消費者行動モデノレとプランド戦略:
最近の展開
小川孔輔
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.
はじめに
シャンプーのボトルの形状,車のスタイルやボディ ー・カラーには十数年周期の流行が観察される.しか し,一定のパターンを伴った流行のサイクルが認められ るのは,何も製品やプランドに限られるわけではない. マーケティングやマーケティング・リサーチの研究にも 3-5 年区切りで研究テーマの“流行り廃り"があり, しばしば 15-20年後に同じテーマのリサイグル波が到来 する. 1960年代後半から 1970年代の前半にかけて OR 学 会やマネジメント・サイエンス学会で一世を風腐した 「確率的プランド選択モデル J 注1)もその 1 つである.2
.
確率的プランド選択宅デル再訪
2.1 Colombo/Morrison モデルMarketing
Science 誌の最新号に,New
York 大学 の Colombo 教授と UCLA の Morrison 教授(以下 C/Mと略記)が共同で“ A
Brand Switching Model with
I
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r
Marketing
Strategies" というタイ トルの論文を発表した [5 ].この論文は,確率的ブラン ド選択モデルをプランド戦略策定にさいしての合意が得 られるように位置づけし直したものである.彼らは,い わゆるマルコフ型のプランド遷移行列を対数線形モデノレ で分解し,消費者を各プランドにロイヤルなセグメント(HCL :
Hard-Core
Loyals) と,プランド聞をスイッ チするセグメント (PS:P
o
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n
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l
Switchers) の 2 層 に分割し,各セグメントの構成を時系列的に比較するこ とで,当該プランドと競合プランドのシェア変化の源泉 を明らかにしている. 表 1 -表 3 は C/M 論文で例として取り上げられた自 動車のデータを再録したものである.表 1 は 1960年から 1963年にかけての米国 3 大自動車メーカーの市場シェア おがわこうすけ法政大学経営学部 干 102 千代田区富士見 2 ー 17-1 1989 年 9 月号 表 T マーケットシェアの変化: 1960ー 1963 年 G M フォード その他 クライスヲー 1960 1961 1962 1963 43% 44 51 51 ヲtnU7aqJ2
3
2
2
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1
1
1
1985( 参考 )40 21 27 12 表 2 乗用車のスイッチング行列: 1960ー 1963 新車 1960 G M フォードその他 スラークライ nm 》・ 1RJ 《u zoq4 ・ 1q4 M ド他一一}好
「{イ -フ G フそク 下取り車 .14 .60 .18 .17 .12 .06 .12 .07 .62 .05 .16.
4
6
1961 G M_ G
取フォード .23E その他 .26
• クライスヲー .28M
.70 新車 フォードその他 .18 .10 .64 .10 .18 .49 .17 .14 クライ スラー .05 .05 .07.
4
6
1962 新車 クライ G M フォードその他 司 Z~ -,ー_ G
M .
7
7
取フォード .27旦その他 .28
E クライスラー .32 .13 .62 .18 .18 .07 .03 .08 .03 .49 .05 .11 .39 1963 G M 。 onyooq4 得 rη4n493 M ド他一一〉一~
オ t イ・ ラ G フそク 下取り車 新車 フォードその他 .11 .06 .59 .06 .14 .48 .11 .09 イ一 ララ一回凶 ω 信 クス一 詮: 1960年の第 1 行は, GM車を下取りに出したすべて の人々のうち, 68%が GM寧を, 14%がフォード寧 を, 12%がその他のメーカー車を, 6%がクライス ラー車を新たに購入したと読める. (41)4
8
9
表 3 乗用車のロイヤル・ユーザーとスイッチャー の割合 スイッチャー (PS セグメント) 年 G 恥f フォード その他 クライスラー
1
9
6
0
35%
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ロイヤル・ユーザー (HCP セグメント) 年G M
フォード その他 クライスラー1
9
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2
の変化を示したものである.また,表 2 は乗用車のスイ ッチング行列であり,各年の表頭と表側はそれぞれ新車 と下取り車のメーカーを表わしている.この間 GMがシ ェアを上げたのに対してフォードとクライスヲーのシェ アは低下したが,スイッチング行列の対角要素と非対角 要素を仔細に読み取ることで,シェア変化の源泉に関し ておおよその見当をつけることができる. 表 2 を行列と見なして左下 4 つのセルを比較すると, 他社シェアの奪取に関して GM とフォードは 1960年では ほぼ同等であったが, 1963年には GM がフォードの 2 倍 の成果を上げていることがわかる.また,対角要素の比 較からは, GMは自社ユーザーの再購入に関しでもフォ ードを凌駕していることが見てとれる.表31'1 各年の推 移行列に含まれている情報を対数線形モデルで、縮約した ものである.上段は特定のメーカーに対してロイヤルテ ィーのない消費者 (P S) のメーカー別割合であり,下 段は同ーメーカーの車にロイヤルな消費者 (HCL) の 割合である.時系列で比較すると, GM とフォードの差 は PS セグメントからの吸引力の差であり,マルコフ行 列の対角要素を比較したときとは違って, HCL セグメ ントに関しては相対的に差のないことがわかる.フォー ドは他社(車)ブランド吸引のための戦略を考えるべき であったことになる.2
.
