Japanese Society for the Science of Design Japanese Sooiety for the Soienoe of Design
「
感性
の
脳
科
学 」
オ
ー
ガ
ナ イズ ド
セ
ッシ
ョン
質
疑 応 答
これ は平 成14年11月23日 に開催 さ れ た第49回 日本デ ザ イン学会秋 季 大会オー
ガナ イ ズ ド セッ ショ ン 「感性 の 脳 科学」の質 疑の全て の内 容で あ る。 コー
ディネー
タ :原 田 昭 筑 波 大 学人 間 総 合 科学研究科 感性 情 報 学 パ ネリス ト: 感 性の脳 機 構と グル タ ミン酸 輸送シス テム 久 野 節二 筑 波大 学 人 間 総 合 科 学 研 究 科 シス テム脳科 学 育つ脳・
育て る脳、 感 性 科 学まで の道の り 岡 戸 信 男 筑 波 大 学人 間 総 合 科 学 研 究 科 神 経 分 子機 能学 モ チベ r ショ ンと報 酬の期 待の 脳 内 神 経メカニ ズム 設 楽 宗 孝 産 業 技 術 総 合 研 究 所 脳 科 学 情 報 部 門fMRI
に よ り脳 をの ぞ く 定 藤 規 弘 岡崎 国立共 同研 究 機 構生 理学 研 究 所 大 脳皮 質機 能 研 究系心 理 生 理 学 研 究 部 門 原 田 で は これ か ら、
パ ネルデ ィス カ ッシ ョ ン に入 らせ てい ただきます。 ど な た か ら で も ご質 問な ど お手を 上 げてお 願い 致 し ま す。 鈴 木日本 感性 工 学 会 会 長
、
鈴木で ご ざい ま す。 先 生 方 の ご講義大 変 興味深 く お 聞きしました。 今、
原 田先生が一
生懸 命に、
デザイ ン と感 性とい うもの を結びつ けて考えて い こ う、
とされ て い ま す。 けれ ども、
今、
先生方の お話聞い た 限 りで は、
ま だ、
遠い 話な の で は ない か な と も思 い ま す。
私 は 元 々、
感 性工学は医学の先 生 方の 知 識 を、
お偕 り し な けれ ば成 功しない と思っ て お りました。 その き かっ け を 原田先生 ら が作っ て く だ さ り、
デザ インあ るい は 感 性 工 学の 進 歩に一
歩 踏み出 すこ と が で きた とい う気 持 ちで先生方の お話を聞い てい た わけですが、
医 学 の先生方が 比較的冷 淡なん です ね。 四人の先生 方 が 私 ど もの 趣 旨 を お 汲 み くだ さ り 非 常に わ か り やす く、
興 味 を持た せ る よ うな話をし て く ださっ た とい うこ と は 大変感 謝 してお り ま す。
し か し な が ら、
も う少 し、一
歩 進んで、
た とえば、
デザ イン と感 性が どうい うふ うに結びつ い た らい い だろ うか とい うよ うなご指 示 を頂け た ら 大 変 あ り が た’
い な と 思い ま す。 何 か ご忠 告な り、
あ るい は こ うい うこ とに重 点 を置い て や っ て み た らどうだ とい うようなサ ジェ ス チ ョ ンが ござい ま し た ら 四 人の先 生 方、一
言 で 結 構 でござい ま す か ら 頂戴で きない で しょ うか ? 原 田 先生、
まず も う少 し詳しい お話を知っ てい た だい て、
その 後、
聴 衆の 皆様か らの お 話 を 簡単で結構で ござ い ま すか ら お伺い し たい と思い ます。 よ ろ しくお願 い い た しま すb 原 田 では先生方か ら そ れ ぞ れ一
言つつ お 願い し たい と 思 い ま す。
い か がで しょ うか。 久 野 今、
非 常 に 本 質 的 なと こ ろを 言わ れ た とい う印 象 を持っ て お り ます。 逆に私の方か ら問い かけたい こ と も た く さんあ り ます。 デザ インを研 究さ れてい る 先 生 方 か ら、
実は こ うい うと ころ を 脳 科 学の 方で や っ て欲 しい とい うよ う なプロ ポー
ザル を私はい ただ き たい 。 そ れ を お 互い や るこ と に よっ て、
横断 型と い い ますか、
融 合 する と こ ろの ポ イ ン ト が見 えて く る の で はない かな と 思い ま す。
で、
今、.
