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漁業集落排水施設整備事例 : 有喜 松里地区 ( 長崎県 ) 漁村地域の生活環境の向上を図り 良好な水域環境を保全するため 各自治体が定める汚水処理構想に基づき 漁業集落排水施設の整備を実施 農山漁村地域整備交付金 ( 漁業集落環境整備事業 ) 地区名 : 有喜 松里地区 ( 有喜漁港背後集落 )

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Academic year: 2021

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交換 第一、二ばんや(H7、H12) 保田漁港

漁村のにぎわいの創出(漁港の有効活用) : 千葉県保田漁港

○保田漁港では、魚価低迷等により漁協の経営が厳しくなる中、水産物の付加価値向上や直販等による収益向上が課題。 ○このため、漁協では、漁港用地を有効活用し、地元の魚を活用した魚食普及食堂「ばんや」をオープンするとともに、温泉 宿泊施設や観光定置網等の事業を積極的に展開。 ○これにより、地元水産物の利用拡大とともに雇用の増加が図られるなど、地域水産業の活性化に大きく寄与。 ○最近では、近くに整備された道の駅「保田小学校」との連携により、更なる集客数増加に向けた取組を展開中。 第三ばんや(H20) 外観 ばんや内観 ○ 年間約50万人が来訪し、約7億円の売上 概 要 対 策 効 果 ビジターバース(H12) 0 20 40 60 80 0 2 4 6 8 10 H8 H10 H12 H14 H16 H18 H20 H22 H24 H26 H28 売上金額(億円) 来客数(万人) (億 円) (万 人) 温泉宿泊施設 定置網見学 地産食材 保田漁港近くに、廃校となった小学校を活用し「道の駅」が オープン。「ばんや」との相乗効果で更なる集客を目指す。 道の駅「保田小学校」 ○道の駅「保田小学校」との連携(H28.12オープン) 店内から海を望む→ マリーナ 憩いの家・ばんやの湯(H15) 29

漁村のにぎわい創出(地域資源を活用した滞在型観光の推進):北海道寿都町

主な事業内容 ・観光商品開発のための専門家招聘 ・観光マーケティング(ニーズ調査等)委託 ・プロモーション映像制作、パンフ制作 事業概要 ○ 寿都町では地元漁協や観光協会等で作る協議会において、地域資源を活かした滞在型観光客を誘導する取組を 計画。 ○ 具体的には、漁船の乗船や水産物の加工品作り等の漁業体験や近年人気の高いサイクルツーリズムなどを組み 込んだ観光モデルコースを開発し、観光商品として提供。 ○ 併せて、地域の魅力を発信するツール(パンフレット、プロモーション映像等)を制作するとともに、ニセコエリア等 の観光客の多い地域での効果的な情報発信による集客増を推進。 《観光商品の開発》 ○寿都湾海岸線沿いサイクリングプラン ・歴史に触れるコース (「カクジュウ佐藤家(国史跡指定)」など歴史的建造物に触れる) ・寿都湾周遊コース 等 ○漁業体験による寿都の海を満喫プラン ・うに満喫コース~うに獲り→うに剥き→うに丼 ・海の魅力を満喫コース~漁船乗船→海鮮蒸し焼き ・寿都湾での船釣り満喫コース~寿都湾船釣り体験 《情報発信ツールの開発・制作》 ○プロモーション映像(VR)による地域 疑似体験(セリや景観を体験) ○観光商品、街の魅力発信パンフ、 モデルコース、食の魅力発信 ○WEBを活用した情報発信(HP、 SNS等) サイクリング 海鮮蒸し体験 うに剥き体験 うに獲り体験 取組内容 寿都町 各種体験プラン 30

(2)

