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在宅医療・介護に関わる全ての職種を対象とした、多職種連携を実践できる人材育成のための研修・実習プログラムの構築

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Academic year: 2021

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(1)2016 年 度 在 宅 医 療 助 成 ( 前 期 ) 一 般 公 募 「在宅医療研究への助成」. 完了報告書. 在宅医療・介護に関わる全ての職種を対象とした、 多職種連携を実践できる人材育成のための 研修・実習プログラムの構築. 【申請者】 医療法人社団都会 看護師. 渡辺西賀茂診療所 森山. 文則. 【共同研究者】 ○渡辺康介:医療法人社団都会. 渡辺西賀茂診療所. 医師. ○小原章央:医療法人社団都会. 渡辺西賀茂診療所. 医師. ○小林篤史:ゆう薬局グループ. 薬剤師. ○三上泰輝:ゆう薬局グループ. 薬剤師. ○豊嶋昭彦:医療法人社団都会 ○奧村由香理:医療法人社団都会. 訪問看護師テーションにしがも. ○大田きよえ:医療法人社団都会 ○尾下玲子:医療法人社団都会. 事業マネージャー. 渡辺西賀茂診療所:准看護師. 訪問看護師テーションにしがも. ○阪下早織:医療法人社団都会. 提出日. 緩和ケア認定看護師. 訪問看護師テーションにしがも. 吉田真美:医療法人社団都会. 看護師. 渡辺西賀茂診療所. 2017 年 9 月 30 日 1. 看護師. 看護師.

(2) 1.研 究 の 背 景 と 目 的 2025 年 に 在 宅 医 療 を 必 要 と す る も の は 29 万 人 と 推 計 さ れ て い る 。少 子 高 齢 化・多 死 社 会 を 迎 え 、 2040 年 に は 49 万 人 の 看 取 り 場 所 が 不 足 す る と 見 ら れ て い る 。 ま た 、 高齢者のうち 4 人に 1 人は認知症を有する、あるいは発症が予想されており、これら 高齢者の居場所づくり、看取りの場づくりが、地域包括ケアシステムにおける在宅医 療 が 果 た す べ き 使 命 の 1 つ で あ る 。 地 域 完 結 型 の 在 宅 医 療・介 護 シ ス テ ム を 構 築 す る ためには、医療・介護の各専門職による多職種連携は必須であり、多職種連携のため には各職種の専門性を尊重した上で相互理解、情報共有、役割分担が必要である。そ して、この多職種連携の必要性を理解し実践してもらうことこそ、在宅医療・介護教 育の大きな目的の 1 つである。 在 宅 医 療 ・ 介 護 の ニ ー ズ の 高 ま り を 受 け 、 医 学 、看 護 学 、薬 学 、介 護 の 各 分 野 で は 在 宅 医 療・介 護 現 場 で の 実 習 を 取 り 入 れ た 卒 前・卒 後 教 育 が 重 視 さ れ る よ う に な っ た 。 また在宅医療専門医や訪問看護認定看護師といった専門職のスキルアップを目的とし た プ ロ グ ラ ム も 稼 働 し て い る 。し か し な が ら 、こ れ ら 各 分 野 に お け る 教 育 シ ス テ ム は 、 主に各専門職養成を目的としたプログラムであり、在宅医療・介護に関わるすべての 職種を対象とし、多職種連携の実践を習得することを目的とした在宅医療・介護の教 育・実習プログラムは無い。 当 診 療 所 は 機 能 強 化 型 在 宅 療 養 支 援 診 療 所 と し て 常 時 300 名 前 後 の 在 宅 患 者 の 療 養 生活を支えている。同一法人内に機能強化型訪問看護ステーションをはじめ、居宅介 護、訪問介護、ショートステイ、デイサービスなどの事業所を有していることから、 毎朝の多職種ミーティングを通じての情報共有や方針統一を基本とした、切れ目のな い多職種連携と各職種の動き、その結果としての患者サービスへの還元までの過程を 可視化しやすい環境にある。加えて、法人外の訪問看護ステーションや居宅介護事業 所 、 調 剤 薬 局 、 地 域 基 幹 病 院 の 地 域 連 携 室 と の 連 携 に お い て は 、 情 報 通 信 技 術 (ICT)を 利用したグループウェアを用いタイムリーな情報共有を図ることを推進している。 こ う し た 環 境 を 背 景 に 当 診 療 所 で は 、2015 年 度 は 59 名 の 研 修 希 望 者 (医 師 1 名 、研 修 医 4 名 、 医 学 生 2 名 、 看 護 師 13 名 、 看 護 学 生 7 名 、 看 護 教 員 1 名 、 薬 剤 師 4 名 、 薬 学 生 7 名 、 言 語 聴 覚 士 学 生 17 名 、 介 護 職 3 名 )に 対 し て 計 163 日 間 の 研 修 ・ 実 習 プ ログラムを提供した。各職種の専門領域を中心としたプログラムであると同時に、当 診療所の特色である多職種連携と、その結果としての患者サービスへの還元までの過 程を体験できるプログラム作成を試みた。例えば当診療所では週 1 回、訪問診療に薬 剤師が同行しており、在宅医療における薬剤師の役割と医師、看護師との連携を見る こ と が で き る 。ま た 、当 診 療 所 で は 年 間 50 名 前 後 の 患 者 を 在 宅 で 看 取 っ て い る 。癌 末 2.

