Hokkaido Orthodontio Orthodontic Society Sooiety 特別講演要旨 最近の矯正治療の動向一とくに Steiner 分析を中心として一 大阪歯科大学歯科矯正学教室 木下 善之介 Cephalometrics は, cephalostat を Hofrath,

全文

(1)

Hokkaido Orthodontic Society

NII-Electronic Library Service Hokkaido  Orthodontio  Sooiety

特 別 講演要旨

    

治療

と く に

Steiner

分析

中心

と し て

大 阪歯 科 大 学 歯 科 矯正 学 教 室

      木  下 善 之 介

  Cephalometrics は  cephalostat を Hofrath

 Broad

bent

に より同 時 (

1931

)に考 案 発 表さ れ て以来

当 初は乾 燥 頭 蓋 骨 に よ る 人体頭 蓋の測定に始 ま り, 頭 部 顔 面複 合 体の構 築 学 的な成 長 発育の研究や

連 続的 な撮影を行っ て

その重ね合わ せ に より成 長 発 育に よ る変 化の研究が数 多く発 表さ れ て きた。

Downs

 Riedel

 Weily

 Tweed

 Steinerらに よっ て 形

態 的 な考察へ と発 展し

顎顔 面にお ける骨 格の正 常 と異常の比較検討, 歯の 最 良の位置を決定し顔貌の 平 衡と調 和の ため の抜 歯 基準 等の矯 正 診 断の 目 的に 使用 さ れ る ように なっ た。 さ ら に

Ricketts

は数 多く の測項目で コ ン ピュ

に よる成 長予測へ と発 展させ

現 在は そ れ ぞ れ の分 析 法は矯 正 臨 床に おい て

OA

化さ れ る ように な っ た。  日 本 に おける矯 正 治 療の 術 式 も, Labio

lingual

technique

 

Functional

 appliance の 時 代 か ら

 

Multi・

banded appliance

 

Multi・

bracket appliance が 導 入さ

れ て以来, 成人矯正を含む広 範囲な術 式に移 行し て

来た。 と く に

Edgewise

 techniqueも高 分子 化 学

属 理工等の 高 度 な 技 術 向 上の た め に 最 近 stan

dard

 

Edgewise

 technique か ら straight wire techni

que の時 代に変 化し て き た。 科学の進歩と と も に材 料, 技 術の 改 革が行わ れ て も, 矯正治 療に対 する 基 礎的 知 識お よび 生 力 学 的 な 生 体 反 応は変 化 する もの で は ない  より良 き矯 正 治 療 効 果を求め よ うとすれ ば そ れ ぞ れの症 例に対し て

正 しく よ り高い 治 療 目標 を樹 立 し (矯 正 診 断と治 療 計画)

そ れ ぞ れの 装 置に対す る メ カニ と生 物 学 的 理論を背景 とし て 行うべ である。

 

現 在, 矯正 臨 床に最 も多く用い ら れ てい る分析 法 に は

 

Tweed ,

 

Steiner

 Downs

 Northwestern

 Sas

souni

 Rickettsと

日本人の標 準 値を 示した, 飯 塚, 飯 塚

石川の 分 析 法, 坂 本

三 浦

に よ る linear分析法等が 用い ら れて い る が

 

Steiner

分析 法は, 治 療 計画 (目標 )の た めの分 析 法と し て最も

般 的な もの で 。 やや もすれ ば, こ の 分 析 法は number  game と思わ れ が ち である が決し て その よう な 内容では ない

骨 格計測 に 加 えて

くの歯の計 測 が 上 下顎 歯 列 弓に おい て行わ れ てい る。 これ らの計 測はとし て

治療を行う上で の排 列と位 置 的 な問題点や

歯列 弓周長にお ける歯の位 置の改 善に 必 要 な固定源の喪 失anchorage  lossに関す る問題 点

,discrepancy

に対 する抜歯

非抜 歯の決定 等

矯正治療に必要な数々 の問題 点を提 起し てい る。   今 回

私にせ られ た “ 最 近の 矯正治 療の 動 向、 と題 し て

1

) 診 断と治 療目 的の確立 (

Steiner

分 析 法を 中 心 と して

 