2
C/Mの長所と潜在構造分析 上の例j では対象がわずか 4 つの企業であり,推移行列 の情報だけからでも消費者の購入行動の変化を把握する ことができるが, C/M モデルのようなアプローチは対 象(ブランド)の数が多くなる時に大いに威力を発侮す4
9
0
(
4
2
)
るであろう.たとえば 10 プランドの市場で, 10年間分の 10X 10 のスイッチング・マトリックスを比較分析するの はかなり骨が折れるが(大抵のデータ分析者はギプ・ア ップするだろう),スイッチング・セグメント (P S) と ロイヤル・セグメント (HCL) を対照させながら,\0プ ランドに関する\0年分の時系列データを解釈することは それほど困難ではなかろう. C/M 論文では PS セグメントが l つであると想定さ れていた.Grover
,S
r
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[
6
J は潜在構造モデル(Latent Structure
Model) をスイッチング行列に適用して,複数のスイッチング・セグメントを取り出す方法 を提示している.さらに,
Grover
,S
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n
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v
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s
a
n
[
7
J は 取り出された各々の PS セグメントのプランド選択シェ アを,ロジット・モデルによって,価格やプロモーショ ンなどのマーケティング・ミックス変数への効果に関連 づけている.注2)3
.
競争的市場構造の分析
3
.
1
強制スイ・7 チ・データ GM とフォードの例は,乗用車の買い換えデータから, 潜在的な 2 つの消費者セグメント(ロイヤル層と非ロイ ヤル層)を推測したものであった. ところで,下取り率/新規購入車とは別に,買い換え 時に実際に購入された車と比較検討された車(あるいは 第 2 位にランクされた車)が調査データとして得られる ことがある.たとえば「マーク E 購入のさいにスカイラ インが検討された J , あるいは「もしマー夕立がなけれ ばチェーサーを買った J 等などである.こうして収集さ れたデータは,乗用車に関する消費者選好の近さを表現 したものであり,強制スイッチ・データ (ForcedSwiュ
t
c
h
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g
Data) と呼ばれている.Urban
,Johnson
,Hauser
[IIJ は強制スイッチ・データからブランド(製 品)をグルーピングし市場構造を探る統計的仮説検定法を工夫し PRODEGY
(Product
Strategy) と命名した.注3)
3
.
2
PRODEGY の検定手続き PRODEGY では,全体のマーケットが L 、くつかのサ フ.マーケットから構成されていることを前提とする. 手続きの第 1 段階は,製品属性や使用実態,本特集で も紹介されている知覚マップの手法(古川 [14J) ,あるい はグラスター分析などによりブランドのグルーピングに 関する仮説を立てることである.次に,そのサブマーケ ットの構成が妥当かどうかを無構造のマーケット(プラ オベレージョンズ・リサーチ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.ソフトドリンクの強制j スイッチング・データ 表 4 スイッチ先プラン ド 第 1 順位 実数{シェア) 第 l 位選択 プランド名 (1司 必噌《 U 必守 η , a 。 2 ヲ E4 旬。 4roa せ 4 ・‘ zJd せ nツ ・ 1 ・ 1nJhzo (14) zy ハ U'i ・iq ,ゐ戸、, nuq300 凋守 'ir コ F コ ー (13) 必 Tnuq4zon ツ rOE393 〆OA せ AUn ツ 。, an4 ・ 1 ・ 1 ・ lr コ (1訪 -inu--roqJqJ ・1RJF コ・ l 《U 1 守 f 戸、, Fコ 。コ ) 1 1
1
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9
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42 24 3 23 6
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7
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組"‘ d せ qJ ・ in4zo roq コ〆 O (6) 民 JqL 凋守 nu ヲ' ζJ 必守 'i nu 必守口 U マ snunu--aqJA せ ' l ' a ' i n 4 (5) qJqL ヲ sn ツ n y r o 93 《U 守 400n4nur コ nE'i 勿 t 'i 戸、,・ i ・1qJ qJqLd 守 zo'i'i'iA せ nY93 守, Ei'n4a “.・ 1 ・ 1(
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129
28 、,, J - E a '(
743 (25.7%) 46 ( 1. 6%) 67 ( 2.3%) 223 ( 7.7%) 221 ( 7.6%) 114 ( 4.0%) 168 ( 5.8%) 285 ( 9.9%) 214 ( 7.4%) 130 ( 4.5%) 24 ( 0.8%) 117 ( 4.1%) 169 ( 5.9%) 105 ( 3.6%) 264 ( 9.1%) コカコーラ ペプシコーラ コカコーラライト スプライト キリンレモン ファンタ ミツヤサイダー ポカリスエット アクエリアス オロナミン C リアルゴールド サンフィル キリンオレンジ ジョージア*U
C
C*
0444 司ゆめめの前町的川川間同川町同 ( ( ( ( ( ( ( ( t t f f ( ( 4 19 154(
4
)