(3) 期患者においては、主治医と訪問看護ステーションの緩和ケア認定看護師を中心に在 宅緩和ケアの実践および質の向上に取り組んでおり、薬物調整の過程、看護師による ケア、状態の変化に応じて提供する介護サービスの調整、そして看取りを、実習者が いずれの職種であっても共通して体験することができる実習プログラムとした。さら には、実習の一環として診療所が位置する地域の商店街を見学し、定期的に診療所が 主催する地域住民との交流にも参加し、高齢者の居場所づくりという地域における診 療所の役割を体験して頂くことも重視した。 在 宅 医 療・介 護 に 関 わ る す べ て の 職 種 に 共 通 し た 実 習 プ ロ グ ラ ム を 構 築 す る こ と は 、 各職種の専門性を尊重した相互理解、情報共有、役割分担を基本とした多職種連携を 実践するスタッフ育成に寄与するものと考える。本研究は、当診療所で提供する実習 プログラムを「在宅チームケア実践テキスト」としてまとめ、実習プログラムを修了 後に多職種連携を実践する指針と位置づけることで、多職種連携をコーディネートで きるスタッフの育成に寄与するかどうかを検証し、地域完結型の在宅医療・介護を担 う人材教育システムを確立することを目的とする。. 3.

(4) 2.期 待 さ れ る 成 果 ・ 波 及 効 果 、 発 表 計 画 ・ 継 続 性 本研究において構築を目指す研修・実習プログラムは、医療職、介護職の区別なく 共通して求められる多職種連携の重要性を理解することと、多職種連携を主体的に実 践できる各分野の専門職育成を目的としている。 多 職 種 連 携 の か た ち は 、在 宅 医 療・介 護 を 展 開 す る 地 域 に よ り 異 な る も の で あ る が 、 多職種連携の基本が、各職種の専門性の尊重と相互理解、情報共有、役割分担である ということは普遍的である。したがって本プログラムは、研修・実習修了者に対し、 それぞれの地域・環境において多職種連携をコーディネートするための基本的な要素 を提供することに寄与するものと考える。 また、本プログラム修了者がそれぞれの現場で多職種連携を主体的に実践できたか どうか成果を検証することで、当診療所のような環境においてのみ実践可能な多職種 連携にとどまらず、多職種連携を必要とするすべての職種・地域・環境に普遍的な研 修・実習プログラムへと発展させることができると考える。 本研究成果は、日本在宅医学会をはじめ在宅医療・介護分野の関連学会・研究会で の発表、および学術誌への論文投稿を行い、当診療所の取り組みを広く発信すること により、当診療所が在宅チーム医療・チームケアの研修教育拠点としての役割を担う ことを目指していく。. 4.

