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講習の手引き セミナーの所要時間 このセミナーテキストの標準セミナー時間は約 11 時間です ( 総合問題は含みません ) セミナー時間により 各章の目安の必要時間を基に 自由に実習項目を選択しましょう 各章の時間は はじめに に記載されている対象者で行った場合の目安です 第 1 章 データベースの

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Microsoft Access 2010

応用

セミナーテキスト 講習の手引き

この手引きは、『Microsoft Access 2010 応用 セミナーテキスト』(以下、本書)を使ってセミナーを実施 される講師の方に、参考にしていただきたい各情報(セミナー実施時の注意事項、所要時間、本文内容の 補足)をまとめたものです。 より良いセミナーを行うために、この手引きがお役に立てば幸いです。 日経 BP 社

セミナー実施時の注意

以下の点に注意して、セミナーを実施しましょう。 ●本書に記載されている名称で説明すること(講師が本書に記載されている名称と異なる名称で説明する と受講者が混乱するため)。 ●受講者からの質問に対して自信のないことは即答を避け、調査後の折り返し回答を徹底すること。 ●英数字の入力は、特に指示がない限り、半角で入力するよう説明すること。 セミナー実施前に、次の環境を確認しておきましょう。

●Office Professional Plus 2010 を完全セットアップし、ライセンス認証手続きを完了させた状態。 ●プリンターをセットアップした状態。 ●講習時に使用する実習データの準備。

本書の流れ

Access 2010 テキストでは、「受注業務」を題材に、データベースを利用した簡単な「受注管理」システム を作成する過程や、蓄積されたデータを様々な形態に合わせてどのように利用するのかを説明しています。 本書では、業務で受注管理システムを構築・利用することを想定し、次のようなことを行います。 ●受注管理システムの構築 システム化する業務の分析<1 章> データベース設計<1 章> テーブルの設計と正規化(含リレーションシップ)<2 章> クエリの作成<3 章> データ入力用フォームの作成<4 章> 納品書などデータの出力<5 章> システムの自動化(マクロの作成)<6 章> ●受注データの利用 蓄積したデータのメンテナンス(アクションクエリ)<3 章> 売上の集計と出力<5 章> 受注データの分析(ピボットテーブル)<7 章> データベースのバックアップ<8 章> 説明の際には、システムの構築をしているということを意識し、受講者がまごつかないように心がけましょ う。

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セミナーの所要時間

このセミナーテキストの標準セミナー時間は約11時間です(総合問題は含みません)。 セミナー時間により、各章の目安の必要時間を基に、自由に実習項目を選択しましょう。 各章の時間は、「はじめに」に記載されている対象者で行った場合の目安です。 第 1 章 データベースの設計 30 分 第 2 章 リレーションシップの作成 120 分 第 3 章 クエリ 120 分 第 4 章 フォーム 120 分 第 5 章 レポート 90 分 第 6 章 マクロ 60 分 第 7 章 ピボットテーブルの活用 60 分 第 8 章 Access の便利な活用法 60 分 この章の確認 各章の最後に、その章で学習した内容を確認するために「この章の確認」を用意しています。章のまとめやスキルチェック などに利用してください。 第1章:p.9 第4章:p.149 第7章:p.236 第2章:p.44 第5章:p.188 第8章:p.254 第3章:p.93 第6章:p.219 復習問題 各章の最後に、その章の理解度を確認するために「復習問題」を用意しています。復習問題の順番は本文の操作の順番と対 応していますので、復習問題を難しく感じる場合は、章のはじめから本文を参照しながら取り組むとスムーズに操作できる でしょう。 第1章: 第4章:p.149 第7章:p.237 第2章:p.44 第5章:p.188 第8章:p.254 第3章:p.94 第6章:p.220

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本文の注意点と参考情報

本文の章立てに沿って、主な注意点、参考情報をまとめました。セミナーを組み立てる詳細プラン作成時やセミナー実施時 に受講者スキルに合わせてご活用ください。 第1 章 データベースの設計 p.2 データベース設計の基本概念 ここではデータベースを設計する際の基本的な考え方について理解してもらうことを目的としていますが、概念的な説明に 終始してしまうと、難しいという印象を与えこの後に行う作業に影響が出ます。 そこで、データベースはさまざまな種類のデータを格納し、それを組み合わせて利用すること、データベースを管理するた めにDBMS があり、その中の 1 つとして RDBMS である Access があることを伝えましょう。 データベースシステムを構築するためには、データベースを利用する業務を分析することから始め、データを入力するため に何が必要か、データを利用するために何が必要かなど、必要な要件を書き出してから構築を始めないと、後で使いづらい システムになる可能性があります。 以上のような説明をしながら、次の「1.2 業務の流れとデータベース設計」につなげていきましょう。 p.4 1.2 業務の流れとデータベース設計 本書では受注管理業務に利用するデータベースを構築することを伝えるとともに、具体的な構築範囲について、図を利用し ながら説明します(業務について具体的にイメージしていただけるようにしましょう)。 また、p.3 の「■システム設計」の手順を振り返りながら、その詳細について説明を進めます。 ※テーブルを設計する考え方から説明を始めたいので、リレーションシップや画面の遷移については簡単に触れ、後の章で もう一度詳しく説明することを伝えましょう。 p.4 ■ 画面/帳票イメージをまとめる 画面や帳票のイメージをまとめるときには、実際の業務で利用している受注伝票や納品書などを参考にするとよいことを伝 えます。従来利用しているものに近いイメージの画面にすることにより、利用者のミスを減らしたり、システムに慣れるま での時間を短縮したりすることができます。 p.5 ■ 画面/帳票に必要なデータ項目の検討(業務に必要なデータ項目の検討) テーブルを設計する際には、受注伝票など実際の業務で使っているものを利用して、必要なフィールドとそこに格納される データをすべて洗い出すことから始めます。 受注伝票をホワイトボードなどに例示して、データベースに用意すべきフィールドを受講者に答えてもらいましょう。 答えてもらったフィールドは、横一列に書き出します。 第2 章 リレーションシップの作成 p.12 2.1 テーブルの正規化 ホワイトボードに書き出したフィールドを利用しながら正規化について、第1 正規化から順を追って説明します。言葉だけ で説明しようとすると、わかりづらくなることもありますので、ホワイトボードを活用しましょう。ここではp.15 の「重要: 正規化のポイント」にある以下の内容を、説明を加えながら伝えることが必要です。 第1 正規化:繰り返しの分離 第2 正規化:テーブルの主キー外に従属しないように分離 第3 正規化:キー以外のフィールドの分離

