• 検索結果がありません。

1. 課題意識 1 1. メーカーは製造コストを限界まで管理している一方 出荷後は物流業者任せのため トータルコスト増となっている 2. 急速なグローバル化 ボーダレス化の進展で 取引先や生産拠点が分散 複雑化し 在庫量のマネジメントを含めた 物流全体の最適化 ができていない 3. 大手 EC との

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "1. 課題意識 1 1. メーカーは製造コストを限界まで管理している一方 出荷後は物流業者任せのため トータルコスト増となっている 2. 急速なグローバル化 ボーダレス化の進展で 取引先や生産拠点が分散 複雑化し 在庫量のマネジメントを含めた 物流全体の最適化 ができていない 3. 大手 EC との"

Copied!
23
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

厚木ゲートウェイ、羽田クロノゲートの竣工と、

沖縄国際物流ハブの本格稼働を契機とした、

「バリュー・ネットワーキング」構想について

2013年7月3日 記者発表会

(2)

1.課題意識

1.メーカーは製造コストを限界まで管理している一方、出荷後は

物流業者任せのため、トータルコスト増となっている。

2.急速なグローバル化、ボーダレス化の進展で、取引先や生産

拠点が分散・複雑化し、在庫量のマネジメントを含めた

「物流全体の最適化」ができていない。

3.大手ECとの競争が激化する流通業も、販売機会のロスを

回避するための多頻度小口調達やリードタイム短縮が

必要となり、物流コストは増加傾向にある。

4.震災後、BCPの観点で「在庫の分散によるリスクコントロール」

の必要性が高まっている。

(3)

ボーダレス化の中、特に「ものづくり」で世界をリードする

日本の製造業や一次産業にとって、

コスト削減は国際競争力の向上のための重要な継続課題。

しかし「製造コスト」や「人件費」は、

すでに限界レベルまで切り詰められており、

為替も不安定な状況が続くと予想されている。

そんな中、コスト削減の余地が残っている最後の領域、

それが「物流の改革」。

1.課題意識

(4)

2.課題解決に向けて

羽田クロノゲート・厚木ゲートウェイ・沖縄国際物流ハブが提供する

圧倒的なスピードと、独自のLT・IT・FT、

そしてコアコンピタンスである全国、アジアのラストワンマイルネットワークを

シームレスに融合させ、

物流のスピード、コスト、品質の全てを飛躍的に高める

新たなソリューションの提供をスタートさせます。

ネットワークの革新で、物流を「バリューを生み出す手段」に進化させ、

業種・事業規模を問わない「物流の改革」を通じて、

日本経済の成長戦略に貢献する。

それが「バリュー・ネットワーキング」構想です。

「バリュー・ネットワーキング」構想

Value-Networking Design

(5)

3.「バリュー・ネットワーキング」構想 5つのエンジン

価値を付加しながら素早くネットワークを結節する

「止めない物流」

1 1

「スピードと付加価値機能を一体化」した

多機能スーパーハブ「羽田・厚木・沖縄」の本格稼働

出荷場所・出荷形態・出荷量を問わない

「クラウド型のネットワーク」

2 2

「まとめて預かり、最適化しながら複数個所に届ける」

をネットワーク上で素早く、確実に遂行する「FRAPS」

(6)

5 5

「受け手(調達)」、「送り手(供給)」双方のニーズを満たす

送り手、受け手が共有できる「物流の見える化」

4 4

出荷から到着までを、シームレスに「デジタル情報化」

「デマンド・チェーン視点」のイノベーション

「国際クール宅急便」のスタート

3 3

世界初「一貫保冷・国際小口輸送」ネットワーク

ITによる「物流の見える化」

(7)

国内外を問わず在庫・出荷場所を選ばない。

スピード・品質が増しても、コストは増えない。

BCPの観点から在庫を分散しても、総在庫が増えない。

事業規模や流動量を問わない。

自前での過大な物流・システム投資が必要ない。

ネットワークのスポット利用も可能。

鮮度の高い国際保冷輸送がローコストで利用できる。

スピードアップ×ローコスト×高品質を実現し、

さらに総在庫量を削減。

日本の成長戦略に資する「物流の改革」を実現する。

(8)

(9)

【スピード】

【付加価値機能】

羽田クロノゲート

立地を活かした陸海空の「スピード輸送」と、

「24時間365日稼働の付加価値機能」の一体化

●24時間稼動 ●陸海空マルチ 輸送 ●発着同時 スピード仕分け ●クロスマージ ●医療機器の洗浄・メンテナンス ●機器修理・メンテナンス アッセンブル・キッティング ●保税・ローカライズ スピード通関 ●オンデマンドプリント セレクティブ封入 宅急便 ネットワーク 厚木 ゲートウェイ 成田 アジア 宅急便 ネットワーク 国際 ネットワーク 沖縄ハブ 「止めない物流」 8

(10)

