● 8 ページのファイルおよびフォルダーの除外一覧への追加(FBWF のみ)
書き込みフィルターの無効化および有効化
以下の表に、書き込みフィルターを無効および有効にするためのさまざまな方法を示します。 方法1 方法2 方法3 1. 通知領域にある書き込みフィ ルターの状態アイコンを右ク リックして、目的の状態を選択 します 2. Thin Client を再起動します1. [HP Write Filter Configuration] (HP 書き込みフィルター設定) ユーティリティを起動します 2. [General](全般)タブで、有効 にする書き込みフィルターを 選択するか、両方のフィルター を選択して無効にします 3. Thin Client を再起動します 1. コマンド ラインを使用して、目 的の状態を設定します 2. Thin Client を再起動します ヒント:方法1 は最もすばやく書き込みフィルターを無効または有効にできる方法ですが、1 つの Thin Client が再起動したときに書き込みフィルターを切り替えることができるのは方法2 および 3 のみです。
キャッシュされた書き込みデータのコミット
EWF の場合、ボリューム オーバーレイをコミットすると、Thin Client の最後の再起動以降に行われた すべての変更内容が、次にThin Client が再起動したときに恒久的に保持されます。 FBWF の場合、ファイルを個別にコミットでき、操作はすぐに有効になります。 注意:最後の再起動以降に変更された内容を確認し、不要な変更がコミットされないようにしてくだ さい。 以下の表に、キャッシュされた書き込みデータをコミットするためのさまざまな方法を示します。 変更内容を恒久的に保持するための書き込みフィルターの設定 7
方法1(EWF のみ) 方法2 方法3 1. 通知領域にある書き込みフィ ルターの状態アイコンを右ク リックして、[Commit EWF] (EWF をコミット)を選択しま す 2. Thin Client を再起動します
1. [HP Write Filter Configuration] (HP 書き込みフィルター設定) ユーティリティを起動します 2. EWF:[EWF Main](EWF のメイ ン)タブで、[データ更新]をク リックして、Thin Client を再起 動します
FBWF:[Cached File Commit/
Restore](キャッシュされた ファイルのコミット/復元)タ ブで、コミットするファイルを 選択して、[Commit](コミッ ト)をクリックします。この操 作はすぐに有効になります ▲ EWF:コマンド ラインを使用し てボリューム オーバーレイを コミットし、Thin Client を再起 動します FBWF:コマンド ラインを使用 してファイルを個別にコミッ トします。この操作はすぐに 有効になります
ヒント:FBWF では、[HP Write Filter Configuration]ユーティリティまたはコマンド ラインを使用して、キャッ シュされた個々のファイルを(基本ボリュームから)以前の状態に復元できます。
ファイルおよびフォルダーの除外一覧への追加(
FBWF のみ)
除外一欄にあるファイルおよびフォルダーへの書き込みがFBWF によって捕捉されなくなります。そ のため、変更は常に恒久的に保持され、Thin Client を再起動する必要がなくなります。 注意:フラッシュ ドライブの消耗が少なくなるように、この一覧に追加する内容は最小限にとどめて ください。 以下の表に、ファイルおよびフォルダーを除外一覧に追加するためのさまざまな方法を示します。 方法1 方法21. [HP Write Filter Configuration](HP 書き込みフィル ター設定)ユーティリティを起動します 2. [除外一覧]タブをクリックします 3. [Add](追加)をクリックし、除外一覧に追加する 項目を指定します 4. Thin Client を再起動します 1. コマンド ラインを使用して、ファイルおよびフォ ルダーを除外一覧に追加します 2. Thin Client を再起動します
ヒント:ファイルおよびフォルダーを除外一覧から削除するには、[HP Write Filter Configuration]ユーティリティ またはコマンド ラインを使用します。削除を有効にするには、Thin Client を再起動する必要があります。
以下の表に、除外一覧を[HP Write Filter Configuration]ユーティリティで表示したときに使用されるアイ コンを示します。 アイ コン 定義 項目が除外されています 8 第 2 章 書き込みフィルター
アイ コン 定義 新しく追加した項目が、次にThin Client を再起動したときに除外されます 項目が、次にThin Client を再起動したときに除外一覧から削除されます
ブート コマンドのクリア