  早 期 治 療 の 意義 (

3

Edgewise

につ い て (4) 医 療 行 政 と矯 正 治 療の 4 項 目の 中か ら

1

)の目につ い て私 見を述べ たい と 思 う。

1. Steiner

の cephalometrie  analysis の計 測 項 目   Steinerは自分自 身の 矯 正治 療を行 っ た数 多くの 症 例 を分 析 し

最も 予後が安 定 し調 和の とれた顔 貌 を得た症例 につ い て検討を行い

その 数値

ldeal

reference  norms

と し

こ れ を参 考に し て個々 の 患 者に対 する治 療 目標を決 定 する こ と を提 唱 した。 こ の方 法と同様に我々が

Uesato

との協 同研 究によ り

日本 人お よ び 日系 米国 人の

50

症 例につ い て検 討を行 い

咬 合の安定と調 和の とれた顔貌を得た

症 例に

つ い て 日本 人の

ldeal

 reference  norms

と し た

Fig.

そ れ ぞれの 計 測 項 目, Acceptable comprom

ises

 Diagram

 Box score を

Fig.1

し てい る

2

Diagra皿 の用い 方につ い て

 

Chevr

・n 

I

problem >に計測さ れた

ANB ,

 

Ul

 to 

NA

(mm  angle

 

Ll

 to 

NB

mm

 angle

 

Pogonion

を記 入 する Fig

2

3

 

Chevron

 

H

ANB

 

Diagram

 

Problem

に示 さ れ

た ANB のを, 治療に よ り どの程 度 変 化で き る か 予想 して こ のを 算 出 す る

 こ こ で

,ANB

の値を減 少する た め に ど の ような 知 識が必 要で ある か との 問 題につ い て考えて み たい と思 う

。SNA

の値 を 減 じ

SNB

の値 を 増 加さ せ れば

ANB

は減 少す る。  SNA の を減 少さ せ るに は

上顎 骨の 成 長 発 育

一119一

N工 工

Eleotronio  Library  

(2)

Ca$e

No. Name y・m. Dr.

t=

CEPHALOMETRIC ANALYSIS

STEINER

Ref.Nerm. Ref.Norm,

(Steiner)

(O.D.U.)

SNA

(angle)

S2o BO'

SNB

(angle)

BO' 77' ANB (angle} 2o 3o SND

(ang]e}

76" 75' ltbNA

(mm)

L

4 4 ltoNA (angle) 22' 23' =TltoNB (mm) 4 5

itoNB

(angle} 2sh 26' PotoNB (mm) NptEstndl;shtd 2 Pe&i/toNB(Difference]VaFics 3 lteT

(angte)

-

131' 12S' OccltoSN

(angle}

14" 18' GoGntoSN (angle) 32' 34' SL (mm) 51 47 SE

(mm)

22 21 Softtissueline( } 3T3width Cmm) 4T4width (mm} 6T6width

(mm)

E7TJEpresent

'

ToothSizeRelationship(ff.'ri':':i'6=770/o12=:91e/e6=O/o12=O!o ArchLengthD;screpaney IDEALCSIe/ner) (mm}xo<an HZoctin

i

iSe.Uftgoodarchform

-1'o'1'2'3'4'5'6'7's'

25'724'623"522'421'320'219'1IS'O17'-116'-2 22`23'24'25'26'27'2S'29'30'31' 3.2S3.53,7544,254,5i,7555,25S.5 ACeEPTABLE ARHANGEMENTS IDEALfO.D.U.) -6. LOWERARCH +

-Discrepancy Relocat;oni' CurveofSpee Re]ocationE Expansion ESpacelntermaxi]]ary Extra-Oral Extract;on TetalsNet

-1'o'1'2'3'4'5'6'7'8'

27"s26'725'624'523'422'321'220'119'OIS'-1 24`24,5'25'25,5'26'26,5'27'27.5'2S'2S.5' 3 3.54 4.55 5.56 6.57 7.5 ANB ACCEPTABLECOMPROMISES ? P o) HR .. g

's

{.:

g

i

sgi

-=

Nrt g

*These estimates are use/Lt as guides buttheormust be

O.D.U : StAnd"rd:by UESATO. KINOSI{ITA. KAWAMOTO. Fig.1

modified for individuats,

KOYAMA.