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p.12 重要:テーブルの正規化 説明の順番が前後していますが、ここで伝えるのが効果的です。 正規化の話をすると、どんなテーブルでも正規化をしなくてはならないと思われがちですが、実は正規化しないほうが良い 場合もあるということを理解し、テーブルを設計する際には考慮する必要があることを伝えましょう。 p.7 操作:データベースを開く ここで今回利用するデータベースを開き、テーブルの内容を確認します。 (テーブルを開くタイミングがテキストと前後していますが、これは正規化について解説後にテーブルを確認したほうがわか りやすいためです) p.7 ヒント:コンテンツの有効化 セキュリティ警告のメッセージは、実習データに限らず、どのようなファイルでも初めてAccess でデータベースを開くとき には表示されます。 安全であることが不確かなアクティブコンテンツが含まれている可能性がある場合の例としては、ドキュメントに署名され ていないマクロや署名が無効なマクロが含まれている場合などがあります。 Access のオプションで設定を変えると、それ以後すべてのデータベースでセキュリティの警告が表示されなくなります。 また、メッセージバーの[コンテンツを有効にする]をクリックすると、対象のデータベースファイルでのみ警告のメッセー ジが表示されなくなることを伝えます。 p.16 2.2 リレーションシップの作成方法 正規化の説明で、キーを利用してデータが一意に決まることは解説していますので、Access 上の操作でそれを実現する方法 として、リレーションシップの設定をすることを伝えます。 p.17 の「■リレーションシップの作成の条件」についても確認します。 p.18 操作:リレーションシップを作成する Step4:必要なテーブルを追加せずに、[テーブルの表示]ダイアログボックスを閉じてしまった場合には、[デザイン]タ ブの[テーブルの追加]をクリックすると再度表示することができます。 Step10:ここでの保存は、フィールドリストの位置やサイズなどのレイアウトを保存するためのもので、保存をしなくても、 リレーションシップの設定が削除されるわけではないことを伝えましょう。 p.22 操作:クエリでテーブルを結合する Step4:以下の条件が整うと、リレーションシップを設定していなくても Access が自動的にテーブルの関連付けを行います。 ・同じフィールド名 ・同じデータ型(オートナンバー型は、数値型でフィールドサイズが長整数型のフィールドと結合します) ・同じフィールドサイズ(データ型が数値型の場合) ・一方または両方が主キー p.17 の「■リレーションシップ作成方法による違い」を利用して、リレーションシップウィンドウで設定した場合とクエリ のデザインビューで設定した場合の違いについて説明しましょう。 ここでは受注明細を入力するためのクエリを作成していますが、選択するフィールドそれぞれについて、なぜそのテーブル から選択するのか、その理由について確認をしましょう。 たとえば、[受注明細]テーブルに商品が複数あるのに、[受注]テーブルの "受注 ID" フィールドを選択すると、同じ受注 ID を入力できなくなります。

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p.24 ヒント:オブジェクトの名前 オブジェクトの種類を一目で判別できるように、先頭に「Q(クエリ)」や「T(テーブル)」を付けています。 オブジェクトの種類がわかるような名前を付けることを心がけましょう。 p.25 操作:クエリでデータを変更する Step1:受注 ID ごとに顧客名が入力されているため、この操作を実施すると "受注 ID" が "1" の顧客名がすべて変更され ます。 フィルターを利用して "受注 ID" が "1" の顧客名を確認してもよいでしょう。 Step2:レコードを保存せずに、デザインビューに切り替えると変更がキャンセルされてしまうので注意が必要です。 p.26 操作:演算フィールドを追加する 単価と数量をテーブルに保存しておけば、金額は計算式によって求められることを伝えます。 また、金額をテーブルに保存しないことによって、保存容量を節約したり、単価や数量に変更があったりしても、再計算さ れることを伝えます。計算結果に通貨の書式を設定したい場合には、デザインビューの "金額" フィールドを選択した後、 フィールドプロパティで設定を行います。 フィールド名と演算式の関係を確認するために、本書の操作以外に、次のような操作で説明を行うと理解が深まります。 Step2:単価*数量とフィールドリストに入力して、"式 1:単価*数量" と表示されることを確認しましょう。 Step3:実行時には[式 1]がフィールド名となっていることを確認しましょう。 Step4:再度デザインビューに戻り、[式 1]を "金額" に変更して、クエリを実行するとフィールド名が[金額]に変更さ れていることがわかります。 余裕があれば、SQL ビューを利用してクエリの内容を確認しましょう。

SQL(Structured Query Language)とは、リレーショナルデータベースを操作するための言語の1 つです。Access では、クエリを作成するとSQL 文が自動的に生成されます。

以下は、[Q 受注登録]クエリを SQL ビューで表示した内容です。

SELECT 受注明細.受注 ID, 受注.受注日, 受注.顧客 ID, 顧客マスター.顧客名, 受注明細.商品コード, 商品マスター.商品名, 商品マスター.単価, 受注明細.数量, [単価]*[数量] AS 金額

FROM 商品マスター INNER JOIN ((顧客マスター INNER JOIN 受注 ON 顧客マスター.顧客 ID = 受注.顧客 ID) INNER JOIN 受注明細 ON 受注.受注 ID = 受注明細.受注 ID) ON 商品マスター.商品コード = 受注明細.商品コード;

どのテーブルから選択したフィールドかわかるように、「テーブル名.フィールド名」の形式でフィールドの指定をしていま す。

「AS 金額」では、演算フィールドのフィールド名を指定していることがわかります。

FROM 句以降では、利用しているテーブルとともに「INNER JOIN」でテーブルの内部結合を表しています。 これはリレーションシップにあたります。

p.29 操作:外部結合を使用して受注記録のないレコードを確認する

Step 12:余裕があるときには、クエリが完成した後に SQL ビューで確認してみましょう。

SELECT 商品マスター.商品コード, 商品マスター.商品名, 受注明細.受注 ID, 受注明細.数量 FROM 商品マスター LEFT JOIN 受注明細 ON 商品マスター.商品コード = 受注明細.商品コード;

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p.31 ヒント:「Is Null」について 講義時間に余裕のあるときや、受講者の進行が速い場合には、「Is Null」での抽出を試してみましょう。 p.32 2.4 参照整合性 参照整合性が設定されていないと困る場面について、受講者に質問してみましょう。 受注伝票の商品の単価を変更するときや、顧客名を変更するときなど具体的なイメージで理解していただけるようにします。 p.32 参照整合性の設定前の確認 参照整合性を設定するための条件は、次のとおりです。 ・共通フィールドの一方が主キーであること ・共通フィールドが同じデータ型であること ・共通フィールドが同じフィールドサイズであること ・2 つのテーブルが同じデータベースにあること リレーションシップの設定ができ、かつ最低でも共通フィールドの一方が主キーであることが条件となります。 また既に入力されたデータで、一側にないデータが多側に入力されていると参照整合性を設定することができません。 p.36 操作:多側のテーブルでの外部キーの入力の制限を確認する 更新の制限を受けるのは、"商品コード" フィールドだけであり、"数量" フィールドは変更できることを補足します。 p.37 操作:一側のテーブルでの主キーの更新の制限を確認する 更新の制限を受けるのは、"商品コード" フィールドだけであり、"商品名" フィールドや "単価" フィールドなどは変更でき ることを補足します。 p.39 2.4.2 連鎖更新と連鎖削除 p.35 から p.38 の操作で、参照整合性を設定したフィールドについては、ルールを守らないと更新や削除ができないことを 踏まえて、「連鎖更新」、「連鎖削除」について確認します。 p.40 から p.43 までの操作を通して、「連鎖更新」、「連鎖削除」の操作は、マスターとなるテーブルの値を変更することで、 その効果が表れることを確認します。 p.41 操作:連鎖更新を確認する Step2:フィルターを利用して、"WE-500" が 2 件あることを確認してもよいでしょう。 Step6:[商品マスター]テーブルの値を変更することにより、[受注明細]テーブルの値が変更されたことを確認します。 p.42 操作:連鎖削除を確認する Step6:p.43 の「ヒント:ドキュメントタブを使用したオブジェクトの切り替え」で説明されているように、テーブルを開 いたまま操作を行うことが可能です。この場合、表示を更新するまでは削除された行が残り "#Delete" と表示され るので、操作の結果をわかりやすくするために、あえて[受注明細]テーブルを閉じずに操作してもよいでしょう。 Step8:[受注明細]テーブルを開いたまま削除の操作をした場合には、[受注明細]テーブルに "#Delete" と表示された様 子を確認してから、更新ボタン(F5 キー)を押して 84 件になるのを確認しましょう。 p.43 重要:連鎖削除を使用したレコードの削除について 削除したデータは、元に戻すことができないので、連鎖削除を実行する場合には、本当に削除をしてよいレコードかを十分 に検討してから実施する必要があることを伝えます。