49.0 50.4 53.9 57.1 65.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 (%) 実績値 実績値(被災3県を除く値) 目標値 ◆農山漁村地域整備交付金(漁業集落環境整備事業) ◆地区名:有喜・松里地区(有喜漁港背後集落) ◆事業実施主体:長崎県諫早市 ◆事業期間:平成24~28年度 ◆概要: 集落の大部分は汲み取りトイレであり、収集車による作業時 の悪臭や、車両の通行障害が発生。また、生活排水が有喜川 を経て橘湾に流出し、水域環境への影響が懸念されている。 これら問題に対応すべく、漁業集落排水施設の整備を実施。 有喜漁港 生活雑排水の側溝への流出状況 生活環境の改善が必要 し尿処理の現状(汲み取り式) 生活雑排水による有喜川の水質汚濁の状況 有喜川に流れ込む生活雑排水 汚水処理施設 水質維持向上が必要(橘湾の水質悪化)

漁業集落排水施設整備事例:有喜・松里地区(長崎県)

○ 漁村地域の生活環境の向上を図り、良好な水域環境を保全するため、各自治体が定める汚水処

理構想に基づき、漁業集落排水施設の整備を実施。

漁業集落排水処理を行う漁村の処理人口比率 漁港漁場整備 長期計画の目標 31 20 72 173 280 495 619 1098 0 500 1000 1500 2000 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H28 機能保全計画作成累計数 保全工事着手累計数 長計事業量に対応する 機能保全計画作成累計数 今後10年間に耐 用年数(50年)を 経過する係留施 設を有する地区 (長計対象地区)

漁港施設等の老朽化対策(長寿命化)

漁港漁場整備 長期計画 における策定目標 鋼管矢板の腐食により、 開孔も多数見られる 鋼管矢板の外側に被覆コンクリートを施工 ・ 機 能 診 断 ・ 機 能 保 全 計 画 の 策 定

対策前

対策後

水産庁インフラ長寿命化計画

(行動計画)

<内容> 以下の項目について中期的な 取組の方向性を明記。 ・点検・診断/修繕・更新等 ・基準類の整備 ・情報基盤の整備と活用 ・新技術の開発・導入 ・体制の構築 等 (平成26年8月19日公表) 機能保全計画策定地区(漁港)数 現行の漁港漁場整備長期計画期間 ○ 今後、耐用年数の経過により更新時期を迎える漁港施設等が増加していく。長期的視野に基づき予防保全的な対策を盛り 込んだ維持管理・更新等に戦略的に取り組む必要がある。 ○ 今般、戦略的な維持管理・更新等の方向性を示す政府全体の基本的な計画であるインフラ長寿命化基本計画に基づき、平成 26年8月に水産庁所管インフラを対象としたインフラ長寿命化計画(行動計画)を策定した。 ○ 水産基本計画や漁港漁場整備長期計画に沿った計画的な老朽化対策の推進と相まって国民の安全・安心の確保、中長期的 な維持管理・更新等に係るライフサイクルコストの縮減や予算の平準化を実現。

保全工事

32

(3)