NAKANISHI

(3)

-120-Hokkaido Orthodontic Society

NII-Electronic Library Service Hokkaido  Orthodontio  Sooiety

Problem A 且 C Acceptable B Compromise A Reso]ved    DHoldawa )

hypothesis

Fig

2・

 

Diagram chevron

ANB

Pogonion

Fig,

3

  Problem

 

diagram

の 抑 制効果が考えら れ る。 こ の 方 法 とし て

high

pull 

head

 gear

 straight pull head gearの使用に より 可 能 と な る (成 長 期に お け る患 者)

い ま

つ の方 法 と し て 上顎 前 歯を歯 体 移 動する か

ro。t lingual torque を行うこ とによ り根 尖 が 舌 側 に移 動 しSNA が減 少する。  

SNB

が増 加す る最 も 理想 的な もの に下 顎 骨 の成長 発 育が考え られる。 下 顎 骨の 成 長 発育に は患 者個々 に成長パ タ

ンに差が あ るの で

成長パ タ

ンの把 握が必 要と な る。 臨 床的に は FMA の小 さ い 症 例は前 方 成 長 が 望 めるが

,FMA

の大 きい 症例で はへ の成 長が み ら れ大き な期 待が持て ない 場 合 が ある

長発 育に つ い て は

年 齢

成 長パ タ

を考 慮し て変化を見積る必 要がある。

  これ らの外に vertical  control の 問 題がある。 ver

tical control を 行 い

下 顎 骨 を counterclockwise rotation さ せ れ ば ANB は減 少 する。 反 対に下 顎 骨 を clockwise  rotati 。n させ れ ば ANB が大き く な る。

こ こ で

USC

の Dougherty

Root の仮説 につ い て 図 を もと に説 明 す る。

 Fig,

4

は顎顔面の成 長 変化を示 すもの で, s原点,

SN

平 面で重ね合わ せ た場合の下 顎の 成 長 量 を

M

表す

ま た

palatal plane の下降 量を

Vl

で示し て

い る。 次にANS 原 点で palatal planeで上顎の変 化

と くに 第

大 臼 歯の下降量 をV2で表し

正中オ ト ガ イ断 面像の 側 と下 顎 下 縁 平 面 を基準と して重 ね 合わせ で 下顎 第

大 臼 歯の 上昇量 を

V3

と し た場 合

M の変化量が

Vl

V2

十V3の和と等しい場 合

FMA

角 度は変化しない Fig

 

4

  Fig

5 は FMA の 角 度の変 化 し ない 顎 顔 面の成長 変 化を示し てい る (

Fig.5

)。   Fig

6

は矯正治 療を行 う場 合, とくに 皿級 メ カニ クス を 用 い て準 備 固 定 を 行 う場合 low pull head gear を用い た時の 変 化を示 して い る。 

H

級 不 正 咬

合の治 療に用い る と ANB の減 少が望め ない

の clockwise  rotation を示してい る Fig

6

 

Fig.

 

7

counterclockwise  rotation を示 して い

こ の よう な変化を求め る た め に は

Ciass

皿メ カニ ス に対 抗 する よ うな

Anchorage

を求め るべ きで あ

る。 これ らの 方 法と して high pull 

head

 gear お よ び

palatal 

bar

の 使 用が必要で ある。 下 顎の counter

clockwise  rotation に よ り

ANB

を減 少さ せ るこ とが

で き る Fig

7

 

Chevron

 

ll

の ANB  Diagram に以上の 内 容を考 慮

し て ANB の 変 化量を見 積 っ て ANB  Diagram の A

に記 入 し

BC の値 をAcceptable compromise の

よ り その数 値を記入する Fig

8

 Chevron   (Pogonion Diagram は, 

NB

 

line

に対

する

pogonion

成 長に よ り増 加が み ら れ る も

一121一

(4)

の で あ る

こ の 成 長 量 を考えて D の 部 位に記入 す る。 通常 成 長発 育の旺 盛 な年齢で は 2m皿, 成 長 量が 多 少残さ れ てい る年 齢で は

1mm ,

成人で はOmm と考え レ るの が妥 当である。 し か し オ トガイ部の成長発育は 個々 に違があ り, 他の要素も考慮する 必要がある (Fig

9

)。 M

実質的な 下顎骨 長径の増 加 V1

口蓋の下 降 Vz

上 顎 大 臼 歯の下 降 V3

下顎大臼歯の ヒ昇 M

V1+V2+V3であ れ ば

下顎下縁平 面 角     は変化し ない e

Fig.4 

Dougherty

Root の仮 説

\                    Fig

5

 正 常 な 成 長  ナジ オンは

A点 とほ ぼ同 じ量 だ け 前 方へ 移 動 する

。凵

蓋は

総 垂直成 長 量の % だけ平 行に下降する。 上顎 歯槽 部は

総成長量の% だけ垂直に成長する。 前 後 的な

媒藷

の成 分(下顎長の増 加 )は

以 上 述べ た垂直成 長の 3成 分の総 量と等し く

頤 部はY軸に沿っ て 下降し

下顎下縁の半行性は変 ら ない

一122一

(5)

Hokkaido Orthodontic Society

NII-Electronic Library Service Hokkaido  Orthodontio  Sooiety

       Fig.

