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は じ め に 本 書 はトラック 運 送 事 業 者 の 皆 さまに 事 業 に 関 する の 仕 組 みにつ いてご 理 解 いただき 事 業 経 営 に 役 立 てていただくことを 目 的 に 作 成 し ました 制 に 関 する 難 しい 分 かりにくい といった 声 に 応 えて 金 の

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(1)

監 修 国土交通省自動車局貨物課

〒163−1519 東京都新宿区西新宿1丁目6番1号

新宿エルタワー 19 階 TEL.03(5323)7109 ㈹

ホームページ h t t p : / / w w w . j t a . o r . j p

平成23 年度版

トラック運送事業者のための税制の手引き

トラック税制の基礎知識

(2)

は じ め に

 本書はトラック運送事業者の皆さまに、事業に関する税の仕組みにつ

いてご理解いただき、事業経営に役立てていただくことを目的に作成し

ました。

 税制に関する「難しい」「分かりにくい」といった声に応えて、税金

の仕組みと「これだけは知っておきたい」「こういう特別措置がある」

といった必要項目について、できるだけ平易に紹介いたしました。事業

者の方々の「入門書」となれば幸いです。

 なお、今年は東日本大震災、政治の混乱等により、当初の改正案の一

部のみが6月30日に成立し、残りは継続審議という極めて異例の年で、

本書の発刊も遅れましたことを、お詫び申し上げます。

 平成23年11月

 社団法人 全日本トラック協会

目  次

Q1

トラック運送事業者の税金にはどのようなものがありますか?……… …1

Q2

法人税などの概要と特別措置にはどのようなものがありますか?……… …2

Q3

事業者の施設や不動産にかかる税金の概要と特別措置にはどのようなものがありますか?…… …4

Q4

トラックにかかる税金はどのようになっていますか?……… …5

Q5

トラックやコンピュータなどを取得した場合には、どのような特別措置がありますか?… …… …6

Q6

事業承継税制のあらましについて教えて下さい。……… 8

Q7

平成23年度税制改正のあらましについて教えて下さい。… ……… 10

資料

自動車重量税・自動車取得税の減免措置トラック関連対象車種一覧

(平成23年8月8日現在)

… … 11

資料

営業用トラック保有にかかる諸税……… 13

資料

トラック業界の納税額……… 13

(3)

Q1

トラック運送事業者が、事業を経営していくうえでの関係諸税は下記のようになります。

本書では、関連項目ごとに特別措置についても紹介していきます。

A1

(毎  年)

国   税

法  人  税

地方法人特別税

所  得  税

消  費  税…

(毎  年)

国   税

地 方 消 費 税…

(毎  年)

道 府 県 税

地  価  税…

(毎  年)

国   税

登 録 免 許 税 …

(その都度)

国   税

不 動 産 取 得 税…

(取 得 時)

道 府 県 税

固 定 資 産 税…

(毎  年)

都 市 計 画 税…

(毎  年)

市 町 村 税

特別土地保有税…

市 町 村 税

事 業 所 税…

(毎  年)

市 町 村 税

自 動 車 重 量 税…

(車 検 時)

国   税

自 動 車 税…

(毎  年)

道 府 県 税

自 動 車 取 得 税…

(取 得 時)

道 府 県 税

揮 発 油 税…

(蔵 出 時)

国   税

地 方 揮 発 油 税…

(蔵 出 時)

国   税

石 油 ガ ス 税…

(蔵 出 時)

国   税

軽 油 引 取 税…

(取 引 時)

道 府 県 税

(P

参照)

(P

参照)

トラック運送事業者の税金にはどのようなものがありますか?

法人・個人

(P

参照)

施設・不動産

(P

参照)

トラック

燃  料

(毎  年)

道 府 県 税

法 人 事 業 税

個 人 事 業 税

は個人事業者

道 府 県 税

市 町 村 税

(取得:取得時)

(保有:毎 年)

(毎  年)

法 人 住 民 税

個 人 住 民 税

道 府 県 税

市 町 村 税

トラック運送事業所

本社・営業所・荷扱所

(4)

トラック運送事業者(法人・個人)にかかる税金

法人税などの概要と特別措置にはどのようなものがありますか?

Q2

A2

法人税などの概要は下記のようになります。また特別措置については、

エネ革税制、中小企業投資

促進税制などの特別措置が講じられています。

それぞれの措置内容については下記のとおりです。

法人の納税額は「均等割」

(資本、従業員数による一定

額)と「税割」

(法人税額に一定の税率をかけた額)の合

計額となります。

法人税割の税率は

道府県民税 

5.0%(制限税率……6.0%)

市町村民税 12.3%(制限税率14.7%)

※制限税率とは、地方団体が課税する場合にこれを超えてはなら ないとされる税率。

 

 

 

 

 

 

 

(毎年)

法人住民税

個人住民税

(個人事業者)

地方税法の税率によります。

事業者(法人・個人)が対価を得て行う資産の譲渡、役

務の提供に対して課税されます。

(輸出取引、輸入取引

を含みます。)税率は

消 費 税………… …4%

地方消費税………… 25%…(消費税換算1%)

※納税義務免除…前々年または前々事業年度の年間課税売上が 1,000万円以下の事業者。但し、前上半期1,000万円超の場合は課税 ※簡易課税制度(みなし仕入率50%の選択)…前々年または前々 事業年度の年間課税売上が5,000万円以下の事業者

 

 

 

 

   

 

(毎年)

消 費 税

および

地方消費税

納税義務者(法人)の各事業年度の所得に対して課税

されます。

資本金が1億円以下の法人の税率は

年800万円以下の所得金額…18%(★)

年800万円超 の所得金額…30%

★H21.4.1からH24.3.31までの間に終了する事業年度  (本則22%) ※中小企業等協同組合の税率 18%(★) ※地方法人特別税の税率(法人事業税と併せて課税)  基準法人所得割額 148%(所得課税のみの法人は81%)

  

 

(毎年)

