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不動産市場の現状

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(1)

Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

新・不動産業ビジョン(仮称)の策定に向けて

平成30年10月5日

土地・建設産業局 不動産業課

(2)

目 次

1.不動産市場及び不動産業各分野(※)の現状

※ ① 開発・分譲 ② 流通 ③ 管理 ④ 賃貸 ⑤ 証券化等

2.不動産を取り巻く社会情勢の変化

(3)

1.不動産市場及び不動産業各分野(※)の現状

※ ① 開発・分譲 ② 流通 ③ 管理 ④ 賃貸 ⑤ 証券化等

2.不動産を取り巻く社会情勢の変化

(4)

開発・分譲

流 通

管 理

賃 貸

証券化

これまでの不動産業ビジョンでは、

不動産の開発・分譲業、流通業、管理業、賃貸業を「不動産業」

とし

ていたが、Jリート等の拡大により不動産投資の重要性が増していることに鑑み、新たに策定する新・不

動産業ビジョン(仮称)では、

証券化も含めて「不動産業」と定義

することとする。

「不動産業」の範囲について

(例)

宅地分譲、戸建・マンション

分譲、既存住宅売買 等

(例)

分譲販売の代理、

持家売却の仲介、

賃貸住宅の仲介 等

(例)

分譲マンションの管理、

賃貸住宅の管理、

住宅宿泊管理業 等

(例)

ビル・店舗の賃貸、

戸建・マンションの賃貸 等

(例)

Jリート、

不動産特定共同事業 等

新・不動産業ビジョン(仮称)における「不動産業」の範囲

(5)

不動産市場の現状

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 07 年 1月 4月 7月 10月 08 年 1月 4月 7月 10月 09 年 1月 4月 7月 10月 10 年 1月 4月 7月 10月 11 年 1月 4月 7月 10月 12 年 1月 4月 7月 10月 13 年 1月 4月 7月 10月 14 年 1月 4月 7月 10月 15 年 1月 4月 7月 10月 16 年 1月 4月 7月 10月 17 年 1月 4月 7月 10月 18 年 1月 4月 供給戸数(左目盛) 3.59万戸 3.58万戸 4.05万戸 4.49万戸 5.65万戸 4.56万戸 4.45万戸 4.45万戸 3.63万戸 4.37万戸 6.10万戸 70 75 80 85 90 95 100 105 110 128.5 103.6 103.9 77.5 81.984.1 89.3 98.7 88.0 92.1 97.4 94.6 70 80 90 100 110 120 130 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 14.4% 14.5% 14.4% 14.4%14.3% 14.3% 14.3% 14.1% 14.0% 14.0% 13.9%14.0% 14.1%14.1%14.1% 14.5% 14.7%14.8%14.7% 14.9% 15.2%15.2%15.3% 15.5% 12.5% 13.0% 13.5% 14.0% 14.5% 15.0% 15.5% 16.0% 52.0 54.0 56.0 58.0 60.0 62.0 64.0 66.0 68.0 70.0 72.0 74.0 76.0 不動産業向け 貸出残高 総貸出額に 対する不動産業シェア -40.0% -20.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 0 800 1,600 2,400 3,200 4,000 成 約 件 数 (件) <中古マンション:首都圏> 成約件数の推移 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 前年同月比(2013) 前年同月比(2014) 前年同月比(2015) 前年同月比(2016) 前年同月比(2017) 前年同月比(2018) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

【市場規模】(2016暦年)

資産規模

約2,500兆円(全体[約10000兆円]の25%)

国内総生産

約 61.2兆円(全体[約534.3兆円]の11.5%)

住宅不動産市場の動向

不動産事業者の倒産

出所:帝国データバンク「全国企業倒産集計」 ()内は前年度比

【2016年度】

→ 【2017年度】

倒産件数: 266件 (▲1.8%) → 274件 (3%)

負債総額:1,571億円 (7.4%) → 1,228億円(▲21.8%)

不動産事業者向け融資の動向

・昨年度に比べ、倒産件数は増加、負債総額は減少。

不動産業の産業規模・市場規模

・事業者向け融資は15%程度で推移。増加傾向にある。

出所:日本銀行「貸出先別貸出金」

・ 2017年の首都圏の新築マンション供給戸数は4年ぶりの増加。

4月は2,342戸、前年同月比14.6%減。契約率は63.0%に減少。

注:月次は季節調整済年率換算値 出所:国土交通省「住宅着工統計」 出所:(株)不動産経済研究所「マンション市場動向」 ※役員数を含む。 ・2017年度の新設住宅着工戸数は、3年ぶりの減少。(前年度比2.8%減)。 季節調整済年率換算値の月別(対前年同月比)では、1%減少。 出所:内閣府「国民経済計算」 注)不動産業:住宅賃貸業、不動産仲介業、不動産賃貸業 出所:(公財)東日本不動産流通機構「マーケットウォッチ」 出所:財務総合政策研究所「法人企業統計調査」 着工戸数(万戸) (年度) (2013) (2014)