成田ハブ アジア 宅急便 ネットワーク 国際 ネットワーク 宅急便 ネットワーク

厚木ゲートウェイ

主要都市間の当日配達を実現する「多頻度幹線輸送」と、

「24時間365日稼働の付加価値機能」の一体化

●24時間稼動 ●発着同時 スピード仕分け ●多頻度幹線輸送 ↓ 当日配達 エリア拡大 ●クロスマージ ●カスタマイズ アッセンブル ●品質確認 沖縄ハブ 羽田 クロノゲート

【スピード】

【付加価値機能】

厚木 2013年 三河 2015年(予定) 関西 2016年(予定) 「止めない物流」 9

(11)

国際 ネットワーク アジア 宅急便 ネットワーク

沖縄国際物流ハブ

アジアへの翌日配達を実現する「深夜の航空便ネットワーク」と

「24時間365日 スピード通関・高付加価値機能」の一体化

【スピード】

【付加価値機能】

●24時間稼動 ●デイリー(深夜) 航空輸送 ↓ 翌日配達 エリア拡大 ●スピード通関 ●保税(FTZ) ●クロスマージ・品質確認 ●緊急パーツセンター ●機器修理・メンテナンス・ アッセンブル ネットワーク宅急便 成田 羽田 クロノゲート 厚木 ゲートウェイ 「止めない物流」 地方空港 10

(12)

ラストワンマイルネットワークの

クラウド利用を可能にする、

独自規格の流動型ラックによる

ピッキングシステム。

ラック単位で移動させながら、

ネットワーク上で仕分けや

クロスマージを遂行します。

流動スピードの向上と、

在庫量・流動の見える化を通じた

総在庫の圧縮を実現します。

Free Rack Auto Pick System

FRAPS

「クラウド型のネットワーク」 11

(13)

顧客A 顧客B 顧客C 仕分け キッティング クロスマージ 品質確認

「FRAPS」

宅急便ベースでの在庫管理 JIT納品/調達 アジア 宅急便 ネットワーク 国際 ネットワーク 成田ハブ 羽田 クロノゲート 沖縄ハブ 厚木 ゲートウェイ Free Rack Auto Pick System

FRAPS

「クラウド型のネットワーク」 国内外を問わず出荷された荷物が、シームレスにネットワーク上を移動。 受け手の最寄の拠点で仕分け、キッティング、クロスマージ、品質確認し、素早く配送する。 ※国内・アジアの宅急便ベースに順次導入予定 12

(14)

「バリューネットワーキング」構想が実現する

「物流の改革」事例

(15)

地方に在庫を持つ中小通販事業者に、大手通販事業者と同等のスピードと品質を提供。 最寄の拠点から全国へのスピード配達で、コストを上げずに顧客満足度向上を実現します。

スピード通販

ゲートウェイ 購入者別仕分 (シングルピッキング) + 販促物(チラシサンプル)同梱 ラッピング 通販事業者 購入者 受注分を仕分せず 一括発送 (トータルピッキング) 購入者 「物流の改革」事例 ①通販事業者向け 購入者 購入者 通販事業者:スピードアップ ピッキング不要 在庫見える化 物流投資不要 在庫削減 通販ユーザー:早い受け取り 配送の見える化 14

(16)

主要マーケットの近くに最少在庫を分散させることで、最短4時間のスピード配送を提供。 売れた分だけスピード補充するので、コストも在庫も増やさないサービスレベル向上を実現。 多頻度幹線輸送で スピーディーに在庫を補充 通販事業者 中部 関西 売れた分だけ 在庫を補充 厚木 ゲートウェイ 「FRAPS」 「FRAPS」 「FRAPS」 仕分け (シングルピッキング) 販促物同梱・ラッピング 購入者 購入者 購入者 購入者

分散在庫型スピード通販

「物流の改革」事例 ②通販事業者向け 通販事業者:スピードアップ ピッキング不要 物流投資不要 在庫見える化 総在庫削減 通販ユーザー:早い受け取り 配送の見える化 15 「FRAPS」 最小在庫 最小在庫 最小在庫

(17)

国際クール宅急便

日本全国の生産地と香港を直結。 圧倒的なリードタイム短縮と、万全の保冷技術で、 第一次産業のアジアへの販路拡大によるアベノミクスの農業再生プランを支援。 生鮮品のアジア向け翌日配送 当日当日 当日 翌日翌日翌日 生産者 A 生産者 C 生産者 B 羽田空港 ユーザー 飲食店 那覇空港 香港空港 保冷 保冷 通関 納品先マージ 保冷 検疫 通関 仕分け 一貫保冷輸送 「物流の改革」事例 ③第一次産業・生産者向け 発 24:00 ※全国主要空港からの便も利用可能 着 2:35 発 5:15 着 6:50 羽田クロノゲート 沖縄国際物流ハブ 香港ヤマト運輸 国内生産者:アジアへの販路拡大 物流投資不要 品質保持 物流の見える化 購入者:品質保持 早い受け取り 配送の見える化 ※香港以外のアジア宅急便展開地域に、順次拡大の予定 16

(18)