おっ しゃ ら れ たこ とは ま さに難 問で、
こ こ ですよと今 す ぐ 言 え ない の ですね。 今日、
私の 発 表を聞い てい た だ けれ ば お わ か りになっ た と思い ま す し、
そこ の接 点 を見 つ け る や り方、
その 方 法 を ま ず考え るべ きで は ない か な と思い ます。 以上 です。 鈴 木 あ りが とうござい ま した。 本 当に こ の よ うな 話は デ ザ イ ン学研 究 特 集 号 SPECIALISSUEOFJSSDvoLIONo.
22002 47一
聞い たこ とが あ り ませ んの で
、
い い こと だと思い ま す。
定 藤・
非 常に難しい 質 問だ と思い ます。 私 自 身思 うの に は、
こ うい うや り方の 本 質上、
分割とい うの が非 常 に重 要だ と思い ます。 何がエ ッ セ ン ス である か、
そ れ をどの よ うに、
感 性の は た らき を照 ら し 出すよ う なデザイ ン とし て作 る か と か、
この場 合 デザイ ン と い う言 葉 が 重 なっ て し まい ま したけれ ど も実 験の や り方とい う意 味で す。 で、
コ ンデ ィ ショ ン を二 つ 作 っ て そのコ ン ディ シ ョ ンの差 を見る とい うのが 基本 的 なや り方です。 た とえ ば、
こ の デザ イン、
い わゆ る今日のテー
マ である デザ イン、
あるい は感性 をど の よ うに、
実 験の中で定 義 する か とい うことが実 際 は非 常に重要だ と 思い ま す。 です か ら、
今日、一
番 は じめか ら、
言 葉にお けるデ ザ イン とい う もの が、
言 葉に おけるどの よ う な定 義で出て くる かを注 意深 く聞い て い ま し た。 が、
デフ ィニ シ ョ ンが あ まりは っ き りして い ない で すね。 こ こが は っ き り すれ ば分 割の 可能性が 出 て くる。 そ う考えて お り ます。 だ、
日頃 日本の教 育と か、
人の育て方と か を見てい る と、
日 本 だ と感性 は 滅多
に育 って こ ない な とい う 思い は強 く しでお り ま す。 今 日は ちょっ とお 話 しで きま せん で したが、
私と定 藤 先 生は慢 性 疲 労 症 候 群 の研 究 会 とい うとこ ろ に属し てい ます。 そこ で は、
慢 性 疲労に 非常に効くの は緑の 香り、 これは物 質と し て存 在し ます、
その 緑の 香 りを か ぐと慢 性 疲 労が 直る こ とや、
先ほ ど ご覧い ただい た よ うなス ト レス を受け た ネ ズ ミに緑の 香 り を 与 えて お く とス トレ ス を感 じ ない とい うこと
が 言われて い ま す。
で す か ら、
本 当に感 性がある子ど も を育て る に は入道 雲み たい なでっ かい 木が あるような とこ ろが 望 ま しい の では ない か、
コ ン ク リー
トで作っ た団地 み たい な とこ ろ で は感 性な ん か出て こない ん じゃ ない かなとい う素 朴な感じ は持っ てい ます。 都 市の構 造 すべ てを変え てい か な け れ ば、
感 性 とい うの は 出てこ ない の で は ない かな とい う、
印 象を持っ てい ま す。 鈴 木 あ りが とうござい ます。 鈴 木 あ り が とうご ざい ま し た。 設 楽 感性の脳 科 学は非 常に難 しい 問 題で して、
私も実 はあ ま りよく分 かっ てい ない とい うの が 本 当の とこ ろ で す。 で、
発 表 最 初の イ ン トロ の とこ ろ で 申し上 げ ま し た が、
感性 とい うものを脳 科 学の観 点か ら定 義 す るとな ると非 常 に難 し くて、
ま た 曖味になって しまい ます。 そこ まで は っ きり させ て実 際 何を見れ ばい い の か とい うこ と を まず 突き詰め て い かない と、
脳 内の メ カニ ズム とい う 点か ら 研 究 するこ と は 難 しい です ね。 そ こ をい ろい ろ議 論 し、