ランドを実際に選んだ人の割合は, 円以 8)=n , (8)!ni ただし , n , (8)=~ni (j) j手 s jεS となる. もし,帰無仮説(無構造市場)が正しいとすると, ni(8) は,平均 niPi(8) , 分散問 Pi
(8) (I-Pi(8)) の二項分布をすることになる.十分大きなサンプル数 (n , >20) があれば,これは正規近似できて,正規化され た z 値Zi=( ni(8) ー Pd8) )!vPd8)( 1-pJS百万i (5)
に,適当な有意水準(たとえば a=.05) を設定して仮説 検定ができる. もちろん,プランド a が十プマーケット S に属すれば 引 >0 であり,属さなければ Z, <O である.また,同様 な検定は,サプマーケットの各々に関して要約された z 値 (z(8)) を求めることで実行できる. はじめに想定したプランドのグルーピングによっては 十分満足のゆく z 値(正の有意な値)が得られない場合, z 債を参考にしながらプランドとサプマーケットの組み 変えを行ない再度仮説検定を行なう.このプロセスは試 行錯誤の過程である.仮説検定を通る複数のサプマーケ ットが存在することもあるし,適当な分害Ijが全く見つか らない場合もある. ンドをグルーピングしない時の単一のフラットな市場構 成)と比較する.この場合は,無構造のマーケットが帰 無仮説である. 仮説検定をするために,強制スイッチ・データを次の ように加工する. まず,市場が無構造の場合位にランクされたプラ ンドが手に入らない時は,消費者はプランドの現在シェ アに比例した確率でそれ以外のブランドを選ぶと考え る.したがって , mi をプランド i のマーケットシェア とすると,プランド i が選択できない場合のプランド j の選択確率は,
Pd
j) =mj!(
1
-m;) (1) となる.最初に想定されたサブマーケットの分割をプラ ンドの番号の集合で表わし , T= {1, 2 , …, 8,…}とする と,サブマーケット S のシェアは, Pi(8)=(~mj)!( 1-mi) J'手 z 1<8 *缶コーヒー (43)4
9
1
(2) となる. これに対して,表 4 のような実誤Ijの強制遷移行列の (i , j)セル度数を ni (j), ブランド i を第 11順位で選択し た消費者の数を引とすると,プランド i がない場合にブ ランド j を選択した人の実際の比率は, ni(j)=ndj)!ni (3) である.したがって,サプマーケット S のいずれかのプ 1989 年 9 月号表 S 代替的市場構造仮説に対する正規検定統計量 Zi 市場構造仮説 プランド名
Hl
Hz
Ha
H
,
(1) コカコーヲ1
7
.
6
1
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.
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2
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.
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.
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(2) ペプシコーラ4
.
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.
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(3) コカコーラライト2
.
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.
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.
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(4) スプライ ト9
.
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.
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.
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(5) キリンレモン6
.
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.
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(6) フ ア ユノ タ 0.5命0
.
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(7) ミツヤサイダー7
.
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.
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(8) ポカリスエット1
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(9) アタエリアス1
1.7 1
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.
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(11) リアルゴールド -0.6ホ5
.
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(12) サンフィル1
0
.
1
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.
8
1
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.
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2
0
.
0
(13) キリンオレンジ 1. 6ホ7
.
2
7
.