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第3 章 クエリ p.50 操作:集計クエリを使用して平均を集計する Step4:[集計]行を表示した段階で、一度クエリを実行し通常の選択クエリと同じ状態であることを確認します。そのうえ で、"BR" で始まる商品はビールであるから商品の分類を表している先頭 2 文字ごとに集計を行う旨を伝えると理解 しやすくなります。 Step5:商品コードの先頭 2 文字を取り出すために、Left 関数を利用することを伝えます。 Step8:"数量" フィールドは、 数量の平均" フィールドにフィールド名が変更されています。 Step10:余裕があるときには、クエリが完成した後に SQL ビューで確認してみましょう。

SELECT Left([商品コード],2) AS 分類, Avg(Q 受注登録.数量) AS 数量の平均 FROM Q 受注登録 GROUP BY Left([商品コード],2); "数量の平均" フィールドを確認すると、クエリでは[集計]行で[平均]を指定しただけですが、実際には Avg 関数を利用 して計算していることがわかります。 また「GROUP BY」以下で、グループ化をするフィールドを指定しています。 p.52 ヒント:小数点以下の表示桁数の変更 フィールドプロパティの "書式" プロパティで[標準]を選択しないと、"小数点以下桁数" プロパティの設定が有効になり ません。 p.56 操作:クロス集計クエリを作成する Step3:クロス集計クエリの基となるテーブルまたはクエリは 1 つしか選択することができないので、複数のテーブルに保 存されているフィールドで集計を行いたい場合には、必要なフィールドをすべて選択したクエリを作成する必要が あることを補足します。 Step10:ナビゲーションウィンドウを確認して、クロス集計クエリのアイコンは形が違うことを補足しましょう。 p.60 3.2.1 不一致クエリ p.31 のヒントの操作と同じ内容を実現しています。 時間があるときには、再度p.31 に戻って確認してもよいでしょう。 不一致クエリを利用する場面をイメージしてもらえるように、具体的に例示しましょう。状況に応じて、受講者に質問して もよいかもしれません。 余裕があるときには、クエリが完成した後にSQL ビューで確認してみましょう。 SELECT 商品マスター.商品コード, 商品マスター.商品名

FROM 商品マスター LEFT JOIN 受注明細 ON 商品マスター.[商品コード] = 受注明細. [商品コード] WHERE (((受注明細.商品コード) Is Null));

左外部結合を利用して、[商品マスター]テーブルの "商品コード" フィールドと[受注明細]テーブルの "商品コード" フィー ルドを結合していることがわかります。

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p.64 3.2.2 重複クエリ 重複クエリを利用する場面をイメージしてもらえるように、具体的に例示しましょう。 状況に応じて、受講者に質問してもよいかもしれません。 重複クエリを利用するタイミングは、本書で解説しているように従来Excel で管理していたデータを Access にインポートし て利用する場面などで、データの整備を行うために利用します。 余裕があるときには、クエリが完成した後にSQL ビューで確認してみましょう。 SELECT 仕入先一覧.仕入先名, 仕入先一覧.仕入先 ID, 仕入先一覧.[フリガナ], 仕入先一覧.郵便番号, 仕入先一覧.都道府県, 仕入先一覧.住所, 仕入先一覧.電話番号, 仕入先一覧.登録日 FROM 仕入先一覧

WHERE (((仕入先一覧.仕入先名) In (SELECT [仕入先名] FROM [仕入先一覧] As Tmp GROUP BY [仕入先名] HAVING Count(*)>1 )))

ORDER BY 仕入先一覧.仕入先名;

WHERE 句で仕入先名をカウントし、1 より大きいものを抽出しています。

ORDER BY 句は、並べ替えの指定をしています。「ORDER BY [フィールド名] ASC」と記述すると昇順で並べ替えを行い ます。(ASC は省略可能です)また「ORDER BY [フィールド名] DCSE」と記述すると降順で並べ替えを行います。 また、重複したデータを削除して抽出を行いたい場合には「DISTINCT 句」を利用して以下のように記述します。

SELECT DISTINCT 仕入先一覧.仕入先名・・・・FROM 仕入先一覧

p.71 3.3 アクションクエリ アクションクエリは、蓄積されたデータをメンテナンスするために利用されます。 本書では、以下のような操作を通してアクションクエリについて解説しています。 ・商品の単価を一括して10%引きの単価に更新する - 更新クエリ ・2008 年度受注情報を別のテーブルを作成してコピーする - テーブル作成クエリ ・テーブル作成クエリでコピーされた2008 年度のデータを削除する - 削除クエリ ・2008 年度終了時までに増えたデータを 2008 年度のテーブルに追加する - 追加クエリ ※本書では、テーブル作成クエリから追加クエリまでを一連の作業として解説しています。 通常は2008 年度の年度末である 2009 年 3 月 31 日に、年度の更新作業としてテーブル作成クエリで新しいテーブルを作成 し、値をコピーした後に、削除クエリで元のテーブルから値の削除を実行しますが、追加クエリの説明まで行うために、2008 年12 月 31 日までの値で年度の更新を実行しています。 p.71 ■ アクションクエリを実行する際の注意事項 アクションクエリでは、各クエリの実行結果を確認するメッセージが開くだけで、選択クエリのようにダイナセットは表示 されないので、本書で解説しているように選択クエリの状態で実行結果や式に問題がないかを確認する必要があります。 p.75 更新クエリを使用してデータを更新する Step3:先ほど作成した選択クエリでは、計算の結果を確認するために、あえて "単価" フィールドと "新単価" フィールド を並べました。"新単価" フィールドの式は、"単価" フィールドの[レコードの更新]行に移動します。コピーでは なく、式を切り取って貼り付けて移動することもできますが、貼り付ける前に[フィールド]行の「新単価:」とい う文字列を削除しないと、エラーメッセージが表示されます。 Step5:[デザイン]タブの[表示]ボタンのアイコン部分をクリックしてデータシートビューに切り替えると、アクション クエリの対象となるレコードを確認することができます。ただし、この方法でアクションクエリを実行することは できません。

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Step6:更新後は、データを元に戻せないことを強調しましょう。 Step8:クエリを閉じてから再度開く場合には、ナビゲーションウィンドウで、該当のクエリを右クリックしてショートカッ トメニューから[デザインビュー]を選択します。クエリを開こうとしてダブルクリックするとクエリの実行とな り、どんどん値が更新されてしまうので注意が必要です。クエリを「開く」=クエリの実行という意味であること を再度確認しましょう。 時間に余裕があるときには、SQL ビューを確認してみましょう。

UPDATE 商品マスター SET 商品マスター.単価 = Int([単価]*0.9) WHERE (((商品マスター.商品コード) Like "SH*"));