お 互い の議 論 に よっ て ま ず 明 ら かに し てい く とい うこ と から始 め るの で は ない か なとい う気が して い ま す。
岡 戸 感 性とは何か とい うこ とに 対 す る 本質的 な 問い に 関 しては、
私は何ら答える術を持
っ てい ませ ん。 た 原 田 あ りが とうござい まし た。15
時30
分 まで のオー
ガ ナ イズ ドセ ッシ ョ ンで はあ り ま すが、
もう少 し延 長 させて い た だい て、
ご意 見 をお伺い したい と思い ます。 小川 小川 と申します。 無 職で ご ざい ます。 無 職とい う よ り も、
無所 属とい っ た方が 正 しい と 思い ます。 お 名 前が は っ き り して い ませ んが、
シナ プス の お 話 を し て下 さっ た 三人 目の先生 に お伺い したい と思い ま す。
シ ナ プス 結合の お話を して 下 さっ た設 楽 先生 、 ちょ っ と わ か らない の で すが、
シ ナプス を 四つ 書い て、
こ うルー
プ を描い てい ますね、
それ か ら、
脳の 中で 対 話 を する。
二 方の 先 生に 関 係 し てい る と 思い ますが、
ちょっ と先 生の お名 前分 か り ませ んの で、
一
般 的 に 聞かせ
てく だ さい 。 ルー
プ を作っ てい るの は実 際 に 配 線 がルー
プになっ てい る場合 も あ る し、
ラ ン ダ ム な配線をタ イ ミン グ良く伝わっ てい くとい48 SpECIAL ISSuE OF JSSD vol
,
10No.
22002 デ ザイン学研 究 特 集 号Japanese Society for the Science of Design Japanese Sooiety for the Soienoe of Design
う
、
い わゆ る タイム コ ン トロー
ル を発 見す る機能 が あ る と も考え ら れ る。 つ ま り、
構 造 自 身は非 常にラ ン ダ ムだ けれ ども、
ど こかに タイミン グコ ン トロー
ルする関 所があっ て、
沢 山入 っ て来る情 報の そ れ ぞ れのタ イ ミン グ をつ な ぐ機 能が あ る。 た と え ば、
標 準 時 刻 とい う もの が 成 り立 っ て い るこ とが ある。 そ うい う標 準 時 刻上の ものだ け をつ なぎ合わせ てい く と、
移 送 選 択の機 能と か統 合 機 能とい うこ とになる の で はない か と思い ま すが、
仮に その よ う な 想 像が 正 しい と し た ら、
時刻のコ ン トロー
ル とか、
移 送 選 択 とい い ま すか、
こ れとこ れ は関 係がある とい うこ とを 発 見 す るゲー
トは ど こ に あるの で しょ うか ? で な ければ、
ひとつ の ルー
プにはひ とつ の ものが常 に走っ てい るとい う非 常に ぎこ ち ない 話に なっ て し まい ま す が、
脳の 中 には非 常 に た く さんの ネッ トワー
ク がある、
とすると、
む し ろそれを 生か したよ う・
なタイミン グコ ン トロー
ル が どこ かにあ る とい う 感 じ が す るの で す が、
そ れはい か がで しょ うか ? 定 藤 基本的に はコ ン トロー
ル機 能がある か な い か とい っ た ら、
ま だわ かっ てい な い とい うの が本当の とこ ろか もしれ ませ ん。
コ ヒー
レ ン ス その もの に つ い て の研 究は され て い る と思い ます。 非 常に 局所に おけ るコ ヒー
レン ス か ら、
ある い は頭全体にお け るコ ヒー
レンス 。 * コ ヒー
レン ス :干 渉 性 質 問 者 :小川 結 果 と して の コ ヒー
レン スですか? 質 問 者 :横 川 そうです ね、
ゲー
トを開 け 閉めする だけですか ら ね。 定藤 そ うい うこと で す ね。 そこの部 分は脳 に お け る情 報処 理とい うこ と で非 常に興味深い と 思い ますが、 はっ き りコ ン トロー