・首都圏の中古マンションの成約数は対前年度比で減少傾向が続いていたが、

足下では、対前年度比で回復の傾向が強い。

(2015) (2016) (2017) (2018)

【産業規模】(2016年度)

売上高

約 43.0兆円

(全産業[約1455.8兆円]の3.0%)

法人数

約 32.1万社

(全産業[約277.6万社]の11.6%)

従業者数 約147.7万人※(全産業[約4639.4万人]の3.2%)

(6)

【①開発・分譲】不動産開発の多様化

○ 以前は、オフィス住宅の供給が中心であったが、社会経済の進展にともない開発が増加し、用途が多様化。

住宅着工床面積推移

オフィスビル賃貸の床面積推移

出典:国土交通省「働き方改革を支える今後の不動産のあり方検討会」での

(物流施設)

(分譲マンション)

(シェアオフィス)

(分譲住宅)

(オフィス)

(ホテル)

(7)

351 271 219 237 261 241 279 304 321 345 382 453 543 603 720 765 845 881 1,042 1,214 1,408 1,491 1,532 1,856 1,763 1,261 1,428 1,530 1,532 1,498 1,487 1,214 1,143 1,157 1,135 1,207 1,251 1,400 1,729 1,663 1,673 1,665 1,343 1,420 1,510 1,561 1,485 1,630 1,341 1,180 1,226 1,213 1,173 1,146 1,174 1,193 1,249 1,285 1,036 1,039 775 819 841 893 987 880 921 974 946

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

S24252627282930313233343536373839404142434445464748495051525354555657585960616263H1 2 3 4 5 6 7 8 9 1011121314151617181920212223242526272829

(%)

(千戸) (年度) 分譲住宅 分譲戸建て 分譲マンション 注文住宅 借家系 総戸数 総着工戸数に占める持家系(持家+分譲住宅)の割合【右目盛り】 (資料)住宅着工統計(国土交通省) 第1次オイルショック S48.10~ 第2次オイルショック S54~ リーマンショック H20.9 団塊世代 一次取得時期 ※一次取得時期は30代前半(30-34歳)とした。 東日本大震災 H23.3 阪神・淡路大震災 H7.1

【①開発・分譲】新設住宅着工戸数の推移

いざなぎ景 気 (S40.10-S45.7) いざなみ景気 (H14.2- H20.2) バブル景 気 (S61.11- H3.2) 団塊ジュニア世代 一次取得時期 消費税導入(3%) H元.4.1 消費税率引上 (5%) H9.4.1 建築基準法改正 H19.6.2施行 ※S24~29年度は、利用関係別に統計をとっていない。 岩戸景気 (S33.6-S36.12) 神武景気 (S29.11-S32.6) オリンピッ ク景気 (S37.10- S39.10) 消費税率引上 (8%) H26.4.1

○昭和42年度に100万戸を越えた以降、景気の影響などにより増減を繰り返しながらも、100万戸を越える水準で推移。

○リーマンショックにより大幅な減少が見られ、40年ぶりに100万戸を下回ったものの、平成21年度以降は

緩やかな持ち直しの傾向

が継続。

○平成29年度は、持家、貸家、分譲住宅ともに減少し、3年ぶりの減少(▲2.8%)となった。

マイナス金利 H28.2~

(8)

【既存住宅流通シェアの国際比較】

【既存住宅流通シェアの推移】

出典:住宅・土地統計調査(総務省) 、住宅着工統計(国土交通省) (注)平成5(1993)年、平成10(1998)年、平成15(2003)年、平成20(2008)年、平成25(2013)年の 既存住宅流通量は1~9月分を通年に換算したもの。

○ 全住宅流通量(既存流通+新築着工)に占める既存住宅の流通シェアは約14.7%(平成25年)であり、

増加傾向。

○ しかし、欧米諸国と比べると1/6~1/5程度と低い水準。

(年) (年)

980

1,003

160 332

169

4,940

1,074

719

14.7%

83.1%

87.0%

68.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

日本(13')

アメリカ(14') イギリス(13') フランス(13')

(千戸)