選択クエリと違ってアクションクエリでは、SQL の中のデータ操作言語(DML:Data Manipulation Language)を利用し ます。UPDATE 句で、更新するフィールドを指定し、INTO 以下で更新後の値を指定しています。さらに WHERE 句で条 件を付けることにより、商品コードが "SH" で始まるものだけを更新しています。 p.77 ■ テーブル作成クエリを再度実行する際の注意事項 実務では、テーブル作成クエリと削除クエリを一連の操作として実行することが多いことを伝えます。 p.78 操作:選択クエリで条件を確認する 選択クエリを利用して、2008/1/1 から 2008/12/31 までのデータを抽出し、確認します。 Step4:条件を入力するときには、ズーム機能を利用すると便利です。 Shift+F2 キーを押すことで、[ズーム]ダイアログボックスが表示されます。 p.79 操作:テーブル作成クエリを使用してテーブルを作成する Step3:ここで入力するのは、クエリを実行して作成する新規のテーブル名であることを伝えましょう。 "カレントデータベース" とは、現在使用しているデータベースのことです。テーブル作成クエリでは、現在開いて いない他のデータベースにテーブルを作成することもできます。この場合は、[テーブルの作成]ダイアログボック スで[他のデータベース]をクリックし、[ファイル名]ボックスにデータベースのファイル名を指定します。 Step4:テーブル作成クエリは、実行するたびにテーブルが新規に作成されます。既に同じ名前のテーブルが存在する場合 は、既存のテーブルが削除され、テーブルが新規に作成されます。 時間に余裕がある場合には、SQL ビューを確認してみましょう。

SELECT 受注明細.受注 ID, 受注.受注日, 受注.顧客 ID, 受注明細.明細 ID, 受注明細.商品コード, 受注明細.数量 INTO 2008 年度受注

FROM 受注 INNER JOIN 受注明細 ON 受注.受注 ID = 受注明細.受注 ID WHERE (((受注.受注日) Between 2008/101 And #12/31/2008#));

SELECT 以下で指定したフィールドを、INTO で指定した新しいテーブルに追加しています。 WHERE 句以下で、作成したテーブルにコピーする値の条件を記述しています。 p.82 ■ 参照整合性を設定したテーブルでの削除クエリの実行 なぜ参照整合性を設定していると、一側のテーブルで削除クエリを実行することができないのか説明します。受講者に問い かけてみてもよいでしょう。 あわせて連鎖削除の設定をしていると、レコードが削除されることも確認しましょう。

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p.84 選択クエリで条件を確認する ここでは、選択クエリを利用し削除の対象となるレコードを確認しています。 Step6:削除クエリでは、削除対象のレコードを指定するための抽出条件を設定するフィールドのみをデザイングリッドに 追加して実行するだけで、指定したテーブルから該当するレコードをレコード単位で削除します。したがって、す べてのフィールドをデザイングリッドに追加する必要はありません。 p.85 操作:削除クエリを使用してレコードを削除する Step4:削除クエリは、実行するたびに同じ条件のレコードを削除します。 Step5:削除されたレコードは元に戻すことができないので、注意が必要であることを強調しましょう。 Step6:このメッセージは、[受注]テーブルと[受注明細]テーブルのリレーションシップで参照整合性を設定したことに より、一側のテーブルのレコードを削除できないので表示されたことを伝えましょう。また、ここでは削除クエリ を続行しないため、[いいえ]をクリックするように注意しましょう。 Step7:この後、連鎖削除を設定してから再度削除クエリを実行するため、先に名前を付けて保存しています。 時間に余裕がある場合には、SQL ビューを確認してみましょう。 DELETE 受注.受注 ID, 受注.受注日 FROM 受注

WHERE (((受注.受注日) Between #1/1/2008# And #12/31/2008#));

DELETE 句で削除の条件となる対象のフィールドを指定しています。削除は、レコード単位となるのですべてのフィールド を指定する必要はありません。WHERE 句で削除対象に条件を付けています。 連鎖削除の設定がされている場合には、[受注]テーブルの削除された "受注 ID" に対応した[受注明細]テーブルのフィー ルドが一緒に削除されます。 p.87 操作:連鎖削除を設定して削除クエリを実行する Step3:[受注]テーブルから指定したレコードを削除した場合、関連するレコードを[受注明細]テーブルからも削除でき るように連鎖削除を設定することを説明しましょう。 p.89 3.3.4 追加クエリ 追加クエリもテーブル作成クエリと同様に、データをコピーするため、実務では削除クエリと合わせて利用することがほと んどであることを伝えます。 p.91 操作:追加クエリを使用してレコードを追加する 追加クエリも実行するたびに、同じ条件のデータを追加するので注意が必要です。

INSERT INTO 2008 年度受注 ( 受注 ID, 受注日, 顧客 ID, 明細 ID, 商品コード, 数量 )

SELECT 受注明細.受注 ID, 受注.受注日, 受注.顧客 ID, 受注明細.明細 ID, 受注明細.商品コード, 受注明細.数量 FROM 受注 INNER JOIN 受注明細 ON 受注.受注 ID = 受注明細.受注 ID

WHERE (((受注.受注日) Between #1/1/2009# And #3/31/2009#));

INSERT INTO 句で指定したテーブルの各フィールドに、SELECT~FROM 句で指定したテーブルのレコードを追加して います。

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第4 章 フォーム p.101 操作:クエリを基にフォームを作成する どのようなフォームになるのかを、あらかじめイメージしていただくとよいでしょう。 ここでは、1 件の受注明細につき 1 枚の伝票を入力するためのフォームを作成します。 p.103 4.2 コンボボックスの活用 コンボボックスを利用することにより、何が便利になるのかを受講者にイメージしてもらいましょう。 また、コンボボックスとリストボックスの用途の違いについても説明します。 p.104 操作:コンボボックスを作成する Step1:時間に余裕があれば、コンボボックを作成する前に、[商品マスター]テーブルをデータシートビューで開いてテー ブルの内容を確認するとよいでしょう。 Step4:コントロールウィザードについては p.104 の「■コントロールウィザード」に説明がありますので、併せて確認し ましょう。 また、コントロールウィザードを使用してリストボックスやコンボボックスを作成した場合は、Step6 以降の操作に より、"値集合タイプ" プロパティと "値集合ソース" プロパティが自動的に設定されます。手動でリストボックス やコンボボックスを作成した場合は、それぞれのプロパティを設定する必要があることを伝えます。 Step10:[キー列を表示しない]チェックボックスをオンにすると、ドロップダウンリストに "商品名" フィールドのみが表 示されますが、フォームの基になるテーブルに保存されるのは、次のStep で指定する "商品コード" フィールドの 値です。ここでは、テーブルに保存される "商品コード" フィールドも表示したほうが、入力するときに商品コード と商品名の確認ができてわかりやすいため、オフに設定しています。 Step12:[後の作業で使用する]を選択すると、どのテーブルとも結び付いていない非連結コントロールになり、[次のフィー ルドに保存する]を選択すると、テーブルと関連付けられた連結コントロールになります。その用途の違いについ ても説明するとよいでしょう(p.126 の「■連結コントロールと非連結コントロール」に説明があります)。 p.109 操作:コンボボックスに名前を設定してフォームを編集する コンボボックスに名前を付ける理由を説明します。また、ラベルと名前の違いについて確認します。 Step2:プロパティの[名前]や[表題]などの項目名をダブルクリックすると、内容が反転表示されるので、入力がスムー ズになります。 p.111 操作:検索用のコンボボックスを作成する 検索用のコンボボックスの詳細については、p.103 の「■フォーム上での検索機能」を合わせて確認します。 Step2:検索用のコンボボックスを設定するためには、プロパティを設定するだけでなく、マクロを埋め込む必要もありま す。手動では手間がかかるので、必ずコントロールウィザードを使用しましょう。 p.115 4.3 メイン/サブフォーム 受注伝票など具体的な例を使って、メイン/サブフォームの構造について説明します。 p.117 操作:メイン/サブフォームを作成する Step2~Step6:フォームに含めるフィールドは、メイン/サブフォームのすべてのフィールドです。 メインフォームのフィールドを選択し、サブフォームのフィールドを選択しないで [次へ]をクリックしないよう 注意しましょう。また、フォームでは選択した順番に、フィールドが表示されます。 必要なフィールドを選択したクエリを作成しても同じようにフォームが作成できることを伝えます。

