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図表 24-2 フィリピンの 3 地方 17 地域と 80 の州 地方 地域 (Region) 州 (Province) 地方 地域 (Region) 州 (Province) NCR NCR アクラン アパヤオ アンティーケ カリンガ西ネグロス VI- 西ビサヤアブラカピス CAR-コルディリエラ

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第 24 章 主要な地域の概要

1. フィリピンの地域分類と地域別の経済状況

フィリピンの国土面積は約 30 万平方キロメートルで、日本の約 80%である。7,100 余

の島々からなるフィリピン国土は、マニラ首都圏を含むルソン地方、ビサヤ地方(中心都

市セブ)、ミンダナオ地方(中心都市ダバオ)という 3 つの地域に大きく分けられている

(図表 24-1)。更に細かく見ると、Region と呼ばれる 14 の行政区、National Capital Region (NCR)又は Metro Manila と呼ばれるマニラ首都圏、1 つの自治区(ムスリム・ミ ンダナオ自治区)、1 つの行政地域(コルディリエラ行政地域)という、17 の行政管区に

分けられ、これらの行政管区の下には80 の Province(州)がある(図表 24-2)。

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図表 24-2 フィリピンの 3 地方、17 地域と 80 の州

地方 地域 (Region) 州 (Province) 地方 地域 (Region) 州 (Province)

NCR NCR アクラン アパヤオ アンティーケ カリンガ 西ネグロス アブラ カピス マウンテンプロビンス ギマラス イフガオ イロイロ ベンゲット ボホール 北イロコス セブ 南イロコス 東ネグロス ラウニオン シキホル パンガシナン ビリラン バタネス 東サマル カガヤン レイテ イザベラ 北サマル ヌエヴァ・ヴィスカヤ サマル キリノ 南レイテ アウロラ 北サンボアンガ バタアン 南サンボアンガ ブラカン サンボアンガ・シブガイ ヌエヴァ・エシハ 東ミサミス パンパンガ 西ミサミス タルラック カミギン サンバレス 北ラナオ リサール ブキドノン カビテ コンポステラ・バレー バタンガス ダバオ ラグナ 南ダバオ ケソン 東ダバオ 西ミンドロ 南コタバト 東ミンドロ コタバト マリンドゥケ スルタン・クダラット ロンブロン サランガニ パラワン 北アグサン 北カマリネス 南アグサン 南カマリネス 北スリガオ アルバイ 南スリガオ カタンドゥアネス ディナガット・アイランズ マスバテ バシラン ソルソゴン 南ラナオ マギンダナオ スールー タウイタウイ XII -ソクサージェン XIII-カラガ ムスリム・ミンダナオ 自治区(ARMM) II カガヤンバレー ビサヤ VI-西ビサヤ VII-中部ビサヤ VIII-東ビサヤ ミンダナオ IX-サンボアンガ半島 X-北部ミンダナオ XI-ダバオ ルソン CAR-コルディリエラ I - イロコス III 中部ルソン IV-A カラバルソン IV-B ミマロバ V-ビコール (出所)NSCB 資料より作成

ルソン地方最大の都市はマニラ首都圏(National Capital Region)で、人口は約 1,200 万

人、全人口の約13%がマニラ首都圏に集中している。マニラ首都圏はフィリピン最大の経 済圏でもあり、2011 年の国家全体の GDP に占める割合は 35.7%であった。マニラ首都圏 に次ぐ経済圏のGDP 寄与率を見ると、数多くの工業団地が集中するカビテ州、ラグナ州、 バタンガス州、リサール州、ケソン州から成るカラバルソン(CALABARZON)地域が 16.9%、 クラーク(パンパンガ州)やスービック(サンバレス州)などの主要な経済特区を含む中部 ルソン地域が 9.1%、フィリピン第 2 の都市であり、やはり多くの輸出型製造業や大規模 な小売店の進出も多いセブ都市圏を含む中部ビサヤ地方が6.2%となっている。ミンダナオ 最大の都市ダバオを含む地域のGDP 寄与率は 4.2%だが、その他のミンダナオ各地域は経