(5) 3.研 究 の 計 画 ・ 方 法 <研究計画> ・ 2016 年 8 月 ~ 2017 年 3 月 多職種および学生を対象とした在宅チームケア研修受け入れ、研修終了時にアンケ ートの実施 ・ 2016 年 8 月 先駆的な在宅医療または介護教育プログラムの実践機関の視察 ・ 2016 年 9 月 ~ 2017 年 3 月 研修・実習プログラムをもとに「在宅チームケア実践テキスト」を作成 ・ 2017 年 7 月 実習生・研修生アンケート集計 ・ 2017 年 8 月 多職種による在宅チームケア研修・実習プログラム完成 研修・実習テキストの冊子完成→実習・研修生に配布 研究成果の学会発表. <研究方法> ・情報収集:全国の在宅医療研修・実習の情報収集および視察見学 ・研修・実習受け入れ:毎月2~3 名程度研修生・実習生を受け入れる ・多職種連携研修・研修プログラムの体験:介護施設・地域を含めたプログラム作成 ※別紙参照:4 週間スケジュールの研修医と 1 週間スケジュールの医学生のパター ン ・研修医・医学生へのオンコール当番の体験実習(診療所での宿泊体験) ・多職種を対象にした講義資料の作成→資料の冊子化・印刷依頼 ・ ICT の 活 用 : 研 修 ・ 実 習 プ ロ グ ラ ム の 適 宜 修 正 ・ 研 修 ・ 実 習 風 景 の 公 開 ・研修生・実習生へアンケート依頼→プログラムの修正 半年後を目処にアンケート実施→実習を終えて勤務先での取り組みの変化、職責 の変化、進路変化などを調査する。 ・ 学 会 発 表 : 研 究 成 果 を 2017 年 度 に 発 表 す る 。. 5.

(6) 4.研 究 結 果 4.1 多 職 種 お よ び 学 生 を 対 象 と し た 在 宅 チ ー ム ケ ア 研 修 受 け 入 れ 2016年8月~2017年8月 渡辺西賀茂診療所・訪問看護ステーションにしがも:研修・実習受け入れ一覧表 研修・実習名. 人数. 対象者. 日時. 期間. 職種. 所属. 1. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修(報告会). 1. 京都薬科大6薬学部6回生. 8月3日. 1日. 薬学生. 岐阜薬科大. 2. 京都府立医大看護学生 4回生実習. 1. 京都府立医大看護学科4回生. 8/6,8/22. 3日間. 看護学生. 府立医大. 3. 言語聴覚士学生実習. 20. 京都医健専門学校言語聴覚学科 1回生. 8/9-8/23. 2日間 ×4G. 言語聴覚士 学生. 京都医健専 門学校. 4. 京都府立医大看護学生 4回生実習「看護の実践と統合」. 3. 京都府立医大看護学科4回生3名. 8/30-9/1. 3日間. 看護学生. 府立医大. 5. 京都薬科大4回生実習. 1. 京都薬科大薬学部4回生. 9月13日. 1日. 薬学生. 京都薬科大. 6. 京都府立医大看護学生 4回生実習. 1. 京都府立医大看護学科4回生. 10/3,未定. 未定. 看護学生. 府立医大. 7. 京都府看護協会より 訪問看護研修. 1. 薬師山病院看護師. 10月26日. 1日. 看護師. 府立医大. 8. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 1. 10/17-11/18. 4W. 薬学部教員. 岐阜薬科大. 9. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 1. 京都府立医大初期研修医2年目. 11/7-12/2. 4W. 研修医. 府立医大. 10. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 2. 岐阜薬科大薬学部5回生. 11/2-11/15. 2W. 薬学生. 薬科大. 11. 京都府立医大緩和ケア推進看護師 養成プログラム(在宅緩和ケア). 1. 訪問看護ステーションかんご屋 訪問看護師. 11/16-11/22. 5日. 看護師. 訪問看護 ステーション. 12. 京都府立医大緩和ケア推進看護師 養成プログラム(在宅緩和ケア). 1. 訪問看護ステーション虹 訪問看護師. 11/30-12-6. 5日. 看護師. 訪問看護 ステーション. 1 2 月 13. 京都府立医大緩和ケア推進看護師 養成プログラム(在宅緩和ケア). 1. 京都民医連中央病院 病棟看護師. 12月8日. 1日. 看護師. 病院. 14. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 1. 京都薬科大薬学部5回生. 1/10-1/20. 2W. 薬学生. 薬科大. 15. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 2. 京都薬科大薬学部5回生. 1/23-2/6. 2W. 薬学生. 薬科大. 16. 京都府立医大在宅看護学実習1G. 4. 京都府立医大看護学部3回生. 1/17-19. 3日. 看護学生. 府立医大. 17. 京都府立医大在宅看護学実習2G. 4. 京都府立医大看護学部3回生. 1-31-2/2. 3日. 看護学生. 府立医大. 18. 京都府立医大在宅看護学実習3G. 5. 京都府立医大看護学部3回生. 2/7-2/9. 3日. 看護学生. 府立医大. 19. 京都府立医大在宅看護学実習4G. 4. 京都府立医大看護学部3回生. 2/14-2/16. 3日. 看護学生. 府立医大. 20. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 1. 京都府立医大初期研修医2年目. 2/20-2/24. 1W. 研修医. 府立医大. 3月. 21. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 1. 京都府立医大初期研修医2年目. 3/13-3/17. 1W. 研修医. 府立医大. 4月. 22. 京都府立医大在宅看護学実習5G. 5. 京都府立医大看護学部3回生. 4/11-4/13. 3日. 看護学生. 府立医大. 23. 薬剤師在宅医療研修. 2. ゆう薬局グループ薬剤師. 5/1-翌年3/31. 1年. 薬剤師. ゆう薬局. 24. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 1. 京都府立医大医学部6回生. 5/8-5/12. 1W. 医学生. 府立医大. 25. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 1. 京都府立医大初期研修医2年目. 7/31-9/1. 5W. 研修医. 府立医大. 26. 言語聴覚士学生実習. 27. 京都医健専門学校言語聴覚学科 1回生. 8/9-8/29. 2日間 ×7G. 言語聴覚士 学生. 京都医健専 門学校. 27. 京都府立医大在宅チーム医療推進 学講座研修. 2. 京都薬科大薬学部5回生. 8/21-9/1. 2W. 薬学生. 薬科大. 28. 京都府立医大看護学生 4回生実習「看護の実践と統合」. 3. 京都府立医大看護学科4回生3名. 8/29-8/31. 3日間. 看護学生. 府立医大. 29. 地域包括支援センター実習. 3. 京都中央看護保健学校3回生. 8/30-9/1. 半日. 看護学生. 看護専門学校. 8月. 9月. 10月. 11月. 1月. 2月. 5月. 7月. 8月. 岐阜薬科大学薬学部教員. 10 1名. 6.