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Step6:メイン/サブフォームの基になるテーブル間にリレーションシップを作成していない場合、フォームウィザードで サブフォームのフィールドを指定して[次へ]をクリックすると、2 つのテーブルの関連がない旨のメッセージが表 示され、リレーションシップウィンドウに切り替わります。この場合は、リレーションシップを作成してから、再 度フォームウィザードを起動します。 Step8:表形式とデータシートの違いについて確認します。どちらも項目の多いデータを表示するのに適していますが、デー タシートでは、コマンドボタンを配置したりヘッダーやフッターセクションを表示したりして利用することはでき ません。 メインフォームが "1"、サブフォームが "多" の関係になるので、メインフォームのレイアウトは自動的に単票にな ります。そのためメインフォームのレイアウトを選択する画面は表示されません。 p.121 操作:メイン/サブフォームを操作する 操作を確認しながら、メイン/サブフォームの構造について再度確認しましょう。 p.122 4.3.2 メイン/サブフォームの編集 レイアウトビューとデザインビューの違いについて説明します。 レイアウトビューは、視覚性を重視したビューです。レイアウトビューでフォームを表示しているときには、各コントロー ルに実際のデータが表示されます。そのため、コントロールのサイズを設定するときや、フォームの視覚的な外観や操作性 に関係する設定を行う場合に利用します。 デザインビューでは、フォームの構造の詳細が表示されます。フォームのヘッダー、詳細、フッターの各セクションを確認 することができます。コントロールを追加したり、プロパティを変更したりする場合には、デザインビューを利用します。 p.122 操作:メインフォームのレコードを並べ替える Step3:フォームで設定した並べ替えは、基になっているテーブルには影響を与えません。 p.126 ■ 連結コントロールと非連結コントロール 連結コントロールと非連結コントロールの違いについて、しっかりと理解していただきましょう。 p.127 操作:[詳細]セクションに演算コントロールを作成する Step1:[F 受注入力]フォームをデザインビューで開き、サブフォームコントロールに演算コントロールを追加することも できますが、ここでは画面が見やすいように、ナビゲーションウィンドウから[F 受注明細サブ]フォームをデザイ ンビューで開いて操作しています。 Step2:サブフォームのレイアウトはデータシート形式ですが、デザインビューでは単票形式の状態で表示されます。 Step3:テキストボックスウィザードが起動した場合には、[キャンセル]をクリックすればよいことを伝えましょう。 p.128 ヒント:"標題" プロパティ "標題" プロパティに設定した値は、フォーム上に表示される文字列であることを説明しましょう。 p.131 4.4.2 [フォームフッター]セクションを使用した集計 [フォームフッター]セクションで集計を行った際の、計算の対象となる範囲を確認します。 p.131 操作:[フォームフッターセクション]で集計する Step9:ここで設定する "名前" は、この後の操作でメインフォームからコントロールを参照する際に必要になります。わか りやすい名前を必ず設定してください。

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Step11:[ホーム]タブの[表示]ボタンのアイコン部分をクリックすると、そのフォームのプロパティで設定されている 既定のビューに切り替わります。既定のビュー以外の種類のビューで表示する場合は、[表示]ボタンの▼をクリッ クし、目的のビューの種類をクリックする必要があります。 ウィザードで作成したサブフォームの既定のビューはデータシートビューです。ここでは、集計結果を確認するた めに▼をクリックして、[フォームビュー]を選択しています。 p.131 重要:[フォームフッター]セクションの表示 データシート形式では、デザインビューでのみ[フォームフッター]セクションを確認することができます。 p.135 操作:メインフォームでサブフォームのコントロールを参照する Step14:p.139 で複数のコントロールに同時に書式を付ける操作をするので、ここでは合計金額のコントロールに通貨の書 式を設定しません。 p.139 操作:追加したテキストボックスに通貨書式を設定する Step6:サブフォームで追加や修正を行った場合、"金額" フィールドにはすぐに計算結果が表示されますが、メインフォー ムにある "合計金額" や "税込金額" は、レコードが保存されるまで計算結果が表示されません。 時間に余裕があるときには、この計算結果を表示するタイミングについて確認するとよいでしょう。 p.141 4.4.4 オプションボタンによる条件分岐 ここでは初回発注日を利用して、継続配送を選択した顧客の次の配送日を表示する作業を行うことを伝えます。オプション ボタンもコンボボックスと同様に、オプションボタンの値そのものをテーブルには保存しない使い方と、選択した値をテー ブルに保存する使い方があることを伝えます。 p.142 操作:オプショングループを作成する Step6:↓キーでもカーソルが移動します。 Step7:[後の作業で使用する]を選択すると、どのテーブルとも結び付いていない非連結コントロールになり、[次のフィー ルドに保存する]を選択すると、テーブルと関連付けられた連結コントロールになります。 Step8:オプショングループに含まれるコントロールについて説明します。 ・オプションボタン:一般的に択一の選択肢に利用され、ラジオボタンと呼ばれることもあります。 ・チェックボックス:一般的に複数選択を行う選択肢に利用します。 ・トグルボタン:クリックすると、そのボタンが押されたままの状態になります。 Access の場合には、オプショングループを利用することにより、どの表示形式でも択一形式になることを伝えます。 p.146 操作:[詳細]セクションに演算コントロールを作成する Step6:「継続配送はありません」の入力時には前後に「" "」を付けることを強調します。 「" "」を付け忘れると、フィールド名と認識されてエラーになります。 式ビルダーを利用して、関数を入力することもできます。 また、p.141 の「■オプションボタンを利用した条件分岐」を利用して、IIF 関数について説明しましょう。

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第5 章 レポート p.158 グループ集計レポートの作成 グループ集計レポートを作成する方法としては、その他に「レポートウィザード」を利用する方法があります。その場合に は、ウィザード内でグループ化の単位を指定します。 p.161 操作:タイトルやコントロールの配置を変更する Step1:テキストボックスをダブルクリックして、直接編集できることを説明しましょう。 Step3:上枠線を透明にしないと、単価の合計を表示しているテキストボックスを削除しても、線が残ります。 p.168 改ページの設定 [ページヘッダー]セクションと[ページフッター]セクションは、もともとページごとに印刷されるセクションのため、" 改ページ" プロパティはありません。 また設定値と改ページの方法について確認します。 p.170 レポートに改ページを設定する