既存住宅取引戸数 新築住宅着工戸数 (資料)日本:総務省「平成25年住宅・土地統計調査」、国土交通省「住宅着工統計(平成26年計)」 (データは2013年)アメリカ:U.S.Census Bureau 「New Residential Construction」,「National Association of REALTORS」(データは2014年)http://www.census.gov/ http://www.realtor.org/ イギリス:Department for Communities and Local Government「Housing Statistics」(データは2013年) (http://www.communities.gov.uk/) フランス:Ministère de l'Écologie, du Développement durable et de l'Énergie「Service de l'Observation et des Statistiques 」「Conseil général de l'environnement et du développement」(データは2013年)http://www.driea.ile-defrance.developpement-durable.gouv.fr 注1)フランス:年間既存住宅流通量として、毎月の既存住宅流通量の年換算値の年間平均値を採 用した。 注2)イギリス:住宅取引戸数は取引額4万ポンド以上のもの。これにより、データ元である調査機関の HMRC(英国歳入関税庁)は、全体のうちの12%が調査対象からもれると推計している。

【②流通】既存住宅流通量の推移と国際比較

(9)

41,481 26,42226,853 44,765 79,897 84,885 82,795 70,543 66,308 86,297 95,635 89,256 88,516 83,183 85,429 84,148 74,463 61,021 43,733 36,376 44,535 44,499 45,602 56,478 44,913 40,449 35,772 35,898 5,808 16,974 20,153 23,519 27,023 23,233 22,380 22,418 21,720 23,066 25,178 25,860 25,390 26,284 27,090 28,039 29,378 28,498 28,744 31,183 30,347 28,871 31,397 36,432 33,798 34,776 37,189 37,329 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29

新築マンション新規発売戸数

中古マンション成約件数

【②流通】首都圏における中古マンションの成約件数と新築発売戸数

【出典】 新築マンション発売戸数:(株)不動産経済研究所、中古マンション成約件数:月例マーケットウオッチ(公益財団法人 東日本不動産流通機構) ※ H2年の中古マンション成約件数は5月~12月分のデータ

○ 平成28年、東日本レインズによる集計開始(平成2年)以降初めて、首都圏における中古マンションの成約件数が

新築マンションの発売戸数を逆転。

○ 平成29年の首都圏における新築マンションの発売戸数は約3.6万戸、中古マンションの成約件数は約3.7万件。

2年連続で中古マンションの成約件数が新築マンションの発売戸数を上回った。

逆転

(10)

【③管理】マンション管理業者の登録数等の推移

(年度)

2,647 2,694 2,727 2,374 2,360 2,374 2,387 2,391 2,252 2,230 2,214

2,185 2,131

2,001

70,071 68,604

70,105

80,872

84,555

89,741

93,586 93,772

96,070

98,288

100,832 102,838

104,440

106,816

39,020

42,665

45,713

49,174

51,803

54,505

57,164

59,655 62,384

65,139

67,689

70,623

73,237 75,435

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

100,000

110,000

120,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

H16

H17

H18

H19

H20

H21

H22

H23

H24

H25

H26

H27

H28

H29

マンション管理登録業者数 委託を受けた管理組合数 管理業務主任者登録数 (人、組合) (業者) 受託した管理組合数

2,346

81,105

67,869

※ マンション管理業登録処理システムより 引用

※ 各数字は、各年度末(翌年3月末)の値

平成29年の受託した管理組合数は約10.4万組合、管理業務主任者登録数は約7.5万人と年々増加

○ マンション管理登録業者数は約2千業者で減少傾向。

(11)

【③管理】賃貸住宅管理業の登録数等の推移

(平成30年6月末現在)

1,557,765 1,528,391 1,525,887 1,555,877 1,596,394 1,662,188 1,940,701 2,081,180 2,214,825 2,235,711 2,274,927 2,285,364 2,288,806 2,356,671 2,930,325 2,944,235 2,989,307 3,416,029 3,430,813 3,642,601 3,653,686 3,797,708 3,843,629 3,886,252 3,922,492 4,059,718 4,088,222 4,135,612 4,073,700 4,131,413 4,208,732 4,261,655 4,282,245 4,258,933

3,334 3,397

3,473 3,538

3,614

3,703 3,757

3,815 3,871

3,921 3,982 3,896 3,926 3,978

4,049 4,065

4,150

4,973,794 4,959,204 5,168,488 5,209,563 5,394,102 5,505,817 5,826,953 6,003,672 6,274,543 6,323,933 6,410,539 6,359,064 6,420,219 6,565,403 7,191,980 7,226,480 7,248,240

0

1,000,000

2,000,000

3,000,000

4,000,000

5,000,000

6,000,000

7,000,000

8,000,000

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

転貸借原契約戸数

管理委託受託戸数

登録業者数

管理戸数

○ 登録業者数、管理戸数ともに

年々増加傾向。

○ 登録業者の管理戸数は約725万戸(民営借家1,458万戸の約5割)