ブート コマンドをクリアすると、以前に指定した書き込みフィルター動作([Enable](有効にする)、 [Disable](無効にする)、または[Commit](コミット))がキャンセルされ、次に Thin Client を再起動 したときに実行されなくなります。 以下の表に、ブート コマンドをクリアするためのさまざまな方法を示します。 方法1 方法2(EWF のみ) 方法3(EWF のみ) ▲ 通知領域にある書き込みフィ ルターの状態アイコンを右ク リックして、[Clear Command] (コマンドをクリア)を選択し ます1. [HP Write Filter Configuration] (HP 書き込みフィルター設定)
ユーティリティを起動します
2. On the [EWF Main](EWF のメイ ン)タブで、[ブート コマンド をクリア]をクリックします ▲ コマンド ラインを使用して ブート コマンドをクリアしま す ブート コマンドのクリア 9
3
設定
● ローカル ドライブ ● ユーザー アカウントの管理 ● システムの日付および時刻の設定 ● 無線機能の無効化 ● 大容量のアプリケーションのインストールローカル ドライブ
Thin Client には、初期設定で以下のローカル ドライブが構成されています。 ● C: (フラッシュ ドライブ):オペレーティング システムおよびソフトウェアがインストールされ ています。書き込みフィルターを使用して、このドライブへの書き込みを制限または一切禁止で きます。 注意:フラッシュ ドライブの空き領域がフラッシュのサイズの10%を下回らないようにするこ とをおすすめします。 ● Z: (RAM ドライブ):システムの物理 RAM から作成される仮想ドライブです。通常の固定ディ スク ドライブと同じように表示され、動作しますが、このドライブはシステムの起動時に作成さ れ、シャットダウン時に破棄されます。そのため、この仮想ディスク ドライブには情報または データを保存しないことをおすすめします。 Z ドライブには、以下の項目が格納されます。 ◦ ブラウザーのWeb ページ キャッシュ ◦ ブラウザーの履歴 ◦ ブラウザーのcookie ◦ ブラウザーのキャッシュ ◦ インターネット一時ファイル ◦ 印刷スプール ◦ ユーザーおよびシステムの一時ファイル Z ドライブのサイズは、[HP RAM ディスク マネージャー]ユーティリティで設定できます。詳しく は、16 ページの HP RAM ディスク マネージャーを参照してください。 ヒント:保持しておきたいファイルは、Thin Client ではなくサーバー上に保存することをおすすめし ます。ソフトウェア プログラムの多くは、初期設定で、キャッシュ ファイルをローカル システム上 のC ドライブに書き込みます。ローカル ドライブに書き込む必要がある場合は、Z ドライブを使用す るようにソフトウェア プログラムの設定を変更してください。 10 第 3 章 設定ユーザー アカウントの管理
既存のユーザー アカウントの管理には、ユーザー アカウント ユーティリティを使用します。ユー ザー アカウント ユーティリティを起動するには、以下の操作を行います。 ▲ [コントロール パネル]で、[ユーザー アカウント]をクリックします。アカウントのパスワードの変更
アカウントのパスワードを変更するには、以下の操作を行います。 ▲ Ctrl+Alt+Deleteキーを押して、[パスワードの変更]をクリックします。 注記:パスワードをユーザー アカウントで変更することはできません。追加のユーザー アカウントの作成
注記:フラッシュ ドライブの容量には制限があるため、ユーザー アカウントの数は最小限に抑える必 要があります。 新しいユーザー アカウントの作成または既存のユーザー アカウントの管理には、ユーザー アカウン ト ユーティリティを使用します。 新しいユーザー アカウントの作成には、ユーザー アカウント ユーティリティを使用します。ユー ザー アカウント ユーティリティを起動するには、以下の操作を行います。 ▲ [コントロール パネル]で、[ユーザー アカウント]をクリックします。 新しいユーザーのプロファイルは、[既定のユーザー]プロファイルのテンプレートに基づいており、 工場出荷時に定義された管理者アカウントと同様のポリシーが含まれます。初期状態では、新しいア カウントはローカルのUsers グループ内のメンバーに設定されます。[既定のユーザー]プロファイル が工場出荷時の設定から変更されると、変更された設定が、新しく作成されたユーザー プロファイル (ローカルおよびドメイン)に自動的に適用されます。作成済みのローカル アカウントおよび[既定の ユーザー]プロファイルが変更される前にこのデバイスにログイン済みのキャッシュされたドメイン アカウントは、これらの変更の影響はありません。変更後にキャッシュされた、またはログインした アカウントのみ影響されます。 ヒント:移動プロファイルは、C ドライブに書き込むようにしてください。移動プロファイルを機能 させ、ダウンロードするためには、十分なフラッシュ メモリ領域が必要です。場合によっては、ソフ トウェア コンポーネントを削除して、移動プロファイルのために空き領域を確保する必要がありま す。移動プロファイルは、Thin Client の再起動後に保持されません。 新しいユーザーをあらかじめ定義されたユーザー アカウントの特性に一致させるには、新しいユー ザーをPower Users グループに追加する必要があります。追加しないと、新しいユーザーはローカル プリンターを追加できなくなります。ユーザーがPower Users グループに属していても、ユーザーが 行うことのできる操作には制限があります。新しいアカウントに個別のWindows ポリシーを適用し て、特定の操作や動作を制限することもできます。自動ログオンの設定