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済開発の遅れが目立つ。イスラム教徒が多く住むミンダナオ南西部の州を中心とするムス リム自治区(ARMM)の GDP 寄与率は 0.9%、同じくミンダナオの北東部にあるカラガ (CARAGA)地域は同 1.1%、ルソン島北東部のカガヤンバレー地域の同 1.7%であり、フィ リピンの24.4%の人口の住むミンダナオの GDP 寄与率は 14.8%にとどまる(図表 24-3)。 図表 24-3 フィリピン GDP の地域構成 35.8 35.9 35.7 8.7 8.8 9.1 16.8 17.3 16.9 5.8 6 6.2 4.2 4.1 4.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2009 2010 2011 ARMM-ムスリム・ミンダナオ自治区 XIII-カラガ XII -ソクサージェン XI-ダバオ X-北部ミンダナオ IX-サンボアンガ半島 VIII-東ビサヤ VII-中部ビサヤ VI-西ビサヤ V-ビコール IV-B ミマロパ IV-A カラバルソン III 中部ルソン II カガヤンバレー I - イロコス CAR-コルディリエラ マニラ首都圏       ミンダナオ地方        GDP寄与率:14.8% (2011年)       人口構成比: 24.4% (2007年)        ルソン地方        GDP寄与率:72.4% (2011年)              人口構成比:56.2% (2007年)         ビサヤ地方        GDP寄与率:12.8% (2011年)       人口構成比: 19.4% (2007年) (出所)NSCB データより作成 図表 24-4 地域毎の実質 GDP 成長率 (%) (出所)NSCB データより作成

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2. 地域別の人口と所得水準

フィリピンの地域別の人口データとして NSCB から公開されている直近のものは 2007 年の調査結果である。地域別で最も人口が多いのは工業団地集積地でもあるカラバルソン (CALABARZON)地域で、フィリピン全体の 13.3%の人口が同地域に居住している。次い で多いのがマニラ首都圏で人口の約13%が集中しているおり、3 番目に中部ルソン地域の 11%、4 番目に西ビサヤ地域の 7.7%、5 番目に中部ビサヤの 7.2%と続く(図表 24-5)。 図表 24-5 地域別の人口と構成比 フィリピン全国 フィリピン全国 88,575 100.0% 100.0% マニラ首都圏 11,553 13.0% CAR-コルディリエラ 1,521 1.7% I - イロコス 4,546 5.1% II カガヤンバレー 3,051 3.4% III 中部ルソン 9,721 11.0% IV-A カラバルソン 11,743 13.3% IV-B ミマロパ 2,560 2.9% V-ビコール 5,110 5.8% VI-西ビサヤ 6,844 7.7% VII-中部ビサヤ 6,399 7.2% VIII-東ビサヤ 3,913 4.4% IX-サンボアンガ半島 3,230 3.6% X-北部ミンダナオ 3,952 4.5% XI-ダバオ 4,157 4.7% XII -ソクサージェン 3,829 4.3% ARMM-ムスリム・ミンダナオ自治区 4,121 4.7% XIII-カラガ 2,293 2.6% 人口構成比 2007年 地域 人口 2007年 (千人) 地方 ミンダナオ地方 56.2% 19.4% 24.4% ルソン地方 ビサヤ地方 (出所)NSCB より作成 1 人あたりの名目 GDP をみると、地域格差が非常に大きく、最大のマニラ首都圏(28 万 8,062 ペソ、約 6,651 ドル)と最小の ARMM(2 万 6,004 ペソ、約 600 ドル)では、約 11 倍 もの開きがある(図表 24-6)。世帯あたりの年間収入(名目)では、2009 年のデータでマニ ラ首都圏が平均約35 万 6,000 ペソ(約 7,473 ドル)であるのに対し、2 番目のカラバルソン (CALABARZON)が約 24 万 9,000 ペソ(約 5,227 ドル)、3 番目の中部ルソンが約 22 万 1,000 ペソ(約 4,639 ドル)だった。ミンダナオ地方南部のイスラム教自治区 ARMM の世帯あたり の年間収入は平均約11 万 3,000 ペソ(約 2,372 ドル)と、マニラ首都圏の 32%程度にすぎず、 フィリピン全国平均の半分程度に留まっている(図表 24-7)。 地域別の世帯あたり平均年間所得と世帯数から求めた各地域地域別の年間所得総額は、 GDP と同様にマニラ首都圏が最大、続いてカラバルソン(CALABARZON)、中部ルソン、 中部ビサヤの順序となっている(図表 24-8)。