(7) 4.2.先 駆 的 な 在 宅 医 療 ま た は 介 護 教 育 プ ロ グ ラ ム の 実 践 機 関 の 視 察. 「南丹市日吉地域における地域包括ケアシステム」の見学を行った。. 1). 第 1回. 2016 年 10 月 20 日 ( 木 ). 9:00-13:00. 岐阜薬科大学薬学部教員 1 名の在宅医療研修に同行 ・日吉ゆう薬局の見学 ・日吉ヘルスケアローソンの見学 ・薬剤師によるコミュニティールームでの講義(日吉地域での地域包括ケアについて). 2. 第 2 回. 2016 年 11 月 15 日 ( 火 ). 9:00-16:00. 京 都 府 立 医 科 大 学 初 期 研 修 医 2 年 目 1 名 、岐 阜 薬 科 大 学 薬 学 部 5 回 生 2 名 の 在 宅 医 療 研修に同行 ・日吉ゆう薬局の見学 ・日吉ヘルスケアローソンの見学 ・コミュニティールームでの講義(薬剤師による) ・明治国際医療大学附属病院の見学. 3. 第 3 回. 2016 年 12 月 13 日 ( 火 ) 14:00-17:00. 京都府立医科大学初期研修医 2 年目 1 名の在宅医療研修に同行 ・日吉ゆう薬局の見学 ・日吉ヘルスケアローソンの見学 ・神山医師によるコミュニティールームでの講義(在宅医療について). 7.

(8) ※参考資料:ゆう薬局グループ広報誌より. 8.

(9) 9.

(10) 4.3 研 修 ・ 実 習 プ ロ グ ラ ム を も と に 「 在 宅 チ ー ム ケ ア 実 践 テ キ ス ト 」 の 作 成 「 多 職 種 向 け 在 宅 医 療 ・ 介 護 研 修 ・ 実 習 生 用 ハ ン ド ブ ッ ク 」 を 300 部 作 成 ※別データ参照:表紙と目次のみ掲載. 10.