16 ページの HP Logon Managerを参照してください。 ユーザー アカウントの管理 11システムの日付および時刻の設定
[コントロール パネル]の[日付と時刻]ユーティリティを使用して、システムの日付および時刻を手動 で設定するか、インターネット サーバーの日付および時刻と定期的に同期するように設定できます。 ヒント:このユーティリティにアクセスするには、Windows の通知領域で時計をクリックして[日付と 時刻の設定の変更]をクリックするか、時計を右クリックしてメニューから[日付と時刻の調整]を選択 することもできます。 インターネット サーバーの日付および時刻と同期するようにシステムを設定する場合は、[Windows Time]サービスを有効にする必要があります。このサービスは、初期設定では無効になっています。有 効にするには、以下の操作を行います。 1. [コントロール パネル]で、[管理ツール]をクリックします。 2. [サービス]をダブルクリックします。 3. [Windows Time]サービスをダブルクリックして、設定を開きます。サービスを手動で開始する か、今後は自動的に開始するように設定できます。無線機能の無効化
システムで無線機能を無効にする必要がある場合は、以下の操作を行います。 1. [コントロール パネル]で、[ネットワークと共有センター]をクリックします。 2. [ネットワークと共有センター]で、[アダプターの設定の変更]をクリックします。 3. ネットワーク接続の一覧で、無線アダプターと関連付けられている項目を右クリックし、 [Disable](無効にする)を選択します。大容量のアプリケーションのインストール
大容量のアプリケーションをインストールする場合、環境変数をZ ドライブではなく C ドライブを指 定するように一時的に変更することが必要になる場合があります。Z ドライブは、一部の大容量アプ リケーションをインストールするにはサイズが小さすぎる場合があります。 環境変数を変更するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]をクリックします。 2. [コンピューター]を右クリックして、[プロパティ]を選択します。 3. [システムの詳細設定]→[Environmental Variables](環境変数)の順に選択します。 4. TEMP 変数および TMP 変数の値を「C:\Temp」に変更します。 注記:必要な場合は、このフォルダーをあらかじめ作成しておきます。 重要:アプリケーションをインストールしたら、必ずこれらの環境変数を元の値に戻してください。 12 第 3 章 設定4
リモート デスクトップ ソフトウェア
● Citrix Receiver
● Microsoft リモート デスクトップ プロトコル ● VMware Horizon View
● HP Remote Graphics ソフトウェア(一部の Thin Client のみ) ● HP TeemTalk(アドオン、一部の Thin Client のみ)
Citrix Receiver
[Citrix Receiver]は、Citrix Presentation Server、XenApp、または XenDesktop が Web インターフェイスで 展開される場合に使用します。[Citrix Receiver]では、公開されているアプリケーションをシームレス に統合するために、Windows デスクトップにアイコンを置くことができます。
[Citrix Receiver]を開くには、以下の操作を行います。
▲ [スタート]→[すべてのプログラム]→[Citrix Receiver]の順にクリックします。
Microsoft リモート デスクトップ プロトコル
Windows Server で Microsoft ターミナル サービスを使用すると、ネットワークで Microsoft リモート デ スクトップ プロトコル(RDP)を利用できるようになります。リモート デスクトップ接続(RDC)ユー ティリティでは、Windows ターミナル サーバーへの接続を確立したり、Microsoft RDP を使用するリ モート アプリケーションにアクセスしたりできます。 RDC ユーティリティを開くには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[リモート デスクトップ接続]の順にクリッ クします。 注記:Windows Server を使用する場合は、ターミナル サービス クライアント アクセス ライセンス (TSCAL)サーバーもネットワーク上に存在する必要があります。クライアント アクセス ライセンス (CAL)によって、クライアントは Windows Server が提供するサービスの利用を許可されます。サー