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図表 24-6 地域別 1 人あたり名目 GDP (単位:ドル) (注)2011 年の値を表示。1 ドル=41.3 ペソ (2011 年平均レート)でドル換算した。 (出所)NSCB データより作成 図表 24-7 地域別の年間平均世帯収入と支出 (2009 年) 地方 地域名 平均世帯収入 (ドル) 平均世帯支出 (ドル) 世帯数 (千世帯) フィリピン全国 フィリピン全国 4,324 3,695 18,452 マニラ首都圏 7,473 6,487 2,461 CAR-コルディリエラ 4,597 3,653 322 I - イロコス 3,905 3,191 1,005 II カガヤンバレー 3,800 2,960 653 III 中部ルソン 4,639 3,967 2,028 IV-A カラバルソン 5,227 4,471 2,406 IV-B ミマロパ 2,960 2,540 590 V-ビコール 3,191 2,876 1,070 VI-西ビサヤ 3,338 3,002 1,452 VII-中部ビサヤ 3,863 3,191 1,374 VIII-東ビサヤ 3,359 2,687 865 IX-サンボアンガ半島 3,023 2,435 662 X-北部ミンダナオ 3,464 2,918 839 XI-ダバオ 3,485 2,981 884 XII -ソクサージェン 3,233 2,771 801 XIII-カラガ 3,128 2,624 470 ARMM-ムスリム・ミンダナオ自治区 2,372 2,057 572 ルソン地方 ビサヤ地方 ミンダナオ地方 (注)1 ドル=47.6 ペソ (2009 年平均レート)でドル換算した。 (出所)NSCB データより作成

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図表 24-8 地域別の年間平均世帯収入(ドル)と分布 (2009 年) マニラ首都圏 CAR-コルディリエラ I - イロコス II カガヤンバレー III 中部ルソン IV-A カラバルソン IV-B ミマロパ V-ビコール VI-西ビサヤ VII-中部ビサヤ VIII-東ビサヤ IX-サンボアンガ半島 X-北部ミンダナオ XI-ダバオ XII -ソクサージェン XIII-カラガ ARMM-ムスリム・ミンダナオ 自治区 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 平均年間 世帯収入 (ドル) バブルの大きさは、その地域の総収入規模を示す 総収入規模 =その地域の平均世帯収入 x 世帯数 青:ルソン地方  緑: ビサヤ地方  赤:ミンダナオ地方 点線はフィリピン全国の年間平均世帯所得 US$ 4,324 (注)1 ドル=47.6 ペソ (2009 年平均レート)でドル換算した。 (出所)NSCB データより作成

3. 各地方の産業別 GDP 構成

フィリピン全体の産業別GDP 構成は、サービス業が 56%、工業が 31%、農林水産業が 13%であり、サービス業が最大の産業となっている。地域別に見ても、17 地域中 12 地域 においてサービス産業が最大で、工業が最大のセクターとなっているのはカラバルソン (CALABARZON)、コルディリエラ(CAR)、東ビサヤ、中部ルソンの 4 地方、農業が最大 となっているのはムスリム・ミンダナオ自治区(ARMM)のみである(図表 24-9)。マニラ 首都圏におけるサービス業は、同地域GDP の 82%を占めており、首都圏の経済はサービ ス業に極度に依存していることが伺える。全地域の中で工業の割合が最も高いのは大規模 な工業団地が集積しているカラバルソン(CALABARZON)で、地域 GDP の 62%が工業生 産となっている。フィリピンで最も貧しい地域であるムスリム・ミンダナオ自治区(ARMM) は、GDP に占める農業の割合が 63%とフィリピン最大であるが、農業生産高は国内総額 の4.9%程度と小規模である(図表 24-10)。