6 

顔 面高 径が大 き くなる メカニ クス

 

Class 

ll

の小臼歯4本 抜 歯 ケ

スで

フ ェ

ス ボ

ー・

タイ プの頚 部 顎 外 固定装 置 を用い た場 合に

セファ ロ上で よ くみ ら れ る変化で あ る。 口蓋は前 方 部で下 降 する

上顎 大臼歯と上 顎 骨 周 辺は縫 合 部が後 下 方へ 牽 引さ れ る た め

上 顎 骨 が 回 転 す るのである

上顎 大臼歯は

その周 辺 歯 槽 骨と ともに垂 直に下 降 する

顔 面 高 径の増 加 に よ りつ く りだ さ れ た前 歯部 開咬を 閉 じる た め に

前 歯は垂直方 向に 引っ ぱら れる

Y軸は開く。 垂直方向の総 成 長 量は

下 顎 長 径の増 加よ り大 きい た め

下顎は後 下 方へ 回 転 する

A点は後 方へ 移 動るが

 B 点は前方へ 移動し ない 1 、 59        Fig

7

 圧 下の メ カニ ス  ここ でい う圧 下の メ カニ ス とい うのは

こ の メ カニ クス を使っ て Class 

ll

の 抜 歯 ヶ

ス を治療し た際に み られるセ フ ァ ロ上の変化の こ と である。 口蓋は平 行 に 下降する。 上顎側 方歯群の下降は 制 限 され る

上 顎前 歯は圧 下さ れ る。 下 顎 歯 牙の上 昇の 程度は低下する

Y 軸は閉 じる

下 顎 長 径の増 加よ り垂 直 方 向の総 成 長 量の方 が 小さい た め

下顎は閉じ る方 向へ 回 転

Aは前方へ 動し ない  B 点 は前 方へ 移動する

一123一

N工 工

Eleotronio  Library  

(6)

A

C

R

Fig.

8

 

ANB

 

diagram

  〔ユ) 正 中 オ トガイ断 面 像の形 態につ て  正中オ トガ イ断面 像の が円くずん ぐ り した もの は成長 量が大き く

細 長い形 態は成長 量は少ない。  〔2)

Pogonion

の大 きさ に よ る変 化

 

大 き なpogonion の を持つ 患 者は治療中に その 成 長 量が大 きく

小さ い pogonion の 値 を持つ 者 (目本人 で は し ば し ば(

)のを と る場 合もある) は成 長 量が小さい。  次の チ ャ

トは pogonion を設 定す るの に

と な る.        Po

0

    0

5 十 〇,5

0 .

5

 

 

1.

〇 十  〇

5

1.

0

2.

0

  

1.

0

2

0

 3

0 十  1

5

3.

5

5.

0

 

ト 

1.

5

5

0 →  7

O 

 2 7

0 →

9.

0

 十 

2

 〔3)

Mandibular

 rotatiQn に よ る変 化

 下 顎の counterclockwise  rotation は pogonion

を増 加さ せ

反 対に clockwise  rotation は pogonion

の値を減少さ せ る。  成 長 発 育の 外 に こ れ らの 題点を考 慮 し て pogonion の 値を決 定 しD の 部 位に記 入 し

  Hold

away の仮 説に し たが っ て D

E と し て

E

の 部に も こ の値 を 記 入 する

F

はF =

E −

C

B ) 定し記 入 する。

 Chevron

 

IV

Res

〔〕

lved

 

Diagram

 Chevron

Chevron

 

I

旺の 数 値を も と に決 定 する。 G

(B + F }

÷

2 ,

H

(C + E )÷ 2で それ ぞ れ上 顎 切 歯(

G

下顎 切 歯 〔H )の 数 値を決 定 し

, 1

J

角 度

acceptable  compromise か ら ひ きだ し記 入 する Fig

10

D

Fig

9

  Pogonion diagram

〔B十F÷ 2

G

(C十E÷2

H

J

Fig.