バーは90 日間有効の一時的なライセンスをデバイス単位で提供します。その期間を超えた場合は、 TSCAL を購入して TSCAL サーバーにインストールする必要があります。一時的または恒久的なライセ ンスがなければ、クライアントは接続できません。
VMware Horizon View
VMware Horizon View は、仮想デスクトップの管理、プロビジョニング、および導入を効率化する、エ ンタープライズ クラスのデスクトップ管理ソリューションです。
VMware Horizon View クライアントを開くには、以下の操作を行います。
▲ [スタート]→[すべてのプログラム]→[VMware]→[VMware Horizon View Client]の順にクリックしま す。
注記:一部のイメージでは、VMware Horizon View クライアントを使用するためにインストールが必要 になることがあります。インストールするには、[スタート]→[すべてのプログラム]→[Run VMware Horizon View Client Setup](VMware Horizon View Client セットアップの実行)の順にクリックします。 インストール前に書き込みフィルターが無効になっていること、およびインストール後に再度有効に なっていることを確認します(7 ページの書き込みフィルターの無効化および有効化を参照してくだ さい)。
HP Remote Graphics ソフトウェア(一部の Thin Client のみ)
HP Remote Graphics ソフトウェア(RGS)は、専門的なユーザーおよび要求の厳しいアプリケーション 向けのコラボレーションおよびリモート デスクトップ ソリューションです。すべてのアプリケー ションはリモート コンピューターで実行され、そのグラフィックス リソースを最大限に活用します。 リモート コンピューターのデスクトップは、デジタル画像、テキスト、およびフレーム レートの高い ビデオ アプリケーション用に特別に設計された、先進の画像圧縮技術によって、標準のネットワーク 経由でローカル コンピューターのウィンドウに送信されます。ローカルのキーボードおよびマウス、 およびほとんどのUSB デバイスのリダイレクトがサポートされているため、双方向で高性能な操作環 境が提供されます。 RGS Receiver を使用すると、RGS Sender によって転送されるリモート デスクトップにアクセスできま す。 RGS Receiver を開くには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]→[すべてのプログラム]→[HP]→[HP Remote Graphics ソフトウェア]→[HP RGS Receiver]の順にクリックします。 注記:一部のイメージでは、RGS Receiver を使用するためにインストールが必要になることがあ ります。インストールするには、[スタート]→[すべてのプログラム]→[Install HP Remote Graphics Receiver](HP Remote Graphics Receiver のインストール)の順にクリックします。インストール 後、Thin Client を再起動する前に、書き込みフィルター キャッシュを忘れずにコミットしてくだ さい。
ヒント:詳しくは、http://h50146.www5.hp.com/products/workstations/remote/index.html にアクセスし て、『HP Remote Graphics ソフトウェア ユーザー ガイド』を参照してください。
HP TeemTalk(アドオン、一部の Thin Client のみ)
HP TeemTalk は、Telnet プロトコルを使用してレガシー プラットフォームとの通信を可能にするター ミナル エミュレーション ソフトウェアです。
HP TeemTalk を開くには、以下の操作を行います。
▲ [スタート]→[すべてのプログラム]→[Hewlett-Packard]→[HP TeemTalk Emulator](HP TeemTalk エミュレーター)→[Configure Session](セッションの設定)の順にクリックします。
ヒント:詳しくは、『HP TeemTalk Terminal Emulator User Manual』(HP TeemTalk Terminal Emulator ユー ザー マニュアル)を参照してください。
5
管理ツール
● HP Cloud Connection Manager ● HP Device Manager
● HP Easy Tools(アドオン、一部の Thin Client のみ) ● HP Hotkey Filter(アドオンのみ) ● HP Logon Manager ● HP RAM ディスク マネージャー ● HP ThinShell ● HP ThinState ● HP ThinUpdate(アドオンのみ) ● HP USB Storage Local Security Options ● HP Velocity