(11) 11.

(12) 4.4 実 習 生 ・ 研 修 生 ア ン ケ ー ト 集 計 1)ア ン ケ ー ト 内 容. 12.

(13) 2)ア ン ケ ー ト 集 計 結 果. 13.

(14) <フリーコメントより> 1.在 宅 の現 場 でのチーム医 療 について . 訪 問 診 療 ・ 訪 問 看 護 だけ で なく、ヘ ル パー さん や薬 剤 師 さん な ど 多 くの ⽅ 々が 現 場 に ⼊ り 、 横 の つなが り を持 つ こと の ⼤ 切 さが. . 患 者 さん の 治 療 ⽬ 的 ・ ケ ア ⽬ 的 を 決 め た 上 で ⾏ う⾏ 為 を ⾒ ること がで きた 。. . 患 者 さん の 要 望 を 迅 速 に 叶 えら れてい た。. 実 感 で き た。. . 朝 の ミー テ ィング で 全 スタッフが しっ かり と 情 報 共 有 が ⾏ っ てい た。. . 朝 の 多 職 種 ミー ティングで 、 連 携 の 必 要 性 に 加 え 、 連 携 の ため の ⽅ 法 につい て 理 解 を 深 め た。. . 病 院 内 より はる か に連 携 をと るこ とが 難 しい と 感 じ た。. . iPad やサ イボ ウズ live を 使 っ て 、 情 報 共 有 し 、 必 要 な 時 に 必 要 な 情 報 をすぐ に 確 認 で き た。. 2.在 宅 での多 職 種 の役 割 について . 職 種 によっ てもち ろん やるべ きこと は違 っ てく るが 、 ⼀ ⼈ の 患 者 様 の ため にその 役 割 を 超 え て 向 き 合 っ てい くこと が ⼤ 切 だと 思 っ. . それぞれが 介 護 の プロ、 看 護 の プ ロと して ⼀ ⼈ の 利 ⽤ 者 さん に 対 して 思 い と 責 任 を 持 っ て 関 わっ て い る姿 が みれ た。. . それぞれの 職 種 の ⽅ が 、そ れぞれ の ⼒ を 出 し、 協 ⼒ する 、 連 携 す ること で 、 患 者 さ ん にその ⼒ が 届 く ん だと 思 い ま した 。. た。. . 実 際 に 直 接 多 職 種 の ⼈ か ら 講 義 や ⽣ の 声 を 聴 くこと が 出 来 た 。. . 様 々な 視 点 か ら アプロー チ して 、よ り よい 環 境 を 作 り 上 げ てい るけ ど 、 どの 職 種 も 対 等 な⽴ 場 で あ ること が ⼤ 切 だと 感 じ た。. 3.在 宅 での地 域 の役 割 について . 町 が ⼀ つの 医 療 複 合 施 設 の よう に 機 能 し てい る 様 ⼦ を 感 じま し た。. . 散 歩 の 途 中 、ク ライアントさん と 道 ば たの 花 に つ い て話 をし た。「 散 歩 し たくな る 地 域 」 が あ れば、 それは 価 値 で あ り 、役 割 になる と 感 じ た。. . 在 宅 にお い て、 薬 局 や 商 店 街 の ⼈ 々と の 関 わ り など も 不 可 ⽋ であ り 、 地 域 と の 関 わり が あ っ てこ そ、で きる 医 療 も あ ると 学 ん. . 商 店 街 が 買 い 物 だけ で はなく、 ⼈ 々の 気 持 ちの より ど ころと なり 、住 み よい 地 域 を 作 る ⼤ 切 なもの だと 再 認 識 して 、 守 っ てい き. . 地 域 で の ⾏ 事 を ⼤ 切 にし て、 地 域 の ⽅ 々の ⼼ の ⽀ えと なっ てい る 。. . 地 域 の つなが り が 強 け れば 強 い ほど 、在 宅 医 療 はスムー ズ に 提 供 で き ると 感 じた 。. だ。 たい と 思 っ た。. 4.全 体 を通 しての感 想 ・要 望 . 先 ⽣ ⽅ が そ れぞ れの 患 者 さん に ⼼ か ら 寄 り 添 うと ころを 拝 ⾒ し 、わ たし ⾃ ⾝ の これ か らの 姿 勢 にお い て少 なか らぬ 影 響 を 感 じ た。