法  人  税

地方法人特別税

所 得 税

(個人事業者)

所得税法の税率によります。 (平成20年10月1日以降開始 事業年度より適用)

 

 

 

 

(毎年)

法人事業税

個人事業税

(個人事業者)

地方税法の税率によります。

納税義務者(法人)の各事業年度の所得、付加価値、資

本に対して課税されます。

所 得 割 …所得金額の2.9%(400万円以下

1.5%、

400万円超800万円以下

2.2%)

(※1)

付加価値割 付加価値額(※2)の0.48%

資 本 割 資本等の金額(※3)の0.2%

※1 中小企業等協同組合  400万円以下2.7%、400万円超及び清算所得3.6% ※2 付加価値額  収益配分額( 報酬給与額 +純支払利子 +純支払賃借料)+単年 度損益  報酬給与額のうち収益配分額の7割を超える部分については、 付加価値額から控除(雇用安定控除) ※3 資本等の金額  資本の金額又は出資金額+資本積立金額又は連結個別資本積立 金額 ※ 資本金1億円以下 の 法人 は、 所得課税 の み。(400万円以下 2.7%、400万円超800万円以下4.0%、800万円超5.3%)

(5)

エ ネ 革 税 制

平成24年3月31日までにハイブリッド自動車(乗用車を除く)、電気自動車、燃料電池自動車、燃料供

給設備などを取得した場合は、30%の特別償却または7%の税額控除が受けられます。なお、平成21

年4月1日から平成24年3月31日までの取得分については、初年度「即時償却(100%特別償却)」が

受けられます。

(注)資本金1億円超の企業については、上記の税額控除の適用はありません。

平成23年6月30日から平成26年3月31日までにプラグインハイブリッド自動車、電気自動車、急速

充電設備、ハイブリッドバス ・ トラックなどを取得した場合は、30%の特別償却または7%の税額控

除が受けられます。

(注)資本金1億円超の企業については、上記の税額控除の適用はありません。

平成23年4月1日から平成26年3月31日までに開始する各事業年度中に、従業員のうち雇用保険の一

般被保険者の数を前事業年度より10%以上かつ5人以上(中小企業者等は2人以上)増加させる等の

要件を満たす事業主について、増加1人あたり20万円の税額控除が受けられます。

(控除限度額 :当期

の法人税額の10%。中小企業者等は20%)

中小企業

投資促進税制

平成24年3月31日までに中小企業者

※1

が下記の設備を取得した場合は、30%の特別償却または7%の

税額控除が受けられます。

(所得権移転外リースは含むが、税額控除のみ)

※1 中小企業者は、資本金1億円以下または従業員1,000人以下

●120万円以上(一設備または同一種類の複数台数)の器具備品

※2 ※2 ①電子計算機 ②デジタル複合機

●160万円以上の機械装置

※3 ※3 車両重量計(トラックスケール)、洗車機などが含まれます。

● 車両総重量3.5トン以上の普通貨物自動車(新車に限る。トラクタ、トレーラも対象)

※当税制適用のリース契約の要件として、契約期間5年以上かつ、法定耐用年数以下とされており、

普通貨物自動車 の 法定耐用年数 が4年 で あ る た め、 営業用普通貨物自動車 の リ ー ス に つ い て は、

対象外となります。

● 取得価額合計70万円以上のソフトウエア

※4 ※4 運行管理ソフトなどが含まれます。

(注)資本金3,000万円超の企業については、上記の税額控除の適用はありません。

※税額控除は、法人税額の20%が限度となります。

①中小企業新事業活動促進法関連

中小企業者

※5

が平成24年3月31日までに同法で規定する承認経営革新計画に定める、取得価額が

280万円以上の機械装置を取得した場合は、30%の特別償却または7%の税額控除が受けられます。

※5 運輸業:資本金3億円以下で従業員300人以下

②人材投資促進関連 

中小企業者等

※6

の適用事業年度の労働費に占める教育訓練費の割合が 0 .15%以上の場合、教育訓練費

の総額に控除率

※7

(8%〜12%)を乗じた金額を全額控除できます。

(平成24年3月31日まで)

※6 中小企業者等は、資本金1億円以下または従業員1,000人以下 ※7 控除率=8%+(       −0.15%)×40

③中小企業情報基盤強化税制

資本金1億円以下の中小企業者

※8

が、平成24年3月31日までに取得価額合計70万円以上の下記設備を

取得した場合は、30%の特別償却または7%の税額控除が受けられます。

(資本金3,000万円以上の企

業にも税額控除の適用があります)

※8 大規模法人(資本金1 億円超)の子会社等を除く ①.O S※及びこれと同時に設置されるサーバー ②.データベース管理ソフトウエア及びこれと同時に設置されるアプリケーションソ フトウエア③.ファイアウォール※④.部門間・企業間で分断されている情報システムを連携するソフトウエアとして一定の要件を満 たすもの ※ISO /IEC1 5 4 0 8 1に基づいて評価・認証されたもの

中小企業等

基盤強化税制

①少額資産即時償却

平成24年3月31日までに中小企業者が30万円未満の減価償却資産を取得した場合、全額損金算入(即

時償却)が認められます。

(損金算入額の上限:年間300万円)

②欠損金の繰戻し還付

中小企業者、平成21年2月1日以降に終了する各事業年度に生じた欠損金につき、繰戻による還付が受

けられます。

中小企業支援

税制

労働費用 教育訓練費

雇用促進税制

環境関連

投資促進税制

(グリーン投資減税)

(6)

施設や不動産にかかる税金

不動産その他財産権の登記・登録

に対して課税されます。

・不動産の所有権の保存登記 ………… 価格の0.4%

・不動産の所有権の移転登記 … 相続 価格の0.4%

       売買 価格の2.0%

      但し、土地の売買については        

・抵当権の設定登記 ……… 債権金額の0.4%

・一般貨物自動車運送事業の許可 …… 1件につき12万円

・特定貨物自動車運送事業の許可 …… 1件につき 6万円

※中小企業基盤整備機構から資金の貸付または譲渡を受けて取得し、5年以内に組合員に譲渡する不動産は免税。

土地・借地権等

に対して課税されます。

 トラック事業用の土地は非課税

 協同組合等の有する土地は非課税

 