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図表 24-9 各地方の産業別 GDP 構成比比較 13 1 11 25 40 17 6 28 26 27 8 21 28 28 19 30 22 63 31 18 53 26 11 43 62 34 19 16 36 44 28 30 30 31 31 5 56 82 36 49 49 42 32 39 56 58 56 36 44 42 52 39 47 32 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% フィリピ ン全 国 マニ ラ首都圏 CA R-コル ディ リエ ラ I - イロ コス II カガ ヤン バレ ー III 中部 ルソ ン IV-A カラ バル ソン IV-B ミマ ロパ V-ビ コー ル VI-西 ビサ ヤ VII-中 部ビ サヤ VI II-東ビ サヤ IX-サン ボア ンガ 半島 X-北部 ミンダ ナオ XI-ダ バオ XII -ソク サー ジェ ン XIII-カラ ガ AR MM-ムス リム ・ミン ダナ オ自治区 農林水産業 工業 サービス業 ルソン地 ビサヤ地方 ミンダナオ地方 (出所)NSCB のデータより作成 工業生産高はカラバルソン(CALABARZON)地域が国内最大で 1 兆ペソを超えており、 次いでマニラ首都圏の約 6,100 億ペソ、中部ルソンの約 3,770 億ペソ、中部ビサヤの約 2,200 億ペソが続いている(図表 24-10)。 農林水産業の生産高は、中部ルソン地域が最大で約1,510 億ペソ、続いて西ビサヤ、北 部ミンダナオ、カラバルソン(CALABARZON)の 3 地方が約 1,000 億ペソ強でほぼ同規模 である。 サービス業の生産高は全国の52%を占める 2 兆 8,390 億ペソがマニラ首都圏に集中して おり、2 番目のカラバルソン地域は全国の 10%程度となる 5,260 億ペソである。一方、サ ービス業の生産高が最も小さいムスリム・ミンダナオ自治区(ARMM)はマニラ首都圏の 100 分の 1 相当の 280 億ペソとなっている。

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図表 24-10 地方別、産業別 GDP 構成 GDP (名目) 農林 水産業 工業 サービス 業 GDP全 国シェア (%) 農林 水産業 工業 サービス 業 9 ,73 6 1,2 45 3,05 6 5 ,434 10 0 12.8 3 1.4 55 .8 マニラ首都圏 3,466 17 610 2,839 35.6 0.5 17.6 81.9 CAR-コルディリエラ 214 23 114 78 2.2 10.6 53.0 36.4 I - イロコス 292 72 75 145 3.0 24.8 25.7 49.5 II カガヤンバレー 166 66 18 82 1.7 39.8 10.9 49.3 III 中部ルソン 886 151 377 359 9.1 17.0 42.5 40.5 IV-A カラバルソン 1,645 102 1,017 526 16.9 6.2 61.8 32.0 IV-B ミマロパ 175 49 59 67 1.8 27.7 33.8 38.5 V-ビコール 204 52 39 113 2.1 25.6 18.9 55.5 VI-西ビサヤ 399 107 63 230 4.1 26.7 15.8 57.5 VII-中部ビサヤ 604 47 220 337 6.2 7.8 36.4 55.8 VIII-東ビサヤ 243 50 107 87 2.5 20.5 43.9 35.6 IX-サンボアンガ半島 204 57 57 90 2.1 27.7 28.1 44.2 X-北部ミンダナオ 370 104 112 155 3.8 28.0 30.2 41.8 XI-ダバオ 409 77 121 211 4.2 18.9 29.5 51.6 XII -ソクサージェン 263 79 82 101 2.7 30.2 31.2 38.6 XIII-カラガ 107 23 33 51 1.1 21.6 31.1 47.3 ARMM-ムスリム・ミンダ ナオ自治区 88 55 4 28 0.9 63.0 5.0 32.0 地域 フィリピン全国 ミンダナオ地方 地方 ルソン地方 ビサヤ地方 2011年各地域のGDPと 産業別内訳 (10億ペソ) 2011年各地域のGDPの 全国シェアと産業別構成 (%) (注)各地方で最大の産業セクターに緑色の網掛けをしてある。1 ドル=41.3 ペソ (2011 年平均 レート)でドル換算した。 (出所)NSCB のデータより作成