Step5:グループヘッダーの表示を確認すると、「=Year([受注日]) & " " & MonthName(Month([受注日]))」となっているこ とを確認します。 ここでは以下の関数を利用して、「2009 4 月」といった書式を実現しています。 Year 年を表す整数を返す MonthName 指定された月を表す文字列を返す MonthName(Month(対象となるフィールド)) この書式を「○○○○年○○月」に変更するためにFormat 関数を利用することを伝えます。 指定できる日付の表示形式には、以下のようなものがあります。 yyyy 4 桁の西暦(2010) ggge 和暦(平成 22) yy 2 桁の西暦(10) gge 和暦(平 22) mm 2 桁の月(01,11) ge 和暦(H22) m 月(1,11) dd 2 桁の日(01,20) d 日(1,20) p.172 5.3 メイン/サブレポート 納品書などを例にしてメイン/サブレポートの構造についてイメージしていただくようにしましょう。 p.173 5.3.1 メインレポートの作成 レポートウィザードを利用すると、メインレポートとサブレポートを同時に作成できることを伝えます。 そのうえで、ここでは別々に作成したレポートをメイン/サブレポートとして成形する方法について解説することを伝えま す。なお、メインレポートはあらかじめ作成されているので設定を確認してください。 p.175 操作:サブレポートを作成する Step2:"受注 ID" フィールドは、レポートに表示する必要はありませんが、メインレポートと関連付けるために必要なので、 必ず選択をします。 "明細 ID" フィールドは、レポートに表示する必要がないので、選択せずに作成することもできます。この場合、並 べ替えが必要な場合には、できあがってからコントロールソースで実行することができます。 Step3:ここで選択した順番でフィールドが表示されます。

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p.178 操作:サブレポートを調整する Step2:[レポートヘッダー]セクションを非表示にする方法には、セクションの高さを "0" にする方法(この場合コントロー ルの削除が必要です)や、セクションを右クリックしてショートカットメニューの[レポートヘッダー/フッター] を選択して非表示にする方法(この場合、コントロールは削除されます)があります。 また、このコマンドを選択すると、レポートヘッダー、レポートフッターどちらも利用ができなくなるので、レポー トヘッダーは使用しないが、レポートフッターを使用するといった場合には、注意が必要です。 p.178 ヒント:"可視" プロパティ ここでは後の作業でレポートフッターを使用するので、レポートビュー、印刷プレビューでのみ非表示になるようにしてい ます。 p.179 ヒント:複数のコントロールの選択 水平ルーラーでは、マウスポインターの形が↓になるように合わせてクリックすると、列単位でのコントロールの選択がで きます。同様に垂直ルーラーでは、マウスポインターの形が→になるように合わせてクリックをすると、行単位でのコント ロールの選択ができます。 p.185 操作:作成したサブレポートをメインレポートに埋め込む サブレポートを埋め込む際には、この方法のほかに、コントロールの[サブフォーム/サブレポート]を利用することもで きます。この場合、サブレポートウィザードでリンクの指定などができます。 第6 章 マクロ p.194 マクロの概要 一般的に "マクロ" とは、自動的にアプリケーションなどを実行するためのプログラムのことで、Excel とは違い Access で は自動記録機能がありません。 マクロを利用して、データベースの運用を自動化するには、業務内容と操作手順を考え、画面遷移について確認する必要が あります。p.6 の「■画面遷移の作成」に戻り、再度本書で利用しているデータベースで行う作業の手順について確認しま しょう。 p.196 ■ マクロのセキュリティ設定について セキュリティを考えると、既定の[警告を表示してすべてのマクロを無効にする]の設定にしておくのがよいでしょう。 p.197 操作:マクロビルダーでマクロを作成する Step2:Access 2010 ではマクロの作成画面が大きく変更になっています。 p.195 の「■マクロビルダー」と合わせて、画面構成とその利用方法について説明しましょう。 また、p.195 の「■アクション」で、よく利用するアクションについて確認します。 Step3:アクションの引数についても確認します。アクションによっては、引数の省略可能なものがあることを伝えます。 p.198 ヒント:条件式の利用 条件によって実行するアクションを変更するためには、条件式を利用します。 p.199 マクロの実行方法 マクロを実行する方法について確認します。 システムとしてデータベースを運用する場合には、どのタイミングでマクロが実行されるのかが重要です。 画面遷移と合わせて、どのタイミングでマクロが実行されるのか、再度確認をしましょう。

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p.199 用語:イベント マクロの動作としての "アクション" と、そのアクションを実行するタイミングとなる "イベント" という用語を明確に理解 できるように説明しましょう。 p.201 操作:フォームを閉じるコマンドボタンを作成する ここでは、イベントからマクロビルダーを利用してマクロを作成する方法について確認しています。 p.200 のマクロビルダーの設定手順を利用して、操作方法を確認してもよいでしょう。 p.205 重要:埋め込みマクロ マクロビルダーを利用して作成されたマクロは、「埋め込みマクロ」になります(コマンドボタンウィザードを使用して設定 されたマクロも「埋め込みマクロ」になります)。 [作成]タブの[マクロ]ボタンをクリックして作成したマクロのように、ナビゲーションウィンドウには表示されないこと を強調して伝えましょう。マクロの修正を行うときには、再度マクロビルダーを起動します。 Access 2003 以前のデータベースには、「埋め込みマクロ」の機能がないので、古いバージョンと互換性を保ってデータベー スを作成したい場合には、使用しないほうがよいことを補足します。 なお、埋め込みマクロはマクロビルダーで複数のマクロ(マクログループ)を作成することができますが、イベントが発生 したときに実行されるのは、最初のマクロだけです。 p.206 メインパネルの作成手順 サブマクロについてはp.208 に詳細が記載されています。合わせて説明するとわかりやすいでしょう。 メインパネルを作成する際には、画面遷移がしっかりと設計できていれば、メインパネルとマクロのどちらを先に作成して もかまいません。 p.206 ヒント:マクロの名前 データベースには、複数のオブジェクトが含まれており、同じ「開く」という動作でも、開く対象が違うことがほとんどで す。マクロ名を付けるときには、「開く」、「フォームを開く」といった動作にオブジェクトの名前を入れて「F 受注入力を開 く」といった具体的な名前を付けるようにしましょう。後でイベントに割り当てるときや、修正をするときに目的のマクロ を見つけやすくなります。 p.209 操作:サブマクロを作成する Step10:マクログループにサブマクロを複数登録したときには、[サブマクロ:○○○○]から[サブマクロの最後]まで に登録されているアクションが実行されます。 ナビゲーションウィンドウで、マクロをダブルクリックして実行した場合には、最初のサブマクロだけが実行され ます。 p.213 操作:メインパネルのボタンへマクロを割り当てる サブマクロ名が見えないときには、プロパティシートの幅をマウスでドラッグして広げます。 p.219 ヒント:ナビゲーションウィンドウの表示 ナビゲーションウィンドウが表示されないと、オブジェクトの編集を行うことができません。 起動時の設定を変更するのではなく、ナビゲーションウィンドウを表示する方法について確認をしましょう。 p.219 ヒント:[カレントデータベース]の設定と AutoExec マクロの回避 Shift キーを押しながら、データベースを開くと設定が回避されることを説明しましょう。