(現在は課税を凍結中)

指定都市等に所在する既設の事務所・事業所に対して課税されます。

●既設の事務所

資 産 割(事業所床面積m

)×600円

従業員割(給与総額)×0.25%

取得した土地・家屋

に対して課税されます。

(暫定税率適用期限:平成24年3月31日)

・税 率‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3%(本則4%)

(但し、住宅以外の家屋については4%)

所有する土地・家屋・償却資産

に対して課税されます。

・標準税率 ……… 1.4%

都市計画区域のうち、市街化区域内に所在する土地・家屋に対して課税されます。

・制限税率 ……… 0.3%

(標準税率の定めはなく、制限税率内で課税。納税義務者、課税標準等は原則として固定資産税と同じ。)

基準面積以上の土地の保有

に対して課税されます。

・土地取得税(取得時) ……… 3%

(取得価格×税率3%−不動産取得税相当額)

・土地保有税(所有年度ごと) … 1.4%

(取得価格×税率1.4%−固定資産税相当額)

(平成15年以降新たな課税は行わない。)

地 価 税

(毎 年) 国   税

登録免許税

(その都度) 国     税

不動産取得税

(取得時) 道 府 県 税

事 業 所 税

(毎 年) 市 町 村 税

特別土地保有税

(毎 年) 市 町 村 税

都市計画税

(毎 年) 市 町 村 税

固定資産税

(毎 年) 市 町 村 税 道 府 県 税

事業者の施設や不動産にかかる税金の概要と特別措置には

どのようなものがありますか?

Q3

A3

事業所の施設や不動産にかかる税金の概要と特別措置は下記のようになります。

※中小企業等協同組合が所有し、使用する事務所および倉庫(敷地を除く)は非課税。 ※中小企業基盤整備機構により資金の貸付を受けて取得した1台・1基330万円以上・合計額が500万円以上の 機械等の課税標準は3年間1/2。 ※トラック事業用の施設(事務所などの管理部門は除く)等は非課税。 ※中小企業等協同組合等の課税標準は、2分の1に軽減。 ※課税対象地域は、①東京都の特別区、②政令指定都市、③上記以外の人口30万人以上の指定市など。 ※既設事業所で資産割床面積1,000m2以下、従業員割100人以下、および新増設事業所床面積2,000m以下の 場合は免税。 ※制限税率とは、課税団体が課税する場合にこれを超えてはならないとされている税率。

平成24年3月31日まで1.3%

平成25年3月31日まで1.5%

(7)

トラックにかかる税金

トラックにかかる税金はどのようになっていますか?

Q4

A4

トラックにかかる主な諸税は下記のようになっています。

自動車取得税

(取得時)

道府県税

自動車(中古車も含む)の取得

に対して課税されます。

・営業用トラック … 3%

・自家用トラック … 5%

(本則税率3%)  

(適用期限:当分の間)

軽油引取税

(取引時)

道府県税

軽油引取税

(取引時)

道府県税

軽油

に対して課税されます。

・32円10銭/ℓ

(本則税率:15円/ℓ)

(適用期限:当分の間)

自動車税

(毎年)

道府県税

自動車の保有

(4月1日現在)に対して課税されます。

区  分 営業用(円) 税 率(年) 自家用(円) 最大積載量1トン以下 6,500 8,000 1トン超〜2トン 9,000 11,500 2トン超〜3トン 12,000 16,000 3トン超〜4トン 15,000 20,500 4トン超〜5トン 18,500 25,500 5トン超〜6トン 22,000 30,000 6トン超〜7トン 25,500 35,000 7トン超〜8トン 29,500 40,500 8トン超 1トンごとに4,700円加算 1トンごとに6,300円加算 小型四輪および普通トラック

自動車重量税

(車検時)

国  税

自動車の使用

に対して課税されます。

営業用トラックは総重量1トンまたはその端数ごとに年間2,700円

(適用期限:当分の間)

※車両総重量8トン以下の車両については車検期間延長により初回のみ2年分を支払う 総   重   量 営業用トラック 自家用トラック 2.5トン以下 総重量1tごとに2,700円(本則税率2,500円) 総重量1tごとに3,800円(本則税率2,500円) 2.5トン超 総重量1tごとに2,700円 (本則税率2,500円) 総重量1tごとに5,000円 (本則税率2,500円)

揮 発 油 税

地方揮発油税

(蔵出時)

国  税

揮発油

に対して課税されます。

・揮 発 油 税 48円60銭/ℓ

・地方揮発油税

5円20銭/ℓ

  合  計

53円80銭/ℓ

(適用期限:当分の間)

本則税率: 揮 発 油 税24円30銭/ℓ 地方揮発油税 4円40銭/ℓ 合     計28円70銭/ℓ

※自動車重量税、自動車取得税、自動車税の特例措置についてはP6・7を参照して下さい。

原油価格高騰時の課税停止措置

指標となるガソリン価格の平均が、連続3カ月間160円/ℓを超えた場合

・ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)…28円70銭/ℓ

・軽油引取税 ………15円/ℓ

指標となるガソリン価格の平均が、連続3カ月間130円/ℓを下回ることとなったら復元。

※現在、東日本大震災の復旧・復興の状況等を勘案し別に法律で定める日まで、適用が停止され

ています。

(8)

A5

トラックとコンピュータなどを取得した場合の特別措置は下記のようになっています。

トラックやコンピュータなどを取得した場合には、

どのような特別措置がありますか?