4. 主要な工業団地の所在する地方の賃金水準

フィリピンに進出している日本企業の多くが、マニラ首都圏の商業地区、首都圏近郊の カラバルソン地域や中部ルソン地域の工業団地、マニラ首都圏に次ぐ大都市圏であるセブ 州の工業団地などに立地している。これらの地域の賃金水準の目安として、2013 年 3 月 時点での、非農業部門の日額最低賃金を図表24-11 に示す。 但し、地域毎にカテゴリーの分類体系や最低賃金体系が大きく異なるので、図表 24-11 はあくまでも目安である。実際には、下記の国家賃金生産性委員会(NWPC)のホームペー ジから対象地域の対象業種、業態毎に具体的な最低賃金を調べる必要がある。 http://www.nwpc.dole.gov.ph/pages/statistics/stat_current_regional.html

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図表 24-11 日系企業が多い主要地域の非農業部門最低賃金 主要地域 最低賃金 (ペソ/日) 地域概要 NCR マニラ首都圏 419~456 フィリピン経済の中心地で、600 社近い日系企業が進出。金融機 関、商社、通信サービス、ソフトウェア開発その他 IT サービス、BPO サービス、設計(CAD/CAM)業務、飲食店その他小売業、不動産、 ホテル等。工業団地は少ないが、PEZA 認定 IT ビルや IT パークが 多い。 III 中部ルソン 285~336 マニラ首都圏の北側に位置し、スービックやクラークなどの工業団 地は中部ルソン地域に含まれる。北ルソン高速道路(NLEX)の整備 により、マニラ首都圏からの移動時間はクラークが 2 時間程度、ス ービックが 3 時間程度とアクセスが便利になった(但し、首都圏内の 込み具合によってかなり左右される)。 IV-A カラバルソン 255~349.5

マニラ首都圏の南側に位置し、Cavite Economic Zone (CEZ), First Cavite Industrial Estate, Gateway Business Park, First Philippines Industrial Park (FPIP), Lima Technology Center, Laguna Technopark, Carmelray Industrial Park (CIP)12 Light Industry & Science Park (LISP) 12, Laguna International Industrial Park など、 日系企業の入居が多い工業団地が最も集中している地域。 VII

中部ビサヤ

282~327

マニラ首都圏に次いでフィリピン第 2 の経済圏であるセブ都市圏に は、Mactan Economic Zone (MEZ)の他、Asiatown IT Park, Cebu Business Park 等に多くの日本企業が進出している。セブにも日本 人商工会議所があり、100 社程度の会員がいる。 XI ダバオ 301 ミンダナオ南部、ダバオ地域の中心都市ダバオ市はミンダナオ地 方最大の都市で、20 世紀初頭日本人がマニラ麻栽培農園経営の ために移住したことから、現在でも多くの日系人が住んでいる。ダ バオ港は木材の積出港で、又近郊では大規模なバナナプランテー ションが行われており、バナナの加工品の輸出でも知られる。近年 は、コールセンター等の BPO 企業の進出も始まっている。ダバオは 台風被害が少なく、雨期/乾期の区別もなく、1 年を通して変化の少 ない予測し易い天候であることは、農業にとって利点である。 (注)2013 年 3 月時点 (出所)NWPC、その他各種資料より作成

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図表 24-12 地域別、州別の日系企業が多く入居している主要な工業団地 地域(Region) 州(Province) 工  業  団  地  別 日系

企業数 所     在     地 CAVITE ECONOMIC ZONE (CEZ) 72 ROSARIO, CAVITE

FIRST CAVITE INDUSTRIAL ESTATE 39 BRGY. LANGKAAN, DASMARINAS, CAVITE PEOPLE'S TECHNOLOGY COMPLEX (PTC) 11 CARMONA, CAVITE

GATEWAY BUSINESS PARK (GBP) 7 BRGY. JAVALERA, GENERAL TRIAS, CAVITE FIRST PHILIPPINES INDUSTRIAL PARK (FPIP) 30

BRGY. STA. ANASTACIA, STO.TOMAS, BATANGAS (22社)

