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ノード集中を除去する地図変形表示法

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Academic year: 2021

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1−D−2

1996年度日本オペレーションズ・リサーチ学会 春季研究発表会 ノード集中を除去する地図変形表示法 01605520 NTT通信網研究所 NTT通信網研究所 NTT通信網研究所 01009550 NTT通信網研究所

巳披弘作 M【WAHiroyoshi

*山I_[l慈朗 YAMADAJiro

森川克子 MORIKAWAKatsuko

伊藤大雄 汀OHiro 画面上に必要な全情報(大規模ネットワーク)が表示さ れること. 2)ノードの集中を排除し,詳細を識別できること. 3)変形表示を得る過程で,変形のために必要なパラ メータをオペレ一夕が設定する必要がないこと. ∠1)処理時間が速いこと. 更に,本損案方法では,「地図とノード全体が見やすい こと_】という主観的な要求条件を,r’ノード間の相対位置 閲係を変えず,ノード閃をできる限り拡大する」という 条件として捉える.提案方法は,この条件を満足するよ うにノーード座標を変換する部分と,それに合わせて高速 に地図を変換する部分からなる. 2.1 ノード座標変換法 ノ・−ド閃の相対位置関係を保ったまま,ノード同距離 の最小値を偉大化するように,ノード座標を変換する. ここで,ノードして.,り,(・一っ、),:)のノード間距経としては てンハッタン岸舶帳軒・小叫−.りを用いる. このノード座標の変換問題を線形計画問題(LP)とし て以下のように定式化する.まず,最初に与えられた/J 何のノーードの座標を(〟ノ,り(たト刊,ただしん≦〟.≦d,≦ .T ‥・≦〟≦γ、,⊥≦㌔.≦占′,2≦…≦ム≦〃、,,左,γ,,エ、.,〝 Jll■〃JIJ■

はそれぞjt.り座標の上下限)とする.変形後の座標を表

す変数をそ九ぞれ(・い,f)(た1叫とし,2つのノード間距 離の最′ト値を表す変数を〟とし,これを最大化すべき目 的関数とする.次に,相対位置関係を保つという制約式

は,・−t≦一T2≦・‥≦−Y,ト、1,−≦・}ンヱ≦…≦芳..と書け,変形後

のノード座標値が上下限を越えないという制約式は,キ. ≦∫,・・一月≦〃r・ム、・≦Jン.・.㌦.≦〃と番ける・更に ,2つの

ノ」ド間距離が全てのノーード間距離の馴、値であるd以

__l二という制約式が必要であるが,これは全ての2つの ノードの組に対して必要ではない.実際,「変形前のノー ド配置において,:Zつのノードを頂.真に持ち,ズ軸に平行 な線分及び)・軸に平行な線分によって作られる矩形内に 他のノードが含まれない」という条件を満足するような, 全ての2つのノード問に対してのみノード間距離が最小 佃〟以上ということを制約式に入れることによって,制 約式の歎を最小限に絞ることができる.なぜなら,もし 2つのノ・一ド/,,付から作られるこのような矩形内に他の ノード「が含まれているならば,〝,ヴ間距離は〝,r間距離 よりも大きいが,ノーード座標の変換で相対位置関係を変 えないという条件よl),変換後の〆,車間距離は〆,r憫距 離よりも大きいので,〆,′ノ間距維がd以上という制約式 1.まえがき 通信網における各種オペレーション業務を効率的に行 うためには,ネットワークの構成や状態を,オペレ一夕 が即座に的確に把握する必要があるが,そのためには GUI(GraflcalUserlnterface)が有効である. 大規模なj馴言網の表示方式としては,マルチウインド ウを川いて通信網の全体構成とその部分拡大領域を分割 して表示する階層表示法(川,【2】)や,ディスプレイ画 耐より大きく拡大した地図を画面上でスクロールするこ とによって,必要な領域を衆示するスクロール表請法閏

などが提案されている.しかし,これらは通信網の一部

のみを拡大して異なるウインドウに表示するために,通 信網全休を概観できず,更に離れた2つのノード間のト レースや目的のリンクの選択が煩雑であるのでオペレー ションを行う上では不適切である.一一方,このような閃 掛二対処できる方式として,通信網の一部を拡大変形し, 全休を∼・つのウインドウで表示する地図変形法が提案さ れている.しかし,これらは異なる2つのノー・ド間の相 対位置関係を変えてしまうために,元の地馴二おける ノード閉の位置関係から変形後のノードの位置関係が類 推できず,ノードやリンクの選択の困難であったり(【6】 .用),オペレ一夕がパラメータを設定する必要があるの で試行錯誤しなければ望ましい結果が得られなかったI), 変形結果がオペレークの技術や経験に依存してしまうと いう問題があった(【4】、【7】).ここで,「ノード閃の相 対一胡乱閲係を変えない」とは,各ノードに対して北側に あったノードは変換後も北側にある(他の方角も同様) ように移されることである. 本検討では,「地図とノード全体が見やすい」という主 観的な要求条件を,「ノード間の相対位置関係を変えず, ノード問をできる限り拡大する」という条件として考え, この要求条件を満たす方法として,線形計画法(LP)を 利川する地図変形法を提案する. 旦∵地図変形表示法 まず,本検討で根う対象は,海岸線や県境などを表す 地図と,その上に配置された,交換局などを表すノード からなるものとする(図2(a)参照). ・−■・つの画而上でノード及び地図を全て表示するような, 見やすくかつ操作し易い変形方式を考える際,以下の要 求条件が考えられる. 1)表示画面の切替などで作某を中断したり,来示して いない情報の記憶をオペレータに強いないために,同一 −78− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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があれば,〆,ヴ′閃距椎に関しては不要だからである. 以上のようにして得られた制約式及び目的開放からな る1JPを解けば,変換後のノード座標値が得られる. 2.2.2地図座標変換法 ・海岸線や県境を表現する地図は、地区=巫標と呼ばれる ′・ノラこを線分でつなぐことで表されている.ここでは,この 地図座標を変換し,変換前に線分で結ばれていた地図座 席問を線分で結ぶことで地図を変形する. まず,地図全休を矩形で囲み,変形前の各々のイ…ド を通り.−軸に平行な直線及びJ・軸に平行な直線を引くこ とによって,地図を囲む矩形をこれらの直線で閉まれた バケットで分割する.なお上からノ行,左から/列のバ ケットをβ‥と杏き,バケットβヴの右下頂点の肘票を り