Q5

自動車取得税

自動車重量税(免税、税率軽減の対象となる車両型式はP11〜12参照)

②中古車(H21.4.1〜H24.3.31)

(税率軽減の対象となる車両型式はP11参照)

①新車(H21.4.1〜H24.3.31)

(免税、税率軽減の対象となる車両型式はP11〜12参照)

③共通(H20.5.31〜H30.3.31) H21.4.1〜H24.4.30までの間に新規・継続検査等(この期間内に最初に受ける検査に限る)を受ける場合

低公害車等の特例

免税

免税

税率軽減

課税標準軽減

低公害車特例

全ての

低燃費車特例

最新排出ガス

規制適合車等

の早期取得

特例

電気自動車(燃料電池自動車を含む)、 天然ガス自動車※1 ハイブリッドバス・トラック※2 2.7%を軽減(H21.4.1〜H24.3.31) ハイブリッド乗用車等※2 1.6%を軽減(H21.4.1〜H24.3.31) プラグインハイブリッド自動車 2.4%を軽減(H21.4.1〜H24.3.31) 電気自動車(燃料電池自動車を含む)、天然ガス自動車※1、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッ ドバス・トラック※2、ハイブリッド乗用車等※2、クリーンディーゼル乗用車※3 免  税 車齢18年超の自動車は暫定税率廃止前の税率水準(平成22年3月31日までの税率)を適用 ・営業用トラック……車両総重量1tごとに年間2,800円 電気自動車(燃料電池自動車を含む)、天然ガス自動車※1、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッ ドバス・トラック※2、ハイブリッド乗用車等※2、クリーンディーゼル乗用車※3 免  税 取得価格50万円以下 重量車燃費基準達成車※7かつポスト新長期規制適合車※6 75%軽減 平成27年度燃費基準達成車かつポスト新長期規制適合車(車両総重量2.5t超3.5t以下のディーゼル車) 75%軽減 重量車燃費基準達成車※7かつ排出ガス性能重量車★車※9 50%軽減 重量車燃費基準達成車※7かつポスト新長期規制適合車※6 75%軽減 平成27年度燃費基準達成車かつポスト新長期規制適合車(車両総重量2.5t超3.5t以下のディーゼル車) 75%軽減 重量車燃費基準達成車※7かつ重量車★車※9 50%軽減 重量車燃費基準達成車※7かつポスト新長期規制適合車※6 75%軽減 燃費基準+15%達成車又は+20%達成車※8かつ★★★★車※4 50%軽減 平成27年度燃費基準達成車かつ★★★車※10(車両総重量2.5t超3.5t以下のガソリン車) 50%軽減 燃費基準+25%達成車※5かつ★★★★車※4 75%軽減 平成2 7 年度燃費基準達成車かつ★★★★車※4(車両総重量2.5t超3.5t以下のガソリン車) 75%軽減 燃費基準+15%達成車又は+20%達成車※8かつ★★★★車※4 50%軽減 平成2 7 年度燃費基準達成車かつ★★★車※10(車両総重量2.5t超3.5t以下のガソリン車) 50%軽減 ・平成22年度燃費基準+25%達成車※4 かつ排出ガス性能★★★★車※5 ・平成27年度燃費基準達成車 かつ★★★★車※4  (車両総重量2.5t超3.5t以下のガソリン車) 30万円控除(H22.4.1〜H24.3.31) ・平成22年度燃費基準+15%達成車※6 かつ排出ガス性能★★★★車※5 ・平成2 7 年度燃費基準達成車 かつ★★★車※10  (車両総重量2.5t超3.5t以下のガソリン車) 15万円控除(H22.4.1〜H24.3.31) 重量車燃費基準達成車※7 かつポスト新長期規制適合車※6 車両総重量3.5t超12t以下   1.0%軽減(H22.10.1〜H23.8.31)

免税

重課

税率軽減

税率軽減

(9)

平成24年3月31日までに車両総重量3.5トン以上の普通貨物自動車(新車に限る)を取得した中小企業者は、30%の特別償却また は7%の税額控除が受けられます。 平成24年3月31日までにハイブリッド自動車(乗用車を除く)、電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車を取得した 場合は、30%の特別償却または7%の税額控除が受けられます。平成21年4月1日より平成24年3月31日まで取得した 場合は、即時償却(100%特別償却)が受けられます。 平成23年6月30日から平成26年3月31日までにプラグインハイブリッド自動車、電気自動車、急速充電設備、ハイブリ ッドバス、トラックなどを取得した場合は、30%の特別償却または7%の税額控除が受けられます。 (注)資本金1億円超の企業については、上記の税額控除の適用はありません。 平成24年3月31日までに一設備または同一種類の複数設備が120万円以上の器具備品を取得した中小企業者は、30%の特別償却 または7%の税額控除が受けられます。 平成24年3月31日までに機械および装置を取得した中小企業者は、30%の特別償却または7%の税額控除が受けられます。 平成24年3月31日までに運行管理ソフト等のソフトウエアを取得した中小企業者は、30%の特別償却または7%の税額控除が受けられます。 平成24年3月31日までに情報関連設備等を取得した場合は、30%の特別償却または7%の税額控除が受けられます。

車両総重量3.5トン以上…

〔中小企業投資促進税制〕…

(P3を参照)

〔エネ革税制〕…

(P3を参照)

〔環境関連投資促進税制(グリーン投資減税)〕…

(P3を参照)

自動車税

160万円以上の機械および装置

〔中小企業投資促進税制〕…

(P3を参照)

120万円以上の器具備品

〔中小企業投資促進税制〕…

(P3を参照)

取得価額合計70万円以上のOS、

サーバ、DB管理ソフトウェア

〔中小企業情報基盤強化税制〕…

(P3を参照)

取得価額合計70万円以上のソフトウェア

〔中小企業投資促進税制〕…

(P3を参照)