ま た、 患 者 さ んの 周 り を 取 り 巻 く 環 境 は 本 当 に 多 種 多 様 で 、 外 来 調 剤 の 際 に 患 者 さん に 投 薬 する だけ で は決 し て 分 か ら ない もの だと 思 っ た。. . 病 院 内 と は 違 う 療 法 ⼠ ・ クライ ア ント 関 係 だっ た。 病 院 で は 療 法 ⼠ が 引 っ 張 っ て い く感 じで 、 在 宅 で は⼿ を つない で 歩 い てい る 感 じ。. . 実 際 に 在 宅 医 療 に 同 伴 させて い ただい て 、わた しの 思 っ てい たよ り も明 るく、 また 外 来 診 療 より も 患 者 さん 都 の 信 頼 関 係 が 重. . 病 院 と 在 宅 医 療 の 室 の 違 い や、グル ー プホ ー ム にお い ての 医 療 と 連 携 な ど を 学 び 、 巣 状 以 上 に 質 の ⾼ いサービスを提 供 され. 要 で あ ると 学 ん だ 。 てい た。 . 想 像 し てい た もの と 違 っ て 、しっ か り と 実 習 担 当 の ⽅ が スケジ ュー ル を組 ん で もらい 、 分 かり やすい ように 講 義 や 実 際 に 利 ⽤ 者 さ. . 皆 さん が ここ 乃 利 ⽤ 者 様 の 希 望 に 添 い たい と い う気 持 ちが 伝 わ り ました。. . 看 護 で も 訪 問 し て 料 理 をし たり 買 い 物 に ⾏ っ た りと 、 ⾃ 由 度 が ⾼ く 、 必 要 なこと をされてい るの が 印 象 的 だっ た 。S T で 直 接 的. ん に触 れ 合 う 機 会 を 設 け てもら え たため 、と ても よい 実 習 になり まし た 。. に 関 係 の あ るこ と は 少 な か っ たの で す が 、だか ら こ そ 、 様 々 な もの を ⾒ て、ま た 違 っ た 視 点 で 考 えること が 出 来 るよう になる で は な いか と 思 っ た。 . 今 回 、はじめ ての 実 習 が ここで 本 当 に 良 か っ た。こ れか ら臨 床 に 出 てリハ ビリをすると き、 在 宅 に 戻 ら れた 後 を 想 像 し なが らセ ラ. . これから先 の ⽬ 標 やモチベーションにつながった。. . 患 者 さん の 元 気 でい ること 、 健 康 の 定 義 が 皆 違 う こと がお ど ろきだっ た。 ご 家 族 様 の 「 ⾔ う てみる もん やなあ」 の ⾔ 葉 が 、 叶 うか. ピーをしたいと 思 う。. 分 か らない 思 い でお っ しゃっ てい た の だろうと 思 うと 、 と ても 印 象 的 で 、 在 宅 医 療 の や りが い だなと 感 じ た。 . サ イボ ウズ live をつか っ た 情 報 共 有 が 衝 撃 的 だっ た。 在 宅 には と ても 良 い ツ ー ル なの だと 訪 問 に 同 ⾏ し て 実 感 し た。. . と ても 良 い 環 境 で 在 宅 ホ スピス の 実 習 をさせ て い ただき まし た。 領 域 別 実 習 で は学 べ ない 、 深 みの あ る実 習 で した。. . 多 職 種 の 関 係 性 も 良 く、コ ミュ ニケー シ ョンも 円 滑 に 取 られ てお り 、チー ム で 協 ⼒ し て 在 宅 の 患 者 ・ 家 族 をささえ てお られると 感 じた。. . 同 ⾏ 予 定 の 患 者 さん の 背 景 や 処 ⽅ 薬 など をあ らか じめ お ⽰ しい ただくこと で 、 前 も っ て薬 学 的 なこと につい て 予 習 で きるか と 思 い ます。その 上 で 同 ⾏ させ てい た だくこと で 、より 理 解 が 深 ま る 部 分 もで るの で はない かと 思 い ます。. 14.