10

 

Resolved

 

diagram

(7)

Hokkaido Orthodontic Society

NII-Electronic Library Service Hokkaido  Orthodontio  Sooiety

 

Chevron

 

W

で算出さ れ た値は

治療目標を決 定す る た め に有効な ガ イ ド となる が

種 族

年 齢

discrepancy

成 長 発育

 anchorage 等に よ りこ の を修正 し な け ればな ら ない 。 個々 の患 者に最も適し た

咬 合の安 定

充 分 な る 機 能

調 和の とれ た 審 美 性 等を考慮して正 する。

 

Chevron

 

V

 

Treatment goal individualized

 

Dia

gran1}は

 

Chevron

 

W

の値 を も とに患 者に最 も 適 し た値を治 療目標と し て修正 さ れ た もの を記 入 する (Fig

1/

こ の場 合

修 正 値 は上 下 切 歯に対 して 同 じ比率で修正 を行うこと である。 r ぴ ZO 餌 」   と U < ロ⊇         ラ                   ( 1且Sout

     〔)f ood areh 

form

Fig.

11

  Treatment goa畳individualized

      diagram

3

Box score の用い 方Fig

12

  診 断に用い ら れ る模型 と

Steiner

の分 析 値お よ び

Diagram の数 値よ りbox score を記 入 するc

 (1) 

Discrepancy

 下 顎模 型上 での arch  length discrepancy の 量を記 入 する

隙歯列 弓の場 合は そのを(+側に

叢生の合は(

)側 に記 入 する

  (2) 

Relocation

 of 

lower

 

inciser

  下 顎 切 歯の 移 動 量を記 入 する。 こ れ は前 記 dia

gram の problem の

1to

 

NB

mm と treatment goal individuahzed diagram の

Ito

 NB (mmとの 差

の値を

2

倍 (左 右 側の合 計 ) して

relocation  1 の 項の (

)側に記 入す る。  〔3} 

Curve

 of 

Spee

  治療 手川頁の 初の step でlevelingを 行 う場 合

下 顎 切 歯は片 側で curve  of Spee の深さの量の

1

2

が唇 側 に移 動す るこ と に なる

その為に両 側の 量に対 し ←

6

→ LOWER  ARCH 十

Discrepancy

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Relocation 1

Curve

 of 

Spee

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

RelQca

ion

 

6

1 …E・pansi・n

i

  ESpace

Intermax川ary      2

Extra− Oral

      

l

Extraction

      

I

7闇

Totals

INe し

Fig

12

  Box score

1

2

を(

)側に記入する。   〔4〕 Relocation of lower first mo 】ar

 下 顎 第 1大 臼 歯 が 近 心 傾 斜 し てい る場合

こ れ ら のを正 しい軸 傾 斜に整 直する場 合はス ペ

が 得 ら れ るこ とに なる

こ の ス ペ

ス の量 を推 定 して relociL tion 

6

の (+)側に記入する。 この場 合左 側に 示さ れ た

box

に片 側の量 を←

6

記 入 す

 (5)  Expansion  下顎の小 臼歯お よ び大 臼歯が舌側 傾斜を してい る 場 合

こ れ らの歯を 正 しい 位 置に整 直 する と歯 列 弓 が拡 大さ れる こ とに なる

この量 を 見積もっ て(+ ) 側に記入 する。  〔

6

 Espace  第二乳 臼 歯が残っ て お れ ば片側

2mm

が利用で き る の で 合計 4mm を(+に記 入し

すで に交 換が行わ れて い れ ば 0 となる

Leeway space を 有 効 に利 用 するこ と も重要である。  吶 IntermaxMary  elasticS  且級 関 係 を 且級ゴ ムで矯正 する場合

且級ゴ ム の 作用で 下顎 第

大臼歯は近 心に移 動 する。 その た め に歯 列 弓の 長さが失 なわ れる

こ の 量は full 

Class

]の場 合 片 側 2mm 程 度で あ り

両 側で

4mm

程 度と な

一125一

N工 工

Eleotronio  Library  

(8)