「漁港漁場整備事業の推進に関する技術開発の方向」の概要

政策課題(漁港漁場長期計画の目標)の解決へ向けて、優先して取り組む技術課題等を取りまとめ

Ⅰ.漁港漁場整備事業の推進に関する基本的な方向 Ⅱ.漁港漁場整備事業の効率的な実施に関する事項 Ⅲ.漁港漁場整備事業の施行上必要とされる 技術的指針に関する事項 Ⅳ.漁港漁場整備事業の推進に際し配慮すべき環境との 調和に関する事項 Ⅴ.その他漁港漁場整備事業の推進に関する重要事項 水産業の競争力 強化と 輸出促進 豊かな生態系の 創造と 海域の生産力向上 大規模自然災害に 備えた対応力強化 漁港ストックの 最大限の活用と 漁村の賑わい の創出 (1)漁港機能の再編・集 約による地域におけ る生産・流通機能の 強化 (2)流通拠点となる漁港 の機能の強化 (3)生産コスト縮減に向 けた地域の中核的な 漁港の機能の強化 (4)水産物輸出に対応し た生産・流通体制の 整備 (1)栽培漁業や資源 管理施策との連携 を踏まえた水産資 源の保護・育成 (2)藻場・干潟・サ ンゴ礁の保全・創 造 (3)水域環境の変化 に対応した順応的 な漁場整備の推進 (1)漁港の防災・減 災対策の推進 (2)安全な漁村の形 成 (1)既存ストックの 長寿命化対策の 推進 (2)漁村における環 境の改善 (3)水産業を核とし た意欲のある取 組の推進 漁港漁場整備事業の推進に関する基本方針 Ⅱ.漁港漁場整備事業の効率的な実施に関する事項 5.技術の開発に関する事項 (1)技術の開発・普及 漁港漁場整備事業に関する施策などを着実に推進するため、Ⅰの「漁港漁場整備事業の推進 に関する基本的な方向」に従い、研究機関などとの連携を図りつつ、安全で高鮮度の水産物を 安定的に供給するための漁港における品質・衛生管理技術、海水温上昇等の気候変動に対応す るための藻場・干潟・サンゴ礁の保全・創造技術、海域の基礎生産力の増大などを目的とした 沖合域での漁場開発技術、地震や津波に対して災害発生後の漁業の継続や早期再開を図るため の防災・減災技術、漁港施設などの既存ストックを最大限に活用するための維持保全技術、ICT の活用による漁港施設や漁場の高度な管理技術など、優先して取り組む技術課題を定め、現場 における効果の検証を行いつつ、計画的に技術の開発を図る。さらに、漁港漁場整備事業にか かる技術者の育成を図り、その知識の高度化を進める。

優先して取り組む技術課題

施設の整備・維持 管理等の効率的な 実施 漁港・漁場・漁村 における環境との 調和 (1)漁港・漁場施設 の設計手法の高 度化 (2)漁港漁場整備等 へのICT及び ロボット技術の 活用 (3)国民に開かれた 事業制度と民間 活力の導入 (1)自然環境に配慮 した漁港漁場整 備と漁港・漁村 のエコ化等の促 進 (2)循環型社会の構 築に向けた取組 33

サンゴ増殖技術開発(沖ノ鳥島)

水産有用種

サンゴ種苗づくり

サンゴ移植

34

(4)

Q2.主な勤務先は?

主に水産庁漁港漁場整備部(計画課、整備課、防災漁村課)に勤務する他、農林水産省の他

部局、研究所、他府省、地方公共団体、在外公館、国際機関等への勤務があります。

個人差はありますが、転勤をともなう出向の機会は比較的少なく、地方勤務よりも在京勤務の

期間が長い人のほうが多いです。

Q3.仕事の内容は?

法律、長期計画、事業制度、予算に関する調査、企画、立案等を行うとともに、設計基準や積算

基準の整備、新技術の開発、都道府県等が実施する事業の指導・検査等が主な仕事です。

Q4.仕事の特徴は?

漁港漁場整備部では、自然環境、食、暮らしに関わる幅広い事業や調査を行っています。

そのため、個人や各グループが担当する業務内容が多岐にわたり、一人ひとりが担う役割が大

きく、やりがいのある仕事です。

Q5.職場の雰囲気は?

農林水産省のなかでもとくに水産庁は、昔から和やかな雰囲気が特徴です。仕事のオン、オフ

の区別をつけ、コミュニケーションの活発な職場です。

3.採用に関するQ&A

水産庁漁港漁場整備部防災漁 村課課長補佐(前外務省在香港 日本国総領事館領事)

安田 大樹

(H18年入省) 前ポストの在外公館での 勤務では、政府目標の農林 水産物の輸出額1兆円を目 指し、香港政府に対し交渉 に臨むなど貴重な経験をし ました。 現在は、漁村振興 のための施策立案・実施を 担っています。水産庁では やる気次第で様々な経験を 積むことができます。

4.現役職員からのメッセージ!

Q1.求める人物像は?