(15) 4.5.多 職 種 に お け る 在 宅 チ ー ム ケ ア 研 修 ・ 実 習 プ ロ グ ラ ム 完 成. 「多職種向け在宅医療・介護研修・実習生用ハンドブック」の中にプログラムの例を提示. 4.6.研 究 成 果 の 学 会 発 表 日 本 プ ラ イ マ リ ー ケ ア 連 合 学 会 第 30 回 近 畿 地 方 会. ポスター発表を行った. 日 時 : 2016.11.27 会場:和歌山県立医科大学 テ ー マ: 「 在 宅 で 多 職 種 連 携 を 実 践 で き る 人 材 育 成 の た め の 研 修・実 習 プ ロ グ ラ ム の 構 築 」 (優秀演題賞受賞). 15.

(16) 5. 今 後 の 課 題 5.1 魅 力 的 な 研 修 ・ 実 習 提 供 施 設 と し て の 環 境 改 善 遠方からの研修・実習生に対して、ゆう薬局研修センターを活用した宿泊施設を提供し 始めているが、部屋が 1 室で、費用・管理面から積極的な活用ができていない。出来るだ け安価に、夜間のオンコール対応研修・実習にも対応し、インターネット回線も利用でき るような宿泊提供できる環境にしていきたい。 積 極 的 に 情 報 共 有 ツ ー ル と し て ICT を 活 用 し て い る が 、 i P a d や ノ ー ト P C の 研 修 ・ 実習生の十分な利用環境が整っていない。今後は、スタッフに気を遣わずに情報収集や情 報発信できるようなデバイスの充実をしていきたい。 研修・実習コーナーを設け、いつでも自由に使える場を設けたが、研修・実習生が多い と き に は 同 時 に 7 名 以 上 来 る こ と が あ り 、十 分 な ス ペ ー ス を 提 供 で き て い な い 。周 囲 に 気 を遣わず、且ついつでも気軽にスタッフに質問や交流できる環境を整えていきたい。. 5.2.多 職 種 の 研 修 ・ 実 習 生 の 様 々 な 交 流 場 面 の 提 供 積極的に日々の研修・実習振り返りを行い、それぞれの目的に合った研修・実習ができ ているか、一緒に学んでいる。多職種連携を実践できるための人材育成のためには、多職 種の研修・実習生の様々な交流場面を設定しているが、今後もさらに交流会、合同ディス カッションの場を設け、地域に積極的に出て研修・実習生主体で課題を発掘し、私たちに 課題解決の提案ができるようなプログラムを構築していきたい。. 5.3.研 修・実 習 の 影 響 が そ の 後 の 進 路 に 影 響 を ど の 程 度 与 え た か 、イ ン パ ク ト 評 価の必要性 研修・実習終了直後のアンケート評価は実施しているが、在宅医療実習・研修の卒前・ 卒後教育の中で、在宅医療への関心・進路への影響がどの程度あったのか、1 年後や卒業 前 の ア ン ケ ー ト 、 お よ び 研 修 ・ 実 習 OB 会 な ど 設 け て 、 私 た ち の 研 修 ・ 実 習 を 評 価 し て も らい、今後のプログラムの改善に活かしていきたい。. 16.

(17) 6 感想 この度、勇美財団の研究助成を受けることができ、研究を遂行することができたことに 深く感謝申し上げます。. あっという間の 1 年間で、日々の研修・実習の受け入れに忙殺されて、多職種連携を実 践できる人材育成のための研修・実習プログラムの構築はまだ道半ばです。 「在宅医療っておもしろそう、思った以上にやりがいのある、多職種連携って難しいけど とっても大切だ」と少しでも感じてもらい、数年後、在宅医療の現場に携わる多職種の人 材が育ってくれるようなプログラムを今後も提供していきます。 この間、多くの皆様方の協力を得ながら、学生・社会人の研修・実習を受け入れてきま した。外から私たちの在宅医療の現場がどう見られているのか、私たちの学びもあり、た くさんの気付きをいただきました。 今回の助成金で作成させていただいた「多職種向け在宅医医療・介護研修・実習生用ハ ンドブック」を活用して、今後も積極的に研修・実習生を受け入れていきます。. 勇美財団のご担当者様には、さまざまなアドバイスをいただき、報告書の提出期限でも ご迷惑をおかけしながらも、温かく支えていただきました。心よりお礼申し上げます。. 17.

(18)

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