る。

L

級関係で あっ て も

H

級ゴ ム を使 用 し て上 顎 前 歯の舌 側 移 動 を すれ ば やは りい く ら か の 下顎 第

大 臼 歯の 近 心移動を す る もの で あ る。 その量 を見 積も っ て (

)側に記 入 する

こ の場 合 左 側の項に片 側の 量 を

6

→ の欄に記入する 。   (

8

) Extraction  こ の項に記 入 する前 に〔1)

7

順 までの +)(

)の net を計 算し

 box score の )(

の値 が

0

に近 く

な れ ば非抜 歯で 治療を 行い

その 絶 対 値が (

)側で か な り大 きい場 合は抜歯を決 定し

抜 歯を決 定し た 歯 幅の 合 計の 量 をこ の 項に記 入 する

もし

head

gear 等で加 強 固 定 等の 特 別な処 置を講 じ ない

抜 歯空隙の

2

3

が有 効に利 用さ れ

1/

3

はloss する もの で ある。 その場合 抜 歯に よ り得ら れ る量 を (+側 に

,10ss

の 量

1

3

を(

)側に記入 する。  (

9

Box

 score の修 正

 total

 net のか ら抜 歯の適 否を決 定し

 net の

が大 きけ れば次の方 法正する。

 

 

4mm

以 下で あ れば歯の削 合 〔stripping )を 行 え ばその量が得 られ る

  

治 療計 画で決 定さ れ た切 歯の Relocation of low

er incisorの値 を修 正 する

こ の場 合 あまり治 療 目 標か ら遠 ざか るよ う な処 置は避け るべ きで あ る。    

ll

級ゴ ム に よ り消費さ れ る

量 を他の 固 定 法

(Head gear

 Lip bumper 等)を用い るこ とに よりこ の

量 を 減じ るこ と が で き る。

 

  抜 歯空 隙の 閉 鎖 を 行 うに際 し ての space 

loss

を他の方 法 (Class皿メ カニ

 

J

− ho

。k 等の顎外 固 定等)で行え ばIOSSの量を減ずる こ と がで きる

 

Steiner

分 析は

以 上の活 用の仕 方によっ て正 し い 治 療 計 画の確 立と治 療 目標

治療 方法に お ける固 定 (anchorage )の選択

術 後の評 価に数 多くの ア ド バ イス を我々 に与 えて くれるものである。

4 ,

外 科 的 矯正法に おける Steiner分 析の応 用につ     い て  矯 正 治 療の 目的に Tweed は

憂 顔 貌 線の 平 衡と調 和lt

“ 治療 後の 歯 列の安 憲

気 健康な 口腔 組 徹

能率的 な咀嚼 機 能、 を あ げてい る。 近年 成人 矯 正 の増 加と ともに外 科的 矯 正 治 療 が 広 く行 われ る よ う になっ て きた

 

これ らの手 法に術前矯正 術 後 矯 正の必 要 性は云 うま で もない

術 前 矯 正の治 療 目標は

外 科 的 手 術 を行 うに際 して の上 下 歯 列 がコ

ジネ

ト さ れ るこ と に よ る咬 合の安 定

正 しい歯 軸を もっ た歯の排 列

顔 貌の調和 等の形態的

機 能 的

審 美的な改 善 である

 外科的 矯 正 治 療の術 前 矯 正に対 する治 療 計 画 (方 針)を 行 うに 際 し

数 年 前 よ り 私 達の 教 室 で は

Steiner

分 析を応用 し

,1982

年に近 幾 東 海 矯正歯 科 学会雑誌, 第 17巻, 第 1 号に発表し

1985 年に同誌 の

20

巻第

1

号に治験例を発 表し てき た。  最初の発表は

術 前 矯正治療の 目標 決定の

段 とし て

Steiner

分析を応 用し

頭 部 X 線 規格 写 真と 模型 を用い て 分析を行っ た。 まず cephalo 分析にお い て NA

 NB lineを 用い て上 下 前 歯の歯 軸の 改善

paper

 surgery で行い

型 上 に お け る discre

pancy 量 を計測 して total discrepancy に より抜 歯

非 抜 歯を決 定し て術 前 矯正 を行っ た。

 治 験 例に際 して は さ ら に進んで上顎 歯 列に際 し

て も

Steiner

分 析に用い る

 

box

 score を新 しく設定 し

,U −

1の移 動可能量 を決 定 する。 新し く移動予

定の U

− 1

か ら acceptable  compromise の 表か

らANB の値 を 決 定 し

 