TANAUAN CITY, BATANGAS (8社) LIMA TECHNOLOGY CENTER 15 LIPA CITY, BATANGAS (11社)

MALVAR, BATANGAS (4社) LAGUNA TECHNOPARK (LT) 91 BINAN, LAGUNA (87社)

BO. DON JOSE, STA. ROSA CITY, LAGUNA (4社) CARMELRAY INDUSTRIAL PARK (CIP) 1 17 CANLUBANG, CALAMBA CITY, LAGUNA LIGHT INDUSTRY & SCIENCE PARK (LISP) 1 16 BRGY. DIEZMO, CABUYAO, LAGUNA

LIGHT INDUSTRY & SCIENCE PARK (LISP) 2 15 BRGY. LA MESA, CALAMBA CITY, LAGUNA (13社) BRGY. REAL, CALAMBA CITY, LAGUNA (2社) CARMELRAY INDUSTRIAL PARK (CIP) 2 9 BRGY. PUNTA, CALAMBA CITY, LAGUNA (6社)

BRGY. TULO, CALAMBA CITY, LAGUNA (3社) LAGUNA INTERNATIONAL INDUSTRIAL PARK

(LIIP) 6 MAMPLASAN, BINAN, LAGUNA SUBIC TECHNOPARK 10 ARGONAUT HIGHWAY, BOTON AREA,

SUBIC BAY FREEPORT ZONE BOTON LIGHT & SCIENCE PARK 6 ARGONAUT HIGHWAY, BOTON AREA,

SUBIC BAY FREEPORT ZONE Mactan Economic Zone (MEZ) 1 50 Brgy. Ibo, Lapu-Lapu City, Cebu Mactan Economic Zone (MEZ) 2 18 Brgy. Basak, Lapu-Lapu City, Cebu West Cebu Industrial Park 8 Buanoy, Balamban, Cebu Asiatown I.T. Park 6 Brgy. Apas, Cebu City (5社)

Lahug, Cebu City (1社) バタンガス州 ラグナ州 サンバレス州 セブ州 カビテ州 IV-A カラバルソン III 中部ルソン VII-中部ビサヤ (出所)在フィリピン日本国大使館 2011 年進出日系企業実態調査データより作成

図表 24-1 フィリピンの 3 地方
図表 24-2 フィリピンの 3 地方、17 地域と 80 の州
図表 24-6 地域別 1 人あたり名目 GDP    (単位:ドル)     (注)2011 年の値を表示。1 ドル=41.3 ペソ (2011 年平均レート)でドル換算した。  (出所)NSCB データより作成  図表 24-7 地域別の年間平均世帯収入と支出 (2009 年)  地方 地域名 平均世帯収入 (ドル) 平均世帯支出(ドル) 世帯数 (千世帯) フィリピン全国 フィリピン全国 4,324 3,695 18,452 マニラ首都圏 7,473 6,487 2,461 CAR-コルディリエラ 4
図表 24-8 地域別の年間平均世帯収入(ドル)と分布 (2009 年)  マニラ首都圏 CAR-コルディリエラ I - イロコス II カガヤンバレーIII 中部ルソン IV-A カラバルソン IV-B ミマロパ V-ビコール VI-西ビサヤ VII-中部ビサヤ VIII-東ビサヤ IX-サンボアンガ半島 X-北部ミンダナオXI-ダバオ XII -ソクサージェン XIII-カラガ ARMM-ムスリム・ミンダナオ 自治区 01,0002,0003,0004,0005,0006,0007,0008,0009,
+4

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○前回会議において、北区のコミュニティバス導入地域の優先順位の設定方

西が丘地区 西が丘一丁目、西が丘二丁目、赤羽西三丁目及び赤羽西四丁目各地内 隅田川沿川地区 隅田川の区域及び隅田川の両側からそれぞれ

①自宅の近所 ②赤羽駅周辺 ③王子駅周辺 ④田端駅周辺 ⑤駒込駅周辺 ⑥その他の浮間地域 ⑦その他の赤羽東地域 ⑧その他の赤羽西地域

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