第5学年2組
関連型道徳学習指導案
指導者 ○○ ○○ 1 主題名 『目標をもって』 資料名 「メジャーリーガー・イチロー」(学研) 高1-(2) 2 関連型学習指導設定の理由 ○本関連的指導における「希望・努力」とは,目標 ○本学級の子ども達は,目標やめあてを設定し,学 を明確にもち,日常生活における向上心や用意周 校行事や学習などに取り組んだ経験があり,日常 到な計画をもとに,希望と勇気をもってその目標 生活における目標や評価基準を自分で設定しなが に向かって着実に前進しながら,困難なことにく ら自己評価をしたり,目標の達成のために,自分 じけず,直向きな努力を重ねようとすることであ なりに一生懸命に努力をしたりすることはできて る。 いる。 ○自分の夢や希望の実現のために,今の自分よりも ○結果にばかり目を奪われることが多く,目標と努 高い目標を設定し,用意周到な計画をもとに常に 力との関係を考えたり,「自分で目標をもつこと」 その目標と向き合い,困難なことにくじけず努力 を大切にしようとしたりする主体的な姿にまでは しようとする心情を育てる学習が大切である。 高まっていない。 3 感動体験を強める関連型学習指導 事 前 学 習 活 動 事 後 学 習 活 動 体育科「体力を高める運動」 配時③ 体育科「体力を高める運動」・日常活動 配時③ 学習活動 教師の手だて 学習活動 教師の手だて ○ペース走大会に向けての ※今の自分の体力を測 ○自分で目標をもつことの ※振り返りカードを活 目標タイムを設定し,自 定した後,実現可能 大切さを考えながら,努 用し,体育科だけに 分の体力に応じた練習計 な目標タイムを設定 力し続けていることの素 限らず自分で立てた 画を作成し,友達と協力 させ,自分の練習計 晴らしさや自分の成長を 目標を達成するため しながら意欲的に取り組 画を立てさせる。 とらえさせながら意欲的 に努力し続けている む。 ※目標タイムを達成す に取り組む。 自分の成長を自覚で ・自分の立てた目標タイム るための走法や持久 ・タイムは大きく伸びてい きるようにする。 を達成するために練習を 力を高めるための練 ないけれど,前よりもき ※ペース走での頑張り 頑張ろう。 習方法を調べさせ, つくなくなっているぞ。 や大会までの過程を ・目標タイムを意識してい タイム計測をもとに ・学期のめあてを達成する 振り返らせ,成長し ないこともあるかな。 目標に向き合わせる。 ために努力できている。 た姿を賞賛する。 要 と な る 道 徳 の 時 間 〈活動を通しての考え方A〉 ○資料「メジャーリーガー・イチロー」 ・自分で目標をもつと,今 ・自分で決めた目標が達成 をもとに,希望・努力の価値につい の自分を確かめながら努 できて嬉しい。 て話し合う。 力し続けることができる ・諦めずに努力している。 ・目標を達成するために今の自分を見 んだ。 直し工夫している。 ・自分にも目標があるので 〈活動を通しての考え方B〉 ・結果も大切だが,努力し続けている これからも自分で目標を ・目標は決めたけれど,達 途中をもっと大切にしよう。 もち,努力し続けていく 成できていない。 ・努力し続けるために,自分で目標を ことを大切にしていきた ・目標なしでも努力できる。 立てることを大切にしよう。 い。道徳的価値の焦点化
(道徳的課題)
見方・考え方の違い
道徳的価値の発揮
(発揮の条件設定)
発揮の内容・方法
道徳的問題道徳的価値の深まり