さまざまな仕入先からの商材の、各店舗へのジャストインタイム一括納品を提供。 メーカーの在庫削減とリードタイム短縮、店舗の生産性向上の両立を実現。 汎用品・特殊品 マージ (X+X´+Y) メーカー海外工場 X 店舗 A アジア 多急便 ネットワーク 沖縄ハブ 羽田 クロノゲート メーカー国内工場 Y メーカー国内工場 X´ 店舗別仕分け (シングルピッキング) リターナブル資材 「FRAPS」 「FRAPS」 「FRAPS」 厚木 ゲートウェイ 店舗 B 店舗 C メーカー側:生産リードタイム短縮 在庫見える化 流動在庫の最小化 物流コスト削減 店舗側:開店前の確実な調達 調達の見える化 納品立会い業務軽減 顧客サービス向上

ジャストインタイム一括店舗納品

「物流の改革」事例 ④流通・卸業向け 17 店舗 D 店舗 E 店舗 F 店舗 G 店舗 H 店舗 I 各宅急便ベース 「FRAPS」

(19)

各宅急便ベース 「FRAPS」 クロスマージ(X+Y+Z) アジア ネットワーク 沖縄ハブ 羽田 クロノゲート 国内部品サプライヤーZ 国内部品サプライヤーY 海外部品サプライヤー X 「物流の改革」事例 ⑤機械メーカー向け 厚木 ゲートウェイ 調達側:リードタイム短縮、JITライン供給 調達見える化 在庫・スペースの最小化 コスト削減 サプライヤー側:業務負担軽減 生産期間延長 物流の見える化

複数サプライヤーからの部品調達

国内・アジアに分散するサプライヤーから工場ラインまでのジャストインタイム一括調達を提供。 調達リードタイム短縮と、在庫の圧縮、さらにサプライヤー側の納期延長を実現。 18

(20)

羽田クロノゲートの修理・メンテナンス機能の活用で、ユーザーへのスピード返送を提供。 海外部品の調達を含めた一元管理で、最短24時間のスピードメンテナンスを実現。 ユーザー 国内パーツベンダー アジア ネットワーク 沖縄ハブ 羽田クロノゲート 海外パーツベンダー 修理パーツ保管 修理前検査・見積 修理 ユーザー ユーザー 「物流の改革」事例 ⑥デジタル機器メーカー向け 厚木 ゲートウェイ メーカー:顧客満足度向上 修理見える化 相談窓口一元化 部品在庫圧縮 ユーザー:集荷方法選択 早い受け取り 配送状況の見える化

スピード・メンテナンス

19

(21)

手術用医療器械の洗浄・メンテナンス 羽田空港近接による航空便結節と、24時間洗浄・メンテナンスの付加価値機能の融合で、 高額医療機器の飛躍的な回転率向上を実現し、流通在庫の大幅削減を提供する。

高額医療機器のローナー事業

医療機関 B 羽田クロノゲート 医療機関 C 医療機関 A 検査・検品 高品質保管 (メディカル許認可) 洗浄メンテナンス + 航空便ネットワーク メーカー:在庫回転率向上 在庫見える化 在庫削減 拠点完結による物流コスト削減 医療機関:調達の見える化 JIT調達 安全(衛生的)な器械の確保 「物流の改革」事例 ⑦医療機械メーカー向け 厚木 ゲートウェイ 20

(22)

従来の「倉庫・在庫依存型3PL」から、

出荷・在庫場所を選ばない。

事業規模や業種を問わない。

物流を固定化しない。物流を止めない。

したがって「在庫をミニマム化」できる。

「3PL」を超える

「バリュー・3PL」へ。

5.「バリューネットワーキング」構想が生み出すバリュー

21

(23)

1.「止めない物流」

2.「クラウド型のネットワーク」

3.世界初「一貫保冷・国際小口輸送」ネットワーク

4.送り手、受け手が共有できる「物流の見える化」

5.「デマンド・チェーン視点」のイノベーション

スピード

コスト

品質

の掛け算で

日本の成長戦略に資する「物流の改革」に貢献する。

22 5つのエンジン

参照

関連したドキュメント

これはつまり十進法ではなく、一進法を用いて自然数を表記するということである。とは いえ数が大きくなると見にくくなるので、.. 0, 1,

編﹁新しき命﹂の最後の一節である︒この作品は弥生子が次男︵茂吉

 今日のセミナーは、人生の最終ステージまで芸術の力 でイキイキと生き抜くことができる社会をどのようにつ

41 の 2―1 法第 4l 条の 2 第 1 項に規定する「貨物管理者」とは、外国貨物又 は輸出しようとする貨物に関する入庫、保管、出庫その他の貨物の管理を自

自分ではおかしいと思って も、「自分の体は汚れてい るのではないか」「ひどい ことを周りの人にしたので

   また、不法投棄等の広域化に対応した自治体間の適正処理促進の ための体制を強化していく必要がある。 「産廃スクラム21」 ※

市場を拡大していくことを求めているはずであ るので、1だけではなく、2、3、4の戦略も

を軌道にのせることができた。最後の2年間 では,本学が他大学に比して遅々としていた