2
1
1.3
(14) ジョージア*1
9
.
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.
0
1
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0
1
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(
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5
)
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C*
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.
1
市場全体の z 値3
6
.
5
4
1.5 5
1.9 6
1.2
註*印はプランドのザ 7' マーケットへの帰属が 5% 水 準で有意でないことを意味している. なお,サ 7'7 ーケットに関する z(8) はすべて 15 を超えている.3
.
3
ソフトドリンクの市場構造 表 4 は 2 , 890 人の消費者から得られた清涼飲料の強制 スイッチング・データである.この表は,まず (A)15 プ ランドの中から 1 番好きな商品を 1 つ選んでもらし、,次 に (B) お店や自動販売機に一番好きな商品がない場合に どの商品を買うか,を質問することによって得られたも 2 1.5 車由n
IIR 円 JI
l
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1 1 。2-0.5
〆 η -1'~ï +コークライト+
ベプシ +コカコーラ+
+
ツ矢サイダ ス+ ブキ+
ラリ フ イン ア トレ ヨ〆 モ タ ~-
0
.
6
-
0
.
2
のである.注4) たとえば,炭酸を含んだ清涼飲料かどうかと,缶コー ヒーであるかどうかを基準にして,商品を分類すると, 市場構造 (H1)= {(コカコーラ,ベプジコーラ,コカコーヲライト, スプライト,キリンレモン,ファンタ, ミツヤザ イダー,オロナミン C , リアルゴールド), (ポカ リスエット,アクエリアス,サンフィル,キリン オレンジ), (ジョージア,UCC)}
というグルーピングが得られる. 前節の手続きを利用して,理論スイッチ確率と実際の スイッチ比率から統計検定量引を求めると,表 E の第1
:列n (Htl のような値が得られる.サプマーケットに関 する正規検定統計量 %(8) は,いずれの+プマーケット についても 1% で有意であるが,ファンタ,オロナミンC
, リアルゴールド,キリンオレンジの z 値が 5% で有 意でない.したがって,適当なグループの組み換えが必 要になる. しばしば, グループを組み換える補助的な手段として 知覚マップが利用できる.清涼飲料の調査では, (C) 2 番目に好きな商品がない場合に 3 番目の候補としてどの プランドを選ぶかも尋ねているので,回答者の答えたブ ランド (1- 3 番目まで)をダミー・コーディングして, これをコレスポンデンス分析(あるいは数量化国類)に かけることができる.注5) 図 1 は,そうして得られた 2 次元のプランド知覚マップである.ちょうど 4 つの象限 にプランドが間まっているので,それぞれの象限が 1 つ のサフ'マーケットを構成するものとする. +リアルゴールドポカリスエソト千fオアロタナエミリンアCス
+UCC
+
キリンオレンジ :;ョーン可‘'7+
+サンフィル0
.
2
0
.
6
1.4 x 軸(貢献度 13.30'ó) 図 1 ソフトドリングの製品マップ(+ :プランド)4
9
2
(44) © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず. オベレージョンズ・リサーチ(
1
)コカコーラ ーー一一ï28.6%
( 2) ペプシコーラ ーー--1・ー司---ー,(
3
)
コカコーラライト一一一...J :54.7%
(4 )スプーライト 一一一「 ト一一一九(
5
)キリンレモン
ー--1 25.1%
( 6 )ファンタ 一一一-l一一一_.J ( 7) ミツヘ'サイダ一 一一一...J (邑)向リスエ y ト一一、 17.3% ( 9 ) アクエリアス(
1
0
)
オロナミン C一一一一-1226%!
二コ竺 j-Em--1
(11) リアルゴー l レド(
1
2
)
サンフィル 一一一, 10.0% (13
)
キリンオレンジ一一一」一一一 -ì2~.7?0 (14
)
ジョージア*
一一寸 12.7%
ト一一-J
(15
)
UCC*
一一一一」ー白ー一ー __J 関 2 ソフトドリンクの市場構造 市場構造 (Hs)= { (コカコーラ,ペプシコーラ,コカコーラライト), (スプライト, キリンレモン, ファンタ, ミツヤ 十イダー), (オロナミン C , リアルゴールド,ポ カリスエット,アクエリアス), (サンフィル,キ リンオレンジ,ジョ}ジア,UCC)}
また,ここで,第 2 象限と 3 象限にある比較的まとま でいるように見える 7 プランドを 1 つのサプ市場と考え たのが仮説的な市場構造 (H2) である, 仮説 H2と Hslìt 、ずれも , H1
より改善されている. しかし,ファンタ行についてのz値比較から, Hs の方 が市場構造としてより妥当と考えられる.実際 Ha の 下ではすべての検定統計量が 1% で有意である. 市場構造 (H.) は , Ha での第 3 ,第 4 サフーマーケット をさらに 2 分割し, (オロナミン C , リアルゴールド), (ポカリスエット, アクエリアス), (サンフィル,キリ ンオレンジ), (ジョージア, UCC) のベアからなるサ ブ市場を想定したものである.この分割が最も良いプラ ンドのグルーヒ・ングを与えている.最終的には図 2 のよ うな市場構造が推定されよう.3
.