【注1】本分析における登録業者の管理戸数は、登録申請時の「直前の事業年度の業務の状況に関する書面」又は登録後の「業務等状況報告書」のうち可能な限り直近の管理実績等を用いて集計。 【注2】「民営借家戸数」は、平成25年住宅土地統計調査による。 【注3】「1Q」:第1四半期、「2Q」:第2四半期、「3Q」:第3四半期、「4Q」:第4四半期

(12)

【③管理】住宅宿泊管理業者の申請・登録件数

北海道

東北

関東

北陸

中部

近畿

中国

四国

九州

沖縄

合計

申請

件数

135

14

610

14

55

256

30

15

106

57

1292

登録

件数

126

13

546

13

54

229

26

14

91

55

1167

126

13

546

13

54

229

26

14

91

55

135

14

610

14

55

256

30

15

106

57

北海道

東北

関東

北陸

中部

近畿

中国

四国

九州

沖縄

0

100

200

300

400

500

600

700

登録件数

申請件数

○ 平成30年3月15日から、住宅宿泊管理業の届出受付が開始され、同年9月14日時点で登録業者は1,167者。

(13)

【④賃貸】貸家住宅戸数の増加

○ 住宅貸家ストック数については、年々上昇傾向。

○ 新設住宅着工戸数に占める貸家の割合についても、上昇傾向にある。

【新設住宅着工戸数の推移】

(総戸数、持家系・借家系)

(資料)住宅着工統計(国土交通省)

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

昭和53

昭和58

昭和63

平成 5

平成10

平成15

平成20

平成25

(万戸) 公営・都市再生機構・… 民営借家

資料:総務省統計局「住宅・土地統計調査結果」による。

【貸家ストック数の推移】

(14)

三大都市の賃貸オフィスビルの空室率

【④賃貸】オフィス市場の動向

資料:シービーアールイー(株)「オフィスマーケットレポート」 注1:主な用途が事務室であり、かつ、一般募集された賃貸ビルが対象。 注2:各年の空室率は、12月時点の調査対象地域内のビルの貸室総面積に対する空室面積の割合。

地方ブロック中心都市の賃貸オフィスビルの空室率

資料:シービーアールイー(株)「オフィスマーケットビュー」 注1:全国13都市のオフィスエリア内にある延床面積1,000坪以上、かつ新耐震基準に準拠した賃貸オフィスビルが対象。 注2:各年の空室率は、12月時点の調査対象地域内のビルの貸室総面積に対する空室面積の割合。

空室率は改善傾向

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 札幌市 仙台市 広島市 福岡市 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 01020304050607 08.3 月 6 月 9 月 12 月 09.3 月 6 月 9 月 12 月 10.1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 11.1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 12.1 月 2 月 2 月 2 月 2 月 2 月 2 月 3 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 13.1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 14.1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 15.1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 16.1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 17.1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7月8月9月 10 月 11 月 12 月 18 . 1 月 2 月 3 月 4 月 東京23区 大阪市 名古屋市

空室率は改善傾向

都心5区の賃貸オフィスビルの賃料及び空室率

賃料は上昇傾向、空室率は改善傾

(15)

0.3

0.4

0.8

1.6

2.3

4.2

6.2

8.0

8.2

7.6

7.6

8.1

9.3

11.4

13.3

15.2

17.2

18.6

0.03 0.1

0.3

0.7

1.2

1.6

2.2

2.6

0.5

0.4

0.4

0.4

0.5

0.6

0

5

10

15

20

25

30

不動産特定共同事業

私募リート

Jリート

(兆円)

【⑤証券化等】リート等の資産総額の推移

2020年度

約30兆円

(目標)

17.2

14.8

12.5

10.1

19.9

8.2

7.6

21.8

<Jリート>投資信託協会公表データ ※2001年9月、2002年3月はARES推計値 ※鑑定評価額に基づく <私募リート>不動産証券化協会「私募リート・クォータリー(2018年3月末) ※2011年、2012年は前年12月と当年6月との中間値であり、推測値 ※取得価格に基づく <不動産特定共同事業>国土交通省「不動産証券化実態調査」に基づく ※2010年度以前は本調査項目を設けていなかったため、データはなし

 2012年以降、

Jリート等は拡大

しており、2018年には約22兆円となっている。2020年ごろに資産総額約30兆円を目指す。

(16)

【⑤証券化等】不動産市場に関する情報の整備・提供

 リーマンショックの発生を受け、IMF等はG20諸国に対し、将来の金融

危機の発生に備えて、市場動向を把握するため、国際指針に基づき、

経済・金融に関する統計整備を要請。IMFでは2012年に、経済・金

融データの公表を強化したあらたな特別データ公表基準(SDDSプラ

ス)を策定。

 国交省は、平成25年8月に住宅用の不動産価格指数の試験運用、

平成27年3月に本格運用を開始。平成28年3月に商業用の不動

産価格指数の試験運用を開始。

 日銀の金融システムレポート、民間シンクタンクのレポートなど不動産

市場の動向を把握する統計として幅広く利用されている。

不動産取引価格情報

80 90 100 110 120 130 140 150 160 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 6 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 住宅総合 住宅地 戸建住宅 マンション(区分所有)