● HP Write Filter Configuration
● Microsoft System Center Configuration Manager
HP Cloud Connection Manager
[HP Cloud Connection Manager](HPCCM)は HP Thin Client の管理者用のクライアント ユーティリティ で、標準ユーザー(管理者以外のユーザー)がWindows にログオンしたときに仮想デスクトップ クラ イアントの起動および接続を自動的に開始するように設定できます。
[HP Cloud Connection Manager]を開くには、以下の操作を行います。
▲ [コントロール パネル]で、[HP Cloud Connection Manager]をクリックします。 ヒント:詳しくは、『HP Cloud Connection Manager 管理者ガイド』を参照してください。
HP Device Manager
[HP Device Manager](HPDM)は、HP Thin Client デバイスの管理機能を一元化する、サーバーベースの アプリケーションです。このアプリケーションは、Thin Client イメージに組み込まれた HP Device Management Agent を介して各 Thin Client にアクセスします。HPDM を使用して、ソフトウェアの更新 やアドオンを導入できます。
HP Device Management Agent を開くには、以下の操作を行います。
▲ [コントロール パネル]で、[HP Device Management Agent]をクリックします。
ヒント:詳しくは、http://www.hp.com/go/hpdm/ (英語サイト)にアクセスして、HP Device Manager (またはHPDM)のガイドを参照してください。
HP Easy Tools(アドオン、一部の Thin Client のみ)
HP Easy Tools は、HP Thin Client で使用する各種の構成を設定または作成するときに役立つウィザード です。システムの初期設定時に、ネットワークにHP Device Manager または HP System Update インフ ラストラクチャが見つからない場合は、このウィザードが自動的に開きます。
HP Easy Tools を手動で開くには、以下の操作を行います。
▲ [コントロール パネル]で、[HP Easy Tools]をクリックします。 ヒント:詳しくは、『HP Easy Tools 管理者ガイド』を参照してください。
HP Hotkey Filter(アドオンのみ)
[HP Hotkey Filter]は、ローカルの Windows インスタンスに影響を与えることなく、リモート デスクトッ プ セッションをロックおよびロック解除できるセキュリティ ユーティリティです。Thin Client の展 開にあたって、多くの場合、ローカルのWindows デスクトップおよび Windows ファイル システムへ のアクセスは必要はなく、むしろ望ましくないこともあります。
[HP Hotkey Filter]を入手、インストール、および有効にする方法については、『HP Hotkey Filter 管理者 ガイド』を参照してください。
HP Logon Manager
特定のユーザー アカウントに自動的にログオンするようにThin Client を設定できます。自動ログオ ンを設定するには、以下の操作を行います。
1. [コントロール パネル]で、[HP Logon Manager](HP ログオン マネージャー)をクリックします。 2. [Windows Logon Configuration](Windows ログオン設定)ダイアログで、[Enable Autologon](自動
ログオンを有効にする)ボックスにチェックを入れ、アカウントの資格情報およびドメイン名を 入力して、[OK]をクリックします。 システムの起動時に、設定したアカウントに自動的にログオンするようになります。 ヒント:自動ログオンが有効なときに別のユーザーまたは管理者としてログオンするには、現在のア カウントをログオフしてWindows ログオン画面に戻ります。
HP RAM ディスク マネージャー
[HP RAM ディスク マネージャー]では、RAM ドライブ(Z:)のサイズを設定できます。 [HP RAM ディスク マネージャー]を開くには、以下の操作を行います。 ▲ [コントロール パネル]で、[HP RAM ディスク マネージャー]をクリックします。 初期状態では、RAM ドライブのサイズは最適なサイズである 128 MB に設定されています。設定でき るサイズの最大値は512 MB、最小値は 16 MB です。必要領域が 128 MB を超えるソフトウェアをイン ストールするときは、サイズを一時的に大きくしてください。 16 第 5 章 管理ツールHP ThinShell