4
製品ラインの決定と PRODEGY の拡張 以上のようにして推論された市場構造は,マーケティ ング・マネジャーの製品ライン決定やプランド戦略立案 に利用できる. もし売上げやシェアの高いサブマーケットに自社製品 がなければ,それは新しい市場機会が存在することを意 味している.また,同じサ 7' マーケットに複数のプラン ドがあれば,類似ブランドの重複による自社製品問のカ 1989 年 9 月号 ニパリゼーション(共喰 L 、)を示唆する.注6) たとえば, トヨタ自動車にとって,マーク n ,チェーサー,クレス タの 3 つ子車は同じサプマーケットにあるのかどうか? キリンにとって,スポーツドリンク製品の発売は可能 か? いずれにしても,新プランド導入や既存製品の整 理統合に当ってこうしたカテゴリーゼーション・ツール の意義はかなり大きいと考えられる. ただし, PRODEGY には 3 つの欠点が指摘できる. まず,統計上の性質から単一プランドで構成されるサ ブマーケットが検定できないことである.この欠点は, ソフトドリンクの例では, (B) の質問に「それ以外のプ ランドは買わない J と L 、う選択肢を設けることで解決で きょう.また,プランドに対するロイヤルティーの尺度 (たとえば,プランドの再購入比率)から,単ープランド のサプマーケットが検定できるかもしれない. 第 2 には,無構造と L 、う帰無仮説が対立仮説としては 緩すぎることである.事実,清涼飲料の例(図 2 )では, 4 つのサフe マーケットからなる大きな括り(波線)でも, より細かな 6 つのサプマーケット構成(実線)でも検定 は有意であった.図 2 のように構造が入れ子 (Nested Structure) になっている場合は連続的な検定がたまた ま可能であるが,一般的には代替的な市場仮説を相互に 比較できる基準が求められる.注7) 第 3 番目の問題点としては, Urban らの方法は基本 的には l 次元的なプランド分類法であることが指摘でき る.すなわち, PRODEGY から作ることができるのは 平板な一階層の市場構造である.Grover
,D
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l
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[
2
0
J
はこれを多段階の階層を扱える一般的なプレームに鉱張 している.また,Urban e
t
.
a
l
[18J は,階層的な市場 に,主成分分析,多次元尺度法,コレスポンデンス分析 などで得られた製品(知覚)マップを組み合せる可能性 を示唆している.4
.
マーケティング・ミックスの決定と
プロダクト・ポジショニング戦略
4
.
1
その他の市場構造分析アプローチ 強制スイッチ法以外にも,競争的な市場構造を探るた めの方法がこれまで開発されてきた.それらを分析に用 いられるデータの性質で分類すると, (1 ) プランドスイッチング・データによるもの (Kalwani
,Morrison[21J
,Rao
, Sabavala[22J出))(
2
)
プランドの購入間隔に着目したもの (Fraser,Bradford[24]
,
Grover
,
Rao[25])
(3) (交差)価格弾力性やマーケティング・ミックス変
数に対する反応、にもとづくもの (Cooper ,
Nakaniュ
shi[26J
,
Carpenter e
t
.
a
l
[
2
7
J
.
Russell
,
Bolton
[28J ,中島 [29J)
(4 )
消費者の判断や使用状況によるもの (Daye
t
.
a
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[30J
,
Srivastava et
.
al[31J
,
Shocker e
t
.
a
l
[
3
2
J
)
がよく知られている.いずれも, 1980年代に入ってから 開発されたものであり,この方向での研究は今後もます ます盛んになるものと考えられるが,これらのアプロー チは,単なるプランド/製品のクラシィフィケーション に終る傾向があり,マーケティング意思決定に対しては 操作性が低いという批判を受けてきた.4
.