(2010年平均=100)

不動産取引価格指数(住宅)

不動産取引価格指数

【提供件数】約345万件(平成30年7月時点累計)

【不動産取引価格情報へのアクセス数】約8,700万件(平成29年度)

【情報提供項目】

• 所在地 (町・大字レベル)

• 取引価格 (有効数字2桁)

• 土地の面積・形状

• 建物の用途・構造

• 延床面積

【調査対象地域】

• 全国

【対象物件の種類】

• 更地(宅地)

• 建付地

• 中古マンション等

 登記データをもとにした取引当事者へのアンケート調査により不動産取

引価格情報を収集し、個人情報を秘匿処理した上で、平成18年4月

より四半期毎に、国土交通省ホームページで公表。

 不動産取引価格情報は、不動産取引を考えている一般の方々、金

融機関、不動産業者等、幅広く活用されており、不動産市場の透明

性向上・活性化に貢献。

• 建築年

• 前面道路

• 最寄駅

• 今後の利用目的

(17)

不動産鑑定評価基準等

【基本的な考え方】

ESG投資の動きは今後加速していくと考えられるこ

とから、市場動向を十分観察し、不動産における健

康性、快適性等の性能について鑑定評価に反映す

る方法を検討。

○ 健康性、快適性等に関する不動産の新たな認証制度のあり方の検討

不動産鑑定評価

不動産鑑定士により、健康性・快適性等を考慮

した鑑定評価

不動産市場への反映

○ ESGに配慮した不動産に対する国内外からの投資喚起及び不動産供給の促進

・ 健康性、快適性等の要素を「見える化」するような、新たな認証制度のあり方の呈示

・ 健康性、快適性等の要素を、鑑定評価に反映させる仕組みの構築

【⑤証券化等】ESG不動産投資の基盤整備

○ 健康性、快適性等に優れた不動産ストックの普及促進に向けた意見交換・

検討

○ 不動産ストックは、国民生活や経済成長を支える不可欠の基盤であり、不動産投資市場の魅力的かつ安定的成長のためには、その

質的・量的な向上が喫緊の課題。

○ ESG

投資原則が、欧米を中心に世界的潮流となりつつある中で、不動産分野においては、不動産そのものの環境負荷の低減だけで

なく、執務環境の改善、知的生産性の向上、優秀な人材確保等の観点から、働く人の健康性、快適性等に優れた不動産への注目が高

まっている。

○ このため、健康性、快適性等に優れた不動産ストックの普及促進に向けて検討。

※ 「責任投資原則(PRI:Principles for Responsible Investment)」の中で、資産運用に組み込むよう推奨された環境(Environment)、 社会(Society)、ガバナンス(Governance)の概念。

ESG投資の普及促進に向けた検討

認証制度

ESG投資の普及促進に向けた勉強会

健康性、快適性等の要素を「見える化」

・ 新たな認証制度のあり方に盛り込むべき評価要素の検討

ESG投資の普及促進に向けた勉強会 認証基準ワーキングチーム

(18)

1.不動産市場及び不動産業各分野(※)の現状

※ ① 開発・分譲 ② 流通 ③ 管理 ④ 賃貸 ⑤ 証券化等

2.不動産を取り巻く社会情勢の変化

(19)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(少子・高齢化、人口減少社会の進展)

0 20 40 60 80 100 120 140 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 2060 (注) 1 「若年人口」は0~14歳の者の人口、「生産年齢人口」は15~64歳の者の人口、「高齢人口」は65歳以上の者の人口 2 ( )内は若年人口、生産年齢人口、高齢人口がそれぞれ総人口のうち占める割合 資料) 総務省「国勢調査(年齢不詳をあん分して含めた人口)」、同「人口推計」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」における出生中位 (死亡中位)推計より国土交通省作成 若 年人口 生 産年齢人口 高 齢人口 総人口 12,806万人 高齢人口 2,948万人 (23.0%) 生産年齢人口 8,174万人 (63.8%) 若年人口 1,684万人 (13.1%) (推計) 8,674万人 生産年齢人口 4,418万人 (50.9%) 若年人口 791万人 (9.1%) 高齢人口 3,464万人 (39.9%) 総人口 総人口は 約4,132万人減少 生産年齢は 約3,755万人減少 高齢は 約516万人増加 若年は 約893万人減少 (百万人)