ラ とい う形で の コ ヒ レ ン シ ャ ル とい うの は少な くとも発 見 されて い ない の で す。 質 問 者 :横 川 ど う も あ りがとうござい ま した。 原田 他 に質 問ござい ますか ? 質 間 者 :広 川 東 海 大 短 大の 広 川とい い ま す。 質問の 先 生 を特に は指 定しませ ん が、
脳の役 割に右 脳と左 脳があっ て、 そ れぞ れ論理的な情 報と感 覚的 あるい は感 性的 な 情 報 を 分 担 して 処 理 する とい うような こ と が よく言わ れ ますけれど、
そ うい う言い 方とい うの は正 しい の で しょ う か ?そ し て、
も し そ う だと した ら、
その 根 拠 とい い ますか、
先生方の ご専門の分野か ら何かア ドバ イス がい た だけれ ばあ りが たい と 思い ます。 特 に デザ イン の 世界で は 左 脳デザ イニ ン グ とい う言 葉 が あ るほ ど です。
つ ま り感 情 的なものだけで ものを 作 り上げてい くの で はな くて、
論理的な情 報 処理 も 含め た 上でい い デザ インがで き る ん だ とい う よ う な 意 見 が あ る もの ですから、
是 非 お 聞か せ願い たい な と思い ます。 定 藤 そ うです ね。 この 場 合は結 果 と しての コ ヒー
レン ス ですね。 しか し、
観 察は されてい る とい うこ とで あっ て 、 そ れ とフ ァ ンク シ ョ ン との対 応 はまだ十 分 に研 究 されて い ない とい うこ と です。 コ ヒー
レン ス の話は非 常に重要です。 な ぜ かとい う と、
コ ヒー
レ ン ス を 起こ す た めに はエ ネル ギー
がい ら ない からです 定 藤 我々 は イ メー
ジングの 光で頭 両 方をい っ ぺ ん に見 る こ と がで き るの で、
右 脳 と左 脳の 話 とい うの は実 際、
非 常 に興 味があ ります。 元々右脳 と左脳の 話 と い うの は脳 を 左 右 に分 け た と きに、
お 互い の 脳が何 をし て い るか 全 然 わ か ら ない とい うス ペ リー
な 話 か らは じまっ て い ます。 この場 合はどちらか とい うと 言 語 脳とい うこ と が非 常に重要で、
言 語化で きるか で き ない か とい うこ と が 右 と左の 非 常に大 きな
差でデザ イン学 研 究 特 集 号 SPECIAL ]SSUE OFjSSDVol
.
10No.
22002 49あ る とい うのが 元々 の 発見であっ た と 思 い ます。 い ろい ろ な 課 題 を や ら せ てい る ときに
、
右 だ け、
左 だ けとい う風 に、
い わゆる こ れ を ラ テ ラ リ ティー
とい い ます けれ ど、
それ を送る こ と とい うの は割と少な い です。 どっ ち か が と使わ れる こと が多い です。 い わゆ る言 語 化しにくい 機能、
例 え ば 空間の定位であ る とか、
その ような 部 分 とい うの は確 か に 右の 部 分 が出 やすい とい うの は事 実です。 そ うい う意味で右 と左 の 機 能 分 担とい うの は明ら かに確か だ と 思 うの で す が、
そ れ が 例え ば情 動で ある と か、
そうい うも の と関 係 し てい る か とい うと、
それ は必 ずしも そ う で はない と思 うの です。
この場合、
情 動と感 性を 分 けて使 っ てい ま す が、
分 け 方 と しては 右・
左 とい う よ りは、
下 と上 とい うほ うが、
当たっ て い るの で は ない か とい うのが今の考えです。 私の理解と しては、
い わ ゆ る 右 脳(
み ぎの う)とい っ た と きの右 脳 (み ぎの う)の 言 葉の 意味 とい うの は実は右 半 球で はな い とい うこ と だ と思い ます。 左 脳 的とい うの は おそ ら く 言 語 的 とい うこ と と 同 意で、
言 語以外の機 能を 全部 まと め て 右脳 (み ぎの う )とい う。 で、