2 DEFENDER
そこで,価格やプロモーション変数,あるいは製品属 性を明示的に分析にとり入れて,製品のポジショニング に関連づけた研究が市場構造分析と並行して同時期に開 発されてきた.代表的なものは DEFENDER (Hau一切れ Simmie
[33J
,Hauser
,Shugan [34J
,Hauser
,Gaskin [35J
,Hauser
[36J) の系列に属するモデルであ る.注9) そこでは,競合プランドの相対的なポジションが, (パーダラー・マップと呼ばれる)ドル単位当りで基準化 された属性の知覚空間に位置づけられる.広告(プロモ ーション)の効果は反応関数を通してプランドの知名に 影響し,価格と製品属性の変更はドル当りマップ上での ブランドの位置を変化させる.消費者の晴好に異質性を 導入し,知覚空間上で理想点(理想ベクトル)の分布を 与えると,各マーケティング変数の組合せに対してそれ ぞれのブランド・シェアが求められる.最適なマーケテ イング・ミックス水準は,以上のようなメカニズムから 利益関数を最大化することで決定される. 4.3 緩やかなプロダクトイノベーションのモデル ところで,知覚空間を属性で表現しようとする試みは, 経済学のランカスター・アプ戸ーチ (Lancaster[39J) に 始まる.注10) DEFENDER ではこれをドル当り属性水 準のマップで表現したが,同じく個人のブランド選択メ カニズムを基礎に,価格と属性の 2 次元空間表現でブラ ンド間の競争と技術革新の軌跡を分析しようとする研究 が進められている(新宅[41J ,新宅,小川 [42J ).注11) そこでは,緩やかな製品革新 (IncrementalInnova
tion) の過程が, R&D への投資(品質あるいは属性を 高める方向)と経験効果を利した価格競争(価格を引き4
9
4
(
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(クオーツ式) 1970 ごろ (機械式) qunUFO ハ υ 14'I ヮ“5
0
1
0
0
0
誤差(土秒/月) 図 3 セイコー腕時計の機械式からクオーツ式への 移行 (1969年 -1982年) (a)国民総支出デフレ} タ(1 975=100) で修正した. [注J :新宅 [41J から許可を得て転載. 下げる方向)の 2 つのモメントのベクトルで示されてい る(セイコー腕時間の例を新宅[41J から再録:図 3)
.
そして,製品進化のかなり初期の段階での革新に関する 方向の選択が,後の段階での企業(ブランド)の成功失 敗を決定づけることが示されている.また,Ogawa
,Shintaku[
45J で、は,いくつかの消費財市場を比較事例 研究することで,注12) 市場で支配的になる製品デザイン(
Dominan
t
Design) が,消費者噌好の分布(通常は二 極分化)と上位メーカーの製品ライン政策によって条件 づけられることが示されている.注13) まだわが国でも何人かの研究者がこのテーマに取り組 み始めたばかりであるが,こうした消費者行動をベース にした製品戦略論の展開は,ともすると修辞と御題目と 精神論に支配されがちな「経営戦略論J や「戦略的マ} ケティング論j に新風を吹き込む可能性を秘めている.5
.
バラエティー・シーキング行動5
.
1
ブランドスイ・7 チのパラド '1 クス ところで,製品のポジショニング・マップ(図 1 )に しても,階層的な競争市場の分析(圏 2 )にしても, 「スイッチが頻繁に起こりやすいプランド同士は密接な 代替財である J ということが暗黙の前提で・あった.製品 オベレーションズ・リサーチ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.マップ上ではそれらの“競争的な"プランドは相対的に 近くに位置し,階層的な市場構造図ではそれらのブラン ドが i 本のツリーの同じ枝に属する.しかし,バラエテ ィー・シーキング (Variety-Seeking) が,消費者行動と りわけプランド選択を決定する重要な要因である場合, スイッチが起こりやすいブランド同士は競争的であると いうこの前提は誤りになる. 主婦が夕食のメニューを適当なサイクルでローテーシ ョンさせたり,どんなにコーラが好きな人でもたまに はサイダーやオレンジジュースを飲みたくなったり,ふ だん自分がドライブする車はシルピアやプレリュード といったスベシャリティー・カーでも,運転手つきで後 部座席に座るときはセドリックやクラウンを希望すると いった行動は,総称してバラエティー・シーキング行動
(Variety-Seeking
Behavior) と呼ばれている. カレ }ライスとハンパーグはメニューにパラエティーを与え ると L 、う意味では競合するとはし、えないし,コーラに含 まれていないピタミン C を摂取することがオレンジジュ }スを飲みたくなる主たる理由であるかもしれない. し たがって, r パラェテイ-(多様性)追求」と L 、う共通の ベネフィットを満たすという点からは,スイッチの起こ りやすいプランドは代替的ではなく,むしろ補完的であ ると解釈することもできる.注14) 実際,消費者が多様性を追求すると L 、う行動は,対象 (プランド)に対する“飽き"(Boring o
r
Satiation)
, 属性をパランスさせるための複数プランド購入 (Attribute Balancing
Behavior) ,製品/サービスの使用状況の違い (Usage Situation) ,情報収集のための新製品 購買 (Information Search) などで解釈できる.注15)
5
.