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第7 章 ピボットテーブルの活用 p.224 ピボットテーブルの概要 クロス集計とピボットテーブルは基本的に同じものですが、ピボットテーブルのほうが自由度が高く、いろいろな分析に利 用することができます。 Access 2003 以前のデータベースでは、クエリを Excel にエクスポートしてピボットテーブルを使用していましたが、現在 はビューを切り替えるだけで、簡単にピボットテーブルを利用できるようになりました。 p.226 操作:ピボットテーブルを作成する Step4:選択するフィールドを間違えたとき、不要になったフィールドは、フィールド名をピボットテーブルの外までドラッ グして "×" が表示されたところでドロップすると削除されることを伝えます。 p.230 操作:ピボットテーブルのレイアウトを変更する Step4:同じクエリを基に複数のピボットテーブルを保存したい場合には、クエリを複数作成する必要があります(p.233 の 「操作:ピボットグラフを作成する」でも同様です)。 第8 章 Access の便利な活用 p.241 操作:クエリ名とフィールド名を変更する Step2:フォームセレクターの位置を明確に指示しましょう。フォームセレクターをダブルクリックしても、プロパティシー トを表示することができます。 プロパティシートのタイトルバーに、"フォーム" と表示されていることを確認しましょう。また、"レコードソース " プロパティで設定されているテーブルやクエリが、フォームの基のデータであることを強調しましょう。 Step3:"コントロールソース" プロパティで設定されているフィールド名が、コントロールの基のデータであることを再度 確認しましょう (p.126 の「■連結コントロールと非連結コントロール」にも詳細な説明があります) 。 Step4:この後の操作でテーブル名とフィールド名を変更した後、再度プロパティシートを表示するため、この操作は省略 してもかまいません。 p.244 ヒント:オブジェクトやフィールドの名前の自動修正 Access では、オブジェクトやフィールドの名前を変更すると、自動で修正してくれる機能が既定となっています。設定によっ て、この機能をオフにすることができますが、Access では、オブジェクトの名前やフィールド名が、それぞれのデータを関 連付けるのにとても重要なので、既定の設定のまま利用することをお勧めします。 p.245 操作:データベースをバックアップする Step3:設定によっては、セキュリティを警告するメッセージバーが表示されることがあります。 p.248 8.3 オブジェクトの依存関係の確認法 [オブジェクトの依存関係]作業ウィンドウを利用するときは、次の点に注意をします。 ・依存関係情報は、デザインビューでオブジェクトを開くアクセス許可を持っている場合にのみ利用できます。 ・マクロおよびコードモジュールの情報は表示されません (p.248 の「ヒント:依存情報」も参照) 。 ・この作業ウィンドウは、テーブル、フォーム、レポート、およびアクションクエリ、ユニオンクエリ、サブクエリを除 いたクエリに対してのみ有効です。 ・名前のオートコレクト情報の管理が無効になっている場合には、依存関係情報を表示する前に、この機能を有効にする ように求めるメッセージが表示されます (p.248 の「重要:名前の自動修正の設定」も参照) 。 p.251 操作:オブジェクトの依存関係を変更する Step10:[オブジェクトの依存関係]作業ウィンドウは自動的に更新されないので、変更を確認するためには、ウィンドウ 右上にある[更新]をクリックする必要があることを伝えます。

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■ 本書は著作権法上の保護を受けています。 本書の一部あるいは全部について(ソフトウェアおよびプログラムを含む)、日経BP社から文書による許諾を得ずに、いか なる方法においても無断で複写、複製することを禁じます。 無断複製、転載は損害賠償、著作権法の罰則の対象になることがあります。 Microsoft Access 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き 2010 年 7 月 26 日発行 著 者 BAL.com 藤川美智子、祖山美晴 発 行 日経BP 社 〒108-8646 東京都港区白金 1-17-3 http://ec.nikkeibp.co.jp/nsp/

©2010 Michiko Fujikawa, Miharu Soyama

BAL.com(Best Active Learning Community)は、質の高い研修を実施する専門家を養成し、プロフェッショナル・トレー ナーとして、インストラクションの専門家の社会的認知を高めることを目的としたコミュニティ。インストラクション技術 および情報技術に関する教育、研究、コンテンツ製作、カスタマイズ研修などを中心に活動している。 (2010 年 7 月、MOT コミュニティから BAL.com に名称変更) 記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。本書の例題や画面などに登場する企業名や製品名、人名、 キャラクター、その他のデータは架空のものです。特にお断りしない限り、現実の個人や企業、製品、イベントを指すもの ではありません。 本文中に™、®マークは明記しておりません。

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Microsoft Access 2010 応用 セミナーテキスト

復習問題・総合問題 解答集

復習問題 2-1

1. ①[ファイル]タブの[開く]をクリックします。 ② [ フ ァ イ ル を 開 く ] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス で [Access2010 応用]フォルダー、[復習問題]フォ ルダーの順番にダブルクリックし、[洋菓子受注] をクリックして[開く]をクリックします。 ③[ファイル]タブをクリックして、[データベー スに名前を付けて保存]をクリックします。 ④[名前を付けて保存]ダイアログボックスで [Access2010 応用]フォルダー、[保存用]フォル ダーの順番にダブルクリックし、[ファイル名]ボッ クスに「洋菓子受注」と入力して[保存]をクリッ クします。 ⑤メッセージバーの[コンテンツの有効化]をク リックします。 2. ①[データベースツール]タブをクリックし、[リ レーションシップ]ボタンをクリックします。 ②[テーブルの表示]ダイアログボックスの[テー ブル]タブの[顧客マスター]をクリックします。 ③Shift キーを押しながら[洋菓子受注明細]をク リックし、[追加]をクリックます。 ④[テーブルの表示]ダイアログボックスの[閉じ る]をクリックします。 ⑤テーブルのフィールドリストのレイアウトが、左 から[顧客マスター]、[洋菓子受注]、[洋菓子受注 明細]、[商品マスター]となるようにテーブル名を ドラッグして変更します。 ⑥[顧客マスター]テーブルの "顧客 ID" フィー ルドを[洋菓子受注]テーブルの "顧客 ID" フィー ルドにドラッグします。 ⑦[リレーションシップ]ダイアログボックスの[作 成]をクリックします。 ⑧[洋菓子受注]テーブルの "受注 ID" フィール ドを[洋菓子受注明細]テーブルの "受注 ID" フィールドにドラッグします。 ⑨[リレーションシップ]ダイアログボックスの[作 成]をクリックします。 ⑩[洋菓子受注明細]テーブルの "商品コード" フィールドを[商品マスター]テーブルの "商品 コード" フィールドにドラッグします。 ⑪[リレーションシップ]ダイアログボックスの[作 成]をクリックします。 ⑫クイックアクセスツールバーの[上書き保存]ボ タンをクリックします。 3. ① 'リレーションシップ' を閉じるボタンをクリッ クします。 4. ①[作成]タブの[クエリデザイン]ボタンをクリッ クします。 ②[テーブルの表示]ダイアログボックスの[テー ブル]タブの[顧客マスター]をクリックします。 ③Shift キーを押しながら[洋菓子受注明細]をク リックし、[追加]をクリックします。 ④[テーブルの表示]ダイアログボックスの[閉じ る]をクリックします。 ⑤[洋菓子受注明細]テーブルの[受注 ID]をダ ブルクリックし、フィールドをデザイングリッドに 追加します。 ⑥同様に、[洋菓子受注]テーブルの "受注日" フィールド、"顧客 ID" フィールド、[顧客マスター] テーブルの "顧客名" フィールド、[洋菓子受注明 細]テーブルの "商品コード" フィールド、[商品 マスター]テーブルの "商品名" フィールド、"単 価" フィールド、[洋菓子受注明細]テーブルの " 数量" フィールドの順番にダブルクリックしてデ ザイングリッドに追加します。 ⑦[デザイン]タブの[実行]ボタンをクリックし、 クエリの実行結果を確認します。 ⑧"受注 ID" フィールド名をポイントし、マウスポ インターの形が下向きの矢印になったことを確認 して、"数量" フィールド名までドラッグします。 ⑨いずれかのフィールド名の右側の境界線をダブ ルクリックします。 ⑩クイックアクセスツールバーの[上書き保存]ボ タンをクリックします。 ⑪[名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ク エリ名]ボックスに「Q 受注登録」と入力して、[OK] をクリックします。 5. ①先頭レコードの "顧客 ID" フィールドの値 "6"