30万円未満の減価償却資産

〔中小企業支援税制〕…

(P3を参照) ・電気自動車(燃料電池自動車を含む)、天然ガス自動車※1、プラグインハイブリッド車 ……… 概ね50%軽減 ・燃費基準+25%達成車※5かつ ★★★★ 車※4 ……… 概ね50%軽減 ※新車新規登録した年度の、翌年度分の自動車が軽減される  (H22.4.1〜H24.3.31) ・車齢11年超のディーゼル車 ……… 概ね10%の重課 ・車齢13年超のガソリン車又はLPG車 ……… 概ね10%の重課 (ただし、低公害車、一般乗合バス等を除く) ※H23.3.31までに車齢11年あるいは13年を超えた場合はH23年度以降重課 ※H24.3.31までに車齢11年あるいは13年を超えた場合はH24年度以降重課

 

 

低公害車

平成24年3月31日までに30万円未満の減価償却資産を取得した中小企業者は取得価格全額の損金算入が認められます。 (損金算入額の上限:年間300万円)

トラック等を取得した場合

低公害車等の特例

特別償却及び税額控除

※1 天然ガス自動車……… 車両総重量3.5t以下は★★★★車(※4)、車両総重量3.5t超は重量車★車(※9) ※2 ハイブリッドバス・トラック、ハイブリッド乗用車等… 車両総重量3.5t以下は★★★★車(※4)、かつ燃費基準+25%達成車(※5)、  車両総重量3.5t超は重量車★車(※9)かつ重量車燃費基準達成車(※7) ※3 クリーンディーゼル乗用車……… 平成21年排出ガス規制に適合した車両総重量3.5t以下のディーゼル乗用車 ※4 ★★★★車……… 平成17年排出ガス基準より窒素酸化物等の有害物質を75%以上低減させた自動車 ※5 燃費基準+25%達成車 ……… 平成22年度(ディーゼル車は平成17年度)燃費基準より25%以上燃費性能の良い自動車 ※6 ポスト新長期規制適合車……… 平成21年又は平成22年排出ガス規制に適合した自動車 ※7 重量車燃費基準達成車……… 平成27年度燃費基準を満たす車両総重量3.5t超の重量車 ※8 燃費基準+15%達成車又は+20%達成車 …… 平成22年度(ディーゼル車は平成17年度)燃費基準より15%以上又は20%以上燃費性能の良い自動車 ※9 重量車★車……… 平成17年排出ガス基準より窒素酸化物又は粒子状物質を10%以上低減させた車両総重量3.5t超の重量車

特別償却及び税額控除

(10)

事業承継税制のあらましについて教えて下さい。

Q6

A6

事業承継に関する税制についてのあらましは次のとおりです。

 特定の小規模住宅等(被相続人等の事業又は住居の用に供していた宅地等)は、一定の相続人が、取得することにより、相続

税評価額が減額されます。

(最高80%減額:事業用400m

2

まで、住宅用240m

2

まで ; 200 m

2

までの50 %軽減については事業又は

居住の継続が必要)

 従来からの暦年課税制度(暦年毎に贈与された価額合計に課税:基礎控除110万円)とは別に、将来相続関係に入る親から子(親

65才以上、子20才以上)への贈与

について選択制により、贈与税を納付し(非課税枠(2,500万円)を超えた場合)、相続時に

相続税で精算

する制度です。非課税枠を超えた価額には20%の贈与税が課税されます。また、相続財産に加算される価額は贈

与時の価額です。

※この制度は、6の贈与税の納税猶予特例と併用できますが、1との併用はできません。

 

 

 自社株を会社に売却した場合、法人の資本金等の額を超える部分は通常は「みなし配当」とされ「配当所得」として課税(累進

課税)されますが、相続人が売却した場合(相続開始後、申告書の提出期限の翌年以後3年を経過する日までに売却が必要)には

譲渡所得

とされ(会社源泉徴収不要)、税率20%の分離課税となります。その際、当該株式の相続税分は取得費に加算されます。

 同族会社株式の評価は原則的評価において「純資産価額方式」以外に「類似業種比準方式」との「併用方式」が認められています。

会社区分、会社区分別評価方法、類似業種比準方式の計算式は以下のとおりです。

 ※ 従業員100人以上は大会社、100人未満は上記区分によります。また、総資産価額と従業員数では、下位区分により

当該区分と取引金額では上位区分によります。

【類似業種比準方式】

 A = 類似業種の株価

 B = 評価会社の1株当たりの配当金額

 C = 評価会社の1株当たりの利益金額

 D = 評価会社の1株当たりの純資産価額(帳簿価額によって計算した金額)

 B = 課税時期の属する年の類似業種の1株当たりの配当金額

 C = 課税時期の属する年の類似業種の1株当たりの年利益金額

 D = 課税時期の属する年の類似業種の1株当たりの純資産価額(帳簿価額によって計算した金額)

 1. 相続税関係

 4. 同族会社株式の評価

 2. 相続時精算課税制度

 3. 相続株式を自社に売却(金庫株)した場合の相続人株主の特例

【会社区分別評価方法】

イ.小会社

(以下のいずれかを選択できる)

ロ.中会社

(以下のいずれかを選択できる)

ハ.大会社

(以下のいずれかを選択できる)

・純資産価額のみ

(原則)

 

・ 純資産価額50%+類似業種比準価額50%

・純資産価額と類似業種比準価額の併用方式

(原則) 小 純資産価額40%+類似業種比準価額60% 中 純資産価額25%+類似業種比準価額75% 大 純資産価額10%+類似業種比準価額90%

・純資産価額のみ

・類似業種比準価額のみ

(原則)

 

・ 純資産価額のみ

【会社区分:運送業の判定】

総資産価額と従業員数

取引金額

判  定

10億円以上かつ50人超

20億円以上

大会社

7億円以上かつ50人超

14億円以上20億円未満

中会社

中の大会社

4億円以上かつ30人超

7億円以上14億円未満

中の中会社

5,000万円以上かつ5人超

8,000万円以上7億円未満

中の小会社

5,000万円未満又は5人以下

8,000万円未満

小会社

A ×        ×

5

B

B

C

C

×

D

0.7(大会社)

0.6(中会社)

0.5(小会社)

D

(11)

 5. 種類株式の評価の明確化(平成19年度改正)