道徳的価値の付加・修正・強化4 要となる道徳の時間のねらい (1) よりよい未来への希望に向かって,自分で目標をもち続けることの大切さに気付き,目標達成の ために,直向きな努力を積み重ねようとする心情を育てる。 (2) 資料「メジャーリーガー・イチロー」をもとに,イチロー選手の心情に自分の体験を重ねながら 考え,小集団や全体で友達と話し合うことを通して,追求・把握できるようにする。 5 準 備 道徳学習ノート,ペース走練習の写真,読み物資料の写真・流れ図,かがやきファイル 心のノート,関連型学習活動表,タイム測定グラフ 6 学習指導過程 段階 学習活動 教師の手だて 1 体育科「体力を高める運動(ペース走)を想起し,自分で目標 ※体育科「体力を高める運動(ペ を立て,努力することについてのめあてをもつ。 ース走)」で,目標タイムを決 ○ペース走の練習にどんな気持ちで取り組んでいますか。 めている写真を提示した後,ペ ース走の練習できつく辛い状況 〈活動を通しての考え方A〉 〈活動を通しての考え方B〉 にくじけそうになりながらも頑 つ ・自分で決めた目標が達成で ・目標は決めたけれど,達成 張っている写真を提示し比較さ きて嬉しい。 できていない。 せることで,あきらめずに努力 な ・諦めずに努力してよかった。 ・目標が無くても努力できる。 していることをとらえさせる。 ぐ ○自分で目標をもつことには,どんなよいことがあるのでしょうか。 ※ペース走の練習を通しての考え ↓ のズレをもとに,「自分で目標 自分で目標をもつことは,なぜ大切なのか考えよう。 をもつことは,どんなよいこと ・きついことや苦しいことがあってもあきらめずにがんばれる。 があるのでしょうか。」と問い, ・目標にどのくらい近づいたか分かりやすい。 自分で目標をもつことの大切さ についてめあてを自分でつくら / 2 資料「メジャーリーガー・イチロー」をもとに,希望・努力の せる。 価値について話し合う。 ○イチロー選手の素晴らしいところは,どんなところ(行為の素 ※イチロー選手が目標(一流のプ 晴らしさ)だと思いますか。 ロ野球選手)を達成するために ・細い体で強い打球を飛ばすために,考えながら練習を重ねた。 努力した行為の素晴らしさを出 ・寝るのが遅くなりながらも,一晩に300球も練習した。 させ板書で整理しながら,自分 深 ・バッティングフォームを見直し,毎日,必死に練習した。 で決めた目標に対する直向きな ・目標を達成しても,メジャーリーグへ挑戦した。 努力を重ねていることに目を向 め けさせる。 ◎こんな素晴らしいことができたのは,イチロー選手にどんな考 ※補助発問をすることで,子ども る えがあったからだと思いますか。 達の考えを揺さぶり小集団での (なぜ,イチロー選手は目標を立てることにこだわるのだろうか。) 話し合いの必要性をもたせる。 ・ ・目標を達成するために今の自分を見直し工夫しよう。 ※補助発問→小集団での話し合い ・決して諦めず強い気持ちで同じ事を続けよう。 →全体での話し合いを仕組むこ 見 ・結果も大切だが,努力し続けている途中を大切にしよう。 とで,自分の考えを付加・修正 ・努力し続けるために,自分で目標を立てることを大切にしよう。 強化することができるようにす つ ・目標を達成しても,次の目標を立てもっと大きく成長しよう。 る。 め ○自分で目標をもつことは,なぜ大切なのでしょうか。 ※めあてを振り返り「はじめの考 ・はじめは,自分で目標をもつことは,あきらめずに頑張るため え」と比較しながら「学習後の る に大切だと考えていたけれど,学習後には,今の自分を確かめ 考え」書かせることで,自分の ながら努力し続けることができるから大切なんだという考えに 価値に関するとらえ方の変容と 変わりました。私にも目標があるので,これからも自分で目標 成長に気付かせる。 を大切にしていきたいと思いました。 自分で目標をもつことで, 今の自分を確かめながら常に努力し続けることができる。 / 3 心のノートを読み,追求した価値を今後の生活に生かそうとす ※心のノート(P16)を読み, あ る実践への意欲を高める。 自分で目標をもつことで,一歩 た ・今の自分を確かめながら頑張ることができるんだ。 一歩の努力が自分の喜びになる た ・自分で目標を決めていろいろなことに努力してみよう。 ことを考えさせ,実践への意欲 め ・目標タイムを1秒でも更新できるように挑戦してみよう。 付けを図る。 る