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を「1」に書き換え、Enter キーを押します。 ②"顧客名" フィールドの値が "岡村 奈津美" に変 更されたことを確認します。 6. ①↓キーを押してレコードを保存します。 7. ①[ホーム]タブの[表示]ボタンのアイコン部分 をクリックします。 ②"数量" フィールドの右側の[フィールド]行を クリックします。 ③「金額:単価*数量」と入力して、Enter キーを押 します。 ④[デザイン]タブの[実行]ボタンをクリックし ます。 ⑤"金額" フィールドに計算結果が表示されている ことを確認します。 ⑥クイックアクセスツールバーの[上書き保存]ボ タンをクリックします。 ⑦'Q 受注登録' を閉じるボタンをクリックします。

復習問題 2-2

1. ①[データベースツール]タブの[リレーションシッ プ]ボタンをクリックします。 ②[顧客マスター]テーブルと[洋菓子受注]テー ブルの結合線をダブルクリックします。 ③[リレーションシップ]ダイアログボックスの[参 照整合性]チェックボックスをオンにして、[OK] をクリックします。 ④同様に、すべてのリレーションシップに参照整合 性を設定します。 ⑤'リレーションシップ' を閉じるボタンをクリッ クします。 2. ①ナビゲーションウィンドウの[洋菓子受注明細] をダブルクリックします。 ②先頭のレコードの "商品コード" フィールドの 値 "SY-200" を「SZ-300」に書き換え、↓キーを 押します。 ③参照整合性のエラーメッセージを確認して、[OK] をクリックします。 ④Esc キーを押して入力したデータを元の値に戻 します。 ⑤'洋菓子受注明細' を閉じるボタンをクリックし ます。 3. ①ナビゲーションウィンドウの[商品マスター]を ダブルクリックします。 ②6 行目のレコードの "商品コード" フィールド の値 "SF-200" を「SF-150」に変更し、↓キーを 押します。 ③参照整合性のエラーメッセージを確認して、[OK] をクリックします。 ④Esc キーを押して入力したデータを元の値に戻 します。 4. ①6 行目のレコードのレコードセレクターをク リックして、Del キーを押します。 ②参照整合性のエラーメッセージを確認して、[OK] をクリックします。 ③'商品マスター' を閉じるボタンをクリックしま す。 5. ①[データベースツール]タブの[リレーションシッ プ]ボタンをクリックします。 ②[商品マスター]テーブルと[洋菓子受注明細] テーブルの結合線をダブルクリックします。 ③[リレーションシップ]ダイアログボックスの [フィールドの連鎖更新]チェックボックスと[レ コードの連鎖削除]チェックボックスをオンにして、 [OK]をクリックします。 ④'リレーションシップ' を閉じるボタンをクリッ クします。 6. ①ナビゲーションウィンドウの[商品マスター]を ダブルクリックします。 ②6 行目のレコードの "商品コード" フィールド の値 "SF-200" を「SF-150」に変更し、↓キーを 押します。 7. ①ナビゲーションウィンドウの[洋菓子受注明細] をダブルクリックします。 ②[洋菓子受注明細]テーブルの2 行目、22 行目、 30 行目のレコードの "商品コード" フィールドの 値が "SF-200" から "SF-150" に変わっているこ とを確認します。 ※[ホーム]タブの[選択]ボタンの▼をクリック し、["SF-150" に等しい]をクリックして、確認す ることもできます。 8. ①[商品マスター]テーブルのドキュメントタブを クリックします。 ②6 行 目 の " 商 品 コ ー ド " フ ィ ー ル ド の 値 が "SF-150" のレコードのレコードセレクターをク リックして、Del キーを押します。 ③連鎖削除のメッセージを確認して、[はい]をク

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リックします。 9. ①[洋菓子受注明細]テーブルのドキュメントタブ をクリックします。 ②"SF-150" のレコードに "#Delete" と表示され ていることを確認し、F5 キーを押します。 ③"#Delete" と表示されていたレコードが削除さ れたことを確認します。 10. ①'洋菓子受注明細' を閉じるボタンをクリックし ます。 ②'商品マスター' を閉じるボタンをクリックしま す。

復習問題 3-1

1. ①[作成]タブの[クエリデザイン]ボタンをクリッ クします。 ②[テーブルの表示]ダイアログボックスの[テー ブル]タブの[洋菓子受注明細]をクリックして、 [追加]をクリックします。 ③[テーブルの表示]ダイアログボックスの[閉じ る]をクリックします。 ④"商品コード" フィールド、"数量" フィールドの 順番にダブルクリックしてデザイングリッドに追 加します。 ⑤[デザイン]タブの[集計]ボタンをクリックし ます。 ⑥"商品コード" フィールドの[フィールド]行を 「分類: left(商品コード,2)」に変更し、Enter キー を押します。 ⑦"数量" フィールドの[集計]行の▼をクリック して、[平均]をクリックします。 2. ①[デザイン]タブの[実行]ボタンをクリックし ます。 ②"数量の平均" フィールド名の右側の境界線をダ ブルクリックします。 ③クイックアクセスツールバーの[上書き保存]ボ タンをクリックします。 ④[名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ク エリ名]ボックスに「Q 商品分類別売上平均」と 入力して、[OK]をクリックします。 ⑤'Q 商品分類別売上平均' を閉じるボタンをク リックします。 3. ①[作成]タブの[クエリデザイン]ボタンをクリッ クします。 ②[テーブルの表示]ダイアログボックスの[テー ブル]タブの[洋菓子受注明細]をクリックして、 [追加]をクリックします。 ③[テーブルの表示]ダイアログボックスの[閉じ る]をクリックします。 ④"商品コード" フィールド、 "数量" フィールドの 順番にダブルクリックして、デザイングリッドに追 加します。 ⑤[デザイン]タブの[集計]ボタンをクリックし ます。 ⑥"数量" フィールドの[集計]行の▼をクリック して、[カウント]をクリックします。 4. ①[デザイン]タブの[実行]ボタンをクリックし ます。 ②"数量のカウント" フィールド名の右側の境界線 をダブルクリックします。 ③クイックアクセスツールバーの[上書き保存]ボ タンをクリックします。 ④[名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ク エリ名]ボックスに「Q 商品別売上件数」と入力 して、[OK]をクリックします。 ⑤'Q 商品別売上件数' を閉じるボタンをクリック します。 5. ①[作成]タブの[クエリウィザード]ボタンをク リックします。 ②[新しいクエリ]ダイアログボックスの[クロス 集計クエリウィザード]をクリックして、[OK]を クリックします。 ③[表示]の[クエリ]をクリックして、上部のボッ クスの[クエリ:Q 受注登録]が選択されている ことをして、[次へ]をクリックします。 ④[選択可能なフィールド]ボックスの[商品名] をクリックし、[>]をクリックします。 ⑤[選択したフィールド]ボックスに[商品名]が 移動されていることを確認して、[次へ]をクリッ クします。 ⑥[受注日]をクリックして、[次へ]をクリック します。 ⑦[月]をクリックして、[次へ]をクリックしま す。 ⑧[フィールド]ボックスの[金額]をクリックし、 [集計方法]ボックスの[合計]をクリックして、 [次へ]をクリックします。 ⑨[クエリ名を指定してください。]ボックスに「Q 月単位商品別金額集計」と入力します。 ⑩[クエリを実行して結果を表示する]が選択され

参照

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