右 脳 (み ぎの う)とい うの は実は右脳半 球は イ コー
ル で はない と思い ま す。 で すか ら、
こ の 場 合、
解剖学的 な右・
左 と、
そ れ か ら概 念 的な右・
左 と が混 同 され てい るよ うに私 自身は 思 っ てい ま す。 こ れ で解 答に なり ました か ? 質 問 者 :広 川 はい、
あ りがとうござい ますQ 原 田 も う一
方どうぞ。 質 問 者 :三 橋 京 都 市立芸 大の 三 橋 と 申 し ま す。 興 味 深 く拝 見い た し ま し た。 設 楽さん の お話で は、
お猿さん に4
回 目に ジュー
ス が 出て くるの とラ ンダム にジュー
ス が 出て くる の とで、 4
回 目の 場 合 に は期 待値が 高 まっ てニ ュー
ロ ン の反応が大とい うこ とで し た。 素人的 な質問で 申し訳 ない のです け れ ど、
リズム を 学 習 し てニ ュー
ロ ンの反応が大に なる とい うような 見 方 は50
SPECIAL ISSuE OF JSSD vol.
10No.
22002 デ ザ イン学研究 特 集 号ない の で し ょ うか ?
1
回 目、 2
回 目、 3
回 目とい うリズ ム を学 習して、
ニ ュー
ロ ン の期 待 値が大 き く とい う可 能 性 も あ る よ うに感じ たの です が。 設 楽 リ ズ ム とい うの が どうい う意味かちょっ とわ から ない の です け ど、
実 際の 実 験で は、
4
回 目で も ら え る 試 行 と、
3
回 目で もらえる試 行と、 2
回 目で もらえる試 行、
あ る い は1
回だけで も ら える試 行とい うの が ラ ン ダム に 入 り 混 じっ て い る状 態で す。4
回だ けの もの を続 け て や り、
常に4
回 目に も ら え る という
こ と が分かっ てい れ ば、
そ れ は リ ズム に応 じ て ただやっ て い る と い う可 能 性 も あ り ま す。
こ の 場 合 は、
4
回 の試 行の 次は2
回に なる か もしれない し、
その 次は3
回にな るか も し れ ない とい うよ うに、
ラン ダ ム に常に変え てい ま す。
そ う し ま す と、
単 調なリ ズ ム で や っ てい る とい うよりも報酬 材 の 距 離 を ちゃ ん と認 識 して、
自分の モ チベー
ショ ン に よっ て行わ れ る行動 を調査 してい ると
考え た 方 が 解 釈 しやすい の では ない か と 思い ま す。 原 田そ れ で はそろそろ お時 間 もござい ま すの で 質問 を 締め切 らせ てい た だ き ま す
。
最後に、
先ほ どの鈴 木先 生 か らの ご質 問の 逆 とい い ますか、
な ぜ デザ イ ンは脳神 経 科 学に この ような 問い か け を し たの か ? とい う事を簡 単に お話し した い と思い ま す。
人 間 は美しい ものを見た ら感動 する とい うこ と は、
み ん な 誰 し も分 かっ てい るわけです が、
そ の感 動 して い る 状 況、
とい うの はう ま くつ か め ま せん。 どうい う仕 組み で感 動 し て しまっ たの か が わ か ら な い の です。 デザ イン を してい ると きにい い デザ イ ン がで きる と、
我 な が ら 「あ、
こ れ がい い」とい う感 動がある の です。 こ れ は デザイナー
しか わ か ら ない壁
界だと思い ます。 い いア イデ ア が閃い た ときに一
人で に ん ま りして い る、
とい うの は誰 し もが や っ て い るこ と だ と思 うの ですが、
そ れ が どうし て で きた の か は よ くわか ら ない の です。
結 果 的に で きて しま一
Japanese Society for the Science of Design Japanese Sooiety for the Soienoe of Design
っ た とい うこ とが あ るの で