我が国の人口構造の変化

都市部における高齢化

少子・高齢化が一層進展する本格的な人口減少社会。これに伴い、既存ストックの有効活用、都市の「コンパクト・プ

ラス・ネットワーク」及びユニバーサルデザイン社会の実現を目指していくことが必要。

○少子・高齢化、人口減少社会の進展

外縁部の高齢化率の高

さが目立つが、高齢者の

絶対数は都心部に多い。

(20)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(空き家数の推移と種類別内訳)

○ 住宅・土地統計調査(総務省)によれば、空き家の総数は、この20年で1.8倍(448万戸→820万戸)に増加。

○ 空き家の種類別の内訳では、

「賃貸用又は売却用の住宅」等を除いた、「その他の住宅」(いわゆる「その他空き家」)

がこ

の20年で2.1倍(149万戸→318万戸)に増加。

○ なお、「その他の住宅」(318万戸)のうち、「一戸建(木造)」(220万戸)が最も多い。

【出典】:住宅・土地統計調査(総務省)

【空き家の種類別内訳】

【空き家の種類別の空き家数の推移】

22

30

37

42

50

41

41

183

234

262

352

398

448

460

125

131

149

182

212

268

318

8.6%

9.4%

9.8%

11.5%

12.2%

13.1%

13.5%

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

12.0%

14.0%

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

1983年

1988年

1993年

1998年

2003年

2008年

2013年

その他の住宅

賃貸用又は売却用の住宅

二次的住宅

空き家率

(万戸)

330

394

448

576

659

757

820

【出典】:平成25年住宅・土地統計調査(総務省)

空き家総数 8,195,600戸 賃貸用の 住宅 52.4% (4,291,800) 二次的 住宅 5.0% (412,000) その他の 住宅 38.8% (3,183,600) 長屋建 1.8% (147,100) その他 0.2% (20,400) 共同住宅 (非木造) 7.3% (594,300) 共同住宅 (木造) 1.4% (116,300) 一戸建 (非木造) 1.1% (105,500) 一戸建 (木造) 26.8% (2,199,900) 売却用の 住宅 3.8% (308,200) [空き家の種類] 二次的住宅:別荘及びその他(たまに寝泊まりする人がいる住宅) 賃貸用又は売却用の住宅:新築・中古を問わず,賃貸又は売却のために空き家になっている住宅 その他の住宅:上記の他に人が住んでいない住宅で,例えば,転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など

(21)

「働き方改革実現会議」

(写真は首相官邸HPより引用)

「働き方改革 ~一億総活躍社会の実現に向けて~」

(厚生労働省リーフレットから引用)

「『働き方』が変わります」

(厚生労働省、中小企業庁リーフレットから引用)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(「働き方改革」の推進)

○ 我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様

化」などの状況に直面。こうした中、

投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意

欲・能力を存分に発揮できる環境を作る

ことが重要な課題。

「働き方改革」

では、この課題の解決のため、

働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択で

きる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすること

を目指している。

○「働き方改革」の推進

(22)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(新技術の活用(「Society5.0」)

IoT(Internet of Things)、ビッグデータ、AI、ロボット等の技術革新が進行。新技術の活用・浸透が、都市構造や

経済構造に大きなインパクト(「Society5.0」への移行)。

○新技術の活用(「Society5.0」)

出典:内閣府資料

Society5.0・・・狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな

(23)

19% 44% 35% 増加 2% 0% 20% 40% 60% 80% 100%

人口増減割合別の地点数

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(凝集していく社会とリニアがもたらす国土構造の変化)

6割以上(63%)の地点で現在の半分以下に人口が減少 50%以上減少 0%以上50%未満減少 0%以上50%未満減少 凡例:2010年比での割合 増加 50%以上減少(無居住化含む) 居住地域の2割が無居住化 無居住化

23

○インフラ整備の進展

○ 全国を≪1㎢毎の地点≫でみると、

人口が半分以下になる地点が現在の居住地域の6割以上

を占める。

○ リニア中央新幹線(時速500kmを超える人類初の超電導リニア)によって我が国の高速交通ネットワークは

飛躍的な進化を遂げる。

○ 東京~大阪間は1時間(山手線1周に相当)で結ばれ、超高速大量輸送時代を迎える。

【2010年を100とした場合の2050年の人口増減状況】

・2027年(おおよそ10年後)

品川~名古屋間開業

・その約10年後 名古屋~大阪

間開業

・全線開業を最大8年前倒しす

るための財政投融資の活用に

ついて、先の国会にて関係法

令を改正(平成28年11月)

(24)

0

2,000

4,000

6,000

19

73

19

76

19

79

19

82

19

85

19

88

1

9

9

1

19

94

19

97

20

00

20

03

20

06

20

09

20

12

【最終エネルギー消費の推移】

非住宅 (

+44.6%)