2
プランド戦略上の意味 パラェティー・シーキングがブランド戦略上重要にな る場合がある. たとえば,キリンレモンや三ツ矢サイダーのような低 シェアのプランドが,コークに対して気分転換目的で購 入されているのか (Change-of-Pace Brand) ,それと も比較的少数ながらロイヤルティーの高いコア・ユーザ ーがL 、るのか (Niching Brand) でブランドのマネジメ ントが違ってくる場面である.もし, トップメーカーの ブランド,たとえばコークに対するスプライトが「気分 転換プランド J であれば,全国的な広告やチャネル政策 面でメイン・ブランド(コーク)とシナジー効果が期待 できる.しかし,下位メーカーにとっては,ターゲット が“広く薄く"なるぷん,プロモーション/チャネルと 1989 年 9 月号 もにマーケティング効率が落ちてしまう.注16) しかも, リーディング・プランドからの価格プロモーション攻撃 にさらされやすい. また,製品ラインの構成に関して,ライフサイクルの 成熟段階後期にコアプランドの、ンェアの浸食を防ぐため に, トップ企業は「気分転換ブランド」閥発でラインを 拡張する必要性が上げられる. しかし,パラェティー・シーキング行動を分析するた めには,これまでは利用可能なデータに制約があった. たとえば,ソフトドリンクの場合の選好データやコンジ ョイント分析でよく用いられるランキング・データでは 分析のために十分で、はなく年以上のかなり長い期間 にわたるダイアリーパネルが必要である. また補助的 に,なぜパラェティー・シーキングするかの理由を調べ る動機調査も併せて必要となる.しかしながら,スキャ ナー・パネルデータが入手できるようになり,実務的に もさらに詳細なさまざまな分析が可能となってきてい る.注17)6
.
むすび 消費者行動モデルをベースにした製品/ブランド戦略 論はまだ緒についたばかりである.しかし,本稿でも紹 介したように,一方で理論的モデル研究の整理が進むと 同時に,他方で‘スキャナーパネルのようなデータの整備 も進んできている.また,企業の側からの期待と要請も 大きくなりつつある.したがって,プランド戦略とブラ ンド選択モデルの接点、であるこの分野でのマーケティン グ研究は今後ますます盛んになるものと考えられる. [注](1 )
いわゆる 3M (Massy
,Montgomery Morrison
[
1
J) の「購買者行動の確率モデル」がその l つの 集大成である.わが国では,大沢[2 J ,阿部 [3 J の 業績に代表される一連の研究があり,個人の選択行 動モデルとして整理されたものとしては中西 [3J を 参照されたい.(
2
)
マーケティングでのロジット・モデルの応用は数 限りないが,マーケティング変数を消費者選択確率 やマーケティング・シェア変化の説明要因とした代 表例は Guadagni ,L
i
t
t
l
e
[
8
J と Carpenter ,Lehmann[ 9
J がよく引用される文献である.プラ ンド・スイッチ確率を直接マーケティング変数に関 連づけて,ロジットモデルを経由して最小自乗法に (47)4
9
5
持ち込んだものとしては Zufryden [IOJ がある.
(3)
PRODEGY を使ってゴルフ・ボールの市場構造 を分析した例としては,中島ほか [1 2].歯磨きにつ いては上田口 3J を参照. (4 ) 質問崇には選択肢の l つとして「買わな L 、」とい う項目も含まれているがその場合のデータは除外し である.なお,このデータは, J.W ・トンプソンの 御好意により CDS 調査の一部を使用させていただ いた.(
5
)
コレスポンデンス分析については,Greenacre
[15J
,Lebart e
t
.