 6. 同族会社株式の相続税・贈与税……納税猶予特例(平成21年度改正)

 種類株式(配当優先株式等)は事業承継対象に有効ですが、相続税の評価が明らかではありませんでした。

 平成19年度改正において3類型につき評価方法が明確化されました。

(平成19年1月1日以降の相続等に適用)

 ①配当優先の無議決権株式

   ・原則:普通株式と同評価 ・特例:上記より5%評価減可能(評価減分は他の普通株式に加算)

 ②社債類似株式

   ・社債に準じた評価(発行価額に基づく評価)

 ③拒否権付株式(一定の事項につき保有株主の同意を要する株式)

   ・普通株式と同評価

①「中小企業経営承継円滑化法

による確認・認定

  納税猶予特例を受けるためには、経済産業大臣による確認(中小企業

であること等の要件あり)及び、

「贈与の実施」又は「相

続の開始」にあたり認定が必要です。認定の要件は下記のとおりです。

(認定により特別決定)

 ◯

イ相続の認定要件

  

〔先代経営者の要件〕      〔後継者の要件〕

 ◯

ロ贈与の認定要件

  

〔先代経営者の要件〕      〔後継者の要件〕

 ◯

ハ相続・贈与に共通の認定要件

  

〔認定対象会社要件〕      〔事業継続要件〕※    ※中小企業−運送事業:資本金3億円以下又は従業員300人以下    ※民法特例と金融支援措置     中小企業経営承継円滑化法は民法の遺留分の特例として遺留分権利者全員の合意により、生前贈与株式を遺留分の対象から除外したり(除外合)、その価額を固定化する(固定合意)措置や金融支援措置も講じています。    ※ 事業継続期間中は、毎年1回経済産業大臣及び税務署長に「事業継続報告書」(税務署長には「継続届出書」)を提出します。経過後も税務署長に対 しては3年毎に提出します。期間経過後は対象株式を保有していれば猶予が継続されます。

②相続税の納税猶予特例 (平成20年10月1日以後の相続又は贈与より)

後継者(=相続人。先代経営者の親族)が株式の相続を受けた場合に、相続前から後継者が既に保有していた議決権株式を含

め、発行済議決権株式総数の3分の2に達するまでの部分の80%に対応する相続税額が猶予されます。

③贈与税の納税猶予特例 (平成21年4月1日以後の贈与より)

後継者(=受贈者。先代経営者の親族)が一括で株式の贈与を受けた場合に、贈与前から後継者が既に保有していた議決権株

式を含め、発行済議決権株式総数の3分の2に達するまでの贈与税額全額が猶予されます。

   ※先代経営者が死亡した場合、先代経営者から相続があったものとみなして(みなし相続)、相続税の納税猶予の特例適用が可能です。     (事業継続は不要ですが株式の継続保有は必要です。)

④猶予納税の免除

 以下の事由が発生した場合には、猶予されていた税額は免除されます。

・経営者の死亡

・会社が破産又は特別清算した場合

・対象株式の時価が猶予税額を下回る中、当該株式の譲渡を行った場合(ただし、時価を超える猶予税額のみ免除)

・次の後継者に対象株式を一括贈与した場合

・先代経営者の死亡(贈与特例のみ)

※この制度は1 及び2の特例と併用できます。

○会社の代表者であったこと。 ○先代経営者と同族関係者で発行済議決権株式総 数の50%超の株式を保有かつ同族内で筆頭株主 であった場合。 ○会社の代表者であること。 ○先代経営者の親族であること。 ○先代経営者と同族関係者で発行済議決権株式総数の50%超の株式を保有かつ同族内で筆 頭株主となる場合。(1つの会社で適用される者は1 人) ○会社の代表者であったこと。 ○役員を退任すること。 ○先代経営者と同族関係者で発行済議決権株式総 数の50%超の株式を保有かつ同族内で筆頭株主 であった場合。 ○会社の代表者であること。 ○先代経営者の親族であること。 ○20歳以上であり、かつ、役員就任から3年以上経過していること。 ○後継者と同族関係者で発行済議決権株式総数の50%超の株式を保有かつ同族内で筆頭株 主となる場合。(1つの会社で適用される者は1人) ○中小企業基本法の中小企業であること。 (特例有限会社、持分会社も対象。) ○非上場会社であること。 ○資産管理会社に該当しないこと。等 ○5年間の事業継続。具体的には、  ・代表者であること  ・雇用の8割以上を維持  ・贈与した対象株式の継続保有

(12)

A7

改正のあらましは以下のとおりです。

平成23年度税制改正のあらましについて教えて下さい。

Q7

 2. 所得税関係

 3. 相続税・贈与税関係

 1. 法人税・消費税関係

(1)中小企業等の軽減税率(年800万円以下18%)延長

平成24年3月31日まで

(2)雇用促進税制の創設(3頁参照)

平成26年3月31日まで

(3)環境関連投資促進税制の創設(3頁参照)

平成26年3月31日まで

(4)エネ革税制の延長(3頁参照)

平成24年3月31日まで

(5)中小企業等基盤強化税制の延長(3頁参照)

平成24年3月31日まで

(6)大会社の100%子会社の中小特例(軽減税率等)不適用につき、複数大法人による100%支

配会社も対象に追加

平成23年4月1日以後

(7)仮決算による中間期間の法人税額が前期税額の2分の1超等の場合、仮決算による中間申告不可

平成23年4月1日以後

(8)消費税の見直し

   ・ 基準期間の課税売上高が、1,000万円以下であっても、特定期間(前期開始の日以後6

カ月の期間等)1,000万円超であれば、事業者免税点不適用。

   ・ 仕入税額控除の95%ルール(課税売上95%以上ならば、仕入税額金額控除)につき課

税売上5億円以上の事業者不適用。

平成23年4月1日以後

(1)寄付金控除につき、従来の所得控除方式に加え、新たな税額控除方式(総所得金額の40%−

2,000円、所得税額25%限度)との選択適用

平成23年分所得税より

(2)公的年金等収入400万円以下で公的年金等にかかる雑所得以外の所得金額20万円以下の場合、

確定申告不要

平成23年分

(3)上場株式等の譲渡、配当への軽減税率(10%:所得税7%、住民税3%)延長

平成25年12月31日まで

(1)相続税連帯納付義務履行につき、本税以外の延滞税を利子税に軽減

平成23年6月30日以後

(2)非上場株式等の納税猶予につき、特別関係会社の範囲の要件緩和(「親族」→「生計一親族」)