周囲の人とコミュニケーションをとり、力を合わせて仕事をやり遂げることができる人物、新たな

課題にも積極的に取り組むことができる人物を求めています。

試験の合格順位よりも面接を重視し、出身大学や専攻分野は関係ありません。

塚本 邦芳

本省や出向先において、 予算や計画、設計や現場監 督など様々な業務に関わっ てきました。現在のポストで は、水産物の安定供給を実 現するために、漁港や漁場 のあるべき姿をデザインす ることが主な業務で、漁港 漁場整備の方向性を決める 長期計画の策定に携わりま した。 水産庁漁港漁場整備部計画課 漁港漁場防災減災技術専門官

田村 真弓

国土交通省に出向して、 道の駅やクルーズ船の寄 港、駅前再開発に関連した インフラ整備の調査を担当 しています。水産庁に入っ て、楽しい先輩後輩にたく さん出会いました。職場関 係 の 金 曜 卓 球 クラ ブに 所 属しています。 国土交通省国土政策局広域地 方政策課調整室専門調査官 (H17年入省) (H21年入省)

朝倉 邦友

東 日 本 大 震 災 で 甚 大 な被害を受けた石巻漁港 、気仙沼漁港の復旧工事 に携わりました。 地 域 と 一 体 と なり、 漁 港に活気を取り戻す仕事 に大きなやりがいを感じ ました。やりがいのある仕 事がたくさんあります。一 緒に頑張りましょう。 水産庁漁港漁場整備部 計画課計画官 (H15年入省)

(5)

漁政課

企画法令業務

計画課

法律改正担当/公共事業予算担当

(出向)

国交省(東北地方整備局)

仙台・塩釜港湾事務所 港湾調査担当

計画課

漁港の復興/事業計画 担当

係長昇任

計画課

公共事業予算 担当

(出向)在香港日本国総領事館

経済担当(輸出促進等)

防災漁村課

漁村振興担当

(現在)

防災海岸課

海岸事業実施業務

建設課

漁港整備事業実施業務

防災海岸課

漁港等災害復旧事業業務

構造改善局地域計画課 村づくり対策業務

整備課

漁場整備事業実施業務

(出向)

千葉県(銚子漁港事務所)

漁港工事業務

漁場資源課

漁場環境保全業務

整備課

漁港漁場整備事業設計業務

(出向)国土交通省(北海道開発局)

漁港工事業務 係長昇任

(出向)在サンパウロ日本国総領事館

経済協力業務

整備課

漁港漁場整備事業実施業務

防災漁村課

海岸事業計画業務(現在)

5.キャリアパス例

10

年目

10

年目

(6)

水産庁 漁港漁場整備部 担当:渡邉、安田

〒100-8907 東京都千代田区霞が関1-2-1

電話:代表 03-3502-8111 内線6883(渡邉)、内線6905(安田)

場所:農林水産省 本館8階 ドア番号本814

ホームページ http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/index.html

水産庁における土木・社会・環境工学系の技術職は、水産

業の基盤となる漁港のほか、豊かな漁場づくり、漁業者の生

活の場となる快適な漁村の整備を通じて、我が国水産業の

発展に貢献しています。

業務の内容も、漁港における防波堤や海岸堤防等土木施

設の整備、藻場や干潟など沿岸環境の改善、漁村における

道路、水道、下水道などの生活環境の整備などを担当しま

す。また、職場も漁港漁場整備部のほか、国土交通省や地

方公共団体、さらには、志望者には海外勤務ができるなど可

能性もあります。

皆さんの能力を活かす場が幅広くありますので、意欲ある

学生さんの来庁をお待ちしています。

漁港漁場整備部長

岡 貞行

6.漁港漁場整備部長から一言

震災直後の状況

市場の倒壊 水揚げ状況

復興・復旧後の状況

セリの状況

宮城県 石巻漁港

(平成27年9月供用開始)

7.問い合わせ先

参照

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