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ワンドの生態系とその物理的構造に関する研究

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Academic year: 2021

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Title

ワンドの生態系とその物理的構造に関する研究( はしがき )

Author(s)

中谷, 剛

Report No.

平成6年度-平成7年度年度科学研究費補助金 (一般研究(C) 

課題番号06650560) 研究成果報告書

Issue Date

1995

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/197

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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はしがき 研究成果の概要 生態系を工学的な側面から評価することを試みるため,平成6年度に木曽川下流部に施工されてい る人工ワンドを対象に現地調査を行った.この調査では,ワンドの特徴は水交換率にあると考え,ワ ンド開口部での流速分布の測定を中心に,植生調査.土壌調査,微生物調査などを行った.流速分布 調査から,開口部での水交換は水面近くから本川の流水がワンド内に流人し,水深下層部から洗出し ていることが確かめられた.生態系との関連について議論するためには,水温分布,DO(溶存酸素) などの水質,対象となるワンド周辺の微気象などを合わせた調査が必要であることが示唆された. 生態学的な特性を明らかにする目的で,平成7年度に長良川下流域の自然ワンドを対象に,(1)鳥類 調査.(2)底質材料特性と底生動物(へ一ンケイがこ類)の調査,(3)ワンドの秋期,冬季の水温およびワン ド周辺の湿度,気温の長期観測を行った.その結果,ワンドは鳥類にとって重要な生息場所となって いること,へ■ンケイがこ類の個体数密度は.長良川河口堰運用前に比べて増加しているが,これは水位上 昇によるワンド陸地部の減少と関係があるとも考えられること,蛋白質分解性の微生物の活発度は, 植生と深い関わりを持つこと,対象としたワンドの熱環境は,湖沼や貯水池のものと似ていること, 等が知見として得られた. 研究期間中に長良川河口堰の本格運用が始まり,汽水域の環境がどのように淡水域のものへと変化 していくのかということを知る好機となった. 研究組織 研究代表者: 中谷 剛 (岐阜大学工学部助手) 研究経費 平成6年度 1,200千円 平成7年度 800千円 計 2,000千円 研究発表 (1)学会誌等 中谷芦臥 田中祐一朗:木曽川人工ワンドの環境調査,岐阜大学工学部研究報告,第46号,pp.1∼8, 1996. (2)口頭発表 山下剛紀,田中祐一朗,中谷剛:人工ワンドの生蕃系に関する基礎的研究,土木学会中部支部平成6 年度研究発表会講演概要集,pp.147-14&,1995. 濱口寛光,田中祐一朗,中谷臥 長良川下流域のワンドの生態系とその熱環境に関する研究,土木学 会中部支部平成7年度研究発表会講演概要集,pp.163∼164,1996. 中谷剛,安田孝志:長良川河口部の環境調査 一特にワンドに着目して-.第3臥 河口研究集会, pp.26-1∼26-3,1996.

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