平成23年6月30日以後

(3)住宅所得等資金贈与の非課税特例(平成23年1,000万円)につき、住宅新築に先行する土地

等の取得を対象に追加

平成23年1月1日以後

※継続審議関係事項

〔所得税関係〕

 ①給与所得控除の上限設定(給与収入1,500万円超は245万円)

 ②2,000万円超の役員給与等につき、給与所得控除額別途算定

 ③特定支出控除の範囲拡大(資格取得費等)

 ④勤続年数5年以内の法人役員等の退職金につき2分の1課税廃止

 ⑤合計所得500万円以上の者の成年扶養親族につき、扶養控除不適用

〔法人税関係〕

 ①法人税率25.5%、中小法人軽減税率19%(時限措置は15%)

 ②減価償却資産の定率法償却率を定額法償却率の2倍に変更(現行2.5倍)

 ③欠損金の繰越控除を所得金額の8割とし(中小法人等は全額)、繰越期間を9年(現行7年)に延長

 ④一般寄付金損金算入限度額を所定額の4分の1に引き上げ(現行2分の1)

 ⑤エネ革税制、中小企業等基盤強化税制の廃止

〔相続税・贈与税関係〕

 ①遺産に係る基礎控除引き下げ(3,000万円+600万円×法定相続人数)

 ②相続税率引き上げ(最高55%)

 ③死亡保険金非課税につき法定相続人を限定(未成年者等)

 ④未成年者控除、障害者控除引き上げ(1年6万円→1年10万円)

 ⑤贈与税率見直し

 ⑥相続時精算課税の受贈者(20歳以上の孫を追加)、贈与者(60歳以上:現行65歳以上)の要件変更

〔国税通則法関係〕

 ①法律名変更(「国税に係る共通的な手続並びに納税者の権利及び義務に関する法律」)

 ②納税者権利憲章の策定

 ③更正の請求期限延長(1年→5年)

 ④職権による更正期限延長(3年→5年)

(13)

資 料

Ⅰ. 自動車重量税・自動車取得税の減免措置トラック関連対象車種一覧

(平成23年8月8日現在)

【ハイブリッドトラック・バス】

H17年排出ガス規制+10%低減(NoXまたはPM)かつ重量車燃費基準達成

【天然ガス自動車】

H17年排出ガス規制適合+10%低減(NoX) メーカー名 通称名 車両型式 特例措置 重量税 取得税 (新車) 取得税 (中古車) いすゞ自動車 エルフ BJG-×××××SJG-××××× 免税 2.7%軽減 トヨタ自動車 クイックデリバリー200 BJG-××××× ダイナ BJG-×××××SJG-××××× トヨエース BJG-×××××SJG-××××× 日産自動車 アトラス BJG-××××× 日野自動車㈱ 日野セレガハイブリッド BJG-××××× 日野デュトロ BJG-××××× 日野ブルーリボンシティハイブリッド BJG-××××× 日野レンジャー BJG-××××× 三菱ふそう トラック・バス エアロスターエコハイブリッド BJG-××××× キャンターエコハイブリッド BJG-××××× メーカー名 通称名 車両型式 特例措置 重量税 取得税 (新車) 取得税 (中古車) いすゞ自動車 エルガ PDG-LV234L2改(注) PDG-LV234N2改(注) L D G-LV234L3改(注) L D G-LV234N3改(注) 免税 2.7%軽減 エルガミオ PDG-LR234J2改(注) エルフ NFG-×××××SFG-××××× PDG-NPR75N改(注) フォワード PKG-FRR90S2改(注) PDG-FRR34S2改(注) PDG-FTR34S2改(注) L K G-FTR90S2改(注) SKG-FRR90S2改(注) 日産自動車 アトラス NFG-××××× 日野自動車㈱ 日野レンジャー ADG-F C7JEWA改(注) ADG-F C7J J W A 改(注) ADG-F C7JKWA改(注) ADG-GC7JEWA改(注) BDG-F C7JEWA改(注) BDG-F C7J J W A 改(注) BDG-F C7JKWA改(注) BDG-GC7JEWA改(注) マツダ タイタン NFG-×××××SFG-××××× UDトラックス (旧日産ディーゼル)コンドル NFG-××××× SFG-××××× PB-MK36A改(注) PB- L K36A改(注) BDG-MK36C改(注) BDG-MK36D改(注) BDG- L K36C改(注) BDG- L K36E改(注) BDG- L K37E改(注) BDG- P K37C改(注) BDG- P K37D改(注) ※車両型式欄の「×××××」は、各メーカーの届出型式を示します。 (注)改造自動車については【認定低減性能向上改造自動車】に限ります。 ※車両型式欄の「×××××」は、各メーカーの届出型式を示します。