HP ThinShell は、標準ユーザー(管理者以外)側のキオスク モード(シェル置き換え)機能を有効に するためのクライアント自動化ツールです。 [HP ThinShell]を開くには、以下の操作を行います。 ▲ [コントロール パネル]で、[HP ThinShell Configuration]をクリックします。 ヒント:詳しくは、『HP ThinShell 管理者ガイド』を参照してください。HP ThinState
HP ThinState を使用すると、HP Thin Client イメージをキャプチャできます。キャプチャしたイメージ は、モデルおよびハードウェアが同一の別のHP Thin Client に展開できます。
注意:HP では、同じイメージに基づく HP ThinState キャプチャおよび展開のサイクルを 3 回までサ ポートしています。3 サイクルを超えるとイメージが破損する可能性があります。
HP ThinState によるキャプチャを実行するには、以下の操作を行います。
1. イメージのキャプチャ元となるThin Client で、BIOS で最初に起動するデバイスが USB に設定され ていることを確認します。 2. 書き込みフィルターを無効にします。 3. オンボードのフラッシュ ドライブよりもサイズの大きいUSB フラッシュ ドライブを挿入しま す。 4. [コントロール パネル]で、[HP ThinState キャプチャ]をクリックします。 5. 画面の説明に沿って操作します。 注記:FAT32 ファイル システムを使用する 1 GB ドライブとして、フォーマットされた USB フラッシュ ドライブが検出されます。これは、USB フラッシュ ドライブが 2 つのパーティションでフォーマット されたためです。FAT32 パーティションには、ブート手順が含まれています。NTFS ファイル システ ムを使用する2 つ目のパーティションには実際のイメージが含まれていますが、ドライブの内容を表 示しているときには検出されません。
このUSB フラッシュ ドライブを使用して、モデルおよびハードウェアが同一の別の HP Thin Client に、 キャプチャ イメージを展開できます。
注記:HP ThinState キャプチャでは、キャプチャ イメージのサイズによっては、大きいサイズのフラッ シュからイメージをキャプチャし、それよりも小さいサイズのフラッシュに展開することも可能で す。
HP ThinState による展開を実行するには、以下の操作を行います。
1. イメージの展開先となるThin Client で、BIOS で最初に起動するデバイスが USB に設定されている ことを確認します。 2. キャプチャ イメージが含まれるUSB フラッシュ ドライブを挿入して、コンピューターを再起動 します。 3. 画面の説明に沿って操作します。 USB フラッシュ ドライブを取り外して、システムの電源を入れなおすと、イメージが展開されます。 この処理を実行している間は、他の操作やユニットの電源の入れなおしなどを行わないでください。 HP ThinShell 17
HP ThinUpdate(アドオンのみ)
HP ThinUpdate はイメージのアップデートおよびリカバリ ツールであり、展開用の USB フラッシュ ド ライブにイメージをすばやく簡単にダウンロードします。このツールは、Thin Client 自体か、標準的 なデスクトップ コンピューターまたはノートブック コンピューターにインストールできます。 HP ThinUpdate を使用するには、以下の操作を行います。 1. [コントロール パネル]で、[HP ThinUpdate]をクリックします。 2. プラットフォーム、オペレーティング システム、およびイメージ バージョンを選択します。 注記:[リリース ノート]をクリックして、選択したイメージのリリース ノートを表示できます。 3. 概要パネルで指定されたサイズよりも大きいサイズのUSB フラッシュ ドライブを接続します。 必要なサイズはイメージによって異なります。 4. [USB の作成]をクリックして、表示された使用許諾契約書に同意します。USB フラッシュ ドライ ブがフォーマットされ、イメージがドライブ上にダウンロードされます。 注記:USB フラッシュ ドライブのフォーマット中は処理を中止できませんが、それ以外の処理中 には[中止]をクリックしていつでも処理をキャンセルできます。 注記:FAT32 ファイル システムを使用する 1 GB ドライブとして、フォーマットされた USB フラッ シュ ドライブが検出されます。これは、USB フラッシュ ドライブが 2 つのパーティションで フォーマットされたためです。FAT32 パーティションには、ブート手順が含まれています。NTFS ファイル システムを使用する2 つ目のパーティションには実際のイメージが含まれていますが、 ドライブの内容を表示しているときには検出されません。 5. 処理が完了したら、以下のどちらかの操作を行います。● Thin Client で HP ThinUpdate を実行している場合は、その Thin Client にイメージをインス トールするように求められます。[はい]または[いいえ]をクリックします。