a
l
[16J. あるいは小川口 7J を参 照.この知覚マップに関しては,各輸の寄与率のス グリー・プロットがきわめてなだらかであり 3 次 元までの累積寄与率も 35.3% と低いので,マップの 安定性にはやや問題がありそうである.しかし,こ こでの(補助手段としての)使用目的には十分耐え うるものと考えられる.(6) Urban e
t
.
al[18J. 邦訳第 3 章 97-105 頁(市場 の定義と製品ラインの確立)参照.(
7) Novak
,Stangor
[19J の提唱した加重最小自乗 法 (WLS) は,カイ自乗検定を用いてこの問題に対 する 1 つの解決を与えている.(8 )
八木 [23J の歯磨きの事例は.Rao
,Sabavala
[22J の方法を用い,ブランド・スイッチング行列を |溜層的クラスタリングして得たものである.(
9)
DEFENDER のマップをスキャナー・データか ら作成する方法が Shugan [37J により閥発されて いる.また,わが国では,細見 [38J が想起プラン ト、集合を考慮した DEFENDER マップのアイテァ を鎌唱している.(
1
0
)
ランカスター流の「消費者行動へのニュー・アプ ローチ J についてのサーベイと解説は池尾 [40J に 詳しい.(
1
1
)
柴山,奥村[43J も同じプレームで,パソコン, 日本語ワープロと和文タイプを例にしてこの問題に 取り組んでいる.また,製品ライブサイクルとリサ イクルを市場進化論の立場から論じたものとしては アパナシーほか [44J を参照.(
1
2
)
2 つの乗用車市場(スベシャリティー・カー市場 と RV 市場),電子レンジ,紙おむつ,電卓,時計.(
1
3
)
日本の自動車メーカー(トヨタとホンダ)の製品 ライン戦略の特徴を榊原[ 46J はモザイク形,スベ クトル形と命名している(榊原清則「製品戦略の全4
9
8
(
4
8
)
体性 J 110-114頁参照).(
1
4
)
Lattin
,
McAlister [47J
,
p
.
3
3
0
.
(
1
5
)
McAlister
,Pessimier[
48J は,なぜパラェティ 一・シーキング行動が起こるかの心理学的/行動論 的な分類を試みている,また,ブランド選択モデノレ のプレームで重要なのは Kahne
t
.
a
l
[49J の業績 である.彼女らは,それまでのブランド・スイッチ /ロイヤルティー・モデルを統合して,消費者パネ ルのブランド選択パターンを 7 つに分類している. パラエティー・シーキング行動はその特殊ケースに 該当する.(
1
6
)
この議論は.Kahn e
t
.
al[50J で詳細になされて いる.(
1
7
)
本号掲載八木論文 [23J 参照. 参宏文献[
1
J Massy
,W. F.
,Montgomery
,D. B.
,and
Morrison
,
D.G.:
Stο chasticModels of Buying
Behavior. MIT Press
,Cambridge
,MA
,1
9
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0
.
[2
J
大沢怠:マーケティング科学と意思決定.中央経 済社,1
9
7
2
.
[3 J
阿部周造:消費者行動.千倉書房,1
9
7
8
.
[4J
中西正雄:個人選択行動モデルの展開.消費者行 動分析のニュー・フロンティア(中西正雄編著).誠 文堂新光社.1984
,
2
1
7
-
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,
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Market Segmentation and
Marl王 et
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Journal of M arketing
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(May 198
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V
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(May 1989)
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2
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2
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,
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D. C.:
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No.3
(Summer 1983)
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2
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G. S
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and Lehmann
,
D.
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Brand Switching
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Journal 01 Marketing Resュ
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(August 1985)
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3
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,G.
L.,Johnson
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,Vo
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Academic Press
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London
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,L.
,Morineau
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,and Warwick
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Method. John Wiley
&Sons
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小川孔輔:コレスポンデンス分析の基礎理論と 2つの応用事例.経営志林,
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,G. L.
,Hauser
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(邦訳/林l貨茂,中島望,小川孔輔,山中正彦訳:プ
ロダクト・マネジメント.プレジデント社,
1
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[
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Novak
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,
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1.4
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(
1
9
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,NO.1 (June 1983)
,1
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,D.M.
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,
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.
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Vo
1.2
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1988)
,
2
2
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2
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1.[
2
9
J
中島望: COMMIX: プランド聞の競合分析モデル .7 ーケティング・サイエンス,
3
1
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1
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6)
,1
9
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3
3
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ing Product Markets. Journal 01 Marketing
,
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1.43
,
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l
1979)
,
8-20.
[
3
1
J
Srivastava
,R. K.
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1.,and Shocュ
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,
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