【ディーゼルトラック・バス】

H17年排出ガス規制+10%低減(NoXまたはPM)かつ重量車燃費基準達成 メーカー名 通称名 車両型式 特例措置 重量税 取得税 (新車) 取得税 (中古車) いすゞ自動車 ELF1 0 0 PKG-××××× 50% 軽減 軽減措置 なし エルガ PKG-××××× エルフ BKG-×××××PKG-××××× ガーラ PKG-××××× ギガ PKG-××××× フォワード PKG-××××× トヨタ自動車 ダイナ BKG-××××× トヨエース BKG-××××× 日産自動車 アトラス BKG-×××××PKG-××××× 日野自動車㈱ 日野スカニア BKG-××××× 日野セレガ PKG-××××× 日野デュトロ BKG-××××× 日野ブルーリボンⅡ PKG-××××× 日野プロフィア BKG-××××× 日野レンジャー BKG-××××× マツダ タイタン BKG-×××××PKG-××××× 三菱ふそう トラック・バス エアロエース BKG-×××××PKG-××××× エアロキング BKG-××××× エアロクイーン BKG-×××××PKG-××××× エアロスター PKG-××××× エアロスターS PKG-××××× キャンター BKG-××××× スーパーグレート BKG-××××× UDトラックス (旧日産ディーゼル) クオン PKG-××××× コンドル BKG-×××××PKG-××××× スペースアロー PKG-××××× スペースアローA BKG-××××× スペースウイング PKG-××××× スペースウイングA BKG-××××× スペースランナー PKG-××××× スペースランナーA PKG-××××× UDトラックス (旧ボルボトラック) FH BKG-××××× FM BKG-××××× ※車両型式欄の「×××××」は、各メーカーの届出型式を示します。

(14)

H21年排ガス規制適合かつ重量車燃費基準達成 ※車両型式欄の「×××××」は、各メーカーの届出型式を示します。 メーカー名 通称名 車両型式 特例措置 重量税 取得税(新車) 取得税(中古車) いすゞ自動車 エルガ LKG-××××× 7 5 %軽減 ※中古車に関する自動車取得税の軽減措置は H23.8.31で終了しました。 ガーラ LKG-××××× ギガ LKG-××××× フォワード SKG-×××××LKG-××××× エルフ SKG-××××× トヨタ自動車 ダイナ SKG-××××× トヨエース SKG-××××× 日野自動車㈱ 日野プロフィア LKG-××××× マツダ タイタン SKG-××××× UDトラックス (旧日産ディーゼル) クオン LKG-××××× コンドル LKG-××××× スペースアローA LKG-××××× スペースウイングA LKG-××××× スペースランナーA LKG-××××× UDトラックス (旧ボルボトラック)FH LKG-×××××

(15)

Ⅱ. 営業用トラック保有にかかる諸税

 営業用トラックを保有すると、車種に応じて下記の諸税がかかってきます。その一例を紹介します。

営業用トラックに係る諸元の一例

(表中の「自動車の諸元」および「取得価格」は推定値です)

※自動車取得税=取得価格の3%(税額の10円は切捨) ※消費税=取得価格の5% ※自動車重量税=1トンまたは端数ごと2,700円 ※自動車税=1トン以下〜8トンまでの積載量ごとに、8トン超は1トンごとに4,700円加算 ※自動車重量税=車両総重量8トン以下は初回の車検が2年となったため2カ年分とした 注)①税収額は平成23年度予算(案)および平成23年度地方財政計画(案)による。  ②自動車関係諸税の消費税収は日本自動車工業会推定。  ③租税総収入内訳の消費税収は自動車関係諸税に含まれる消費税を除く。  ④消費税収には地方消費税を含む。資料:財務省、総務省、日本自動車工業会。  ⑤トラック業界納税額は平成23年度全ト協推計。

Ⅲ. トラック業界の納税額

 自動車関係諸税は、取得・保有・走行の各段階で合計9種類もの課税がなされており、その税収額は租税

総収入の約10%を占める7兆7,744億円と巨額になります。そのうち約9%の6,884億円をトラック業界が

負担しています。また、法人税等を含めたトラック業界の全納税額は約1兆円になります。

平成23年度の租税総収入の税目内訳

(単位:億円) (単位:億円)

科  目

納税額

トラック業界納税額

自動車取得税 地方税

1,920

213

(車体課税分) 国 税

6,864

356

自動車重量税 国 税

7,218

511

自 動 車 税 地方税

15,947

499

軽 自 動 車 税 地方税

1,808

軽 油 引 取 税 地方税

8,742

5,038

揮 発 油 税 国 税

26,340

23

地方揮発油税 国 税

2,818

2

石 油 ガ ス 税 国 税

240

(燃料課税分) 国 税

5,847

242

自 動 車 関 係 諸 税 合 計

77,744

6,884

税 国 税

77,920

1,840

法 人 住 民 税 地方税

22,684

367

法 人 事 業 税 地方税

37,111

464

固定資産税等 地方税

101,159

269

238,874

2,940

316,618

9,824

印紙収入

10,570(1.4%)

酒税

13,480(1.8%)

固定資産税

89,783 (11.7%)

事業税

23,356(3.0%)

消費税

114,970 (15.0%)

租税総収入

(国税+地方税) 766,346億円 (100%)

自動車

関係諸税

77,744 (10.1%)

所得税

134,900 (17.6%)

法人税

77,920 (10.2%)

その他

223,623 (29.2%)

関連諸税

自動車の種類

自動車の諸元

自動車の

取得価格

(千円)

取得時の税額

取得時の

税額の小計

(円)

年間の税額 税額総合計

(円)

最大積載量

(kg)

車両総重量

(kg)

自動車取得税

(円)

消 費 税

(円)

自動車重量税

(円)

自動車税

(円)

D=C×0.03 E=C×0.05

D+E+F

D+E+F+G

普通車2トン積

ロング3方開き

2,000

4,600

3,700

111,000

185,000

4,600→5トン

2,700×5×2=27,000

323,000

9,000

332,000

普通車4トン積

バン

4,000

7,750

5,400

162,000

270,000

7,750→8トン

2,700×8×2=43,200

475,200

15,000

490,200

普通(大型)車

11トン積3方開き

11,000

19,555

12,000

360,000

600,000

19,555→20トン

2,700×20=54,000

1,014,000

43,600

1,057,600

  号

(16)

監 修 国土交通省自動車局貨物課

〒163−1519 東京都新宿区西新宿1丁目6番1号

新宿エルタワー 19 階 TEL.03(5323)7109 ㈹

ホームページ h t t p : / / w w w . j t a . o r . j p

平成23 年度版

トラック運送事業者のための税制の手引き

トラック税制の基礎知識

参照

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