NB

線 をpaper surgery 上で

修正 する。 修正さ れ た

NB

線に対し て咬合 平 面を基 準と して

下 顎を後退さ せ て L

1 to NB の 値 を表 より引 用 し て修正 する。 修正 し た 下顎を再び も との 位置に も ど し, も との NB 線に対 し て の距 離を計 測 しその値 が 下 顎の後 退 量 と し て決定する。 これ らの 応 用はすべ て の症例 (著しい 症 例

しい の 側 方 偏 位〉に適 するもの で はない が

治 療目標の

指 針と して充 分 活 用で きる こ と を 示唆し てい る (表 1

,Fig,

13

7

詳 細は近 東 矯 歯誌 第

17

2

 巻 参照)。

 

稿を終え る に際 し ま して 最 後 とな りま した が

第27回

 

北 海 道 矯 正 歯 科 学 会 総 会 講 演に御指 命下 さ い ま し た布施 会 長をは じ め

執 行 部の先生方, 各員 各位の先生方に厚 く お礼 を申し上 げ ますと と もに 会の益々 の ご発 展ご活躍を心か ら お祈り申し 上げま す。

126

(9)

Hokkaido Orthodontic Society

NII-Electronic Library Service Hokkaido  Orthodontio  Sooiety

Case

 

No .1

    

1 

症 例

1

の セ フ ァ ロ計 測 値

Name

 

SUEMATSU

   

19y .

7m

Dr

CEPHALOMETRIC

 ANALYSIS       STEINER Ref

 Norm

Steiner

Ref.

O.

Norm ,

D

U

INITIALPRE

− OPEPOST

− OPE

SNA

(angle

82

°

80°

80

80

80

SNB

(angle)

80°

77’

89

88

82

ANB

(angle 2

°

3D

一9

一81

 

− 2

SND (angle)

76°

75

° 86

85

81

1to

 

NA

(mm )

4

4

12

8

8,

5

ltoNA

(angle

22

°

23°

44

34

34

ltoNB

(mm )

4

5

8

4

3

1to

 

NB

angle

25

°

26P

29

18

14 Po to NB mm   Noし E3 い bl15h2d

2

1

2.

5

4.

5

  

 

 一

Po &

lto

 

NB

Difference

arics

3

7

1

5

L5

 

  一

lto1

(angle) 131

°

128’

116

136

134

Occl

 to 

SN

angle ) 14

°

18°

11,

5

14

   

ll.

5

GoGn

 to 

SN

angle

32°

34’

33

34

34

SL

(mm 51

47

71

69 62 SE (mm

22

21

20

20

20

Soft

 tissue hne    (

π

width (mm FMA

28.

5

30,

5

30,

5

π

width (mm

FMIA

66

77,

5

77

π

width 〔mm ) IMPA

85,

5 72

72.

5

E

prese

・t

Tooth Size Re豆ationship 旧hd

1M

6=

77%

12=91

6=

12=

1

Arch

 

Leng

h

 

Discrepancy

    Fig

13 

症 例 1の初 診 時セ フ ァ ロ トレ

 

 

 

1

)                         (!5}(22)

Fig.

14

 

症 例

1

の術 前 矯 正 終 了 時 と手 術 後      の治療目標

27 一

N工 工

Eleotronio  Library  

(10)

IDEAL

       ACCEPTABLE  

ARRANGEMENTS

UPPER  ARCH   十 

  LOWER  

ARCH

 

  

  

       CASE  l

Fig,

15

症 例

1

の box score

Fig

16

症例

1

の セフ ァ ロ ト レ

ス の重 ね

    

合わ せ SN

− S

ProbLem  

944 29 CASE 1 Pre

OP

〔Estinlated}    

9  26 22 Pre

OP

 

834 18 Post

OP

〔Estimated〕    

226 15 Post

OP

 

234  

5 14 Fig

17

 症 例 1の 治 療目標と結 果

一128一

Fig, 3   Problem   diagram
Fig, 3 Problem diagram p.3
Fig. 8   ANB   diagram
Fig. 8 ANB diagram p.6
Fig. 10   Resolved   diagram 一 124 一
Fig. 10 Resolved diagram 一 124 一 p.6
Fig. 11   Treatment   goa 畳 individualized       diagram
Fig. 11 Treatment goa 畳 individualized diagram p.7
Fig, 15 症 例 1 の box   score
Fig, 15 症 例 1 の box score p.10

参照

Updating...

Scan and read on 1LIB APP