住宅 (+20.0%) (年度) (ペタジュール) 非住宅+住宅 (+33.5%) 1990

1990年比

出典:平成25年度エネルギー 需給実績(速報)

【エネルギー消費量と世帯数の推移】

【背 景】

出典:統計データ、事業者アンケート等 により推計(H26(2014)年)

○ 建築物部門(非住宅+住宅)のエネルギー消費量は著しく増加。

○住宅の世帯当たりエネルギー消費量は、機器の効率化等により減少傾向。

○ ストックで見ると、エネルギー消費量等に関する現行の省エネ

基準を満たす住宅は全体の約7%。

【現 状】

出典:平成25年度エネルギー需給実績(速報)

現行基準を満たさ

ないもの(93%)

現行基準

(7%)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(地球環境問題の制約)

住宅・建築物の省エネ性能の向上など、地球環境問題への対応が求められる。

○地球環境問題の制約

(※)日本は2013年比で、2030年までに温室効果ガスを26%削減することが目標。

(25)

16.6

16.6

7.1

2.7

28.9

10.6

3.2

7.9

6.4

0

5

10

15

20

25

30

35

65歳くらいまで

70歳くらいまで

75歳くらいまで

80歳くらいまで

働けるうちはいつまでも

仕事をしたいと思わない

その他

わからない

無回答

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(健康志向の高まり )

高齢化が進行する中、誰もが健康に暮らしていくことへの関心度合いが向上。併せて、介護費・医療費削減の

政策的対応の必要性が高まる。

○健康志向の高まり

幸福感を判断するのに重視した事項(世代別)

出典:厚生労働省「健康意識に関する調査」(2014年)から引用

出典:内閣府「高齢者の日常生活に関する意識調査」(2014年)から作成

60歳以上の高齢者の就労希望状況

(単位:%)

(26)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(自然災害の脅威)

南海トラフ地震・首都直下地震等の巨大地震への備え、気候変動による水災害等のさらなる頻発化・激甚化へ

の対応を推進。

○自然災害の脅威

資料:地震発生確率は地震調査研究推進本部ウェブサイト(地震調査研究推進本部地震調査委員会が公 表した評価)による。被害想定は、首都直下地震対策検討WG最終報告(平成25年12月)による。 ・南関東では、1885年以降、M7程度の地震が5回発生(※) ・平均発生頻度は23.8年と推定され、今後30年以内に地震が発生 する確率は70%程度と予想される ・次の地震の規模はM6.7~M7.2程度と推定される。 ※1894年明治東京地震(M7.0)、1895年茨城県南部の地震(M7.2)、 1921年茨城県南部の地震(M7.0)、1922年浦賀水道付近の地震(M6.8)、 1987年千葉県東方沖(M6.7)

首都直下地震

○将来の地震発生の可能性

地震の規模

:M6.7~7.2程度

地震発生確率:30年以内に、70%程度

平均発生間隔:23.8年

○被害想定(主なもの) 1.地震の揺れによる被害 ・全壊家屋:約17万5千棟 ・建物倒壊による死者:最大 約1万1千人 ・揺れによる建物被害に伴う要救援者:最大 約7万2千人 2.市街地火災の多発と延焼 ・焼失:最大 約41万2千棟 3.死者数:最大約2.3万人 4.インフラ・ライフライン等の被害 ・電力:被災直後は都区部の約5割が停電 ・道路:都区部の一般道の復旧には1か月以上を要する見込み ・鉄道:地下鉄は1週間、私鉄・在来線は1か月程度、運行 停止する可能性 等 5.経済的被害 ・建物等の直接被害:約47兆円、生産・サービス低下:約48兆円

水害シミュレーション(荒川決壊による赤羽駅付近等での被害)

決壊発生

1時間後

6時間後

7時間後

13時間後

堤防より低い位置に架かってい るJR景品東北線付近の堤防か ら洪水が氾濫し、堤防が決壊。 赤羽駅付近は2m浸水。その後 氾濫流は隅田川沿いに南下。 氾濫流は地下鉄町屋駅に到達 氾濫流が北区、板橋区、荒川 区、足立区、台東区等に到達 氾濫流が隅田川と台地部 に挟まれた低地部南下、 都心を走る地下鉄の多く が水没。千代田区、中央 区のオフィス街が水没、 首都機能の多くを喪失。 資料:国土交通省(関東地方整備局荒川下流河川事務所)、NHKによる。

水が引くまでに2週間、長い場所は1か月かかり、復興の着手はその後となる

(シミュレーション)。

(27)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(既存ストックの老朽化)

