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マルチコアにおけるソフトウェア:0.編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)特集. マルチコアにおける ソフトウェア Software Technology for Multicore Systems 1. マルチコア化するマイクロプロセッサ 2. マルチコアにおけるプログラミング 3. FR1000 におけるチップマルチプロセッサアーキテクチャの紹介 4. 組み込みマルチコアプロセッサのソフトウェアプラットフォーム 5. ヘテロマルチコアプロセッサ Cell 上でのスレッド実行環境 6. 機能分散マルチプロセッサ向けのリアルタイム OS. . 47 巻 1 号 情報処理 2006 年 1 月.

(2) 編集にあたって Foreword. 前川 仁孝 千葉工業大学情報科学部情報工学科 [email protected]. 木村 啓二 早稲田大学理工学術院 コンピュータ・ネットワーク工学科 [email protected]  今後のプロセッサは,複数のプロセッサコアを 1 チ. アプリケーションの紹介として,第 3 章「FR1000 にお. ップに集積したマルチコアプロセッサが主流となる.ど. けるチップマルチプロセッサアーキテクチャの紹介」で. んなに素晴らしいアーキテクチャが提供されても,それ. は,FR1000 のアーキテクチャについて解説した後,ソ. を動かすソフトウェアがなければ,プロセッサの能力を. フトウェアのみで MPEG2 復号化処理を行った結果につ. 十分に引き出すことができない.そこで本特集では,こ. いて紹介する.第 4 章「組み込みマルチコアプロセッ. のマルチコアプロセッサを支えるソフトウェア技術につ. サのソフトウェアプラットホーム」では,マルチコアプ. いて解説する.. ロセッサ上の各コア上で OS を独立して走らせる,タス. マルチコアプロセッサは,スループットの向上が重要. ク並列方式を実現するための各技術について解説する.. なサーバ用途として,5 年ほど前から市場に製品が投入. さらに,実際の地上ディジタル放送表示とニュースリー. されてきている.また,デスクトップ用途としても,現. ダを動かし検証した結果についても述べる.第 5 章「ヘ. 在各メーカが製品を出荷し,一般ユーザの利用が始まっ. テロマルチコアプロセッサ Cell 上でのスレッド実行環. ている.さらに,組み込み用途としても,実際に製品と. 境」では,システムソフトウェア,ミドルウェアなどか. して出荷されている.このように,マルチコアプロセッ. ら構成される総合開発環境 Cell ソフトウェアプラット. サはすでに身近なものになっている.しかし,その OS. ホームを紹介する.このうち,スレッドを実行するため. などのソフトウェアやアプリケーション開発に関して,. のプログラミングモデルとプロセッサへ処理を割り当て. 特に組み込み分野ではノウハウが十分ではない.. るスケジューリング技術について解説する.最後に第 6.  そこで本特集では,前半の 2 編では,一般的なマル. 章「機能分散マルチプロセッサ向けのリアルタイム OS」. チプロセッサシステムと,近年のマイクロプロセッサの. では,アプリケーション開発者が,システム設計時に. マルチコア化の流れ,および並列化プログラミングモデ. あるタスクが実行されるプロセッサを決定する機能分散. ルについて紹介する.後半の 4 編では,組み込み用マ. マルチプロセッサを対象としたリアルタイム OS である. ルチコアアーキテクチャに着目して,その OS やアプリ. TOPPERS/FDMP について紹介する.さらに,そのカーネ. ケーションについて紹介する.. ルに必要となる機能,および実装技術について解説する..  まず前半のプロセッサのマルチコア化の流れとプログ.  本特集が,読者の皆様にとって,マルチコアプロセッ. ラミングモデルの紹介として,第 1 章「マルチコア化. サを支えるソフトウェアに対する理解への助けとなれば. するマイクロプロセッサ」では,マルチコアプロセッサ. 幸いです.. に関する,アーキテクチャおよびソフトウェアの近年の.  最後になりましたが,本特集を編集するにあたり,皆. 動向を概観する.第 2 章「マルチコアにおけるプログ. 様には多大なるご協力を賜りました.特に,執筆者には,. ラミング」では,共有メモリ型・分散メモリ型マルチプ. 時間の短い中,ご多忙中にもかかわらずご執筆いただき. ロセッサシステムのプログラミングモデルをおさらいす. まして,無理をお願いすることになってしまいました.. る.さらに米国における並列化言語の動向を紹介し,最. また和田編集長,事務局の綿谷氏,後路氏,町田氏には. 後に将来のマルチコアアーキテクチャ用アプリケーショ. 大変なご尽力をいただきました.関係いたしました皆様. ン・プログラミング・インタフェース(API)の必要性. に厚く御礼申しあげます.. を述べる.. (平成 17 年 12 月 13 日).  後半の組み込み用マルチコアアーキテクチャの OS や IPSJ Magazine Vol.47 No.1 Jan. 2006. .

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