• 検索結果がありません。

全国保健所のアスベスト相談事業の現状と相談に対する担当者の自信

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "全国保健所のアスベスト相談事業の現状と相談に対する担当者の自信"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

全国保健所のアスベスト相談業務の現状と相談に対する担当者の自信

【背景】 中皮腫による死亡は 1068 件で、今後急増すると見込まれる。保健所は石綿に よる健康被害の救済制度(以下:救済法)の申請や住民のアスベスト相談対応を行ってい る。本研究は、保健所のアスベスト相談の現状と相談に対する担当者の自信を明らかにす ることを目的とした。 【方法】 全国の保健所に自記式アンケート調査を行い、相談件数、相談担当者の数と職 種、研修を受けたか、マニュアルを使用しているか、心理支援をしているか、アスベス ト一般知識、関連疾患、発症リスク、救済申請法の4項目についての担当者の自信を尋ね た。調査票を配布した 517 施設より 329 件(回収率 63.6%)を回収し、無回答の多いも のを除いた 323 件(有効回答率 98.2%)を分析した。本研究は、聖路加看護大学研究倫 理審査委員会の審査を受け、承認された。 【結果】 各保健所の相談担当者は 0~56 人で、平均 3.03±5.3 人であった。最も多い 職種は看護職 238 件(73.7%)で、119 施設が看護職だけで相談業務を行っていた。ほ かの担当者は事務職 136 件(42.1%)、医師 47 件(14.6%)などであった。研修をう けたのは 44 件(13.6%)、109 件(35.4%)がマニュアルを全く使っていなかった。 施設ごとの過去 1 年の相談件数は 0~108 件で、平均 5.33±8.4、最頻値は 0 件の 73 件 (22.6%)であった。担当者の自信:アスベストに関する一般質問については 71.2%、 関連疾患 76.2%、発症リスク 76.4%、救済法申請については 51.4%が「自信がない」 と回答した。自信に関する要因:ロジスティック回帰分析の結果、マニュアルを用いる、 心理支援を行う、労災認定職場を把握している、相談件数が多い保健所は担当者の自信が 高かった。 【考察】 建築、法規、保健などの専門知識は必要なアスベスト相談において、「担当者 がマニュアルを心強く感じた」、「相談件数が多い保健所の経験と知識の蓄積」、「労災 認定職場を把握するほど積極的に取り組む姿勢」が担当者の自信として表れたものと推察 される。 【結論】 マニュアルや研修制度が十分に受けられない状況で、相談担当者が相談業務を 行っている現状と、担当者の自信の無さが明らかになった。本研究は、文部科学省科学研 究費の助成を受けて行った「アスベスト相談事業に対する保健師の対応・指導ガイドライ ンの構築と評価」の一部である。

参照

関連したドキュメント

西が丘地区 西が丘一丁目、西が丘二丁目、赤羽西三丁目及び赤羽西四丁目各地内 隅田川沿川地区 隅田川の区域及び隅田川の両側からそれぞれ

具体的には、2018(平成 30)年 4 月に国から示された相談支援専門員が受け持つ標準件

[r]

(2) 令和元年9月 10 日厚生労働省告示により、相談支援従事者現任研修の受講要件として、 受講 開始日前5年間に2年以上の相談支援

障害福祉課 王子障害相談係 3908-1359 FAX 3908-5344 赤羽障害相談係 3903-4161 FAX 3903-0991 東京都保健政策部疾病対策課難病認定担当.

主任相談支援 専門員 として配置 相談支援専門員

社会福祉法人 共友会 やたの生活支援センター ソーシャルワーカー 吉岡

通関業者全体の「窓口相談」に対する評価については、 「①相談までの待ち時間」を除く