出典元:国土交通省「第5回不動産投資市場政策懇談会」資料

築40年超のマンションは現在72.9万戸であり、10年後には約2.5倍の184.9万戸、 20年後には約5倍の3

51.9万戸となるなど、今後、老朽化マンションが急増する見込み。東京23区ではバブル期に竣工した中小規模の

ビルのストックが存在し、今後そのリニューアルや建て替えに対するニーズが高まることが想定される。

○既存ストックの老朽化

(28)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(訪日外国人旅行者数の推移)

訪日外国人旅行者数は年々増加傾向にあり、平成29年には約2,869万人。平成30年8月時点で、約2,130万人と

なり、12.6%増。

(29)

不動産を取り巻く社会情勢の変化

(eコマースの市場規模)

○ 世界各国のBtoC電子商取引市場規模(2014)

【出典】経済産業省「 平成26年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査) 報告書」

我が国におけるBtoC電子商取引の市場規模

及び電子化率の経年推移

前年比14.6%増加

eコマース市場は今後も拡大することが予想される。

○eコマース市場の拡大

(30)

1.不動産市場及び不動産業各分野(※)の現状

※ ① 開発・分譲 ② 流通 ③ 管理 ④ 賃貸 ⑤ 証券化等

2.不動産を取り巻く社会情勢の変化

(31)

新・不動産業ビジョン(仮称)骨子イメージ(検討の視点)

Ⅰ不動産業の現状

[業態] ①開発分譲、②流通、③管理、 ④賃貸、⑤証券化 [産業規模] ・全産業に占める法人数、従業 員数、売上高、GDP等 ・関連産業への波及効果 [業態の変遷] ①開発分譲、②流通、③管理、 ④賃貸、⑤証券化 [不動産関連政策の変遷] ・国土・住宅・土地・都市

Ⅳ具体的施策の方向性

Ⅲ目指すべき方向性

業種連携・人材育成・研究開発への取組 ・多様な人材や不動産政策の研究拠点の形成 ・産学官連携、異業種連携の推進 新技術の開発・活用 ・新技術開発への積極投資 ・AI、IoT等を活用した新たなサービス展開 生産性向上を支える不動産 ・サテライトオフィスなど “どこでも”オフィス ・クリエイティビティを刺激す るオフィス環境づくり ・テレワークなど 生活+αの住まい ・多様なコンテンツに満ちた サービス空間 ・物流機能の強化 都市部・地方部それぞれの 持続的成長を支える不動産 ・国際競争力強化 ・知識創造、文化交流の拠点 ・地域コミュニティの維持・発 展、地方創生 ・若年層の誘致

Ⅱ市場環境の変化

[社会経済の変化] ・少子高齢化、人口減少社会の 進展 ・新技術の活用・浸透 ・インフラ整備の進展 ・地球環境問題の制約 ・健康志向の高まり ・自然災害の脅威 ・グローバリゼーションの進展 ・Eコマース市場の拡大 ・既存ストックの老朽化 [不動産市場の変化] ・消費者ニーズの変化 ・投資家ニーズの変化

不動産

不動産業

グローバル視点の確保 ・外国人観光客への対応、海外投資の誘因 ・不動産取引における外国人への適切な対応 不動産投資市場の活性化 ・ESG投資、SDGs等の世界的潮流への対応 ・リートの多様化に向けた取り組み 新たな時代に対応した社会構造 ・コンパクト・プラス・ネットワーク ・環境性の確保、災害対策等都市の質の向上 ・エリア価値を向上させる新たなサービスの提供 生産性向上を支える不動産の開発 ・サテライトオフィス等の供給 ・生産性向上に資するオフィス環境の工夫 グローバル社会に 対応した不動産 ・ホテルなど外国人観光客向け 不動産や海外投資家の視点を 取り入れた不動産 ・ユニバーサルデザインの考え 方を踏まえた不動産・まちづ くり

・快適性、利便性の高い不動産 ・環境性能に優れ、耐震性が確 保された安心・安全な不動産 ・ユニバーサルデザインの考え 方を踏まえた不動産 ・住民の健康や、エリア価値の 向上に資する不動産 社会のニーズを充足する 良質な不動産 不動産業界の更なる信頼性の確保 ・コンプライアンスの徹底、接遇意識向上 ・不動産に関する“トータルサービス”の提供 安心・安全な取引の実現 ・不動産取引ルールの一層の円滑化・適正化 ・不動産市場に関する情報提供の充実 ・賃貸住宅管理業の適正化 不動産管理業の高度化 ・良好な既存ストックの維持・保全 ・不動産の価値を高める不動産管理の実現 ・良質な不動産の供給促進 ・不動産の性能に関する知識の向上 ・顧客に対する的確な説明 良質な不動産の開発・流通 既存ストックの有効活用 ・空き家・空き地・PRE・CREの有効利用 ・不動産再生に取り組む産業分野の強化・拡大

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