亙りとし・バケットβゲ内の地図座標(′‥)を,一画gf..+

(トりgf(0≦J≦り,l′=∫/−ノー.・(ト叫(0≦・T≦l)の形で来 す・上で行ったノード座標変換によってバケットβ〟の右 下頂点に対応するノード座標が(g∧′・/りに変換された時, バケットβ〟内の各々の地陛掴H票の変換後の座標(=∧・lりを ′′∧=′g∧‖+(トりg∧′,V∧=叫.t・(l−り/∼1とする・同様にして すべてのバケット内の地図座標を変換する. 3.適川例 通信網における伝送設備のあるノードを200個配置し た11本地図(図2(a))に対して,提案方式を適用した結 果を図2(b)に示す.本検討では,ノード座標の変換の ための線形計画閃題を附くために,内点法アルゴリズム を基本とするNUOPT2.O(株式会社数理システム社製) を川いた. 図2(b)の結果から,ノード間距離の最小値が,変形 前の地図では2であるのに対し,変形後では25と,】2.5 1吾に拡人されることが分かる.・この場合,最も時間がか かるノード座標変換は,SunSp;lrCSta†ionlO上で43秒で あり,実用上問題のない時間で変換することができた. 提案方法では,ノードの相対†訂置関係を変えないので, 変形前のノードの位置関係から変形彼の位置関係が頬雅 でき,複数のノードを続けてトレースしたり,リンクを 掩寮することが容易であり,更に,ノードの密集が椚消 されるので,個々のノードの識別が容易であることが, これらの例から分かる.またオペレークは,パラメータ の設定をする必要はない. 4.まとめ 今後は,精度の高い高速ヒューーリスティツクアルゴリ ズムの検討や,リンクの重なりも除去する方法の検討を 行う 参考文献 川河汀‡.剛寿.=l野.’●通信網オペレーーシ:一ンにおけるHMl操作手順 の椎討●●∴91†言草金紋季大会Ⅷ−併軋 .凹佐々:木,永非,綿木,’一統合ネットワーク管理システムのための ヒューマンインクー フェース開削旨針の構築”,信学技報IN90−56.ppl− 6,1990. 川J・P,(’Llnningha−11,J.P.Rotc‖a.C.I..AspIund,汁Kawano,T.Okazaki,K■Mase, ●■St:rCenSy■11hotshr11t:l、…rkopemtit)nSamIman;1各州1ent‖.IEEE1992Ne†work ()lでratiりIISan(1MilnagぐmentSynlPOSium.S)・mPOSilmlRecord.pp.5.1.1−5.LlO. 1992. 川ト・l・5;trknr,入イ・11.日ro≠・n∴Graphca川she)■eVie≠′Sl)rg「aPhs‖,Proc・ACM SIGCHl.92Conr.onl■lumanFacIol−SinCoTnPl=川gSyslems.pp.83−9J,)992. 15】岡崎,畠山,川野∴●マルチフィッシュアイ・ネットワーク表示法∴ 信学技稚IN94−1t6.pp59−66.1994. 【=藤◆.「いル,的均.高野∴リノアルタイムなIlibcal表示を用いた網構成 表示丑詑∴信学技綿1N9うー10しpp.〕ト軋199二1. t7I枝廣.中井∵●ノー・ド集中を有するネットワーク表示におけるノード 再配苦手法■■,●94信孝余春季大会8−7I6. q r ′ ′′ ■ P →「♪.′・間距離J≦「〝.ヴ同距麒」ならば 「/−■ノ間距#」≦「〆.マ’間距職」 レ.澗距蛸≧山の制約式があれは.レ.ヴ同距離≧‘/」の制約式は不要 卜二Il)い主な糾勘式の川除 変形前 ノ・−ト川和郡忙小仙三 爵雪ノ ∴・/、.∵ J・・ ∴/

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. 本検討では,「見やすい」という主観的な条件を, 「ノーード閃の相対位置関係を変え一戸,ノード間をできる限 り拡大する」という客観的な条什として捉えることによ り,ノーードの相対位置関係を保ちながらノード同距離の 最小伯を最大化することによってノード座標を変換し, そゴしに作って地図を高速に変形する方法を提案した.本 柁案方法は,上記の条件の下で最適な変形地図であるの で,他の様々なヒューリスティックアルゴリズムの性能 詐術の基準としても使うことができる. −79− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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