● 標準的なデスクトップ コンピューターまたはノートブック コンピューター上でHP
ThinUpdate を実行している場合は、USB フラッシュ ドライブを取り外し、イメージを再イ ンストールするThin Client に USB フラッシュ ドライブを接続してから、Thin Client を再起動 します。
HP USB Storage Local Security Options
HP では、USB 記憶装置へのアクセスを有効または無効にするユーティリティを提供しています。この ユーティリティを使用するには、以下の操作を行います。
1. [コントロール パネル]で、[HP USB Storage Local Security Options]をクリックします。
2. USB 記憶装置へのアクセスを有効にする場合は、[Enable USB Storage Devices](USB 記憶装置を 有効にする)を選択します。必要に応じて、USB 記憶装置への書き込みを許可しない場合は、 [Read-Only Access to Devices](デバイスへの読み取り専用アクセス)を選択します。
3. [OK]をクリックします。
HP Velocity
HP Velocity は、アプリケーション トラフィックの通信に使用される IP ベース ネットワークでのパ ケット損失を低減することにより、リアルタイム ネットワーク アプリケーションの応答性能を劇的に 向上させるQoS(Quality of Service)システムです。HP Velocity のクライアントサイド コンポーネント は、HP Thin Client にプリインストールされ、サーバーサイドのコンポーネントと連携して動作します。 ヒント:詳しくは、http://h50146.www5.hp.com/products/thinclient/velocity/ にアクセスして、HP Velocity のドキュメントを参照してください。
HP Write Filter Configuration
3 ページの「書き込みフィルター」を参照してください。
Microsoft System Center Configuration Manager
[Microsoft System Center Configuration Manager](SCCM)は、ユーザーが必要なデバイスやアプリケー ションを利用できるようにしながら、企業が法令を遵守して企業全体を管理していくために役立ちま す。また、SCCM は、アプリケーション展開、デスクトップ仮想化、デバイス管理、およびセキュリ ティに関する主要な管理機能を提供し、デバイスが急増する中での生産性の維持を可能にします。 ヒント:詳しくは、ホワイトペーパー『Managing HP Thin Clients with SCCM 2012 SP1』(SCCM 2012 SP1 によるHP Thin Client の管理)を参照してください。
索引
C Citrix Receiver 13 C ドライブ: 10 E EWF →「書き込みフィルター」を 参照 F FBWF →「書き込みフィルター」を 参照 HHP Cloud Connection Manager 15 HP Device Manager 15 HP Easy Tools 16 HP Hotkey Filter 16 HP Logon Manager 16 HP RAM ディスク マネージャー 16 HP Remote Graphics ソフトウェ ア 14 HP TeemTalk 14 HP ThinShell 17 HP ThinState 17 HP ThinUpdate 18
HP USB Storage Local Security Options 18
HP Velocity 19
HP Write Filter Configuration 19
M
Microsoft RDP 13 Microsoft System Center
Configuration Manager 19
S
SCCM →「Microsoft System Center Configuration Manager」を参照
V
VMware Horizon View 13
W Web サイト Citrix のサポート 1 HP のサポート 1 Microsoft のサポート 1 VMware のサポート 1 Z Z ドライブ: 10 あ アドオン 1 い イメージのキャプチャおよび展 開 17 イメージの更新 1 か 書き込みフィルター 概要 3 管理 3 キャッシュされたデータのコ ミット 7 コマンド ラインの管理 6 状態アイコン 4 除外一覧(FBWF) 8 設定ユーティリティ 5 ブートコマンド、クリア 9 変更内容を恒久的に保持できる ようにする設定 6 無効化 7 有効化 7 管理ツール 15 こ コントロール パネル、使用 2 し システムの日付および時刻 12 そ その他の情報の参照先 1 ゆ ユーザー アカウント、管理 11 り リモート デスクトップ ソフトウェ ア 13 ろ ローカル ドライブ 10 ログオン 管理者 2 自動 11 手動 2 ユーザー 2 20 索引